JPWO2010086975A1 - 無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は無線通信方法に関し、1/3サブキャリアゾーンでの通信品質測定結果を、ポーリングによるCQICH(CQICH-POL)を通知チャネルとして使用するように、端末局に割り当てを設定し(S1)、基地局では、CQICH-POLで通知された1/3サブキャリアゾーンの通信品質測定結果を受信する度に、通知された通信品質測定結果の判定処理を行う(S2)。この処理で通信品質が良いと判定された場合は、全サブキャリアゾーンでの通信品質測定結果を、アップリンクフレームのMACメッセージ領域を使用して、通信品質通知チャネルCQICH-RSPで通知するようにリクエストメッセージCQICH-REQを送る通知要求を行う(S3)。

Description

本発明は無線通信方法に関し、特にFFR(Fractional Frequency Reuse)方式の無線通信方法に関する。
IEEE 802.16a、IEEE 802.16dの両規格を整理・統合したIEEE 802.16−2004規格はWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)と呼称されるが、WiMAXは電波干渉に弱いため、セル間干渉を抑えるFFR(Fractional Frequency Reuse)方式を使用することが検討され、例えば、非特許文献1の4.2項には、モバイルWiMAXにFFR方式を適用する場合のフレーム構成等が開示されている。
また、WiMAXでは、通信品質情報を基地局に通知するために、フレーム中にCQICH(Channel Quality Information CHannel)と呼称される専用の領域を設けており、そのことは非特許文献2の6.3.18.2項に開示されている。
Mobile WiMAX-Part I:A Technical Overview and Performance Evaluation (4.2 Fractional Frequency Reuse),August,2006,Wimax FORUM IEEE Std 802.16eTM-2005 (6.3.18.2 Periodic CINR report with fast-feedback (CQICH)channel)
上述のように、WiMAXにFFR方式を適用することで電波干渉に強いシステムを得ることができるが、FFR方式を適用した場合にCQICHを使用して通信品質を通知する方法については確定した技術が存在していなかった。
本発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、WiMAXにFFR方式を適用した場合のCQICHを使用して通信品質を通知する無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明に係る無線通信方法の態様は、セルの端縁部に相当する第1のゾーンに存在する端末局に対する下り通信においては、ダウンリンクフレーム中の全サブキャリアの3分の1を含むダウンリンク1/3サブキャリアゾーンを使用してデータの送信を行い、基地局の近傍に相当する第2のゾーンに存在する端末局に対する下り通信においては、前記ダウンリンクフレーム中の全サブキャリアを含むダウンリンク全サブキャリアゾーンを使用してデータの送信を行い、前記ダウンリンク1/3サブキャリアゾーンおよび/または前記ダウンリンク全サブキャリアゾーンを使用して送信された前記データに対して前記端末局でそれぞれ測定した第1および/または第2の通信品質測定結果を前記基地局に通知し、前記基地局において、前記第1および/または第2の通信品質測定結果に基づいて、次に送信すべきデータを、前記ダウンリンク1/3サブキャリアゾーンおよび前記ダウンリンク全サブキャリアゾーンの何れに割り当てるかを決定する無線通信方法であって、前記第1の通信品質測定結果については、前記端末局から一定周期で前記基地局に通知を行い、前記基地局は、前記第1の通信品質測定結果が良好な場合は、前記第2の通信品質測定結果の通知を前記端末局に要求する。
本発明に係る無線通信方法の態様によれば、通信品質測定結果を通知するためのチャネルを、1/3サブキャリアゾーンと、全サブキャリアゾーンとで使い分けることにより、通信品質測定結果を通知するためのトラフィックを削減できる。また、第1の通信品質測定結果が良好な場合にのみ、第2の通信品質測定結果を要求するように構成することで、通信品質測定結果を通知するためのトラフィックをさらに削減できる。
この発明の目的、特徴、局面、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
1セル1セグメント方式での周波数割り当ての構成を説明する図である。 測定した通信品質をCQICHを使用して通知する方法を説明する概念図である。 フレーム構造を説明する図である。 フレーム構造を説明する図である。 本発明に係る実施の形態1の無線通信方法を説明する概念図である。 本発明に係る実施の形態1の無線通信方法におけるフレーム構造を説明する図である。 本発明に係る実施の形態1の無線通信方法におけるフレーム構造を説明する図である。 本発明に係る実施の形態1の無線通信方法における通信品質情報の通知シーケンスを示す図である。 本発明に係る実施の形態1の無線通信方法を説明するフローチャートである。 本発明に係る実施の形態2の無線通信方法を説明する概念図である。 本発明に係る実施の形態2の無線通信方法におけるフレーム構造を説明する図である。 本発明に係る実施の形態2の無線通信方法におけるフレーム構造を説明する図である。 本発明に係る実施の形態2の無線通信方法を説明するフローチャートである。 本発明に係る実施の形態3の無線通信方法を説明するフローチャートである。 本発明に係る実施の形態4の無線通信方法を説明する概念図である。 本発明に係る実施の形態5の無線通信方法におけるフレーム構造を説明する図である。 本発明に係る実施の形態5の無線通信方法を説明するフローチャートである。 本発明に係る実施の形態6の無線通信方法を説明するフローチャートである。 本発明に係る実施の形態7の無線通信方法を説明するフローチャートである。
<発明の経緯>
本発明の実施の形態の説明に先立って、図1〜図4を用いて本発明に至る経緯について説明する。
図1は、1セル1セグメントのFFR方式を説明する概念図である。1セル1セグメントのFFRとは、セル端縁部に存在する端末に対しては全サブキャリアの3分の1だけを使用するセグメントをゾーンとして割り当てる方式を採り、セルごとに1つのセグメントを使用することで、隣接セル間での干渉を回避するものである。
図1は3つのFFRセルが隣接する領域を例に採り、1セル1セグメント方式での周波数割り当ての構成を説明する図である。
図1に示すように、セル1、セル2およびセル3と呼称する3つのセルが円によって示され、互いの端縁部を重複させて配置されているが、各セルの端縁部においては使用するセグメントが異なるので、重複していても電波干渉を防止することができる。
すなわち、セル1の端縁部においては、全サブキャリアのうち3分の1に相当するF1個のサブキャリアを使用する1/3サブキャリアゾーン(1/3 subcarrier Zone)111が割り当てられ、セル2の端縁部においては、全サブキャリアのうち3分の1に相当するF2個のサブキャリアを使用する1/3サブキャリアゾーン(1/3 subcarrier Zone)112が割り当てられ、セル3の端縁部においては、全サブキャリアのうち3分の1に相当するF3個のサブキャリアを使用する1/3サブキャリアゾーン(1/3 subcarrier Zone)113が割り当てられている。
なお、セル1、セル2およびセル3のそれぞれの基地局(図示せず)近傍の領域においては全サブキャリア(F1+F2+F3)を使用する全サブキャリアゾーン(All use subcarrier Zone)101、102および103が割り当てられている。
図2は、モバイルWiMAXにFFR方式を適用した場合に、測定した通信品質をCQICHを使用して通知する方法について、発明者達が試験的に開発した方法を説明する概念図である。なお、図1に示した構成と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図2においては、セル1およびセル2を示し、それぞれの基地局201および202に対して、複数の端末局210からポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1)/(2))301を使用した通信品質測定チャネルで通信品質が通知される状態が示されている。
また、図3には、基地局201から端末局210に対しての下り通信(ダウンリンク)DLのフレーム構造と、端末局210から基地局201に対しての上り通信(アップリンク)ULのフレーム構造とが示され、図4には、基地局202から端末局210に対しての下り通信(ダウンリンク)DLのフレーム構造と、端末局210から基地局202に対しての上り通信(アップリンク)ULのフレーム構造とが示されている。
図3および図4において、ダウンリンクフレームは、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン(1/3 subcarrier Zone)400、ヌル・サブキャリア領域(Null)401、ダウンリンク全サブキャリアゾーン(All use subcarrier Zone)411を有している。
ダウンリンク1/3サブキャリア領域400は、信号の同期を取るためのプリアンブル(Preamble)4001、フレーム制御ヘッダ(FCH)4002、下りのリソース割り当て情報(DL−MAP)4003およびユーザーデータ割り当て領域(User Data)4004を含んでいる。ここで、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン400を第1ゾーンZ1、ダウンリンク全サブキャリアゾーン411を第2ゾーンZ2と呼称する。
なお、ダウンリンク全サブキャリアゾーン411は、ユーザーデータ割り当て領域(User Data)であり、ポーリングによるCQICH(CQICH-POL(2))で通知された通信品質に基づいてユーザーデータが割り当てられており、隣接セルからの干渉波がないゾーン(All use subcarrier Zone)の端末局210に対してはこのゾーンを使用してユーザーデータが送られる。また、ユーザーデータ割り当て領域4004は、ポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1))で通知された通信品質に基づいてユーザーデータが割り当てられており、隣接セルから干渉波の影響があるゾーン(1/3 subcarrier Zone)の端末局210に対してはこのゾーンを使用してユーザーデータが送られる。なお、図3と図4とでは、1/3サブキャリア領域の位置が異なっているが、これは隣接基地局間での干渉を防ぐために周波数軸上で分離しているためである。
また、図3および図4において、アップリンクフレームは、端末局が基地局に対して帯域要求やレンジングを行うためのレンジング領域(Ranging)403と、ポーリングによるCQICHが2チャネル(CQICH-POL(1)and(2))割り当てられるファストフィードバック領域(Fast Feed Back)420およびユーザーデータ割り当て領域406を有している。
このように、発明者達が試験的に開発した、測定した通信品質をCQICHを使用して通知する方法においては、All use subcarrier Zoneおよび1/3 subcarrier Zoneのそれぞれの通信品質の通知を受けるため、アップリンクフレームのファストフィードバック領域420を使用して2チャネル分の通信品質通知チャネルを割り当てる必要があり、アップリンクフレームのユーザーデータ領域を消費し、アップリンクのスループットが低下する可能性があった。
<A.実施の形態1>
本発明に係る実施の形態1の無線通信方法について、モバイルWiMAXへの適用を例に採って、図5〜図9を用いて説明する。
図5は、実施の形態1に係る無線通信方法を説明する概念図である。なお、図2に示した構成と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図5においては、セル1およびセル2のそれぞれの基地局201および202に対して、複数の端末局210からポーリングによるCQICH(CQICH-POL)と、リクエスト/レスポンスによるCQICH(CQICH-RSPと)を使用した通信品質測定チャネル300で通信品質が通知される状態が示されている。
また、図6には、基地局201から端末局210に対しての下り通信(ダウンリンク)DLのフレーム構造と、端末局210から基地局201に対しての上り通信(アップリンク)ULのフレーム構造とが示され、図7には、基地局202から端末局210に対しての下り通信(ダウンリンク)DLのフレーム構造と、端末局210から基地局202に対しての上り通信(アップリンク)ULのフレーム構造とが示されている。
図6および図7において、ダウンリンクフレームは、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン(1/3 subcarrier Zone)400、ヌル・サブキャリア領域(Null)401、ダウンリンク全サブキャリアゾーン(All use subcarrier Zone)402を有し、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン400は、信号の同期を取るためのプリアンブル(Preamble)4001、フレーム制御ヘッダ(FCH)4002、下りのリソース割り当て情報(DL−MAP)4003およびユーザーデータ割り当て領域(User Data)4004を含んでいる。ここで、ダウンリンク1/3サブキャリア領域400を第1ゾーンZ1、ダウンリンク全サブキャリアゾーン402を第2ゾーンZ2と呼称する。なお、ヌル・サブキャリア領域401は、他のセルではデータ領域として使用されるが、自セル(本処理を行っている基地局に対応するセル)ではデータ領域として使用しない領域である。
ダウンリンク全サブキャリアゾーン402は、ユーザーデータ割り当て領域(User Data)であり、リクエスト/レスポンスによるCQICH(CQICH-RSP)で通知された通信品質に基づいてユーザーデータが割り当てられており、隣接セルからの干渉波がないゾーン(All use subcarrier Zone)の端末局210に対してはこのゾーンを使用してユーザーデータが送られる。
また、ユーザーデータ割り当て領域4004は、ポーリングによるCQICH(CQICH-POL)で通知された通信品質に基づいてユーザーデータが割り当てられており、隣接セルから干渉波の影響があるゾーン(1/3 subcarrier Zone)の端末局210に対してはこのゾーンを使用してユーザーデータが送られる。
また、図6および図7において、アップリンクフレームは、端末局が基地局に対して帯域要求やレンジングを行うためのレンジング領域(Ranging)403と、ポーリングによるCQICHが1チャネル(CQICH-POL)割り当てられるファストフィードバック領域(Fast Feed Back)404、リクエスト/レスポンスによるCQICH(CQICH-RSP)を通知するためのMAC(Medium Access Control )メッセージ領域(MAC Message)405およびユーザーデータ割り当て領域(User Data)406を有している。
図8は通信品質情報の通知シーケンスを示す図である。図8においては、基地局201および202と、端末局210との間の通信を時系列に示しており、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン(1/3 subcarrier Zone)400で送信したデータの通信品質測定結果(第1の通信品質測定結果)を通知するためのポーリングによる通信品質通知チャネル(CQICH-POL)に符号310を付して示し、ダウンリンク全サブキャリアゾーン402で送信したデータの通信品質結果を端末局に要求するためのリクエストメッセージ(CQICH-REQ)に符号311を付して示し、当該リクエストメッセージ(CQICH-REQ)311に応答して、ダウンリンク全サブキャリアゾーン402で送信したデータの通信品質結果(第2の通信品質測定結果)を通知するためのレスポンスメッセージ(CQICH-RSP)に符号312を付して示している。
また、図9は実施の形態1の無線通信方法を示すフローチャートである。
次に、実施の形態1の無線通信方法について、図1、図5〜7を参照しつつ、図8および図9を用いて説明する。
FFR方式は、隣接するセルが重複しセル間干渉の影響が大きい領域に対しては、図1を用いて説明したように各セルの1/3サブキャリアゾーン111、112および113を使用して基地局と端末局間で通信する。また、セルの中心部のセル間干渉が少ない領域に対しては、全サブキャリアゾーン101、102および103を使用して基地局と端末局間で通信を行う。
この際、図5に示す基地局201および202では、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン400およびダウンリンク全サブキャリアゾーン402で送信したデータの通信品質状態を通知する通信品質測定チャネル300の情報に基づいて、通信品質状態が良いゾーンを端末局210に割り当てる。
通信品質測定チャネル300は、隣接セルと重複する領域で使用するダウンリンク1/3サブキャリアゾーン400で送信したデータの通信品質については、アップリンクフレームの短周期で定期的な通知に使用されるファストフィードバック領域404を通知チャネルとして使用し、セルの中心近傍で通信品質が安定しているダウンリンク全サブキャリアゾーン402で送信したデータの通信品質については、基地局からの要求に対してのみ応答するタイプのMACメッセージ領域405を通知チャネルとして使用する。
図8に示す通信品質情報の通知シーケンスでは、WiMAXシステムのフレーム周期が5msecであることから、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン400で送信したデータの通信品質の通知には、ポーリングによる通信品質通知チャネル(CQICH-POL)310を使用し、5msecフレーム周期ごとに、端末局210から基地局201あるいは202へ通信品質測定結果を通知する。
また、ダウンリンク全サブキャリアゾーン402で送信したデータの通信品質については、基地局201および202からリクエストメッセージ(CQICH-REQ)311を端末局210へ送信することで通信品質測定結果の通知を要求し、端末局210からは、アップリンクフレームのMACメッセージ領域405を使用して、通信品質通知チャネル(CQICH-RSP)312で通信品質測定結果を通知する。
このように、通信品質測定結果を通知するためのチャネルを、1/3サブキャリアゾーンと、全サブキャリアゾーンとで使い分けることにより、通信品質測定結果を通知するためのトラフィックを削減できる。
また、通信品質情報を基地局に通知するための専用の領域であるCQICHを通知チャネルとして使用することで効率的な通知が可能となる。
次に、図9を用いて、実施の形態1の無線通信方法についてさらに説明する。
基地局の起動により処理を開始すると、まず、ステップS1において、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン400で送信したデータの通信品質測定結果を、ファストフィードバック領域404のポーリングによるCQICH(CQICH-POL)を通知チャネルとして使用するように、端末局210に割り当てを設定する。
また、基地局201および202では、通信品質通知チャネル(CQICH-POL)310で通知されたダウンリンク1/3サブキャリアゾーン400の通信品質測定結果を受信する度に、通知された通信品質測定結果の判定処理を行う(ステップS2)。この処理では、予め定めた閾値と比較し、通信品質測定結果が閾値以上(通信品質が良い)の場合は、ダウンリンク全サブキャリアゾーン402で送信したデータの通信品質測定結果を、アップリンクフレームのMACメッセージ領域405を使用して、通信品質通知チャネル(CQICH-RSP)312で通知するようにリクエストメッセージ(CQICH-REQ)311を送る通知要求を行い(ステップS3)、次の通信品質測定結果を待つ。
一方、ステップS2での判定処理の結果、通信品質測定結果が閾値を下回る場合は、次の通信品質測定結果を待つ。従って、図8に示した通信品質情報の通知シーケンスでは、通信品質通知チャネル(CQICH-POL)310は、5msec間隔で定期的に基地局201および202に送信されるが、リクエストメッセージ(CQICH-REQ)311は不定期であり、通信品質通知チャネル(CQICH-RSP)312は、リクエストメッセージ(CQICH-REQ)311が基地局201および202から送信された場合にのみ、端末局210から送信される構成となっている。
このように、1/3サブキャリアゾーンの通信品質測定結果が良好な場合にのみ、全サブキャリアゾーンでの通信品質測定結果を要求するように構成することで、通信品質測定結果を通知するためのトラフィックをさらに削減できる。
なお、通信品質の測定はCINR(Carrier to Interference-plus-Noise Ratio:搬送波電力対干渉・雑音電力比)の測定により行う。CINRの単位はdB(デシベル)で表され、通常の通信状態では30dB〜6dBの範囲である。しかし、干渉波が高くなるとCINRの値が低くなり、受信データに誤りが生じる。このため、ステップS2における判定処理での閾値は、受信データに誤りが生じないCINRの値に設定される。具体的な値は、通信環境等を考慮して決められるが、上述した通常の通信状態の範囲内に設定することが現実的である。
<B.実施の形態2>
本発明に係る実施の形態2の無線通信方法について、モバイルWiMAXへの適用を例に採って、図10〜図13を用いて説明する。
図10は、実施の形態2に係る無線通信方法を説明する概念図である。なお、図2に示した構成と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図10においては、セル1およびセル2のそれぞれの基地局201および202に対して、複数の端末局210からポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1)/(2))を使用した通信品質測定チャネル301で通信品質が通知される状態が示されている。
また、図11には、基地局201から端末局210に対しての下り通信DLのフレーム構造と、端末局210から基地局201に対しての上り通信ULのフレーム構造とが示され、図12には、基地局202から端末局210に対しての下り通信DLのフレーム構造と、端末局210から基地局202に対しての上り通信ULのフレーム構造とが示されている。
図11および図12において、ダウンリンクフレームは、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン(1/3 subcarrier Zone)410、ヌル・サブキャリア領域(Null)401、ダウンリンク全サブキャリアゾーン411を有し、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン410は、信号の同期を取るためのプリアンブル(Preamble)4101、フレーム制御ヘッダ(FCH)4102、下りのリソース割り当て情報(DL−MAP)4103およびユーザーデータ割り当て領域(User Data)4104を含んでいる。ここで、ダウンリンク1/3サブキャリア領域410を第1ゾーンZ1、ダウンリンクユーザーデータ割り当て領域411を第2ゾーンZ2と呼称する。
ダウンリンク全サブキャリアゾーン411は、ユーザーデータ割り当て領域(User Data)であり、ポーリングによるによるCQICH(CQICH-POL(2))で通知された通信品質に基づいてユーザーデータが割り当てられており、隣接セルからの干渉波がないゾーン(All use subcarrier Zone)の端末局210に対してはこのゾーンを使用してユーザーデータが送られる。また、ユーザーデータ割り当て領域4104は、ポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1))で通知された通信品質に基づいてユーザーデータが割り当てられており、隣接セルから干渉波の影響があるゾーン(1/3 subcarrier Zone)の端末局210に対してはこのゾーンを使用してユーザーデータが送られる。
また、図11および図12において、アップリンクフレームは、端末局が基地局に対して帯域要求やレンジングを行うためのレンジング領域(Ranging)403と、ポーリングによるCQICHが1チャネル(CQICH-POL(1)and/or(2))割り当てられるファストフィードバック領域(Fast Feed Back)412およびユーザーデータ割り当て領域(User Data)406を有している。
また、図13は実施の形態2の無線通信方法を示すフローチャートである。
次に、実施の形態2の無線通信方法について、図10〜図12を参照しつつ、図13を用いて説明する。
実施の形態1の無線通信方法においては、全サブキャリアゾーンでの通信品質測定結果は、基地局201および202からの要求に応じて端末局210から通知する構成としていたが、本実施の形態2においては、全サブキャリアゾーンでの通信品質測定結果もポーリングによる定期通知を使用するものとし、1/3サブキャリアゾーンでの通信品質測定結果に基づいて、全サブキャリアゾーンでの通信品質測定結果の通知の要、不要を切り替える構成としている。
図13に示すように、基地局の起動により処理を開始すると、まず、ステップS11において、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン410で送信したデータの通信品質測定結果(第1の通信品質測定結果)を、ファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1))を通知チャネルとして使用するように、端末局210に割り当てを設定する。
また、基地局201および202では、通信品質通知チャネル(CQICH-POL(1))で通知されたダウンリンク1/3サブキャリアゾーン410の通信品質測定結果を受信する度に、通知された通信品質測定結果の判定処理を行う(ステップS12)。この処理では、予め定めた閾値と比較し、通信品質測定結果が閾値以上(通信品質が良い)の場合は、ダウンリンク全サブキャリアゾーン411で送信したデータの通信品質測定結果(第2の通信品質測定結果)を、アップリンクフレームのファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(2))を通知チャネルとして使用するように、端末局210に割り当てを設定し(ステップS13)、その後は次の通信品質測定結果を待つ。
なお、通信品質情報を基地局に通知するための専用の領域であるCQICHを通知チャネルとして使用することで効率的な通知が可能となる。
一方、ステップS12での判定処理の結果、通信品質測定結果が閾値を下回る場合は、全サブキャリアゾーンでの通信品質測定結果の通知チャネルとして、アップリンクフレームのファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(2))を割り当て済みか否かの判定を行う(ステップS14)。
そして、ステップS14で、ファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(2))を割り当て済みと判定された場合は、当該割り当てを解除する(ステップS15)。割り当て解除を受けた端末局210は、直ちに通知を停止する。
一方、ステップS14での判定処理の結果、ダウンリンク全サブキャリアゾーン411で送信したデータの通信品質測定結果の通知チャネルとして、ファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(2))が割り当てられていないと判定された場合は、次の通信品質測定結果を待つ。
以上説明したように、全サブキャリアゾーンでの通信品質測定結果もポーリングによる定期通知を使用するものとし、1/3サブキャリアゾーンでの通信品質測定結果に基づいて、全サブキャリアゾーンでの通信品質測定結果の通知の要、不要を切り替える構成とすることで、基地局201、202では上りの通信品質測定結果を通知するためのトラフィックを抑えつつ、 ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン410で送信したデータの通信品質測定結果を短周期で効率よく受信できる効果が得られる。
なお、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン410の通信品質測定結果が良好な場合は、ダウンリンク全サブキャリアゾーン411の通信品質測定結果がポーリングによるCQICH(CQICH-POL(2))で通知されるので、結果として通信品質測定結果の通知のためにCQICHを2チャネル使用することもあるが、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン410の通信品質測定結果が悪い場合には、セル端縁部に端末局が位置している可能性があり、このような場合には、ダウンリンク全サブキャリアゾーン411の通信品質測定結果を要求しても無駄となるので、結果的にはCQICHの使用数を削減することができる。
<C.実施の形態3>
本発明に係る実施の形態3の無線通信方法について、モバイルWiMAXへの適用を例に採って、図14を用いて説明する。なお、図10に示した無線通信方法を説明する概念図および図11および図12に示した、下り通信DLのフレーム構造、上り通信ULのフレーム構造については実施の形態2と同じであり、以下の説明ではこれらの図を参照しながら行う。
実施の形態2の無線通信方法では、1/3サブキャリアゾーンでの通信品質測定結果が予め定めた閾値以上となった場合に、全サブキャリアゾーンの通信品質測定結果を通知するように構成していたが、本実施の形態3においては、全サブキャリアゾーンの通信品質測定結果の安定度に基づいて、1/3サブキャリアゾーンでの通信品質測定結果の通知の要否を切り替える構成とする。
すなわち、図14に示すように、基地局の起動により処理を開始すると、まず、ステップS21において、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン410で送信したデータの通信品質測定結果と、ダウンリンク全サブキャリアゾーン411で送信したデータの通信品質測定結果とを、アップリンクのファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1)および(2))を通知チャネルとして使用するように、端末局210に割り当てを設定する。
基地局201および202では、通信品質通知チャネル(CQICH-POL(2))で通知されたダウンリンク全サブキャリアゾーン411で送信したデータの通信品質測定結果を受信する度に、通知された通信品質測定結果の判定処理を行う(ステップS22)。この処理では、予め定めた閾値と比較し、通信品質測定結果が閾値以上(通信品質が良い)の場合はステップS23の処理に進む。一方、ステップS22での判定処理の結果、通信品質測定結果が閾値を下回る場合は、次の通信品質測定結果を待つ。
ステップS23では、ダウンリンク全サブキャリアゾーン411で送信したデータの通信品質測定結果の変動量を求め、通信品質測定結果の安定度を判定する。すなわち、ステップS23では、前回の通信品質通知値と現在の通信品質通知値との差分を計算し、当該差分が予め定めた閾値以下(変動量小)の場合は、通信品質測定結果が安定していると判定し、次のステップS24の処理に進む。
ステップS24では、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン410で送信したデータの通信品質測定結果の通知チャネルである、アップリンクフレームのファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1))の割り当てを解除する。その後は次の通信品質測定結果を待つ。割り当て解除を受けた端末局210は、1/3サブキャリアゾーンの通信品質測定結果の次回以降の通知タイミングから、1/3サブキャリアゾーンの通信品質測定結果の通知を停止する。
一方、ステップS23での判定処理の結果、前回の通信品質通知値と現在の通信品質通知値との差分が、閾値を越えた(変動量大)場合は、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン410で送信したデータの通信品質測定結果の通知チャネルとして、アップリンクフレームのファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1))を割り当て済みか否かの判定を行う(ステップS25)。
ここで、先に説明したように通信品質の測定はCINRの測定により行うので、通信品質通知値にはCINR値を使用する。従って、通信品質測定結果の安定度の判定には、CINR値を使用し、前回のCINR値との差分が例えば±3dB以内なら安定であるなどの判定を行う。
そして、ステップS25で、ファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1))を割り当て済みと判定された場合は、次の通信品質測定結果を待つ。
一方、ステップS25で、ポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1))が未割り当てと判定された場合は、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン410で送信したデータの通信品質測定結果の通知に、アップリンクフレームのファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1))を通知チャネルとして使用するように、端末局210に割り当てを設定し(ステップS26)、次の通信品質測定結果を待つ。
以上説明したように、ダウンリンク全サブキャリアゾーン411で送信したデータの通信品質測定結果の安定度を判定し、安定している場合には、アップリンクフレームのファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1))の割り当てを解除するので、基地局201、202では上りの通信品質測定結果を通知するためのトラフィックを抑えることができる。また、ダウンリンク全サブキャリアゾーン411で送信したデータの通信品質測定結果が安定していない場合には、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン410で送信したデータの通信品質測定結果の通知を受けるようにするので、隣接セルからの干渉に対して信品質測定方法の切り替えで対応することができ、伝播路の瞬時的な変動により発生する通信品質劣化による影響を回避することができる。
<D.実施の形態4>
本発明に係る実施の形態4の無線通信方法について、モバイルWiMAXへの適用を例に採って、図15を用いて説明する。なお、図10に示した無線通信方法を説明する概念図および図11および図12に示した、下り通信DLのフレーム構造、上り通信ULのフレーム構造については実施の形態2と同じであり、以下の説明ではこれらの図を参照しながら行う。
図15は、実施の形態4の無線通信方法を示す概念図であり、マルチフレームを用いた無線通信方法を説明する図である。
図15において、フレーム460はフレーム番号(FN=)nの5msecフレーム、フレーム461はフレーム番号(FN=)n+1の5msecフレーム、フレーム462はフレーム番号(FN=)n+2の5msecフレーム、フレーム463はフレーム番号n+3の5msecフレーム、フレーム464はフレーム番号n+4の5msecフレーム、フレーム465はフレーム番号n+5の5msecフレーム、フレーム466はフレーム番号n+6の5msecフレームである。
そして、フレーム460、462、464および466は、ダウンリンクサブフレーム451とアップリンクサブフレーム452とで構成され、フレーム461および465は、ダウンリンクサブフレーム451とアップリンクサブフレーム452とで構成され、フレーム463は、ダウンリンクサブフレーム451とアップリンクサブフレーム454とで構成されている。
ここで、アップリンクサブフレーム452は、全サブキャリアゾーンの通信品質をポーリングによるCQICH(CQICH-POL(2))で通知するファストフィードバック領域412を含んでおり、アップリンクサブフレーム453は、1/3サブキャリアゾーンの通信品質をポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1))で通知するファストフィードバック領域412を含んでいる。なお、アップリンクサブフレーム454では、通信品質の通知を行わない。
次に、図15を用いて動作について説明する。実施の形態3の無線通信方法では、ダウンリンク全サブキャリアゾーン411で送信したデータの通信品質測定結果に基づいて、1/3サブキャリアゾーンの通信品質の通知の要否を切り替える構成を採っていたが、図15に示すように、ダウンリンク全サブキャリアゾーン411で送信したデータの通信品質測定結果の通知周期と、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン410で送信したデータの通信品質測定結果の通知周期とを固定とすることで、通信品質測定方法の切り替え処理を簡易化できる効果が得られる。
すなわち、図15に示すように、ダウンリンク全サブキャリアゾーン411で送信したデータの通信品質測定結果は、例えばフレーム番号n、n+2、n+4、n+6のアップリンクサブフレーム452のCQICH-POL(2)で通知し、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン410で送信したデータの通信品質測定結果は、例えばフレーム番号n+1、n+5のアップリンクサブフレーム453のCQICH-POL(1)で通知する。
このように、隣接セルからの干渉の可能性がある全サブキャリアゾーンでの通信品質測定結果については比較的短周期で通知し、隣接セルからの干渉の影響がない1/3サブキャリアゾーンでの通信品質測定結果については比較的長周期で通信品質測定結果を通知するようにしたので、基地局201、202では上りの通信品質測定結果を通知するためのトラフィックを抑えることができる。また、全サブキャリアゾーンについても1/3サブキャリアゾーンについても、定期的に通信品質測定結果を通知するようにしたので、通信品質測定方法の切り替えについて、種々の判定処理や、当該判定を行うための閾値等の設定が不要となるので、通信品質測定方法の切り替え処理を簡易化できる。
<E.実施の形態5>
本発明に係る実施の形態5の無線通信方法について、モバイルWiMAXへの適用を例に採って、図16および図17を用いて説明する。なお、図10に示した無線通信方法を説明する概念図および図11および図12に示した、下り通信DLのフレーム構造、上り通信ULのフレーム構造については実施の形態2と同じであり、以下の説明ではこれらの図を参照しながら行う。
図16には、基地局202から端末局210に対しての下り通信DLのフレーム構造と、端末局210から基地局201に対しての上り通信ULのフレーム構造とが示されているが、これは図12に示したフレーム構造と同じであり、重複する説明は省略する。
図17は、実施の形態5の無線通信方法を示すフローチャートである。
次に、実施の形態5の無線通信方法について、図16および図17を用いて説明する。
実施の形態3の無線通信方法においては、全サブキャリアゾーン411で送信したデータの通信品質測定結果に基づいて、1/3サブキャリアゾーンの通信品質の通知の要否を切り替える構成を採っていたが、実施の形態5では、ヌル・サブキャリア領域401に含まれるパイロット信号の受信レベルにより、全サブキャリアゾーン411で送信したデータの通信品質測定結果の通知の要否を切り替える構成を採っている。
すなわち、図17に示すように、基地局の起動により処理を開始すると、まず、ステップS31において、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン410で送信したデータの通信品質測定結果を、アップリンクのファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1))を通知チャネルとして使用するように、端末局に割り当てを設定する。
また、基地局では、ヌル・サブキャリア領域401のパイロット信号の受信レベルが端末局から通知される度に、通知されたパイロット信号の受信レベルの判定処理を行う(ステップS32)。すなわち、OFDMA(直交波周波数分割多元接続:Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)方式では、伝送路を推定するための特定パターンのパイロット信号をフレームに挿入しており、DLフレームの場合、このパイロット信号は送信データの有無に関係なく常に基地局から送信されており、干渉電力の測定に有効である。
この処理では、予め定めた閾値と比較し、通知されたパイロット信号の受信レベルが閾値以上(隣接セルの干渉あり)の場合はステップS33の処理に進む。ここで、パイロット信号の受信レベルはdBm単位で表され、上記閾値はセル設計で決定される自セル(本処理を行っている基地局に対応するセル)の最小受信電力を例えば−90dBmと仮定した場合、−100dBm以上のパイロット信号が測定された場合は干渉があったと判定するように設定する。
ステップS33では、ダウンリンク全サブキャリアゾーン411で送信したデータの通信品質測定結果を、アップリンクフレームのファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(2))を通知チャネルとして使用するように、端末局210に割り当てを設定し、その後は、次の通信品質測定結果を待つ。
一方、ステップS32での判定処理の結果、パイロット信号の受信レベルが閾値を下回る場合は、全サブキャリアゾーンでの通信品質測定結果の通知チャネルとして、アップリンクフレームのファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(2))を割り当て済みか否かの判定を行う(ステップS34)。
そして、ステップS34で、ファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(2))を割り当て済みと判定された場合は、当該割り当てを解除する(ステップS35)。
一方、ステップS34での判定処理の結果、ダウンリンク全サブキャリアゾーン411で送信したデータの通信品質測定結果の通知チャネルとして、ファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(2))が割り当てられていないと判定された場合は、次の通信品質測定結果を待つ。
このように、ヌル・サブキャリア領域401のパイロット信号の受信レベルにより、全サブキャリアゾーン411で送信したデータの通信品質測定結果の通知の要否を切り替える構成を採ることで、隣接セルの干渉波レベルを通知の要否の判定基準として使用することが可能となり、通信品質測定方法の切り替え精度が向上する。
<F.実施の形態6>
本発明に係る実施の形態6の無線通信方法について、モバイルWiMAXへの適用を例に採って、図18を用いて説明する。なお、図10に示した無線通信方法を説明する概念図および図11および図12に示した、下り通信DLのフレーム構造、上り通信ULのフレーム構造については実施の形態2と同じであり、以下の説明ではこれらの図を参照しながら行う。
実施の形態3の無線通信方法においては、全サブキャリアゾーン411で送信したデータの通信品質測定結果に基づいて、1/3サブキャリアゾーンの通信品質の通知の要否を切り替える構成を採っていたが、実施の形態6では、基地局201および202から端末局210に送信するNBR−ADV(Neighbor Advertisement)メッセージ中に含まれる隣接基地局数の情報に基づいて、1/3サブキャリアゾーンでの通信品質測定結果の通知の要否を切り替える構成とする。
すなわち、図18に示すように、基地局の起動により処理を開始すると、まず、ステップS41において、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン410で送信したデータの通信品質測定結果と、ダウンリンク全サブキャリアゾーン411で送信したデータの通信品質測定結果とを、アップリンクのファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1)および(2))を通知チャネルとして使用するように、端末局210に割り当てを設定する。
また、基地局201および202では、端末局210に送信するNBR−ADVメッセージ中に含まれる隣接基地局数の情報を、予め定めた閾値と比較し、当該閾値以下(隣接する基地局の数が少ない)の場合はステップS43の処理に進む。すなわち、NBR−ADVメッセージは、基地局からのDLフレーム中に含まれ、隣接セルに関する情報を含む近隣広告メッセージであって、端末局には例えば30秒周期で送信される。従って、上記閾値は、例えば、隣接基地局数が2以下であれば隣接する基地局の数が少ないと判定するように設定するが、この数値に限定されるものではない。
ステップS43では、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン410で送信したデータの通信品質測定結果の通知チャネルである、アップリンクフレームのファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1))の割り当てを解除する。その後は次の通信品質測定結果を待つ。割り当て解除を受けた端末局210は、1/3サブキャリアゾーンの通信品質測定結果の次回以降の通知タイミングから、1/3サブキャリアゾーンの通信品質測定結果の通知を停止する。
一方、ステップS42での判定処理の結果、閾値以上(隣接する基地局の数が多い)の場合は、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン410で送信したデータの通信品質測定結果の通知チャネルとして、アップリンクフレームのファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1))を割り当て済みか否かの判定を行う(ステップS44)。
そして、ステップS44で、ファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1))を割り当て済みと判定された場合は、次の通信品質測定結果を待つ。
一方、ステップS44で、ポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1))が未割り当てと判定された場合は、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン410で送信したデータの通信品質測定結果の通知に、アップリンクフレームのファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1))を通知チャネルとして使用するように、端末局210に割り当てを設定し(ステップS45)、次の通信品質測定結果を待つ。
以上説明したように、NBR−ADV(Neighbor Advertisement)メッセージ中に含まれる隣接基地局数の情報に基づいて、1/3サブキャリアゾーンでの通信品質測定結果の通知の要否を切り替える構成を採ることで、切り替えの判定を行うための閾値等の設定が容易となり、通信品質測定方法の切り替え処理を簡易化できる。
<G.実施の形態7>
本発明に係る実施の形態7の無線通信方法について、モバイルWiMAXへの適用を例に採って、図19を用いて説明する。なお、図10に示した無線通信方法を説明する概念図および図11および図12に示した、下り通信DLのフレーム構造、上り通信ULのフレーム構造については実施の形態2と同じであり、以下の説明ではこれらの図を参照しながら行う。
実施の形態3の無線通信方法においては、全サブキャリアゾーン411で送信したデータの通信品質測定結果に基づいて、1/3サブキャリアゾーンの通信品質の通知の要否を切り替える構成を採っていたが、実施の形態7では、基地局201および202のAMC(適応変調および符号化:Adaptiv Modulation and Coding)機能で割り当てる変調度に基づいて、1/3サブキャリアゾーンでの通信品質測定結果の通知の要否を切り替える構成とする。
すなわち、図19に示すように、基地局の起動により処理を開始すると、まず、ステップS51において、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン410で送信したデータの通信品質測定結果と、ダウンリンク全サブキャリアゾーン411で送信したデータの通信品質測定結果とを、アップリンクのファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1)および(2))を通知チャネルとして使用するように、端末局210に割り当てを設定する。
また、基地局201および202では、AMC機能で割り当てられた変調度を、予め定めた閾値と比較し、当該閾値以上(通信品質が良い)の場合はステップS53の処理に進む。すなわち、AMC機能とは、例えばCINRで定義される通信品質により、予め各変調度に対応したCINRテーブルに基づいて最適な変調度を選択する機能であり、変調度の切り替えは、基地局がCQICHでの報告周期(例えば5msec)で報告されたCINRから決定し、変調度を切り替える。従って、上記閾値は、予め定められたCINRテーブルから選ばれるが、何れを選ぶかについては、通信環境を考慮して決められることになる。
ステップS53では、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン410で送信したデータの通信品質測定結果の通知チャネルである、アップリンクフレームのファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1))の割り当てを解除する。その後は次の通信品質測定結果を待つ。
一方、ステップS52での判定処理の結果、変調度が閾値を下回る(通信品質が悪い)と判定された場合は、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン410で送信したデータの通信品質測定結果の通知チャネルとして、アップリンクフレームのファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1))を割り当て済みか否かの判定を行う(ステップS54)。
そして、ステップS54で、ファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1))を割り当て済みと判定された場合は、次の通信品質測定結果を待つ。
一方、ステップS54で、ポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1))が未割り当てと判定された場合は、ダウンリンク1/3サブキャリアゾーン410で送信したデータの通信品質測定結果の通知に、アップリンクフレームのファストフィードバック領域412のポーリングによるCQICH(CQICH-POL(1))を通知チャネルとして使用するように、端末局210に割り当てを設定し(ステップS55)、次の通信品質測定結果を待つ。
以上説明したように、AMC機能で割り当てる変調度に基づいて、1/3サブキャリアゾーンでの通信品質測定結果の通知の要否を切り替える構成を採ることで、AMC機能による影響を考慮した通信品質測定方法の切り替え処理が可能となる。
この発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。

Claims (14)

  1. セルの端縁部に相当する第1のゾーンに存在する端末局(210)に対する下り通信においては、ダウンリンクフレーム中の全サブキャリアの3分の1を含むダウンリンク1/3サブキャリアゾーン(400)を使用してデータの送信を行い、基地局(201,202)の近傍に相当する第2のゾーンに存在する端末局に対する下り通信においては、前記ダウンリンクフレーム中の全サブキャリアを含むダウンリンク全サブキャリアゾーン(402)を使用してデータの送信を行い、
    前記ダウンリンク1/3サブキャリアゾーンおよび/または前記ダウンリンク全サブキャリアゾーンを使用して送信された前記データに対して前記端末局でそれぞれ測定した第1および/または第2の通信品質測定結果を前記基地局に通知し、前記基地局において、前記第1および/または第2の通信品質測定結果に基づいて、次に送信すべきデータを、前記ダウンリンク1/3サブキャリアゾーンおよび前記ダウンリンク全サブキャリアゾーンの何れに割り当てるかを決定する無線通信方法であって、
    前記第1の通信品質測定結果については、前記端末局から一定周期で前記基地局に通知を行い、
    前記基地局は、前記第1の通信品質測定結果が良好な場合は、前記第2の通信品質測定結果の通知を前記端末局に要求する、無線通信方法。
  2. 前記第1の通信品質測定結果は、前記端末局から前記基地局に対する上り通信のアップリンクフレーム中のファストフィードバック領域に設定された、通信品質情報を送るためのCQICH(Channel Quality Information CHannel)を使用して通知され、
    前記第2の通信品質測定結果は、前記アップリンクフレーム中のMAC(Medium Access Control)メッセージを使用して通知される、請求項1記載の無線通信方法。
  3. セルの端縁部に相当する第1のゾーンに存在する端末局(210)に対する下り通信においては、ダウンリンクフレーム中の全サブキャリアの3分の1を含むダウンリンク1/3サブキャリアゾーン(410)を使用してデータの送信を行い、基地局(201,202)の近傍に相当する第2のゾーンに存在する端末局に対する下り通信においては、前記ダウンリンクフレーム中の全サブキャリアを含むダウンリンク全サブキャリアゾーン(411)を使用してデータの送信を行い、
    前記ダウンリンク1/3サブキャリアゾーンおよび/または前記ダウンリンク全サブキャリアゾーンを使用して送信された前記データに対して前記端末局でそれぞれ測定した第1および/または第2の通信品質測定結果を前記基地局に通知し、前記基地局において、前記第1および/または第2の通信品質測定結果に基づいて、次に送信すべきデータを、前記ダウンリンク1/3サブキャリアゾーンおよび前記ダウンリンク全サブキャリアゾーンの何れに割り当てるかを決定する無線通信方法であって、
    前記第1の通信品質測定結果については、前記端末局から一定周期で前記基地局に通知を行い、
    前記基地局は、
    前記第1の通信品質測定結果が良好な場合は、前記第1の通信品質測定結果が通知される次のタイミング以降から、前記第2の通信品質測定結果も併せて通知するように、前記端末局を設定する、無線通信方法。
  4. 前記基地局は、
    前記第1の通信品質測定結果が良好でない場合であって、前記第2の通信品質測定結果も併せて通知するように前記端末局が設定されている場合は、当該設定を解除する、請求項3記載の無線通信方法。
  5. セルの端縁部に相当する第1のゾーンに存在する端末局(210)に対する下り通信においては、ダウンリンクフレーム中の全サブキャリアの3分の1を含むダウンリンク1/3サブキャリアゾーン(410)を使用してデータの送信を行い、基地局(201,202)の近傍に相当する第2のゾーンに存在する端末局に対する下り通信においては、前記ダウンリンクフレーム中の全サブキャリアを含むダウンリンク全サブキャリアゾーン(411)を使用してデータの送信を行い、
    前記ダウンリンク1/3サブキャリアゾーンおよび/または前記ダウンリンク全サブキャリアゾーンを使用して送信された前記データに対して前記端末局でそれぞれ測定した第1および/または第2の通信品質測定結果を前記基地局に通知し、前記基地局において、前記第1および/または第2の通信品質測定結果に基づいて、次に送信すべきデータを、前記ダウンリンク1/3サブキャリアゾーンおよび前記ダウンリンク全サブキャリアゾーンの何れに割り当てるかを決定する無線通信方法であって、
    前記第1および第2の通信品質測定結果について、前記端末局から同じ周期で前記基地局に通知を行い、
    前記基地局は、
    通知された前記第2の通信品質測定結果の変動量を算出し、前記変動量が予め定めた閾値以下である場合は、前記第1の通信品質測定結果が通知されるべき次のタイミング以降から、前記第1の通信品質測定結果の通知を停止するように、前記端末局を設定する、無線通信方法。
  6. 前記基地局は、
    前記変動量が予め定めた閾値を上回る場合であって、前記第1の通信品質測定結果の通知が停止されている場合は、前記第1の通信品質測定結果も併せて通知するように前記端末局を設定する、請求項5記載の無線通信方法。
  7. セルの端縁部に相当する第1のゾーンに存在する端末局(210)に対する下り通信においては、ダウンリンクフレーム中の全サブキャリアの3分の1を含むダウンリンク1/3サブキャリアゾーン(410)を使用してデータの送信を行い、基地局(201,202)の近傍に相当する第2のゾーンに存在する端末局に対する下り通信においては、前記ダウンリンクフレーム中の全サブキャリアを含むダウンリンク全サブキャリアゾーン(411)を使用してデータの送信を行い、
    前記ダウンリンク1/3サブキャリアゾーンおよび/または前記ダウンリンク全サブキャリアゾーンを使用して送信された前記データに対して前記端末局でそれぞれ測定した第1および/または第2の通信品質測定結果を前記基地局に通知し、前記基地局において、前記第1および/または第2の通信品質測定結果に基づいて、次に送信すべきデータを、前記ダウンリンク1/3サブキャリアゾーンおよび前記ダウンリンク全サブキャリアゾーンの何れに割り当てるかを決定する無線通信方法であって、
    前記第1の通信品質測定結果については、前記端末局から第1の周期で前記基地局に通知を行い、
    前記第2の通信品質測定結果については、前記端末局から前記第1の周期よりも短い第2の周期で前記基地局に通知を行う、無線通信方法。
  8. セルの端縁部に相当する第1のゾーンに存在する端末局(210)に対する下り通信においては、ダウンリンクフレーム中の全サブキャリアの3分の1を含むダウンリンク1/3サブキャリアゾーン(410)を使用してデータの送信を行い、基地局(201,202)の近傍に相当する第2のゾーンに存在する端末局に対する下り通信においては、前記ダウンリンクフレーム中の全サブキャリアを含むダウンリンク全サブキャリアゾーン(411)を使用してデータの送信を行い、
    前記ダウンリンク1/3サブキャリアゾーンおよび/または前記ダウンリンク全サブキャリアゾーンを使用して送信された前記データに対して前記端末局でそれぞれ測定した第1および/または第2の通信品質測定結果を前記基地局に通知し、前記基地局において、前記第1および/または第2の通信品質測定結果に基づいて、次に送信すべきデータを、前記ダウンリンク1/3サブキャリアゾーンおよび前記ダウンリンク全サブキャリアゾーンの何れに割り当てるかを決定する無線通信方法であって、
    前記第1の通信品質測定結果については、前記端末局から一定周期で前記基地局に通知を行い、
    前記基地局は、
    前記端末局から、ダウンリンクフレーム中のヌルサブキャリア領域に含まれるパイロット信号の受信レベルの通知を受け、前記パイロット信号の受信レベルに基づいて他のセルの干渉を受けていると判定した場合は、前記第1の通信品質測定結果が通知される次のタイミング以降から、前記第2の通信品質測定結果も併せて通知するように、前記端末局を設定する、無線通信方法。
  9. 前記基地局は
    前記パイロット信号の受信レベルに基づいて前記他のセルの干渉を受けていない判定した場合であって、前記第2の通信品質測定結果も併せて通知するように前記端末局が設定されている場合は、当該設定を解除する、請求項8記載の無線通信方法。
  10. セルの端縁部に相当する第1のゾーンに存在する端末局(210)に対する下り通信においては、ダウンリンクフレーム中の全サブキャリアの3分の1を含むダウンリンク1/3サブキャリアゾーン(410)を使用してデータの送信を行い、基地局(201,202)の近傍に相当する第2のゾーンに存在する端末局に対する下り通信においては、前記ダウンリンクフレーム中の全サブキャリアを含むダウンリンク全サブキャリアゾーン(411)を使用してデータの送信を行い、
    前記ダウンリンク1/3サブキャリアゾーンおよび/または前記ダウンリンク全サブキャリアゾーンを使用して送信された前記データに対して前記端末局でそれぞれ測定した第1および/または第2の通信品質測定結果を前記基地局に通知し、前記基地局において、前記第1および/または第2の通信品質測定結果に基づいて、次に送信すべきデータを、前記ダウンリンク1/3サブキャリアゾーンおよび前記ダウンリンク全サブキャリアゾーンの何れに割り当てるかを決定する無線通信方法であって、
    前記第1および第2の通信品質測定結果について、前記端末局から同じ周期で前記基地局に通知を行い、
    前記基地局は、
    ダウンリンクフレーム中の隣接基地局に関する情報を含むNBR−ADVメッセージ中の隣接基地局数が予め定めた閾値を下回る場合であって、前記第1の通信品質測定結果も併せて通知するように前記端末局が設定されている場合は、当該設定を解除する、無線通信方法。
  11. 前記基地局は、
    前記隣接基地局数が予め定めた閾値以上である場合であって、前記第1の通信品質測定結果の通知が停止されている場合は、前記第1の通信品質測定結果も併せて通知するように前記端末局を設定する、請求項10記載の無線通信方法。
  12. セルの端縁部に相当する第1のゾーンに存在する端末局(210)に対する下り通信においては、ダウンリンクフレーム中の全サブキャリアの3分の1を含むダウンリンク1/3サブキャリアゾーン(410)を使用してデータの送信を行い、基地局(201,202)の近傍に相当する第2のゾーンに存在する端末局に対する下り通信においては、前記ダウンリンクフレーム中の全サブキャリアを含むダウンリンク全サブキャリアゾーン(411)を使用してデータの送信を行い、
    前記ダウンリンク1/3サブキャリアゾーンおよび/または前記ダウンリンク全サブキャリアゾーンを使用して送信された前記データに対して前記端末局でそれぞれ測定した第1および/または第2の通信品質測定結果を前記基地局に通知し、前記基地局において、前記第1および/または第2の通信品質測定結果に基づいて、次に送信すべきデータを、前記ダウンリンク1/3サブキャリアゾーンおよび前記ダウンリンク全サブキャリアゾーンの何れに割り当てるかを決定する無線通信方法であって、
    前記第1および第2の通信品質測定結果について、前記端末局から同じ周期で前記基地局に通知を行い、
    前記基地局は、自らが有する適応変調および符号化機能で割り当てる変調度が予め定めた閾値以上となる場合であって、前記第1の通信品質測定結果も併せて通知するように前記端末局が設定されている場合は、当該設定を解除する、無線通信方法。
  13. 前記基地局は、
    前記変調度が予め定めた閾値を下回る場合であって、前記第1の通信品質測定結果の通知が停止されている場合は、前記第1の通信品質測定結果も併せて通知するように前記端末局を設定する、請求項12記載の無線通信方法。
  14. 前記第1および第2の通信品質測定結果は、前記端末局から前記基地局に対する上り通信のアップリンクフレーム中のファストフィードバック領域に設定された、通信品質情報を送るためのCQICH(Channel Quality Information CHannel)を使用して通知される、請求項3、5、7、8、10および12の何れかに記載の無線通信方法。
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