JPWO2016185964A1 - 移動通信システム、通信制御装置、移動管理エンティティ及び移動通信方法 - Google Patents

移動通信システム、通信制御装置、移動管理エンティティ及び移動通信方法 Download PDF

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Abstract

移動局がVPLMNに接続する場合にIMS経由の緊急呼の発信に失敗することを回避できる移動通信システム、通信制御装置、移動管理エンティティ及び移動通信方法を提供する。HSS100は、VPLMNにおいてIMS500経由による緊急呼発信がサポートされているか否かを判定し、当該緊急呼発信がサポートされているか否かを示すインジケータであるEM supportedまたはEM not supportedを含む信号をMME300に送信する。MME300は、HSS100から当該インジケータを受信しUE20からのVPLMNへのAttach Requestに対するAttach AcceptをUE20に送信する。MME300は、HSS100から受信したインジケータに基づいて、緊急呼発信がサポートされているか否かを示すインジケータを含むAttach AcceptをUE20に送信する。

Description

本発明は、移動通信システム、通信制御装置、移動管理エンティティ及び移動通信方法に関し、移動局の在圏ネットワークにおける緊急呼制御に関する。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)によって規定されるLong Term Evolution(LTE)では、音声通信をIPマルチメディアサブシステム(IMS)と呼ばれるパケット交換(PS)ドメイン経由で実現する、いわゆるVoice over LTE(VoLTE)を提供することができる。
このようなVoLTEに対応したスマートフォンなどの移動局が緊急呼を発信(救急や警察などへの発信)する場合、当該移動局は、移動管理エンティティ(MME)から通知される”Emergency Service Support indicator”の内容に基づいて、VoLTEによる緊急呼を発信するか、或いは3G(UTRAN)の回線交換(CS)ドメインにフォールバック(CSFB)して緊急呼を発信するかを決定する(例えば、非特許文献1参照)。
具体的には、Emergency Service Support indicatorによって、IMS経由の緊急呼のサポート(EM supported)が示されている場合、移動局はVoLTEによる緊急呼を発信する。
3GPP TS 23.401 V12.6.0 Subclause 4.3.12 IMS Emergency Session Support, 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; General Packet Radio Service (GPRS) enhancements for Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN) access (Release 12)、3GPP、2014年9月
移動局は、当該移動局に対してサービス契約を有するオペレータが運用するホームネットワーク(Home Public Land Mobile Network(HPLMN))だけでなく、他のオペレータが運用する在圏ネットワーク(Visited Public Land Mobile Network(VPLMN))にも接続することができる。
移動局がVPLMNに接続する場合、移動局は、HPLMNのMMEではなく、VPLMNのMMEから通知されるEmergency Service Support indicatorに基づいて、上述した緊急呼の発信可否を判定する。このような場合、VPLMNのMMEは、HPLMNのオペレータと、VPLMNのオペレータと取り決めに基づいて、IMS経由の緊急呼の発信が当該VPLMNにおいてサポートされているか否かを通知する。
しかしながら、このようなオペレータ間の取り決めと関係なく、一律にIMS経由の緊急呼がサポートされることを通知するVPLMN(オペレータ)が存在する。このため、例えば、LTE自体のローミング協定は存在するものの、VPLMNにおいてIMS経由の緊急呼の発信をサポートするとの取り決めがなされていない場合、移動局は、VPLMNに対して接続要求(Attach Request)は可能なものの、IMS経由の緊急呼の発信に失敗する。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、移動局がVPLMNに接続する場合にIMS経由の緊急呼の発信に失敗することを回避できる移動通信システム、通信制御装置、移動管理エンティティ及び移動通信方法の提供を目的とする。
本発明の一態様に係る移動通信システムは、移動局のホームネットワークに設けられる通信制御装置と、移動局の在圏ネットワークに設けられる移動管理エンティティと、緊急呼用のパケットを処理するマルチメディアサブシステムとを含む。
通信制御装置は、在圏ネットワークにおいてマルチメディアサブシステム経由による緊急呼発信がサポートされているか否かを判定する緊急呼提供ドメイン判定部と、緊急呼提供ドメイン判定部による緊急呼発信の判定結果に基づいて、緊急呼発信がサポートされているか否かを示す第1サポート指示子を含む信号を移動管理エンティティに送信する指示子送信部とを備える。
移動管理エンティティは、通信制御装置から第1サポート指示子を受信する指示子受信部と、移動局からの在圏ネットワークへの接続要求に対する応答を移動局に送信する応答送信部とを備える。応答送信部は、指示子受信部が受信した第1サポート指示子に基づいて、緊急呼発信がサポートされているか否かを示す第2サポート指示子を含む応答を移動局に送信する。
本発明の一態様に係る通信制御装置は、移動局の在圏ネットワークに設けられる移動管理エンティティと、緊急呼用のパケットを処理するマルチメディアサブシステムとを含む移動通信システムにおいて用いられ、移動局のホームネットワークに設けられる。
当該通信制御装置は、在圏ネットワークにおいてマルチメディアサブシステム経由による緊急呼発信がサポートされているか否かを判定する緊急呼提供ドメイン判定部と、緊急呼提供ドメイン判定部による緊急呼発信の判定結果に基づいて、緊急呼発信がサポートされているか否かを示す第1サポート指示子を含む信号を移動管理エンティティまたは移動局に送信する指示子送信部とを備える。
本発明の一態様に係る移動管理エンティティは、移動局のホームネットワークに設けられる通信制御装置と、緊急呼用のパケットを処理するマルチメディアサブシステムとを含む移動通信システムにおいて用いられ、移動局の在圏ネットワークに設けられる。
当該移動管理エンティティは、通信制御装置から、記在圏ネットワークにおいてマルチメディアサブシステム経由による緊急呼発信がサポートされているか否かを示す第1サポート指示子を受信する指示子受信部と、移動局からの在圏ネットワークへの接続要求に対する応答を移動局に送信する応答送信部とを備える。応答送信部は、指示子受信部が受信した第1サポート指示子に基づいて、緊急呼発信がサポートされているか否かを示す第2サポート指示子を含む応答を移動局に送信する
本発明の一態様に係る移動通信方法は、移動局のホームネットワークに設けられる通信制御装置と、移動局の在圏ネットワークに設けられる移動管理エンティティと、緊急呼用のパケットを処理するマルチメディアサブシステムとを含む移動通信システムにおいて用いられる。
当該移動通信方法は、通信制御装置が、在圏ネットワークにおいてマルチメディアサブシステム経由による緊急呼発信がサポートされているか否かを示す第1サポート指示子を含む信号を移動管理エンティティに送信するステップと、移動管理エンティティが、通信制御装置から第1サポート指示子を受信するステップと、移動管理エンティティが、移動局からの在圏ネットワークへの接続要求に対する応答を移動局に送信するステップとを備える。応答を移動局に送信するステップでは、移動管理エンティティが、受信した第1サポート指示子に基づいて、緊急呼発信がサポートされているか否かを示す第2サポート指示子を含む応答を移動局に送信する。
図1は、移動通信システム10の全体概略構成図である。 図2は、第1実施形態に係るHSS100の機能ブロック構成図である。 図3は、第1実施形態に係るMME300の機能ブロック構成図である。 図4は、第1実施形態に係るUE20に対してIMS500経由による緊急呼発信がサポートされているか否かを示すインジケータを通知する動作シーケンスを示す図である。 図5は、第1実施形態に係るUE20に対してIMS500経由による緊急呼発信がサポートされているか否かを示すインジケータを通知する動作の説明図である。 図6は、第1実施形態に係るHSS100の動作フローを示す図である。 図7は、第1実施形態に係るMME300の動作フローを示す図である。 図8は、第2実施形態に係るUE20に対してIMS500経由による緊急呼発信がサポートされているか否かを示すインジケータを通知する動作の説明図である。 図9は、第2実施形態に係るPGW200の機能ブロック構成図である。 図10は、第3実施形態に係るUE20に対してIMS500経由による緊急呼発信がサポートされているか否かを示すインジケータを通知する動作の説明図である。 図11は、第3実施形態に係るSIPサーバ510の機能ブロック構成図である。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一または類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態について、図1〜図7を参照して説明する。本実施形態では、EMM(EPS Mobility Management)レイヤにおける制御(Attach)を例として説明する。
(1)移動通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る移動通信システム10の全体概略構成図である。図1に示すように、移動通信システム10は、移動局20(以下、User Equipment 20(UE20))、具体的には、Home Public Land Mobile Network(HPLMN)に設けられるHome Subscriber Server 100(以下、HSS100)及びPDN Gateway 200(以下、PGW200)を含む。
また、移動通信システム10は、UE20の在圏ネットワーク、具体的には、Visited Public Land Mobile Network(VPLMN)に設けられる移動管理エンティティ300(以下、MME300)及びServing Gateway 400(以下、SGW400)を含む。
PGW200は、SGiインタフェースを介してIPマルチデバイスサブシステム500(以下、IMS500)と接続されている。なお、IMS500は、他のインタフェースを介してVPLMNに設けられる装置と接続されていてもよい。
UE20は、Long Term Evolution(LTE)の無線アクセスネットワークであるE-UTRAN、及び3Gの無線アクセスネットワークであるUTRANに無線接続が可能である。UE20は、E-UTRANを介してMME300やSGW400と通信を実行することができる。また、UE20は、UTRANを介してMobile Switching Center 30(以下、MSC30)と通信を実行することができる。
MSC30は、回線交換サービス用の交換機であり、回線交換ドメイン40(以下、CSドメイン40)と接続されている。
HSS100は、移動通信システム10、具体的には、HPLMNのオペレータ(通信事業者)への加入者情報のデータベースであり、加入者(移動局)認証情報及び在圏情報を管理する。
PGW200は、UE20とIMS500などのネットワークとの接続を実現する機能を提供する。MME300は、UE20のVPLMNに設けられ、UE20のVPLMNにおける移動を制御する。SGW400は、LTEネットワークにおけるパケット交換機であり、PGW200とユーザデータの送受信を行う。
IMS500は、IPをベースとしたマルチメディアサブシステムであり、音声通信(緊急呼を含む)用のパケットを処理することができる。
(2)移動通信システムの機能ブロック構成
次に、移動通信システム10に含まれるHSS100及びMME300の機能ブロック構成について説明する。
(2.1)HSS100
図2は、HSS100の機能ブロック構成図である。図2に示すように、HSS100は、Dia_ULR受信部110、緊急呼提供ドメイン判定部120、在圏ネットワークDB131、移動局種別DB133、加入者種別DB135及びDia_ULA送信部140を備える。なお、各機能ブロックは、プロセッサ(メモリを含む)、機能モジュール(ネットワークIFなど)及び電源などのハードウェア要素によって実現される。
HSS100は、本実施形態において、移動局のホームネットワークに設けられる通信制御装置を構成する。
Dia_ULR受信部110は、Diameterプロトコルに従ったDia_ULRをMME300から受信する。
緊急呼提供ドメイン判定部120は、Dia_ULR受信部110が受信したDia_ULRに応じて、UE20のVPLMNでのIMS500経由による緊急呼発信可否について判定する。具体的には、緊急呼提供ドメイン判定部120は、VPLMNにおける緊急呼提供ドメイン(IMS500またはCSドメイン40)を判定する。すなわち、緊急呼提供ドメイン判定部120は、UE20がVPLMNにおいてVoice over LTE(以下VoLTE)による緊急呼発信を実行できるか否かを判定する。
緊急呼提供ドメイン判定部120は、在圏ネットワークDB131、移動局種別DB133及び加入者種別DB135を参照し、当該緊急呼発信がサポートされているか否かを判定する。
具体的には、緊急呼提供ドメイン判定部120は、在圏ネットワークDB131を参照し、HPLMNとVPLMNとの間におけるIMS500経由による緊急呼発信の取り決めの有無に基づいて、当該緊急呼発信がサポートされているか否かを判定することができる。
また、緊急呼提供ドメイン判定部120は、移動局種別DB133を参照し、移動局の種別に基づいて、当該緊急呼発信がサポートされているか否かを判定することもできる。なお、移動局の種別とは、VoLTEによる緊急呼発信の機能をサポートしている移動局の形式や、当該種別の移動局とVPLMNとの接続互換性などである。
さらに、緊急呼提供ドメイン判定部120は、加入者種別DB135を参照し、移動局のユーザの種別に基づいて、当該緊急呼発信がサポートされているか否かを判定することもできる。なお、移動局のユーザ種別(加入者種別)とは、HPLMNのオペレータとの契約種別などであり、VoLTEの利用可否や、契約データ通信量などが含まれる。
Dia_ULA送信部140は、Diameterプロトコルに従ったDia_ULAをMME300に送信する。具体的には、Dia_ULA送信部140は、緊急呼提供ドメイン判定部120による緊急呼発信の判定結果に基づいて、緊急呼発信がサポートされているか否かを示す第1サポート指示子を含む信号を移動管理エンティティに送信する。本実施形態において、Dia_ULA送信部140は、指示子送信部を構成する。
より具体的には、Dia_ULA送信部140は、当該緊急呼発信がサポートされている場合、当該緊急呼発信がサポートされていることを示すインジケータであるEM supportedを含むDia_ULAを送信する。一方、Dia_ULA送信部140は、当該緊急呼発信がサポートされていない場合、当該緊急呼発信がサポートされていないことを示すインジケータであるEM not supportedを含むDia_ULAを送信する。
(2.2)MME300
図3は、MME300の機能ブロック構成図である。図3に示すように、MME300は、Attach Request受信部310、Dia_ULR送信部320、Dia_ULA受信部330、インジケータ処理部340、取り決め情報DB350及びAttach Accept送信部360を備える。なお、各機能ブロックは、プロセッサ(メモリを含む)、機能モジュール(ネットワークIFなど)及び電源などのハードウェア要素によって実現される。
Attach Request受信部310は、VPLMNに対する接続要求であるAttach RequestをUE20から受信する。
Dia_ULR送信部320は、Attach Request受信部310が受信したAttach Requestに応じて、Diameterプロトコルに従ったDia_ULRをHSS100に送信する。
Dia_ULA受信部330は、HSS100によって送信されたDia_ULAを受信する。本実施形態において、Dia_ULA受信部330は、通信制御装置から第1サポート指示子を受信する指示子受信部を構成する。
インジケータ処理部340は、Dia_ULA受信部330が受信したDia_ULAに含まれているインジケータ(EM supportedまたはEM not supported)に基づく処理を実行する。具体的には、インジケータ処理部340は、Dia_ULAに含まれているインジケータの種別に基づいて、Attach Acceptに含めるインジケータの種別(EM supportedまたはEM not supported)を決定する。
また、インジケータ処理部340は、Dia_ULA受信部330が受信したDia_ULAに当該インジケータが含まれていない場合、取り決め情報DB350を参照し、Attach Acceptに含めるインジケータの種別(EM supportedまたはEM not supported)を決定する。具体的には、インジケータ処理部340は、Attach Requestを送信したUE20のVPLMNでのIMS500経由による緊急呼発信がサポートされていることが取り決め情報DB350によって示されている場合、Attach AcceptにEM supportedを含めることを決定する。なお、当該インジケータ(EM supported及びEM not supported)は、上述したように、3GPP TS23.401(Subclause 4.3.12)において規定されている。
また、取り決め情報DB350は、HPLMNのオペレータと、VPLMNのオペレータとの取り決めに決定された内容によって構成され、IMS500経由による緊急呼発信の可否に限らず、IMS500経由による音声通信(VoLTE)の可否なども含まれる。
Attach Accept送信部360は、UE20から受信したAttach Requestに対する応答であるAttach AcceptをUE20に送信する。Attach Acceptを受信したUE20は、VPLMNにおいてE-UTRANとの接続を実行する。
本実施形態において、Attach Accept送信部360は、移動局からの在圏ネットワークへの接続要求に対する応答を移動局に送信する応答送信部を構成する。
Attach Accept送信部360は、Dia_ULA受信部330が受信したインジケータ(第1サポート指示子)に基づいて、緊急呼発信がサポートされているか否かを示すインジケータ(第2サポート指示子)を含むAttach AcceptをUE20に送信する。
具体的には、Attach Accept送信部360は、インジケータ処理部340から指示されたEM supportedまたはEM not supportedを含むAttach AcceptをUE20に送信する。
(3)移動通信システムの動作
次に、上述した移動通信システム10の動作について説明する。具体的には、VPLMNに在圏するUE20に対して、緊急呼発信がサポートされているか否かを、HPLMNに設けられたHSS100と連携して指示する動作について説明する。
(3.1)動作シーケンス
図4は、UE20に対してIMS500経由による緊急呼発信がサポートされているか否かを示すインジケータを通知する動作シーケンスを示す。また、図5は、UE20に対してIMS500経由による緊急呼発信がサポートされているか否かを示すインジケータを通知する動作の説明図である。
図4及び図5に示すように、UE20は、VPLMNにおいてE-UTRANに接続するため、Attach RequestをMME300に送信する(図4のS10、以下同)。Attach Requestを受信したMME300は、Dia_ULRをHSS100に送信する(S20)。
HSS100は、受信したDia_ULRに基づいて、VPLMNにおける緊急呼提供ドメインを判定する(S30)。
HSS100は、緊急呼提供ドメインの判定結果に基づいて、EM supportedまたはEM not supportedを含むDia_ULAをMME300に返送する(S40)。
MME300は、Dia_ULAに含まれるインジケータの種別に基づいて、Attach Acceptに含めるインジケータの種別(EM supportedまたはEM not supported)を決定する(S50)。
MME300は、決定したインジケータを含むAttach AcceptをUE20に返送する(S60)。
図5では、上述したS10〜S60の動作が概念的に示されている。図5では、HSS100によって緊急呼発信が不可と判定され、EM not supportedが指示された場合の例が示されている。
EM not supportedを含むAttach Acceptを受信したUE20は、VPLMNのE-UTRAN(LTE)を介した緊急呼発信が不可能なことを認識し、UTRAN(3G CS)にフォールバック(CSFB)を実行する。この結果、UE20は、回線交換ドメインに接続し、MSC30に緊急呼発信を行う。
(3.2)装置動作フロー
次に、上述した動作シーケンスに基づく動作を実行する場合における装置の動作について説明する。具体的には、HPLMNに設けられるHSS100の動作フロー、及びVPLMNに設けられるMME300の動作フローについて説明する。
(3.2.1)HSS100の動作フロー
図6は、HPLMNに設けられるHSS100の動作フローを示す。図6に示すように、HSS100は、MME300からDia_ULRを受信すると、VPLMNでの緊急呼提供ドメインが、IMS500またはCSドメイン40の何れかを判定する(S110)。具体的には、HSS100は、HPLMNとVPLMNとの間において、IMS500経由による緊急呼発信の取り決めがあるか否かに基づいて、VPLMNでの緊急呼提供ドメインを判定する。
緊急呼提供ドメインがIMS500である場合、HSS100は、UE20の種別が当該VPLMNにおける動作が保証されている移動局の種別か否かを判定する(S120)。具体的には、HSS100は、上述したように、VoLTEによる緊急呼発信の機能をサポートしている移動局の形式(機種)や、当該種別の移動局とVPLMNとの接続互換性などを確認する。
動作が保証されている移動局の種別である場合、HSS100は、移動局のユーザの種別(加入者種別)が、IMS500経由による緊急呼発信が許可されている種別であるか否かを判定する(S130)。
当該緊急呼発信が許可されている加入者種別である場合、HSS100は、MME300に返送するDia_ULAに含まれるインジケータとして、EM supportedを設定する(S140)。一方、緊急呼提供ドメインがCSドメイン40である、動作が保証されている移動局の種別でない、或いは当該緊急呼発信が許可されていない加入者種別である場合、HSS100は、MME300に返送するDia_ULAに含まれるインジケータとして、EM not supportedを設定する(S150)。
HSS100は、EM supportedまたはEM not supportedを含むDia_ULAをMME300に返送する(S160)。
(3.2.2)MME300の動作フロー
図7は、VPLMNに設けられるMME300の動作フローを示す。図7に示すように、MME300は、HSS100からDia_ULAを受信すると、当該Dia_ULAがIMS500経由による緊急呼発信がサポートされているか否かを示すインジケータ(EM supportedまたはEM not supported)を含んでいるか否かを判定する(S210)。
インジケータを含んでいる場合、MME300は、受信したインジケータの種別に基づいて、UE20に返送するAttach Acceptに含まれるインジケータとして、EM supportedまたはEM supportedを設定する(S220)。具体的には、MME300は、Dia_ULAにEM supportedが含まれている場合には、EM supportedを設定し、Dia_ULAにEM not supportedが含まれている場合には、EM not supportedを設定する。
一方、インジケータを含んでいない場合、MME300は、ローカル(取り決め情報DB350)で保持する情報に基づいて、UE20に返送するAttach Acceptに含まれるインジケータとして、EM supportedまたはEM supportedを設定する(S230)。
具体的には、MME300は、上述したように、UE20のVPLMNでのIMS500経由による緊急呼発信がサポートされていることが取り決め情報DB350によって示されている場合、Attach AcceptにEM supportedを含めることを決定する。
MME300は、設定したEM supportedまたはEM supportedを含むAttach AcceptをUE20に返送する(S240)。
(4)作用・効果
本実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。HSS100は、MME300から受信したDia_ULRに基づいて、IMS500経由による緊急呼発信(VoLTEによる緊急呼発信)が、VPLMNにおいてサポートされているか否かを判定する。また、HSS100は、当該緊急呼発信がサポートされているか否かを示すインジケータ(EM supportedまたはEM not supported)を含むDia_ULAをMME300に返送する。さらに、MME300は、同様のインジケータを含むAttach AcceptをUE20に返送する。
これにより、UE20は、UE20が在圏するVPLMNにおいて当該緊急呼発信がサポートされているか否かを速やかに判定することができる。このため、当該緊急呼発信がサポートされていないにも関わらず、UE20が当該VPLMNにおいてIMS500経由による緊急呼発信を試みることが防止される。つまり、UE20がVPLMNに接続する場合にIMS500経由の緊急呼の発信に失敗することを回避できる。
特に、HPLMNのオペレータと、VPLMNのオペレータと取り決めと関係なく、一律にIMS経由の緊急呼発信がサポートされることを通知するVPLMN(オペレータ)が存在する場合でも、上述のような緊急呼の失敗を確実に回避できる。
なお、VPLMNにおいて緊急呼発信が開始される前までは、HPLMNに設けられた、つまり、HPLMNのオペレータによって管理されるMMEによってIMS経由の緊急呼発信の可否が判定されていたため、このような問題は顕在化していなかった。
本実施形態では、HSS100は、HPLMNとVPLMNとの間における緊急呼発信の取り決めの有無に基づいて、当該緊急呼発信がサポートされているか否かを判定することができる。これにより、HPLMN側において、当該取り決めが存在することを確認した上で、UE20に当該緊急呼を確実に実行させることができる。
本実施形態では、HSS100は、UE20の種別に基づいて、当該緊急呼発信がサポートされているか否かを判定することができる。これにより、HPLMN側において、当該VPLMNに対応可能な移動局の種別を確認した上で、UE20に当該緊急呼を確実に実行させることができる。
本実施形態では、HSS100は、UE20のユーザの種別(加入者種別)に基づいて、当該緊急呼発信がサポートされているか否かを判定するができる。これにより、HPLMN側において、当該VPLMNに対応可能な加入者の種別を確認した上で、UE20に当該緊急呼を確実に実行させることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、ESM(EPS Session Management)レイヤにおける制御(EPS bearer context)を例として説明する。なお、以下では、上述した第1実施形態と異なる部分について主に説明し、同様の部分については、適宜その説明を省略する。
図8は、UE20に対してIMS500経由による緊急呼発信がサポートされているか否かを示すインジケータを通知する動作の説明図である。
図8に示すように、本実施形態では、MME300は、UE20からAttach Requestに含まれるPDN connectivity requestに基づいて、GTPv2 Create Session RequestをPGW200に送信する(図8の(2)及び(4))。
GTPv2 Create Session Requestを受信したPGW200は、第1実施形態のHSS100と同様の動作によって、VPLMNにおける緊急呼提供ドメイン、つまり、IMS500経由による緊急呼発信の可否を判定する(同(5))。PGW200は、当該緊急呼発信の判定結果に基づいて、UE20に対して緊急呼発信がサポートされているか否かを示すインジケータ(第1サポート指示子)を設定する。
具体的には、PGW200は、緊急呼発信がサポートされている場合、当該インジケータとして、“PCO(EM可)”を設定する。なお、PCOは、Protocol Configuration Optionの略である。一方、PGW200は、緊急呼発信がサポートされていない場合、当該インジケータとして、“PCO(EM不可)”を設定する。図8の例では、“PCO(EM不可)”が設定された例を示している。なお、このようなインジケータは、既存の3GPP TSでは規定されておらず、新規に規定される。
PGW200は、“PCO(EM不可)”を含むGTPv2 Create Session Responseを
MME300に返送する(同(6))。
MME300は、受信したGTPv2 Create Session Responseに含まれるPCOをそのまま透過(転送)し、UE20に返送されるAttach Acceptに含まれるEPS Bearer Context Request(具体的には、Active Default EPS Bearer Context Request)に当該PCO、具体的には、“PCO(EM不可)”(第2サポート指示子)を含める(同(7)及び(8))。
当該PCOを含むAttach Acceptを受信したUE20は、VPLMNのE-UTRAN(LTE)を介した緊急呼発信が不可能なことを認識する。この結果、UE20は、UTRAN(3G CS)にフォールバック(CSFB)を実行し、MSC30に緊急呼の発信を行う(同(9)及び(10))。
図9は、本実施形態に係るPGW200の機能ブロック構成図である。PGW200は、本実施形態において通信制御装置を構成する。図9に示すように、PGW200は、Session Request受信部210、緊急呼提供ドメイン判定部220、在圏ネットワークDB231、移動局種別DB233、加入者種別DB235及びSession Response送信部240を備える。
PGW200の機能ブロック構成は、第1実施形態に係るHSS100と概ね同様である。
HSS100との主な相違点は、SGW400を介してMME300からGTPv2 Create Session Requestを受信するSession Request受信部210、及びSGW400を介してMME300にGTPv2 Create Session Responseを送信するSession Response送信部240である。
このように、本実施形態では、ESMレイヤにおける制御(EPS bearer context)によって、PGW200が当該緊急呼発信の可否を判定しているが、第1実施形態と同様の効果を奏し得る。HSS100またはPGW200の何れで当該緊急呼発信の可否を判定するかは、HPLMN及びVPLMNのネットワーク構成などに応じて決定することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態では、IMS(IP Multimedia Subsystem)レイヤにおける制御(Registration)を例として説明する。なお、以下でも、上述した第1実施形態と異なる部分について主に説明し、同様の部分については、適宜その説明を省略する。
図10は、UE20に対してIMS500経由による緊急呼発信がサポートされているか否かを示すインジケータを通知する動作の説明図である。
図10に示すように、本実施形態では、UE20は、Attach Requestの送信及びAttach Acceptの受信の動作(図10の(1)〜(4))に引き続いて、IMS500に対して、具体的には、IMS500を構成するSIPサーバ510にSIP_REGSISTERを送信する(同(5))。
SIP_REGSISTERを受信したSIPサーバ510は、第1実施形態のHSS100と同様の動作によって、VPLMNにおける緊急呼提供ドメイン、つまり、IMS500経由による緊急呼発信の可否を判定する(同(6))。SIPサーバ510は、当該緊急呼発信の判定結果に基づいて、UE20に対して緊急呼発信がサポートされているか否かを示すインジケータ(第1サポート指示子)を設定する。
具体的には、SIPサーバ510は、緊急呼発信がサポートされている場合、当該インジケータを含むSIPメッセージである“SIP 200 OK(EM可)”をUE20に送信する。
一方、SIPサーバ510は、緊急呼発信がサポートされていない場合、当該インジケータを含むSIPメッセージである、“SIP 200 OK(EM不可)”をUE20に送信する。
図10の例では、“SIP 200 OK(EM不可)”が送信された例を示している。なお、このようなインジケータは、既存の3GPP TSでは規定されておらず、新規に規定される。
PGW200及びSGW400を介して“SIP 200 OK(EM不可)”を受信したUE20は、VPLMNのE-UTRAN(LTE)を介した緊急呼発信が不可能なことを認識する。この結果、UE20は、UTRAN(3G CS)にフォールバック(CSFB)を実行し、MSC30に緊急呼の発信を行う(同(8)及び(9))。
図11は、本実施形態に係るSIPサーバ510の機能ブロック構成図である。SIPサーバ510は、本実施形態において通信制御装置を構成する。図11に示すように、SIPサーバ510は、SIP信号処理部511、緊急呼提供ドメイン判定部513、在圏ネットワークDB521、移動局種別DB523及び加入者種別DB525を備える。
SIPサーバ510の機能ブロック構成は、第1実施形態に係るHSS100と概ね同様である。HSS100との主な相違点は、SIPメッセージを送受信するSIP信号処理部511である。
また、SIP信号処理部511は、PGW200及びSGW400を介して、“SIP 200 OK(EM不可)”をUE20に送信する。
このように、本実施形態では、IMSレイヤにおける制御(Registration)によって、SIPサーバ510が当該緊急呼発信の可否を判定しているが、第1実施形態と同様の効果を奏し得る。HSS100またはSIPサーバ510の何れで当該緊急呼発信の可否を判定するかは、HPLMN、VPLMN及びIMS500のネットワーク構成などに応じて決定することができる。
[その他の実施形態]
以上、実施形態に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
例えば、上述した第1実施形態では、(i)緊急呼提供ドメインがIMS500である場合、(ii)VPLMNにおける動作が保証されている移動局の種別、及び(iii)ユーザの種別(加入者種別)の全てが満たされる場合に、緊急呼発信が可能なインジケータ(EM supported)を設定していたが、(i)〜(iii)の何れか一つの判定条件に基づいて、当該緊急呼発信がサポートされているか否かを判定してもよい。
また、第1実施形態〜第3実施形態では、Attach AcceptにEM supportedまたはEM not supportedを含めることによって、VPLMNにおけるIMS500経由の緊急呼発信を制御(規制)していたが、このようなAttach Acceptによる制御に代えて、UE20のIMS500への緊急呼登録であるEmergency Registrationを規制することによって、VPLMNにおける当該緊急呼発信を制御してもよい。例えば、第3実施形態の場合、特定のSIPメッセージ(例えば、SIP_4xx、xxは所定の数字が設定される)をUE20に送信することによって、Emergency Registrationを規制し、結果的にUE20による当該緊急呼発信を規制してもよい。
さらに、上述した実施形態において示した動作シーケンスやフローは、矛盾のない限り、順序を入れ替えてもよい。
また、例えば、第1実施形態であれば、EM supportedのみを送信し、EM supportedが送信されない場合には、当該緊急呼発信がサポートされていないことを暗示的に示し、当該緊急呼発信がサポートされていないと判定するようにしてもよい。
上述した実施形態では、LTEを例として説明したが、LTEには、LTE-Advancedも含まれるとともに、LTEのみに限定されるものではない。また、UE20のフォールバック先の無線アクセスネットワークは、UTRANに限られず、GERANなどであってもよい。
上記のように、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
なお、日本国特許出願第2015-099965号(2015年5月15日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
上述した移動通信システム、通信制御装置、移動管理エンティティ及び移動通信方法によれば、移動局がVPLMNに接続する場合にIMS経由の緊急呼の発信に失敗することを回避できる。
10 移動通信システム
20 UE
30 MSC
40 CSドメイン
100 HSS
110 Dia_ULR受信部
120 緊急呼提供ドメイン判定部
131 在圏ネットワークDB
133 移動局種別DB
135 加入者種別DB
140 Dia_ULA送信部
200 PGW
210 Session Request受信部
220 緊急呼提供ドメイン判定部
231 在圏ネットワークDB
233 移動局種別DB
235 加入者種別DB
240 Session Response送信部
300 MME
310 Attach Request受信部
320 Dia_ULR送信部
330 Dia_ULA受信部
340 インジケータ処理部
350 取り決め情報DB
360 Attach Accept送信部
400 SGW
500 IMS
510 SIPサーバ
511 SIP信号処理部
513 緊急呼提供ドメイン判定部
521 在圏ネットワークDB
523 移動局種別DB
525 加入者種別DB

Claims (7)

  1. 移動局のホームネットワークに設けられる通信制御装置と、
    前記移動局の在圏ネットワークに設けられる移動管理エンティティと、
    緊急呼用のパケットを処理するマルチメディアサブシステムと
    を含む移動通信システムであって、
    前記通信制御装置は、
    前記在圏ネットワークにおいて前記マルチメディアサブシステム経由による緊急呼発信がサポートされているか否かを判定する緊急呼提供ドメイン判定部と、
    前記緊急呼提供ドメイン判定部による前記緊急呼発信の判定結果に基づいて、前記緊急呼発信がサポートされているか否かを示す第1サポート指示子を含む信号を前記移動管理エンティティに送信する指示子送信部と
    を備え、
    前記移動管理エンティティは、
    前記通信制御装置から前記第1サポート指示子を受信する指示子受信部と、
    前記移動局からの前記在圏ネットワークへの接続要求に対する応答を前記移動局に送信する応答送信部と
    を備え、
    前記応答送信部は、前記指示子受信部が受信した前記第1サポート指示子に基づいて、前記緊急呼発信がサポートされているか否かを示す第2サポート指示子を含む前記応答を前記移動局に送信する移動通信システム。
  2. 前記緊急呼提供ドメイン判定部は、前記ホームネットワークと前記在圏ネットワークとの間における前記マルチメディアサブシステム経由による前記緊急呼発信の取り決めの有無に基づいて、前記緊急呼発信がサポートされているか否かを判定する請求項1に記載の移動通信システム。
  3. 前記緊急呼提供ドメイン判定部は、前記移動局の種別に基づいて、前記緊急呼発信がサポートされているか否かを判定する請求項1または2に記載の移動通信システム。
  4. 前記緊急呼提供ドメイン判定部は、前記移動局のユーザの種別に基づいて、前記緊急呼発信がサポートされているか否かを判定する請求項1乃至3の何れか一項に記載の移動通信システム。
  5. 移動局の在圏ネットワークに設けられる移動管理エンティティと、
    緊急呼用のパケットを処理するマルチメディアサブシステムと
    を含む移動通信システムにおいて用いられ、前記移動局のホームネットワークに設けられる通信制御装置であって、
    前記在圏ネットワークにおいて前記マルチメディアサブシステム経由による緊急呼発信がサポートされているか否かを判定する緊急呼提供ドメイン判定部と、
    前記緊急呼提供ドメイン判定部による前記緊急呼発信の判定結果に基づいて、前記緊急呼発信がサポートされているか否かを示す第1サポート指示子を含む信号を前記移動管理エンティティまたは前記移動局に送信する指示子送信部と
    を備える通信制御装置。
  6. 移動局のホームネットワークに設けられる通信制御装置と、
    緊急呼用のパケットを処理するマルチメディアサブシステムと
    を含む移動通信システムにおいて用いられ、前記移動局の在圏ネットワークに設けられる移動管理エンティティであって、
    前記通信制御装置から、記在圏ネットワークにおいて前記マルチメディアサブシステム経由による緊急呼発信がサポートされているか否かを示す第1サポート指示子を受信する指示子受信部と、
    前記移動局からの前記在圏ネットワークへの接続要求に対する応答を前記移動局に送信する応答送信部と
    を備え、
    前記応答送信部は、前記指示子受信部が受信した前記第1サポート指示子に基づいて、前記緊急呼発信がサポートされているか否かを示す第2サポート指示子を含む前記応答を前記移動局に送信する移動管理エンティティ。
  7. 移動局のホームネットワークに設けられる通信制御装置と、
    前記移動局の在圏ネットワークに設けられる移動管理エンティティと、
    緊急呼用のパケットを処理するマルチメディアサブシステムと
    を含む移動通信システムにおける移動通信方法であって、
    前記通信制御装置が、前記在圏ネットワークにおいて前記マルチメディアサブシステム経由による緊急呼発信がサポートされているか否かを示す第1サポート指示子を含む信号を前記移動管理エンティティに送信するステップと、
    前記移動管理エンティティが、前記通信制御装置から前記第1サポート指示子を受信するステップと、
    前記移動管理エンティティが、前記移動局からの前記在圏ネットワークへの接続要求に対する応答を前記移動局に送信するステップと
    を備え、
    前記応答を前記移動局に送信するステップでは、前記移動管理エンティティが、受信した前記第1サポート指示子に基づいて、前記緊急呼発信がサポートされているか否かを示す第2サポート指示子を含む前記応答を前記移動局に送信する移動通信方法。
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