JPS642002B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS642002B2
JPS642002B2 JP9950580A JP9950580A JPS642002B2 JP S642002 B2 JPS642002 B2 JP S642002B2 JP 9950580 A JP9950580 A JP 9950580A JP 9950580 A JP9950580 A JP 9950580A JP S642002 B2 JPS642002 B2 JP S642002B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal pipe
heater wire
pulley
central axis
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9950580A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5725109A (en
Inventor
Yoshihiro Hirata
Masanao Sakate
Kokichi Yasuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Hitachi Cable Ltd filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP9950580A priority Critical patent/JPS5725109A/ja
Publication of JPS5725109A publication Critical patent/JPS5725109A/ja
Publication of JPS642002B2 publication Critical patent/JPS642002B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば地下埋設低温タンク周辺部の
凍土を防ぐため、地中の垂直方向に埋設して土壌
を加熱するヒータ線の布設方法に関する。
近年、液化天然ガスなどの低温液体を貯蔵する
地下埋設低温タンクの周辺の土壌が凍結するのを
防ぐため、第1図に示すように、タンク1の周辺
部の円周に沿つて等間隔で土壌2の垂直方向にヒ
ータ線3を立ち込み、ヒータ線を通電して土壌を
間接的に加熱することが検討されている。
この場合、ヒータ線3は、土壌2に垂直方向に
埋設される金属パイプ4内に通して立ち込む方法
がとられており、当該パイプは、大型のタンクの
周辺を均一に加熱する必要があることに鑑み、通
常は30乃至50メートルもの長大な長さで埋設さ
れ、そしてその長尺金属パイプ内にそれと同等に
長尺とされたヒータ線を通すものとしている。
しかして、ヒータ線は一般に可撓性があること
から、地表から長大な金属パイプ内に引き下げそ
してパイプ内底部まで到達させる迄には、ヒータ
線の先端が金属パイプの内面に引つ掛かつて折れ
曲がつたり、金属パイプ内面を擦つて外傷を常け
たりする恐れがあり、それにもかかわらず長尺に
して埋設された金属パイプの底部までの見通しが
きかず、大変に困難で而も時間のかかる作業が必
要であつた。
本発明は、上記した問題点に対処すべくなされ
たもので、長大な長さで地中に垂直に埋設された
金属パイプ内へのヒータ線の立ち込みを極めて容
易に且つ安全に行える方法の提供を目的としたも
のである。
即ち、本発明の方法は、第2図及び第3図に示
した如く、地表面下に垂直方向に埋設された金属
パイプ4内の底部に滑車5をその回転運動表面の
一部が金属パイプ4の中心軸に沿うように配置
し、この滑車5を折り返して金属パイプ4内に往
復させた線状体6の両端を地表側に出し、この線
状体6の、滑車5の金属パイプ4の中心軸に沿つ
た回転運動表面から延びた側の一端6aにヒータ
線3を接続7し、線状体6をその他端6b側から
引き上げて、ヒータ線3を金属パイプ4内の中心
軸に沿つてその底部まで引き下げ、その状態で金
属パイプ4内に残つた線状体6′を下側で滑車に
引掛けられた状態の侭で金属パイプ4の上部で引
留めて張設することによつて、引き下げられたヒ
ータ線3′を当該張設された線状体6′に接続した
状態の侭で金属パイプ4の中心軸に沿つて張設す
ることを特徴とするものである。
以下、添付した図面に基づいてさらに具体的に
説明する。
第1図は、ヒータ線の布設概要を示しており、
土壌2内に埋設された低温タンク1は、通常30乃
至50メートルもの深さで埋設されており、そして
低温タンク1の周辺の土壌にタンク1の中心から
同じ距離で円周に沿つて等間隔でヒータ線3が立
ち込まれる。
ヒータ線3を立ち込むのに先立つて、地中に垂
直に30乃至50メートルの深さで孔を穿ち、この孔
が崩れて埋もれることの無いようにφ100〜150mm
程度の金属パイプ4を立ち込む。この金属パイプ
は、強度の点から鋼管が良く、また底部は密封す
るものとし、通常は5メートル程度の定尺体とし
て、多数本を端部同士を溶接しながら順次立ち込
み、そうして長尺のパイプとされる。
本発明では、第2図に示すように、一番下に立
ち込み埋設されるパイプの底部に予め滑車5を取
り付け、そしてこれに長尺のワイヤーロープ等の
線状体6を折り返し状にして掛けておく。
線状体6は、少なくともパイプ4の長さの倍以
上の条長として、埋設された金属パイプ4内に滑
車5の所で二分の一として折り返して往復する状
態で通し、両端を地表へ出しておくものとする。
滑車5は、金属パイプ4の中心軸からずらして
取り付けて、回転運動表面の一部が金属パイプ4
の中心軸に沿うように配置する。
このようにしてヒータ線布設前の準備が整つた
ならば、ドラム8に巻かれたヒータ線3を曲がり
癖をとりながら繰り出し、その繰り出し端を線状
体6における、滑車5のパイプ4の中心軸に沿つ
て延びた側の端末6aに接続7をし、そして、線
状体6をもう一方の端末6b側から引き上げるこ
とにより、ヒータ線3を金属パイプ4内にその中
心軸に沿つて引き込み、その作業はヒータ線3の
端末つまり線状体6との接続部7が滑車5の近く
まで下げられるまで続ける。
そのようにして、ヒータ線3が金属パイプ4内
への立ち込みが済んだ後は、第3図に示したよう
に、下方において滑車5に引つ掛けられた残つて
いる線状体6′をそのままの状態としてパイプ4
の上部で引留めることにより張設し、そして、同
線状体6′に滑車5のパイプ4の中心軸に沿つて
延出された先で引き下げ端が接続7された侭のヒ
ータ線3′を、金属パイプ4内にその中心軸を通
つた状態で上端を引留めることにより張設し、も
つてヒータ線の布設を完了させる。
なお、ヒータ線3′の上部引留部は、端子ボツ
クス内に配置して、給電用ケーブルとの接続に供
するようにしておく。
また、金属パイプ4の内部空間には、熱伝達媒
体として、液体または固体の充填物を充填しても
良い。
以上のようにして、長大な長さで地下深く垂直
に埋設される金属パイプ内にヒータ線を立ち込み
布設する本発明の方法によれば、ヒータ線は金属
パイプ内にその中心軸に沿つた一定の軌道を通つ
て而も線状体で引き込み端をガイドしながら張力
を掛けて引き下げられていくため、ヒータ線が金
属パイプ内面に引つ掛かつて折れ曲がつたり外傷
を負つたりしてヒータ線として使用不可能になる
ことが無いのは勿論、ヒータ線が折れ曲がつてそ
れ以下へのヒータ線の立ち込みを不可能にするこ
となく迅速且つ極めて容易に立ち込み布設が行え
るものである。
従つて、長大な長さで地中に垂直に埋設された
金属パイプ内へのヒータ線の立ち込みを極めて容
易に且つ安全に行える方法を提供すると言う所期
の目的は充分に達成される。
なおまた、本発明によれば、ヒータ線が張設さ
れた線状体に引き下げ端を接続して金属パイプ内
の中心軸に沿つて張設されるため、ヒータ線の金
属パイプ内への余分な立ち込みを行うことなく最
低限必要な長さ分を確実に立ち込ませることがで
き、特に長尺にして電気抵抗が大きくなるこの種
ヒータ線として余分な通電容量を費やさずに効率
的に加熱運転することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、地下埋設低温タンク周辺部における
ヒータ線の地中埋設状況を示す断面的説明図、第
2図は本発明にかかるヒータ線の布設方法の例を
示す断面説明図、第3図は同方法によりヒータ線
の布設が完了した状況を示す断面説明図である。 図中、1は低温タンク、2は土壌、3,3′は
ヒータ線、4は金属パイプ、5は滑車、6,6′
は線状体、7は線状体とヒータ線との接続部を示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 地表面下に垂直方向に金属パイプを埋設し、
    この中にヒータ線を配設して土壌を加熱する地中
    埋設用ヒータ線を布設する場合において、予め金
    属パイプ内の底部に滑車をその回転運動表面の一
    部が金属パイプの中心軸に沿うように配置し、こ
    の滑車を折り返して金属パイプ内に往復させた線
    状体の両端を地表側に出し、この線状体の、滑車
    の金属パイプの中心軸に沿つた回転運動表面から
    延びた側の一端にヒータ線を接続し、線状体をそ
    の他端側から引き上げて、ヒータ線を金属パイプ
    内の中心軸に沿つてその底部まで引き下げ、その
    状態で金属パイプ内に残つた線状体を下側で滑車
    に引つ掛けられた状態の侭で金属パイプの上部で
    引留めて張設することによつて、引き下げられた
    ヒータ線を当該張設された線状体に連結した状態
    の侭で金属パイプの中心軸に沿つて張設すること
    を特徴とする地中埋設用ヒータ線の布設方法。
JP9950580A 1980-07-21 1980-07-21 Method of laying heater wire buried under ground Granted JPS5725109A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9950580A JPS5725109A (en) 1980-07-21 1980-07-21 Method of laying heater wire buried under ground

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JP9950580A JPS5725109A (en) 1980-07-21 1980-07-21 Method of laying heater wire buried under ground

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5725109A JPS5725109A (en) 1982-02-09
JPS642002B2 true JPS642002B2 (ja) 1989-01-13

Family

ID=14249117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9950580A Granted JPS5725109A (en) 1980-07-21 1980-07-21 Method of laying heater wire buried under ground

Country Status (1)

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JP (1) JPS5725109A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55177303U (ja) * 1979-06-06 1980-12-19
JPS5682249U (ja) * 1979-11-30 1981-07-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5725109A (en) 1982-02-09

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