JPS6411234B2 - - Google Patents

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JPS6411234B2
JPS6411234B2 JP14739584A JP14739584A JPS6411234B2 JP S6411234 B2 JPS6411234 B2 JP S6411234B2 JP 14739584 A JP14739584 A JP 14739584A JP 14739584 A JP14739584 A JP 14739584A JP S6411234 B2 JPS6411234 B2 JP S6411234B2
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JP
Japan
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weight
urethane resin
polyol
curing agent
aid
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Application number
JP14739584A
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Japanese (ja)
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JPS6126675A (en
Inventor
Masafumi Kano
Mitsuru Kono
Toshio Shinohara
Shunsuke Nakayama
Masaro Ootani
Takeshi Okamoto
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Dai Nippon Toryo KK
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Dai Nippon Toryo KK
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

(産業上の利用分野) 本発明はウレタン樹脂塗料組成、特に厚塗り塗
装可能な無溶剤型ウレタン樹脂塗料組成物に関す
るものである。 (従来の技術) 高耐久性、高耐食性等が要求される鋼構造物、
例えば鋳鉄管、タンク、橋梁、海洋構造物等の被
塗物には、従来厚膜型エポキシ樹脂塗料、タール
エポキシ樹脂塗料あるいはタールウレタン樹脂塗
料等が主に使用されていた。 しかしながら、これらの塗料は乾燥が遅く、常
温ではハンドリング可能となるまでに通常1〜数
日かかり、特に冬場の低温時にはさらに長い日数
を要するという問題点があつた。 ところで前記において、被塗物を加熱乾燥すれ
ば乾燥時間を一応大巾に短縮することが出来る。
しかし被塗物が大型の場合には付随設備の観点か
ら、その実施が必ずしも容易でないという難点が
あつた。 そこで、乾燥性のよい、ポリエーテルポリオー
ルあるいはポリエステルポリオールとポリイソシ
アネートからなるウレタン樹脂が、近年注目され
てきているようであるが、前記のような従来公知
の塗料と同等程度の耐久性、耐食性を有し、しか
もスプレー塗装が可能な無溶剤型ウレタン樹脂塗
料は、未だ知られていない。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明者等は前記の如き現状に鑑み、耐久性、
耐食性等が優れ、しかも乾燥時間の短かい、スプ
レー塗装が可能な、無溶剤型ウレタン樹脂塗料に
つき鋭意検討の結果、本発明に到達した。 (問題点を解決しようとするための手段) 本発明は、 (1)(A)(i) ひまし油…25〜80重量%、 (ii) 多価アルコールとアルキレンオキサイド
との反応生成物であり、その水酸基価が
100〜600、数平均分子量が1100以下である
ポリオール…15〜70重量%及び (iii) 平滑性助剤…1〜20重量% とからなる主剤成分と (B) ポリイソシアネートからなる硬化剤成分、 とを、該硬化剤成分(B)中のイソシアネート基対
該主剤成分中の水酸基の当量比(NCO/OH)
が、(0.6〜2.0/1.0)の割合になるように配合
してなることを特徴とするウレタン樹脂塗料組
成物、ならびに別異の態様として (2)(A)(a)(i) ひまし油…25〜80重量%、 (ii) 多価アルコールとアルキレンオキサイ
ドとの反応生成物であり、その水酸基価
が100〜600、数平均分子量が1100以下で
あるポリオール…15〜70重量%及び (iii) 平滑性助剤…1〜20重量% からなる混合物100重量部と (b) 液状歴青物質10〜100重量部 とからなる主剤成分と、 (B) ポリイソシアネートからなる硬化剤成分、 とを、該硬化剤成分(B)中のイソシアネート基対
該主剤成分中の水酸基の当量比(NCO/OH)
が、(0.6〜2.0/1.0)になるように配合してな
ることを特徴とするウレタン樹脂塗料組成物 に関する。 (具体的説明) 本発明に於て使用するひまし油は、通常トウゴ
マの種子から圧搾法によつて得られる不乾性油で
あつて、リシノール酸のグリセライドを主成分と
するものである。通常、1分子中に平均約2.5個
の水酸基を有し、粘度約6〜9ストークポイズ
(20℃において)のものが好適に使用可能である。
なお、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリスリトール等の多価アルコールで変性し
たひまし油も本発明において使用可能であり、当
然本発明に含まれるものとする。 また、本発明に於て、主剤成分中のポリオール
成分がひまし油単独であると、ポリイソシアネー
トとの反応が著しく遅く、また得られた塗膜はや
や粘着性である。そこで、本発明に於ては、ポリ
オール成分としてさらに、多価アルコールとアル
キレンオキサイドとの反応生成物であるポリオー
ル(以下これを必要により“ポリエーテルポリオ
ール”と略称する)を併用する。 本発明に於て使用する「ポリエーテルポリオー
ル」は、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール等のジオール;グリセリン、トリメチロール
エタン、トリメチロールプロパン等のトリオー
ル;ジグリセリン、ペンタエリスリトール等のテ
トラオール;ソルビトール、ジペンタエリスリト
ール等のヘキサオール;蔗糖等のオクタオールな
どの多価アルコールと、エチレンオキサイド、プ
ロピレンオキサイドなどのアルキレンオキサイド
とを、モル比約1/2〜1/30の割合で、付加反応さ
せたものであり、その水酸基価は約100〜600、数
平均分子量は約1100以下のものである。 なお、水酸基価が100未満であつたり、あるい
は数平均分子量が1100を越えたりすると、最終的
に得られる塗膜は柔かすぎ、粘着性が残る傾向が
ある。一方、前記水酸基価に於て、それが600を
越えると、得られる塗膜はもろくなる。それ故前
記特定範囲のものの使用が、特に好ましい。 就中、本発明においては、グリセリン、トリメ
チロールエタン、トリメチロールプロパン、ペン
タエリスリトールまたはこれら二種以上の混合物
である、多価アルコールとプロピレンオキサイド
との付加物が、塗装作業性がよく、また得られる
塗膜の機械的強度が優れているので最も好ましい
ものである。 本発明に於ては、主剤成分としてさらに、「平
滑性助剤」を配合する。該平滑性助剤は、水分を
吸着したり、水と反応するという機能を有するも
のである。具体的には、ゼオライト、焼セツコ
ウ、消石灰、生石灰等を挙げることができる。そ
れ等の粒径は、約500μ以下、特に100μ以下の粉
末であることが好ましい。 ウレタン樹脂は、周知の通りイソシアネート基
と水酸基との反応により得られる。その際どんな
状態であるにしろ、水分(例えば塗料原料中、被
塗物表面、大気中の水分)が存在していると、そ
の水分とポリイソシアネートとが反応し、炭酸ガ
スを発生し、そのため塗膜にピンホール等が生
じ、結果として平滑で均一な塗膜が得られにく
い。 本発明に於ては、それ故水分を吸着したり、水
と反応したりするような作用を有する平滑性助剤
を、組成物中に配合し、ポリイソシアネートと反
応する水分を除去することにより、前記各種問題
点を解消又は改善しているのである。尚、特にゼ
オライトは、水分の吸着速度が速いため本発明に
おいて好適であることが判明した。 本発明に於て、主剤成分は以上の構成成分より
なつている。 その配合割合は、ひまし油25〜80重量%、特に
好ましくは30〜75重量%、ポリエーテルポリオー
ル15〜70重量%、特に好ましくは20〜65重量%、
平滑性助剤1〜20重量%、特に好ましくは3〜10
重量%の組成からなるものが適当である。 前記組成に於て、ひまし油が前記組成範囲より
少ないと塗料の流動性が低くなり、塗装作業性、
顔料との混和性等が悪くなり、また得られる塗膜
は可撓性が悪いという欠点が現れる。一方、ひま
し油が前記組成範囲より多過ぎると硬化速度が遅
くなり、加えて得られる塗膜は粘着性が残る。そ
れ故、いずれの場合も好ましくない。 次に、ポリエーテルポリオールについては、前
記組成範囲より少ないと塗膜の機械的強度が不十
分となり、また逆に多過ぎると塗料の流動性が少
なくなり、しかも得られる塗膜の平滑性が悪くな
るという問題点が生ずる。それ故いずれの場合も
好ましくない。 また平滑性助剤については、前記組成範囲より
少ないとその添加効果が認められず、逆に多過ぎ
ると塗膜の耐水性、耐薬品性が低下する。それ故
いずれにしろ好ましくない。 先に示した本発明の別異の態様においては、主
剤成分に更に「液状歴青物質」を用いる。 該液状歴青物質は、耐食性、耐水性をさらに改
良し、また組成物の厚膜塗装に適した流動性を与
えるものである。 該液状歴青物質としては、通常タールエポキシ
樹脂塗料に使用される液状歴青物質が全て使用可
能であり、かつ市場より容易に入手可能である。
例えば石油系、石炭系、アスフアルト系のタール
成分あるいはこれら各種誘導体があり、具体的に
はタークロンNo.230、同No.180、同No.180―L(吉田
製油所製商品名)などの石炭系タール化合物、タ
ールピツチ、コールタール、ストレートアスフア
ルト、ブローンアスフアルトあるいはこれらとプ
ロセスオイルとの混合物等を挙げることが出来
る。 本発明に於て、これら液状歴青物質は、前記ひ
まし油、ポリエーテルポリオール及び平滑性助剤
からなる混合物100重量部に対し、100重量部以
下、好ましくは10〜80重量部の割合で配合する。 なお、液状歴青物質が前記範囲より過剰になる
と、得られる塗膜の架橋密度が低下し、耐溶剤
性、物理的強度が悪くなるので好ましくない。 次に本発明に於ては、硬化剤成分(B)としてポリ
イソシアネートを使用する。 該ポリイソシアネートとしては、トルイレンジ
イソシアネート(TDI)、ジフエニルメタンジイ
ソシアネート(MDI)、ポリフエニルメタンポリ
イソシアネート(クルードMDI)、変性ジフエニ
ルメタンポリイソシアネート(変性MDI)、キシ
リレンジイソシアネート(XDI)、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート(HMDI)あるいはこれら
ポリイソシアネートの三量体化合物、これらポリ
イソシアネートとポリオールの反応生成物等が代
表的なものとして挙げられる。 該ポリイソシアネートは、前記主剤成分(A)と使
用(塗装)直前に混合して塗料化する。その配合
の割合は、硬化剤成分中のイソシアネート基:主
剤成分中の水酸基の当量比(NCO/OH)が、
0.6〜2.0/1.0、特に好ましくは0.9〜1.6/1.0とか
らなる範囲で使用する。しかしてこの範囲をはず
れると、本来のウレタン樹脂の性能が発揮されな
いので好ましくない。 本発明に於ては、さらに必要に応じ主剤成分に
対し、黄鉛、亜鉛華、弁柄、酸化クロム、フタロ
シアニンブルー、カーボンブラツク、酸化チタン
等の有機あるいは無機系の着色顔料;シリカ、バ
ライト、炭酸カルシウム、クレー、タルク、マイ
カ等の体質顔料、鉛丹、鉛酸カルシウム、クロム
酸亜鉛、塩基性クロム酸鉛、モリブデン酸亜鉛、
縮合リン酸亜鉛等の防錆顔料等の各種顔料を配合
することも可能である。 特に本発明においては厚塗り塗膜を得るため、
この種の顔料を主剤成分(A)100重量部に対し、50
〜200重量部の割合で配合するのが適当であたる。 本発明では、さらに必要に応じ主剤成分にガラ
ス繊維、アスベスト、ナイロン、炭素範囲等の範
囲性物質、各種可塑剤、各種合成樹脂等の改質剤
あるいは第3級アミン、有機錫化合物等の触媒、
紫外線吸収剤、酸化防止剤等の各種添加剤を配合
することも可能である。 本発明のウレタン樹脂塗料組成物の塗装方法
は、例えば使用直前に主剤成分と硬化剤成分を混
合しスプレー塗装する。特に好ましくは、主剤成
分のみを50〜80℃に加温せしめ、スプレーガン中
で硬化剤成分と混合する、いわゆる2液ガンでス
プレー塗装する方法が好適である。 以上説明した通り本発明のウレタン樹脂塗料組
成物は、スプレー塗装可能であり、1回塗りで
0.3〜3mm程度の厚塗りが出来、かつハンドリン
グ可能となる乾燥時間も数十分〜数時間である。
すなわち従来公知のこの種の塗料に比較して大巾
に時間の短縮が可能である。 加えて得られる塗膜は、耐久性、耐食性に優
れ、かつ平滑で緻密な塗膜が得られるという特徴
を有している。 さらに被塗物も、既に述べた鋳鉄管、タンク等
の鋼構造物だけでなく、例えばコンクリート、モ
ルタル、スレート、木材等の被塗物にも適用可能
であるという特長を有している。 以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。 なお、実施例中「部」、「%」は重量基準であ
る。 実施例1〜11及び比較例1〜5 第1表に示す配合割合(単位:部)の主剤成分
を、撹拌機で十分撹拌混合し、次いでサンドミル
で練合した後、1日間密閉下に放置した。 この主剤成分を70℃に加温したものと、第1表
に示すポリイソシアネートとをサンドブラスト鋼
板に乾燥膜厚約1mmとなるように2液ガンにてス
プレー塗装し、常温(20℃)で乾燥させた。 得られた塗膜につき、硬化時間、密着性、可撓
性、硬度、耐水性、耐アルカリ性、耐酸性、耐塩
水性及び塗膜外観の各種試験を行なつた。その結
果を第1表の下段に記載した。
(Industrial Application Field) The present invention relates to a urethane resin coating composition, and particularly to a solvent-free urethane resin coating composition that can be coated in thick coats. (Prior art) Steel structures that require high durability, high corrosion resistance, etc.
For example, thick film epoxy resin paints, tar epoxy resin paints, tar urethane resin paints, etc. have been mainly used for coated objects such as cast iron pipes, tanks, bridges, and marine structures. However, these paints dry slowly and usually take one to several days before they can be handled at room temperature, and especially at low temperatures in winter, there is a problem in that they require an even longer period of time. By the way, in the above, if the object to be coated is dried by heating, the drying time can be shortened considerably.
However, when the object to be coated is large, there is a problem in that it is not necessarily easy to implement from the standpoint of accompanying equipment. Therefore, urethane resins made of polyether polyols or polyester polyols and polyisocyanates, which have good drying properties, have been attracting attention in recent years, but they have the same durability and corrosion resistance as conventionally known paints. A solvent-free urethane resin paint that has the same properties and can be spray painted is not yet known. (Problems to be solved by the invention) In view of the above-mentioned current situation, the present inventors have
As a result of extensive research into a solvent-free urethane resin paint that has excellent corrosion resistance, short drying time, and can be spray painted, we have arrived at the present invention. (Means for Solving the Problems) The present invention is a reaction product of (1)(A)(i) castor oil...25 to 80% by weight, (ii) a polyhydric alcohol and an alkylene oxide, Its hydroxyl value is
100 to 600, and a polyol having a number average molecular weight of 1100 or less...15 to 70% by weight; (iii) a smoothing aid...1 to 20% by weight; (B) a curing agent component consisting of a polyisocyanate; and the equivalent ratio of isocyanate groups in the curing agent component (B) to hydroxyl groups in the base component (NCO/OH)
A urethane resin coating composition characterized by being blended in a ratio of (0.6 to 2.0/1.0), and as another embodiment, (2)(A)(a)(i) Castor oil... 25-80% by weight, (ii) polyol, which is a reaction product of polyhydric alcohol and alkylene oxide and has a hydroxyl value of 100-600 and a number average molecular weight of 1100 or less...15-70% by weight, and (iii) 100 parts by weight of a mixture consisting of 1-20% by weight of a smoothing aid; (b) a main component consisting of 10-100 parts by weight of a liquid bituminous substance; (B) a curing agent component consisting of polyisocyanate; Equivalent ratio of isocyanate groups in the curing agent component (B) to hydroxyl groups in the main component (NCO/OH)
It relates to a urethane resin coating composition characterized in that it is blended so that (0.6 to 2.0/1.0). (Specific Description) The castor oil used in the present invention is a non-drying oil usually obtained from castor bean seeds by a pressing method, and contains glyceride of ricinoleic acid as a main component. Usually, those having an average of about 2.5 hydroxyl groups in one molecule and a viscosity of about 6 to 9 stoke poise (at 20° C.) are preferably used.
Note that castor oil modified with polyhydric alcohols such as glycerin, trimethylolpropane, and pentaerythritol can also be used in the present invention, and is naturally included in the present invention. Furthermore, in the present invention, if the polyol component in the main component is castor oil alone, the reaction with the polyisocyanate is extremely slow and the resulting coating film is somewhat sticky. Therefore, in the present invention, a polyol (hereinafter abbreviated as "polyether polyol" as necessary), which is a reaction product of a polyhydric alcohol and an alkylene oxide, is further used as a polyol component. The "polyether polyol" used in the present invention includes diols such as ethylene glycol and propylene glycol; triols such as glycerin, trimethylolethane and trimethylolpropane; tetraols such as diglycerin and pentaerythritol; sorbitol and dipenta Hexaol such as erythritol; is an addition reaction between a polyhydric alcohol such as octaol such as sucrose and an alkylene oxide such as ethylene oxide or propylene oxide at a molar ratio of approximately 1/2 to 1/30. It has a hydroxyl value of about 100 to 600 and a number average molecular weight of about 1100 or less. If the hydroxyl value is less than 100 or the number average molecular weight exceeds 1100, the final coating film will be too soft and will tend to remain sticky. On the other hand, if the hydroxyl value exceeds 600, the resulting coating film becomes brittle. The use of the specified ranges is therefore particularly preferred. In particular, in the present invention, adducts of polyhydric alcohols and propylene oxide, such as glycerin, trimethylolethane, trimethylolpropane, pentaerythritol, or mixtures of two or more thereof, have good coating workability and are advantageous. This is the most preferred because the resulting coating film has excellent mechanical strength. In the present invention, a "smoothness aid" is further blended as a main component. The smoothing aid has the function of adsorbing moisture and reacting with water. Specifically, zeolite, calcined lime, slaked lime, quicklime, etc. can be mentioned. Preferably, the powders have a particle size of less than about 500 microns, especially less than 100 microns. As is well known, urethane resins are obtained by reacting isocyanate groups with hydroxyl groups. No matter what the conditions are, if moisture is present (e.g., in the paint raw material, on the surface of the object to be coated, or in the atmosphere), the moisture will react with the polyisocyanate, producing carbon dioxide gas. Pinholes etc. occur in the coating film, and as a result, it is difficult to obtain a smooth and uniform coating film. Therefore, in the present invention, a smoothing agent that has the effect of adsorbing moisture or reacting with water is blended into the composition, and by removing moisture that reacts with polyisocyanate. , the various problems mentioned above are solved or improved. In particular, zeolite has been found to be suitable for the present invention because it has a fast water adsorption rate. In the present invention, the main ingredient consists of the above-mentioned components. The blending ratio is castor oil 25 to 80% by weight, particularly preferably 30 to 75% by weight, polyether polyol 15 to 70% by weight, particularly preferably 20 to 65% by weight,
Smoothness aid 1-20% by weight, particularly preferably 3-10%
A composition of % by weight is suitable. In the above composition, if the amount of castor oil is less than the above composition range, the fluidity of the paint will be low, resulting in poor painting workability.
The disadvantages are that the miscibility with pigments becomes poor and the resulting coating film has poor flexibility. On the other hand, if the amount of castor oil exceeds the above composition range, the curing speed will be slow and the resulting coating film will remain tacky. Therefore, neither case is preferable. Next, regarding polyether polyol, if it is less than the above composition range, the mechanical strength of the coating film will be insufficient, and conversely, if it is too much, the fluidity of the coating will be reduced, and the smoothness of the resulting coating film will be poor. A problem arises. Therefore, neither case is preferable. Regarding the smoothness aid, if the amount is less than the above-mentioned composition range, no effect will be observed, and if it is too much, the water resistance and chemical resistance of the coating film will decrease. Therefore, it is not desirable in any case. In another embodiment of the present invention shown above, a "liquid bituminous substance" is further used as the base ingredient. The liquid bituminous material further improves corrosion resistance, water resistance, and provides fluidity suitable for thick film coating of the composition. As the liquid bituminous substance, all liquid bituminous substances normally used in tar epoxy resin paints can be used and are easily available on the market.
For example, there are petroleum-based, coal-based, asphalt-based tar components, or their various derivatives.Specifically, coal such as Tarkron No. 230, Tarkron No. 180, Tarklon No. 180-L (product name manufactured by Yoshida Refinery), etc. Examples include tar compounds, tar pitch, coal tar, straight asphalt, blown asphalt, and mixtures of these with process oil. In the present invention, these liquid bituminous substances are blended in an amount of 100 parts by weight or less, preferably 10 to 80 parts by weight, to 100 parts by weight of the mixture consisting of castor oil, polyether polyol, and smoothing aid. . Incidentally, if the liquid bituminous substance is in excess of the above range, the crosslinking density of the resulting coating film will decrease, and the solvent resistance and physical strength will deteriorate, which is not preferable. Next, in the present invention, polyisocyanate is used as the curing agent component (B). Examples of the polyisocyanate include toluylene diisocyanate (TDI), diphenylmethane diisocyanate (MDI), polyphenylmethane polyisocyanate (crude MDI), modified diphenylmethane polyisocyanate (modified MDI), xylylene diisocyanate (XDI), and hexyl diisocyanate (XDI). Typical examples include methylene diisocyanate (HMDI), trimer compounds of these polyisocyanates, and reaction products of these polyisocyanates and polyols. The polyisocyanate is mixed with the base component (A) immediately before use (painting) to form a paint. The mixing ratio is as follows: the equivalent ratio of isocyanate groups in the curing agent component to hydroxyl groups in the main component (NCO/OH) is
It is used within a range of 0.6 to 2.0/1.0, particularly preferably 0.9 to 1.6/1.0. However, if it deviates from this range, the original performance of the urethane resin will not be exhibited, which is not preferable. In the present invention, organic or inorganic coloring pigments such as yellow lead, zinc white, Bengara, chromium oxide, phthalocyanine blue, carbon black, titanium oxide, etc.; silica, barite, Extender pigments such as calcium carbonate, clay, talc, mica, red lead, calcium leadate, zinc chromate, basic lead chromate, zinc molybdate,
It is also possible to blend various pigments such as antirust pigments such as condensed zinc phosphate. In particular, in the present invention, in order to obtain a thick coating film,
Add 50 parts of this type of pigment to 100 parts by weight of the main component (A).
It is appropriate to mix it in a proportion of ~200 parts by weight. In the present invention, if necessary, the main component may include glass fiber, asbestos, nylon, a range of substances such as carbon, various plasticizers, modifiers such as various synthetic resins, or catalysts such as tertiary amines and organic tin compounds. ,
It is also possible to blend various additives such as ultraviolet absorbers and antioxidants. The method for applying the urethane resin coating composition of the present invention is, for example, by mixing the main component and the curing agent component immediately before use, and then spraying the mixture. Particularly preferred is a method of spray coating using a so-called two-liquid gun, in which only the main component is heated to 50 to 80°C and mixed with the curing agent component in a spray gun. As explained above, the urethane resin coating composition of the present invention can be spray coated and can be applied in one coat.
A thick coating of about 0.3 to 3 mm can be applied, and the drying time required for handling is several tens of minutes to several hours.
That is, compared to conventionally known paints of this type, the time can be significantly reduced. In addition, the resulting coating film has excellent durability and corrosion resistance, and is characterized by being smooth and dense. Furthermore, the present invention has the advantage that it can be applied not only to steel structures such as cast iron pipes and tanks mentioned above, but also to concrete, mortar, slate, wood, and other objects to be coated. Hereinafter, the present invention will be explained in more detail with reference to Examples. In the examples, "parts" and "%" are based on weight. Examples 1 to 11 and Comparative Examples 1 to 5 The main ingredients in the proportions (unit: parts) shown in Table 1 were sufficiently stirred and mixed with a stirrer, then kneaded with a sand mill, and then left in a sealed state for one day. did. This main ingredient heated to 70°C and the polyisocyanate shown in Table 1 are spray-painted onto a sandblasted steel plate using a two-component gun to a dry film thickness of approximately 1 mm, and dried at room temperature (20°C). I let it happen. The resulting coating film was subjected to various tests on curing time, adhesion, flexibility, hardness, water resistance, alkali resistance, acid resistance, salt water resistance, and coating appearance. The results are listed in the lower part of Table 1.

【表】【table】

【表】【table】

【表】 (発明の効果) 本発明のウレタン樹脂塗料は硬化時間が短く、
かつ得られた塗膜は優れた塗膜性を有している。 (第1表参照) 観点を変えていうと、ポリエーテルポリオール
を含まないか、もしくはその使用量が本発明の特
定範囲より少ない塗料を使用した時、塗膜はいつ
までも粘着性をもつており、塗膜性能も不良であ
つた。(比較例1、2)また、ひまし油を含まな
いか、もしくはその量の少ない塗料を使用した
時、塗膜は非常に脆く、平滑性が不良であつた。
(比較例3、4)さらに平滑性助剤を含有しない
塗料を使用した時、塗膜に発泡が残つた。(比較
例5) かくて本発明の特定配合組成物はきわめて優れ
たものであることが理解されよう。
[Table] (Effects of the invention) The urethane resin paint of the present invention has a short curing time.
Moreover, the obtained coating film has excellent coating properties. (See Table 1) From a different perspective, when using a paint that does not contain polyether polyol or whose amount is less than the specified range of the present invention, the paint film will remain sticky forever and The membrane performance was also poor. (Comparative Examples 1 and 2) Furthermore, when a paint containing no castor oil or a small amount of castor oil was used, the paint film was very brittle and had poor smoothness.
(Comparative Examples 3 and 4) Furthermore, when a paint containing no smoothing aid was used, foaming remained in the paint film. (Comparative Example 5) It can thus be understood that the specific blended composition of the present invention is extremely excellent.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 (A)(i) ひまし油…25〜80重量%、 (ii) 多価アルコールとアルキレンオキサイドと
の反応生成物である、水酸基価100〜600、数
平均分子量1100以下のポリオール…15〜70重
量%及び (iii) 平滑性助剤…1〜20重量% とからなる主剤成分と (B) ポリイソシアネートからなる硬化剤成分、 とを、硬化剤成分のイソシアネート基対主剤成分
の水酸基の当量比(NCO/OH)が、(0.6〜2.0/
1.0)になるように配合してなることを特徴とす
る ウレタン樹脂塗料組成物。 2 前記ポリオール(ii)が、グリセリン、トリメチ
ロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタ
エリスリトールまたはこれら二種以上の混合物で
ある多価アルコールとプロピレンオキサイドとの
反応生成物であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載のウレタン樹脂塗料組成物。 3 前記平滑性助剤(iii)がゼオライト粉末であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のウレ
タン樹脂塗料組成物。 4 (A)(a)(i) ひまし油…25〜80重量%、 (ii) 多価アルコールとアルキレンオキサイド
との反応生成物である、水酸基価100〜
600、数平均分子量1100以下のポリオール
…15〜70重量%及び (iii) 平滑性助剤…1〜20重量% からなる混合物100重量部と (b) 液状歴青物質10〜100重量部 とからなる主剤成分と (B) ポリイソシアネートからなる硬化剤成分 とを、硬化剤成分のイソシアネート基対主剤成分
の水酸基の当量比(NCO/OH)が、(0.6〜2.0/
1.0)になるように配合してなることを特徴とす
るウレタン樹脂塗料組成物。 5 前記ポリオール(ii)がグリセリン、トリメチロ
ールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエ
リスリトールまたはこれら二種以上の混合物であ
る多価アルコールとプロピレンオキサイドとの反
応生成物であることを特徴とする特許請求の範囲
第4項記載のウレタン樹脂塗料組成物。 6 前記平滑性助剤(iii)がゼオライト粉末であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第4項記載のウレ
タン樹脂塗料組成物。
[Scope of Claims] 1 (A) (i) Castor oil...25 to 80% by weight, (ii) A reaction product of polyhydric alcohol and alkylene oxide, with a hydroxyl value of 100 to 600 and a number average molecular weight of 1100 or less. A main component consisting of a polyol...15 to 70% by weight and (iii) a smoothing aid...1 to 20% by weight, and (B) a curing agent component consisting of a polyisocyanate, and the isocyanate group of the curing agent component to the main component. The equivalent ratio of hydroxyl groups (NCO/OH) is (0.6 to 2.0/
1.0). 2 The polyol (ii) is a reaction product of a polyhydric alcohol, which is glycerin, trimethylolethane, trimethylolpropane, pentaerythritol, or a mixture of two or more thereof, and propylene oxide. The urethane resin coating composition according to scope 1. 3. The urethane resin coating composition according to claim 1, wherein the smoothness aid (iii) is zeolite powder. 4 (A)(a)(i) Castor oil...25-80% by weight, (ii) A reaction product of polyhydric alcohol and alkylene oxide, hydroxyl value 100-
600, a polyol with a number average molecular weight of 1100 or less...15-70% by weight; (iii) a smoothing aid...1-20% by weight; (b) 10-100 parts by weight of a liquid bituminous substance; and (B) a curing agent component consisting of polyisocyanate, the equivalent ratio of the isocyanate groups of the curing agent component to the hydroxyl groups of the main resin component (NCO/OH) is (0.6 to 2.0/
1.0). 5 Claims characterized in that the polyol (ii) is a reaction product of a polyhydric alcohol, which is glycerin, trimethylolethane, trimethylolpropane, pentaerythritol, or a mixture of two or more thereof, and propylene oxide. The urethane resin coating composition according to item 4. 6. The urethane resin coating composition according to claim 4, wherein the smoothness aid (iii) is zeolite powder.
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