JPS639487Y2 - - Google Patents

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JPS639487Y2
JPS639487Y2 JP14612082U JP14612082U JPS639487Y2 JP S639487 Y2 JPS639487 Y2 JP S639487Y2 JP 14612082 U JP14612082 U JP 14612082U JP 14612082 U JP14612082 U JP 14612082U JP S639487 Y2 JPS639487 Y2 JP S639487Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
ladder
ladder frame
upright position
frame
supported
Prior art date
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Application number
JP14612082U
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English (en)
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JPS5949574U (ja
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Publication date
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテーブル兼用はしご装置に係り、特に
鉄道車両寝台車に適したテーブル兼用はしご装置
に関する。
寝台車の狭い寝室においては、上段寝台の使用
者のために普通はしごが使用される。このはしご
は、室の中の目に付く場所に相当なスペースを占
めて、その形状のままかまたははしごケースに収
納された状態で設置される。このような設置状態
は室内空間の有効利用、室内の美観等の観点から
は好ましくない。
本考案はこのような問題点を解消するためにな
されたもので、テーブルの裏面にはしごを設置し
てテーブル使用時にははしごがテーブル下面に隠
されるようにして美観の向上をはかり、はしごの
使用時にのみテーブルを折上げはしごを上方へ引
出して用いるようにし室内空間の有効利用をはか
つたものである。
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
寝台車を車両の長手方向に直交する垂直面で切
断した第1図において、車両1の内部は、一側の
通路2と寝室3とに分割されている。両者は仕切
壁4により分離され、寝室3の入口には扉5が設
けられている。寝室3は車両の長手方向に多数隣
接して設けられており、各寝室3の外壁には窓6
が形成されている。通路2側から寝室3側を見た
第2図にも示すように、寝室3内には上下の寝台
8a,8bが設けられている。
寝室3の一側には、窓6側の外壁からテーブル
10が寝室の内側へ向つて設けられている。当然
のことながら、テーブル10は下段寝台8bの上
方の位置を避けて設けられている。テーブル10
は、第4図に示すように壁11に固定された基部
12を有し、テーブル10の本体は蝶番13によ
り基部12に枢着されている。この蝶番13によ
りテーブル10は実線で示す水平位置から鎖線で
示す起立位置へ回動させることができる。
テーブル10の裏面には、ふみ段兼テーブル脚
15が基部16において枢着されている。このテ
ーブル脚15はU字状または長方形わく状をな
し、その先端部の水平方向ロツド17は通常は床
に接するが、後述のようにふみ段としても機能す
る。
テーブル10の裏面には、それに沿つてはしご
わく19が支持されている。はしごわく19は、
左右の平行な2本の縦材20と、その先端にそれ
ぞれ設けた掛金21とを有し、縦材20の基端部
は、テーブル10の基端部裏面に固定した固定部
材22を摺動自在に貫通している。固定部材22
は縦材20を支持するとともに、後述のようにふ
み段ともなる。固定部材22と縦材20の基端の
拡大部23との間には圧縮ばね24が介装され、
これによつてはしごわく19は常にその基端側へ
押圧されている。
はしごわく19のふみ段を形成する部材は、側
面L字形をなす部材26によつて形成されてい
る。各ふみ段部材26は、一端がテーブル裏面に
枢軸27により枢着され、他端がはしごわくの縦
材20に枢軸28により枢着された左右1対のL
字形部材と、左右のL字形部材の屈曲部間を連結
するふみ段ロツド29とから一体的に構成されて
いる。
実線で示す通常位置では、ふみ段部材26の左
右L字形部材は、テーブル10の裏面に接するま
でばね24の力によつて枢軸27まわりで時計方
向に回動させられている。そして、掛金21はテ
ーブル10の先端裏面に接するか、また先端裏面
の適当な凹所内に位置している。
第4図に実線で示す通常状態では、テーブル1
0は水平位置にあつてテーブル脚15によつて床
上に支持されており、はしごわく19はテーブル
10の下面に収納されているので、はしごわく1
9に邪魔されることなく室内を使用し、テーブル
を利用することができる。
上段寝台8aを利用する人のためにはしごを設
置するには、テーブル10をその蝶番13を利用
して第4図の鎖線で示す起立位置へ回動させる。
次に、はしごわく19の縦材20を把持し、はし
ごわく19全体をばね24の力に抗して上方に押
し上げ、その先端の掛金21を壁面に固定したは
しごわく掛具31に掛ける。これにより、各ふみ
段部材26はその枢軸27を中心として反時計方
向に回動し、ふみ段ロツド29は左右の縦材20
の間の位置をとる。これにより、はしごわく19
ははしごとして機能するようになる。なお、ばね
24は掛金21を掛具31より下方へ引く力を及
ぼすので、掛金21ははずれにくくなる。
一方、テーブル脚15は鎖線で示すように起立
位置のテーブル10から下方に吊下げられた状態
をとり、その水平方向ロツド17がはしごわく1
9より下方の位置をとり、ロツド17は最下位の
ふみ段として使用できるようになる。また、前述
の固定部材22は横方向に突出し、次段のふみ段
として使用可能となる。よつて、上段寝台の使用
者は、ロツド17、固定部材22、はしごわく1
9のロツド29に足をかけて昇り降りすることが
できる。
はしご不使用時にテーブルを通常の水平位置に
戻すには、前述したところと逆の手順をとればよ
く、はしごわくはテーブルの下側に収納され、第
3図に示すように空間の有効活用が可能となり、
美観上も好ましいものとなる。
第5図には本考案の他の実施例を示す。この実
施例は前述の実施例に比し、テーブル10の構成
は同一であるが、はしごわくの構成が異なつてい
る。なお、前述の実施例の部材と同一の部材には
同じ符号を付して説明を省略し、機能的に類似の
部材には同じ符号にAを付して示す。
テーブル10の裏面には、左右1対のはしごわ
く案内部材32が平行に固定されており、各案内
部材32内にははしごわく19Aの各縦材20A
がそれに沿つて摺動自在に挿入されている。そし
て、両縦材20A,20Aの間にはふみ段ロツド
29Aが両縦材を含む面より幾分突出するように
一体的に形成されている。各案内部材32は縦材
20Aから突出するふみ段ロツド29Aの案内部
材長手方向の移動を可能にするように適当に溝形
に形成される。縦材20Aの先端の掛金21は案
内部材32の先端より突出している。
ふみ段兼テーブル脚15Aは、その基端が枢軸
16Aによつて案内部材32に枢着されており、
その枢軸16A近くに横方向ロツドからなる止め
部材33を、また中程にふみ段ロツド34を一体
的に有している。また、案内部材32には止め部
材33が係合する切欠き部35が形成されてい
る。
実線で示す通常位置では、テーブル10は水平
状態をなし、はしごわく19Aはその裏面に収納
されている。この状態からはしご利用状態にする
には、テーブル10を反時計方向に回動させて起
立位置をとらせ、次いで、はしごわく19Aを上
方へ向つて案内部材32から引出す。そして、は
しごわく19Aの上端の掛金21を鎖線で示すよ
うに掛具31に掛ける。この時、はしごわく19
Aの下端は切欠き部35の直ぐ上にあるので、テ
ーブル脚15Aを時計方向に回動させると、その
止め部材33が切欠き部35内に係合し、はしご
わく19Aのそれより下方への移動が阻止され
る。よつて、この状態で、前下方のふみ段ロツド
17A、その上の横方向ロツド34、さらにその
上方のふみ段ロツド29Aに足を掛けて昇り降り
し、上段寝台を利用することができる。なお、実
線状態への復帰はまつたく逆の順序で行なうこと
ができる。
以上に実施例について説明したように、本考案
では、テーブルの裏側にはしごわくを引出し自在
に支持したことによつて、通常のテーブル使用時
にはテーブルの下方にはしごわくを収納して空間
の有効利用と美観の向上をはかることができ、は
しごの必要時にのみそれを露出させて使用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を施した寝台車両の長手方向に
見た縦断面図、第2図はそれを側方からみた縦断
面図、第3図ははしごわくをテーブルの下に完全
に収納した状態を示す第2図と同様な図、第4図
は第1図の要部の拡大図、第5図は他の実施例を
示す第4図と同様な図である。 8a,8b……寝台、10……テーブル、13
……蝶番、15,15A……ふみ段兼テーブル
脚、16,16A……枢軸、17,17A……ふ
み段兼用ロツド、19……はしごわく、20,2
0A……はしごわくの縦材、21……掛金、26
……ふみ段部材、29,29A……ふみ段ロツ
ド、31……掛具、32……はしごわく案内部
材、34……止め部材、35……切欠き部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 水平位置から起立位置へ回動可能に基端部を
    固定部へ枢着されたテーブルと、テーブルの裏
    面に設けられ、起立位置へのテーブルの回動時
    にテーブルに対して上方へ相対移動自在にテー
    ブル裏面に支持されたはしごわくと、テーブル
    に対して上方へ相対移動したはしごわくの上端
    に係合してはしごわくの下方への移動を防ぐ固
    定壁面のはしごわく掛具と、テーブルが水平位
    置にある時にテーブルを床に対して支持し、テ
    ーブルが起立位置にある時にテーブルから下方
    へ吊下げられてふみ段となるようにテーブル裏
    面に支持されたみみ段兼テーブル脚とからなる
    テーブル兼用はしご装置。 (2) はしごわくがその踏み段を構成する部材を介
    してテーブルに枢着されている実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のテーブル兼用はしご装
    置。 (3) はしごわくがテーブル裏面に対し摺動自在に
    支持されている実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のテーブル兼用はしご装置。 (4) テーブルの起立位置においてテーブルに対し
    て上方へ相対移動させられたはしごわくの下降
    を防ぐようにはしごわく下端に係合自在の止め
    部材がふみ段兼テーブル脚に形成され、この止
    め部材は、ふみ段兼テーブル脚がテーブルから
    下方へ吊下げられた時にはしごわく下端に係合
    するように構成されている実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のテーブル兼用はしご装置。
JP14612082U 1982-09-27 1982-09-27 テ−ブル兼用はしご装置 Granted JPS5949574U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14612082U JPS5949574U (ja) 1982-09-27 1982-09-27 テ−ブル兼用はしご装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14612082U JPS5949574U (ja) 1982-09-27 1982-09-27 テ−ブル兼用はしご装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5949574U JPS5949574U (ja) 1984-04-02
JPS639487Y2 true JPS639487Y2 (ja) 1988-03-22

Family

ID=30325345

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14612082U Granted JPS5949574U (ja) 1982-09-27 1982-09-27 テ−ブル兼用はしご装置

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Publication number Publication date
JPS5949574U (ja) 1984-04-02

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