JPWO2014199535A1 - 無線基地局、ゲートウェイ装置 - Google Patents

無線基地局、ゲートウェイ装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2014199535A1
JPWO2014199535A1 JP2015522474A JP2015522474A JPWO2014199535A1 JP WO2014199535 A1 JPWO2014199535 A1 JP WO2014199535A1 JP 2015522474 A JP2015522474 A JP 2015522474A JP 2015522474 A JP2015522474 A JP 2015522474A JP WO2014199535 A1 JPWO2014199535 A1 JP WO2014199535A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
hnb
gateway device
information
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015522474A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6179596B2 (ja
Inventor
智洋 渡辺
智洋 渡辺
昌志 中田
昌志 中田
佳央 植田
佳央 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Publication of JPWO2014199535A1 publication Critical patent/JPWO2014199535A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6179596B2 publication Critical patent/JP6179596B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0055Transmission or use of information for re-establishing the radio link
    • H04W36/0079Transmission or use of information for re-establishing the radio link in case of hand-off failure or rejection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0011Control or signalling for completing the hand-off for data sessions of end-to-end connection
    • H04W36/0016Hand-off preparation specially adapted for end-to-end data sessions
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/04Large scale networks; Deep hierarchical networks
    • H04W84/042Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems
    • H04W84/045Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems using private Base Stations, e.g. femto Base Stations, home Node B
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W92/00Interfaces specially adapted for wireless communication networks
    • H04W92/16Interfaces between hierarchically similar devices
    • H04W92/20Interfaces between hierarchically similar devices between access points

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

本発明にかかる通信システム(1000)は、端末(104)と、端末(104)が移動前に接続する第1の基地局(100)と、端末が移動後に接続する第2の基地局(103)と、第1の基地局(100)および第2の基地局(103)を上位ネットワークに通信可能に接続するゲートウェイ装置(105)と、を備え、第1の基地局(100)は、端末(104)のハンドオーバー時にゲートウェイ装置(105)と通信中の第1の基地局(100)とゲートウェイ装置(105)とがダウンリンクのデータ送信に使用していたトランスポート情報を含み、ハンドオーバーの開始を要求する第1の信号を第2の基地局に送信し、第2の基地局(103)は、第1の信号を受信し、トランスポート情報を含み、トランスポート情報の更新を要求する第2の信号をゲートウェイ装置(105)に送信し、ゲートウェイ装置(105)は、第2の信号を受信し、第1の基地局(100)のトランスポート情報を第2の基地局(103)との通信に引き継ぐ。

Description

本発明は通信システム、基地局、ゲートウェイ装置、基地局の制御方法及びゲートウェイ装置の制御方法に関し、特に基地局のハンドオーバーに関する。
HNB(Home Node B:家庭用基地局)と呼ばれる、家庭内などでの使用を想定した小型基地局(フェムトセル)が検討されてきている。フェムトセル(Femto Cell)とは、例えば、半径数メートルから数十メートル程度の地域をカバーする、移動通信サービスのための超小型/低電力の屋内基地局である。マクロセル(MacroCell)の電波は、屋内などの場所に届かない場合がある。フェムトセルは、このようなマクロセル局の電波が行き届かない通信環境の悪いエリアに対して、安定した無線通信環境を構築するための屋内基地局である。近い将来、フェムトセル(HNB)が、マクロセル配下に大量に配置されることが予想される。
フェムトセル(HNB)は、カバーするがエリアが狭いため、移動局が移動している場合、マクロセルに比してハンドオーバーが頻繁に発生する。そのため、フェムトセル(HNB)の円滑なハンドオーバー制御が重要である。3GPP(Third Generation Partnership Project)は、HNB間のハンドオーバーに関して、Iurhという論理インターフェースを用いた通信を提示している。3GPPに関する非特許文献3は、HNB間でRNSAP(Radio Network Subsystem Application Part) Signallingにより通信を行うためのIurhインターフェースの定義を記載している。
非特許文献1ないし9は、Iurh Interfacで通信するフェムトセル(HNB)を提示している。特許文献1はフェムトセルのデータ伝送経路を削減するデータ伝送方法を提示している。
特表2012−521710号公報
3GPP TS25.413 Ver.11.2.0 3GPP TS25.423 Ver.11.4.0 3GPP TS25.467 Ver.11.1.0 3GPP TS25.468 Ver.11.1.0 3GPP TS25.469 Ver.11.1.0 3GPP TS25.471 Ver.11.1.0 3GPP TS36.300 Ver.11.4.0 3GPP TS36.370 Ver.11.2.0 3GPP TS36.423 Ver.11.3.0
特許文献1はHNB間のハンドオーバー失敗の低減については提示していない。非特許文献1、非特許文献2、非特許文献3、非特許文献5、非特許文献6は、Iurh接続しているHNBとHNBとのハンドオーバーを示している。しかし、上記文献が示しているハンドオーバーは、Iurh接続しているHNB間のハンドオーバーにおいて、Source HNB(移動元基地局)がDL(DownLink:ダウンリンク)で使用していたTransport Layer 情報を、Target HNB(移動先基地局)には送信していない。
その結果、Target HNBがHNB−GW(Home NodeB-Gate Way)にDLのTransport情報のmessageを送信する時に、Source HNBで使用していたDLのMandatory parameterであるTransport Layer 情報を正確に設定できず、HNB間のハンドオーバーが失敗となる場合がある。
本発明は、HNB間のハンドオーバーの失敗を低減し、通信を継続可能とする通信システム、基地局、ゲートウェイ装置、基地局の制御方法及びゲートウェイ装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様にかかる通信システムは、端末と、前記端末が移動前に接続する第1の基地局と、前記端末が移動後に接続する第2の基地局と、前記第1の基地局および前記第2の基地局を上位ネットワークに通信可能に接続するゲートウェイ装置と、を備え、前記第1の基地局は、前記端末のハンドオーバー時に前記ゲートウェイ装置と通信中の前記第1の基地局と前記ゲートウェイ装置とがダウンリンクのデータ送信に使用していたトランスポート情報を含み、ハンドオーバーの開始を要求する第1の信号を前記第2の基地局に送信し、前記第2の基地局は、前記第1の信号を受信し、前記トランスポート情報を含み、トランスポート情報の更新を要求する第2の信号を前記ゲートウェイ装置に送信し、前記ゲートウェイ装置は、前記第2の信号を受信し、前記第1の基地局の前記トランスポート情報を前記第2の基地局との通信に引き継ぐ。
本発明の一態様にかかる基地局は、端末と通信中にハンドオーバーが発生する場合に、自身とゲートウェイ装置とがダウンリンクのデータ送信に使用していたトランスポート情報を含み、ハンドオーバーの開始を要求する第1の信号を第2の基地局に送信する送信手段を備える。
本発明の一態様にかかる基地局は、第1の基地局と通信している端末のハンドオーバーが発生する場合に、前記第1の基地局とゲートウェイ装置とがダウンリンクのデータ送信に使用していたトランスポート情報を含み、ハンドオーバーの開始を要求する第1の信号を受信する受信手段と、
前記ゲートウェイ装置に前記トランスポート情報を含み、トランスポート情報の更新を要求する第2の信号を送信する送信手段と、を備える。
本発明の一態様にかかるゲートウェイ装置は、第1の基地局と通信中の端末のハンドオーバーが発生する場合に、第2の基地局が送信した前記第1の基地局と自身とがダウンリンクのデータ送信に使用したトランスポート情報を含み、トランスポート情報のの更新を要求する第2の信号を受信する受信手段と、前記トランスポート情報を前記第2の基地局との通信に引き継ぐハンドオーバー手段と、
を備える。
本発明の一態様にかかる基地局の制御方法は、第1の基地局と通信している端末のハンドオーバーが発生する場合に、前記第1の基地局とゲートウェイ装置とがダウンリンクのデータ送信に使用していたトランスポート情報を含み、ハンドオーバーの開始を要求する第1の信号を受信し、
前記ゲートウェイ装置に前記トランスポート情報を含み、トランスポート情報の更新を要求する第2の信号を送信する。
本発明の一態様にかかるゲートウェイ装置の制御方法は、第1の基地局と通信中の端末のハンドオーバーが発生する場合に、第2の基地局が送信した前記第1の基地局と自身とがダウンリンクのデータ送信に使用したトランスポート情報を含み、トランスポート情報の更新を要求する第2の信号を受信し、前記トランスポート情報を前記第2の基地局との通信に引き継ぐ。
本発明によると、HNB間のハンドオーバーの失敗を低減し、通信を継続可能とする通信システム、基地局、ゲートウェイ装置、基地局の制御方法及びゲートウェイ装置の制御方法を提供することができる。
本発明の実施の形態1にかかる通信システム1000の構成を示した図である。 本発明の実施の形態1にかかるHNB100、103の構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態1にかかるHNB−GW105の構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態1にかかる、HNB100がHNB103に送信する、HNB100のRAB引継ぎ要素を示した図である。 本発明の実施の形態1においてRANAP Enhanced Relocation Information Requestに追加するパラメータの構成を示した図である。 HNB100からHNB103に端末104がハンドオーバーする際に、HNB103がHNB−GW105にHNBAP: TNL UPDATE REQUEST messageを送信するまでに行われる、HNB間の処理を示しているシーケンス図である。 本発明の形態実施の形態2にかかるHNB103がHNB−GW105に送信する、HNB103のトランスポート情報要素を示した図である。 本発明の形態実施の形態2にかかる、HNBAP: TNL UPDATE REQUEST messageにパラメータOld Transport info Invalid indicator を追加した図である。 本発明の実施の形態2における、HNB103がHNB−GW105にHNBAP:TNL UPDATE REQUEST messageを送信する処理を示したシーケンス図である。 本発明の実施の形態3における、RNSAP Enhanced Relocation RequestにSource Side Iu DL TNL Information としてTransport Layer Address,Iu Transport Associationを追加した図である。 本発明の実施の形態4における、RNA: CONNECT messageにSource Side Iu DL TNL Information としてTransport Layer Address,Iu Transport Associationを追加した図である。 本発明の実施の形態12における、Target HNBがHNB-GWにHNBAP Relocation Complete messageを送信する際に、RAB Listの中に、RAB ID, Old Transport Info, New Transport Infoを追加した図である。 HNBとHNB−GWと通信における、Iurh Interfaceを示した図である。 非特許文献3に記載されたHNB間のハンドオーバーの処理を示したシーケンス図である。 Iurh接続しているHNBとHNBとの間のハンドオーバーで使用されるTransport Layer Addressをに示した図である。
まず、本発明を想到するために検討した事項を示す。非特許文献3は、HNB(小型基地局)とHNB−GW(ゲートウェイ装置)との間で通信を行う標準インターフェースとしてIuh Interfaceを定義している。また、HNB間で通信を行うためのインターフェースとして、Iurh Interfaceを提示している。IuhとIurhのインタフェースについて以下で説明する。
1. Iuh Interface
HNB間のハンドオーバー(Hand Over)において、HNBは、Iuh Interfaceを用いてHNB−GWにTransport Layer(トランスポート層)情報更新のためのHNBAP(Home Node B Application Protocol): TNL(Transport Network Layer ) UPDATE REQUEST/RESPONSE messageや、ハンドオーバー完了を意味するHNBAP: Relocation Complete messageを送信する。Iuh Interfaceでは、HNBAP(Home Node B Application Protocol)、RANAP(Radio Access Network Application Part)、RUA(RANAP User Adaptation)、SABP(Service Area Broadcast Protocol)を使用している。即ち、HNBは、HNB−GWとの通信にIuh Interfaceを用いる(非特許文献3 AnnexB参照)。
2. Iurh Interface
HNBは、Iurh InterfaceによってHNB間でコネクション型またはコネクションレス型のデータ転送を送受信している。HNB間のハンドオーバーにおいて、HNBは、Iurh Interfaceを用いてRNA(RNSAP(Radio Network Subsystem Application Part) User Adaption) Connect/Transfer/Disconnect messageを送受信する。RNA messageは、RNSAP messageを運ぶことができる。Iurh Interfaceでは、RNSAP(Radio Network Subsystem Application Part)とRNA(RNSAP User Adaption)を使用している。即ち、HNBはHNBとの通信にIurh Interfaceを用いる(非特許文献3 AnnexB参照)。
図13は、HNBとHNB−GWと通信における、Iurh Interfaceを示した図である。図13で示すようにIurh Interfaceには、Direct IurhとIndirect Iurhの2通りの接続方法がある。Direct Iurhは、HNB間でDirectにIurhを接続する接続方法である。Indirect Iurhは、HNB−GWを経由してHNB間でIurh接続を行う方法、または、SeGW(Security Gateway)経由してHNB間でIurh接続を行う接続方法である(非特許文献3 AnnexB参照)。
図14は、非特許文献3に記載されたHNB間のハンドオーバーの処理を示したシーケンス図である。以下、必要に応じ、Source HNBをHNB100、Target HNBをHNB103として説明する。
ステップ1において、HNB100はHNB103に、RNA CONNECT messageを送信する。RNA Connect messageの中に、Message Type、Transaction ID、Cause値、Permanent NAS UE Identity、RANAP Enhanced Relocation Information Request等を含んでいる。また、RANAP Enhanced Relocation Information Requestは、Message Type、Source RNC To Target RNC Transparent Container、RABs(Radio Access Bearer ) To Be Setup List等を含んでいる。
ステップ2aにおいて、HNB103が、TNL(Transport Network Layer )情報(トランスポート情報)の更新をHNB−GWに要求するため、HNB−GWにHNBAP: TNL UPDATE REQUEST messageを送信するmessageの中に、Message Type、Context-ID、RAB(Radio Access Bearer )List、Update Causeを含んでいる。なお、RAB List IE(Information Element)の中に、RAB ID、Old Transport Info、New Transport Info、CN Domain Indicatorを含んでいる。
ステップ2bにおいて、HNB−GWがHNBAP: TNL UPDATE RESPONSE messageをHNB103に送信する。messageの中には、Message Type, Context-ID等が含まれる。ステップ3以降は、本実施の形態とは直接関係のない箇所のため、説明は省略する。ステップ1は、Source HNB100がTarget HNB103にTransport Layer情報を送信するが、HNB100で使用していたDLのTransport Layer 情報を送信することはない。
ステップ2aでHNB103は、HNB−GWから送られてくるDLのデータをHNB100からHNB103に送信することをHNB−GWに通知する。そのため、HNB103は、HNB−GWにHNB100がDLで使用していたTransport Layer情報とHNB103のDLのTransport Layer 情報を送信しなければならない。しかし、HNB103は、HNB100のTransport Layer 情報を知ることができないので、HNB100がDLで使用していたTransport Layer情報をHNB−GWに送信することができない。
図15は、Iurh接続しているHNBとHNBとの間のハンドオーバーで使用されるTransport Layer Addressをに示した図である。図15は、Transport Layer AddressをTL Addressと省略して記載している。図15は、HNB間のハンドオーバーでHNBが使用するTransport Layer Addressを示している。HNB100とHNB−GW105間で接続している時は、HNB100はHNB−GW105のUL Transport Layer Address#2、HNB100のDL Transport Layer Address#1を使用している。
HNB100がHNB103に送信するRNA Connect messageであるRANAP Enhanced Relocation Information Requestの中に、HNB100がHNB−GWに送信するためのHNB−GWのUL Transport Layer Address#2を含めている。しかし、HNB100は、RANAP Enhanced Relocation Information Requestの中に、DLで使用していたSource HNB100のTransport Layer Address#1を含めていない。また、HNB100はHNB103に、HNB間のData forwarding(データ転送)のために使用するTransport Layer Address #4を通知している。上記の処理でHNB103は、結局HNB100のTransport Layer Address #1を知ることはない。
その後、HNB103はHNB−GWに対して、HNBAP: TNL UPDATE REQUESTにOld Transport InfoとNew Transport InfoそれぞれにDLのデータ送信に使用されるTransport Layer Addressを含んで送信する。しかし、HNB103はOld Transport InfoIEに対して、HNB100のTransport Layer Address #1を知らないので正しい値を設定できない。また、HNB−GWがいずれかのDL Transport Layer AddressからTarget HNB103のTransport Layer Addressになったというverifyができないという課題がある。
その結果、HNB間のハンドオーバーにおいて、HNB−GWは設定必須のパラメータを正しく設定できずかつ、HNB−GWがどのDL Transport Layer AddressからTarget HNBのTransport Layer AddressになったというverifyができずHNB間ハンドオーバーを実施できない可能性がある。本発明は上記の課題を鑑みてなされたものである。
実施の形態1
本実施の形態にかかる通信システム1000において、HNB間のIurh Interfaceを利用したHNB間ハンドオーバー(Handover:H/O)時に、Source HNB100(第1の基地局)はSource HNB100の情報をTarget HNB103(第2の基地局)に伝える。即ち、Source HNB100が、HNB−GW105(ゲートウェイ装置)からデータを受信していた場合、DL Transport Layer情報を受信しているが、ハンドオーバー時にSource HNB100は、このダウンリンクのデータ送信に使用していたDL Transport Layer情報(トランスポート情報)をTarget HNB103に送信する。
そして、通信システム1000において、Target HNB103がSource HNB100で使用していたDL Transport Layer情報をHNB−GW105に送信する。HNB−GW105は、Iurh Handoverにおいて、Source HNB100向けのDL Transport Layer情報をTarget HNB103向けのDL Transport Layer情報に正しく引き継ぐよう構成されている。
図1は本発明の実施の形態1にかかる通信システム1000の構成を示した図である。通信システム1000は、HNB100と、HNB103と、HNB−GW105と、端末104とを備える。HNB100、HNB103は、お互いにセル情報、HNB間のハンドオーバーにおいてUE(User Equipment)のハンドオーバー情報の交換を実施するInterfaceを持つHNBである。HNB100とHNB103とはIurh Interfaceで通信する。
HNB−GW105は、HNB100と、HNB103とIuh Interfaceで通信し、接続を制御・管理する。HNB−GW105は、HNB100と、HNB103とを上位ネットワークに通信可能に接続する。HNB−GW105にもInterfaceを備える。端末104は、HNB100、HNB103と無線通信する移動端末(移動局)である。HNB100に制御されているセル101と、HNB103に制御されているセル102とは隣接関係にある。この場合、HNB間におけるInterfaceは、Iurh Interfaceを使用している。即ち、通信システム1000はHNB100、103とHNB−GW105と端末104とが無線通信するシステムである。
図2は、本発明の実施の形態1にかかるHNB100、103の構成を示したブロック図である。HNB100、103は、無線通信処理部200と基地局間メッセージ処理部201と、HNB−GW202通信部と、データベース手段203とを備える。無線通信処理部200は、端末104と情報を送受信する。即ち、無線通信処理部200は、端末104と情報を送受信する送信手段及び受信手段である。
HNB間メッセージ処理部201は、ハンドオーバーするために必要なハンドオーバー情報の送受信を行う。即ち、HNB間メッセージ処理部201は、HNB間で情報を送受信する送信手段及び受信手段である。
HNB−GW通信部202は、Iuh Interfaceを使用してHNB−GW105とハンドオーバーするために必要なハンドオーバー情報の送受信を行う。即ち、HNB−GW通信部202は、HNB−GW105と情報を送受信する送信手段及び受信手段である。
データベース手段203は、HNB間メッセージ処理部やHNB−GW通信部によって、データベース手段に保存している端末情報や自身のHNB情報を随時更新している。
図3は、本発明の実施の形態1にかかるHNB−GW105の構成を示したブロック図である。HNB−GW105は、ハンドオーバー手段300と、HNB通信手段301と、データベース手段302とを備える。HNB通信手段301は、HNB100、103と情報を送受信する。また、HNB−GW105は、Iuh Interfaceを使用してHNB100、103とハンドオーバーするために必要なハンドオーバー情報の送受信を行う。
即ち、HNB通信手段301は、HNB100、103と情報を送受信する送信手段及び受信手段である。ハンドオーバー手段300は、ハンドオーバー情報に基づいてハンドオーバー時にHNB通信手段301の通信先HNBを切り替える。データベース手段302は、HNB通信手段301によって、保存している端末情報や自身のHNB−GW情報を随時更新している。
図4は、本発明の実施の形態1にかかる、HNB100がHNB103に送信する、RANAP Enhanced Relocation Information Requestに含まれるHNB100のRAB引継ぎ情報要素を示した図である。
HNB100からHNB103に送信するRAB引継ぎ情報要素は以下の通りである。
・HNB100のRAB情報
・HNB100のTransport Layer情報
図5は、本実施の形態においてRANAP Enhanced Relocation Information Requestに追加するパラメータの構成を示した図である。本実施の形態は、IEの中に、DLのTransport Layer 情報としてSource Side Iu DL TNL InformationIEを追加する。本実施の形態は、このIEにHNB100がHNB−GWに送信するためのHNB−GW105のUL Transport情報を含めている。
即ち、本実施の形態1におけるHNB100がHNB103に送信するSource Side Iu DL TNL Information IEは、3GPPのSource Side Iu UL TNL Information IEとは異なるIEとして定義されている。本実施の形態1におけるRANAP Enhanced Relocation Information Requestを第1の信号とする。なお、Source HNB100がTarget HNB103に送信する情報は、RNAもしくはRNSAPもしくはRANAP messageのいずれかに含めてもよい。
実施の形態1の処理の説明
以下、実施の形態1にかかる通信システム1000の処理を説明する。以下の説明ではHNB100、103の各構成要素を区別するためにHNB100の構成要素の符号にa、HNB103の構成要素の符号にbを添付する。
下記の実施の形態のHNB100とHNB103間のDirect Iurh接続における処理は、図14で示されているHNB間ハンドオーバー時のRNA Connect message(ステップ1)に相当する。即ち、ハンドオーバー時にHNB100は、HNB103に、ハンドオーバーの開始を要求するRANAP Enhanced Relocation Information Request(第1の信号)を送信する。
図6は、HNB100からHNB103に端末104がハンドオーバーする際に、HNB103がHNB−GW105にトランスポート情報の更新を要求するHNBAP: TNL UPDATE REQUEST message(第2の信号)を送信するまでに行われる、HNB間の処理を示しているシーケンス図である。
HNB100は、無線通信処理部200aを通じて端末104と通信している。端末104通信がセル101の範囲内の位置からセル102の範囲内の位置に移動する。端末104は、通信先をHNB100からHNB103へハンドオーバーする必要が生じる。
ハンドオーバー時にSource HNB100のHNB間メッセージ処理部201aが、データベース手段203aよりSource HNB100のDL Transport Layer情報(トランスポート情報)を読み出す。HNB100のHNB間メッセージ処理部201aがHNB103にRNA: Connect messageを送信する(S011)。この時、RNA CONNECT messageは、図5に示すようにRANAP Enhanced Relocation Information Request(第1の信号)を含んでいる。ここで、HNB間メッセージ処理部201aは、Source Side Iu DL TNL Information IE情報(トランスポート情報)をRANAP Enhanced Relocation Information Request(第1の信号)に含めてHNB103に送信する。
HNB103のメッセージ処理部201bは、Source Side Iu DL TNL Information IE情報が追加されたRANAP Enhanced Relocation Information Requestを受信する。HNB103のメッセージ処理部201bは、データベース手段203bにSource Side Iu DL TNL InformationIE(トランスポート情報)を記憶する。HNB103のHNB−GW通信部202bは、データベース手段203bからSource Side Iu DL TNL InformationIE(トランスポート情報)を読み出す。HNB103のHNB−GW通信部202bは、HNB−GW105にHNBAP: TNL UPDATE REQUEST(第2の信号)を送信する(S012)。
この時、HNB103のHNB−GW通信部202bは、HNBAP: TNL UPDATE REQUEST message(第2の信号)の中に、Source Side Iu DL TNL Information IE(トランスポート情報)を含めて送信する。HNB−GW105のHNB通信手段301は、Source Side Iu DL TNL Information IEが含まれたHNBAP: TNL UPDATE REQUEST(第2の信号)を受信する。HNB−GW105のHNB通信手段301は、DL Transport Layer情報をデータベース手段302に記憶する。この処理により、HNB−GW105は、Source HNB100向けのDL Transport Layer情報をTarget HNB103向けのDL Transport Layer情報として引き継ぐ。
HNB−GW105のHNB通信手段301は、HNBAP: TNL UPDATE RESPONSE messageをHNB103に送信する。その後の処理(図14ステップ3以降に相当)で、HNB−GW105のハンドオーバー手段300は、データベース手段302よりDL Transport Layer情報を読み出し、HNB100向けのDL Transport Layer情報に基づいてHNB通信手段301の通信先をHNB100からHNB103に切り替える。HNB103は、HNB100向けのDL Transport Layer情報に基づいて無線通信処理部200bを通じて端末104との通信を行い、ハンドオーバーが終了する。
効果の説明
上記の様に、本発明の実施の形態1にかかる通信システム1000は、HNB100がHNB103にSource Side Iu DL TNL Information(第1の信号)を送信することにより、HNB間でのDLのTransport Layer情報の引継ぎが可能になる。そして、通信システム1000において、HNBがHNB−GW105にDLのTransport Layer情報を正しく設定することが可能になり、HNB間でのハンドオーバーの失敗を低減することができる。さらに、通信システム1000において、HNB−GW105がいずれかのDL Transport Layer AddressからTarget HNB103のTransport Layer Addressになったというverifyが可能になる。
実施の形態2
上記の検討事項に記載した様に、図14ステップ2aにおいて、HNB103はHNB−GWに対して、HNBAP: TNL UPDATE REQUESTにOld Transport InfoとNew Transport InfoそれぞれにDLのデータ送信に使用されるTransport Layer Addressを含んで送信する。Old Transport Layer IEは必須のパラメータ(Mandatory parameter)である。
しかし、HNB100がHNB100のDLで使用していたTransport Layer 情報をTarget HNB103に送信しない場合には、HNBAP messageにおいて、HNB103はHNB100のTransport Layer情報を知らないのでOld Transport InfoIEに対して、正しい値を設定できない。
また、Source HNB100がHNB−GW105に誤ったSource HNB100のDLのTransport Layer情報を伝えた場合、HNB−GW105が誤ったDLのTransport Layer 情報を設定することが起こりうる。
この場合において、HNB−GW105からHNB100に転送しているDLのデータをHNB103は受信できない。そして、HNB100からHNB103にハンドオーバーする端末は、HNB100で使用していたサービスが切断され、継続的にサービスを利用できない場合がある。
Iurh Interfaceで通信しているHNB間のハンドオーバーをする場合において、Target HNB103がHNB−GW105にHNBAP messageを送信する場合を考える。非特許文献3に記載されたHNB間のハンドオーバー時において、Target HNBは、HNB−GWにHNBAP: TNL UPDATE REQUEST messageを送信している(図14ステップ2)。HNBAPは、Iuh InterfaceにおけるHNBネットワークの制御プロトコルである。
HNBAPプロトコルは、以下の機能を提供している。
・HNB−GWとHNBの登録
・HNBの同定
・HNBを通じたHNB−GWとUEの登録
本実施の形態の通信システム1000の処理は、図14のHNBとHNB−GW間におけるHNBAP: TNL UPDATE REQUEST送信(図14ステップ2a)に相当する。本実施の形態にかかる通信システム1000は、Target HNB103からHNB−GW105に送信するHNBAP messageを変更可能とするよう構成されている。
本実施の形態において、通信システム1000は、Target HNB103がHNB−GW105にSource HNB100で使用されていたTransport Layer情報を設定しなくてもいいように、Transport Layer情報の設定無効にするInvalid indicatorを設定する。そして、HNB103は、HNB−GW105にDLのTransport Layer情報を無効にして送信する。
具体的には、Target HNB103からHNB−GW105に送信するHNBAP TNL UPDATE REQUEST message(第2の信号)の中に、Source HNB100のDLのTransport Layer 情報を設定無効にする設定情報:Invalid indicatorを追加して送信する。
即ち、Target HNB103は、HNB−GW105にSource HNB100のTransport Layer 情報を含めて送信するが、mandatory parameterになっているSource HNB100のTransport Layer 情報の設定を無効にする設定情報:Invalid indicatorを設定し、HNB−GW105に送信する。
図7は、本発明の形態実施の形態2にかかるHNB103がHNB−GW105に送信する、HNB103のトランスポート情報要素を示した図である。図8は、本発明の形態実施の形態2にかかる、HNBAP: TNL UPDATE REQUEST message(第2の信号)に設定情報パラメータOld Transport info Invalid indicator を追加した図である。
HNB103からHNB−GW105に送る情報要素は以下の通りである。
・端末104のRAB情報
・HNB100のTransport Layer Address設定不要にするInvalid indicator
処理の説明
以下、実施の形態2にかかる通信システム1000の処理を説明する。図8に示す様に、HNB103は、HNB−GW105にHNBAP: TNL UPDATE REQUEST message(第2の信号)を送信する際に、新たに設定情報を付加して送信する。
図9は、本発明の実施の形態2における、HNB103がHNB−GW105にHNBAP:TNL UPDATE REQUEST messageを送信する処理を示したシーケンス図である。
SourceHNB100からTarget HNB103に端末104がハンドオーバーする際に、Source HNB100がSource HNB100のDLで使用していたTransport Layer 情報をTarget HNB103に送信しない場合において、Target HNB103Source HNB100のDLで使用していたTransport Layer 情報を受信しない。
Source HNB103のHNB間メッセージ処理部201bが、データベース手段203bよりSource HNB103のHNBAP TNL UPDATE Request message情報を読み出す。HNB103のHNB間メッセージ処理部201bは、設定情報Old Transport info Invalid indicatorを含めてHNB103のHNBAP TNL UPDATE Request message(第2の信号)をHNB−GW105に送信する(S101)。
HNB−GW105のHNB通信手段301は、HNBAP TNL UPDATE Request message(第2の信号)を受信する。HNB−GW105のHNB通信手段301は、設定情報Old Transport info Invalid indicatorを含んだHNBAP TNL UPDATE Request message情報をデータベース手段302に記憶する。HNB−GW105のHNB通信手段301は、HNBAP: TNL UPDATE RESPONSE message(第3の信号)をHNB103に送信する。
その後の処理(図14ステップ3以降に相当)で、HNB−GW105のハンドオーバー手段300は、データベース手段302より通信中のHNB100のDL Transport Layer情報を読み出し、DL Transport Layer情報に基づいてHNB通信手段301の通信先をHNB100からHNB103に切り替える。
HNB−GW105は、DLのデータをHNB100からHNB103へ送信する。HNB103は、無線通信処理部200bを通じて端末104との通信を引き継ぐ。HNB103は、無線通信処理部200bを通じて端末104との通信を行い、ハンドオーバーが終了する。
効果の説明
上記の様に、ハンドオーバー時にSource HNB100からTarget HNB103へSource HNB100で使用していたDL Transport Layer情報が送信されない場合がある。これに対し、本実施の形態にかかる通信システム1000は、設定情報:Old Transport info Invalid indicatorの設定によって、Source HNB100のDLのTransport Layer情報を設定しなくともHNB間のIurh Interfaceを使用したハンドオーバーが可能となる。
実施の形態3
本実施の形態において、図10に示すようにRNSAP Enhanced Relocation Request(第1の信号)にSource Side Iu DL TNL Information としてTransport Layer Address,Iu Transport Associationを設定してもよい。通信システム1000の処理は実施の形態1と同様である。
実施の形態4
本実施の形態において、図11に示すようにRNA: CONNECT messageにSource Side Iu DL TNL Information としてTransport Layer Address,Iu Transport Associationを追加設定してもよい。通信システム1000の処理は実施の形態1と同様である。
実施の形態5
本実施の形態において、HNB間でHNB−GW105、SeGWを経由するIndirect Iurh InterfaceでSource HNB100のDLのTransport Layer情報を引き継いでもよい。通信システム1000の処理は実施の形態1と同様である。
実施の形態6
本実施の形態においては、HNBAP: TNL UPDATE REQUEST のOld Transport Info (HNB100で使用していたDLのTransport Layer情報)をMandatory parameterからOption parameterとし、DLのTransport Layer情報を設定しないことにしてもよい。通信システム1000の処理は実施の形態2と同様である。
実施の形態7
本実施の形態においては、HNBとHNB−GW間でRANAP messageをカプセル化し転送するRUA message(非特許文献4)の中においても、Old Transport info Invalid indicator を追加してもよい。通信システム1000の処理は実施の形態2と同様である。
実施の形態8
本実施の形態においては、HNB間のハンドオーバーだけでなく、HNBから他の無線基地局( eNB, HeNB, Donor eNB, Relay Node, RNC等)へのハンドオーバーにおいても同じ処理を実施してもよい。通信システム1000の処理は実施の形態1、実施の形態2と同様である。
実施の形態9
本実施の形態においては、Source HNB100がTarget HNB103に送信する情報として、MDT(Minimization of Drive Tests、非特許文献8), Radio Link Failure発生に関する情報 (非特許文献7), UE history information (非特許文献9), Location information(非特許文献1), Source HNB-GWに関する情報, Source MSC, Source SGSNに関する情報, IP-PBXに関する情報, local GWの情報, local server情報(LIPA, SIPTO用), PLMN情報, 企業内GW情報も含めて送信してもよい。
実施の形態10
本実施の形態においては、HNBからWi-Fi(登録商標:無線LAN)装置、例えば無線LAN用のAccess PointやWLC(Wireless LAN Control)やMAG(Mobility Access Gateway)やWAG(Wi-Fi Access Gateway)へのハンドオーバーにおいても同じ処理を実施してもよい。通信システム1000の処理は実施の形態9と同様である。
実施の形態11
通信システム1000の処理は実施の形態1と同様である。本実施の形態においては、RNSAP、RNA以外の任意のプロトコルにおいても同じ処理を実施してもよい。
実施の形態12
通信システム1000の構成は実施の形態1と同様である。本実施の形態においては、図14に記載されているステップ7でTarget HNBがHNB−GWにHNBAP Relocation Complete messageを送信する際に、図12に示すようにRAB Listの中に、RAB ID, Old Transport Info, New Transport Infoを含めて送信してもよい。
効果の説明
実施の形態3、4、5、11、12は、実施の形態1の効果と同じである。また、実施の形態6、7は、実施の形態2の効果と同じである。実施の形態8は、実施の形態1、2の効果と同じである。
実施の形態9は、Source HNBがTarget HNBに通信ログ情報、ネットワーク情報、無線情報、位置情報を正しく引き継ぐ事ができ、ハンドオーバーが成功し通信を継続する事ができる効果がある。
実施の形態10は、HNBからWi-Fi装置におけるハンドオーバーにおいても、通信ログ情報、ネットワーク情報、無線情報、位置情報を正しく引き継ぐ事ができ、ハンドオーバーが成功し通信を継続する事ができる効果がある。
その他の実施の形態
上記で説明したHNBの制御方法は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)を含む半導体処理装置を用いて実現されてもよい。また、これらの処理は、少なくとも1つのプロセッサ(e.g. マイクロプロセッサ、MPU、DSP(Digital Signal Processor))を含むコンピュータシステムにプログラムを実行させることによって実現されてもよい。具体的には、これらの送信信号処理又は受信信号処理に関するアルゴリズムをコンピュータシステムに行わせるための命令群を含む1又は複数のプログラムを作成し、当該プログラムをコンピュータに供給すればよい。
これらのプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。
非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。
また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
さらに、上述した実施の形態は本件発明者により得られた技術思想の適用に関する例に過ぎない。すなわち、当該技術思想は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
端末と、
前記端末が移動前に接続する第1の基地局と、
前記端末が移動後に接続する第2の基地局と、
前記第1の基地局および前記第2の基地局を上位ネットワークに通信可能に接続するゲートウェイ装置と、を備え、
前記第1の基地局は、前記端末のハンドオーバー時に前記ゲートウェイ装置と通信中の前記第1の基地局と前記ゲートウェイ装置とがダウンリンクのデータ送信に使用していたトランスポート情報を含み、ハンドオーバーの開始を要求する第1の信号を前記第2の基地局に送信し、
前記第2の基地局は、前記第1の信号を受信し、前記トランスポート情報を含み、トランスポート情報の更新を要求する第2の信号を前記ゲートウェイ装置に送信し、
前記ゲートウェイ装置は、前記第2の信号を受信し、前記第1の基地局の前記トランスポート情報を前記第2の基地局との通信に引き継ぐ、
通信システム。
(付記2)
前記第2の基地局は、前記トランスポート情報の設定を無効にする設定情報が含まれた第2の信号を前記ゲートウェイ装置に送信する、
付記1に記載の通信システム。
(付記3)
前記第1の基地局が前記第1の信号を前記ゲートウェイ装置を経由して前記第2の基地局に送信する、
付記1又は2に記載の通信システム。
(付記4)
端末と通信中にハンドオーバーが発生する場合に、自身とゲートウェイ装置とがダウンリンクのデータ送信に使用していたトランスポート情報を含み、ハンドオーバーの開始を要求する第1の信号を第2の基地局に送信する送信手段を備える、基地局。
(付記5)
前記送信手段は、前記第1の信号を前記ゲートウェイ装置を経由して前記第2の基地局に送信する、
付記4に記載の基地局。
(付記6)
第1の基地局と通信している端末のハンドオーバーが発生する場合に、
前記第1の基地局とゲートウェイ装置とがダウンリンクのデータ送信に使用していたトランスポート情報を含み、ハンドオーバーの開始を要求する第1の信号を受信する受信手段と、
前記ゲートウェイ装置に前記トランスポート情報を含み、トランスポート情報の更新を要求する第2の信号を送信する送信手段と、
を備える、基地局。
(付記7)
前記送信手段は、前記ゲートウェイ装置に前記トランスポート情報の設定を無効にする設定情報を含めた第2の信号を送信する、
付記6に記載の基地局。
(付記8)
前記受信手段は、前記ゲートウェイ装置を経由した前記第1の信号を受信する、
付記6又は7に記載の基地局。
(付記9)
第1の基地局と通信中の端末のハンドオーバーが発生する場合に、
第2の基地局が送信した前記第1の基地局と自身とがダウンリンクのデータ送信に使用したトランスポート情報を含み、トランスポート情報のの更新を要求する第2の信号を受信する受信手段と、
前記トランスポート情報を前記第2の基地局との通信に引き継ぐハンドオーバー手段と、
を備える、ゲートウェイ装置。
(付記10)
前記受信手段は、前記第2の基地局が送信した、前記トランスポート情報の設定を無効にする設定情報が含まれた第2の信号を受信する、
付記9に記載のゲートウェイ装置。
(付記11)
前記第1の基地局から前記受信手段が受信した前記トランスポート情報が含まれた第1の信号を前記第2の基地局に送信する送信手段を備える、
付記9又は10に記載のゲートウェイ装置。
(付記12)
端末と通信中にハンドオーバーが発生する場合に、自身と上位ネットワークに通信可能に接続するゲートウェイ装置とがダウンリンクのデータ送信に使用していたトランスポート情報を含み、ハンドオーバーの開始を要求する第1の信号を第2の基地局に送信する、
基地局の制御方法。
(付記13)
前記第1の信号を前記ゲートウェイ装置を経由して前記第2の基地局に送信する、
付記12に記載の基地局の制御方法。
(付記14)
第1の基地局と通信している端末のハンドオーバーが発生する場合に、
前記第1の基地局とゲートウェイ装置とがダウンリンクのデータ送信に使用していたトランスポート情報を含み、ハンドオーバーの開始を要求する第1の信号を受信し、
前記ゲートウェイ装置に前記トランスポート情報を含み、トランスポート情報の更新を要求する第2の信号を送信する、
基地局の制御方法。
(付記15)
前記ゲートウェイ装置に前記トランスポート情報の設定を無効にする設定情報を含めた第2の信号を送信する、
付記14に記載の基地局の制御方法。
(付記16)
前記ゲートウェイ装置を経由した前記第1の信号を受信する、
付記14又は15に記載の基地局の制御方法。
(付記17)
第1の基地局と通信中の端末のハンドオーバーが発生する場合に、
第2の基地局が送信した前記第1の基地局と自身とがダウンリンクのデータ送信に使用したトランスポート情報を含み、トランスポート情報の更新を要求する第2の信号を受信し、
前記トランスポート情報を前記第2の基地局との通信に引き継ぐ、
ゲートウェイ装置の制御方法。
(付記18)
前記第2の基地局が送信した、前記トランスポート情報の設定を無効にする設定情報が含まれた第2の信号を受信する、
付記17に記載のゲートウェイ装置の制御方法。
(付記19)
前記第1の基地局から受信した前記トランスポート情報が含まれた第1の信号を前記第2の基地局に送信する、
付記17又は18に記載のゲートウェイ装置の制御方法。
(付記20)
端末と通信中にハンドオーバーが発生する場合に、自身と上位ネットワークに通信可能に接続するゲートウェイ装置とがダウンリンクのデータ送信に使用していたトランスポート情報を含み、ハンドオーバーの開始を要求する第1の信号を第2の基地局に送信する、
基地局の制御方法をコンピュータに実行させる非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記21)
前記第1の信号を前記ゲートウェイ装置を経由して前記第2の基地局に送信する、
付記20に記載の基地局の制御方法コンピュータに実行させる非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記22)
第1の基地局と通信している端末のハンドオーバーが発生する場合に、
前記第1の基地局とゲートウェイ装置とがダウンリンクのデータ送信に使用していたトランスポート情報を含み、ハンドオーバーの開始を要求する第1の信号を受信し、
前記ゲートウェイ装置に前記トランスポート情報を含み、トランスポート情報の更新を要求する第2の信号を送信する、
基地局の制御方法コンピュータに実行させる非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記23)
前記ゲートウェイ装置に前記トランスポート情報の設定を無効にする設定情報を含めた第2の信号を送信する、
付記22に記載の基地局の制御方法コンピュータに実行させる非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記24)
前記ゲートウェイ装置を経由した前記第1の信号を受信する、
付記22又は23に記載の基地局の制御方法コンピュータに実行させる非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記25)
第1の基地局と通信中の端末のハンドオーバーが発生する場合に、
第2の基地局が送信した前記第1の基地局と自身とがダウンリンクのデータ送信に使用したトランスポート情報を含み、トランスポート情報の更新を要求する第2の信号を受信し、
前記トランスポート情報を前記第2の基地局との通信に引き継ぐ、
ゲートウェイ装置の制御方法コンピュータに実行させる非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記26)
前記第2の基地局が送信した、前記トランスポート情報の設定を無効にする設定情報が含まれた第2の信号を受信する、
付記25に記載のゲートウェイ装置の制御方法コンピュータに実行させる非一時的なコンピュータ可読媒体。
(付記27)
前記トランスポート情報が含まれた第1の信号を前記第1の基地局から受信した場合に、前記第1の信号を前記第2の基地局に送信する、
付記25又は26に記載のゲートウェイ装置の制御方法コンピュータに実行させる非一時的なコンピュータ可読媒体。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2013年6月11日に出願された日本出願特願2013−122895を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
100 HNB
101 セル
102 セル
103 HNB
104 端末
105 HNB−GW
106 Iurh Interface
200 無線通信処理手段
201 HNB間メッセージ処理手段
202 HNB−GW通信手段
203 データベース手段
300 ハンドオーバー手段
301 HNB通信手段
302 データベース手段
1000 通信システム
本発明は、無線基地局、ゲートウェイ装置に関し、特に無線基地局のハンドオーバーに関する。



Claims (10)

  1. 端末と、
    前記端末が移動前に接続する第1の基地局と、
    前記端末が移動後に接続する第2の基地局と、
    前記第1の基地局および前記第2の基地局を上位ネットワークに通信可能に接続するゲートウェイ装置と、を備え、
    前記第1の基地局は、前記端末のハンドオーバー時に前記ゲートウェイ装置と通信中の前記第1の基地局と前記ゲートウェイ装置とがダウンリンクのデータ送信に使用していたトランスポート情報を含み、ハンドオーバーの開始を要求する第1の信号を前記第2の基地局に送信し、
    前記第2の基地局は、前記第1の信号を受信し、前記トランスポート情報を含み、トランスポート情報の更新を要求する第2の信号を前記ゲートウェイ装置に送信し、
    前記ゲートウェイ装置は、前記第2の信号を受信し、前記第1の基地局の前記トランスポート情報を前記第2の基地局との通信に引き継ぐ、
    通信システム。
  2. 前記第2の基地局は、前記トランスポート情報の設定を無効にする設定情報が含まれた第2の信号を前記ゲートウェイ装置に送信する、
    請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記第1の基地局が前記第1の信号を前記ゲートウェイ装置を経由して前記第2の基地局に送信する、
    請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 端末と通信中にハンドオーバーが発生する場合に、自身とゲートウェイ装置とがダウンリンクのデータ送信に使用していたトランスポート情報を含み、ハンドオーバーの開始を要求する第1の信号を第2の基地局に送信する送信手段を備える、基地局。
  5. 第1の基地局と通信している端末のハンドオーバーが発生する場合に、
    前記第1の基地局とゲートウェイ装置とがダウンリンクのデータ送信に使用していたトランスポート情報を含み、ハンドオーバーの開始を要求する第1の信号を受信する受信手段と、
    前記ゲートウェイ装置に前記トランスポート情報を含み、トランスポート情報の更新を要求する第2の信号を送信する送信手段と、
    を備える、基地局。
  6. 前記送信手段は、前記ゲートウェイ装置に前記トランスポート情報の設定を無効にする設定情報を含めた第2の信号を送信する、
    請求項5に記載の基地局。
  7. 第1の基地局と通信中の端末のハンドオーバーが発生する場合に、
    第2の基地局が送信した前記第1の基地局と自身とがダウンリンクのデータ送信に使用したトランスポート情報を含み、トランスポート情報のの更新を要求する第2の信号を受信する受信手段と、
    前記トランスポート情報を前記第2の基地局との通信に引き継ぐハンドオーバー手段と、
    を備える、ゲートウェイ装置。
  8. 前記受信手段は、前記第2の基地局が送信した、前記トランスポート情報の設定を無効にする設定情報が含まれた第2の信号を受信する、
    請求項7に記載のゲートウェイ装置。
  9. 第1の基地局と通信している端末のハンドオーバーが発生する場合に、
    前記第1の基地局とゲートウェイ装置とがダウンリンクのデータ送信に使用していたトランスポート情報を含み、ハンドオーバーの開始を要求する第1の信号を受信し、
    前記ゲートウェイ装置に前記トランスポート情報を含み、トランスポート情報の更新を要求する第2の信号を送信する、
    基地局の制御方法。
  10. 第1の基地局と通信中の端末のハンドオーバーが発生する場合に、
    第2の基地局が送信した前記第1の基地局と自身とがダウンリンクのデータ送信に使用したトランスポート情報を含み、トランスポート情報の更新を要求する第2の信号を受信し、
    前記トランスポート情報を前記第2の基地局との通信に引き継ぐ、
    ゲートウェイ装置の制御方法。
JP2015522474A 2013-06-11 2014-02-04 無線基地局、ゲートウェイ装置 Active JP6179596B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013122895 2013-06-11
JP2013122895 2013-06-11
PCT/JP2014/000573 WO2014199535A1 (ja) 2013-06-11 2014-02-04 通信システム、基地局、ゲートウェイ装置、基地局の制御方法及びゲートウェイ装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2014199535A1 true JPWO2014199535A1 (ja) 2017-02-23
JP6179596B2 JP6179596B2 (ja) 2017-08-16

Family

ID=52021862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015522474A Active JP6179596B2 (ja) 2013-06-11 2014-02-04 無線基地局、ゲートウェイ装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9769707B2 (ja)
EP (1) EP3010283A4 (ja)
JP (1) JP6179596B2 (ja)
CN (1) CN105453644A (ja)
WO (1) WO2014199535A1 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013106334A (ja) * 2011-11-17 2013-05-30 Sharp Corp ホーム基地局装置、移動通信システム、移動端末装置及び位置管理装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101472314B (zh) * 2007-11-02 2010-05-12 华为技术有限公司 一种数据处理方法和设备
KR101034932B1 (ko) 2009-03-24 2011-05-17 주식회사 팬택 펨토 셀 시스템 및 그 시스템의 데이터 전송 방법
CN101945429B (zh) * 2009-07-08 2014-09-17 华为技术有限公司 移动网络用户面数据路由的方法、装置和系统
CN102238668B (zh) * 2010-05-07 2015-08-12 北京三星通信技术研究有限公司 一种通过网关进行x2切换的方法
US20120002637A1 (en) * 2010-06-18 2012-01-05 Interdigital Patent Holdings, Inc. Method and apparatus for supporting home node-b mobility
CN103493537A (zh) 2011-04-27 2014-01-01 富士通株式会社 对多个切换准备的增强

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013106334A (ja) * 2011-11-17 2013-05-30 Sharp Corp ホーム基地局装置、移動通信システム、移動端末装置及び位置管理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6179596B2 (ja) 2017-08-16
WO2014199535A1 (ja) 2014-12-18
EP3010283A4 (en) 2017-02-22
US9769707B2 (en) 2017-09-19
CN105453644A (zh) 2016-03-30
US20160142942A1 (en) 2016-05-19
EP3010283A1 (en) 2016-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6597686B2 (ja) X2ゲートウェイ装置および方法
JP5704370B2 (ja) 基地局間のハンドオーバーを管理するための方法及び装置
JP5874834B2 (ja) 通信システム、基地局、上位ノード、端末装置及び通信方法
RU2547816C2 (ru) Устройства базовой станции, узел управления мобильностью, система, способ и компьютерный программный продукт для информирования базовой сети группы абонентского доступа целевой ячейки в процессе процедуры передачи обслуживания х2
CN105706487B (zh) 移动通信系统
US10623948B2 (en) Communication system
JP2015146654A (ja) 移動元基地局、移動先基地局、移動局、通信方法
KR101308864B1 (ko) 게이트웨이 장치, 통신 제어 방법, 및 통신 제어 프로그램을 저장하는 비일시적인 컴퓨터 판독가능 매체
KR20120040248A (ko) 홈 기지국의 비성공적인 dl 패킷 합계
CN104811917A (zh) 一种小小区Small cell系统中对UE进行控制、计费和定位的方法
US20140128076A1 (en) Communication control method and home base station
JP6179596B2 (ja) 無線基地局、ゲートウェイ装置
US9578662B2 (en) Gateway and control device, and communication controlling methods for the same
JP5807487B2 (ja) 基地局装置、ハンドオーバ制御方法及びコンピュータプログラム
WO2016166786A1 (ja) ゲートウェイ装置、無線通信システム、通信方法
KR20120030952A (ko) 위치등록 갱신절차를 결정하는 방법 및 핸드오버 절차를 결정하는 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170620

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170703

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6179596

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150