JPWO2017051664A1 - 通信処理システム、および、グループメッセージ処理方法 - Google Patents

通信処理システム、および、グループメッセージ処理方法 Download PDF

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Abstract

本発明のシステムは、デバイスがグループメッセージを受信できなかった場合でも、シグナリングの削減によるネットワークの輻輳やオーバーロードを回避して障害へ対処する通信処理システムに関するものである。本通信処理システムは、訪問先公衆陸上移動ネットワーク(VPLMN)を構成する通信処理システムであって、アプリケーションから複数のデバイスに送信するグループメッセージ送信要求を取得するグループメッセージ送信要求取得部と、グループメッセージ送信要求を複数のデバイスに送信するグループメッセージ送信要求部と、複数のデバイスによるグループメッセージ送信要求への応答を、所定時間内に受信できない場合、応答を受信できなかったデバイスを含むサービスエリアのエラー情報に基づいて、応答を受信できなかったデバイスを含むサービスエリアに対してグループメッセージ送信要求の再送信を指示する再送信指示部と、を備える。

Description

本発明は、通信処理システム、および、グループメッセージ処理方法に関する。
IoT(Internet of Things)システムでは、ネットワークに接続された膨大な数のMTC(Machine Type Communication)デバイスとデータのやりとりを行う必要がある。したがって、膨大な数のMTCデバイスからのデータメッセージ、あるいは膨大な数のMTCデバイスへの制御メッセージの数を低減化することが求められている。このために、地域的あるいは性質的に同グループに属するMTCデバイスに対して一括的にメッセージを送信する方法が検討されている。このために、非特許文献1(TR 23.888)では、同じエリア内のデバイスや同じ機能を持つデバイスをグループ化し、同一グループに対して一括的にメッセージを送信することによって、MTCデバイスとやり取りされるメッセージ数を低減し、ネットワークの輻輳の回避やリソースのセーブを行うことについて記載されている。
非特許文献2(TR 23.887)では、グループメッセージの送信方法についていくつかの方法が示されている。具体的には、セル-ブロードキャストサービス(CBC:Cell Broadcast Center,CBS:Cell Broadcast Service)を使う方法、MBMS(Multimedia Broadcast and Multicast Service)を使う方法、IP(Internet Protocol)マルチキャストを使う方法が記載されている。SCS(Service Capability Server)からのグループメッセージは、MTCデバイスに送信される。無線アクセス網の一時的な障害等のなんらかの事情により、MTCデバイスがグループメッセージを受信できなかった場合、SCSに対してその旨が通知され(Action in Response to Group Messaging)、必要に応じてSCSより、再送などの処理が実行される。
3GPP TR 23.888 V11.0.0 (2012-09) 3GPP TR 23.887 V12.0.0 (2013-12)
しかしながら、上記文献に記載の技術において、SCSからのグループメッセージは、最終的に基地局から複数のセルグループに対して送信されるが、無線アクセス網の一時的な障害などで一部のセルグループでのセション確立ができず、MTCデバイスでのグループメッセージの受信ができない障害が発生することが考えられる。この場合の復旧手順は明確ではない。
3GPP TS 23.246の「6.3.2項 Quality-of Service for EPS」によれば、以下の記載がある。「When the MBMS bearer service experience a packet error ratio which is not suitable for the MBMS user service or when prevention of data loss is required, an MBMS user service may perform retransmission of MBMS data over a point-to-point PDP context or PDN connection.」。つまり、「MBMSベアラでパケットエラーが発生してMBMSユーザサービスに適さない場合、またはデータロスへの防御が必要な場合は、MBMSユーザサービスは、ポイント・ツー・ポイントPDPまたはPDN接続で再送してもよい」となっている。しかし、ポイント・ツー・ポイント通信を使用したのでは、シグナリングの削減によるネットワークの輻輳やオーバーロードを回避するという当初の目的が達成できないという課題がある。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る通信処理システムは、
訪問先公衆陸上移動ネットワーク(VPLMN)を構成する通信処理システムであって、
アプリケーションから複数のデバイスに送信するグループメッセージ送信要求を取得するグループメッセージ送信要求取得手段と、
前記グループメッセージ送信要求を前記複数のデバイスに送信するグループメッセージ送信要求手段と、
前記複数のデバイスによる前記グループメッセージ送信要求への応答を、所定時間内に受信できない場合、応答を受信できなかったデバイスを含むサービスエリアのエラー情報に基づいて、応答を受信できなかったデバイスを含む前記サービスエリアに対してグループメッセージ送信要求の再送信を指示する再送信指示手段と、
を備える。
上記目的を達成するため、本発明に係るグループメッセージ処理方法は、
訪問先公衆陸上移動ネットワーク(VPLMN)を構成する通信処理システムのグループメッセージ処理方法であって、
アプリケーションから複数のデバイスに送信するグループメッセージ送信要求を取得するグループメッセージ送信要求取得ステップと、
前記グループメッセージ送信要求を前記複数のデバイスに送信するグループメッセージ送信要求ステップと、
前記複数のデバイスによる前記グループメッセージ送信要求への応答を、所定時間内に受信できない場合、応答を受信できなかったデバイスを含むサービスエリアのエラー情報を生成するエラー情報に基づいて、応答を受信できなかったデバイスを含む前記サービスエリアに対してグループメッセージ送信要求の再送信を指示する再送信指示ステップと、
を含む。
本発明によれば、デバイスがグループメッセージを受信できなかった場合でも、シグナリングの削減によるネットワークの輻輳やオーバーロードを回避した障害への対処をすることができる。
本発明の第1実施形態に係る通信処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る通信処理システムの動作を示すシーケンス図である。 前提技術である3GPP TS 23.887に規定された通信処理システムの動作を示すシーケンス図である。 前提技術である3GPP TS 23.887に規定された通信処理システムの構成を示すブロック図である。 前提技術である3GPP TS 23.246に規定された通信処理システムの動作を示すシーケンス図である。 前提技術である3GPP TS 36.300に規定された通信処理システムの動作を示すシーケンス図である。 前提技術である3GPP TS 29.061に規定された通信処理システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第2実施形態に係る通信処理システムのMCEの処理手順を示すフローチャートである。 前提技術である3GPP TS 36.300に規定された通信処理システムにおけるMCEの配置を示すブロック図である。 前提技術である3GPP TS 36.300に規定されたM3インタフェースの制御プレーンを示す図である。 本発明の第2実施形態に係るMCEで使用される、前提技術である3GPP TS 36.444に規定されたERROR INDICATIONメッセージのフォーマットを示す図である。 本発明の第2実施形態で使用される、前提技術である3GPP TS 36.444に規定されたCAUSEのフォーマットを示す図である。 本発明の第2実施形態で使用される、前提技術である3GPP TS 29.274に規定されたCAUSEの値を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る通信処理システムのMMEの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るMMEで使用される、前提技術である3GPP TS 29.274に規定されたMEMS Session Start Responseメッセージのフォーマットを示す図である。 本発明の第2実施形態に係る通信処理システムのMBMS−GWの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態で使用される、前提技術である3GPP TS 36.444に規定されたMEMS Session Start Failureメッセージのフォーマットを示す図である。 本発明の第2実施形態に係る通信処理システムのBM−SCの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る通信処理システムのBM−SCの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る通信処理システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第5実施形態に係る通信処理システムの動作を示すシーケンス図である。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素は単なる例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての通信処理システム100について、図1を用いて説明する。通信処理システム100は、訪問先公衆陸上移動ネットワーク(VPLMN)を構成するシステムである。
図1に示すように、通信処理システム100は、グループメッセージ送信要求取得部101と、グループメッセージ送信要求部102と、再送信指示部103と、を含む。グループメッセージ送信要求取得部101は、アプリケーションから複数のデバイスに送信するグループメッセージ送信要求を取得する。グループメッセージ送信要求部102は、グループメッセージ送信要求を複数のデバイスに送信する。再送信指示部103は、複数のデバイスによる前記グループメッセージ送信要求への応答を、所定時間内に受信できない場合、応答を受信できなかったデバイスを含むサービスエリアのエラー情報に基づいて、応答を受信できなかったデバイスを含むサービスエリアに対してグループメッセージ送信要求の再送信を指示する。
本実施形態によれば、エラー発生時に訪問先公衆陸上移動ネットワーク(VPLMN)内でグループメッセージを再送信するので、デバイスがグループメッセージを受信できなかった場合でも、シグナリングの削減によるネットワークの輻輳やオーバーロードを回避した障害への対処ができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る通信処理システムについて説明する。本実施形態に係る通信処理システムは、アプリケーションからホーム公衆陸上移動ネットワーク(HPLMN:Home Public Land Mobile Network)を介して伝えられたデバイスグループへのグループメッセージを、デバイスのエラーが発生しても訪問先公衆陸上移動ネットワーク(VPLMN:Visited Public Land Mobile Network)内でグループメッセージの再送を実現する。そのため。デバイスがグループメッセージを受信できなかった場合でも、シグナリングの削減によるネットワークの輻輳やオーバーロードを回避した障害への対処ができる。
《前提技術》
(SCSとUE間でのグループメッセージ送信)
まず、図3Aを参照して、前提技術である3GPP(Third Generation Partnership Project) TS 23.887に規定されたMTC−IWF(Machine Type Communication-Interworking Function)の動作シーケンスを示す。図3AのFigure 8.1.3.2.1.1-2は、MBMSを用いたグループメッセージの送信手順を示している、外部AS(Application Server)からのグループメッセージ送信要求を受けたSCS(Service Capability Server)は、3GPPコアネットワークのMTC−IWFにグループメッセージの送信要求を行う。
このグループメッセージ送信要求には、以下の情報が含まれる。1)アプリケーション層のデータ(Application layer Data)2)グループ識別子(Group Identifier)、例えば、外部グループ識別子(External Group Identifier)3)オプションとして、グループメッセージ配信先の、ロケーション/エリア(Location/Area)、および無線アクセス技術(RAT:Radio Access Technology)
SCSからグループメッセージを受けたMTC−IWFは、SCSがグループメッセージ送信を許可されているかどうかをチェックする。具体的には、HSS/HLR(Home Subscriber Server/Home Location Register)に対し、外部グループ識別子(External Group ID)とSCS IDを含む加入者情報要求を行う。これは、SCSが特定のグループに対しグループメッセージの送信が許可されているどうかの確認と、特定のグループについての加入情報を得るためである。HSS/HLRは、加入情報とあらかじめ設定されたポリシに基づいてCBSやMBMSなどのメッセージの配信方法を加入者情報応答としてMTC−IWFに返信する。なお、SCSがグループメッセージの送信を許可されていない場合、または加入情報が無効であった場合、MTC−IWFは、その理由を表示したグループメッセージ確認応答をSCSに送信した後、グループメッセージ送信手順をストップする。他の場合は手順を進める。
MTC−IWFは、HSS/HLRから受けた情報とあらかじめ定められたポリシをもとにCBS、MBMS、コアネットワークなどの配信方法を選択する。もし、MTC−IWFがMBMSを選択した場合、BM−SC/MBMS-GW(Broadcast Multimedia - Service Center/MBMS - Gateway)に対しMBMSサービスエリア情報を含むセション開始要求(Session Start Request)を送信し、これを受けたMBMS-GWは、MME/SGSNとセション開始手順を行い、MTCデバイスとの接続が確立される。その後、MTC−IWFは、アプリケーション層データの送信を開始するが、より最適化のため、前記セション開始要求に前記アプリケーション層データを含めてもよい。
以降、SCSからのグループメッセージが、MTCデバイスに送信される。なお、無線アクセス網の一時的な障害等のなんらかの事情により、MTCデバイスがグループメッセージを受信できなかった場合、SCSに対してその旨が通知され(“Action in Response to Group Messaging”)、必要に応じてSCSより、再送などの処理が実行される。
(システム構成)
図3Bは、前提技術である3GPP TS 23.887に規定された通信処理システムの構成を示すブロック図である。なお、図3Bは、MBMSベースのグループメッセージ処理の標準アーキテクチャであり、構成要素の詳細な説明は省略する。
(BM−SCとUE間でのグループメッセージ送信)
図3Cは、前提技術である3GPP TS 23.246に規定された通信処理システムの動作を示すシーケンス図である。なお、図3Cは、本実施形態に関連する、訪問先公衆陸上移動ネットワーク(VPLMN)内での標準動作シーケンスであり、シーケンスの詳細な説明は省略する。図3Cの標準動作シーケンスでは、セッション開始処理中のデバイス状態によるエラーが発生した場合、訪問先公衆陸上移動ネットワーク(VPLMN)内で再処理できず、ホーム公衆陸上移動ネットワーク(HPLMN)においてグループメッセージ送信の再要求となる。
(MMEとUE間でのグループメッセージ送信)
図3Dは、前提技術である3GPP TS 36.300に規定された通信処理システムの動作を示すシーケンス図である。なお、図3Dは、本実施形態に関連する、MMEとUE間での標準動作シーケンスであり、シーケンスの詳細な説明は省略する。図3Dの標準動作シーケンスでは、セッション開始処理中のデバイス状態によるエラーが発生した場合にも、リアルタイムに把握できず、グループメッセージ送信処理が終わった後で、ホーム公衆陸上移動ネットワーク(HPLMN)においてグループメッセージ送信の再要求となる。
(BM−SCとMBMS−GW間でのグループメッセージ送信)
図3Eは前提技術である3GPP TS 29.061に規定された通信処理システムの動作を示すシーケンス図である。なお、図3Eは、BM−SCとMBMS−GW間での標準動作シーケンスであり、シーケンスの詳細な説明は省略する。図3Eの標準動作シーケンスでは、セッション開始処理中のデバイス状態によるエラーが発生した場合にも、それを通知するメッセージが設けられてないので、グループメッセージ送信処理が終わった後でホーム公衆陸上移動ネットワーク(HPLMN)においてグループメッセージ送信の再要求となる。
《本実施形態の概略》
本実施形態においては、グループメッセージを送信した各セルグループに対し、セッション確立の有無を、基地局とMME間に論理的に定義されたMCE(Multi-cell/multicast Coordination Entity)で検出し、設定された時間以内にセッション確立ができなかったセルグループ単位でセション確立障害情報をMME経由でBM−SCに送信する。なお、MCEは3GPP TS 23.300に記載されている。BM−SCはセション確立障害が発生したセルグループに対してセルグループ単位でグループメッセージを再送することで、ポイント・ツー・ポイント通信を使うことなく、グループメッセージをより確実にセルグループに所属するMTCデバイスに配信するものである。すなわち、BM−SC/MBMS−GW、MME、UTRAN/E−UTRANなどのネットワークノードとセルグループに含まれるMTCデバイスによるセッション確立手順において、例えば無線区間の干渉、フェージングなどにより、あるセルグループのMTCデバイスとのセッション確立ができなかった場合、一次的には基地局とMCE間でタイムアウト(Minimum time to wait before the first data delivery timer)を検出する。そして、セルグループ単位(SAI単位)でこれをセション確立障害情報としてMMEを経由し、BM−SCに送信する。セション障害情報を受信したBM−SCは、障害発生の報告を受けたセルグループ単位に、グループメッセージの再送を行うものである。
《動作シーケンス》
図2は、本実施形態に係る通信処理システムの動作を示すシーケンス図である。なお、図2において、前提技術の図3Cと同様のシーケンスについては説明を省略する。以下では、本実施形態により、変更あるいは付加されたシーケンスにステップ番号を付して、説明する。これが、本実施形態のコアネットワークである通信処理システムのグループメッセージ処理方法となる。
MCEは、ステップS201において、グループメッセージのセッション開始処理が所定時間(最短待機時間)内に終了して最初のデータ配信が行なわれない(タイムアウト)を、検出する。そして、MCEは、ステップS202において、タイムアウトとなったサービスエリア識別子(SAI(s))を含む、ERROR INDICATIONメッセージをMMEに送信する。ERROR INDICATIONメッセージを受けたMMEは、ステップS203において、MBMS Session Start ResponseにERROR INDICATIONメッセージのSAI(s)を含ませて、MBMS−GWに送信する。SAI(s)を含んだMBMS Session Start Responseを受けたMBMS−GWは、ステップS204において、MBMS−GWとBM−SC間で新たに定義したMBMS Session Start FailureにERROR INDICATIONメッセージのSAI(s)を含ませて、BM−SCに送信する。BM−SCは、MBMS Session Start Failureの受信を受けて、ステップS205において、SAI(s)に対してグループメッセージのセッション開始処理を再度開始する。
なお、図3AにおけるMTC−IWFの“6. Session Start Request”のBM−SCにおける取得が、図1のグループメッセージ送信要求取得部101としての処理機能に相当する。
また、図2における、BM−SCからUEへの“MBMS Session Start Request”の伝達が、図1のグループメッセージ送信要求部102としての処理機能に相当する。
そして、図2における、ステップS201からS205までの処理が、図1の再送信指示部103としての処理機能に相当する。その中で、特に、MCEにおける、ステップS201のタイムアウトを検出して、タイムアウトとなったサービスエリア識別子(SAI(s))を含む、ERROR INDICATIONメッセージをMMEに送信する処理が、エラー情報生成部としての処理機能に相当する。
なお、一旦セッションが確立したデバイスでは、それ以降のグループメッセージのセッション開始処理はスルーするよう制御される。
図2の動作シーケンスは、より詳細には、以下のような処理を含む。
(1)MCE−MME間(M3インタフェース/TS 36.300/ TS 36.444)
MCEとMME間のインタフェースはM3インタフェースとして定義されており、そのプロトコルはM3AP(M3 Application Protocol)としてTS36.300およびTS 36.444で定義されている。また、M3APではERROR INDICATIONメッセージと、そのCause valueが以下に示す表で定義されている。ここに新たなCause valueとして「Miscellaneous cause」の最後に「Minimum wait timer time out」を追加し、MCEでMinimum wait timerのタイムアウトを検出した場合、「Minimum wait timer time out」をcause valueとするERROR INDIACTIONメッセージをMMEに通知する。
(2)MME−MBMS−GW間(Smインタフェース)
TS 29.274の7.13 MBMS Messageでは、Smインタフェースが定義されており、その中でMBMS session start request およびMBMS session start responseメッセージが定義されている。MBMS session start responseメッセージにはrequestメッセージに対する結果として、Cause valueが、Table 8.4-1として定義されている。ここのTable 8.4-1において、Cause value 240-255番は将来のリリース用に空いているため、この番号の一つ例えば240番を「Minimum wait timer time out」用として追加する。MCEからERROR INDIACTIONメッセージを受けたMMEは、上記「Minimum wait timer time out」をCause valueとしたMBMS session start responseメッセージをMBMS−GWに通知する。
(3)MBMS−GW−BM−SC間(SGmbインタフェース)
TS 29.061の20.3.1では、MBMS Session Start procedureが定義されている。BM−SCからSession start request(RAR: Re-Auth-Request Command)を受けたMBSC−GWは、MBMS session start response(RAA: Re-Auth-Answer Command)を返す。しかしながら、MBMS session start response(RAA: Re-Auth-Answer Command)は、Session start request(RAR: Re-Auth-Request Command)にすぐ応答するので、ERROR INDICATIONを追加することができない。
したがって、MBMS−GW−BM−SC間では、MBMS session start failureを新たに定義し、ERROR INDICATIONを含めるようにする。なお、MBMS session start failureは、MCE−MME間(M3インタフェース)において定義されている応答メッセージである。つまり、上記MBMS session start responseメッセージを受けたMBMS−GWは、BM−SCに対し、MBMS session start failureメッセージにERROR INDICATIONを含めたメッセーを通知する。
(4)上記、MBMS session start failureメッセージを受けたMB−SCは、受信したSAI(s)に対して、Session Start Requestの再送を行う。
(サービスエリア識別子(SAI(S)))
非特許文献2(TR 23.887)によれば、MBMSをサポートするノードとして、BM−SC、MBMS−GWがある。BM−SCは、MTC−IWFからの“Session Start Request”を受け、MBMS−GW、MME、UTRAN/E−UTRANなどのネットワークノードと連携してMTCデバイスとのセッションを確立する。また、TS 23.246によれば、特定のMBMSセッション・データが送信されるエリアとして、MBMSサービスエリアを定義している。3GPP TS 23.003によれば、MBMSサービスエリアには最大256個のSAI(Service Area Identity)が含まれる。SAI(S)は、セルのグループを識別するために使用される。つまり、セルグループは、SAI(S)によりアドレッシングが可能である。なお、SAI(S)についても、TS 23.003に記載されている。SAI(S)の値は“0〜65,535”まで指定できるが、“0”は特別であり、全てのセルグループを指定する場合に使用される。つまりブロードキャストサービスに使用することができる。
なお、本実施形態においてSAI(S)と表記しているのは、一箇所のサービスエリアだけでエラーが発生する場合と、複数のサービスエリアでエラーが発生する場合とが想定されるためである。
《MCEの処理手順》
図4は、本実施形態に係る通信処理システムのMCEの処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、MCEを単体で制御するCPU(Central Processing Unit)、あるいは、訪問先公衆陸上移動ネットワーク(VPLMN)の動作を統合して制御するCPUなどで実行されて、各構成機能部を実現する。例えば、訪問先公衆陸上移動ネットワーク(VPLMN)の各機能は、仮想ネットワークにより実現してもよい。
MCEは、ステップS401において、MMEからのMBMS Session Start Requestを待つ。MMEからのMBMS Session Start Requestを受信すると、MCEは、ステップS403において、MBMS Session Start RequestをeNBに送信する。そして、MCEは、ステップS405において、セッション応答のタイムアウトを検出するためのタイマをスタートする。
MCEは、ステップS407において、eNBからのMBMS Session Start Responseを待つ。eNBからのMBMS Session Start Responseが有れば、MCEは、ステップS409において、MMEにMBMS Session Start Responseを返す。そして、MCEは、ステップS411およびS413において、ステップS405でスタートしたタイマがタイムアウトになるまでの間、デバイス(UE)からの応答を順次保持する。
タイマがタイムアウトすると、MCEは、ステップS415において、タイムアウトしたサービスエリア識別子(SAI(s))を含むERROR INDICATIONメッセージを、MMEに対し発行する。
(MCEの配置)
図5Aは、前提技術である3GPP TS 36.300に規定された通信処理システムにおけるMCEの配置を示すブロック図である。なお、図5Aは、標準のMBMSの論理アーキテクチャであり、詳細な説明は省略する。
(M3インタフェース)
図5Bは、前提技術である3GPP TS 36.300に規定されたM3インタフェースの制御プレーンを示す図である。なお、図5Bは、標準のM3インタフェースの制御プレーンを示しており、詳細な説明は省略する。
(ERROR INDICATION)
図5Cは、本実施形態に係るMCEで使用される、前提技術である3GPP TS 36.444に規定されたERROR INDICATIONメッセージのフォーマットを示す図である。すなわち、本実施形態においては、ERROR INDICATIONメッセージのCause531を、タイムアウトしたサービスエリア識別子(SAI(S))を書き込む領域として使用する。
図5Dは、本実施形態で使用される、前提技術である3GPP TS 36.444に規定されたCAUSEのフォーマットを示す図である。また、図5Eは、本実施形態で使用される、前提技術である3GPP TS 29.274に規定されたCAUSEの値を示す図である。本実施形態においては、Causeの中で、(decimal value 121 to 239 and 240 to 256)551を、SAI(S)を書き込む領域として使用する。
《MMEの処理手順》
図6は、本実施形態に係る通信処理システムのMMEの処理手順を示すフローチャートである。
MMEは、ステップS601において、MBMS−GWからのMBMS Session Start Requestを待つ。MBMS−GWからのMBMS Session Start Requestを受信すれば、MMEは、ステップS603において、MCEにMBMS Session Start Requestを送信する。そして、MMEは、ステップS605において、MCEからのMBMS Session Start Responseを待つ。
MCEからのMBMS Session Start Responseを受信すると、MMEは、ステップS607において、SAI(s)を含むERROR INDICATIONを待つ。なお、所定時間が経過しても、ERROR INDICATIONを受信しなければ、正常にグループメッセージのセッションが確立したことを示すMBMS Session Start ResponseをMBMS−GWに返してもよい。SAI(s)を含むERROR INDICATIONをMCEから受信すると、MMEは、ステップS609において、MBMS Session Start ResponseにERROR INDICATIONのSAI(s)を含ませて、MBMS−GWに送信する。
(MEMS Session Start Response)
図7は、本実施形態に係るMMEで使用される、前提技術である3GPP TS 29.274に規定されたMEMS Session Start Responseメッセージのフォーマットを示す図である。図7のCause701にERROR INDICATIONのSAI(s)が記憶されて、MBMS−GWに送信される。
《MBMS−GWの処理手順》
図8は、本実施形態に係る通信処理システムのMBMS−GWの処理手順を示すフローチャートである。
MBMS−GWは、ステップS801において、BM−SCからのMBMS Session Start Requestを待つ、BM−SCからのMBMS Session Start Requestを受信すれば、MBMS−GWは、ステップS803において、BM−SCにMBMS Session Start Responseを返す。そして、MBMS−GWは、ステップS805において、MMEからのMBMS Session Start Responseを待つ。
MMEからのMBMS Session Start Responseを受信すると、MBMS−GWは、ステップS807において、MMEからのMBMS Session Start Responseに含まれる情報を、新たに定義したMBMS Session Start Failureに載せ替えて、BM−SCに送信する。MMEからのMBMS Session Start ResponseにSAI(s)を含むERROR INDICATIONがあれば、MBMS Session Start FailureによりBM−SCに送信される。
(MEMS Session Start Failure)
図9は、本実施形態で使用される、前提技術である3GPP TS 36.444に規定されたMEMS Session Start Failureメッセージのフォーマットを示す図である。MEMS Session Start Failureは、Cause901を含み、かかるCauseのタイプは、ERROR INDICATIONのCause531と同じなので、ERROR INDICATIONのSAI(s)を格納して伝達することが可能である。
《BM−SCの処理手順》
図10は、本実施形態に係る通信処理システムのBM−SCの処理手順を示すフローチャートである。
BM−SCは、ステップS1001において、MBMS−GWからのMEMS Session Start Failureを待つ。MBMS−GWからのMEMS Session Start Failureを受信すれば、BM−SCは、ステップS1003において、MEMS Session Start Failureに含まれるSAI(s)を取得する。そして、BM−SCは、ステップS1005において、SAI(s)に基づいてMBMS−GWからUE対して、MEMS Session Start Requestを再送する。
本実施形態によれば、デバイスがグループメッセージを受信できなかった場合に、エラー発生時に訪問先公衆陸上移動ネットワーク(VPLMN)内のBM−SCにおいてグループメッセージを再送信する。したがって、シグナリングの削減によるネットワークの輻輳やオーバーロードを回避した障害への対処ができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る通信処理システムについて説明する。本実施形態に係る通信処理システムは、上記第2実施形態と比べると、複数のセルグループに障害があったことが応答された場合に、グループメッセージの再送信をする順序を選択する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
《BM−SCの処理手順》
図11は、本実施形態に係る通信処理システムのBM−SCの処理手順を示すフローチャートである。なお、図11において、図10と同様のステップには同じステップ番号を付して、重複する説明を省略する。
BM−SCは、ステップS1104において、複数のセルグループに障害がある場合に、エラー受信順や優先度に応じた優先順位順にグループメッセージを再送する順位が選定される。
本実施形態によれば、エラー受信順や優先順位順にグループメッセージを再送する。したがって、シグナリングの削減によるネットワークの輻輳やオーバーロードをより効率的に回避した障害への対処ができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係る通信処理システムについて説明する。本実施形態に係る通信処理システムは、上記第2実施形態および第3実施形態と比べると、MCEからMMEへのセッション開始がタイムアウトしたSAI(s)の送信を、MEMS Session Start Failureメッセージで行なう点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態、第3実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
《動作シーケンス》
図12は、本実施形態に係る通信処理システムの動作を示すシーケンス図である。なお、図12において、図2と同様のステップには同じステップ番号を付して、重複する説明を省略する。
MCEは、ステップS1202において、セッション開始がタイムアウトしたSAI(s)の送信を、MEMS Session Start FailureメッセージのCauseに書き込んでMMEに送信する。
本実施形態においても、第2実施形態と同様に、デバイスがグループメッセージを受信できなかった場合に、エラー発生時に訪問先公衆陸上移動ネットワーク(VPLMN)内のBM−SCにおいてグループメッセージを再送信する。したがって、シグナリングの削減によるネッ+トワークの輻輳やオーバーロードを回避した障害への対処ができる。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態に係る通信処理システムについて説明する。本実施形態に係る通信処理システムは、上記第2実施形態乃至第4実施形態と比べると、MMEからMBMS−GWへのセッション開始がタイムアウトしたSAI(s)の送信を、MEMS Session Start Failureメッセージで行なう点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態から第4実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
《動作シーケンス》
図13は、本実施形態に係る通信処理システムの動作を示すシーケンス図である。なお、図13において、図2および図12と同様のステップには同じステップ番号を付して、重複する説明を省略する。
MMEは、ステップS1303において、セッション開始がタイムアウトしたSAI(s)の送信を、MEMS Session Start FailureメッセージのCauseに書き込んでMBMS−GWに送信する。
本実施形態においても、第2実施形態と同様に、デバイスがグループメッセージを受信できなかった場合に、エラー発生時に訪問先公衆陸上移動ネットワーク(VPLMN)内のBM−SCにおいてグループメッセージを再送信する。したがって、シグナリングの削減によるネットワークの輻輳やオーバーロードを回避した障害への対処ができる。
[他の実施形態]
なお、本実施形態においては、BM−SCとMBMS−GW間でのグループメッセージ送信において、図3Eの標準動作シーケンスでは、セッション開始処理中のデバイス状態によるエラーが発生した場合にも、それを通知するメッセージが設けられてないとして、MBMS session start failureを新たに定義した。しかしながら、MBMS session start response(RAA)の応答を、ERROR INDICATIONを伝達できるように遅延することも可能である。
また、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。特に、少なくとも、上述した実施形態に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)は本発明の範疇に含まれる。
この出願は、2015年9月24日に出願された日本国特許出願 特願2015−186303号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (8)

  1. 訪問先公衆陸上移動ネットワーク(VPLMN)を構成する通信処理システムであって、
    アプリケーションから複数のデバイスに送信するグループメッセージ送信要求を取得するグループメッセージ送信要求取得手段と、
    前記グループメッセージ送信要求を前記複数のデバイスに送信するグループメッセージ送信要求手段と、
    前記複数のデバイスによる前記グループメッセージ送信要求への応答を、所定時間内に受信できない場合、応答を受信できなかったデバイスを含むサービスエリアのエラー情報に基づいて、応答を受信できなかったデバイスを含む前記サービスエリアに対してグループメッセージ送信要求の再送信を指示する再送信指示手段と、
    を備える通信処理システム。
  2. 前記エラー情報を生成するエラー情報生成手段をさらに備え、
    前記エラー情報生成手段は、3GPPのグループメッセージ処理に規定されたMCEに含まれ、セッション開始から最初のデータ配信までの時間が所定時間を超えた場合に、前記所定時間を超えたサービスエリア識別子を含むERROR INDICATIONメッセージ、または、SESSION START FAILUREメッセージを生成する、請求項1に記載の通信処理システム。
  3. 前記再送信指示手段は、3GPPのグループメッセージ処理に規定されたBM−SCに含まれ、前記所定時間を超えたサービスエリア識別子を含む前記エラー情報の返信に応答して、応答を受信できなかったデバイスを含むサービスエリアに対してグループメッセージ送信要求の再送信を指示する、請求項1または2に記載の通信処理システム。
  4. 前記再送信指示手段は、応答を受信できなかったデバイスを含む複数のサービスエリア識別子を受信した場合、障害を受信した順序で、または、グループメッセージに含まれる優先度に応じた順序で、グループメッセージ送信要求の再送信を指示する、請求項3に記載の通信処理システム。
  5. 前記所定時間を超えたサービスエリア識別子は、各メッセージのCAUSEの領域のデータとして伝達される、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信処理システム。
  6. 3GPPのグループメッセージ処理に規定され、前記エラー情報を受信したMMEは、前記所定時間を超えたサービスエリア識別子をSESSION START RESPONSEメッセージ、または、SESSION START FAILUREメッセージによりMBMS−GWに返信する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信処理システム。
  7. 3GPPのグループメッセージ処理に規定され、前記エラー情報を受信したMBMS−GWは、前記所定時間を超えたサービスエリア識別子をSESSION START FAILUREメッセージによりBM−SCに返信する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信処理システム。
  8. 訪問先公衆陸上移動ネットワーク(VPLMN)を構成する通信処理システムのグループメッセージ処理方法であって、
    アプリケーションから複数のデバイスに送信するグループメッセージ送信要求を取得するグループメッセージ送信要求取得ステップと、
    前記グループメッセージ送信要求を前記複数のデバイスに送信するグループメッセージ送信要求ステップと、
    前記複数のデバイスによる前記グループメッセージ送信要求への応答を、所定時間内に受信できない場合、応答を受信できなかったデバイスを含むサービスエリアのエラー情報を生成するエラー情報に基づいて、応答を受信できなかったデバイスを含む前記サービスエリアに対してグループメッセージ送信要求の再送信を指示する再送信指示ステップと、
    を含むグループメッセージ処理方法。
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