JPWO2016158266A1 - ユーザ装置 - Google Patents

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Abstract

リモート端末と基地局との間でデータを中継するリレー端末として動作するユーザ装置は、前記リモート端末に対してデータの送信先であるグループキャストIDを送信する送信部と、前記リモート端末から接続解放要求を受信する受信部と、前記リモート端末から接続解放要求を受信した場合、前記リモート端末との接続を解放する接続管理部とを有する。

Description

本発明は、D2D(ユーザ装置間)通信に関するものであり、特に、D2D通信における接続を管理するためのユーザ装置、接続管理方法及びアドレス設定方法に関する。
現状のLTE等の移動体通信システムでは、ユーザ装置UEと基地局eNBが通信を行うことにより基地局eNB等を介してユーザ装置UE間で通信を行うことが一般的であるが、近年、ユーザ装置UE間で直接に通信を行うD2D通信(Side Link通信とも呼ばれ、以降、"D2D"と呼ぶ)についての種々の技術が提案されている。
特に、LTEにおけるD2D通信では、ユーザ装置UE間でプッシュ通話等のデータ通信を行う「Communication(コミュニケーション)」と、ユーザ装置UEが、自身のIDやアプリケーションID等を含む発見(Discovery)信号を送信することで、受信側のユーザ装置UEに送信側のユーザ装置UEの検出を行わせる「Discovery(発見)」が提案されている(非特許文献1参照)。なお、Communicationは、例えば、Public safety(警察・消防無線など)への適用が想定されている。
また、CommunicationやDiscoveryのため、ユーザ装置UE間の同期が必要となる。その際に、基地局eNBのカバレッジ内のユーザ装置UEが、基地局eNBから受信した同期信号を基地局eNBのカバレッジ外のユーザ装置UEに中継することができる。その結果、基地局eNBのカバレッジ外のユーザ装置UEであっても、基地局eNBの同期タイミングを把握することが可能になる。
3GPP TR 36.843 V12.0.1 (2014−03) 3GPP TS 23.303 V12.2.0 (2014−09)
今後は、基地局eNBのカバレッジ内のユーザ装置UEが、基地局eNBから受信した同期信号を基地局eNBのカバレッジ外のユーザ装置UEに中継するだけでなく、基地局eNBとカバレッジ外のユーザ装置UEとの間のデータを中継することにより、D2D通信を基地局eNBのカバレッジの拡張のために利用することが想定される。すなわち、基地局eNBのカバレッジ内において信号中継機能を有するユーザ装置UE(以降、"リレー端末"と呼ぶ)が、基地局eNBのカバレッジ外のユーザ装置UE(以降、"リモート端末"と呼ぶ)から受信したデータを基地局eNBに中継し、基地局eNBから受信したデータをリモート端末UEに中継すること(以降、"D2Dリレー"と呼ぶ)により、リモート端末UEが基地局eNBと通信することが可能になる。リモート端末は基地局eNBのカバレッジ外のユーザ装置UEだけでなく、基地局eNBのカバレッジ内のユーザ装置UEでもよい。例えば、基地局eNBのカバレッジ外で基地局eNBの同期信号・報知情報が受信できない場合や、同期ソースとしてユーザ装置が送信する同期信号を用いている場合、あるいはRRC接続が完了できないなどの理由でネットワークへ接続できない場合には、ユーザ装置UEは、リモート端末として基地局eNBと通信することができる。なお、D2Dリレーは、IPレイヤ上で実現されることが検討されている(非特許文献2参照)。
D2Dリレーにおいて、リモート端末UEと基地局eNBとの間の通信品質は、リモート端末UEとリレー端末UEとの間の通信品質と、リレー端末UEと基地局eNBとの間の通信品質とに依存する。通信品質の変化によってリレー端末UEがD2Dリレーに適さなくなった場合、リモート端末UEは別のリレー端末UEを選択する必要がある。また、リモート端末UEが基地局eNBのカバレッジ内に移動した場合、リモート端末UEは、リレー端末UEを経由することなく、基地局eNBと通信することが可能になる。更に、基地局eNBと通信中のユーザ装置UEが基地局eNBのカバレッジ外に移動した場合、そのユーザ装置UEは、リモート端末UEとしてリレー端末UEに接続する必要がある。
このようにリモート端末UEと基地局eNBとの間の通信品質の変化等によってD2Dリレーの通信経路が変化する可能性があるが、このときに、ネットワーク接続が維持されることが望まれる。例えば、D2DリレーがIPレイヤ上で実現される場合、リモート端末UEが別のリレー端末UE又は基地局eNBと接続する場合、MACレイヤ等の低レイヤで接続が行われた後に、IPアドレスの設定等の手順が行われる。このような接続手順の間にネットワーク接続が切断される可能性がある。
本発明は、D2Dリレーの通信経路が変化した場合、リモート端末UEと基地局eNBとの間の接続の安定化を図ることを目的とする。
本発明の一形態に係るユーザ装置は、
リモート端末と基地局との間でデータを中継するリレー端末として動作するユーザ装置であって、
前記リモート端末に対してデータの送信先であるグループキャストIDを送信する送信部と、
前記リモート端末から接続解放要求を受信する受信部と、
前記リモート端末から接続解放要求を受信した場合、前記リモート端末との接続を解放する接続管理部と、
を有することを特徴とする。
また、本発明の一形態に係るユーザ装置は、
データを中継する機能を有するリレー端末を介して基地局と通信するリモート端末として動作するユーザ装置であって、
前記リレー端末に加えて別のリレー端末との間にリンクを設定する接続管理部と、
前記リレー端末からデータの送信先であるグループキャストIDを受信する受信部と、
グループキャストIDに基づいて、データを送信する送信部と、
を有し、
前記送信部は、更に、接続解放要求を前記リレー端末に送信することを特徴とする。
また、本発明の一形態に係るユーザ装置は、
リモート端末と基地局との間でデータを中継するリレー端末として動作するユーザ装置であって、
前記リモート端末との接続が設定された場合、前記リモート端末、前記基地局又は別のリレー端末からアドレス情報を受信する受信部と、
受信したアドレス情報に従ってIPアドレスを設定するIPアドレス設定部と、
を有することを特徴とする。
また、本発明の一形態に係るユーザ装置は、
リモート端末と基地局との間でデータを中継するリレー端末として動作するユーザ装置であって、
前記リモート端末が前記基地局と接続されたことを示す接続情報を受信する受信部と、
前記接続情報を受信した場合、前記リモート端末との接続を解放する接続管理部と、
を有することを特徴とする。
また、本発明の一形態に係るユーザ装置は、
データを中継する機能を有するリレー端末を介して基地局と通信するリモート端末として動作するユーザ装置であって、
基地局のカバレッジ内に移動した場合、当該基地局と接続する接続管理部と、
前記基地局と接続したことを示す接続情報を前記リレー端末に送信する送信部と、
を有し、
前記接続管理部は、前記基地局と接続したことを示す接続情報を前記リレー端末に送信することにより、前記リレー端末との接続を解放することを特徴とする。
また、本発明の一形態に係るユーザ装置は、
基地局と通信するユーザ装置であって、
前記基地局との間のリンクの品質を測定する品質測定部と、
前記基地局との間のリンクの品質が閾値を下回った場合、前記ユーザ装置と前記基地局との間でデータを中継するリレー端末に接続要求を送信する送信部と、
前記リレー端末との接続を設定する接続管理部と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、D2Dリレーの通信経路が変化した場合、リモート端末UEと基地局eNBとの間の接続の安定化を図ることが可能になる。
本発明の実施例に係る通信システムの概略図 D2Dリレーのレイヤ構造を示す図 リモート端末のIPアドレス設定手順のシーケンス図(IPv4の例) リモート端末のIPアドレス設定手順のシーケンス図(IPv6の例) リモート端末が別のリレー端末を選択する手順を示すシーケンス図 本発明の実施例に係るリレー端末の構成図 本発明の実施例に係るリモート端末の構成図 マルチリンクでの通信手順を示すシーケンス図 IPアドレスを継続利用する手順を示すシーケンス図 リモート端末がカバレッジ内に移動したときの手順を示すシーケンス図 リモート端末がカバレッジ外に移動したときの手順を示すシーケンス図
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
<通信システムにおける動作の概要>
図1は、本発明の実施例に係る通信システムの概略図である。本発明の実施例に係る通信システムは、基地局eNBのカバレッジ(セル)内にユーザ装置UE1及びUE3が存在するセルラ通信システムである。カバレッジ内のユーザ装置UE1及びUE3はD2D通信機能を有しており、カバレッジ内の他ユーザ装置との間でD2D通信を行うことが可能である。また、カバレッジ内のユーザ装置UE1及びUE3はカバレッジ外のユーザ装置UE2とD2D通信を行うことも可能である。カバレッジ外のユーザ装置UE2もD2D通信機能を有しており、他ユーザ装置との間でD2D通信を行うことが可能である。更に、カバレッジ内のユーザ装置UE1及びUE3は基地局eNBとの間で通常のセルラ通信を行うことが可能である。
カバレッジ内のユーザ装置UE1及びUE3は、信号中継機能を有するリレー端末であり、リモート端末であるカバレッジ外のユーザ装置UE2から受信したデータを基地局eNBに中継することが可能である。また、カバレッジ内のユーザ装置UE1及びUE3は、基地局eNBから受信したデータをカバレッジ外のユーザ装置UE2に中継することも可能である。リモート端末UE2がリレー端末UE1を介して基地局eNBに接続する場合、基地局eNBとリレー端末UE1との間のリンクはバックホールリンクと呼ばれ、リレー端末UE1とリモート端末UE2との間のリンクはアクセスリンクと呼ばれる。図1では、リモート端末UE2は基地局eNBのカバレッジ外に存在しているが、リモート端末UE2は基地局eNBのカバレッジ内に存在してもよい。例えば、基地局eNBのカバレッジ外で基地局eNBの同期信号・報知情報が受信できない場合や、同期ソースとしてユーザ装置が送信する同期信号を用いている場合、あるいはRRC接続が完了できないなどの理由でネットワークへ接続できない場合には、ユーザ装置UE2は、基地局eNBのカバレッジ内外において、リモート端末として基地局eNBと通信することができる。
図2は、D2Dリレーのレイヤ構造を示す図である。
D2Dリレーは、IPレイヤ上で実現されることが想定される。具体的には、D2Dリレーの実現のために、リモート端末UE2は、リレー端末UE1からアドレス情報を受信してIPアドレスを設定する。例えば、IPv4が用いられる場合、リモート端末UE2は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)によって割り当てられたIPアドレスを受信し、IPアドレスを設定する。例えば、IPv6が用いられる場合、リモート端末UE2は、RS(Router Solicitation)をリレー端末UE1に送信し、リレー端末UE1からRA(Router Advertisement)と呼ばれるプレフィックス情報を受信する。リモート端末UE2は、受信したプレフィックス情報に基づいてIPアドレスを設定する。このように、リモート端末UE2は、リレー端末UE1からIPアドレスの設定のためのアドレス情報(DHCPによって割り当てられたIPアドレス又はRAと呼ばれるプレフィックス情報)を受信し、IPアドレスを設定して、IPレイヤ上でIPパケットをリレー端末UE1に送信する。IPパケットはGTP(GPRS Tunneling Protocol)によってカプセル化され、コアネットワーク(Serving GW、PDN GW)に送信される。
図3及び図4を参照して、リモート端末UE2のIPアドレス設定手順について更に説明する。リモート端末UE2が初めにリレー端末UE1と接続するときのIPアドレス設定手順について説明する。
事前にリレー端末UE1はネットワーク接続を完了しているものとする。まず、リモート端末UE2は、リレー端末UE1を発見する必要がある。リレー端末UE1が自端末の存在をリモート端末UE2に通知する場合(Model A)と、リモート端末UE2が周辺に存在するリレー端末UE1を検出する場合(Model B)が存在する。いずれの場合でも、リモート端末UE2は、周辺のリレー端末UE1を発見し、リレー端末UE1を選択する。
IPv4が用いられる場合、図3に示すように、リモート端末UE2は、リレー端末UE1にDHCP Discoveryを送信し、IPアドレスの候補が含まれるDPCH Offerを受信する。そして、リモート端末UE2は、IPアドレスの候補を正式に取得するために、DHCP Requestを送信し、その応答であるDHCP ACKを受信し、IPアドレスを設定する。
IPv6が用いられる場合、図4に示すように、リモート端末UE2は、リレー端末UE1にRSを送信し、IPアドレスを設定するためのプレフィックス情報を要求する。リモート端末UE2は、プレフィックス情報を含むRAを受信し、自端末のMACアドレスと組み合わせてIPアドレスを設定する。
このようにIPアドレスを設定することにより、リモート端末UE2は、リレー端末UE1を介して基地局eNBに接続する。
一方、リモート端末UE2と基地局eNBとの間の通信品質は、アクセスリンクの通信品質と、バックホールリンクの通信リンクとに依存する。通信品質の変化によってリレー端末UE1がD2Dリレーに適さなくなった場合、リモート端末UE2は、カバレッジ内の別のリレー端末UE3を選択する必要がある。
リモート端末UE2が別のリレー端末UE3と接続する際に、図3又は図4を参照して説明したIPアドレス設定手順が実施された場合、ネットワーク接続が切断される可能性がある。すなわち、リモート端末UE2がリレー端末UE1との接続を解放し、その後、別のリレー端末UE3とIPアドレスが設定されるまでの期間は、ネットワーク接続が切断される。本発明の実施例では、このような切断を回避してリモート端末UE2と基地局eNBとの間の接続の安定化を図るため、以下の内容について説明する。
(1)元のリレー端末UE1との接続中における別のリレー端末UE3の選択
(2)元のリレー端末UE1と別のリレー端末UE3との双方によるマルチリンクの設定
(3)元のリレー端末UE1との通信に用いられるIPアドレスの継続利用
また、リモート端末UE2は、基地局eNBのカバレッジ内に移動した場合、リレー端末UE1を経由することなく、基地局eNBと通信することが可能になる。更に、カバレッジ内のユーザ装置が基地局eNBのカバレッジ外に移動する場合、そのユーザ装置は、リモート端末UE2としてリレー端末UE1又はUE3に接続する必要がある。このような場合にも、ネットワーク接続が切断される可能性がある。本発明の実施例では、このような切断を回避してリモート端末UE2と基地局eNBとの間の接続の安定化を図るため、以下の内容について説明する。
(4)リレー端末がカバレッジ内に移動したときの基地局eNBとの接続
(5)ユーザ装置がカバレッジ外に移動するときのリレー端末UE1又はUE3との接続
それぞれの具体的な手順について以下に説明する。
(1)元のリレー端末UE1との接続中における別のリレー端末UE3の選択
リモート端末UE2は、例えば、リレー端末UE1との通信中にリレー端末UE1からの品質劣化の通知を受信した場合、別のリレー端末UE3を選択し、リレー端末UE1からリレー端末UE3へのリレー端末の変更要求をリレー端末UE1及びUE3に送信する。このように、リレー端末UE1がD2Dリレーに適さなくなった場合、リモート端末UE2は別のリレー端末UE3を選択することにより、リモート端末UE2と基地局eNBとの間の接続の安定が図られる。
図5は、リモート端末UE2が別のリレー端末UE3を選択する手順を示すシーケンス図である。
リレー端末UE1は、バックホールリンクの品質を測定し、バックホールリンクの品質が劣化した場合、品質劣化をリモート端末UE2に通知してもよい(S101)。リレー端末UE1は、アクセスリンクの品質を測定し、アクセスリンクの品質が劣化した場合にも、品質劣化をリモート端末UE2に通知してもよい。
リモート端末UE2は、リレー端末UE1から品質劣化が通知された場合、別のリレー端末UE3を選択し、リレー端末の変更要求を元のリレー端末UE1と別のリレー端末UE3に送信する(S103、S105)。元のリレー端末UE1または別のリレー端末UE3が基地局eNBにリレー端末の変更要求があったことを報告し、コアネットワーク上で一定期間、リレー端末UE1及びUE3とリモート端末UE2との2重接続を許容してもよい。なお、別のリレー端末UE3の選択は、周期的に行われてもよい。例えば、リモート端末UE2は、品質測定のためのD2D信号を周期的に送信し、リレー端末UE1及び別のリレー端末UE3による品質測定やリレー端末UE1によるリレー接続維持確認を可能にしてもよい。リレー端末UE1よりも別のリレー端末UE3の品質が向上した場合、リレー端末UE1が品質劣化をリモート端末UE2に通知することで、周期的に別のリレー端末UE3の選択が可能になる。
なお、図5では、リレー端末UE1からの品質劣化の通知によって、リモート端末UE2がリレー端末の変更要求を送信する例を示しているが、例えば、通信すべきデータが存在しない等の理由で、リモート端末UE2自身の判断又は基地局eNBの判断により、リレー端末の変更要求を送信してもよい。
別のリレー端末UE3がリレー端末の変更要求を受信すると、変更要求に対する応答をリモート端末UE2に送信し(S107)、別のリレー端末UE3とリモート端末UE2との間に接続が確立される(S109)。
また、元のリレー端末UE1がリレー端末の変更要求を受信すると、変更要求に対する応答をリモート端末UE2に送信し(S111)、元のリレー端末UE1とリモート端末UE2との間の接続が解放される(S113)。変更要求に対する応答が受信できない場合も、リレー端末の変更要求の送受信から一定時間(元のリレー端末UE1から設定された時間または予め設定された時間)の経過後に元のリレー端末UE1およびリモート端末UE2が自律的に接続を解放してもよい。この動作を応用して、リレー端末の変更要求に対する応答を省略してもよい。
図5では、リレー端末の変更要求に対して、それぞれ元のリレー端末UE1及び別のリレー端末UE3が変更要求に対する応答を送信しているが、リレー端末の変更要求は、それぞれ元のリレー端末UE1及び別のリレー端末UE3から基地局eNBに送信され、基地局eNBの判断によって、変更要求に対する応答が基地局eNBからリレー端末UE1及びUE3を介してリモート端末UE2に送信されてもよい。
なお、別のリレー端末UE3との接続(S109)と、元のリレー端末UE1との接続の解放(S113)は、図5とは異なる順序で実行されてもよい。ただし、リモート端末UE2と基地局eNBとの間の接続の安定化を図る観点から、以下に説明するように、別のリレー端末UE3との接続が行われた(S109)後に、元のリレー端末UE1との接続が解放される(S113)方が望ましい。
図6は、本発明の実施例に係るリレー端末の構成図である。リレー端末100は、信号送信部101、信号受信部102、D2D通信機能部103、中継部104、品質測定部105、接続管理部106を含む。なお、図6は、リレー端末100において本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTE等に準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。また、図6に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分や機能部の名称はどのようなものでもよい。
リレー端末100は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスク等の記憶装置等から構成された情報通信端末でもよい。例えば、リレー端末100の各機能等は、プロセッサと記憶装置又はメモリ装置とによって構成され、記憶装置又はメモリ装置に記憶されているデータやプログラムをプロセッサが実行することによって実現されてもよい。
信号送信部101は、リレー端末100から送信されるべき上位のレイヤの信号から、物理レイヤの各種信号を生成し、無線送信する機能を含む。また、信号送信部101は、D2D通信の送信機能とセルラ通信の送信機能を有する。
信号受信部102は、他のユーザ装置UE又は基地局eNBから各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する機能を含む。信号受信部102は、D2D通信の受信機能とセルラ通信の受信機能を有する。
D2D通信機能部103は、D2Dアプリケーションの機能を含み、Discovery信号のリソース割り当てや送受信制御、SCI(Sidelink Control Information)/データのリソース割り当てや送受信制御等を実行する。
中継部104は、D2Dリレーを実現する機能を含む。具体的には、中継部104は、信号受信部102においてリモート端末UE2から受信したデータが基地局eNB宛のデータである場合、信号送信部101から基地局eNBに当該データを送信する。また、中継部104は、信号受信部102において基地局eNBから受信したデータがリモート端末UE2宛のデータである場合、信号送信部101からリモート端末UE2に当該データを送信する。
品質測定部105は、バックホールリンク又はアクセスリンクの品質を測定する。測定した品質が閾値を下回った場合、信号送信部101から品質劣化をリモート端末UE2又は基地局eNBに送信してもよい。
接続管理部106は、リモート端末UE2との接続を管理する。接続管理部106は、リモート端末UE2からの接続要求又はリレー端末の変更要求(別のリレー端末UE3から当該リレー端末100に接続を変更する場合)により、リモート端末UE2との間にアクセスリンクを確立する。また、接続管理部106は、リモート端末UE2からの接続解放要求又はリレー端末の変更要求(当該リレー端末100から別のリレー端末UE3に接続を変更する場合)により、リモート端末UE2との接続を解放する。また、接続管理部106は、接続解放要求又はリレー端末の変更要求に応答せずに、接続解放要求又はリレー端末の変更要求の受信から一定時間の経過後に、リモート端末UE2との接続を解放してもよい。
図7は、本発明の実施例に係るリモート端末の構成図である。リモート端末200は、信号送信部201、信号受信部202、D2D通信機能部203、リレー端末選択部204、接続管理部205を含む。なお、図7は、リモート端末200において本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTE等に準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。また、図7に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分や機能部の名称はどのようなものでもよい。
リモート端末200は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスク等の記憶装置等から構成された情報通信端末でもよい。例えば、リモート端末200の各機能等は、プロセッサと記憶装置又はメモリ装置とによって構成され、記憶装置又はメモリ装置に記憶されているデータやプログラムをプロセッサが実行することによって実現されてもよい。
信号送信部201は、リモート端末200から送信されるべき上位のレイヤの信号から、物理レイヤの各種信号を生成し、無線送信する機能を含む。また、信号送信部201は、D2D通信の送信機能とセルラ通信の送信機能を有する。
信号受信部202は、他のユーザ装置UE又は基地局eNBから各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する機能を含む。信号受信部202は、D2D通信の受信機能とセルラ通信の受信機能を有する。
D2D通信機能部203は、D2Dアプリケーションの機能を含み、Discovery信号のリソース割り当てや送受信制御、SCI/データのリソース割り当てや送受信制御等を実行する。
リレー端末選択部204は、例えば、周辺のリレー端末からD2Dリレーが可能であるという情報、品質に関する情報等を受信することで、リレー端末の候補を管理し、D2Dリレーに適したリレー端末を選択する。
接続管理部205は、リレー端末UE1及びUE3との接続を管理する。接続管理部205は、接続要求又はリレー端末の変更要求(接続中のリレー端末UE1から別のリレー端末UE3に接続を変更する場合)に対してリレー端末UE3から応答を受信した場合、リレー端末UE3との間にアクセスリンクを確立する。また、接続管理部205は、接続解放要求又はリレー端末の変更要求(接続中のリレー端末UE1から別のリレー端末UE3に接続を変更する場合)に対してリレー端末UE1から応答を受信した場合、リレー端末UE1との接続を解放する。また、接続管理部205は、接続解放要求又はリレー端末の変更要求に対する応答を受信していなくても、リレー端末の変更要求の送信から一定時間の経過後に、リレー端末UE1との接続を解放してもよい。
このように、リモート端末UE2がD2Dリレーに適したリレー端末UE1又はUE3を選択することにより、D2Dリレーのリンク障害が回避でき、リモート端末UE2と基地局eNBとの間の接続の安定が図られる。更に、別のリレー端末UE3の選択を周期的に行うことで、別のリレー端末UE3を選択する際の遅延を低減することができる。
(2)元のリレー端末UE1と別のリレー端末UE3との双方によるマルチリンクの設定
リモート端末UE2が別のリレー端末UE3を選択した場合であっても、元のリレー端末UE1は、D2Dリレーを継続することにより、元のリレー端末UE1と別のリレー端末UE3との双方を用いたマルチリンクの設定を可能にする。マルチリンクの設定により、リモート端末UE2と基地局eNBとの間の接続性を維持することが可能になる。
図8は、マルチリンクでの通信手順を示すシーケンス図である。
図8のシーケンスの前に、図5のステップS103〜S109を参照して説明した通り、リモート端末UE2が別のリレー端末UE3を選択し、別のリレー端末UE3との間に接続が確立されているものとする。すなわち、リモート端末UE2は、リレー端末UE1を介して基地局eNBと接続すると共に、リレー端末UE3を介して基地局eNBと接続する。
このようなマルチリンクでの通信を実現するため、リレー端末UE1は、リモート端末UE2に対してデータの送信先であるグループキャストIDを送信する(S201)。
更に、リレー端末UE1は、別のリレー端末UE3に対して、D2Dリレーのためのコンフィギュレーション情報(グループキャストID、リモート端末UE2のレイヤ2/レイヤ3のアドレス情報、D2D通信のリソース情報等)を送信する(S203)。なお、D2Dリレーのためのコンフィギュレーション情報は、基地局eNB又はリモート端末UE2から別のリレー端末UE3に送信されてもよい。
リモート端末UE2は、リレー端末UE1から通知されたグループキャストIDに従って、リレー端末UE1及びUE3に対してデータをグループキャスト送信する(S205)。リレー端末UE1及びUE3は、それぞれ受信したデータを基地局eNBに送信する(S207、S209)。基地局eNBは、重複したデータを受信した場合、いずれかを破棄してもよい。
リレー端末UE3が基地局eNBからリモート端末UE2宛のデータを受信した場合(S211)、リレー端末UE3は、受信したデータをリモート端末UE2に送信する(S213)。この場合には、ユニキャストが用いられる。
同様に、リレー端末UE1が基地局eNBからリモート端末UE2宛のデータを受信した場合(S215)、リレー端末UE1は、受信したデータをリモート端末UE2に送信する(S217)。この場合にも、ユニキャストが用いられる。リモート端末UE2は、重複したデータを受信した場合、いずれかを破棄してもよい。
例えば、リモート端末UE2からの接続解放要求により(S219)、リレー端末UE1はD2Dリレーを中断し、リレー端末UE1とリモート端末UE2との間の接続が解放される(S221)。接続解放要求は、D2Dリレーを終了させるためのシグナリングであり、例えば、IPアドレスの解放要求でもよい。なお、接続解放要求は、基地局eNBからリレー端末UE1に通知されてもよい。また、図5のステップS111〜S113のように、リレー端末UE1がリモート端末UE2からの変更要求に応答した場合、又は変更要求から一定期間が経過した場合、リレー端末UE1とリモート端末UE2との間の接続が解放されてもよい。
リレー端末UE1とリモート端末UE2との間の接続が解放された後、基地局とリモート端末UE2との間の通信は、リレー端末UE3を介して行われる(S223、S225)。
なお、リモート端末UE2と別のリレー端末UE3とのマルチリンクの設定に失敗した場合、リモート端末UE2は、リレー端末UE1に接続解放要求を送信せずに、リレー端末UE1を介して基地局eNBと通信してもよい。
当該実施例に係るリレー端末UE1及びUE3は、図6と同様に構成される。特にリレー端末UE1に関して、マルチリンクでの通信の実現のためにD2D通信機能部103、中継部104及び接続管理部106は以下のように構成される。
D2D通信機能部103は、信号送信部101からグループキャストIDをリモート端末UE2に送信する。また、D2D通信機能部103は、信号送信部101からD2Dリレーのためのコンフィギュレーション情報を別のリレー端末UE3に送信してもよい。
中継部104は、グループキャストIDに基づいて、リモート端末UE2から受信したデータが基地局eNB宛のデータであると判断した場合、信号送信部101から基地局eNBに当該データを送信する。
接続管理部106は、リモート端末UE2からの接続解放要求又はリレー端末の変更要求(当該リレー端末100から別のリレー端末UE3に接続を変更する場合)により、リモート端末UE2との接続を解放する。また、接続管理部106は、接続解放要求又はリレー端末の変更要求に応答せずに、接続解放要求又はリレー端末の変更要求の受信から一定時間の経過後に、リモート端末UE2との接続を解放してもよい。すなわち、リモート端末UE2との接続はリモート端末UE2からの要求があるまで維持されるため、リモート端末UE2と別のリレー端末UE3との接続が完了している場合にはマルチリンクでの通信が実現される。
当該実施例に係るリモート端末UE2は、図7と同様に構成される。
当該実施例では、D2D通信機能部203は、リレー端末UE1から受信したグループキャストIDに従って、信号送信部101からデータをリレー端末UE1及びUE3に送信する。また、D2D通信機能部203は、信号受信部202で重複したデータを受信した場合、いずれかを破棄してもよい。
接続管理部205は、接続解放要求又はリレー端末の変更要求(接続中のリレー端末UE1から別のリレー端末UE3に接続を変更する場合)に対してリレー端末UE1から応答を受信するまでリレー端末UE1との接続を維持し、リレー端末UE1から応答を受信した場合、リレー端末UE1との接続を解放する。また、接続管理部205は、接続解放要求又はリレー端末の変更要求に対する応答を受信していなくても、リレー端末の変更要求の送信から一定時間の経過後に、リレー端末UE1との接続を解放してもよい。すなわち、リレー端末UE1との接続はリレー端末UE1への要求を行うまで維持されるため、リモート端末200と別のリレー端末UE3との接続が完了している場合にはマルチリンクでの通信が実現される。
このように、マルチリンクを設定し、リモート端末UE2からリレー端末UE1及びUE3にデータをグループキャストで送信することにより、リモート端末UE2と基地局eNBとの間の接続性を維持することが可能になる。
(3)元のリレー端末UE1との間の通信に用いられるIPアドレスの継続利用
リモート端末UE2は、別のリレー端末UE3に接続した場合であっても、元のリレー端末UE1との通信に用いられるIPアドレスを継続して利用する。IPアドレスを継続して利用することにより、リレー端末UE3とリモート端末UE2との間のIPアドレス設定手順が簡略化され、リモート端末UE2と基地局eNBとの間のIPレイヤ上の接続性を維持することが可能になる。
図9は、IPアドレスを継続利用する手順を示すシーケンス図である。
図9のシーケンスの前に、図5のステップS103〜S109を参照して説明した通り、リモート端末UE2が別のリレー端末UE3を選択し、別のリレー端末UE3との間に接続が確立されているものとする。すなわち、リモート端末UE2は、リレー端末UE1を介して基地局eNBと接続すると共に、リレー端末UE3を介して基地局eNBと接続する。
IPレイヤ上の接続性を維持するため、リモート端末UE2は、別のリレー端末UE3にIPアドレスを設定するためのアドレス情報を送信する(S301)。例えば、アドレス情報は、IPv4の場合にはリモート端末UE2のIPアドレスであり、IPv6の場合にはIPv6アドレスを設定するためのプレフィックス情報である。アドレス情報には、リモート端末UE2のレイヤ2のIDが含まれてもよく、有効期限が含まれてもよい。アドレス情報に含まれる有効期限は、リモート端末UE2がIPアドレスを使い続ける期限が設定される。リレー端末UE3は、リモート端末UE2から受信したアドレス情報に従って、リモート端末UE2のIPアドレスを設定する。なお、リモート端末UE2のアドレス情報は、元のリレー端末UE1又は基地局eNBからリレー端末UE3に送信されてもよい。
例えば、リモート端末UE2からの接続解放要求により(S303)、リレー端末UE1はD2Dリレーを中断し、リレー端末UE1とリモート端末UE2との間の接続が解放される(S305)。接続解放要求は、D2Dリレーを終了させるためのシグナリングであり、例えば、IPアドレスの解放要求でもよい。ただし、IPレイヤ上の接続性を維持するため、IPアドレスの解放要求は、単なるD2Dリレーの中断要求とみなされ、当該実施例ではIPアドレスは解放されない。なお、接続解放要求は、基地局eNBからリレー端末UE1に通知されてもよい。また、図5のステップS111〜S113のように、リレー端末UE1がリモート端末UE2からの変更要求に応答したときに、リレー端末UE1とリモート端末UE2との間の接続が解放されてもよい。
リモート端末UE2は、リレー端末UE1との接続の解放の後であっても、リレー端末UE1との間で設定したIPアドレスに従って、リレー端末UE3に対してデータを送信する(S307)。リレー端末UE3は、受信したデータを基地局eNBに送信する(S309)。
リレー端末UE3が基地局eNBからリモート端末UE2宛のデータを受信した場合(S311)、リレー端末UE3は、設定したIPアドレスに従って、受信したデータをリモート端末UE2に送信する(S313)。
なお、IPアドレスの設定に失敗した場合、又は、アドレス情報に含まれる有効期限になってもIPレイヤでの接続が確立されていない場合、リモート端末UE2とリレー端末UE3との間で、図3に示すようなDHCPによるIPアドレスの設定又は図4に示すようなRS/RAによるIPアドレスの設定が行われてもよい。この場合、リモート端末UE2は、それぞれリレー端末UE1及びUE3との間に設定された別のIPアドレスを有してもよい。
当該実施例に係るリレー端末UE1及びUE3は、図6と同様に構成される。特にリレー端末UE3におけるリモート端末UE2のIPアドレスの設定に関して、接続管理部106は以下のように構成される。
接続管理部106は、リモート端末UE2から受信したアドレス情報に従って、リモート端末UE2のIPアドレスを設定する。接続管理部106は、リモート端末UE2のIPアドレスを設定するために、図3に示すようなDHCPによるIPアドレスの設定を行う必要はなく、また、図4に示すようなRS/RAによるIPアドレスの設定を行う必要もない。ただし、IPアドレスの設定に失敗した場合、又は、アドレス情報に含まれる有効期限になってもIPレイヤでの接続が確立されていない場合、接続管理部106は、DHCPによるIPアドレスの設定又はRS/RAによるIPアドレスの設定を行う。
当該実施例に係るリモート端末UE2は、図7と同様に構成される。
当該実施例では、接続管理部205は、接続解放要求又はリレー端末の変更要求(接続中のリレー端末UE1から別のリレー端末UE3に接続を変更する場合)に対してリレー端末UE1から応答を受信してリレー端末UE1との接続を解放しても、リレー端末UE1との間に設定されたIPアドレスを利用し続ける。ただし、リレー端末UE3とのIPアドレスの設定に失敗した場合、又は、アドレス情報に含まれる有効期限になってもIPレイヤでの接続が確立されていない場合、接続管理部205は、DHCPによるIPアドレスの設定又はRS/RAによるIPアドレスの設定を行う。
このように、IPアドレスを継続して利用することにより、リモート端末UE2はリレー端末UE3との間でDHCPによるIPアドレスの設定又はRS/RAによるIPアドレスの設定を行う必要がなく、リモート端末UE2と基地局eNBとの間のIPレイヤ上の接続性を維持することが可能になる。
(4)リレー端末がカバレッジ内に移動したときの基地局eNBとの接続
リモート端末UE2が基地局eNBのカバレッジ内に移動した場合、リモート端末UE2は、リレー端末UE1を経由することなく、基地局eNBと通信することが可能になる。このとき、リモート端末UE2と基地局eNBとの接続が確立されるまでリレー端末UE1との接続を維持することにより、リモート端末UE2と基地局eNBとの間の接続の安定が図られる。
図10は、リモート端末UE2が基地局eNBのカバレッジ内に移動したときの手順を示すシーケンス図である。
リモート端末UE2がリレー端末UE1と通信している間に基地局eNBのカバレッジ内に移動した場合、リモート端末UE2は、基地局eNBと接続を確立する(S401)。
リモート端末UE2が基地局eNBと接続を確立した場合、リモート端末UE2は、リレー端末UE1に接続解放要求を送信し(S403)、リモート端末UE2とリレー端末UE1との間の接続が解放される。なお、接続解放要求は、基地局eNBからリレー端末UE1に送信されてもよい。このように、リモート端末UE2と基地局eNBとの接続が確立されるまで(RRC_CONNECTED)になるまで、リモート端末UE2とリレー端末UE1との接続が維持される。
その後、ユーザ装置UE2は、基地局eNBとの間で直接にデータを送受信する(S407、S409)。
当該実施例に係るリレー端末UE1は、図6と同様に構成される。
当該実施例では、接続管理部106は、リモート端末UE2又は基地局eNBからの接続解放要求により、すなわち、リモート端末UE2が基地局eNBに接続されたことを示す接続情報を受信した場合、リモート端末UE2との接続を解放する。
当該実施例に係るリモート端末UE2は、図7と同様に構成される。
当該実施例では、接続管理部205は、基地局eNBのカバレッジ内に移動した場合、基地局eNBと接続を確立し、その後、基地局eNBと接続したことを示す接続情報をリレー端末UE1に送信することにより、リレー端末UE1との接続を解放する。
このように、リモート端末UE2と基地局eNBとの接続が確立されるまでリレー端末UE1との接続を維持することにより、リモート端末UE2と基地局eNBとの間の接続の安定が図られる。
(5)ユーザ装置がカバレッジ外に移動するときのリレー端末UE1又はUE3との接続
ユーザ装置UE2が基地局eNBのカバレッジ外に移動する場合、ユーザ装置UE2は、例えば基地局eNBのカバレッジ内のリレー端末UE1を経由することで、リモート端末UE2として基地局eNBと通信することが可能になる。
図11は、リモート端末UE2が基地局eNBのカバレッジ内に移動したときの手順を示すシーケンス図である。
例えば、ユーザ装置UE2は、基地局との間のリンクの品質を測定し、測定したリンクの品質が劣化した場合、周辺のリレー端末UE1を検出し、検出したリレー端末UE1に接続要求を送信する(S501)。
ユーザ装置UE2がリモート端末としてリレー端末UE1に接続すると(S503)、ユーザ装置UE2は、基地局eNBとの接続を解放する(S505)。
その後、リモート端末UE2は、リレー端末UE1を経由して基地局eNBとの間でデータを送受信する(S507〜S513)。
図11のシーケンスを実行した場合、端末の接続維持は可能になる一方でカバレッジ内での端末間通信による干渉が増加する。そのため、干渉を低減するためにユーザ装置UE2が基地局eNBのカバレッジ外に移動する場合、ステップS501〜S513の一部だけを基地局eNBとの接続がある状態で行い、基地局eNBと切断してから残りのプロシージャを実施するとしてもよい。例えば、リレー端末からのIPアドレスの払い出しまでを予め実行するなどが考えられる。
リモート端末は基地局eNBからの同期信号や報知を受信することが可能であるため、基地局eNBから通知されるD2D構成情報(リソースプールなど)を用いてD2D通信を行なってもよい。リレー端末からのD2D構成情報取得の省略による接続遅延削減や事前設定されたカバレッジ外通信用のD2D構成情報利用に伴う干渉増加を回避することができる。
当該実施例に係るリモート端末UE2は、図7と同様に構成される。また、リモート端末UE2は、基地局eNBとの間のリンクの品質を測定する品質測定部(図示せず)を有してもよい。基地局eNBとの間のリンクの品質は、RSRP(Reference Signal Received Power)でもよいし、RRC ConnectionReestabilshment Requestの送信や同期外れ、RRC connection re−establishmentプロシージャの開始をもって品質劣化と判定してもよい。
接続管理部205は、基地局eNBとの間の品質が閾値を下回った場合、周辺のリレー端末UE1と接続を確立する。なお、接続管理部205は、基地局eNBと接続している間に周辺のリレー端末UE1の検出、リレー端末UE1からのIPアドレスの払い出し等の接続の一部を行ってもよい。
このように、カバレッジ内のユーザ装置における品質が劣化した場合、リレー端末UE1との接続を確立することにより、ユーザ装置UE2と基地局eNBとの間の接続の安定が図られる。
<本発明の実施例の効果>
以上のように、本発明の実施例によれば、D2Dリレーの通信経路が変化した場合、リモート端末UEと基地局eNBとの間の接続の安定化を図ることが可能になる。
(1)元のリレー端末UE1との接続中における別のリレー端末UE3の選択によれば、リモート端末UE2がD2Dリレーに適した別のリレー端末UE3を選択することにより、D2Dリレーのリンク障害が回避でき、リモート端末UE2と基地局eNBとの間の接続の安定が図られる。更に、別のリレー端末UE3の選択を周期的に行うことで、別のリレー端末UE3を選択する際の遅延を低減することができる。
(2)元のリレー端末UE1と別のリレー端末UE3との双方によるマルチリンクの設定によれば、マルチリンクを設定し、リモート端末UE2からリレー端末UE1及びUE3にデータをグループキャストで送信することにより、リモート端末UE2と基地局eNBとの間の接続性を維持することが可能になる。
(3)元のリレー端末UE1との通信に用いられるIPアドレスの継続利用によれば、IPアドレスを継続して利用することにより、リモート端末UE2はリレー端末UE3との間でDHCPによるIPアドレスの設定又はRS/RAによるIPアドレスの設定を行う必要がなく、リモート端末UE2と基地局eNBとの間のIPレイヤ上の接続性を維持することが可能になる。
(4)リレー端末がカバレッジ内に移動したときの基地局eNBとの接続によれば、リモート端末UE2と基地局eNBとの接続が確立されるまでリレー端末UE1との接続を維持することにより、リモート端末UE2と基地局eNBとの間の接続の安定が図られる。
(5)ユーザ装置がカバレッジ外に移動するときのリレー端末UE1又はUE3との接続によれば、カバレッジ内のユーザ装置における品質が劣化した場合、リレー端末UE1との接続を確立することにより、ユーザ装置UE2と基地局eNBとの間の接続の安定が図られる。
説明の便宜上、本発明の実施例に係るユーザ装置(リレー端末及びリモート端末)は機能的なブロック図を用いて説明しているが、本発明の実施例に係るユーザ装置は、ハードウェア、ソフトウェア又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。例えば、本発明の実施例は、コンピュータに対して本発明の実施例に係るユーザ装置の各機能を実現させるプログラム、コンピュータに対して本発明の実施例に係る方法の各手順を実行させるプログラム等により、実現されてもよい。また、各機能部が必要に応じて組み合わせて使用されてもよい。また、本発明の実施例に係る方法は、実施例に示す順序と異なる順序で実施されてもよい。
以上、D2Dリレーの通信経路が変化した場合、リモート端末UEと基地局eNBとの間の接続の安定化を図るための手法について説明したが、本発明は、上記の実施例に限定されることなく、請求の範囲内において、種々の変更・応用が可能である。
本国際出願は2015年3月31日に出願した日本国特許出願2015−074187号に基づく優先権を主張するものであり、2015−074187号の全内容を本国際出願に援用する。
100 リレー端末(ユーザ装置)
101 信号送信部
102 信号受信部
103 D2D通信機能部
104 中継部
105 品質測定部
106 接続管理部
200 リモート端末(ユーザ装置)
201 信号送信部
202 信号受信部
203 D2D通信機能部
204 リレー端末選択部
205 接続管理部

Claims (9)

  1. リモート端末と基地局との間でデータを中継するリレー端末として動作するユーザ装置であって、
    前記リモート端末に対してデータの送信先であるグループキャストIDを送信する送信部と、
    前記リモート端末から接続解放要求を受信する受信部と、
    前記リモート端末から接続解放要求を受信した場合、前記リモート端末との接続を解放する接続管理部と、
    を有するユーザ装置。
  2. 前記基地局との間のリンクの品質又は前記リモート端末との間のリンクの品質を測定する品質測定部を更に有し、
    前記送信部は、前記基地局との間のリンクの品質又は前記リモート端末との間のリンクの品質が閾値を下回った場合、品質劣化を前記リモート端末に通知する、請求項1に記載のユーザ装置。
  3. データを中継する機能を有するリレー端末を介して基地局と通信するリモート端末として動作するユーザ装置であって、
    前記リレー端末に加えて別のリレー端末との間にリンクを設定する接続管理部と、
    前記リレー端末からデータの送信先であるグループキャストIDを受信する受信部と、
    グループキャストIDに基づいて、データを送信する送信部と、
    を有し、
    前記送信部は、更に、接続解放要求を前記リレー端末に送信するユーザ装置。
  4. 前記リレー端末から品質劣化が通知された場合、別のリレー端末を選択するリレー端末選択部を更に有する、請求項3に記載のユーザ装置。
  5. 前記接続管理部は、前記リレー端末から接続解放要求に対する応答を受信した場合、又は前記リレー端末への接続解放要求から一定時間が経過した場合、前記リレー端末との接続を解放する、請求項3又は4に記載のユーザ装置。
  6. リモート端末と基地局との間でデータを中継するリレー端末として動作するユーザ装置であって、
    前記リモート端末との接続が設定された場合、前記リモート端末、前記基地局又は別のリレー端末からアドレス情報を受信する受信部と、
    受信したアドレス情報に従ってIPアドレスを設定するIPアドレス設定部と、
    を有するユーザ装置。
  7. リモート端末と基地局との間でデータを中継するリレー端末として動作するユーザ装置であって、
    前記リモート端末が前記基地局と接続されたことを示す接続情報を受信する受信部と、
    前記接続情報を受信した場合、前記リモート端末との接続を解放する接続管理部と、
    を有するユーザ装置。
  8. データを中継する機能を有するリレー端末を介して基地局と通信するリモート端末として動作するユーザ装置であって、
    基地局のカバレッジ内に移動した場合、当該基地局と接続する接続管理部と、
    前記基地局と接続したことを示す接続情報を前記リレー端末に送信する送信部と、
    を有し、
    前記接続管理部は、前記基地局と接続したことを示す接続情報を前記リレー端末に送信することにより、前記リレー端末との接続を解放するユーザ装置。
  9. 基地局と通信するユーザ装置であって、
    前記基地局との間のリンクの品質を測定する品質測定部と、
    前記基地局との間のリンクの品質が閾値を下回った場合、前記ユーザ装置と前記基地局との間でデータを中継するリレー端末に接続要求を送信する送信部と、
    前記リレー端末との接続を設定する接続管理部と、
    を有するユーザ装置。
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