JPWO2005030611A1

JPWO2005030611A1 - Wrapped product package, end wall for wrapped product packaging, and method for assembling rolled product package

Info

Publication number: JPWO2005030611A1
Application number: JP2005514180A
Authority: JP
Inventors: 輝樹尾持; 勝彦香川; 善明堤
Original assignee: Sanko Co Ltd; Showa Marutsutsu Co Ltd
Current assignee: Sanko Co Ltd; Showa Marutsutsu Co Ltd
Priority date: 2003-09-11
Filing date: 2004-09-13
Publication date: 2006-12-07
Anticipated expiration: 2024-09-13
Also published as: JP4753179B2; WO2005030611A8; WO2005030611A1

Abstract

この発明による巻回物包装用端壁は、コアに巻回材料が巻き付けられてなる巻回物の両端部それぞれに配置されて前記巻回物を包装するものであって、プラスチックよりなり、前記コアの端部を支持する支持手段を中央部に有しかつ対をなす端壁どうしを連結する２本の下部ビームの端部が両側部下端に取り付けられる主体部と、前記主体部の下端から下方にのびる脚部とを備えている。前記脚部は、前記２本の下部ビームの下方に荷役車両の昇降可能な積載手段を差し込むための空間を形成し得るような高さを有している。この発明の巻回物包装用端壁によれば、重量が大きい巻回物や、パレットの規格に合わない長さの巻回物であっても、従来技術のようにパレットを使用することなく、フォークリフト等によって直接運搬できるように包装することができる。The wound packaging end wall according to the present invention is disposed at each end of a wound product in which a wound material is wound around a core and wraps the wound product, and is made of plastic, A main body having support means for supporting the end of the core at the center and connecting the ends of the two lower beams connecting the paired end walls to the lower ends of both sides; and from the lower end of the main body And a leg portion extending downward. The leg portion has a height that can form a space for inserting loading means that can lift and lower the cargo handling vehicle below the two lower beams. According to the end wall for wrapped material packaging of the present invention, even a wound material having a heavy weight or a wound material having a length that does not meet the standard of the pallet can be used without using a pallet as in the prior art. It can be packaged so that it can be directly transported by a forklift or the like.

Description

この発明は、棒状または筒状のコアに線条やフィルムなどの巻回材料を巻き付けた巻回物を包装してなる巻回物包装体（包装された巻回物）、巻回物を包装するための端壁および、巻回物包装体の組立方法に関する。 The present invention relates to a wound product package (wrapped product) obtained by packaging a wound material in which a winding material such as a wire or a film is wound around a rod-shaped or cylindrical core, and the wound product is packaged. The present invention relates to an end wall and a method for assembling a wound package.

磁気テープ用フィルムや液晶用フィルム等の巻回材料を紙管等よりなるコアに巻き付けてなる巻回物を輸送する際、１対のプラスチック製の端壁を用いて包装することが、従来より行われている。従来の巻回物包装用端壁としては、例えば日本国特許第２６３９５１２号公報や日本国特許第２８０１２４８号公報に記載されているように、正方形のプラスチック製の板よりなり、その内面に形成された支持用凸部を筒状コアの端部に挿入することによって、巻回物を支持するように構成されたものが知られている。
このようなプラスチック製端壁によって包装された巻回物は、パレット上に複数列複数段積み重ねられて、パレット単位でフォークリフトやハンドリフト等の荷役車両により輸送されるのが一般的である。
上記のようなプラスチック製端壁により包装される巻回物の中には、例えば磁気テープ用フィルムなどのプラスチックフィルムを巻回する場合のように６００〜７００ｋｇの重量を有するものがある。
このような重量の大きい巻回物は、ダンボールなどによる包装も難しい。また、巻回物の長さがパレットの規格に合わない場合、該巻回物をフォークリフトで運搬するためには専用のパレットを準備する必要があるという問題がある。さらに、巻回物の重量が大きくなる程、これを包装する端壁に対して、より高い強度、耐久性、作業性等が要求される。When transporting a wound material in which a wound material such as a magnetic tape film or a liquid crystal film is wound around a core made of a paper tube or the like, it has been conventionally packaged using a pair of plastic end walls. Has been done. As a conventional end wall for packaging, for example, as described in Japanese Patent No. 2639512 and Japanese Patent No. 2801248, it is made of a square plastic plate and formed on the inner surface thereof. There is known a structure configured to support a wound product by inserting a supporting convex portion into an end portion of a cylindrical core.
In general, wound products wrapped by such plastic end walls are stacked in a plurality of rows on a pallet and transported by a pallet unit by a cargo handling vehicle such as a forklift or a handlift.
Some of the wound products wrapped by the plastic end walls as described above have a weight of 600 to 700 kg as in the case of winding a plastic film such as a magnetic tape film.
Such a heavy roll is difficult to wrap with cardboard. Moreover, when the length of the wound material does not meet the pallet standard, there is a problem that it is necessary to prepare a dedicated pallet in order to transport the wound material with a forklift. Furthermore, the higher the weight of the wound material, the higher the strength, durability, workability, and the like are required for the end wall that wraps it.

この発明は、上記の問題点を解消するためになされたものであり、特に、フォークリフト等の荷役車両による運搬に効率良く対応できる巻回物包装体、巻回物包装用端壁および巻回物包装体の組立方法を提供することを目的とする。
この発明による巻回物包装用端壁は、コアに巻回材料が巻き付けられてなる巻回物の両端部それぞれに配置されて前記巻回物を包装するものであって、プラスチックよりなり、前記コアの端部を支持する支持手段を中央部に有しかつ対をなす端壁どうしを連結する２本の下部ビームの端部が両側部下端に取り付けられる主体部と、前記主体部の下端から下方にのびる脚部とを備えており、前記脚部は、前記２本の下部ビームの下方に荷役車両の昇降可能な積載手段を差し込むための空間を形成し得るような高さを有しているものである。
上記の端壁と下部ビームとを用いて巻回物を包装してなる巻回物包装体は、例えばフォークリフトの爪のような荷役車両の昇降可能な積載手段を下部ビームの下方の空間に差し込んで、直接運搬することが可能である。即ち、この発明の巻回物包装用端壁によれば、重量が大きい巻回物や、パレットの規格に合わない長さの巻回物であっても、従来技術のようにパレットを使用することなく、フォークリフト等によって直接運搬できるように包装することができる。
この発明による巻回物包装用端壁において、前記脚部の高さが５０ｍｍ以上であるのが好ましい。
前記脚部の高さが５０ｍｍ以上あれば、昇降可能な積載手段を備えた荷役車両として最も一般的に用いられるフォークリフトの爪を、前記２本の下部ビームの下方に差し込むことが可能となる。
この発明による巻回物包装用端壁において、前記主体部がほぼ正方形であって、前記支持手段が、該手段によって支持される前記コアの中心軸と前記主体部の中心とがほぼ合致するような位置に形成されているのが好ましい。
上記構成によれば、正方形をした主体部の中央でコアが支持されることにより、搬送したい巻回物の巻き径に対して端壁の面積を抑えて、輸送効率を上げることができる。
この発明による巻回物包装用端壁において、前記主体部と前記脚部とが一体成形されている場合がある。
上記のように端壁をプラスチックで一体成形すれば、それだけ部品点数が減り、コストが抑えられる。
他方、この発明による巻回物包装用端壁において、前記主体部を構成する主体部材と、前記脚部を構成する１つまたは複数の脚部材とを互いに接合することによって形成されている場合もある。
上記の場合、主体部材と脚部材とを接合一体化させてフォークリフト等による巻回物包装体の直接的な搬送に利用する形態と、主体部材のみを使用して従来技術のように巻回物包装体のパレット単位の搬送に利用する形態とを適宜使い分けることができる。
この発明による巻回物包装用端壁の第１の支持態様として、前記コアの長さ中間部に前記巻回材料が巻き付けられており、前記支持手段が、前記コアの端部を上方から挿入し得るように前記主体部の上端から下方に向かって形成されかつ前記コアの端部を載置するための停止面を有する溝よりなる場合がある。
上記第１の支持態様の場合、まず巻回物を吊り上げておくとともに、下部ビームにより２枚の端壁を立った状態に保持させておいてから、巻回物を降ろすことにより、巻回物のコアの端部が端壁の溝の停止面に載置されて支持されるので、巻回物の重量が大きい場合であっても、巻回物包装体の組立を容易に行うことができる。
上記第１の支持態様において、前記溝のうち少なくとも前記停止面を覆う弾性体が、交換可能に取り付けられているのが好ましい。
上記のような弾性体が端壁に交換可能に取り付けられていれば、包装すべき巻回物のコアの外径が多少変化しても十分な保持が可能になる。弾性体の端壁への取付は、例えば溝の側面と弾性体とを嵌合可能な相補的な形状を有するものとすることによって、交換可能に行いうる。
また、上記の場合、前記停止面が凹凸を有しているのがより好ましい。停止面の凹凸でコアの周方向における弾性体の変形量に強弱がつき、それによってコアの外形が変化した場合の保持力を向上させることができるからである。
上記第１の支持態様において、前記溝の外側部分に、前記コアの長さ方向の移動を阻止する壁が、前記溝の幅を狭めるように形成されているのが好ましい。
上記構成によれば、弾性体がコアの滑りを止めるとともに、溝の幅を狭める上記壁でコアの端部が端壁の溝から外に飛び出すのを防止するので、巻回材料が端壁にぶつかって破損したり変形したりするのを防止することができる。
上記第１の支持態様において、前記主体部の内面の両側部下端に、前記２本の下部ビームの端部を嵌め込むための穴があけられている場合がある。
上記構成の場合、端壁の穴に下部ビームの端部を嵌め込むだけでよいので、組立が簡単である。
上記の場合において、前記主体部の内面に、前記下部ビームの端部を受ける突起が形成されているのが好ましい。
上記のような凸部が穴の下縁部に形成されていれば、該凸部に下部ビームの端部を載せておいてから、下部ビームをスライドさせることにより、穴に下部ビームを挿入することができ、作業が行い易くなる。
この発明の巻回物包装用端壁における第２の支持態様として、前記コアが、両端が開口した筒状のものであって、前記支持手段が、前記コアの端部内に挿入し得るように前記主体部の内面に形成された支持用凸部よりなる場合もある。
上記第２の支持態様は、コアが筒状であってそのほぼ全長にわたって巻回材料が巻かれている巻回物に対して、特に適用される。この支持態様の場合、巻回物を宙吊りしたまま組立が行えるので、巻回物の表面を傷つけず、効率良く組み立てることができる。
第２の支持態様において、前記２本の下部ビームの端部を差し込み得るように前記端壁の下端または側縁から前記主体部の両側部下端まで達する２つのノッチが形成され、前記２つのノッチに差し込まれた前記２本の下部ビームの端部が、係留手段によって前記端壁に留められるようになっているのが好ましい。
上記構成によれば、巻回物とともに宙吊りされた状態の端壁に、２本の下部ビームの端部を容易に取り付けることができる。
また、この発明は、以下のような巻回物包装体にも関する。即ち、この発明による巻回物包装体は、コアに巻回材料が巻き付けられてなる巻回物と、先に詳述したこの発明による１対の巻回物包装用端壁であって前記巻回物の両端に配置されかつ支持手段によって前記コアの両端部を支持しているものと、前記１対の端壁の下部どうしを連結している２本の下部ビームとを備えているものである。
上記の巻回物包装体によれば、巻回物の重量が大きい場合やパレットの規格に合わない長さを有する場合であっても、例えばフォークリフトの爪のような荷役車両の昇降可能な積載手段を下部ビームの下方の空間に差し込んで直接運搬することが可能であり、荷扱いを容易に行いうる。
この発明による巻回物包装体において、前記２本の下部ビームが、互いに向かい合うように突出した水平壁部を有しており、これらの水平壁部に、板状の底カバーがまたがって載せられている場合がある。
上記の場合、巻回物の下方に底カバーを容易に配置することができ、該カバーによって、搬送中に巻回物の下部が汚れたり破損したりすることを防止することが可能である。なお、巻回物の汚染や破損を防止するために、好ましくは、この発明による巻回物包装体に、前記底カバーに加えて、巻回物の両側部および上部を覆う箱状または袋状のカバーが被せられる。
この発明による巻回物包装体において、さらに、前記１対の端壁の上部どうしを連結している２本の上部ビームを備えている場合がある。
上記の場合、上部ビームにより端壁の傾きを止めて、巻回物包装体の形態保持機能を向上させることができる。
一方、この発明による巻回物包装体において、さらに、前記１対の端壁の上部と前記２本の下部ビームとを連結している少なくとも２本の筋交いを備えている場合もある。
上記の場合、筋交いにより端壁の傾きを止めて、巻回物包装体の形態保持機能を向上することができる。しかも、巻回物の長さに係わらず筋交いの形状を共通化できるという効果がある。
また、この発明には、コアの長さ中間部に巻回材料が巻き付けられてなる巻回物を、上記第１の支持態様を備えたこの発明による１対の巻回物包装用端壁を用いて包装する方法が含まれる。この方法は、前記巻回物を吊り上げておくとともに、前記１対の端壁を２本の下部ビームによって連結することにより自立状態に保持する第１の工程と、前記巻回物を前記コアの両端部が前記１対の端壁の溝に挿入されるように吊り降ろして、前記コアの両端部を前記１対の端壁の溝の停止面に載置する第２の工程とを備えているものである。
上記の組立方法によれば、巻回物を宙吊りにした状態で端壁と下部ビームとの組み付けを行う必要がないので、作業効率を向上させることができる。
この発明による巻回物の組立方法において、前記第１の工程が、さらに、前記１対の端壁にこれらの自立状態を補強するための補助具を取り外し可能に取り付けておくことを含んでおり、前記第２工程の後工程として、前記補助具を前記１対の端壁から取り外す第３工程をさらに備えている場合がある。
上記の場合、補助具によって２枚の端壁の自立状態を補強することで、巻回物を吊り下ろしたときに作業効率を上げることができる。
さらに、この発明には、以下のような第２ないし第７の巻回物包装用端壁が含まれる。これらの巻回物包装用端壁は、両端が開口した筒状のコアに巻回材料が巻き付けられてなる巻回物の両端部それぞれに配置されて前記巻回物を包装するものであって、プラスチックよりなり、前記コアの端部内に挿入し得る支持用凸部を内面に有しているものに関する。
まず、この発明による第２の巻回物包装用端壁は、前記支持用凸部が、筒状であって、その上部の肉厚が側部および下部の肉厚よりも厚くなるように形成されているものである。
上記第２の端壁によれば、コアから受ける応力が集中する支持用凸部の上部を、端壁の成形に必要な樹脂の総重量の増加を抑制しつつ、耐久性のあるものとすることができる。
この発明による第３の巻回物包装用端壁は、前記支持用凸部が、筒状であって、花弁型の横断面を有しているものである。
上記第３の端壁によれば、コアの内径の製造におけるロット内のばらつきを、支持用凸部の外周の張り出しで吸収して、コアを支持用凸部に嵌まり易くすることができる。
この発明による第３の巻回物包装用端壁において、前記凸部は、先端が付け根よりも細くなっているとともに、先端に近い程、横断面を外周の最大半径と最小半径との中央値を半径とする円で区画した場合に前記円よりも内側に位置する部分の割合が大きくなっているのが好ましい。
上記構成によれば、支持用凸部は、その先端が細くなり、先端ほど肉厚が薄い部分が多くなるので、さらにコアの端部に嵌め込みやすくなる。
この発明による第４の巻回物包装用端壁は、前記支持用凸部の外周面に、複数の環状突起が環節のように形成されているものである。
上記第４の端壁によれば、筒状コアとして紙管のような柔らかいものを用いた場合に、環状突起が筒状コア内面に食い込み、搬送中に支持用凸部から巻回物が抜けるのを防止することができる。また、筒状コアが回転しても、筒状コアの内面を傷めにくいという効果もある。
この発明による第５の巻回物包装用端壁は、前記支持用凸部の外周面に、複数のドーム状の突起が形成されているものである。
上記第５の端壁によれば、筒状コアとして紙管のような柔らかいものを用いた場合に、ドーム状の突起が筒状コア内面に食い込み、搬送中に支持用凸部から巻回物が抜けるのを防止する効果が有る。また、筒状コアが回転方向あるいは長さ方向に滑っても筒状コアの内面を傷めにくいという効果もある。
この発明による第６の巻回物包装用端壁は、前記支持用凸部の付け根付近に、補強用リブが形成されているものである。
上記第６の端壁によれば、支持用凸部の付け根部分の補強を行っているリブで支持用凸部付け根に掛かる荷重を支えることができ、支持用凸部付け根の樹脂が白化するなどの劣化を防止できるという効果がある。
この発明による第７の巻回物包装用端壁は、前記支持用凸部が、内外２重の周壁を有しているとともに、内周壁と外周壁との間に補強用リブが形成されているものである。
上記第７の端壁によれば、支持用凸部がリブを間に配した２重壁構造になっていることにより、凸部内面を棒状物で支える場合にも支持用凸部にコアから荷重が掛かる場合にも、支持用凸部およびその付け根が破損し難くなるという効果がある。The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and in particular, a wound product package, an end wall for a wound product package, and a wound product that can be efficiently handled by a cargo handling vehicle such as a forklift. It aims at providing the assembly method of a package.
The wound packaging end wall according to the present invention is disposed at each end of a wound product in which a wound material is wound around a core and wraps the wound product, and is made of plastic, A main body having support means for supporting the end of the core at the center and connecting the ends of the two lower beams connecting the paired end walls to the lower ends of both sides; and from the lower end of the main body A leg portion extending downward, and the leg portion has a height that can form a space for inserting a loading means that can lift and lower a cargo handling vehicle below the two lower beams. It is what.
A wound package body in which a wound object is packaged using the end wall and the lower beam is inserted into a space below the lower beam, for example, a loading means that can lift and lower a cargo handling vehicle such as a forklift claw. It can be transported directly. In other words, according to the end wall for wrapped product packaging of the present invention, a pallet is used as in the prior art even for a wound product having a heavy weight or a wound product having a length that does not meet the pallet standard. And can be packaged so that it can be directly transported by a forklift or the like.
In the wound product end wall according to the present invention, it is preferable that the leg portion has a height of 50 mm or more.
If the height of the leg portion is 50 mm or more, it becomes possible to insert the claws of a forklift that is most commonly used as a cargo handling vehicle equipped with a stacking means that can be moved up and down, below the two lower beams.
In the wound packaging end wall according to the present invention, the main body portion is substantially square, and the support means is such that the center axis of the core supported by the means and the center of the main body portion substantially coincide with each other. It is preferable that they are formed at various positions.
According to the above configuration, by supporting the core at the center of the square main body, the area of the end wall can be suppressed with respect to the winding diameter of the wound article to be conveyed, and the transportation efficiency can be increased.
In the wound packaging end wall according to the present invention, the main body portion and the leg portion may be integrally formed.
If the end wall is integrally formed of plastic as described above, the number of parts can be reduced and the cost can be reduced.
On the other hand, the wound packaging end wall according to the present invention may be formed by joining the main body member constituting the main body portion and one or more leg members constituting the leg portion to each other. is there.
In the above case, the main body member and the leg member are joined and integrated to be used for direct conveyance of the wound package by a forklift or the like, and the wound material is used as in the prior art using only the main body member. The form used for transporting the package in units of pallets can be properly used.
As a first support mode of the end wall for wrapped article packaging according to the present invention, the winding material is wound around the intermediate length of the core, and the support means inserts the end of the core from above. In some cases, it may be formed of a groove formed downward from the upper end of the main body and having a stop surface for placing the end of the core.
In the case of the first support mode, the wound material is first lifted and the two end walls are held upright by the lower beam, and then the wound material is lowered to lower the wound material. Since the end of the core is placed on and supported by the stop surface of the groove on the end wall, the wound package can be easily assembled even when the weight of the wound is large. .
The said 1st support aspect WHEREIN: It is preferable that the elastic body which covers the said stop surface at least among the said grooves is attached so that replacement | exchange is possible.
If the elastic body as described above is attached to the end wall so as to be replaceable, sufficient holding is possible even if the outer diameter of the core of the wound article to be wrapped changes somewhat. The attachment of the elastic body to the end wall can be performed interchangeably, for example, by having a complementary shape that allows the side surface of the groove and the elastic body to be fitted.
In the above case, it is more preferable that the stop surface has irregularities. This is because the amount of deformation of the elastic body in the circumferential direction of the core increases and decreases due to the unevenness of the stop surface, thereby improving the holding force when the outer shape of the core changes.
In the first support mode, it is preferable that a wall for preventing movement of the core in the length direction is formed on the outer portion of the groove so as to narrow the width of the groove.
According to the above configuration, the elastic body stops the core from sliding, and the end of the core is prevented from jumping out of the end wall groove by the wall that narrows the width of the groove. It can be prevented from being damaged or deformed by collision.
In the first support mode, a hole for fitting the end portions of the two lower beams may be formed at the lower ends of both side portions of the inner surface of the main body portion.
In the case of the above configuration, it is only necessary to fit the end portion of the lower beam into the hole of the end wall, so that the assembly is simple.
In the above case, it is preferable that a projection for receiving the end of the lower beam is formed on the inner surface of the main body.
If the above convex part is formed at the lower edge of the hole, the lower beam is inserted into the hole by placing the end of the lower beam on the convex part and then sliding the lower beam. Can be performed easily.
As a second support mode of the end wall for wound article packaging of the present invention, the core is cylindrical with both ends open, and the support means can be inserted into the end of the core. In some cases, the main body portion may include a supporting convex portion formed on the inner surface.
The second support mode is particularly applied to a wound product in which the core is cylindrical and the wound material is wound over substantially the entire length thereof. In the case of this support mode, assembling can be performed while the wound object is suspended in the air, so that the surface of the wound object can be efficiently assembled without being damaged.
In the second support mode, two notches are formed from the lower end or side edge of the end wall to the lower ends of both side portions of the main body so that the ends of the two lower beams can be inserted. It is preferable that the end portions of the two lower beams inserted into the end wall are fastened to the end wall by mooring means.
According to the said structure, the edge part of two lower beams can be easily attached to the end wall of the state suspended with the winding material.
The present invention also relates to the following wound product package. That is, a wound product package according to the present invention includes a wound product in which a wound material is wound around a core, and a pair of wound product packaging end walls according to the present invention described in detail above. It is provided at both ends of the article and supports both ends of the core by supporting means, and two lower beams connecting the lower portions of the pair of end walls. is there.
According to the above-described wound package, even when the weight of the wound material is large or when the length does not meet the pallet standard, for example, a loadable vehicle such as a forklift claw can be lifted and lowered. The means can be inserted directly into the space below the lower beam and transported directly, so that handling can be easily performed.
In the wound package according to the present invention, the two lower beams have horizontal wall portions protruding so as to face each other, and a plate-like bottom cover is placed on the horizontal wall portions. There may be.
In the above case, the bottom cover can be easily disposed below the wound object, and the cover can prevent the lower part of the wound object from being soiled or damaged during conveyance. In order to prevent contamination and breakage of the wound product, preferably, in the wound product package according to the present invention, in addition to the bottom cover, a box shape or a bag shape covering both sides and the upper portion of the wound product. Cover.
The wound package according to the present invention may further include two upper beams that connect the upper portions of the pair of end walls.
In the above case, it is possible to improve the shape holding function of the wound package by stopping the inclination of the end wall by the upper beam.
On the other hand, the wound package according to the present invention may further include at least two braces connecting the upper portions of the pair of end walls and the two lower beams.
In the above case, it is possible to improve the shape holding function of the wound package by stopping the inclination of the end wall by bracing. Moreover, there is an effect that the bracing shape can be made common regardless of the length of the wound material.
Further, the present invention provides a wound product in which a wound material is wound around an intermediate portion of the length of the core, and a pair of wound product packaging end walls according to the present invention having the first support mode. Includes methods of packaging using. In this method, the wound object is lifted and the pair of end walls are connected to each other by two lower beams to hold the wound object in a self-supporting state, and the wound object is attached to the core. A second step of suspending both ends so as to be inserted into the grooves of the pair of end walls, and placing both ends of the core on the stop surfaces of the grooves of the pair of end walls. It is what.
According to the above assembling method, it is not necessary to assemble the end wall and the lower beam in a state where the wound object is suspended in the air, so that the working efficiency can be improved.
In the method of assembling a wound article according to the present invention, the first step further includes detachably attaching an auxiliary tool for reinforcing these self-supporting states to the pair of end walls. In some cases, the method further includes a third step of removing the auxiliary tool from the pair of end walls as a subsequent step of the second step.
In the above case, the work efficiency can be increased when the wound object is suspended by reinforcing the self-supporting state of the two end walls with the auxiliary tool.
Further, the present invention includes the following second to seventh wound product packaging end walls. These wound packaging end walls are arranged at both ends of a wound product in which a wound material is wound around a cylindrical core having both ends opened, and wrap the wound product. Further, the present invention relates to a material made of plastic and having a support convex portion on the inner surface which can be inserted into the end portion of the core.
First, the second roll packaging end wall according to the present invention is formed so that the supporting convex portion is cylindrical and the thickness of the upper portion is thicker than the thickness of the side portion and the lower portion. It is what has been.
According to the second end wall, the upper portion of the supporting convex portion where stress received from the core concentrates is made durable while suppressing an increase in the total weight of the resin necessary for molding the end wall. be able to.
In the third end-wrapping packaging end wall according to the present invention, the supporting convex portion is cylindrical and has a petal-shaped cross section.
According to the third end wall, the variation in the lot in the production of the inner diameter of the core can be absorbed by the overhang of the outer periphery of the supporting convex portion, and the core can be easily fitted into the supporting convex portion.
In the third roll packaging end wall according to the present invention, the convex portion has a tip that is thinner than the root, and the closer to the tip, the median of the maximum radius and the minimum radius of the outer periphery. It is preferable that the ratio of the portion located on the inner side of the circle is larger when it is partitioned by a circle having a radius of.
According to the above configuration, the support convex portion has a thin tip, and a portion with a smaller thickness is formed at the tip, and therefore, the support convex portion is more easily fitted into the end of the core.
In the fourth end wall for wrapped article packaging according to the present invention, a plurality of annular protrusions are formed like ring nodes on the outer peripheral surface of the supporting convex portion.
According to the fourth end wall, when a soft material such as a paper tube is used as the cylindrical core, the annular protrusion bites into the inner surface of the cylindrical core, and the wound material comes out of the supporting convex portion during conveyance. Can be prevented. Moreover, even if the cylindrical core rotates, there is an effect that the inner surface of the cylindrical core is hardly damaged.
According to the fifth end-wrapping packaging end wall of the present invention, a plurality of dome-shaped protrusions are formed on the outer peripheral surface of the supporting convex portion.
According to the fifth end wall, when a soft material such as a paper tube is used as the cylindrical core, the dome-shaped protrusion bites into the inner surface of the cylindrical core, and the wound product from the supporting convex portion during conveyance. Has the effect of preventing the loss of Further, there is an effect that the inner surface of the cylindrical core is hardly damaged even if the cylindrical core slides in the rotation direction or the length direction.
In the sixth end-wrapping packaging end wall according to the present invention, reinforcing ribs are formed in the vicinity of the base of the supporting convex portion.
According to the sixth end wall, it is possible to support the load applied to the base of the support convex portion by the rib that reinforces the base portion of the support convex portion, and the resin of the base portion of the support convex portion is whitened. There is an effect that it is possible to prevent the deterioration of.
In the seventh roll packaging end wall according to the present invention, the supporting convex portion has double inner and outer peripheral walls, and reinforcing ribs are formed between the inner peripheral wall and the outer peripheral wall. It is what.
According to the seventh end wall, since the supporting convex portion has a double wall structure with ribs interposed therebetween, the supporting convex portion can be supported from the core even when the convex inner surface is supported by a rod-like object. Even when a load is applied, there is an effect that the supporting convex portion and the base thereof are hardly damaged.

図１は、本発明の第１実施形態による巻回物包装体の構成を示す斜視図である。
図２は、本発明の第１実施形態による巻回物包装用端壁の斜視図である。
図３は、本発明の第１実施形態による巻回物包装用端壁の他の構成を示す斜視図である。
図４は、図３の巻回物包装用端壁における停止面近傍の部分正面図である。
図５は、本発明の第２実施形態よる巻回物包装体の組立図である。
図６は、本発明の第２実施形態よる巻回物包装体の構成を示す組立図である。
図７は、本発明の第２実施形態による巻回物包装用端壁の斜視図である。
図８は、本発明の第２実施形態における支持用凸部の構成を示すものであって、図７のＶＩＩＩ−ＶＩＩＩ線に沿う部分断面図である。
図９は、本発明の第２実施形態による巻回物包装用端壁の斜視図である。
図１０は、本発明の第２実施形態におけるノッチ近傍の部分断面図である。
図１１は、本発明の第２実施形態における支持用凸部の他の構成を示す部分背面図である。
図１２は、本発明の第２実施形態における支持用凸部の他の構成を示す部分断面図である。
図１３は、本発明の第２実施形態における支持用凸部の他の構成を示す部分断面図である。
図１４は、本発明の第２実施形態における支持用凸部の他の構成を示す部分正面図である。
図１５は、本発明の第２実施形態における支持用凸部の他の構成を示す部分平面図である。
図１６は、本発明の第２実施形態における支持用凸部の他の構成を示す部分平面図である。
図１７は、本発明の第２実施形態における支持用凸部の他の構成を示す部分平面図である。
図１８は、本発明の第３実施形態における巻回物包装体の構成を説明するための組立図である。
図１９は、本発明の第４実施形態による巻回物包装体の構成を示す斜視図である。
図２０は、本発明の第４実施形態における巻回物包装体の構成を説明するための組立図である。FIG. 1 is a perspective view showing a configuration of a wound product package according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of an end wall for wrapping a wound article according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view showing another configuration of the end wall for wrapped article packaging according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a partial front view in the vicinity of a stop surface of the end wall for wrapped article packaging in FIG. 3.
FIG. 5 is an assembly view of a wound product package according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is an assembly diagram showing the configuration of the wound product package according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a perspective view of an end wall for wrapped product packaging according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a partial cross-sectional view taken along line VIII-VIII in FIG. 7, showing the configuration of the supporting convex portion in the second embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a perspective view of an end wall for wrapped product packaging according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a partial cross-sectional view of the vicinity of the notch in the second embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a partial rear view showing another configuration of the supporting convex portion in the second embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a partial cross-sectional view showing another configuration of the supporting convex portion in the second embodiment of the present invention.
FIG. 13: is a fragmentary sectional view which shows the other structure of the convex part for support in 2nd Embodiment of this invention.
FIG. 14 is a partial front view showing another configuration of the supporting convex portion in the second embodiment of the present invention.
FIG. 15 is a partial plan view showing another configuration of the supporting convex portion in the second embodiment of the present invention.
FIG. 16 is a partial plan view showing another configuration of the supporting convex portion in the second embodiment of the present invention.
FIG. 17 is a partial plan view showing another configuration of the supporting convex portion in the second embodiment of the present invention.
FIG. 18 is an assembly diagram for explaining a configuration of a wound product package according to the third embodiment of the present invention.
FIG. 19 is a perspective view showing a configuration of a wound product package according to the fourth embodiment of the present invention.
FIG. 20 is an assembly diagram for explaining a configuration of a wound product package according to the fourth embodiment of the present invention.

（第１実施形態）
本発明の第１実施形態による巻回物包装体について図１〜図５を用いて説明する。
図１は第１実施形態による巻回物包装体の構成を示す斜視図である。図１において、巻回物包装体１は、巻回物２と、巻回物２の両端に配置された２枚のプラスチック製の端壁３と、２枚の端壁３の下部間に渡された２本のスチール製中空の下部ビーム４と、２枚の端壁３の上端部３ａに掛け渡された２本の上部ビーム５とを備えて構成されている。
巻回物包装体１は、その包装を補強する目的でポリプロピレンバンド（以下ＰＰバンドという）６で縛られている。このＰＰバンド６により巻回物包装体１を結わえる方法は、輸送対象である巻回物の種類や重量などの条件の違いに応じて変更される。
巻回物２としては、６インチの内径を有する厚さ１０ｍｍ〜２０ｍｍの紙製のコア２ａの長さ中間部に磁気テープ用プラスチックフィルム２ｂがロール状に巻き付けられてなるものが例として挙げられる。このような巻回物２の重量としては、１００ｋｇ〜６００ｋｇを主な対象としている。
非常に重いこのような巻回物２をフォークリフトにより運搬するため、下部ビーム４には鋼管が適している。
図２は、巻回物包装体１の構成要素である巻回物包装用の端壁３の構成を示す斜視図である。
端壁３は、プラスチック製であり、高さが幅に比べて９０ｍｍ長く形成されている。ここで、端壁３の高さは上端部３ａと下端部３ｂとの間の長さである。例えば、幅が７００ｍｍで高さが７９０ｍｍ、あるいは幅が５５０ｍｍで高さが６４０ｍｍなどである。端壁の厚さは３０〜６０ｍｍ程度が一般的である。言い換えれば、端壁３は、正方形の主体部３１と、主体部３１の両側部下端から下方にのびる２つの脚部３２とを備えており、脚部は９０ｍｍの高さを有している。主体部３１は、例えば、一辺の長さが７００ｍｍまたは５５０ｍｍである。
端壁３の上端部３ａから下方に向けて溝（支持手段）３ｃが形成されている。溝３ｃの底部には、コア２ａの端部が載置される停止面が形成されている。溝３ｃの停止面には両端がＬ字型に折れ曲がった弾性体７が取り付けられている。溝３ｃの幅は、巻回物２が配置されるとは反対側、即ち、外側が壁３ｄによって狭くなっている。溝３ｃの停止面に弾性体７の両端が嵌め込まれるスリット３ｅが形成されている。ここでは、スリット３ｅで嵌合部を形成したが、例えば円形の凹部など他の形状であってもよい。また形成される場所も弾性体７の端部に限られず、中央部その他の場所であってもよいが、巻回物２のコア２ａの端部の載置などの際に弾性体７が取れないようにするために端に設けられていることが好ましい。
また、溝３ｃの停止面に巻回物２のコア２ａの端部を載置したとき、コア２ａが上端部３ａを一辺とする正方形の略中央にくるように、溝３ｃが形成されている。即ち、巻回物２の側から見て、端壁３は上端部３ａを一辺とする正方形の下部を下端部３ｂまで９０ｍｍ延長した形状となっている。弾性体７としては、例えば硬質ゴム等のエラストマーや発泡プラスチック等がある。
下部ビーム４を取り付けた場合に端壁３の下端部３ｂから９０ｍｍの高さに下部ビーム４の底面が位置するように、穴３ｆが形成されている。即ち、正方形の主体部３１の両端部下端に、下部ビーム４の端部が嵌め込まれる穴３ｆが形成されている。穴３ｆと端壁３の側面との距離は、下部ビーム４のねじれによって割れを生じない強度を持たせるよう設定される。端壁３の内面には、穴３ｆの底面を延長するように突起３ｇが形成されている。突起３ａの上に下部ビーム４の端部を置き、下部ビーム４を滑らせて穴３ｆに入れることができる。
下部ビーム４の底面が端壁３の下端部３ｂから５０ｍｍ以上のレベルにあれば、下部ビーム４の下方にフォークリフトの爪が入るが、ハンドリフトなどの使用も考慮すると８０ｍｍ以上が好ましく、さらに床の凹凸を考慮した場合、９０ｍｍ以上であることが好ましい。
端壁３の上端部３ａの両側には、上部ビーム５を嵌め込むためのノッチ３ｈが形成されている。ノッチ３ｈの底面には、上部ビーム５の下面の端部に形成された凹部５ａに嵌まり込む凸部３ｉが形成されている。ノッチ３ｈに上部ビーム５を嵌め込むことにより、端壁３が前後に傾くのを防止することができる。
図３は、図２に示したノッチ３ｈの他の態様を示す図である。図３に示すノッチ３ｈａは、巻回物２が配置される側とは反対側が壁によって塞がっている。この場合、凸部３ｉを設けなくても端壁３が巻回物２の側に倒れかかるのを防止することができる。
端壁３は、巻回物２が配置される側の面、即ち内面に、平面形状が三角形の台部と台部から飛び出した円柱状の突起とよりなるロック機構３ｋを備えている。ロック機構３ｋの円柱状突起は、端壁３のみを重ねて輸送する際に、他の端壁３の外面に形成されている円形の凹部３ｎに嵌め込むことにより、複数重ねた端壁３がずれるのを防止することができる。ロック機構３ｋの三角形の台部は、端壁３が複数枚重ねられた際にスペーサとしての役割を果たす。
また、端壁３の両側面の上部および下部には、ＰＰバンド６を結わえる際のＰＰバンド６の抜けを防止するための窪み３ｍが形成されている。下側の窪み３ｍは、ＰＰバンド６によってフォークリフトの爪の差し込みが邪魔されないように、下部ビーム４の下面よりも高い位置に形成される。
なお、図２または図３に示した溝３ｃの停止面は断面Ｕ字型の滑らかな側面を有している。この場合、巻回物２のコア２ａには、弾性体７から比較的均一な力が加わる。一方、図４に示す溝３ｃａの停止面には凹凸が形成されている。図４のように停止面に凹凸をつけることにより、凹凸の上にある弾性体７の変形量が多くなり、グリップ力も向上する。そのため、コア２ａの厚みの種類によるコア径のバリエーションにも対応し易くなる。なお、スリット３ｅａは図２に示すスリット３ｅと同様の働きをするものである。
次に、巻回物包装体の組立について図５を用いて説明する。
図５に示すように、先ず、２枚の端壁３を下部ビーム４で接続し、２枚の端壁３を自立させる。さらに、補助具２０を端壁３の側面に取り付けることにより自立した状態を確実に保持させる。次に、金属棒８を巻回物２のコア２ａ内に差込み、金属棒８の両端にベルト９を掛けて巻回物２を吊り上げる。そして、巻回物２を下ろして端壁３の溝３ｃにコア２ａの端部を載置して、２枚の端壁３により巻回物２を支える。次に、上部ビーム５の端部を端壁３のノッチ３ｈに嵌め込む。最後に、ベルト９を緩めて金属棒８を抜く。その後、ＰＰバンド６で巻回物包装体１を結わえたり、巻回物包装体１をプラスチック製の袋で覆うなどの処置を行う。
なお、上記第１実施形態では、端壁３の面のうち、巻回物２が配置される側とは反対側にある面では、例えば特許第２６３９５１２号公報にあるように、プラスチックの使用量を減らすため多数の凹みを作りリブを形成するようにしてもよい。
（第２実施形態）
次に、この発明の第２実施形態による巻回物包装体について図６〜図１７を用いて説明する。
図６は第２実施形態による巻回物包装体の構成を示す組立図である。図６において、巻回物包装体１１は、巻回物１２と、巻回物１２の両端に配置された２枚のプラスチック製の端壁１３と、２枚の端壁１３の間に渡された２本のスチール製中空の下部ビーム１４と、２枚の端壁１３の上端部に掛け渡された２本の上部ビーム１５とを備えて構成されている。ベルト１９は巻回物包装体１１の組立にのみ使用されるものであり、巻回物包装体１１の構成要素ではない。
巻回物２としては、３インチの内径を有する厚さ数ｍｍ〜２０ｍｍの紙製のコア１２ａに磁気テープ用プラスチックフィルム１２ｂがロール状に巻き付けられてなるものが例として挙げられる。このような巻回物１２の重量としては、１００ｋｇ〜４００ｋｇを主な対象としている。
図７は、巻回物包装体１１の構成要素である巻回物搬送用の端壁１３の構成を示す斜視図である。
端壁１３は、プラスチック製であり、高さが幅に比べて９０ｍｍ長く形成されている。ここで、端壁１３の高さは上端部１３ａと下端部１３ｂとの間の長さである。例えば、幅が７００ｍｍで高さが７９０ｍｍ、あるいは幅が５５０ｍｍで高さが６４０ｍｍなどである。端壁１３の厚さは３０ｍｍ〜６０ｍｍが一般的である。つまり、端壁１３は、正方形の主体部１３１と、主体部１３１の両側部下端から下方にのびる２つの脚部１３２とを備えており、脚部は９０ｍｍの高さを有している。主体部１３１は、例えば、一辺の長さが７００ｍｍまたは５５０ｍｍである。
端壁１３の上端部１３ａの両側には上部ビーム１５を嵌め込むためのノッチ１３ｈａが形成されている。ノッチ１３ｈａは、巻回物１２が配置されるとは反対側が壁によって塞がっている。この場合、上部ビーム１５の端面がノッチ１３ｈａの壁に当たるため、端壁１３が巻回物１２の側に倒れかかるのを防止することができる。
なお、ノッチ１３ｈａに代えて、図２に示すようなノッチ３ａと同様の形状と上部ビーム５との組み合わせを用いても良い。
端壁１３は、巻回物１２が配置される側の面、即ち内面に、平面形状が三角形の台部と台部から飛び出した円柱状の突起とよりなるロック機構１３ｋを備えている。このロック機構１３ｋの円柱状突起は、端壁１３のみを重ねて輸送する際に、他の端壁１３の外面に形成されている円形の凹部１３ｕに嵌め込むことにより、複数重ねた端壁１３がずれるのを防止することができる。ロック機構１３ｋの三角形の台部は、端壁１３が複数枚重ねられた際にスペーサとしての役割を果たす。
また、端壁１３の両側面の上部および下部には、ＰＰバンドを結わえる際のＰＰバンドの抜けを防止するための窪み１３ｍが形成されている。下側の窪み１３ｍは、ＰＰバンドによってフォークリフトの爪の差し込みが邪魔されないように、下部ビーム１４の下面よりも高い位置に形成される。
端壁１３の上端部１３ａを一辺とする正方形の略中央部に、円筒状の支持用凸部１３ｐが形成されている。即ち、巻回物１２の側から見て、端壁１３は上端部１３ａを一辺とする正方形の下部を下端部１３ｂまで９０ｍｍ延長した形状となっている。
支持用凸部１３ｐは、筒状であって、外周に弧状に張り出した部分が複数形成されている花弁型の横断面を有している。より詳細に説明すると、凸部１３ｐは、図８に示すように、内周が真円であるのに対し外周が鉛直方向と水平方向に対してそれぞれ４５°ずれた個所が凹むことにより周方向の肉厚が９０°の周期で変化している。このように鉛直方向と水平方向で支持用凸部１３ｐの外周の一部が張り出していることによりコア１２ａの端部に挿入し易くなる。しかし、凸部１３ｐの外周の張り出しがなだらかなため、紙管などをコアとして用いる場合にコア内面が傷つくことにより生じる粉状の異物の発生を抑えることができる。支持用凸部の横断面は、外周の張り出し部分がなだらかな弧状の花弁型であれば特に限定されないが、一般的には、花弁の数が、３〜１０程度、好ましくは４〜８程度の花弁型となされる。また、支持用凸部は、図８に示すように外周の張り出し部分を周方向に連続して形成する他、中心からの距離が一定となる円弧部分を間に置いて断続的に形成するようにしてもよい。また、支持用凸部の横断面は、全ての張り出し部分の曲率を同じとしたものには限定されず、例えば、曲率の異なる２種類の張り出し部分を交互に形成したものであってもよい。
図９は、図７に示す円筒状の支持用凸部１３ｐが形成されている端壁１３の面と反対側の面、即ち外面が表されている斜視図である。円形の穴１３ｒは、複数枚端壁１３を重ねたときに他の端壁１３の支持用凸部１３ｐが嵌まるように設けられている。また、端壁１３の四隅にある穴１３ｕには他の端壁１３のロック機構１３ｋの円柱状の突起が嵌まる。円形の穴１３ｒの周囲には同心円状と放射状のリブ１３ｓが形成されている。
下部ビーム１４の端部を入れた場合に端壁１３の下端部１３ｂから９０ｍｍの高さに下部ビーム１４の底面が位置するようにノッチ１３ｎが形成されている。ノッチ１３ｎと端壁１３の側面との距離は下部ビーム１４のねじれによって割れを生じない強度を持たせるよう設定される。図１０は、ノッチ１３ｎ近傍の部分断面図である。ノッチ１３ｎの中には、下端部１３ｂから９０ｍｍの高さで下部ビーム１４を留めることができるよう、係留手段としてかんぬき１３ｑが設けられている。かんぬき１３ｑにより、下部ビーム４の出し入れを自在に行える。かんぬき１３ｑは、端壁１３における脚部１３２の上端にノッチ１３ｎと直交するようにあけられた横穴１３ｙに嵌め入れられている。かんぬき１３ｑは、図１０に示した比較的短いものに限らず、例えば横穴１３ｙとほぼ同じ長さを有するものであってもよい。なお、係留手段は、ここで示したかんぬき１３ｂに限られるものではなく、ＰＰバンドで留めるための機構を設けるなどしてもよく、下部ビーム１４を着脱自在に支えることができればよい。また、この実施形態では、支持用凸部１３ｐを有する端壁１３への下部ビーム４の取付手段としてノッチ１３ｎおよびかんぬき１３ｑが用いられているが、第１実施形態と同様に、端壁１３の内面に穴をあけてこの穴に下部ビーム４の端部を嵌め込むようにしてもよい。一方、これとは逆に、第１実施形態、即ち、コアの端部を支持するための溝を有する端壁への下部ビームの取付手段として、この実施形態と同様のノッチおよびかんぬき（係留手段）を用いることも可能である。
図１１は、支持用凸部の他の構成を示す端壁の背面図であり、図１２は図１１に示す支持用凸部近傍の部分断面図である。
この円筒状の支持用凸部１３ｐａの特徴は、リブ１３ｔａが支持用凸部１３ｐａと端壁１３の内面１３ｗとの境界部分、即ち支持用凸部１３ｐａの付け根の部分に形成されている点にある。１枚の端壁１３の支持用凸部１３ｐａには巻回物１２の荷重の半分が掛かるが、輸送時の振動を考慮するとさらに大きな荷重に耐えることが要求される。このような巻回物１２を支持する荷重が支持用凸部１３ｐａの上側部とその付け根に集中する。図１２に示すようにリブ１３ｔａが支持用凸部１３ｐａと内面１３ｗの境界部分に形成されることにより、集中する荷重に対して十分な補強を行い易くなる。
また、円筒状の支持用凸部１３ｐａの他の特徴として、支持用凸部１３ｐａには外周部および内周部を合わせて２重に周壁を設けた２重構造となっており、２重構造の間がリブ１３ｔａで補強されている点がある。２重構造として内面を平滑にしておくことで内面に埃などの異物が堆積し難くなり、２重構造により支持用凸部１３ｐａの耐荷重を向上できる。リブ１３ｔａは、内周壁と外周壁との間に、複数本放射状に形成されている。
図１３は、支持用凸部のさらに他の構成を示す支持用凸部近傍の部分断面図である。図１２の支持用凸部１３ｐａと比べた図１３に示す円筒状の支持用凸部１３ｐｂの特徴として、外周壁の上側部の肉厚が下側部よりも厚く形成されている点がある。上側部の肉厚を厚くすることにより支持用凸部１３ｐｂの耐荷重を向上できる一方、下側部を薄くすることで無用の重量増加を抑えている。
図１４は支持用凸部のさらに他の構成を示す部分正面図であり、図１５は部分平面図である。図１４および図１５に示す支持用凸部１３ｐｃは、図８に示す支持用凸部１３ｐと比べて周方向において肉厚の厚い部分の個所を４から８に増やすことにより、即ち、花弁の枚数が８である花弁型の横断面とすることにより、コアの端部に嵌め込みやすくなっている。そして、先端部５２ｃに近い方が付け根の部分５１ｃに近いところよりも、支持用凸部１３ｐｃの中心軸に垂直な平面における断面において、最も厚みの厚い部分と最も厚みの薄い部分との中央値よりも薄い部分の方が厚い部分よりも長くなっているように、即ち、横断面を外周の最大半径と最小半径との中央値を半径とする円で区画した場合に前記円よりも内側に位置する部分の割合が大きくなっているように形成されている。図１５において符号５３で示す破線が中央値と同じ肉厚を有する部分を結ぶ線である。つまり、支持用凸部１３ｐｃは、先端５２ｃに近い程、横断面を最も厚みの箇所の外径と最も厚みの薄い部分箇所の外径との中央値を直径とする円で区画した場合に前記円よりも内側に位置する厚みの薄い部分の割合が大きくなるように形成されている。
図１６は支持用凸部のさらに他の構成を示す部分平面図である。図１６に示す支持用凸部１３ｐｄは、先端部５２ｄに近い方が付け根の部分５１ｄよりも外周の径が小さくなるように形成されている。そして、支持用凸部１３ｐｄの外周面上に、複数のドーム状の突起５４が形成されている。このようなドーム状の突起５４により、例えば紙管よりなるコアに支持用凸部１３ｐｄを挿入する場合、挿入を容易にするとともに、一旦挿入されるとドーム状の突起５４が紙管の内面に食い込み、紙管が支持用凸部１３ｐｄから抜けるのを防止する効果がある。
図１７は支持用凸部のさらに他の構成を示す部分平面図である。図１７に示す支持用凸部１３ｐｅは、先端部５２ｅに近い方が付け根の部分５１ｅよりも外周の径が小さくなるように形成されている。そして、支持用凸部１３ｐｅの外周面上に、複数の環状突起５５が環節のように形成されている。このような環状突起５５により、例えば紙管よりなるコアに支持用凸部１３ｐｅを挿入する場合、挿入を容易にするとともに、一旦挿入されると環状突起５５が紙管の内面に食い込み、紙管が支持用凸部１３ｐｅから抜けるのを防止する効果がある。
次に、巻回物包装体の組立について図６を用いて説明する。
図６に示すように、先ず、ベルト１９で巻回物１２が懸垂されている状態で、２枚の端壁１３の支持用凸部１３ｐを巻回物１２のコア１２ａの両端にはめ込む。次に、２本の下部ビーム１４の端部を端壁１３のノッチ１３ｎに下から入れ込んで、かんぬき１３ｑで留める（図１０参照）。次に端壁１３の上端部のノッチ１３ｈａに２本の上部ビーム１５を嵌め込む。巻回物１２を床に下ろしてコア２ａからベルト１９を外すことにより、巻回物包装体１１ができる。
このように、巻回物１２を宙吊りしたまま組立が行えるので、巻回物１２の表面を傷つけず、効率良く組み立てることができる。
なお、上記第２実施形態では、端壁１３の面のうち、巻回物２が配置される側とは反対側にある面では、例えば特許第２６３９５１２号公報にあるように、プラスチックの使用量を減らすためさらに多数の凹みを作りリブ１３ｒ〜１３ｔのようなリブを全面に形成するようにしてもよい。
（第３実施形態）
次に、第３実施形態による巻回物包装体の構成を図１８を用いて説明する。第３実施形態による巻回物包装体２１は、巻回物２２と、巻回物２２の両端に配置された２枚のプラスチック製の端壁２３と、２枚の端壁２３の間に渡された２本のスチール製中空の下部ビーム２４と、２枚の端壁２３の上端部と２本の下部ビーム２４を繋ぐ筋交い２５とを備えて構成されている。ベルト２９は巻回物包装体２１の組立にのみ使用されるものであり、巻回物包装体２１の構成要素ではない。
第１実施形態の巻回物包装体１に比べて第３実施形態の巻回物包装体２１が異なるのは、上部ビーム５に代えて筋交い２５を用いて端壁２３を固定している点である。筋交い２５を用いることにより、巻回物２２の長さが代わっても所定長さ以上であれば下部ビーム２４を取り替えるだけで済むという利点がある。
（第４実施形態）
次に、本発明の第４実施形態による巻回物包装体について図１９および図２０を用いて説明する。図１９は、第４実施形態による巻回物包装体の構成を示す斜視図であり、図２０は、図１９の巻回物包装体（但し、巻回物、ＰＰバンドは省略）を分解して示す斜視図である。
図１９において、巻回物包装体３１０は、巻回物３２０と、巻回物３２０の両端に配置された２枚のプラスチック製の端壁３３と、２枚の端壁３３の下部間に渡された２本のスチール製中空の下部ビーム３４と、２枚の端壁３３の上端部に掛け渡された２本の上部ビーム３５とを備えている。
端壁３３は、主体部を構成する主体部材３３１と、脚部を構成する２つの脚部材３３２とを互いに接合することにより形成されている。
主体部材３３１は、正方形の板よりなり、その上端中央から下方に向かって溝３３ｃが形成されている。主体部材３３１の一辺の長さは例えば７００ｍｍまたは５５０ｍｍである。主体部材３３１の厚さは一般的に３０〜６０ｍｍである。溝３３ｃは、その停止面に巻回物３２０のコア（図示略）の端部を載置したとき、コアの中心軸と主体部材３３１の中心とがほぼ合致するような位置に形成されている。なお、図示は省略したが、第１〜第３実施形態と同様に、溝３３ｃの停止面を弾性体で覆うようにしても勿論よい。主体部材３３１の下面には、２つの嵌合用凹部が３３ａが形成されている。
脚部材３３２は、高さ９０ｍｍの方形状のブロックよりなり、その上面には、主体部材３３１の嵌合凹部３３ａに嵌め入れられる嵌合用凸部３３ｂが形成されている。脚部材３３２の下面には、ＰＰバンドを通すためのノッチ３３ｄが形成されている。なお、主体部材３３１と脚部材３３２との接合は、図１９に示すような凹凸嵌合に限定されず、例えば、両部材３３１，３３２の対向面のうち一方にあり溝を、同他方にありを形成して、両部材３３１，３３２の嵌合を水平方向から行うようにしてもよい。
下部ビーム３４は、垂直壁部３４１と、垂直壁部３４１の下縁から他方の下部ビーム３４に向かって突出した第１の水平壁部３４２と、垂直壁部３４１の下縁から第１の水平壁部３４２と反対側に突出した第２の水平壁部３４３とを備えた、倒立Ｔ字型の横断面を有するものである。この下部ビーム３４は、例えば、２つのＬ形鋼材の垂直壁部どうしを溶接することによって形成することができる。
主体部材３３１の下端部の両側には、下部ビーム３４の垂直壁部３４１を嵌め込むためのノッチ３３ｅが形成されている。ノッチ３３ｅの底面には、下部ビーム３４の垂直壁部３４１の端部に形成された凹部３４１ａに嵌まり込む凸部３３ｆが形成されている。主体部材３３１の下面の両側には、下部ビーム３４の２つの水平壁部３４２，３４３の端部の厚みを逃がすための凹部３３ｇが形成されている。凹部３３ｇに下部ビーム３４の２つの水平壁部３４２，３４３の端部が嵌まることにより、下部ビーム３４の下面と主体部材３３１の下面とがほぼ面一となる。
２つの下部ビーム３４の互いに向かい合う第１の水平壁部３４２には、板状の底カバー３６がまたがって載せられている。この底カバー３６によって、搬送中に巻回物３２０の下部が汚れたり破損したりするのが防止される。底カバー３６は、例えば段ボールによって形成される。
なお、下部ビーム３４は、図１９および図２０に示すような横断面倒立Ｔ型のものに代えて、垂直壁部および垂直壁部の下端から他方の下部ビームに向かって突出した水平壁部よりなる横断面Ｌ型のものとしてもよい。また、下部ビームは、第１〜第３実施形態で用いられているような中空角形のものであってもよい。
上部ビーム３５は、水平壁部３５１と、水平壁部３５１の両縁から下方に突出した２つの垂下壁部３５２，３５３とを備えた、チャンネル型の横断面を有するものである。上部ビーム３５の水平壁部３５１の両端部には、円形の穴３５１ａがあけられている。
主体部材３３１の上端部の両側には、上部ビーム３５の一方の垂下壁部３５２を嵌め込むためのノッチ３３ｈが形成されている。主体部材３３１の両側面の上端部には、上部ビーム３５の他方の垂下壁部３５３の厚みを逃がすための凹部３３ｉが形成されている。この凹部３３ｉに上部ビーム３５の他方の垂下壁部３５３の端部が嵌まることにより、上部ビーム３５の側面と主体部材３３１の側面とがほぼ面一となる。主体部材３３１の上端面の両側には、上部ビーム３５の穴３５１に嵌め込まれる横断面円形の突起３３ｊが形成されている。
巻回物包装体３１０には、方形箱状のカバー３７が被せられている。このカバー３７は、通常の段ボール箱から底フラップを除去したような構造を有している。このカバー３７によって、巻回物３２０の両側部および上部が覆われる。そして、このカバー３７の上から、巻回物包装体３１０の両端部がＰＰバンドによって縛られるようになっている。
第４実施形態の巻回物包装体３１０は、図１９および図２０に示すように端壁３３が主体部材３３１と脚部材３３２とを接合してなる完全な形態の場合には、第１実施形態と同様にフォークリフト等による直接的な荷扱いが可能である。
また、第４実施形態の巻回物包装体３１０は、端壁３３を主体部材３３１のみで構成した形態でも使用することが可能である。この場合、従来技術と同様にパレットに巻回物包装体を複数段複数列載せて、パレット単位でフォークリフトによる荷扱いを行うことができる。この際の端壁の寸法は、巻回物３２０の支持に必要な主体部材３３１の分のみであるので、輸送効率がよい。(First embodiment)
The wound product package according to the first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 is a perspective view showing a configuration of a wound product package according to the first embodiment. In FIG. 1, a wound product package 1 is passed between a wound product 2, two plastic end walls 3 disposed at both ends of the wound product 2, and lower portions of the two end walls 3. The two hollow lower beams 4 made of steel and the two upper beams 5 hung over the upper end portions 3a of the two end walls 3 are provided.
The wound package 1 is bound with a polypropylene band (hereinafter referred to as a PP band) 6 for the purpose of reinforcing the package. The method of binding the wound package 1 with the PP band 6 is changed according to the difference in conditions such as the type and weight of the wound object to be transported.
An example of the wound product 2 is one in which a plastic film 2b for a magnetic tape is wound around a middle portion of a paper core 2a having an inner diameter of 6 inches and a thickness of 10 mm to 20 mm in a roll shape. . As a weight of such a roll 2, the main target is 100 kg to 600 kg.
A steel pipe is suitable for the lower beam 4 in order to transport such a very heavy roll 2 by a forklift.
FIG. 2 is a perspective view showing the configuration of the end wall 3 for wound product packaging, which is a component of the wound product package 1.
The end wall 3 is made of plastic and has a height that is 90 mm longer than the width. Here, the height of the end wall 3 is the length between the upper end 3a and the lower end 3b. For example, the width is 700 mm and the height is 790 mm, or the width is 550 mm and the height is 640 mm. The thickness of the end wall is generally about 30 to 60 mm. In other words, the end wall 3 includes a square main body portion 31 and two leg portions 32 extending downward from lower ends of both side portions of the main body portion 31, and the leg portions have a height of 90 mm. For example, the length of one side of the main body 31 is 700 mm or 550 mm.
A groove (supporting means) 3c is formed downward from the upper end 3a of the end wall 3. A stop surface on which the end of the core 2a is placed is formed at the bottom of the groove 3c. An elastic body 7 having both ends bent in an L shape is attached to the stop surface of the groove 3c. The width of the groove 3c is narrower by the wall 3d on the side opposite to the position where the wound product 2 is arranged, that is, the outside. A slit 3e into which both ends of the elastic body 7 are fitted is formed on the stop surface of the groove 3c. Here, although the fitting part was formed by the slit 3e, other shapes, such as a circular recessed part, may be sufficient, for example. The place where the elastic body 7 is formed is not limited to the end of the elastic body 7, and may be the center or other places. It is preferable that it is provided at the end so as not to exist.
Further, when the end of the core 2a of the wound article 2 is placed on the stop surface of the groove 3c, the groove 3c is formed so that the core 2a comes to the approximate center of a square with the upper end 3a as one side. . That is, when viewed from the wound object 2 side, the end wall 3 has a shape obtained by extending a square lower part having the upper end part 3a as one side by 90 mm to the lower end part 3b. Examples of the elastic body 7 include elastomers such as hard rubber and foamed plastic.
A hole 3f is formed so that the bottom surface of the lower beam 4 is positioned at a height of 90 mm from the lower end 3b of the end wall 3 when the lower beam 4 is attached. That is, a hole 3 f into which the end of the lower beam 4 is fitted is formed at the lower end of both ends of the square main body 31. The distance between the hole 3 f and the side surface of the end wall 3 is set so as to have a strength that does not cause cracking due to the twist of the lower beam 4. A protrusion 3g is formed on the inner surface of the end wall 3 so as to extend the bottom surface of the hole 3f. The end of the lower beam 4 can be placed on the protrusion 3a, and the lower beam 4 can be slid into the hole 3f.
If the bottom surface of the lower beam 4 is at a level of 50 mm or more from the lower end 3 b of the end wall 3, the forklift claw enters the lower part of the lower beam 4. In consideration of the unevenness, the thickness is preferably 90 mm or more.
On both sides of the upper end 3a of the end wall 3, notches 3h for fitting the upper beam 5 are formed. On the bottom surface of the notch 3h, a convex portion 3i that fits into a concave portion 5a formed at an end portion of the lower surface of the upper beam 5 is formed. By fitting the upper beam 5 into the notch 3h, the end wall 3 can be prevented from tilting back and forth.
FIG. 3 is a diagram showing another aspect of the notch 3h shown in FIG. The notch 3ha shown in FIG. 3 is closed by a wall on the side opposite to the side on which the roll 2 is disposed. In this case, the end wall 3 can be prevented from falling to the wound object 2 side without providing the convex portion 3i.
The end wall 3 is provided with a lock mechanism 3k including a base portion having a triangular plane shape and a columnar protrusion protruding from the base portion on the surface on which the wound product 2 is arranged, that is, the inner surface. The cylindrical projection of the lock mechanism 3k is fitted into a circular recess 3n formed on the outer surface of the other end wall 3 when only the end wall 3 is transported, so that the plurality of end walls 3 are stacked. It is possible to prevent deviation. The triangular base of the lock mechanism 3k serves as a spacer when a plurality of end walls 3 are stacked.
In addition, depressions 3m are formed in the upper and lower portions of both side surfaces of the end wall 3 to prevent the PP band 6 from coming off when the PP band 6 is tied. The lower recess 3m is formed at a position higher than the lower surface of the lower beam 4 so that the PP band 6 does not disturb the insertion of the forklift claw.
Note that the stop surface of the groove 3c shown in FIG. 2 or 3 has a smooth side surface having a U-shaped cross section. In this case, a relatively uniform force is applied from the elastic body 7 to the core 2 a of the wound object 2. On the other hand, unevenness is formed on the stop surface of the groove 3ca shown in FIG. By providing unevenness on the stop surface as shown in FIG. 4, the amount of deformation of the elastic body 7 on the unevenness increases, and the gripping force is also improved. Therefore, it becomes easy to deal with variations in the core diameter depending on the thickness type of the core 2a. The slit 3ea functions in the same manner as the slit 3e shown in FIG.
Next, assembly of the wound product package will be described with reference to FIG.
As shown in FIG. 5, first, the two end walls 3 are connected by the lower beam 4 so that the two end walls 3 are self-supporting. Furthermore, the auxiliary | assistant tool 20 is reliably hold | maintained by attaching to the side surface of the end wall 3. FIG. Next, the metal rod 8 is inserted into the core 2 a of the wound object 2, and the belt 9 is hung on both ends of the metal rod 8 to lift the wound object 2. Then, the wound object 2 is lowered and the end portion of the core 2 a is placed in the groove 3 c of the end wall 3, and the wound object 2 is supported by the two end walls 3. Next, the end of the upper beam 5 is fitted into the notch 3 h of the end wall 3. Finally, the belt 9 is loosened and the metal bar 8 is pulled out. Thereafter, the wound package 1 is tied with the PP band 6, or the wound package 1 is covered with a plastic bag.
In the first embodiment, the amount of plastic used on the surface of the end wall 3 on the side opposite to the side on which the roll 2 is disposed, as disclosed in Japanese Patent No. 2639512, for example. In order to reduce this, a plurality of dents may be formed to form ribs.
(Second Embodiment)
Next, a wound product package according to a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 6 is an assembly diagram showing the configuration of the wound product package according to the second embodiment. In FIG. 6, the wound product package 11 is passed between the wound product 12, the two plastic end walls 13 disposed at both ends of the wound product 12, and the two end walls 13. In addition, two hollow lower beams 14 made of steel and two upper beams 15 hung over the upper ends of the two end walls 13 are provided. The belt 19 is used only for assembling the wound product package 11 and is not a component of the wound product package 11.
An example of the wound product 2 is one in which a plastic film 12b for magnetic tape is wound around a paper core 12a having an inner diameter of 3 inches and a thickness of several millimeters to 20 mm. As a weight of such a roll 12, the main object is 100 kg to 400 kg.
FIG. 7 is a perspective view illustrating the configuration of the end wall 13 for transporting a wound product, which is a component of the wound product package 11.
The end wall 13 is made of plastic and has a height that is 90 mm longer than the width. Here, the height of the end wall 13 is the length between the upper end portion 13a and the lower end portion 13b. For example, the width is 700 mm and the height is 790 mm, or the width is 550 mm and the height is 640 mm. The thickness of the end wall 13 is generally 30 mm to 60 mm. That is, the end wall 13 includes a square main body part 131 and two leg parts 132 extending downward from the lower ends of both side parts of the main body part 131, and the leg part has a height of 90 mm. The main body 131 has a side length of 700 mm or 550 mm, for example.
A notch 13 ha for fitting the upper beam 15 is formed on both sides of the upper end portion 13 a of the end wall 13. The notch 13ha is closed with a wall on the opposite side to the winding 12 being disposed. In this case, since the end surface of the upper beam 15 hits the wall of the notch 13ha, the end wall 13 can be prevented from falling to the wound object 12 side.
Instead of the notch 13ha, a combination of the same shape as the notch 3a as shown in FIG. 2 and the upper beam 5 may be used.
The end wall 13 is provided with a lock mechanism 13k including a base portion having a triangular plane shape and a columnar protrusion protruding from the base portion on the surface on which the wound article 12 is arranged, that is, the inner surface. The cylindrical projections of the lock mechanism 13k are fitted into a circular recess 13u formed on the outer surface of the other end wall 13 when only the end wall 13 is transported, so that a plurality of the end walls 13 overlapped. It is possible to prevent the shift. The triangular base of the locking mechanism 13k serves as a spacer when a plurality of end walls 13 are stacked.
In addition, depressions 13m are formed in the upper and lower portions of both side surfaces of the end wall 13 to prevent the PP band from coming off when the PP band is tied. The lower recess 13m is formed at a position higher than the lower surface of the lower beam 14 so that the insertion of the forklift claw is not obstructed by the PP band.
A cylindrical support convex portion 13p is formed at a substantially central portion of a square having the upper end portion 13a of the end wall 13 as one side. That is, when viewed from the side of the wound object 12, the end wall 13 has a shape in which a square lower part having the upper end part 13a as one side is extended by 90 mm to the lower end part 13b.
The supporting convex portion 13p is cylindrical and has a petal-shaped cross section in which a plurality of portions projecting in an arc shape on the outer periphery are formed. More specifically, as shown in FIG. 8, the convex portion 13p has a circumferential shape in which the inner circumference is a perfect circle but the outer circumference is recessed by 45 ° with respect to the vertical direction and the horizontal direction, respectively. The wall thickness changes at a period of 90 °. As described above, since a part of the outer periphery of the supporting convex portion 13p projects in the vertical direction and the horizontal direction, it can be easily inserted into the end portion of the core 12a. However, since the protrusion of the outer periphery of the convex portion 13p is gentle, it is possible to suppress the occurrence of powdery foreign matters that are generated when the inner surface of the core is damaged when a paper tube or the like is used as the core. The cross section of the supporting convex portion is not particularly limited as long as the protruding portion on the outer periphery is a gentle arc-shaped petal shape, but generally the number of petals is about 3 to 10, preferably about 4 to 8. It is made into a petal type. Further, as shown in FIG. 8, the supporting convex portions are formed so as to be formed intermittently with an arcuate portion having a constant distance from the center interposed therebetween, in addition to continuously forming a protruding portion on the outer periphery in the circumferential direction. It may be. Further, the cross section of the supporting convex portion is not limited to the one in which the curvatures of all the protruding portions are the same, and for example, two types of protruding portions having different curvatures may be alternately formed.
FIG. 9 is a perspective view showing the surface opposite to the surface of the end wall 13 on which the cylindrical supporting convex portion 13p shown in FIG. 7 is formed, that is, the outer surface. The circular hole 13r is provided so that the supporting convex portion 13p of the other end wall 13 is fitted when the plurality of end walls 13 are overlapped. Further, the cylindrical protrusions of the lock mechanism 13k of the other end wall 13 are fitted into the holes 13u at the four corners of the end wall 13. Concentric and radial ribs 13s are formed around the circular hole 13r.
A notch 13n is formed so that the bottom surface of the lower beam 14 is located at a height of 90 mm from the lower end 13b of the end wall 13 when the end of the lower beam 14 is inserted. The distance between the notch 13n and the side surface of the end wall 13 is set so as to have a strength that does not cause cracking due to the twist of the lower beam 14. FIG. 10 is a partial cross-sectional view in the vicinity of the notch 13n. In the notch 13n, a yoke 13q is provided as a mooring means so that the lower beam 14 can be fastened at a height of 90 mm from the lower end 13b. The lower beam 4 can be taken in and out freely by means of the bolt 13q. The yoke 13q is fitted into a lateral hole 13y formed at the upper end of the leg portion 132 in the end wall 13 so as to be orthogonal to the notch 13n. The yoke 13q is not limited to the relatively short one shown in FIG. 10, and may have, for example, substantially the same length as the lateral hole 13y. The mooring means is not limited to the yoke 13b shown here, but may be provided with a mechanism for fastening with a PP band or the like as long as the lower beam 14 can be detachably supported. In this embodiment, the notch 13n and the yoke 13q are used as means for attaching the lower beam 4 to the end wall 13 having the supporting convex portion 13p. However, as in the first embodiment, the end wall 13 A hole may be formed in the inner surface, and the end of the lower beam 4 may be fitted into the hole. On the other hand, as the means for attaching the lower beam to the end wall having the groove for supporting the end of the core, the same notch and pinch (the mooring means) as in this embodiment, on the other hand, ) Can also be used.
FIG. 11 is a rear view of the end wall showing another configuration of the supporting convex portion, and FIG. 12 is a partial cross-sectional view in the vicinity of the supporting convex portion shown in FIG.
The cylindrical support convex portion 13pa is characterized in that the rib 13ta is formed at the boundary portion between the support convex portion 13pa and the inner surface 13w of the end wall 13, that is, at the base portion of the support convex portion 13pa. is there. One half of the load of the wound article 12 is applied to the supporting convex portion 13pa of one end wall 13, but it is required to withstand a larger load in consideration of vibration during transportation. Such a load that supports the wound article 12 is concentrated on the upper portion of the supporting convex portion 13pa and its root. As shown in FIG. 12, the rib 13ta is formed at the boundary between the supporting convex portion 13pa and the inner surface 13w, so that it becomes easy to sufficiently reinforce the concentrated load.
Further, as another feature of the cylindrical support convex portion 13pa, the support convex portion 13pa has a double structure in which the outer peripheral portion and the inner peripheral portion are combined to provide a double peripheral wall. There is a point where the gap is reinforced by the rib 13ta. By making the inner surface smooth as a double structure, it is difficult for foreign matters such as dust to accumulate on the inner surface, and the load resistance of the supporting convex portion 13pa can be improved by the double structure. A plurality of ribs 13ta are radially formed between the inner peripheral wall and the outer peripheral wall.
FIG. 13 is a partial cross-sectional view of the vicinity of the supporting convex portion showing still another configuration of the supporting convex portion. A feature of the cylindrical support convex portion 13pb shown in FIG. 13 in comparison with the support convex portion 13pa of FIG. 12 is that the thickness of the upper side portion of the outer peripheral wall is made thicker than the lower side portion. By increasing the thickness of the upper portion, the load resistance of the supporting convex portion 13pb can be improved, while by reducing the lower portion, unnecessary weight increase is suppressed.
FIG. 14 is a partial front view showing still another configuration of the supporting convex portion, and FIG. 15 is a partial plan view. 14 and 15 increases the number of thick portions in the circumferential direction from 4 to 8 as compared with the supporting convex portion 13p shown in FIG. 8, that is, the number of petals. By making it a petal-shaped cross section with 8, it is easy to fit into the end of the core. Then, the median value between the thickest part and the thinnest part in the cross section in the plane perpendicular to the central axis of the supporting convex part 13pc is closer to the tip part 52c than to the base part 51c. The thinner part is longer than the thicker part, that is, when the cross section is divided by a circle whose radius is the median between the maximum radius and the minimum radius of the outer periphery, the inside of the circle It is formed so that the ratio of the part located is large. In FIG. 15, a broken line indicated by reference numeral 53 is a line connecting portions having the same thickness as the median value. That is, when the supporting convex portion 13pc is closer to the tip 52c, the cross section is divided by a circle whose diameter is the median of the outer diameter of the thickest portion and the outer diameter of the thinnest portion. It is formed so that the ratio of the thin part located inside the circle is increased.
FIG. 16 is a partial plan view showing still another configuration of the supporting convex portion. The supporting convex portion 13pd shown in FIG. 16 is formed so that the diameter near the tip portion 52d is smaller than that of the root portion 51d. A plurality of dome-shaped protrusions 54 are formed on the outer peripheral surface of the supporting convex portion 13pd. With such a dome-shaped protrusion 54, for example, when the supporting convex portion 13pd is inserted into a core made of a paper tube, the insertion is facilitated, and once inserted, the dome-shaped protrusion 54 is formed on the inner surface of the paper tube. This has the effect of biting in and preventing the paper tube from falling out of the supporting convex portion 13pd.
FIG. 17 is a partial plan view showing still another configuration of the supporting convex portion. The supporting convex portion 13pe shown in FIG. 17 is formed so that the outer diameter is smaller in the direction closer to the tip portion 52e than in the base portion 51e. A plurality of annular protrusions 55 are formed like ring nodes on the outer peripheral surface of the supporting convex portion 13pe. With such an annular protrusion 55, for example, when the supporting convex portion 13pe is inserted into a core made of a paper tube, the insertion is facilitated, and once inserted, the annular protrusion 55 bites into the inner surface of the paper tube. Is effective to prevent the protrusions 13pe from being removed.
Next, assembly of the wound product package will be described with reference to FIG.
As shown in FIG. 6, first, in a state where the wound object 12 is suspended by the belt 19, the supporting convex portions 13 p of the two end walls 13 are fitted into both ends of the core 12 a of the wound object 12. Next, the end portions of the two lower beams 14 are inserted into the notch 13n of the end wall 13 from below, and are fastened with the yoke 13q (see FIG. 10). Next, the two upper beams 15 are fitted into the notches 13 ha at the upper end of the end wall 13. The wound product package 11 is made by lowering the wound product 12 to the floor and removing the belt 19 from the core 2a.
Thus, since the assembly can be performed while the wound object 12 is suspended in the air, the surface of the wound object 12 can be efficiently assembled without being damaged.
In the second embodiment, the amount of plastic used on the surface of the end wall 13 on the side opposite to the side on which the roll 2 is disposed, as disclosed in Japanese Patent No. 2639512, for example. In order to reduce the number of recesses, a larger number of recesses may be formed to form ribs such as the ribs 13r to 13t on the entire surface.
(Third embodiment)
Next, the structure of the wound product packaging body by 3rd Embodiment is demonstrated using FIG. A wound product package 21 according to the third embodiment is provided between a wound product 22, two plastic end walls 23 disposed at both ends of the wound product 22, and the two end walls 23. The two hollow steel lower beams 24, the upper ends of the two end walls 23, and the braces 25 connecting the two lower beams 24 are configured. The belt 29 is used only for assembling the wound product package 21 and is not a component of the wound product package 21.
The wound package body 21 of the third embodiment is different from the wound package body 1 of the first embodiment in that the end wall 23 is fixed using a brace 25 instead of the upper beam 5. It is. By using the brace 25, there is an advantage that even if the length of the wound material 22 is changed, it is only necessary to replace the lower beam 24 if the length is longer than a predetermined length.
(Fourth embodiment)
Next, the wound product package according to the fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 19 and 20. FIG. 19 is a perspective view showing the configuration of the wound product package according to the fourth embodiment, and FIG. 20 is an exploded view of the wound product package of FIG. 19 (however, the wound product and PP band are omitted). FIG.
In FIG. 19, the wound product package 310 is passed between the wound product 320, two plastic end walls 33 disposed at both ends of the wound product 320, and lower portions of the two end walls 33. The two hollow lower beams 34 made of steel and the two upper beams 35 hung over the upper ends of the two end walls 33 are provided.
The end wall 33 is formed by joining together a main body member 331 constituting the main body portion and two leg members 332 constituting the leg portions.
The main member 331 is made of a square plate, and a groove 33c is formed downward from the center of the upper end thereof. The length of one side of the main member 331 is, for example, 700 mm or 550 mm. The thickness of the main member 331 is generally 30 to 60 mm. The groove 33c is formed at a position where the center axis of the core and the center of the main member 331 substantially coincide when the end of the core (not shown) of the wound article 320 is placed on the stop surface. . In addition, although illustration was abbreviate | omitted, like the 1st-3rd embodiment, you may make it naturally cover the stop surface of the groove | channel 33c with an elastic body. Two fitting recesses 33 a are formed on the lower surface of the main member 331.
The leg member 332 is formed of a rectangular block having a height of 90 mm, and a fitting convex portion 33b to be fitted into the fitting concave portion 33a of the main member 331 is formed on the upper surface thereof. On the lower surface of the leg member 332, a notch 33d for passing the PP band is formed. Note that the joining of the main body member 331 and the leg member 332 is not limited to the concave-convex fitting as shown in FIG. The two members 331 and 332 may be fitted from the horizontal direction.
The lower beam 34 includes a vertical wall 341, a first horizontal wall 342 projecting from the lower edge of the vertical wall 341 toward the other lower beam 34, and a first horizontal from the lower edge of the vertical wall 341. It has an inverted T-shaped cross section provided with a wall portion 342 and a second horizontal wall portion 343 protruding to the opposite side. The lower beam 34 can be formed, for example, by welding two vertical wall portions of L-shaped steel materials.
On both sides of the lower end portion of the main member 331, notches 33e for fitting the vertical wall portions 341 of the lower beam 34 are formed. On the bottom surface of the notch 33e, a convex portion 33f that fits into the concave portion 341a formed at the end of the vertical wall portion 341 of the lower beam 34 is formed. On both sides of the lower surface of the main member 331, concave portions 33 g are formed for releasing the thickness of the end portions of the two horizontal wall portions 342 and 343 of the lower beam 34. By fitting the end portions of the two horizontal wall portions 342 and 343 of the lower beam 34 into the concave portion 33g, the lower surface of the lower beam 34 and the lower surface of the main member 331 are substantially flush with each other.
A plate-like bottom cover 36 is placed across the first horizontal wall 342 of the two lower beams 34 facing each other. The bottom cover 36 prevents the lower part of the wound product 320 from being soiled or damaged during conveyance. The bottom cover 36 is formed by corrugated cardboard, for example.
In addition, the lower beam 34 is replaced with a T-shaped cross section inverted as shown in FIGS. 19 and 20 from a vertical wall portion and a horizontal wall portion protruding from the lower end of the vertical wall portion toward the other lower beam. It may be an L-shaped cross section. The lower beam may be a hollow prism as used in the first to third embodiments.
The upper beam 35 has a channel-type cross section including a horizontal wall portion 351 and two hanging wall portions 352 and 353 projecting downward from both edges of the horizontal wall portion 351. Circular holes 351 a are formed at both ends of the horizontal wall portion 351 of the upper beam 35.
On both sides of the upper end portion of the main member 331, a notch 33 h for fitting one hanging wall portion 352 of the upper beam 35 is formed. Concave portions 33 i for releasing the thickness of the other hanging wall portion 353 of the upper beam 35 are formed at the upper end portions on both side surfaces of the main member 331. By fitting the end portion of the other hanging wall portion 353 of the upper beam 35 into the concave portion 33i, the side surface of the upper beam 35 and the side surface of the main member 331 are substantially flush with each other. On both sides of the upper end surface of the main member 331, protrusions 33j having a circular cross section that are fitted into the holes 351 of the upper beam 35 are formed.
The wound package 310 is covered with a rectangular box-shaped cover 37. The cover 37 has a structure in which a bottom flap is removed from a normal cardboard box. The cover 37 covers both sides and the upper part of the wound product 320. Then, both ends of the wound product package 310 are bound by PP bands from above the cover 37.
As shown in FIGS. 19 and 20, the wound package 310 of the fourth embodiment is the first embodiment when the end wall 33 is a complete form in which the main member 331 and the leg member 332 are joined. As with the form, it can be handled directly by a forklift or the like.
Moreover, the wound package body 310 of the fourth embodiment can also be used in a form in which the end wall 33 is configured by only the main member 331. In this case, similarly to the prior art, a plurality of wrapping articles can be placed on a pallet and handled by a forklift on a pallet basis. The dimension of the end wall at this time is only the part of the main body member 331 necessary for supporting the wound product 320, so that the transportation efficiency is good.

Claims

End walls that are disposed on both ends of a wound material in which a wound material is wound around a core and wrap the wound material, and are made of plastic, and support means that supports the end of the core is provided in the center. A lower end of the two lower beams connecting the paired end walls, and a leg portion extending downward from the lower end of the main body portion, and a leg portion extending downward from the lower end of the main body portion, The wound packaging is characterized in that the leg portion has a height so as to form a space for inserting a loading means capable of lifting and lowering a cargo handling vehicle below the two lower beams. End wall.

The end wall for wrapped article packaging according to claim 1, wherein the height of the leg portion is 50 mm or more.

The main body is substantially square, and the support means is formed at a position where the center axis of the core supported by the means substantially coincides with the center of the main body. The end wall for wound products packaging according to claim 1 or 2.

The end wall for wrapped article packaging according to any one of claims 1 to 3, wherein the main body and the leg are integrally formed.

The main body member constituting the main body portion and one or a plurality of leg members constituting the leg portion are joined to each other to form the main body portion. An end wall for wrapped product packaging according to 1.

The winding material is wound around an intermediate portion of the length of the core, and the support means is formed downward from the upper end of the main body so that the end of the core can be inserted from above. The end wall for wrapped article packaging according to any one of claims 1 to 5, comprising a groove having a stop surface for placing the end of the core.

The end wall for wrapped article packaging according to claim 6, wherein an elastic body that covers at least the stop surface of the groove is attached in a replaceable manner.

The end wall for wrapped article packaging according to claim 7, wherein the stop surface has irregularities.

9. The wall according to claim 6, wherein a wall that prevents movement of the core in the longitudinal direction is formed on an outer portion of the groove so as to narrow the width of the groove. The end wall for wrapping wounds described.

10. The hole according to any one of claims 6 to 9, wherein a hole for fitting the end portions of the two lower beams is formed at the lower ends of both side portions of the inner surface of the main body portion. End wall for wrapped product packaging.

The end wall for wrapped article packaging according to claim 10, wherein a projection for receiving an end of the lower beam is formed on an inner surface of the main body.

The core has a cylindrical shape with both ends open, and the support means includes a supporting convex portion formed on the inner surface of the main body so as to be inserted into the end of the core. The end wall for wound article packaging according to any one of claims 1 to 5.

Two notches extending from the lower end or side edge of the end wall to the lower ends of both side portions of the main body are formed so that the ends of the two lower beams can be inserted, and the two notches inserted into the two notches The end wall for wrapping material according to claim 12, characterized in that the end of the lower beam is fastened to the end wall by mooring means.

A wound product in which a wound material is wound around a core, and both ends of the core that are disposed at both ends of the wound product and are supported by support means. A wound package body, comprising: a pair of wound packaging end walls; and two lower beams connecting lower portions of the pair of end walls.

The two lower beams have horizontal wall portions protruding so as to face each other, and a plate-like bottom cover is placed on these horizontal wall portions. 14. The wound product package according to 14.

The wound package according to claim 14 or 15, further comprising two upper beams connecting upper portions of the pair of end walls.

16. The wound package body according to claim 14 or 15, further comprising at least two braces connecting the upper part of the pair of end walls and the two lower beams. .

A wound product in which a wound material is wound around an intermediate portion of the length of the core, and any one of claims 6 to 11 disposed at both ends of the wound product and supporting both ends of the core by support means. A pair of wound packaging end walls according to claim 1 and a method of assembling a wound packaging body comprising two lower beams connecting the pair of end walls. A first step of holding the wound object in a self-supporting state by connecting the pair of end walls by two lower beams, and holding the wound object at both ends of the core. And a second step of suspending the core so as to be inserted into the pair of end wall grooves and placing both ends of the core on the stop surfaces of the pair of end wall grooves. A method for assembling a wound package body.

The first step further includes detachably attaching an auxiliary tool for reinforcing these self-supporting states to the pair of end walls, and as a subsequent step of the second step, The method for assembling a wound article package according to claim 18, further comprising a third step of removing the auxiliary tool from the pair of end walls.

End walls that are disposed on both ends of a wound product in which a wound material is wound around a cylindrical core that is open at both ends and that wraps the wound product, are made of plastic, and are disposed in the end of the core. A convex portion for support that can be inserted into the inner surface, and the convex portion is cylindrical and is formed so that the thickness of the upper portion is thicker than the thickness of the side portion and the lower portion. An end wall for wrapping a wound product.

End walls that are disposed on both ends of a wound product in which a wound material is wound around a cylindrical core that is open at both ends and that wraps the wound product, are made of plastic, and are disposed in the end of the core. An end for a wound article, characterized in that it has a supporting convex part that can be inserted into the inner surface, and the convex part is cylindrical and has a petal-shaped cross section. wall.

The convex portion has a tip that is narrower than the base, and the closer to the tip, the inner side of the circle when the cross section is divided by a circle having a median of the maximum radius and the minimum radius of the outer periphery. The end wall for wound article packaging according to claim 21, wherein the ratio of the portion located at the end is increased.

End walls that are disposed on both ends of a wound product in which a wound material is wound around a cylindrical core that is open at both ends and that wraps the wound product, are made of plastic, and are disposed in the end of the core. An end wall for wrapped article packaging, characterized in that it has a supporting convex portion that can be inserted into the inner surface, and a plurality of annular protrusions are formed on the outer peripheral surface of the convex portion like a ring node. .

End walls that are disposed on both ends of a wound product in which a wound material is wound around a cylindrical core that is open at both ends and that wraps the wound product, are made of plastic, and are disposed in the end of the core. An end wall for wrapped article wrapping, characterized in that it has a supporting convex portion that can be inserted into the inner surface, and a plurality of dome-shaped projections are formed on the outer peripheral surface of the convex portion.

End walls that are disposed on both ends of a wound product in which a wound material is wound around a cylindrical core that is open at both ends and that wraps the wound product, and are made of plastic, and are disposed in the end of the core. An end wall for wrapped article wrapping, characterized in that it has a supporting convex portion that can be inserted into the inner surface, and a reinforcing rib is formed near the base of the convex portion.

End walls that are disposed on both ends of a wound product in which a wound material is wound around a cylindrical core that is open at both ends and that wraps the wound product, are made of plastic, and are disposed in the end of the core. A convex portion for support that can be inserted into the inner surface, the convex portion has a double peripheral wall inside and outside, and a reinforcing rib is formed between the inner peripheral wall and the outer peripheral wall. An end wall for wrapping a wound product.