JPWO2016047594A1 - 無線端末 - Google Patents

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Abstract

移動通信網と無線LANとの間でトラフィックステアリングを行う無線端末であって、前記トラフィックステアリングを行うか否かを判定するための判定パラメータとして、前記移動通信網に設けられるセルから個別に通知される個別パラメータを受信する受信部と、前記セルに対してアイドル状態に遷移した後、前記セルに対する接続処理を行った場合に、前記個別パラメータを破棄する制御部とを備える。

Description

本発明は、移動通信網のカバレッジエリアと無線LANのカバレッジエリアとの間で待ち受け先又は接続先を切り替える切替処理を行うシステムで用いる無線端末、無線基地局及び無線端末で用いるプロセッサに関する。
従来、LTE(Long Term Evolution)に代表される移動通信網のカバレッジエリアと無線LANのカバレッジエリアの少なくとも一部が重複している場合に、移動通信網と無線LANとの間で待ち受け先又は接続先を切り替える切替処理(ネットワークセレクション及びトラフィックステアリング)が提案されている。具体的には、切替処理は、移動通信網側の第1情報が第1条件を満たすか否か及び無線LAN側の第2情報が第2条件を満たすか否かに基づいて行われる。
ここで、移動通信網側の第1情報は、例えば、受信信号の信号レベル(RSRP;Reference Signal Received Power)の測定結果(RSRPmeas)及び受信信号の信号品質(RSRQ;Reference Signal Received Quality)の測定結果(RSRQmeas)である。無線LAN側の第2情報は、例えば、無線LANのチャネル利用値、無線LANのバックホール値、受信信号の信号強度(RSSI;Received Signal Strength Indicator)である。
ところで、移動通信網と無線LANとの間で待ち受け先又は接続先を切り替える切替処理を行うか否かを判定するための判定パラメータは、移動通信網に設けられる無線基地局から無線端末に対して通知される。判定パラメータとしては、無線端末に対して個別に通知される個別パラメータ及び無線端末に対して報知される報知パラメータが存在する。
なお、個別パラメータに含まれる値の種類は、報知パラメータに含まれる値の種類と略同様である。また、報知パラメータに加えて個別パラメータを無線端末が受信した場合には、個別パラメータが報知パラメータよりも優先して適用される。
このような背景下において、移動通信網の標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、移動通信網から無線LANに待ち受け先又は接続先を切り替える切替処理(以下、オフロード処理)に伴ってアイドル状態への遷移が行われると、所定タイマを起動するとともに、所定タイマが満了するまで個別パラメータを適用する旨が提案されている。
上述した3GPPでは、個別パラメータを通知するセルと同一のセルに対する接続処理を行う場合には、所定タイマが満了するまで個別パラメータを保持する旨が提案されている。
しかしながら、移動通信網に設けられる無線基地局は、オフロード処理によってコネクティッド状態からアイドル状態に無線端末が遷移すると、無線端末に通知していた個別パラメータを破棄する虞がある。従って、オフロード処理が行われた後に、個別パラメータを通知するセルと同一のセルに対する接続処理(以下、オンロード処理)が行われた場合に、無線基地局は、無線端末に通知した個別パラメータを保持していない虞がある。
すなわち、オフロード処理が行われた後にオンロード処理が行われるケースを想定した場合に、個別パラメータの状態を無線基地局が把握できない虞がある。個別パラメータの状態とは、無線端末が個別パラメータを保持しているか否か及び/又は無線端末が保持する個別パラメータの値である。
TS36.304V12.1.0
第1の特徴は、移動通信網と無線LANとの間でトラフィックステアリングを行う無線端末であって、前記トラフィックステアリングを行うか否かを判定するための判定パラメータとして、前記移動通信網に設けられるセルから個別に通知される個別パラメータを受信する受信部と、前記セルに対してアイドル状態に遷移した後、前記セルに対する接続処理を行った場合に、前記個別パラメータを破棄する制御部とを備えることを要旨とする。
図1は、第1実施形態に係る通信システム1を示す図である。 図2は、第1実施形態に係る無線端末10を示すブロック図である。 図3は、第1実施形態に係る無線基地局100を示すブロック図である。 図4は、第1実施形態に係る切替処理の判定(移動通信網側)を説明するための図である。 図5は、第1実施形態に係る切替処理の判定(無線LAN側)を説明するための図である。 図6は、第1実施形態に係る通信方法を示すシーケンス図である。 図7は、変更例1に係る通信方法を示すシーケンス図である。 図8は、変更例2に係る通信方法を示すシーケンス図である。
以下において、本発明の実施形態に係る無線端末及び無線基地局について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[実施形態の概要]
第1に、実施形態の第1の特徴に係る無線端末は、無線LANのカバレッジエリアの少なくとも一部が移動通信網のカバレッジエリアと重複している場合に、前記移動通信網と前記無線LANとの間で待ち受け先又は接続先を切り替える切替処理を行う。前記無線端末は、前記切替処理を行うか否かを判定するための判定パラメータとして、前記移動通信網に設けられるセルから個別に通知される個別パラメータを受信する受信部と、前記移動通信網から前記無線LANに対して待ち受け先又は接続先を切り替えるオフロード処理を行った後に、前記セルに対する接続処理を行うオンロード処理を行った場合に、前記個別パラメータを破棄する制御部とを備える。
このような実施形態では、無線端末は、オフロード処理を行った後にオンロード処理を行った場合に、個別パラメータを破棄する。無線端末は、個別パラメータを破棄しているため、無線基地局から判定パラメータとして新たな報知パラメータを受信すると、新たな報知パラメータに基づいて切替処理を行うか否かを判定する。従って、無線基地局は、報知パラメータを改めて報知することによって、無線端末の切替処理を制御することができ、無線基地局が把握できていない個別パラメータを無線端末が用いる事態の発生が抑制される。
なお、無線端末が個別パラメータを保持している場合には、無線基地局から判定パラメータとして新たな報知パラメータを受信しても、個別パラメータが報知パラメータよりも優先されるため、無線基地局が把握できていない個別パラメータが無線端末で用いられてしまうことに留意すべきである。
第1の特徴において、前記制御部は、前記オフロード処理に伴うアイドル状態の遷移に応じて起動される所定タイマが起動されている期間において、前記個別パラメータを保持するように構成されており、前記制御部は、前記オフロード処理を行った後に前記オンロード処理を行った場合に、前記所定タイマを停止してもよい。
第1の特徴において、前記制御部は、前記オフロード処理を行った後に前記無線LANの品質劣化が要因で前記オンロード処理を行った場合に、前記所定タイマを停止してもよい。
第1の特徴において、前記制御部は、前記タイマの停止に伴って、前記個別パラメータを破棄してもよい。
第1の特徴において、前記制御部は、前記オフロード処理を行った後に前記無線LANの品質劣化が要因で前記オンロード処理を行った場合に、前記個別パラメータを破棄してもよい。
第1の特徴において、前記制御部は、前記オフロード処理を行った後に前記無線LANの品質劣化以外の要因で前記オンロード処理を行った場合に、前記個別パラメータを破棄せずに保持してもよい。
第2に、実施形態の第2の特徴に係る無線端末は、無線LANのカバレッジエリアの少なくとも一部が移動通信網のカバレッジエリアと重複している場合に、前記移動通信網と前記無線LANとの間で待ち受け先又は接続先を切り替える切替処理を行う。前記無線端末は、前記切替処理を行うか否かを判定するための判定パラメータとして、前記移動通信網に設けられるセルから個別に通知される個別パラメータを受信する受信部と、前記移動通信網から前記無線LANに対して待ち受け先又は接続先を切り替えるオフロード処理を行った後に、前記セルに対する接続処理を行うオンロード処理を行った場合に、前記個別パラメータの状態を示す情報を前記無線基地局に送信する送信部とを備える。
このような実施形態では、無線端末は、オフロード処理を行った後にオンロード処理を行った場合に、個別パラメータの状態を示す情報を無線基地局に送信する。個別パラメータの状態を示す情報は、例えば、無線端末が個別パラメータを保持しているか否かを示す情報及び無線端末が保持する個別パラメータの値を示す情報のうち少なくともいずれか1つである。従って、個別パラメータの状態を示す情報として、無線端末が個別パラメータを保持しているか否かを示す情報を用いる場合には、無線基地局は、無線基地局が把握できていない個別パラメータを保持する無線端末を特定することができる。すなわち、無線基地局は、個別パラメータを保持する無線端末に対して個別パラメータを改めて報知することによって、無線端末の切替処理を制御することができ、無線基地局が把握できていない個別パラメータを無線端末が用いる事態の発生が抑制される。なお、個別パラメータの状態を示す情報として、無線端末が保持する個別パラメータの値を示す情報を用いる場合には、無線基地局は、無線端末が保持する個別パラメータを把握することができることは勿論である。
第3に、実施形態の第3の特徴に係る無線基地局は、無線LANのカバレッジエリアの少なくとも一部が移動通信網のカバレッジエリアと重複している場合に、前記移動通信網と前記無線LANとの間で待ち受け先又は接続先を切り替える切替処理を行うシステムにおいて、前記移動通信網に設けられる。無線基地局は、前記切替処理を行うか否かを判定するための判定パラメータとして、無線端末に個別に通知される個別パラメータを送信する送信部と、前記移動通信網から前記無線LANに対して待ち受け先又は接続先を切り替えるオフロード処理又はアイドル状態への遷移を行った無線端末に通知した前記個別パラメータを、前記オフロード処理又は前記アイドル状態への遷移が行われてから一定期間に亘って保持する制御部とを備える。
このような実施形態では、無線基地局は、オフロード処理又はアイドル状態への遷移を行った無線端末に通知した個別パラメータを、オフロード処理又はアイドル状態への遷移が行われてから一定期間に亘って保持する。従って、無線端末がオフロード処理を行った後にオンロード処理を行った場合であっても、オフロード処理を行った無線端末に通知した個別パラメータを無線基地局が保持する可能性が向上する。言い換えると、無線基地局が把握できていない個別パラメータを無線端末が用いる事態の発生が抑制される。
第3の特徴において、前記制御部は、前記オフロード処理を行う前に前記無線端末に割り当てていた識別情報と対応付けて、前記個別パラメータを保持してもよい。
[第1実施形態]
(通信システム)
以下において、第1実施形態に係る通信システムについて説明する。図1は、第1実施形態に係る通信システム1を示す図である。
図1に示すように、通信システム1は、無線基地局100と、アクセスポイント200とを有する。また、通信システム1は、無線基地局100又はアクセスポイント200と接続可能な無線端末10を備える。
無線端末10は、携帯電話又はタブレットなどの端末である。無線端末10は、無線基地局100と無線通信を行う機能に加えて、アクセスポイント200と無線通信を行う機能を有する。
無線基地局100は、第1カバレッジエリア100Aを有しており、第1カバレッジエリア100Aにおいて、LTE(Long Term Evolution)に代表される移動通サービスを提供する。無線基地局100は、1つ又は複数のセルを管理しており、第1カバレッジエリア100Aは、1つ又は複数のセルによって構成される。無線基地局100は、移動通信網のエンティティである。なお、セルとは、地理的なエリアを示す用語と考えてもよく、無線端末10と無線通信を行う機能と考えてもよい。
アクセスポイント200は、第2カバレッジエリア200Aを有しており、第2カバレッジエリア200Aにおいて、無線LANサービスを提供する。アクセスポイント200は、無線LANのエンティティである。第2カバレッジエリア200Aの少なくとも一部は、第1カバレッジエリア100Aと重複する。第2カバレッジエリア200Aの全部が第1カバレッジエリア100Aと重複していてもよい。一般的には、第2カバレッジエリア200Aは、第1カバレッジエリア100Aよりも小さい。
(適用シーン)
第1実施形態において、移動通信網と無線LANとの間で待ち受け先又は接続先を切り替える切替処理(例えば、ネットワークセレクション及びトラフィックステアリング)を行う方法について説明する。具体的には、移動通信網側の第1情報が第1条件を満たしており、かつ、無線LAN側の第2情報が第2条件を満たしている状態が所定期間に亘って継続する場合に、切替処理(例えば、ネットワークセレクション及びトラフィックステアリング)が実行される。
第1実施形態において、切替処理は、移動通信網から無線LANに対して待ち受け先又は接続先を切り替える処理、及び、無線LANから移動通信網に対して待ち受け先又は接続先を切り替える処理の双方を含む。
ここで、移動通信網側の第1情報は、例えば、受信信号の信号レベル(RSRP;Reference Signal Received Power)の測定結果(RSRPmeas)及び受信信号の信号品質(RSRQ;Reference Signal Received Quality)の測定結果(RSRQmeas)である。
無線LAN側の第2情報は、例えば、無線LANのチャネル利用値(ChannelUtilizationWLAN)、無線LANの下りリンクのバックホール値(BackhaulRateDlWLAN)、無線LANの上りリンクのバックホール値(BackhaulRateUlWLAN)、受信信号の信号レベル(RSSI;Received Signal Strength Indicator)である。
(移動通信網から無線LANに対する切替処理)
移動通信網から無線LANに対して待ち受け先又は接続先を切り替える第1条件は、例えば、以下の条件(1a)又は(1b)のいずれかが満たされることである。但し、第1条件は、以下の条件(1a)〜(1b)の全てが満たされることであってもよい。
(1a)RSRPmeas<ThreshServingOffloadWLAN,LowP
(1b)RSRQmeas<ThreshServingOffloadWLAN,LowQ
なお、“ThreshServingOffloadWLAN,LowP”及び“ThreshServingOffloadWLAN,LowQ”は、無線基地局100から提供される閾値又は予め定められた閾値である。
移動通信網から無線LANに対して待ち受け先又は接続先を切り替える第2条件は、例えば、以下の条件(1c)〜(1f)の全てが満たされることである。但し、第2条件は、以下の条件(1c)〜(1f)のいずれかが満たされることであってもよい。
(1c)ChannelUtilizationWLAN<ThreshChUtilWLAN,Low
(1d)BackhaulRateDlWLAN>ThreshBackhRateDLWLAN,High
(1e)BackhaulRateUlWLAN>ThreshBackhRateULWLAN,High
(1f)RSSI>ThreshBEACONSRSSI,High
なお、“ThreshChUtilWLAN,Low”、“ThreshBackhRateDLWLAN,High”、“ThreshBackhRateULWLAN,High”及び“ThreshBEACONSRSSI,High”は、無線基地局100から提供される閾値又は予め定められた閾値である。
(無線LANから移動通信網に対する切替処理)
無線LANから移動通信網に対して待ち受け先又は接続先を切り替える第1条件は、例えば、以下の条件(2a)及び(2b)が満たされることである。但し、第1条件は、以下の条件(2a)又は(2b)のいずれかが満たされることであってもよい。
(2a)RSRPmeas>ThreshServingOffloadWLAN,HighP
(2b)RSRQmeas>ThreshServingOffloadWLAN,HighQ
なお、“ThreshServingOffloadWLAN,HighP”及び“ThreshServingOffloadWLAN,HighQ”は、無線基地局100から提供される閾値又は予め定められた閾値である。
無線LANから移動通信網に対して待ち受け先又は接続先を切り替える第2条件は、例えば、以下の条件(2c)〜(2f)のいずれかが満たされることである。但し、第2条件は、以下の条件(2c)〜(2f)の全てが満たされることであってもよい。
(2c)ChannelUtilizationWLAN>ThreshChUtilWLAN,High
(2d)BackhaulRateDlWLAN<ThreshBackhRateDLWLAN,Low
(2e)BackhaulRateUlWLAN<ThreshBackhRateULWLAN,Low
(2f)RSSI<ThreshBEACONSRSSI,Low
なお、“ThreshChUtilWLAN,High”、“ThreshBackhRateDLWLAN,Low”、“ThreshBackhRateULWLAN,Low”及び“ThreshBEACONSRSSI,Low”は、無線基地局100から提供される閾値又は予め定められた閾値である。
なお、上述した閾値が提供されていない場合には、無線端末10は、閾値が提供されていない情報の取得(すなわち、受信又は測定)を省略してもよい。
第1実施形態において、上述した各種閾値は、移動通信網と無線LANとの間で待ち受け先又は接続先を切り替える切替処理を行うか否かを判定するための判定パラメータの一例である。すなわち、判定パラメータは、“ThreshServingOffloadWLAN,LowP”、“ThreshServingOffloadWLAN,LowQ”、“ThreshChUtilWLAN,Low”、“ThreshBackhRateDLWLAN,High”、“ThreshBackhRateULWLAN,High”、“ThreshBEACONSRSSI,High”、“ThreshServingOffloadWLAN,HighP”、“ThreshServingOffloadWLAN,HighQ”、“ThreshChUtilWLAN,High”、“ThreshBackhRateDLWLAN,Low”、“ThreshBackhRateULWLAN,Low”及び“ThreshBEACONSRSSI,Low”の中から選択された1つ以上の値を含む。
さらに、判定パラメータは、第1条件又は第2条件が満たされている状態が継続すべき所定期間(TsteeringWLAN)を含んでもよい。或いは、判定パラメータは、移動通信網から無線LANに対して待ち受け先又は接続先を切り替えるオフロード処理を行った場合に、後述する個別パラメータを無線端末10が保持すべき所定期間(T350タイマ値)を含んでもよい。
判定パラメータとしては、無線基地局100から無線端末10に対して個別に通知される個別パラメータ及び無線基地局100から無線端末10に対して報知される報知パラメータが存在する。個別パラメータは、例えば、無線基地局100から無線端末10に送信されるRRCメッセージ(例えば、RRC Connection Reconfiguration)に含まれる。報知パラメータは、例えば、無線基地局100から報知されるSIB(例えば、WLAN−OffloadConfig−r12)に含まれる。無線端末10は、報知パラメータに加えて個別パラメータを受信した場合に、報知パラメータよりも個別パラメータを優先して適用することに留意すべきである。
(無線端末)
以下において、第1実施形態に係る無線端末について説明する。図2は、第1実施形態に係る無線端末10を示すブロック図である。
図2に示すように、無線端末10は、LTE無線通信部11と、WLAN無線通信部12と、制御部13とを有する。
LTE無線通信部11は、無線基地局100と無線通信を行う機能を有する。例えば、LTE無線通信部11は、無線基地局100から参照信号を定期的に受信する。LTE無線通信部11は、参照信号の信号レベル(RSRP)及び参照信号の信号品質(RSRQ)を定期的に測定する。LTE無線通信部11は、判定パラメータとして個別パラメータ及び報知パラメータを無線基地局100から受信する。
WLAN無線通信部12は、アクセスポイント200と無線通信を行う機能を有する。例えば、WLAN無線通信部12は、アクセスポイント200からビーコン又はプローブ応答を受信する。ビーコン又はプローブ応答は、BBS Load情報要素を含み、無線LANのチャネル利用値(ChannelUtilizationWLAN)は、BBS Load情報要素から取得することができる。
WLAN無線通信部12は、アクセスポイント200に対する要求(GAS(Generic Advertisement Service) Request)に応じてアクセスポイント200から返信される応答(GAS Response)を受信する。応答(GAS Response)は、無線LANの下りリンクのバックホール値(BackhaulRateDlWLAN)及び無線LANの上りリンクのバックホール値(BackhaulRateUlWLAN)を含む。このような問合せ手順は、WFA(Wi−Fi Alliance)のHotspot2.0で規定されるANQP(Access Network Query Protocol)に従って行われる。
WLAN無線通信部12は、アクセスポイント200から信号を受信する。WLAN無線通信部12は、受信信号の信号レベル(RSSI)を測定する。受信信号の信号レベル(RSSI)は、ビーコン又はプローブ応答の信号強度である。
制御部13は、CPU及びメモリ等によって構成されており、無線端末10を制御する。具体的には、制御部13は、移動通信網側の第1情報が第1条件を満たしており、かつ、無線LAN側の第2情報が第2条件を満たしている状態が所定期間に亘って継続する場合に、移動通信網と無線LANとの間で待ち受け先又は接続先を切り替える切替処理を実行する。
第1実施形態において、制御部13は、移動通信網から無線LANに対して待ち受け先又は接続先を切り替えるオフロード処理を行った後に、個別パラメータを通知するセルと同一のセルに対する接続処理を行うオンロード処理を行った場合に、個別パラメータを破棄する。
詳細には、制御部13は、原則として、オフロード処理に伴うアイドル状態への遷移に応じて起動される所定タイマ(上述した(T350タイマ)が起動されている期間(T350タイマ値)において、個別パラメータを保持するように構成されている。言い換えると、制御部13は、所定タイマの満了又は所定タイマの停止によって、個別パラメータを破棄するように構成されている。
このようなケースにおいて、制御部13は、オフロード処理を行った後にオンロード処理を行った場合に、所定タイマを停止することが好ましい。例えば、制御部13は、オフロード処理を行った後に無線LANの品質劣化が要因でオンロード処理を行った場合に、所定タイマを停止することが好ましい。無線LANの品質劣化とは、上述した条件(2c)〜(2f)のいずれかが満たされることである。但し、第2条件は、上述したように、条件(2c)〜(2f)の全てが満たされることであってもよい。
言い換えると、制御部13は、通話アプリケーションの起動等によって移動通信網に接続する必要が生じたことが要因で、個別パラメータを通知するセルと同一のセルに対する接続処理を行った場合には、所定タイマを停止しなくてもよい。すなわち、制御部13は、個別パラメータを破棄せずに保持し、通話アプリケーションの終了等に伴って、個別パラメータに基づいてオフロード処理を行うか否かを判定する。これによって、例えば、無線端末10を無線LAN側に誘導しやすい状態が継続するため、移動通信網の負荷が軽減される。
(無線基地局)
以下において、第1実施形態に係る無線基地局について説明する。図3は、第1実施形態に係る無線基地局100を示すブロック図である。
図3に示すように、無線基地局100は、LTE無線通信部110と、制御部120とを有する。
LTE無線通信部110は、無線端末10と無線通信を行う機能を有する。例えば、LTE無線通信部110は、無線端末10に対して参照信号を定期的に送信する。LTE無線通信部110は、判定パラメータとして個別パラメータ及び報知パラメータを無線端末10に送信する。上述したように、LTE無線通信部110は、RRCメッセージ(例えば、RRC Connection Reconfiguration)によって個別パラメータを無線端末10に通知し、SIB(例えば、WLAN−OffloadConfig−r12)によって報知パラメータを無線端末10に通知する。
制御部120は、CPU及びメモリ等によって構成されており、無線基地局100を制御する。第1実施形態において、制御部120は、無線端末10がオフロード処理を行った場合に、或いは、無線端末10がアイドル状態に遷移した場合に、オフロード処理を行った無線端末10に通知した個別パラメータを破棄することに留意すべきである。ここで、無線基地局100の制御部120は、無線端末10がアイドル状態に遷移した理由が無線LANへの切替処理であるのか把握できない可能性がある。従って、制御部120は、無線端末10がアイドル状態に遷移した場合に、アイドル状態への遷移の理由を問わずに個別パラメータを破棄してもよいことに留意すべきである。
(切替処理の判定)
以下において、切替処理の判定について、移動通信網から無線LANに対する切替処理を例に挙げて説明する。
第1に、第1情報が第1条件を満たしている状態が所定期間(TsteeringWLAN)に亘って継続するか否かを判定する方法について説明する。第1情報は、参照信号の信号レベル(RSRP)の測定結果(RSRPmeas)又は参照信号の信号品質(RSRP)の測定結果(RSRQmeas)であり、参照信号は短い周期で定期的に受信され、RSRPmeas又はRSRQmeasが比較的に短い周期で測定される。すなわち、図4に示すように、RSRPmeas又はRSRQmeasは、時間軸方向において連続的に取得される。
第2に、第2情報が第2条件を満たしている状態が所定期間(TsteeringWLAN)に亘って継続するか否かを判定する方法について説明する。第2情報を取得する周期について取り決めがない。すなわち、図5に示すように、第2情報(例えば、BackhaulRateDlWLAN又はBackhaulRateUlWLAN)は、時間軸方向において離散的に取得される。
(通信方法)
以下において、第1実施形態に係る通信方法について説明する。図6は、第1実施形態に係る通信方法を示すシーケンス図である。ここでは、オフロード処理が行われた後にオンロード処理が行われるケースについて説明する。
図6に示すようにステップS11において、無線端末10は、無線基地局100に在圏している。「在圏」とは、無線基地局100が管理するセルに対する待ち受け状態(RRCアイドル状態)であってもよく、無線基地局100が管理するセルに接続された接続状態(RRCコネクティッド状態)であってもよい。
ステップS12において、無線端末10は、判定パラメータとして報知パラメータを無線基地局100から受信する。報知パラメータは、上述したように、無線基地局100から報知されるSIB(例えば、WLAN−OffloadConfig−r12)に含まれる。
ステップS13において、無線端末10は、判定パラメータとして個別パラメータを無線基地局100から受信する。報知パラメータは、上述したように、無線基地局100から報知されるRRCメッセージ(例えば、RRC Connection Reconfiguration)に含まれる。
ステップS14において、無線端末10は、個別パラメータに基づいて、上述した第1条件(条件(1a)又は(1b))及び第2条件(条件(1c)〜(1f))が満たされるか否かを判定する。ここでは、無線端末10は、第1条件及び第2条件が満たされたと判定して、移動通信網から無線LANに対して待ち受け先又は接続先を切り替えるオフロード処理(アイドル状態遷移処理)を行う。
ステップS15において、無線端末10は、オフロード処理に伴ってアイドル状態に遷移するため、所定タイマ(上述した(T350タイマ)を起動する。無線端末10は、所定タイマ(上述した(T350タイマ)が起動されている期間(T350タイマ値)において、個別パラメータを保持するように構成されている。
ステップS16において、無線基地局100は、オフロード処理に伴ってアイドル状態に遷移した無線端末10に通知した個別パラメータを破棄する。
ステップS17において、無線端末10は、個別パラメータに基づいて、上述した第1条件(条件(2a)又は(2b))及び第2条件(条件(2c)〜(2f))が満たされるか否かを判定する。ここでは、無線端末10は、第1条件及び第2条件が満たされたと判定して、個別パラメータを通知するセルと同一のセルに対する接続処理を行うオンロード処理を行う。
ステップS18において、無線端末10は、所定タイマ(上述した(T350タイマ)を停止する。
ステップS19において、無線端末10は、無線基地局100から個別に受信した個別パラメータを破棄する。具体的には、無線端末10は、所定タイマ(上述した(T350タイマ)の停止に応じて個別パラメータを破棄する。言い換えると、無線端末10は、所定タイマ(上述した(T350タイマ))の満了前であっても個別パラメータを破棄する。
ここで、オンロード処理の要因は、無線LANの品質劣化が要因であることが好ましい。言い換えると、無線端末10は、通話アプリケーションの起動等によって移動通信網に接続する必要が生じた場合には、所定タイマ(上述した(T350タイマ))の停止処理を行わなくてもよい。
(作用及び効果)
第1実施形態では、無線端末10は、オフロード処理を行った後にオンロード処理を行った場合に、個別パラメータを破棄する。無線端末10は、個別パラメータを破棄しているため、無線基地局100から判定パラメータとして新たな報知パラメータを受信すると、新たな報知パラメータに基づいて切替処理を行うか否かを判定する。従って、無線基地局100は、報知パラメータを改めて報知することによって、無線端末10の切替処理を制御することができ、無線基地局100が把握できていない個別パラメータを無線端末10が用いる事態の発生が抑制される。
なお、無線端末10が個別パラメータを保持している場合には、無線基地局100から判定パラメータとして新たな報知パラメータを受信しても、個別パラメータが報知パラメータよりも優先されるため、無線基地局100が把握できていない個別パラメータが無線端末10で用いられてしまうことに留意すべきである。
[変更例1]
以下において、第1実施形態の変更例1について説明する。以下においては、第1実施形態に対する相違点について主として説明する。
第1実施形態では、無線端末10(制御部13)は、オフロード処理を行った後にオンロード処理を行った場合に、個別パラメータを破棄する。これに対して、変更例1では、無線端末10(LTE無線通信部11)は、オフロード処理を行った後にオンロード処理を行った場合に、個別パラメータの状態を示す情報(パラメータステータス)を無線基地局100に送信する。パラメータステータス(個別パラメータの状態を示す情報)は、例えば、無線端末10が個別パラメータを保持しているか否かを示す情報及び無線端末10が保持する個別パラメータの値を示す情報のうち少なくともいずれか1つである。
なお、無線端末10は、無線基地局100に送信されるRRCメッセージ(RRC Connection Setup)にパラメータステータスを含めてもよい。無線端末10は、オフロード処理が行われた後に行われるオンロード処理において、パラメータステータスを無線基地局100に送信してもよい。
(通信方法)
以下において、変更例1に係る通信方法について説明する。図7は、変更例1に係る通信方法を示すシーケンス図である。ここでは、オフロード処理が行われた後にオンロード処理が行われるケースについて説明する。
図7に示すようにステップS21において、無線端末10は、無線基地局100に在圏している。「在圏」とは、無線基地局100が管理するセルに対する待ち受け状態(RRCアイドル状態)であってもよく、無線基地局100が管理するセルに接続された接続状態(RRCコネクティッド状態)であってもよい。
ステップS22において、無線端末10は、判定パラメータとして報知パラメータを無線基地局100から受信する。報知パラメータは、上述したように、無線基地局100から報知されるSIB(例えば、WLAN−OffloadConfig−r12)に含まれる。
ステップS23において、無線端末10は、判定パラメータとして個別パラメータを無線基地局100から受信する。報知パラメータは、上述したように、無線基地局100から報知されるRRCメッセージ(例えば、RRC Connection Reconfiguration)に含まれる。
ステップS24において、無線端末10は、個別パラメータに基づいて、上述した第1条件(条件(1a)又は(1b))及び第2条件(条件(1c)〜(1f))が満たされるか否かを判定する。ここでは、無線端末10は、第1条件及び第2条件が満たされたと判定して、移動通信網から無線LANに対して待ち受け先又は接続先を切り替えるオフロード処理(アイドル状態遷移処理)を行う。
ステップS25において、無線端末10は、オフロード処理に伴ってアイドル状態に遷移するため、所定タイマ(上述した(T350タイマ)を起動する。無線端末10は、所定タイマ(上述した(T350タイマ)が起動されている期間(T350タイマ値)において、個別パラメータを保持するように構成されている。
ステップS26において、無線基地局100は、オフロード処理に伴ってアイドル状態に遷移した無線端末10に通知した個別パラメータを破棄する。
ステップS27において、無線端末10は、個別パラメータに基づいて、上述した第1条件(条件(2a)又は(2b))及び第2条件(条件(2c)〜(2f))が満たされるか否かを判定する。ここでは、無線端末10は、第1条件及び第2条件が満たされたと判定して、個別パラメータを通知するセルと同一のセルに対する接続処理を行うオンロード処理を行う。或いは、変更例1においては、無線端末10は、通話アプリケーションの起動等によって移動通信網に接続する必要が生じた場合に、移動通信網への接続処理(すなわち、オンロード処理)を行ってもよい。
ステップS28において、無線端末10は、個別パラメータの状態を示す情報(パラメータステータス)を無線基地局100に送信する。パラメータステータスは、上述したように、無線端末10が個別パラメータを保持しているか否かを示す情報及び無線端末10が保持する個別パラメータの値を示す情報のうち少なくともいずれか1つである。
(作用及び効果)
実施形態では、無線端末10は、オフロード処理を行った後にオンロード処理を行った場合に、パラメータステータスを無線基地局100に送信する。従って、パラメータステータスとして、無線端末10が個別パラメータを保持しているか否かを示す情報を用いる場合には、無線基地局100は、無線基地局100が把握できていない個別パラメータを保持する無線端末10を特定することができる。すなわち、無線基地局100は、個別パラメータを保持する無線端末10に対して個別パラメータを改めて報知することによって、無線端末10の切替処理を制御することができ、無線基地局100が把握できていない個別パラメータを無線端末10が用いる事態の発生が抑制される。なお、個別パラメータの状態を示す情報として、無線端末10が保持する個別パラメータの値を示す情報を用いる場合には、無線基地局100は、無線端末10が保持する個別パラメータを把握することができることは勿論である。
ここで、無線基地局100(制御部120)は、個別パラメータの状態を示す情報として、無線端末10が保持する個別パラメータの値を示す情報を無線端末10から受信した場合には、個別パラメータの値を無線基地局100で管理されるセルで無線端末10を識別するC−RNTI(Radio Network Temporary Identifier)と対応付けて記憶することに留意すべきである。
[変更例2]
以下において、第1実施形態の変更例2について説明する。以下においては、第1実施形態に対する相違点について主として説明する。
第1実施形態では、無線基地局100(制御部120)は、無線端末10がオフロード処理を行った場合に、オフロード処理を行った無線端末10に通知していた個別パラメータを破棄する。これに対して、変更例2では、無線基地局100(制御部120)は、無線端末10がオフロード処理を行った場合に、オフロード処理を行った無線端末10に通知した個別パラメータを、オフロード処理又はアイドル状態への遷移が行われてから一定期間に亘って保持する。ここで、無線基地局100(制御部120)は、無線端末10がアイドル状態に遷移した理由が無線LANへの切替処理であるのか把握できない可能性がある。従って、無線基地局100(制御部120)は、無線端末10がアイドル状態に遷移した場合に、アイドル状態への遷移の理由を問わずに一定期間に亘って個別パラメータを保持してもよいことに留意すべきである。
ここで、無線基地局100が個別パラメータを保持すべき一定期間は、無線端末10が個別パラメータを保持するように定められた期間(上述したT350タイマ値)よりも長いことが好ましい。
変更例2において、無線基地局100(制御部120)は、オフロード処理又はアイドル状態への遷移を行う前に無線端末10に割り当てていた識別情報と対応付けて、オフロード処理又はアイドル状態への遷移を行った無線端末10に通知した個別パラメータを保持することが好ましい。オフロード処理又はアイドル状態への遷移を行う前に無線端末10に割り当てていた識別情報は、例えば、無線基地局100で管理されるセルで無線端末10を識別するC−RNTI(Radio Network Temporary Identifier)である。無線端末10は、オフロード処理を行った後にオンロード処理を行う場合に、オフロード処理を行う前に無線端末10に割り当てられていた識別情報を無線基地局100に通知することが好ましい。
(通信方法)
以下において、変更例2に係る通信方法について説明する。図8は、変更例2に係る通信方法を示すシーケンス図である。ここでは、オフロード処理が行われた後にオンロード処理が行われるケースについて説明する。
図8に示すようにステップS31において、無線端末10は、無線基地局100に在圏している。「在圏」とは、無線基地局100が管理するセルに対する待ち受け状態(RRCアイドル状態)であってもよく、無線基地局100が管理するセルに接続された接続状態(RRCコネクティッド状態)であってもよい。
ステップS32において、無線端末10は、判定パラメータとして報知パラメータを無線基地局100から受信する。報知パラメータは、上述したように、無線基地局100から報知されるSIB(例えば、WLAN−OffloadConfig−r12)に含まれる。
ステップS33において、無線端末10は、判定パラメータとして個別パラメータを無線基地局100から受信する。報知パラメータは、上述したように、無線基地局100から報知されるRRCメッセージ(例えば、RRC Connection Reconfiguration)に含まれる。
ステップS34において、無線端末10は、個別パラメータに基づいて、上述した第1条件(条件(1a)又は(1b))及び第2条件(条件(1c)〜(1f))が満たされるか否かを判定する。ここでは、無線端末10は、第1条件及び第2条件が満たされたと判定して、移動通信網から無線LANに対して待ち受け先又は接続先を切り替えるオフロード処理(アイドル状態遷移処理)を行う。
ステップS35Aにおいて、無線端末10は、所定タイマ(上述した(T350タイマ)を起動する。ここでは、所定タイマには、期間T1がセットされる。
ステップS35Bにおいて、無線基地局100は、所定タイマを起動する。所定タイマは、オフロード処理を行った無線端末10に通知した個別パラメータを保持すべき期間を計測するタイマである。ここでは、所定タイマには、期間T1よりも長い期間T2がセットされる。なお、期間T2は、少なくともT1以上であってもよく、T1と同一であってもよい。また、その場合には、所定タイマには、T350タイマを使用してもよい。ここで、無線基地局100は、無線端末10がオフロード処理を行った旨を検出可能であれば、オフロード処理の検出に応じて所定タイマを起動してもよい。或いは、無線基地局100は、無線端末10がアイドル状態に遷移した旨を検出した場合に、アイドル状態への遷移の検出に応じて所定タイマを起動してもよい。
ステップS36において、無線端末10は、個別パラメータに基づいて、上述した第1条件(条件(2a)又は(2b))及び第2条件(条件(2c)〜(2f))が満たされるか否かを判定する。ここでは、無線端末10は、第1条件及び第2条件が満たされたと判定して、個別パラメータを通知するセルと同一のセルに対する接続処理を行うオンロード処理を行う。
ステップS37Aにおいて、ステップ35Aで期間T1がセットされた所定タイマが満了する。ステップ38Aにおいて、無線端末10は、無線基地局100から個別に通知された個別パラメータを破棄する。
ステップS37Bにおいて、ステップ35Bで期間T2(>期間T1)がセットされた所定タイマが満了する。ステップ38Bにおいて、無線基地局100は、オフロード処理を行った無線端末10に通知した個別パラメータを破棄する。無線基地局100は、個別パラメータと対応付けていた無線端末10の識別情報(例えば、C−RNTI)を破棄してもよい。
(作用及び効果)
変更例2では、無線基地局100は、オフロード処理又はアイドル状態への遷移を行った無線端末10に通知した個別パラメータを、オフロード処理又はアイドル状態への遷移が行われてから一定期間に亘って保持する。従って、無線端末10がオフロード処理を行った後にオンロード処理を行った場合であっても、オフロード処理を行った無線端末10に通知した個別パラメータを無線基地局100が保持する可能性が向上する。言い換えると、無線基地局100が把握できていない個別パラメータを無線端末10が用いる事態の発生が抑制される。
なお、変更例2では、無線基地局100が個別パラメータを保持すべき一定期間は、無線端末10が個別パラメータを保持するように定められた期間(上述したT350タイマ値)よりも長いため、無線基地局100が把握できていない個別パラメータを無線端末10が用いる事態が生じないことに留意すべきである。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
第1実施形態では、無線端末10の制御部13は、オフロード処理を行った後に、個別パラメータを通知するセルと同一のセルに対する接続処理を行うオンロード処理を行った場合に、個別パラメータを破棄する。一方で、無線端末10の制御部13は、オフロード処理を行った後に、個別パラメータを通知するセルと異なるセルに対する接続処理を行った場合にも、個別パラメータを破棄してもよい。
また、無線基地局100は、個別パラメータを破棄する際に、無線端末10にその旨を通知してもよい。その場合、無線端末10は無線基地局100からの個別パラメータを破棄する旨の通知を受けたことを契機として、個別パラメータを破棄してもよい。また、無線基地局100から個別パラメータを破棄する旨の指示を無線端末10に指示してもよい。
実施形態では特に触れていないが、無線端末10及び無線基地局100が行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。また、プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体であってもよい。
或いは、無線端末10及び無線基地局100が行う各処理を実行するためのプログラムを記憶するメモリ及びメモリに記憶されたプログラムを実行するプロセッサによって構成されるチップが提供されてもよい。
実施形態では、移動通信網としてLTEを例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。移動通信網は、通信キャリアによって提供されるネットワークであればよい。従って、移動通信網は、Release99であってもよく、GSM(登録商標)であってもよい。
[付記]
1.導入
接続確立(接続処理)における個別パラメータの処理は、WLAN/3GPP無線インターワーキングに残される問題である。接続確立時における無線端末の動作について2の選択肢が設けられる。
選択肢1、無線端末が個別RAN補助パラメータを保持する。
選択肢2、無線端末が個別RAN補助パラメータを破棄する。
この付記において、各案が様々な観点から分析され、我々は最善なる折衷案を提供する。
2.検討
CRの現行の合意では、T350が起動している場合でも、接続確立時に、個別RAN補助パラメータが破棄されるものとする。
現在の合意では、他のセルを再選択する度に無線端末が個別RAN補助パラメータを破棄することが既に決定事項となる。この合意を支える一つの原則とは、セルチェンジを行うたびに、ターゲットセルが、無線端末の動作を制御する責任を取ることである。しかしながら、接続確立時、無線端末は、アイドル状態からコネクティッド状態へ遷移するのみで、同一のセル内に在圏する。従って、接続確立時に無線端末が個別RAN補助パラメータを破棄するかしないかについては依然として検討が必要である。
基本的に2つの選択肢が検討される。
選択肢1、無線端末が個別RAN補助パラメータを保持する。
選択肢2、無線端末が個別RAN補助パラメータを破棄する。
各案にメリット及びデメリットがあるかもしれない。従って、最適の解決策に達するために、両方の案について異なる側面から更なる分析が必要となる。
2.1.シグナリングオーバーヘッド
個別RAN補助パラメータを利用すると、RAN負荷、無線端末のトラフィック量及び無線端末のデータベアラに関するCQI等に基づいて、RANは独立で無線端末を制御することができる。接続確立時に無線端末が個別パラメータを保持していない場合に、もしRAN又はWLAN状態が変更されていないなら、RANが無線端末に同一の個別パラメータを提供することが可能となる。
考察1:同一の個別RAN補助パラメータは、T350が満了するまでにRAN又はWLAN状態が変更されない場合に限って利用されても良い。
2.2.無線端末制御
多くの状況では、T350が180分以上に設定する可能性が考えられる。この場合、RAN又はWLAN状態がT350の満了まで変化しないと想定するのが不適切である。そして、RAN又はWLAN状態が変化する場合、以前に無線端末に設定されるものと異なる個別RAN補助パラメータで無線端末を更新する必要もあり得る。例えば、RAN負荷が変化すると、より良い無線端末制御のために、RANが新しいパラメータで無線端末を更新できるようになる必要がある。
現在、RANが個別シグナリング又はブロードキャストのいずれかを介して、無線端末のトラフィックステアリング動作を制御することが想定される。選択肢2を採用すると、RANは、どの無線端末が個別シグナリングに制御されるか、どの無線端末がブロードキャストに制御されるかを常に把握することができる。
しかし、選択肢1が採用されると、RANは、どの無線端末が個別パラメータを有するのかを常に把握することができなくなる。これは、コネクティッド状態の無線端末の一部が以前に設定された個別RAN補助パラメータを保持していること、かつ、無線端末がアイドル状態に遷移した後にRANが無線端末のコンテクスト情報を保持していないことが想定されるからである。T350が満了する前に、RANは、以前に設定された個別パラメータを保持するコネクティッド無線端末を制御できない。RANが所定の時間帯に全部の無線端末を全制御しようとするのであれば、以前に設定された個別パラメータを用いる無線端末が存在しないことを確認しなければならない。そのため、RANは、個別シグナリングで全部のコネクティッド無線端末を設定せざるを得ない。
考察2:RAN又はWLAN状態が変更する場合に、無線端末制御のためにパラメータを破棄することは好適である。
2.3.ピンポン現象回避
接続確立時に無線端末が個別パラメータを破棄することを想定する場合、無線端末がトラフィックをWLANからRANに切り替えることが想定される。そして、RAN又はWLAN状態が変更されない場合、RANは無線端末に同一の個別パラメータを設定する可能性があり、その結果、無線端末が同一のWLANを選択してトラフィックを切り替えてしまい、ピンポン現象が起こり得る。具体的に、選択肢2にピンポン現象の発生は2つの可能性が考えられる。
第一可能性:RANは最新の個別パラメータを無線端末に提供する。
RANが個別パラメータを提供するかどうか、かつ、どのような値が提供されるのかは、RAN又はWLAN状態によって決められる。一部の状態が変更される場合に、RANは個別パラメータで無線端末を設定することができない。RANが個別シグナリングで無線端末を設定しなくても、値が変更される可能性がある。RANが異なるパラメータ(簡単にWLANを選択する)を提供すると、無線端末はトラフィックを再びWLANに切り替える可能性がある、これは最新RAN状態により発生する現象であるので、ネットワークの立場から好適である。
第二可能性:RANが同一の個別パラメータを無線端末に提供する。
無線端末が個別パラメータを破棄し、RANが同一の個別パラメータで無線端末を再設定することを想定する。無線端末がWLANのカバレッジ内に残っても、無線端末が同一のWLANを選択するかどうかが疑わしい。無線端末が接続確立を開始する一つの要因は、以前に無線端末に設定した閾値によるWLANの劣化である。この場合、無線端末はトラフィックをWLANからRANに切り替えようとしている。従って、RANが同一の個別パラメータで無線端末を設定しても、ピンポン現象は発生しない。
ただし、接続確立の開始が、例えば、音声通話等によるものであれば、確かにピンポン現象が発生する可能性はある。
考察3:接続確立の原因がWLAN劣化である場合、無線端末が以前に設定された個別パラメータを破棄し、かつ、無線端末が同一のパラメータで再設定される場合でも、ピンポン現象が発生する可能性は低い。
考察4:接続確立の原因がサービス開始である場合、個別パラメータの破棄はピンポン現象の起因となり得る。
2.4.折衷案
上記の考察から、全部のシナリオにおける全部の問題を解決できる単一の無線端末動作が存在しないことが明らかである。従って、結局どの無線端末動作が最善の折衷案を提供できるかを選択することになる。
個別パラメータを保持することの利点は、一部のシナリオにおいてピンポン現象が回避可能である。しかし、セッション2.3で検討した通り、ピンポン現象の回避は、特にネットワークにとって、必ずしも常に良いことではない。
接続確立時に個別パラメータが破棄される場合には、一部のシナリオにおいてピンポン現象は回避できないことになってしまう。ただし、もっと重要なのは、個別パラメータの破棄は、既存の無線端末とネットワーク動作とインラインすることができる(すなわち、ネットワークがコネクティッド状態の無線端末を全制御している)。RANの渋滞が非常に悪い場合、RANは無線端末の接続を拒絶することができる。これはネットワークにとって新しい動作ではない。ネットワークは、自分の無線端末のための全部の責任を取らなければならないことを承知している。ネットワークにとって最悪の事態は、無線端末が接続されても、自分には制御できないことである。
従って、選択肢2が最善の折衷案として採用されるべきである。
提案1:接続確立時、無線端末が個別RAN補助パラメータを破棄することとする。
3.結論
この付記において、我々は様々な観点から選択肢1又は選択肢2を分析し、我々から見る最善の折衷案を提案する。我々は下記の考察及び提案に達する。
考察1:同一の個別RAN補助パラメータは、T350が満了する前にRAN又はWLAN状態が変更されない場合に限って利用される。
考察2:RAN又はWLAN状態が変更する場合、パラメータを破棄することは無線端末制御のために好適である。
考察3:接続確立の原因がWLAN劣化であれば、無線端末が、以前に設定された個別パラメータを破棄し、かつ、同一のパラメータで再設定される場合でも、ピンポン現象が発生する可能性が低い。
考察4:接続確立の原因がサービス開始であれば、個別パラメータの破棄はピンポン現象の起因となり得る。
提案1:接続確立時、無線端末が個別RAN補助パラメータを破棄することとする。
[相互参照]
米国仮出願第62/055428号(2014年9月25日)の全内容が参照により本願明細書に組み込まれている。
本発明は、通信分野において有用である。
第1の特徴は、移動通信網と無線LANとの間でトラフィックステアリングを行う無線端末であって、前記トラフィックステアリングを行うか否かを判定するための判定パラメータとして、前記移動通信網に設けられるセルから個別に通知される個別パラメータを受信する受信部と、前記セルに対してRRCアイドル状態に遷移した後、RRCコネクティッド状態に遷移するために前記セルに対する接続処理を行った場合に、前記個別パラメータを破棄する制御部とを備えることを要旨とする。
ステップS13において、無線端末10は、判定パラメータとして個別パラメータを無線基地局100から受信する。個別パラメータは、上述したように、無線基地局100から通知されるRRCメッセージ(例えば、RRC Connection Reconfiguration)に含まれる。
ステップS23において、無線端末10は、判定パラメータとして個別パラメータを無線基地局100から受信する。個別パラメータは、上述したように、無線基地局100から通知されるRRCメッセージ(例えば、RRC Connection Reconfiguration)に含まれる。
(作用及び効果)
実施形態では、無線端末10は、オフロード処理を行った後にオンロード処理を行った場合に、パラメータステータスを無線基地局100に送信する。従って、パラメータステータスとして、無線端末10が個別パラメータを保持しているか否かを示す情報を用いる場合には、無線基地局100は、無線基地局100が把握できていない個別パラメータを保持する無線端末10を特定することができる。すなわち、無線基地局100は、個別パラメータを保持する無線端末10に対して個別パラメータを改めて通知することによって、無線端末10の切替処理を制御することができ、無線基地局100が把握できていない個別パラメータを無線端末10が用いる事態の発生が抑制される。なお、個別パラメータの状態を示す情報として、無線端末10が保持する個別パラメータの値を示す情報を用いる場合には、無線基地局100は、無線端末10が保持する個別パラメータを把握することができることは勿論である。
ステップS33において、無線端末10は、判定パラメータとして個別パラメータを無線基地局100から受信する。個別パラメータは、上述したように、無線基地局100から通知されるRRCメッセージ(例えば、RRC Connection Reconfiguration)に含まれる。

Claims (4)

  1. 移動通信網と無線LANとの間でトラフィックステアリングを行う無線端末であって、
    前記トラフィックステアリングを行うか否かを判定するための判定パラメータとして、前記移動通信網に設けられるセルから個別に通知される個別パラメータを受信する受信部と、
    前記セルに対してアイドル状態に遷移した後、前記セルに対する接続処理を行った場合に、前記個別パラメータを破棄する制御部とを備えることを特徴とする無線端末。
  2. 前記制御部は、前記アイドル状態への遷移に応じて開始される所定タイマが実行されている期間において、前記個別パラメータを保持し、
    前記制御部は、前記アイドル状態への遷移後に前記接続処理を行った場合に、前記所定タイマを停止することを特徴とする請求項1に記載の無線端末。
  3. 前記制御部は、前記アイドル状態への遷移後に前記無線LANの品質劣化が要因で前記接続処理を行った場合に、前記所定タイマを停止することを特徴とする請求項2に記載の無線端末。
  4. 前記制御部は、前記所定タイマの停止に伴って、前記個別パラメータを破棄することを特徴とする請求項2に記載の無線端末。
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