JPS6399849A

JPS6399849A - 微生物検体採取装置

Info

Publication number: JPS6399849A
Application number: JP62236055A
Authority: JP
Inventors: マイケル・ピー・マンゾ
Original assignee: MAIKUROBUEISHIBU Inc
Current assignee: MAIKUROBUEISHIBU Inc
Priority date: 1986-09-19
Filing date: 1987-09-19
Publication date: 1988-05-02
Also published as: JPH0334729B2; EP0260466A3; EP0260466B1; US4763670A; EP0260466A2; DE3751414T2; CA1314465C; DE3751414D1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、内視鏡の作用通路を介して使用する型式の微
生物検体採取装置に関する。

（ロ）従来の技術及びその問題点検体採取装置は、通常試料ブラシを有し、このブラシは
、人体に挿入し、除去する間、管状の鞘内に配設されて
いる。医者が、体内にて内視鏡を介し、この検体採取装
置を試料の採取部位まで誘導した後、内視鏡を制御して
、その部位を検査する間に、医者は人体外部に伸長する
採取ブラシのハンドルを操作して、ブラシを鞘から末称
方向に突出させ、人体内にて前後に動かし、検体を集め
ることができる。

検体採取部位にて使用するまで、採取ブラシを無菌状態
に保つことを目的とする米国特許第４．２３５，２４４
号は、ブラシの周囲に内側鞘および外側鞘を使用し、外
側鞘の末梢端は当初、検体を採取しようとするときに、
人体内に排出される例えばろうのような水溶性の物質で
栓をしておくことを教示している。この栓は、検体採取
ブラシを収容した内側鞘を外側鞘に対して末梢方向に動
かすことによって該当部位にて排出される。マサチュー
セッツ州、ミルフォードのマイクロバシイズ（Ｍｉｃｒ
ｏｖａｓｉｖｅ　）社が製造する微生物採取ブラシの場
合のように、このろう栓を射出させるためには、医者は
装置を両手で操作しなければならない。

本発明の目的は、医者が手を自由な状態にしておき、片
手で操作することによりろう栓を射出させ、検体を採取
することのできる微生物検体採取装置を提供することで
ある。

（ハ）問題点を解決するための手段本発明に依ると、片手で採取装置を露呈させ、汚染され
ていない検体を入手し得る微生物検体採取装置は、カテ
ーテル組立体を備え、このカテーテル組立体は、末梢端
および基端を有する外側及び内側カテーテルと、内側カ
テーテル内に配設され、末梢端および基端を有する内側
カテーテルの末梢端より遠方に検体採取器を伸長させ、
検体を採取する作用手段を有する検体採取器と、外側カ
テーテルの末梢端と内側カテーテルの末梢端間の適所に
て、外側カテーテルの１部と係合し、且つこれを密封す
る水溶性の栓と、外側カテーテルを内側カテーテルに対
して軸方向に動かす手段とを備え、上記内側カテーテル
を軸方向に動かす手段が、外側カテーテルの基端に設け
た第１ハントゝル部材と、および内側カテーテルの基端
に設けられ、第１ハンドル部材の基端部に位置決めした
第２ハンドル部材とを備え、上記第１および第２ハンド
ル部材は、操作者の片手の異なる指が添えられて、片手
により共に引き出すことができ、これによって内側カテ
ーテルおよび外側カテーテルが相対的に軸方向に動き、
内側カテーテルの押出し動作によって栓が外側カテーテ
ルから排出される。すなわち、この検体採取装置はカテ
ーテル組立体基端を掴持する手と同一の手の指で操作し
得るようにしたものである。

好適実施態様において、上記第１及び第２ハンドル部材
は、さらに、それぞれのノ・ンドル部材が借方向に分離
する程度を所定の最大距離に制限する手段を備え、また
、第１・・ンドル部材は、縦方向に伸長するノ・ンドル
スリーブを備え、第２ノ・ンドル部材は、縦方向に伸長
するノ・ント９ル軸を備え、このハンドル軸は、ノ・ン
トゞル部材それぞれの面を押圧したときに、ハンドルス
リーブ内に入れ予成に嵌入し得る寸法および構造にしで
ある。また、ハンドル部材は、さらに、ノヘントゝル柄
をノ１ンドルスリーブ内に固定するストッパ手段を備え
ることが望ましく、さらに、この装置は、検体の採取中
、カテーテルの相対位置を固定する手段を備えている。

本発明の上記および他の目的、特徴は、以下の好適実施
態様に関する詳細な説明および特許請求の範囲の記載か
ら理解されよう。

に）実施例以下、本発明の実施例について、添付図面を参黒しなが
ら詳細に説明する。

本発明の微生物検体採取装置１０は、外側カテーテル１
２と、およびこの外側カテーテル１２内に配設した内側
カテーテル１４とを備えている。これら両カテーテルは
、共に、テフロン（登録商標）（４ふっ化エチレン樹脂
）またはその他従来のカテーテル用材料にて製造する。

外側カテーテル１２は、人体外部から検体を採取せんと
する人体内の部位まで伸長するのに十分な長さ、例えば
約１００Ｃｒｎとし、その外径は、柔軟内視鏡の作用通
路を介して、採取装置」０を体内に導入し得る値とする
。例えば、典型的な作用通路は、直径約１．８酎とし、
外側カテーテル１２の外径は、１．７７８咽（０，０７
０インチ）とする。内側カテーテル１４も、略同−長さ
とし、外径は例えば１．３４６２団（０，０５３インチ
）とし、この内側カテーテル１４が外側カテーテル１２
内にて軸方向に動くことができ得るようにする。

外側カテーテル１２および内側カテーテル１４の基端は
、それぞれ第１ハンドル部材１６、第２７−ンビル部材
１８内に達している。上記ノ・ンドル部材１６゜１８は
、共に、例えば変性アクリルのようなプラスチック材料
をそれぞれのカテーテル端部周囲に射出成形したもので
ある。第１ハンドル部材１６は、細長いスリーブの形態
とし、その基端は、スＩＪ−プ周囲にて半径外方に伸長
する末梢面２１を画成するフランジｍ内に達している。

この第１ノ・ントゞル部材１６内には、中心穴ｎが形成
してあり、この穴基端の径は、半径中吉に伸長する止め
輪２４によって規定されている。内側カテーテル１４の
基端に接続された第２ノ・ンドル部材１８は、細長い柄
の形態とし、第１ハンドル部材の中心穴に嵌入し得る寸
法を備え、その末４ｆ’４端は７ランジ２６内に達し、
その基端は半径外方に伸長するフランジｙ内に達してい
る。フランジ２６の径は、フランジの面が止め輪２・１
０面と係合し、柄をスリーブに対して基端方向に引いた
とき、（第１図）、柄をスリーブ内に固定する止め係合
し得るように、止め輪２４の内径に対応した寸法にしで
ある。部材の半径外方伸長フランジ路および第１ノ・ノ
ビル部材の末梢面２１は、対向する止め回加、３２を画
成する。これら止め面Ｉ、３２は、ハンドルの柄をノ・
ンドルスリーブ内に嵌入させたときに、相互に係合し、
内側カテーテルが外側カテーテルに対して軸方向に動く
のを制限し、カテーテルの末梢端を希望の状態（第２図
）に位置決めする。保合面の末梢方向にて、ノ・ンドル
柄の周囲には、環状リブ讃が形成しである。このリブあ
は、止め輪の中心穴を通って摺動し得る寸法を備え、フ
ランジ面の保合時、第１ノ）ンドル部材１６の壁によっ
て画成した環状止め手段３６内にパチンと係合し、第１
ノ・ンドル部材と柄を保持する。

外側カテーテル１２の末梢端あは、納入状態（第１図）
では、ここに引用した米国特許第４．２３５，４５５号
に開示されているように、例えば水溶性ろうまたはろう
状栓のような人体と生態的に適合可能な、例えば長さ約
２ｍの栓４０にて密封されている。内側カテーテル１４
の末梢端内には、生体の検体を採取するブラシ４４が配
設されている。

この検体採取用ブラシは、内側カテーテルを通じて、皮
下金属管４８およびワイヤ艶によって、同様にプラスチ
ック製の基端の親指リングに接続されている。この金属
管４８は、ハンドル部材を通って親指リングから基端方
向に伸長して、内側カテーテルの基端内に達し、以下に
説明するように、採取中、第１ハンドル１材１６、第２
ハンドル部材１８および親指リング４６が相対動作する
とき、ワイヤのもつれを防止する補脚１手段となる。

第１図を参照すると、本発明の微生物採取装置１０は、
外側カテーテルの末梢端が栓４０によって閉じられた図
示した状態にて医者に納入される。ハンドル柄部材１８
は、ハンドルスリーブ１６に対する最基端位置に配設さ
れており、フラン−）２６および止め輪２４の面が係合
している。この位置にて、内側カテーテル１４の末梢端
４２は、栓４０の基端方向に位置し、その間にブラシ４
４が配設され、補剤手段たる金属管４８がハンドル部材
８の基端から約２５．４＋＋ｏｎだけ伸長している。こ
の位置にて、ブラシおよび内側カテーテルの末梢部は無
菌状態である。

次に、医者は、柔軟内視鏡μｓの末４ｑの検査端部５１
を患者の体内に誘導する。ノ・ンビルωで内視鏡を保持
し、接眼部６２をのぞきながら、医者は、内視鏡の握り
部に設けた操作手段を操作して、内視鏡の端部な、検体
を採取して取り出す、例えば肺６４内の部位まで誘導す
る。また、医者は自由な片手を使用して、栓４０で閉じ
たままの微生物採取装置１０の末梢端あを内視鏡の弁を
通じて導入し、内視鏡の作用通路を通して前進させ、装
置１０の末２梢端が内視鏡の末梢端から突出するように
する。

次に、第４　ニーミニ図を参照すると、医者は、自由な
片手を使用して、２つの指７０　、７２度にてハンドル
スリーブ１６を掴持し、指は、フランジ加の末梢面２１
に接触させる。この手の親指を使用し、医者はハンドル
スリーブおよび柄の対向面３０％３２を相互に圧押させ
、柄を中心穴ｎ内に嵌入させ、これと同時に、内側カテ
ーテルの末梢端を外側カテーテルの末梢端に対して末梢
方向に前進させ、内側カテーテルの端部を栓４０に押し
あてこの栓４０を射出させる。医者は、対向面（至）、
３２を押し続け、これら面同志が係合し、柄周囲の環状
リブ３４がハンドルスリーブ１６の中心穴に形成した環
状止め手段３６内にパチンと嵌入するようにする。この
状態時、ブラシ４４がまだ内部に位置している状態にお
いて内側カテーテルの末梢端は、外側カテーテルの端部
よりも僅かに伸長し、環状リブ３４が止め手段３６内に
嵌合することでハンドル部材および内側カテーテル、外
側カテーテルは、この位置に保持され、無菌のブラシは
、非無菌の外側カテーテルから間隔を置いて配設され、
汚染を防止することができる（第２図）。

次に、第４ｂ図を参照すると、医者は、依然、自由な片
手を使用して、親指７４をフラン：）２８から親指リン
ク４６まで動かし、接眼部６２をのぞきながら、親指り
／グを前後に動かして、ブラシを内側カテーテル内部か
ら末梢方向に体内まで伸長させ、検体を採取する。この
間、医者は、ノ・ンドルの柄部材が完全に嵌入するハン
ドルスリーブ部材を自己の指７０　、７２間にて掴持し
、装置１０を安定させる。

検体を採取したならば、採取ブラシを内側カテーテル内
に後退させ、体内から抜去し、標準的な方法によって分
析する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、ろう栓が適宜位置にある、患者の体内に挿入
した本発明の微生物採取装置の側面図、第２図は、ろう
栓を射出させた、′、装置の側面図、第３図は、フラン
が末梢方向に伸長して検体を採取する装置の側面図、第４図は、柔軟内視鏡を通じて使用する、本発明の検体
採取装置の幾分線図的な図、第４ａ図および第４ｂ図は、それぞれろう栓を射出させ
および検体の採取のため、医者が操作する状態を示す、
該装置の同様の図である。（主要符号の説明）１０・・・微生物検体採取装置Ｉ２・・・外側カテーテル　　１４・・・内側カテーテ
ル１６・・・第１ハンドル部材（スリーブ）Ｉ８・・・
第２ハンドル部材（柄）加・・・フランジ　　　　　２１・・・末梢面冴・・・
止め輪　　　　　　２６・・・心向きフランジあ・・・
半径外方伸長フランジＩ、３２・・・止め面　　　　詞・・・環状リブ３６・
・・環状止め手段関・・・（外側カテーテル）の末梢端４０・・・栓　　　４２・・・（内側カテーテル）末梢
端４４・・・ブラシ　　　　　４６・・・親指リング４
８・・・皮下金属管　　　５０・・・ワイヤ５８・・・
内視鏡　　　　　（イ）・・・ノーンドル６２・・・接
眼部　　　　　倒・・・肺（外４名）、　　　　　　　　Ｎ　　　　　　　　つキ　　建　　
キ手続補正書昭和６２年１り月／１日侍許庁長官　小川邦夫　殿昭和６２年特許願第２３６０５５号２、発明の名称微生物検体採取装置３、補正をする者事件との関係　　特許出願人住所名　称　　マイクロヴエイシヴ・インコーホレーテッド
４、代理人住所　　東京都千代田区大手町二丁目２番１号新大手町
ビル　２０６号室５、補正の対象適正な図面 ’！Ｉｌｌノ涌ＩＱ　（Ｐｆ＋−Ｆ！ＡＥ）ｈ’；１７
−、　Ｌ＋恋ｍｔｉ　１．）２△６、補正の内容

Claims

【特許請求の範囲】１、片手で操作し、検体採取装置を露出させ、汚染され
ていない検体を採取することのできる微生物試料採取装
置において、ａ）末梢端および基端を有する外側カテーテル、および
末梢端および基端を有する内側カテーテルと、ｂ）略前記内側カテーテル内に配設した検体採取具と、ｃ）前記外側カテーテルの末梢端と前記内側カテーテル
の末梢端間の適宜位置にて前記外側カテーテルの一部に
係合し、且つこれを密封する取り外し可能な水溶性栓と
、およびｄ）片手で操作し、前記内側カテーテルに対して前記外
側カテーテルを動かし、前記内側及び外側カテーテルの
末梢端を越えて前記検体採取具を伸長させ、検体を採取
する手段とを備えるカテーテル組立体であって、前記ｄ）の採取手段が、イ）前記外側カテーテルの基端に設けた第１のハンドル
部材と、ロ）前記内側カテーテルの基端に設けられ、かつ前記第
１のハンドル部材の基端に位置決めされた第２のハンドル部材と、およびハ）前記検体採取具を操作する操作手段とを有し、さらに前記（イ）及び（ロ）の第１及び第２のハンドル
が、操作者の片手の２本の指が添えられる表面を各々を
有し、これら表面を同時に引くことにより、外側の部材
及び内側の部材を互いに軸方向に相対的に動かして前記
内側カテーテルにより、前記外側カテーテルから前記栓
を押し出すようにし、および前記ハ）の試料採取具の操
作手段が、前記カテーテル組立体の基端を掴持する手と
同一の手の指で操作し得ることを特徴とする微生物検体
採取装置。２、前記イ）、ロ）の第１及び第２のハンドル部材が、
さらに、ハンドル部材のそれぞれの面の縦方向への分離
を所定の最大距離に制限する手段を備えることを特徴と
する特許請求の範囲第１項に記載した微生物検体採取装
置。３、前記イ）の第１ハンドル部材が、縦方向に伸長する
ハンドルスリーブを備え、および前記ロ）の第２ハンド
ル部材が、縦方向に伸長するハンドル柄を備え、前記ハ
ンドル柄が前記イ）、ロ）の第１及び第２のハンドル部
材のそれぞれの面を共に押圧したとき、前記ハンドルス
リーブ内に嵌入することを特徴とする特許請求の範囲第
１項または第２項の何れかの項に記載した微生物検体採
取装置。４、前記イ）、ロ）の第１及び第２のハンドル部材が、
さらに、前記ハンドル柄を前記ハンドルスリーブ内に固
定するストッパ手段を備えることを特徴とする特許請求
の範囲第３項に記載した微生物検体採取装置。５、さらに、試料の採取中、カテーテルの相対位置を固
定する手段を備えることを特徴とする特許請求の範囲第
１項に記載した微生物検体採取装置。