JPWO2019039144A1 - 撮像装置、撮像方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】異なる波長の光の撮像に適した撮像装置、撮像方法及びプログラムを提供すること。【解決手段】本技術に係る撮像装置は、撮像素子と、光学素子と、第1の絞りと、第2の絞りと、絞り制御部とを具備する。撮像素子は、入射光に含まれる第1の波長を有する第1の光と第2の波長を有する第2の光を波長分離して光電変換を行う。光学素子は、光を撮像装置に集光する。第1の絞りは、入射光の経路に設けられ、第1の光と第2の光を透過させる第1の開口部と、第1の光を遮蔽し、上2の光を透過させる第1の遮蔽部とを有する。第2の絞りは、入射光の経路に設けられ、第1の光と上記第2の光を透過させる第2の開口部と、第2の光を遮蔽し、第1の光を透過させる第2の遮蔽部とを有する。絞り制御部は、第1の開口部と第2の開口部の大きさをそれぞれ制御する。【選択図】図1

Description

本技術は、異なる波長の光を撮像することが可能な係る撮像装置、撮像方法及びプログラムに関する。
可視光と赤外線の2種類の波長帯域で撮像を行い、撮像装置と被写体の距離を算出する技術が開発されている(例えば、特許文献1)。この技術では撮像装置が赤外線に対する構造化開口と絞りを備え、構造化開口を介して撮像された赤外線画像と可視光画像に基づいて被写体距離を算出するものである。
特開2012−22308号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、絞りの開口径を一定値以下とすると構造化開口が影響を受けるため、同開口径を一定値以下とすることができず、また構造化開口により赤外線の絞りは一定値となる。
このため、撮像装置を自動車等の移動体に搭載すると、日光下等の非常に光量が多い場所で撮影する場合に可視光と赤外線の光量を十分に絞ることができない。反対に夜間等の光量が少ない場合には、赤外線の絞りを開けて光量を増加させることができない。
以上のような事情に鑑み、本技術の目的は、異なる波長の光の撮像に適した撮像装置、撮像方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本技術の一形態に係る撮像装置は、撮像素子と、光学素子と、第1の絞りと、第2の絞りと、絞り制御部とを具備する。
上記撮像素子は、入射光に含まれる第1の波長を有する第1の光と第2の波長を有する第2の光を波長分離して光電変換を行う。
上記光学素子は、光を上記撮像装置に集光する。
上記第1の絞りは、上記入射光の経路に設けられ、上記第1の光と上記第2の光を透過させる第1の開口部と、上記第1の光を遮蔽し、上記第2の光を透過させる第1の遮蔽部とを有する。
上記第2の絞りは、上記入射光の経路に設けられ、上記第1の光と上記第2の光を透過させる第2の開口部と、上記第2の光を遮蔽し、上記第1の光を透過させる第2の遮蔽部とを有する。
上記絞り制御部は、上記第1の開口部と上記第2の開口部の大きさをそれぞれ制御する。
この構成によれば、第1の絞りと第2の絞りを独立して制御することができるため、撮像素子に入射する第1の光と第2の光の光量を任意に調整することが可能となる。
上記第1の波長は赤外線の波長であり、上記第2の波長は可視光の波長であってもよい。
この構成によれば、撮像素子に入射する赤外線と可視光の光量をそれぞれ調整することが可能である。
上記第1の開口部と上記第2の開口部は、上記入射光の光軸方向に対して垂直な方向にずれていてもよい。
この構成によれば、撮像素子のフォーカスが被写体にあっていない場合、第1の光で撮像された被写体の像(第1の像)と第2の光で撮像された被写体の像(第2の像)は撮像画像においてズレを生じる。このため、そのズレ量を利用して被写体距離の算出等を行うことが可能となる。
上記第1の開口部と上記第2の開口部の少なくともいずれか一方は、中心が上記入射光の光軸中心に一致していてもよい。
この構成によれば、第1の光と第2の光のうち開口部の中心が入射光の光軸中心に一致する絞りによって絞られる光の像はフォーカスによるズレを生じないため、当該像の視認性に対する影響を防止することが可能となる。
上記撮像装置は、上記撮像素子によって撮像され、上記第1の光の像である第1の像と、上記第2の光の像である第2の像を含む撮像画像から被写体距離を算出する被写体距離算出部をさらに具備してもよい。
被写体距離算出部は、第1の開口部と第2の開口部が入射光の光軸方向に対して垂直な方向にずれていることにより、第1の像と第2の像を含む撮像画像から被写体距離を算出することが可能である。
上記被写体距離算出部は、上記撮像画像における上記第1の像と上記第2の像のズレ量に基づいて上記被写体距離を算出してもよい。
上述した第1の像と第2の像のズレ量は、被写体距離に応じて変化するため、被写体距離算出部は、第1の像と第2の像のズレ量と撮像装置の焦点距離から被写体距離を算出することが可能である。
上記第1の波長は赤外線の波長であり、上記第2の波長は可視光の波長であり、上記第1の開口部は、中心が上記入射光の光軸中心からずれており、上記第2の開口部は、中心が上記入射光の光軸中心に一致していてもよい。
この構成によれば、撮像画像における可視光の像は絞りの開口部(第2の開口部)の位置によるズレが生じず、赤外線の像はフォーカスに応じて絞りの開口部(第1の開口部)の位置によるズレを生じる。これにより、可視光の像に影響を与えることなく、赤外線の像に被写体距離による影響を生じさせることが可能となる。
上記撮像素子は、上記入射光の光軸に垂直な方向で上記第1の波長と上記第2の波長の波長分離を行ってもよい。
上記撮像素子は、上記入射光の光軸に平行な方向で上記第1の波長と上記第2の波長の波長分離を行ってもよい。
上記撮像装置は、上記被写体距離に基づいて上記光学素子を制御する光学素子制御部をさらに具備してもよい。
この構成によれば、第1の像と第2の像のズレ量に基づいて算出した被写体距離を利用して撮像装置のフォーカスを被写体に一致させることが可能となる。
上記撮像装置は、上記被写体距離から距離画像を生成する距離画像生成部をさらに具備してもよい。
この構成によれば、撮像装置は距離情報を含む距離画像を生成することが可能である。
上記撮像装置は、上記撮像素子によって撮像され、上記第1の光の像である第1の像と、上記第2の光の像である第2の像を含む撮像画像における上記第1の像と上記第2の像のズレ量に基づいてデフォーカス処理を行うデフォーカス処理部をさらに具備してもよい。
この構成によれば、第1の像と第2の像のズレ量を利用して撮像画像に対してデフォーカス処理を行うことが可能である。
上記絞り制御部は、上記撮像素子に入射する上記第1の光の光量と上記第2の光の光量に応じて上記第1の開口部及び上記第2の開口部の大きさを制御してもよい。
この構成によれば、第1の絞りと第2の絞りによって第1の光と第2の光の光量を独立して調整することができ、露光を最適化することが可能である。
上記絞り制御部は、上記撮像装置の移動速度に応じて、上記入射光の光軸に垂直な方向における上記第1の開口部及び上記第2の開口部の中心間距離を制御してもよい。
この構成によれば、第1の開口部及び上記第2の開口部の中心間距離に応じて第1の像と第2の像のズレ量を調整することが可能であり、被写体距離の測定に適した距離範囲を変更することが可能である。
上記目的を達成するため、本技術の一形態に係る撮像方法は、入射光に含まれる第1の波長を有する第1の光と第2の波長を有する第2の光を波長分離して光電変換を行う撮像素子と、光を上記撮像装置に集光する光学素子と、上記入射光の経路に設けられ、上記第1の光と上記第2の光を透過させる第1の開口部と、上記第1の光を遮蔽し、上記第2の光を透過させる第1の遮蔽部とを有する第1の絞りと、上記入射光の経路に設けられ、上記第1の光と上記第2の光を透過させる第2の開口部と、上記第2の光を遮蔽し、上記第1の光を透過させる第2の遮蔽部とを有する第2の絞りとを備える撮像素子を利用する撮像方法であって、絞り制御部が、上記第1の開口部と上記第2の開口部の大きさをそれぞれ変更する。
上記目的を達成するため、本技術の一形態に係るプログラムは、入射光に含まれる第1の波長を有する第1の光と第2の波長を有する第2の光を波長分離して光電変換を行う撮像素子と、光を上記撮像装置に集光する光学素子と、上記入射光の経路に設けられ、上記第1の光と上記第2の光を透過させる第1の開口部と、上記第1の光を遮蔽し、上記第2の光を透過させる第1の遮蔽部とを有する第1の絞りと、上記入射光の経路に設けられ、上記第1の光と上記第2の光を透過させる第2の開口部と、上記第2の光を遮蔽し、上記第1の光を透過させる第2の遮蔽部とを有する第2の絞りとを具備する撮像装置を制御するためのプログラムであって、上記第1の開口部と上記第2の開口部の大きさをそれぞれ変更する絞り制御部として上記撮像装置を制御する。
以上のように、本技術によれば、異なる波長の光の撮像に適した撮像装置、撮像方法及びプログラムを提供することが可能である。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術の実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 同撮像装置の光学系を示す模式図である。 同撮像装置が備える赤外線絞りの模式図である。 同撮像装置が備える可視光絞りの模式図である。 同撮像装置が備える撮像素子の模式図である。 同撮像装置が備える撮像素子の模式図である。 同撮像装置の機能的構成を示すブロック図である。 従来構造の撮像装置が備える構造化開口及び可視光絞りを示す模式図である。 従来構造の撮像装置の利用態様を示す模式図である。 従来構造の撮像装置が備える可視光絞りの模式図である。 本技術の実施形態に係る撮像装置が備える赤外線絞り及び可視光絞りの模式図である。 同撮像装置が備える赤外線絞り及び可視光絞りの模式図である。 同撮像装置が備える赤外線絞り及び可視光絞りの模式図である。 同撮像装置が備える赤外線絞り及び可視光絞りの模式図である。 同撮像装置における入射光の経路を示す模式図である。 同撮像装置における撮像素子によって撮像される画像の例である。 同撮像装置による被写体距離の算出方法を示す模式図である。 同撮像装置による被写体距離の算出方法を示す模式図である。 同撮像装置が備える赤外線絞り及び可視光絞りの模式図である。 同撮像装置が備える赤外線絞り及び可視光絞りの模式図である。 従来構造の撮像装置が備える構造化開口及び可視光絞りを示す模式図である。 本技術の実施形態に係る撮像装置及び従来構造の撮像装置が測定可能なズレの大きさを示すグラフである。 同撮像装置における赤外線絞り及び可視光絞りの制御例を示す表である。 同撮像装置における赤外線絞り及び可視光絞りの制御例を示す表である。 同撮像装置のフォーカス動作に係るフローチャートである。 同撮像装置の距離画像生成に係るフローチャートである。 同撮像装置のデフォーカス処理に係るフローチャートである。 同撮像装置が取得可能な画像の例を示す模式図である。 同撮像装置の利用態様を示す模式図である。 同撮像装置を搭載可能な各種の移動体を示す模式図である。 同撮像装置が備える赤外線絞りの構成を示す模式図である。 同撮像装置が備える赤外線絞りの構成を示す模式図である。 同撮像装置が備える赤外線絞りの構成を示す模式図である。 同撮像装置が備える赤外線絞りの構成を示す模式図である。 同撮像装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
本技術の実施形態に係る撮像装置について説明する。
[撮像装置の構成]
図1は本実施形態に係る撮像装置100の模式図である。同図に示すように、撮像装置100は、レンズ101、赤外線絞り102、可視光絞り103、撮像素子104、撮像素子I/F(interface)105、信号処理前処理部106、信号処理部107、表示処理部108、表示部109、出力処理部110、出力部111、レンズ制御部112、演算部113、揮発性記憶部114、不揮発性記憶部115、不揮発性記憶I/F(interface)116、入力部117、入力処理部118及び絞り制御部119を備える。
レンズ101は、入射光を撮像素子104に集光する。図2はレンズ101による集光を示す模式図である。同図に示すようにレンズ101によって入射光Nが撮像素子104の像面104aに集光される。レンズ101の数や構成は特に限定されず、可視光及び赤外線を撮像素子104に集光可能なものであればよい。レンズ101は、図示しない駆動機構によって光軸方向に移動可能に構成され、焦点距離が調整される。
赤外線絞り102は、図2に示すようにレンズ101に入射する入射光Nの経路に設けられ、赤外線を部分的に遮蔽する。図3は、赤外線絞り102を示す模式図であり、光軸方向からみた図である。同図に示すように、赤外線絞り102は、開口部102aと遮蔽部102bを有する。
開口部102aは、入射光Nに含まれる赤外線及び可視光を透過させる。遮蔽部102bは、開口部102aの周囲に設けられ、赤外線を遮蔽し、可視光を透過する。赤外絞り102は、絞り制御部119による制御を受けて、開口部102aの大きさを調整可能に構成されている。
可視光絞り103は、図2に示すようにレンズ101に入射する入射光Nの経路に設けられ、可視光を部分的に遮蔽する。図4は、可視光絞り103を示す模式図であり、光軸方向からみた図である。同図に示すように、可視光絞り103は、開口部103aと遮蔽部103bを有する。
開口部103aは、入射光Nに含まれる赤外線及び可視光を透過させる。遮蔽部103bは、開口部103aの周囲に設けられ、可視光を遮蔽し、赤外線を透過する。可視光絞り103は、絞り制御部119による制御を受けて、開口部103aの大きさを調整可能に構成されている。
撮像素子104は、入射光Nに含まれる可視光と赤外線を波長分離してそれぞれを光電変化し、画像信号を生成する。図5及び図6は、撮像素子104の構成を示す模式図である。
撮像素子104は、図5に示すように、波長分離フィルタ104bと光電変換部104cが積層された構成とすることができる。波長分離フィルタ104bは赤色カラーフィルタ104d、緑色カラーフィルタ104e、青色カラーフィルタ104f及び赤外線フィルタ104gが平面状に配列して構成されている。光電変換部104cは、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の光電変換素子のアレイである。この構成では撮像素子104は入射光Nの光軸Mに垂直な方向において波長分離を行う。
また、撮像素子104は、図6に示すように、各波長に対応する光電変化部が積層された構成とすることもできる。この構成では撮像素子104は、赤外線を光電変換する光電変換部104h、赤色光を光電変換する光電変換部104i、緑色光を光電変換する光電変換部104j、青色光を光電変化する光電変換部104kを備える。各光電変換部は波長分離フィルタと光電変換素子のアレイである。この構成では、入射光Nが波長によって到達深さが異なることを利用して、撮像素子104は光軸Mに沿った方向において波長分離を行う。
また、撮像素子104は、光軸Mに垂直な方向及び光軸Mに沿った方向の両方向において波長分離を行う構成であってもよい。撮像素子104は、生成した画像信号を撮像素子I/F105に供給する。撮像素子I/F105は、撮像素子104から供給された画像信号を信号処理前処理部106に供給する。
信号処理前処理部106は、画像信号に対してノイズリダクション等の前処理を施し、画像信号を信号処理部107に出力する。
信号処理部107は、画像信号を画像に変換(現像)し、生成した画像を表示処理部108を介して表示部109に供給し、表示部109に表示させる。また、信号処理部107は、後述するように画像から被写体距離を算出し、算出した被写体距離を出力処理部110を介して出力部111に供給し、外部機器に出力させる。さらに、信号処理部107は、算出した被写体距離をレンズ制御部112に供給する。
レンズ制御部112は、信号処理部107から供給された被写体距離を用いてレンズ101を制御し、フォーカスを行う。
揮発性記憶部114は情報を一時的に記憶し、演算部113に情報を供給する。不揮発性記憶部115は情報を記憶し、不揮発性記憶I/F116を介して演算部113に情報を供給する。
入力部117は、ユーザによる操作入力を受けて操作信号を生成し、入力処理部118に供給する。入力処理部118は、入力部117から供給された操作信号を演算部113に出力する。
絞り制御部119は、赤外線絞り102及び可視光絞り103の絞り、即ち開口部102a及び開口部103aの大きさをそれぞれ制御する。この詳細については後述する。
演算部113は、上記各処理を制御するため、揮発性記憶部114及び不揮発性記憶部115に記憶された情報や入力部117において入力された情報を用いて各部を制御する。
また、演算部113は、撮像素子104に入射する入射光Nの光量に基づいて絞り制御部119を制御する。
[撮像装置の機能的構成]
図7は、撮像装置100の機能的構成を示すブロック図である。同図に示すように撮像装置100は機能的構成として、撮像画像生成部121、ズレ量算出部122、被写体距離算出部123、デフォーカス処理部124、レンズ移動量算出部125及び距離画像生成部126を備える。これらの機能的構成は、撮像装置100のハードウェアとソフトウェアの協働によって実現することが可能である。
撮像画像生成部121は、撮像素子104の出力信号に基づいて撮像画像を生成する。撮像画像生成部121は、撮像素子I/F(interface)105、信号処理前処理部106及び信号処理部107によって実現されている。撮像画像生成部121は生成した撮像画像をズレ量算出部122に供給する。
ズレ量算出部122は、後述するように、撮像画像に含まれる可視光により撮像された被写体像と赤外線により撮像された被写体像のズレ量を算出する。ズレ量算出部122は、信号処理部107によって実現されている。ズレ量算出部122は検出したズレ量を被写体距離算出部123及びデフォーカス処理部124に供給する。
被写体距離算出部123は、ズレ量算出部122から供給されたズレ量に基づいて撮像装置100と被写体の距離(以下、被写体距離)を算出する。被写体距離算出部123は、信号処理部107によって実現されている。被写体距離算出部123は算出した被写体距離をレンズ移動量算出部125及び距離画像生成部126に供給する。
デフォーカス処理部124は、ズレ量算出部122から供給されたズレ量に基づいてデフォーカス処理を行う。デフォーカス処理部124は演算部113又は信号処理部107によって実現されている。デフォーカス処理部124は、デフォーカス処理を施した画像を不揮発性記憶部115に記憶させ、あるいは表示部109に表示させる。
レンズ移動量算出部125は、被写体距離算出部123から供給された被写体距離と撮像装置100の焦点距離に基づいてレンズ移動量を算出する。レンズ移動量算出部125は、演算部113又は信号処理部107によって実現されている。レンズ移動量算出部125は算出したレンズ移動量をレンズ制御部112に供給する。
距離画像生成部126は、被写体距離算出部123から供給された被写体距離を画像化して距離画像を生成する。距離画像生成部126は、演算部113又は信号処理部107によって実現されている。距離画像生成部126は生成した距離画像を不揮発性記憶部115に記憶させ、あるいは表示部109に表示させる。
撮像装置100は以上のような機能的構成を有する。なお、撮像装置100は上述の機能的構成の一部のみを有するものであってもよい。また、上述したレンズ制御部112及び絞り制御部119も撮像装置100のハードウェアとソフトウェアの協働によって実現されてもよい。
[赤外線絞り及び可視光絞りについて]
赤外線絞り102及び可視光絞り103について、従来の光量調整機構との比較の上で説明する。
図8は、従来の赤外線に対する構造化開口301と可視光絞り302を示す模式図である。構造化開口301は開口部301aと遮蔽部301bを備え、可視光絞り302は開口部302aと遮蔽部302bを備える。
この構成では、可視光絞り302の遮蔽部302bは構造化開口301の開口部301aを塞がないように開口部301aの周縁位置(図中破線)より内側に入れることができず、開口径を一定値以下とすることができない。
図9は、構造化開口301及び可視光絞り302を備える撮像装置300を搭載した車両Wを示す模式図であり、図10は可視光絞り302の調整を示す模式図である。図9(a)に示すように、車両Wが日光に向かって走行している場合、図10(a)に示すように可視光絞り302を絞り、光量を削減する必要がある。また、図9(b)に示すように、車両Wが夜間、又はトンネル内を走行している場合、図10(b)に示すように可視光絞り302を開き、光量を増加させる必要がある。
しかしながら、上述のように可視光絞り302は開口径を一定値以下にすることができず、特に撮像装置300を屋外で使用することは困難である。
図11及び図12は、本実施形態に係る赤外線絞り102と可視光絞り103の調整を示す模式図である。絞り制御部119は、赤外線の光量が多い場合には図11(a)に示すように赤外線絞り102を絞り、図11(b)に示すように可視光絞り103を開けることができる。また、絞り制御部119は、可視光の光量が多い場合には図12(a)に示すように赤外線絞り102を開け、図12(b)に示すように可視光絞り103を絞ることができる。
このように本実施形態に係る撮像装置100では、赤外線絞り102と可視光絞り103の開口径を独立して調整可能であるため、光量が異なる様々な環境での撮像が容易となる。
[絞りの開口部の中心位置について]
撮像装置100では、赤外線絞り102の開口部102aの中心(以下、赤外開口部中心P1)と可視光絞り103の開口部103aの中心(以下、可視光開口部中心P2)をずらすことによって被写体距離を算出することが可能である。
図13は、赤外開口部中心P1と可視光開口部中心P2のズレを示す模式図であり、赤外線絞り102と可視光絞り103を光軸Mに沿った方向(以下、光軸方向)から見た図である。同図に示すように、赤外開口部中心P1と可視光開口部中心P2は共に光軸Mの中心Pから光軸方向に対して垂直な方向にずれている。
また赤外開口部中心P1と可視光開口部中心P2のうち少なくともいずれか一方が中心Pからずれていてもよい。図14は赤外開口部中心P1と可視光開口部中心P2のズレを示す模式図である。同図に示すように、赤外開口部中心P1は中心Pからずれ、可視光開口部中心P2は中心Pに一致していてもよい。
図15は、被写体距離と入射光Nを示す模式図であり、図16は撮像素子104によって撮像される画像(以下、撮像画像)を示す模式図である。フォーカスは被写体距離とレンズ101の焦点距離で決まるため、焦点距離が一定の場合は被写体距離によって像の位置が決まる。図15(a)に示すように撮像装置100のフォーカスが被写体Hに合っていない場合、光が通過したレンズ101の位置により、撮像素子104に到達する位置が異なる。このため、図16(a)に示すように、可視光により撮像された被写体像Z1と赤外線により撮像された被写体像Z2は撮像画像においてずれる。
一方、図15(b)に示すように撮像装置100のフォーカスが被写体Hに一致すると、光が通過したレンズ101の位置により撮像素子104に到達する位置は変わらず、図16(b)に示すように被写体像Z1と被写体像Z2は撮像画像において一致する。
ズレ量算出部122は、任意の物体認識アルゴリズムによって被写体像Z1と被写体像Z2を検出し、被写体像Z1と被写体像Z2のズレ量を算出することができる。被写体距離算出部123は、レンズ101の焦点距離が撮像装置100において既知のため、焦点距離とズレ量から被写体距離を算出することができる。
図17は、被写体距離の算出に係る数値を示す模式図である。同図に示すようにδは被写体像Z1と被写体像Z2のズレ量、Aは主点上での絞り間距離(赤外開口部中心P1と可視光開口部中心P2の光軸に垂直な方向での距離)、Bは主点から像面104aまでの距離である。また、レンズの焦点距離をfとする。
図18(a)に示すように、赤外線絞り102の開口部102a(図中上側)を通過した光が像面104aで下側に結像し、絞り位置とズレが異なる向きとなる場合、以下の(式1)が成立する。
Figure 2019039144
また、図18(b)に示すように、赤外線絞り102の開口部102a(図中上側)を通過した光が像面104aで上側に結像し、絞り位置とズレが同じ向きとなる場合、以下の(式2)が成立する。
Figure 2019039144
ただし、
Figure 2019039144
Figure 2019039144
上記(式1)及び(式2)から、被写体距離算出部123はLとTf又はTrを算出することにより被写体距離を算出することが可能である。
[絞り開口部の中心について]
赤外線絞り102及び可視光絞り103は、撮像装置100の移動速度及び撮像素子104への入射光の光量に応じて開口部の中心を変えてもよい。図19及び図20は、開口部の中心の変更を示す模式図である。
撮像装置100の移動速度が遅い場合、又は入射光Nの光量が多い場合には、図19に示すように赤外線絞り102及び可視光絞り103を絞ることにより、赤外開口部中心P1と可視光開口部中心P2の距離Dを大きくすることができる。これにより被写体像Z1と被写体像Z2のズレ量が大きくなり、被写体距離の算出精度が向上する。
また、撮像装置100の移動速度が速い場合、又は入射光Nの光量が少ない場合には、図20に示すように赤外線絞り102及び可視光絞り103を開くことにより、赤外開口部中心P1と可視光開口部中心P2の距離Dは小さくなる。
一方、図21に示すように、従来の構造では撮像装置の移動速度が速い場合、又は入射光の光量が少ない場合には赤外線画像が暗くなり、被写体ブレにより被写体像のズレを取得することができない。撮像装置の移動速度が遅い場合、又は入射光の光量が多い場合には白とびでズレを取得することができず、又はズレが小さくなる。このため、被写体距離を算出しても精度は低くなる。
図22は、入射光の光量又は移動速度と測定可能なズレの大きさの関係を示すグラフである。同図に示すように、本実施形態に係る構造(図中、実線)では、絞りの自由度が高く白潰れあるいは黒潰れしにくいため、入射光の光量又は移動速度が変化してもズレを測定可能である。これに対し、従来の構造(図中、破線)ではズレを測定可能な範囲が比較的狭くなる。
図23は、露光の最適化を図る場合の赤外線絞り102及び可視光絞り103の状態を示す表である。被写体によって赤外線の反射率が異なるため、赤外線絞り102及び可視光絞り103を独立して調整することにより適正な露光とすることができる。
図24は、被写体距離測定の最適化を図る場合の赤外線絞り102及び可視光絞り103の状態を示す表である。絞りの開き具合によって赤外開口部中心P1と可視光開口部中心P2の光軸に垂直な方向の距離を変えることができるため、測定に適した距離範囲が変わる。
[フォーカス制御]
撮像装置100は、上記のようにして被写体距離を算出すると、算出した被写体距離を用いて撮像装置100のフォーカスを制御することができる。
図25は、撮像装置100によるフォーカス制御の動作を示すフローチャートである。撮像素子104が画像を撮像する(St101)と、撮像画像生成部121が撮像画像を生成する。即ち、撮像素子I/F105が画像信号を撮像素子104から読み出し(St102)、信号処理前処理部106に供給する。
信号処理前処理部106及び信号処理部107は、読み出された画像を現像する(St103)。ズレ量算出部122は、撮像画像において被写体像Z1と被写体像Z2を検出し、両者のズレ量を算出する(St104)。
被写体距離算出部123は、ズレ量から被写体距離を算出し(St105)、レンズ移動量算出部125に供給する。レンズ移動量算出部125は、被写体距離と焦点距離からフォーカスを被写体に一致させるためのレンズ移動量を算出し(St106)、算出したレンズ移動量をレンズ制御部112に供給する。
レンズ制御部112は、演算部113から供給されたレンズ移動量にしたがってレンズ101を移動させる(St107)。以降、画像が撮像されると撮像装置100は以上のステップを繰り返して実行する。撮像装置100は以上のようにしてフォーカスの制御を行うことができる。
[距離画像の取得]
撮像装置100は、算出した被写体距離を用いて距離画像を生成することも可能である。距離画像は、被写体距離を輝度、色彩又は濃淡等によって表す画像である。
図26は、撮像装置100による距離画像生成の動作を示すフローチャートである。撮像素子104が画像を撮像する(St111)と、撮像画像生成部121が撮像画像を生成する。即ち、撮像素子I/F105が画像信号を撮像素子104から読み出し(St112)、信号処理前処理部106に供給する。
信号処理前処理部106及び信号処理部107は、読み出された画像を現像する(St113)。ズレ量算出部122は、撮像画像において被写体像Z1と被写体像Z2を検出し、両者のズレ量を算出する(St114)。
被写体距離算出部123は、ズレ量から被写体距離を算出し(St115)、算出した被写体距離を距離画像生成部126に供給する。距離画像生成部126は、被写体距離に応じて所定の画素範囲毎に輝度又は色を決定することによって距離画像を生成することができる。以降、画像が撮像されると撮像装置100は以上のステップを繰り返して実行する。撮像装置100は以上のようにして距離画像の生成を行うことができる。
[デフォーカス処理]
撮像装置100は、被写体像Z1と被写体像Z2のズレ量を用いてデフォーカス処理を行うことも可能である。
図27は、撮像装置100によるデフォーカス処理の動作を示すフローチャートである。
撮像素子104が画像を撮像する(St121)と、撮像画像生成部121が撮像画像を生成する。即ち、撮像素子I/F105が画像信号を撮像素子104から読み出し(St122)、信号処理前処理部106に供給する。
信号処理前処理部106及び信号処理部107は、読み出された画像を現像する(St123)。ズレ量算出部122は、撮像画像において被写体像Z1と被写体像Z2を検出し、両者のズレ量を算出する(St124)。
デフォーカス処理部124はズレ量からデフォーカス量を算出し(St125)、読み出した撮像画像にデフォーカス処理を施す(St126)。デフォーカス処理部124は、既知のボケの分布関数の逆関数の畳み込み演算を行うことによってデフォーカス処理を行うことが可能である。
[撮像装置の利用方法]
図28は、撮像装置100によって取得することが可能な画像の模式図である。上記のように撮像装置100では図28(a)に示すような可視光画像、図28(b)に示すような赤外線画像及び図28(c)に示すような距離画像を1回の撮像(1回の露光)によって撮像することが可能である。
図29は撮像装置100を搭載した車両V及び被写体Hを示す模式図である。撮像装置100を利用することにより、可視光画像、赤外線画像及び距離画像を取得することができ、自動運転や自動ブレーキ等の実現に際して車両V等の移動体が周囲の状況を迅速に判断するために必要な情報を短時間で取得することが可能である。
例えば図29(a)に示すように車両Vと被写体Hの距離を取得し、あるいは図29(b)に示すように交通整理のゼスチャー認識等を行うことが可能である。また、上記のように撮像装置では赤外線絞り102及び可視光絞り103をそれぞれ独立して調整可能であるため、外部環境の適応性が高く、このような利用に適する。
[搭載機器]
撮像装置100は各種の移動体に搭載することが可能である。図30は、撮像装置100が搭載される移動体の例である。
撮像装置100は図30(a)に示すように乗用車、トラック、列車等の車両に搭載されてもよく、図30(b)に示すようにドローンや航空機、飛行船等の飛行体に搭載されてもよい。また撮像装置100は、図30(c)に示すようにクレーン等の遠隔操作機器に搭載されてもよく、図30(d)に示すように自転車等の軽車両に搭載されてもよい。さらに撮像装置100は、図30(e)に示すようにロボット等の自立移動体に搭載されていてもよい。この他にも撮像装置100は、被写体に対して移動可能な各種の移動体に搭載することが可能である。
特に近年では、自動車の自律走行や自動ブレーキ等において障害物の迅速な判断が求められている。本実施形態に係る撮像装置100は、被写体距離と可視光画像を同時に取得でき、外部の光量に柔軟に対応できるため、このような用途にも好適である。
[赤外線絞りの機構]
上述のように赤外線絞り102は、入射光Nに含まれる赤外線及び可視光を透過させる開口部102aと、赤外線を遮蔽し可視光を透過する遮蔽部102bを備え、開口部102aの大きさを調整可能に構成されている。このような構成は以下のようにして実現することが可能である。
図31乃至図34は、赤外線絞り102の各種構成を示す模式図である。図31及び図33において、入射光Nが通過する範囲を範囲Sとして示す。
図31に示すように赤外線絞り102は、大きさが異なる複数の開口部102aを備える構成とすることができる。この赤外線絞り102は回転することによって範囲Sに含まれる開口部102aの大きさを変更することが可能である。
また、図32及び図33に示すように赤外線絞り102は第1部材102cと第2部材102dを備え、第1部材102cに対して第2部材102dが移動する構成とすることもできる。図33(a)は絞りを開いた状態を示し、図33(b)は絞りを絞った状態を示す。第1部材102cに対して第2部材102dを移動させると、絞りの中心位置がズレながら絞られる。
また、図34に示すように赤外線絞り102は、複数の部材102eを備え、部材102eがそれぞれ移動することにより、開口部102aの大きさが変化する構成とすることもできる。図34(a)は絞りを開いた状態を示し、図34(b)は絞りを絞った状態を示す。絞りを開いた状態(図34(a))と絞りを閉じた状態(図34(b))の間で赤外線絞り102自体を移動させることにより、絞りの中心位置をずらすことが可能である。
[ハードウェア構成]
図35は、撮像装置100のハードウェア構成を示す模式図である。同図に示すように撮像装置100はハードウェア構成として、CPU1001、GPU1002、メモリ1003、ストレージ1004及び入出力部(I/O)1005を有する。これらはバス1006によって互いに接続されている。また、バス1006には上述した撮像素子104等も接続されていてもよい。
CPU(Central Processing Unit)1001は、メモリ1003に格納されたプログラムに従って他の構成を制御すると共に、プログラムに従ってデータ処理を行い、処理結果をメモリ1003に格納する。CPU1001はマイクロプロセッサとすることができる。
GPU(Graphic Processing Unit)1002は、CPU1001による制御を受けて、画像処理を実行する。GPU1002はマイクロプロセッサとすることができる。
メモリ1003はCPU1001によって実行されるプログラム及びデータを格納する。メモリ1003はRAM(Random Access Memory)とすることができる。
ストレージ1004は、プログラムやデータを格納する。ストレージ1004はHDD(hard disk drive)又はSSD(solid state drive)とすることができる。
入出力部1005は撮像装置100に対する入力を受け付け、また撮像装置100の出力を外部に供給する。入出力部1005は、キーボードやマウス等の入力機器やディスプレイ等の出力機器、ネットワーク等の接続インターフェースを含む。
撮像装置100のハードウェア構成はここに示すものに限られず、撮像装置100の機能的構成を実現できるものであればよい。また、上記ハードウェア構成の一部又は全部はネットワーク上に存在していてもよい。
[変形例]
上記説明において、撮像装置100は、赤外線と可視光を波長分離して撮像するとしたが、これに限られない。撮像装置100は、第1の波長を有する第1の光と第2の波長を有する第2の光を波長分離して撮像するものとすることも可能である。第1の波長と第2の波長は互いに異なる波長であればよく、それぞれが赤外線、紫外線及び可視光のいずれの波長とすることができる。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)
入射光に含まれる第1の波長を有する第1の光と第2の波長を有する第2の光を波長分離して光電変換を行う撮像素子と、
光を上記撮像装置に集光する光学素子と、
上記入射光の経路に設けられ、上記第1の光と上記第2の光を透過させる第1の開口部と、上記第1の光を遮蔽し、上記第2の光を透過させる第1の遮蔽部とを有する第1の絞りと、
上記入射光の経路に設けられ、上記第1の光と上記第2の光を透過させる第2の開口部と、上記第2の光を遮蔽し、上記第1の光を透過させる第2の遮蔽部とを有する第2の絞りと、
上記第1の開口部と上記第2の開口部の大きさをそれぞれ制御する絞り制御部と
を具備する撮像装置。
(2)
上記(1)に記載の撮像装置であって、
上記第1の波長は赤外線の波長であり、
上記第2の波長は可視光の波長である
撮像装置。
(3)
上記(1)又は(2)に記載の撮像装置であって、
上記第1の開口部と上記第2の開口部は、上記入射光の光軸方向に対して垂直な方向にずれている
撮像装置。
(4)
上記(1)から(3)のうちいずれか一つに記載の撮像装置であって、
上記第1の開口部と上記第2の開口部の少なくともいずれか一方は、中心が上記入射光の光軸中心に一致している
撮像装置。
(5)
上記(3)に記載の撮像装置であって、
上記撮像装置は、上記撮像素子によって撮像され、上記第1の光の像である第1の像と、上記第2の光の像である第2の像を含む撮像画像から被写体距離を算出する被写体距離算出部
をさらに具備する撮像装置。
(6)
上記(5)に記載の撮像装置であって、
上記被写体距離算出部は、上記撮像画像における上記第1の像と上記第2の像のズレ量に基づいて上記被写体距離を算出する
撮像装置。
(7)
上記(4)に記載の撮像装置であって、
上記第1の波長は赤外線の波長であり、
上記第2の波長は可視光の波長であり、
上記第1の開口部は、中心が上記入射光の光軸中心からずれており、
上記第2の開口部は、中心が上記入射光の光軸中心に一致している
撮像装置。
(8)
上記(1)から(7)のうちいずれか一つに記載の撮像装置であって、
上記撮像素子は、上記入射光の光軸に垂直な方向で上記第1の波長と上記第2の波長の波長分離を行う
撮像装置。
(9)
上記(1)から(7)のうちいずれか一つに記載の撮像装置であって、
上記撮像素子は、上記入射光の光軸に平行な方向で上記第1の波長と上記第2の波長の波長分離を行う
撮像装置。
(10)
上記(5)に記載の撮像装置であって、
上記被写体距離に基づいて上記光学素子を制御する光学素子制御部
をさらに具備する撮像装置。
(11)
上記(5)に記載の撮像装置であって、
上記被写体距離から距離画像を生成する距離画像生成部
をさらに具備する撮像装置。
(12)
上記(3)に記載の撮像装置であって、
上記撮像素子によって撮像され、上記第1の光の像である第1の像と、上記第2の光の像である第2の像を含む撮像画像における上記第1の像と上記第2の像のズレ量に基づいてデフォーカス処理を行うデフォーカス処理部
をさらに具備する撮像装置。
(13)
上記(1)から(12)のいずれか一つに記載の撮像装置であって、
上記絞り制御部は、上記撮像素子に入射する上記第1の光の光量と上記第2の光の光量に応じて上記第1の開口部及び上記第2の開口部の大きさを制御する
撮像装置。
(14)
上記(1)から(13)のいずれか一つに記載の撮像装置であって、
上記絞り制御部は、上記撮像装置の移動速度に応じて、上記入射光の光軸に垂直な方向における上記第1の開口部及び上記第2の開口部の中心間距離を制御する
撮像装置。
(15)
入射光に含まれる第1の波長を有する第1の光と第2の波長を有する第2の光を波長分離して光電変換を行う撮像素子と、
光を上記撮像装置に集光する光学素子と、
上記入射光の経路に設けられ、上記第1の光と上記第2の光を透過させる第1の開口部と、上記第1の光を遮蔽し、上記第2の光を透過させる第1の遮蔽部とを有する第1の絞りと、
上記入射光の経路に設けられ、上記第1の光と上記第2の光を透過させる第2の開口部と、上記第2の光を遮蔽し、上記第1の光を透過させる第2の遮蔽部とを有する第2の絞りと
を備える撮像装置を利用する撮像方法であって、
絞り制御部が、上記第1の開口部と上記第2の開口部の大きさをそれぞれ変更する
撮像方法。
(16)
入射光に含まれる第1の波長を有する第1の光と第2の波長を有する第2の光を波長分離して光電変換を行う撮像素子と、
光を上記撮像装置に集光する光学素子と、
上記入射光の経路に設けられ、上記第1の光と上記第2の光を透過させる第1の開口部と、上記第1の光を遮蔽し、上記第2の光を透過させる第1の遮蔽部とを有する第1の絞りと、
上記入射光の経路に設けられ、上記第1の光と上記第2の光を透過させる第2の開口部と、上記第2の光を遮蔽し、上記第1の光を透過させる第2の遮蔽部とを有する第2の絞りと
を具備する撮像装置を制御するためのプログラムであって、
上記第1の開口部と上記第2の開口部の大きさをそれぞれ変更する絞り制御部
として上記撮像装置を制御するプログラム。
100…撮像装置
101…レンズ
102…赤外線絞り
103…可視光絞り
104…撮像素子
105…撮像素子I/F
106…信号処理前処理部
107…信号処理部
108…表示処理部
109…表示部
110…出力処理部
111…出力部
112…レンズ制御部
113…演算部
114…揮発性記憶部
115…不揮発性記憶部
116…不揮発性記憶I/F
117…入力部
118…入力処理部
119…絞り制御部
121…撮像画像生成部
122…ズレ量算出部
123…被写体距離算出部
124…デフォーカス処理部
125…レンズ移動量算出部
126…距離画像生成部

Claims (16)

  1. 入射光に含まれる第1の波長を有する第1の光と第2の波長を有する第2の光を波長分離して光電変換を行う撮像素子と、
    光を前記撮像装置に集光する光学素子と、
    前記入射光の経路に設けられ、前記第1の光と前記第2の光を透過させる第1の開口部と、前記第1の光を遮蔽し、前記第2の光を透過させる第1の遮蔽部とを有する第1の絞りと、
    前記入射光の経路に設けられ、前記第1の光と前記第2の光を透過させる第2の開口部と、前記第2の光を遮蔽し、前記第1の光を透過させる第2の遮蔽部とを有する第2の絞りと、
    前記第1の開口部と前記第2の開口部の大きさをそれぞれ制御する絞り制御部と
    を具備する撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記第1の波長は赤外線の波長であり、
    前記第2の波長は可視光の波長である
    撮像装置。
  3. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記第1の開口部と前記第2の開口部は、前記入射光の光軸方向に対して垂直な方向にずれている
    撮像装置。
  4. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記第1の開口部と前記第2の開口部の少なくともいずれか一方は、中心が前記入射光の光軸中心に一致している
    撮像装置。
  5. 請求項3に記載の撮像装置であって、
    前記撮像装置は、前記撮像素子によって撮像され、前記第1の光の像である第1の像と、前記第2の光の像である第2の像を含む撮像画像から被写体距離を算出する被写体距離算出部
    をさらに具備する撮像装置。
  6. 請求項5に記載の撮像装置であって、
    前記被写体距離算出部は、前記撮像画像における前記第1の像と前記第2の像のズレ量に基づいて前記被写体距離を算出する
    撮像装置。
  7. 請求項4に記載の撮像装置であって、
    前記第1の波長は赤外線の波長であり、
    前記第2の波長は可視光の波長であり、
    前記第1の開口部は、中心が前記入射光の光軸中心からずれており、
    前記第2の開口部は、中心が前記入射光の光軸中心に一致している
    撮像装置。
  8. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記撮像素子は、前記入射光の光軸に垂直な方向で前記第1の波長と前記第2の波長の波長分離を行う
    撮像装置。
  9. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記撮像素子は、前記入射光の光軸に平行な方向で前記第1の波長と前記第2の波長の波長分離を行う
    撮像装置。
  10. 請求項5に記載の撮像装置であって、
    前記被写体距離に基づいて前記光学素子を制御する光学素子制御部
    をさらに具備する撮像装置。
  11. 請求項5に記載の撮像装置であって、
    前記被写体距離から距離画像を生成する距離画像生成部
    をさらに具備する撮像装置。
  12. 請求項3に記載の撮像装置であって、
    前記撮像素子によって撮像され、前記第1の光の像である第1の像と、前記第2の光の像である第2の像を含む撮像画像における前記第1の像と前記第2の像のズレ量に基づいてデフォーカス処理を行うデフォーカス処理部
    をさらに具備する撮像装置。
  13. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記絞り制御部は、前記撮像素子に入射する前記第1の光の光量と前記第2の光の光量に応じて前記第1の開口部及び前記第2の開口部の大きさを制御する
    撮像装置。
  14. 請求項1に記載の撮像装置であって
    前記絞り制御部は、前記撮像装置の移動速度に応じて、前記入射光の光軸に垂直な方向における前記第1の開口部及び前記第2の開口部の中心間距離を制御する
    撮像装置。
  15. 入射光に含まれる第1の波長を有する第1の光と第2の波長を有する第2の光を波長分離して光電変換を行う撮像素子と、
    光を前記撮像装置に集光する光学素子と、
    前記入射光の経路に設けられ、前記第1の光と前記第2の光を透過させる第1の開口部と、前記第1の光を遮蔽し、前記第2の光を透過させる第1の遮蔽部とを有する第1の絞りと、
    前記入射光の経路に設けられ、前記第1の光と前記第2の光を透過させる第2の開口部と、前記第2の光を遮蔽し、前記第1の光を透過させる第2の遮蔽部とを有する第2の絞りと
    を備える撮像装置を利用する撮像方法であって、
    絞り制御部が、前記第1の開口部と前記第2の開口部の大きさをそれぞれ変更する
    撮像方法。
  16. 入射光に含まれる第1の波長を有する第1の光と第2の波長を有する第2の光を波長分離して光電変換を行う撮像素子と、
    光を前記撮像装置に集光する光学素子と、
    前記入射光の経路に設けられ、前記第1の光と前記第2の光を透過させる第1の開口部と、前記第1の光を遮蔽し、前記第2の光を透過させる第1の遮蔽部とを有する第1の絞りと、
    前記入射光の経路に設けられ、前記第1の光と前記第2の光を透過させる第2の開口部と、前記第2の光を遮蔽し、前記第1の光を透過させる第2の遮蔽部とを有する第2の絞りと
    を具備する撮像装置を制御するためのプログラムであって、
    前記第1の開口部と前記第2の開口部の大きさをそれぞれ変更する絞り制御部
    として前記撮像装置を機能させるプログラム。
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