JPS6396485A - 炉壁構造 - Google Patents
炉壁構造Info
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- JPS6396485A JPS6396485A JP23914686A JP23914686A JPS6396485A JP S6396485 A JPS6396485 A JP S6396485A JP 23914686 A JP23914686 A JP 23914686A JP 23914686 A JP23914686 A JP 23914686A JP S6396485 A JPS6396485 A JP S6396485A
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Landscapes
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、炉壁断熱材から発生する固型物粒子の炉内
漏出を防止する炉壁構造に関する。
漏出を防止する炉壁構造に関する。
従来は連続焼鈍炉等の焼鈍炉や熱処理炉等の炉壁材質に
耐火断熱レンガを使用していた。
耐火断熱レンガを使用していた。
しかし耐火断熱レンガでは次の2つの理由で使用上問題
があった。
があった。
■レンガの表面からレンガ屑が発生し。
炉内で浮遊する。すると浮遊した細かい屑がロールとス
トリップ間にて挟圧されストリップの押し疵きなる。
トリップ間にて挟圧されストリップの押し疵きなる。
■レンガは昇熱、降温時の炉温追従応答性が悪いのでH
eat cycleの変更時、サイズ変更時等の炉壁昇
熱又は冷却に時間を要する。
eat cycleの変更時、サイズ変更時等の炉壁昇
熱又は冷却に時間を要する。
従って近年はレンガの使用をやめセラミックファイバ(
Ceramic Fiber )を使用し炉内側にステ
ンレス板を張り付ける炉が多くなった。
Ceramic Fiber )を使用し炉内側にステ
ンレス板を張り付ける炉が多くなった。
しかし、この場合はステンレス板とステンレス板との接
ぎ目をボルト等でとめているため、炉温を700℃以上
あげるとステンレス板が熱膨張し、ボルト間のとめてな
い部分がふくれあがりセラミックファイバを完全に密閉
する事が難しい。
ぎ目をボルト等でとめているため、炉温を700℃以上
あげるとステンレス板が熱膨張し、ボルト間のとめてな
い部分がふくれあがりセラミックファイバを完全に密閉
する事が難しい。
溶接はステンレスの板の厚みが1n前後と薄い為に非常
に難しく、たとえ者接が可能であったとしても炉高15
mの熱膨張量を構造上吸収する事は困難である。
に難しく、たとえ者接が可能であったとしても炉高15
mの熱膨張量を構造上吸収する事は困難である。
このようにセラミックファイバを完全に密閉できないと
次のような問題が生じる。セラミックファイバには重量
比で35〜65%のAt!03と5in2が含まれてい
る。これらは150μrn〜500μmO粒径の固い固
型物粒子でファイバ中より容易に剥落しステンレス板の
接ぎ目から炉内に漏出してくる。炉内lこ漏出した固い
At、o3及び5i02の粒子は炉内に浮遊し、炉内ロ
ールと鋼帯間に挟圧される等して鋼帯に押し疵を与え、
自動車のボディー用外板等光面性状の精度が要求される
製品には適さなくなる。
次のような問題が生じる。セラミックファイバには重量
比で35〜65%のAt!03と5in2が含まれてい
る。これらは150μrn〜500μmO粒径の固い固
型物粒子でファイバ中より容易に剥落しステンレス板の
接ぎ目から炉内に漏出してくる。炉内lこ漏出した固い
At、o3及び5i02の粒子は炉内に浮遊し、炉内ロ
ールと鋼帯間に挟圧される等して鋼帯に押し疵を与え、
自動車のボディー用外板等光面性状の精度が要求される
製品には適さなくなる。
本発明は以上のような問題に鑑み創案されたもので、焼
鈍、熱処理等の各種炉で、高品質の熱延鋼板、冷延鋼板
、ブリキ原板、溶融亜鉛鍍金鋼板、溶融アルミ鍍金鋼板
、ステンレス鋼板、電磁鋼板等の鋼板を製造するために
、固型物粒子を生じるセラミックファイバ等を使用した
炉壁構造を改良せんとするものである。
鈍、熱処理等の各種炉で、高品質の熱延鋼板、冷延鋼板
、ブリキ原板、溶融亜鉛鍍金鋼板、溶融アルミ鍍金鋼板
、ステンレス鋼板、電磁鋼板等の鋼板を製造するために
、固型物粒子を生じるセラミックファイバ等を使用した
炉壁構造を改良せんとするものである。
そのため、本発明は第1図に示すように、炉殻(1)内
側に耐火断熱材(2)を設け、該耐火断熱材(2)の全
面を薄いシール材(3)で覆うと共に、該シール材(3
)の内側全面に板状耐熱材(4)を展着せしめている。
側に耐火断熱材(2)を設け、該耐火断熱材(2)の全
面を薄いシール材(3)で覆うと共に、該シール材(3
)の内側全面に板状耐熱材(4)を展着せしめている。
そのうち耐火断熱材(2)は耐火・断熱性があり、熱膨
張率か低いことが必要であり、又炉殻軽量化のため@量
であって安価なことが好ましい。このため的述したセラ
ミックファイバか用いられるが、その中でも特にC,S
i。
張率か低いことが必要であり、又炉殻軽量化のため@量
であって安価なことが好ましい。このため的述したセラ
ミックファイバか用いられるが、その中でも特にC,S
i。
Nb 、 N 、 Zn 、 kA系のセラミックファ
イバやその複合ファイバが良い。
イバやその複合ファイバが良い。
前記シール材(3)は、耐火断熱材(2)から生じる固
型物粒子が炉内に漏出しないよう気密性があり、且つ異
物の発生がないことが絶体条件である。又耐熱性があり
、熱膨張率が低いことも必要であり、その材質としては
チタン、SUS鋼、耐熱鋼(例えばNl:30〜40%
又はCu:30〜40%)等の金属板、フォイル、耐熱
シートが適用され得るが、他に耐熱シートとして、無機
質のクロス材等、玉状の異物の発生しないセラミック布
、常温等でファイバに製造したサフイール(商品名)、
デンカアルセン(商品名)等がある。更に前記耐火断熱
材(2)と板状耐熱材(4)の間に介装されるため、シ
ール材(3)としては、軽く、施工性が良いこと(金属
板、フォイルであれば10〜300μmの厚さ程度)及
び広幅のものが手入しやすく。
型物粒子が炉内に漏出しないよう気密性があり、且つ異
物の発生がないことが絶体条件である。又耐熱性があり
、熱膨張率が低いことも必要であり、その材質としては
チタン、SUS鋼、耐熱鋼(例えばNl:30〜40%
又はCu:30〜40%)等の金属板、フォイル、耐熱
シートが適用され得るが、他に耐熱シートとして、無機
質のクロス材等、玉状の異物の発生しないセラミック布
、常温等でファイバに製造したサフイール(商品名)、
デンカアルセン(商品名)等がある。更に前記耐火断熱
材(2)と板状耐熱材(4)の間に介装されるため、シ
ール材(3)としては、軽く、施工性が良いこと(金属
板、フォイルであれば10〜300μmの厚さ程度)及
び広幅のものが手入しやすく。
継目の施工が容易なこと(耐熱接着剤、溶接ホッチキス
止め等で継目の施工ができる)等が必要である。
止め等で継目の施工ができる)等が必要である。
又前記板状耐熱材(4)は、当然ながら、炉内から輻射
熱、対流熱等を受けるので耐熱性のあること、及び元々
粒子等の炉内漏出による製品表面欠陥の発生を防ぐ目的
から、異物が発生しないことが必要である。更に炉殻(
1)との間に耐火断熱材(2)、シール材(3)を入れ
1本耐熱材(4)で保持するので、保持具の取り付けに
耐え得る剛性も必要とされる。このようなことから、そ
の材質己しては、耐熱金属。
熱、対流熱等を受けるので耐熱性のあること、及び元々
粒子等の炉内漏出による製品表面欠陥の発生を防ぐ目的
から、異物が発生しないことが必要である。更に炉殻(
1)との間に耐火断熱材(2)、シール材(3)を入れ
1本耐熱材(4)で保持するので、保持具の取り付けに
耐え得る剛性も必要とされる。このようなことから、そ
の材質己しては、耐熱金属。
SUS鋼等が適切である。
以上のような炉壁構造によれば、シール材(3)が耐火
断熱材(2)に含まれるAt、 o3やsio、等の固
型物粒子の炉内への移動を阻止するため、板状耐熱材(
4)の熱膨張によりふくれあがった部分からこれらの粒
子か炉内に漏出することがなくなる。
断熱材(2)に含まれるAt、 o3やsio、等の固
型物粒子の炉内への移動を阻止するため、板状耐熱材(
4)の熱膨張によりふくれあがった部分からこれらの粒
子か炉内に漏出することがなくなる。
以下、本発明の具体的実施例を図面に基づいて説明する
。
。
第2図及び第3図は冷延鋼板用連続焼鈍炉の加熱炉の炉
壁構造を示す部分断面外形斜視図及び縦断面図である。
壁構造を示す部分断面外形斜視図及び縦断面図である。
上記加熱炉は、炉温rnax 950℃、板m max
850℃、炉内1fi 2200■、炉内高18rn
、炉内長23溝の炉条件を有しており、そのような加熱
炉の炉壁構造として、スチール製の炉殻OQで囲われた
内側に介装された耐火断熱材(イ)と、その内側全表面
を覆うシール材(至)と、該シール材(至)の内側に取
付けた板状耐熱材(40)とを有している。
850℃、炉内1fi 2200■、炉内高18rn
、炉内長23溝の炉条件を有しており、そのような加熱
炉の炉壁構造として、スチール製の炉殻OQで囲われた
内側に介装された耐火断熱材(イ)と、その内側全表面
を覆うシール材(至)と、該シール材(至)の内側に取
付けた板状耐熱材(40)とを有している。
このうち、耐火断熱材(至)はAz、 0.と5iO1
よりなるセラミックファイバで構成され、その中には固
体粒径か150〜500μmのAj、 Os及びSin
、の粒子が重量比で25〜40%含まれている。
よりなるセラミックファイバで構成され、その中には固
体粒径か150〜500μmのAj、 Os及びSin
、の粒子が重量比で25〜40%含まれている。
又、シール材翰は、セラミックファイバからなる前記耐
火断熱材翰からAt203及びSin。
火断熱材翰からAt203及びSin。
の粒子が炉内に漏出しないようにするため、100μm
厚のチタンフォイルを使用している。
厚のチタンフォイルを使用している。
更に、板状耐熱材(40)はステンレス板からなる。こ
の板状耐熱材(40)はもともと鋼帯が炉内走行中に蛇
行して該銅帯端部で傷付き破損する場合や炉内点検作業
中等に傷付く場合に備えて設けられたものであるから1
本発明の場合も前記シール材(至)の上lこ張り付けて
おいてそのような場合に備えると共に、該シール材(7
)の保ふも兼ねる。そのためその板厚としてはIW程度
のものが必要である。又シール材(1)がチタンフォイ
ルの場合、100μm以下のフォイルであれば炉壁全面
を覆っても。
の板状耐熱材(40)はもともと鋼帯が炉内走行中に蛇
行して該銅帯端部で傷付き破損する場合や炉内点検作業
中等に傷付く場合に備えて設けられたものであるから1
本発明の場合も前記シール材(至)の上lこ張り付けて
おいてそのような場合に備えると共に、該シール材(7
)の保ふも兼ねる。そのためその板厚としてはIW程度
のものが必要である。又シール材(1)がチタンフォイ
ルの場合、100μm以下のフォイルであれば炉壁全面
を覆っても。
熱膨張代は波形に浮上って吸収される。従って耐火断熱
材(21とこの板状耐熱材(40)間の間隔につき、シ
ール材(至)厚みに最大熱膨張代の波高さ分を考慮すれ
ば熱膨張による問題は解決できる。本実施例では、シー
ル材(至)が熱膨張して波形に盛上る許容値を考え、そ
の間に2〜4鴫のクリアランスを設けている。更にシー
ル材(至)が仮りに破損しても耐火断熱材(イ)から発
生するkt203及び5102の粒子が炉内に漏出する
ことを防ぐため、板状耐熱材(40)は各板を重ね合せ
、ステンレス板用取付ボルト(41)で200〜400
瓢ピツチの間隔で締付けている。
材(21とこの板状耐熱材(40)間の間隔につき、シ
ール材(至)厚みに最大熱膨張代の波高さ分を考慮すれ
ば熱膨張による問題は解決できる。本実施例では、シー
ル材(至)が熱膨張して波形に盛上る許容値を考え、そ
の間に2〜4鴫のクリアランスを設けている。更にシー
ル材(至)が仮りに破損しても耐火断熱材(イ)から発
生するkt203及び5102の粒子が炉内に漏出する
ことを防ぐため、板状耐熱材(40)は各板を重ね合せ
、ステンレス板用取付ボルト(41)で200〜400
瓢ピツチの間隔で締付けている。
以上の炉壁構造では長期間使用しても、耐火断熱材■か
ら発生したA1. o、及び5iO1の固型物粒子がシ
ール材(至)により遮断されて、炉内に漏出してくるこ
とがなかった。
ら発生したA1. o、及び5iO1の固型物粒子がシ
ール材(至)により遮断されて、炉内に漏出してくるこ
とがなかった。
又、本実施例では、シール材(至)としてチタンフォイ
ルを使用したが、ステンレスフォイルを使用しても同様
な結果が得られた。
ルを使用したが、ステンレスフォイルを使用しても同様
な結果が得られた。
チタンは線膨張系数が8.5 X 10 /deg r
■。
■。
ステンレスは11 X I Q /degT1.mでチ
タンの方が熱膨張対策としてはステンレスより有利であ
るが、価格が高いのでステンレスフォイルを使用するこ
とが実際的であろう。
タンの方が熱膨張対策としてはステンレスより有利であ
るが、価格が高いのでステンレスフォイルを使用するこ
とが実際的であろう。
以上説明した本発明の炉壁構造によれば、At2o3や
5102等の固型物粒子を発生する耐火断り材と板状耐
熱材との間にシール材を介装せしめたので、上記粒子が
炉内に漏出することかなくなり、従って製品の表面性状
を良好に保つことができるという優れた効果を有してい
る。
5102等の固型物粒子を発生する耐火断り材と板状耐
熱材との間にシール材を介装せしめたので、上記粒子が
炉内に漏出することかなくなり、従って製品の表面性状
を良好に保つことができるという優れた効果を有してい
る。
第1図は本発明の炉壁構造の構成を示す縦断面図、第2
図は本発明の一実九例を示す加熱炉炉壁構造の部分断面
外形斜視図、第3図はその縦断面図である。 図中、(1) (11は炉殻、(2)■は耐火断熱材、
(3)(至)はシール材、 (4X4のは板状耐熱材を
各示す。 特許出願人 日本鋼管株式会社 発 明 者 福 岡 嘉 和同
高 畑 富 久代理人弁理
士 吉 原 省 三同 同 苫米地
正 敏
図は本発明の一実九例を示す加熱炉炉壁構造の部分断面
外形斜視図、第3図はその縦断面図である。 図中、(1) (11は炉殻、(2)■は耐火断熱材、
(3)(至)はシール材、 (4X4のは板状耐熱材を
各示す。 特許出願人 日本鋼管株式会社 発 明 者 福 岡 嘉 和同
高 畑 富 久代理人弁理
士 吉 原 省 三同 同 苫米地
正 敏
Claims (1)
- 炉殻内側に耐火断熱材を設け、該耐火断熱材の全面を薄
い金属板、フォイル、シート等のシール材で覆うと共に
、該シール材の内側全面に板状耐熱材を展着せしめたこ
とを特徴とする炉壁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61239146A JPH0646141B2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | 炉壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61239146A JPH0646141B2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | 炉壁構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6396485A true JPS6396485A (ja) | 1988-04-27 |
JPH0646141B2 JPH0646141B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=17040438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61239146A Expired - Lifetime JPH0646141B2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | 炉壁構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0646141B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008303124A (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Toho Titanium Co Ltd | 金属酸化物の製造方法及び多段焼成トレー積層容器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4827850U (ja) * | 1971-08-05 | 1973-04-04 |
-
1986
- 1986-10-09 JP JP61239146A patent/JPH0646141B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4827850U (ja) * | 1971-08-05 | 1973-04-04 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008303124A (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Toho Titanium Co Ltd | 金属酸化物の製造方法及び多段焼成トレー積層容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0646141B2 (ja) | 1994-06-15 |
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