JPS637384B2 - - Google Patents

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JPS637384B2
JPS637384B2 JP15771979A JP15771979A JPS637384B2 JP S637384 B2 JPS637384 B2 JP S637384B2 JP 15771979 A JP15771979 A JP 15771979A JP 15771979 A JP15771979 A JP 15771979A JP S637384 B2 JPS637384 B2 JP S637384B2
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JP
Japan
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wires
common connection
group
solder layer
conductor
Prior art date
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JP15771979A
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English (en)
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JPS5680065A (en
Inventor
Kazumi Ishima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5680065A publication Critical patent/JPS5680065A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、フアクシミリ装置やプリンタ等に
用いられる静電記録用の多針電極の接続方法に関
する。
フアクシミリ装置やプリンタ等には、例えば、
記録媒体へ像記録を行なうための静電記録装置が
用いられている。この静電記録装置は、多数の極
細の針状電極よりなる記録電極と、この電極に微
小間隙を有して対向する補助電極とを、静電記録
紙等の記録媒体を介して近接対置するか、又記録
電極と補助電極とを共に備えた記録ヘツドを上記
記録媒体に対向せしめ、これらの記録電極と補助
電極との間に情報信号を含む電圧を印加して記録
走査し、記録媒体上に静電潜像を形成したのち、
この潜像を可視像化して情報像を得るものであ
る。
第1図において、記録電極ヘツドの一例を説明
する。記録電極ヘツド1のヘツド端面1aには、
多数の極細の針状電極2の端面が一方向に微小ピ
ツチで並べられて露呈している。そして、ヘツド
端面1aの反対側の端面からは、針状電極2と一
体の導線2aが延び出ている。針状電極2は、千
鳥状或いは複数列に、例えば2048本が8本/mmの
ピツチで設けられている。この電極2の数やピツ
チは、フアクシミリ装置等における線密度に対応
している。
上記導線2aは、一般的には、絶縁基板例えば
プリント基板に接続されている。この基板は、記
録電極に対し情報信号を含む電圧を印加する制御
回路に接続されている。よつて、記録電極ヘツド
は、絶縁基板を介して制御回路に接続されている
ことになる。
すなわち、上記2048本の導線は、必らず絶縁基
板に接続されるのであるが、この接続方法の一例
を第2図に基いて説明する。
第2図において、記録電極ヘツド1の導線2a
は、全本数のうちの所定の本数を束ねられて、絶
縁基板3の1つのスルーホールに半田付けによつ
て接続され、この接続は各スルーホール毎に順次
行なわれる。スルーホールは、共通接続線4を介
して端子5に接続されている。この端子5は、コ
ネクター等を介して前述した制御回路に接続され
る。
第2図に示すような接続方法によれば、導線を
一括してスルーホールに半田付けする方式を採つ
ているために、半田付けの回数が少なくて済む利
点がある。しかし、1つのスルーホールに接続さ
れる複数本の導線の長さは、あるものは短かくあ
るものは極めて長くなり、浮遊静電容量の問題が
生じ、静電記録性能に大きな影響を与える。
次に第3図に基いて、多針電極の接続方法の他
の例を説明すると、記録電極ヘツド6には、例え
ば2048本の針状電極が埋め込まれている。2048本
の針状電極の導線は、64本を1つの群として32群
に分けられている。第1番目から第64番目までの
導線からなる1群は、絶縁基板7の共通接線8の
第1番目から第64番目までの各線にそれぞれ図の
ように接続される。次いで、第65番目から第128
番目までの導線からなる2群は、同じく共通接続
線8の第1番目から第64番目までの各線に図のよ
うに接続される。そして、これらの接続を群毎に
順次繰り返えして、全ての導線を絶縁基板7に接
続する。なお、第3図において、符号9は、共通
接線の端子を示している。
第3図に示したような接続方法によれば、極め
て微小ピツチ(8本/mm)の互に隣り合う電極線
を1本ずつ取り出してこれを半田付けしなければ
ならず、その回数が1群で64回、全群では都合
2048回になる。記録密度を向上させるためには、
非常に多くの電極が用意され且つその径も細くな
らざるを得ない。
従つて、配線作業はより困難となり、しかも半
田付け作業もその回数はもとよりのこと極めて煩
雑になる。
特に、電極として半田付けが容易でない金属を
用いた場合には、これと絶縁基板との接続ができ
ない。そこで、レーザービームを用いて溶接する
ことが考えられるが、かかる装置は高価である上
に作業性があまりよくないので、記録電極ヘツド
のコストを上げてしまう欠点がある。
そして、上述した方法は、1本或いは複数本を
所定の穴に通して共通接続線に接続するので、結
線に時間がかかり、コストアツプとなるばかりで
なく、結線順序の誤りが生じ易い。また、導線を
スルーホールに通すために、自動化により接続作
業の工数低減が難しいという問題があつた。
本発明は、上記に鑑みなされたものであつて、
多針電極の導線を順序を誤りなく且つ短時間で共
通接続線に結線できる接続方法を提供することを
目的とする。
かかる本発明の目的は、電極ヘツドに列設され
た多数の針状電極の導線を、m本を1つの群とし
て、n群に分割し、第1の面に複数の共通接続線
を形成し、第2の面に、これの端縁から前記共通
接続線にスルーホールを介して連らなるm本の溝
を形成し、この溝の底部全長に導体層を、その上
に半田層を形成したn枚の絶縁基板を用意し、上
記n群のうちの1つの群のm本の導線を、上記m
本の溝の半田層上に載置したのち、半田層を加熱
溶融して各導線と導体層を実質的に一体化させる
ことにより、1つの群とこれに対応する共通接続
線とを接続し、この動作をn回繰り返えしてm×
n本の全ての導線をn枚の絶縁基板に接続するこ
とを特徴とする多針電極接続方法によつて達成さ
れる。
そして、本発明によれば、群毎に1回の加熱動
作で導線と共通接続線との接続が行なわれ、これ
をn回繰り返えすだけで全ての接続が完了する。
また、導線が予じめn群に分割されているので、
導線の接続順序が狂うことがなくなり、製品の歩
止りが飛躍的に向上する。
更に、従来のように、導線をスルーホールに通
す必要がないので、短時間での結線作業が行なえ
ると共に、1枚の基板に対する導線の長さが全て
等しくなるから、結線作業の自動化が可能とな
る。導線の長さを等しくできるということは、記
録性能に大きな影響を及ぼす浮遊静電容量の問題
をも解決する。
以下、本発明を図面に基いて詳細に説明する。
第4図は、未だ完成していない所謂電極ヘツド
素材を示している。多数本の針状電極を列設した
電極支持体10の両端面からは、多数の例えば
1728本の導線20a,20bが延び出している。
1728本の導線20aは、図示の例の場合、216本
を1つの群とする8つの群に分割されている。そ
して、それぞれの群は、8枚の識別テープT1
T8に貼着される。なお、この識別テープTは、
色別けされた粘着テープであつてよい。
1つの群は、上記識別テープTによつて識別さ
れるのであるが、この群の構成を説明する。例え
ば、識別テープT1に貼着される導線は、一連の
導線のうち、第1番、第9番、第17番…第1721番
の計216本の導線であり、識別テープT2には、第
2番、第10番、第18番…第1722番の計216本の導
線が貼着されている。
一方、導線20bも上記と同様に8枚の識別テ
ープにそれぞれ貼着されて8つの群に分割されて
いる。こののち、電極支持体10を線Lに沿つて
切断し、この切断面を研磨すれば、2個の電極ヘ
ツドが得られる。
本発明は、上記電極ヘツド素材のままの導線を
共通接続線に接続してもよく、或いは電極支持体
10を二分したのち導線の接続を行なつてもよ
い。
次に、絶縁基板について説明する。第6図乃至
第11図に示すように、絶縁基板30は、プリン
ト基板31と、これの一方の面に塗布されたレジ
スト層32とからなつている。プリント基板31
には、第5図に示すように、3本の共通接続線3
3,34,35が形成されている。各共通接続線
の一端には、図示しない制御回路に接続される接
続端子33a,34a,35aがそれぞれ設けら
れている。この共通接続線が形成された面が絶縁
基板30の第1の面である。
絶縁基板30の第2の面には、前記導線の1つ
の群216本に相当する数の溝が、前記共通接続線
33〜35と直交する向きに形成されている。第
5図に示す絶縁基板30の場合、溝には、符号
a,b,cで示すように、3つの種類があり、そ
れぞれの一端は、スルーホール31aを介して共
通接続線に連結されている。溝の他端は、第11
図によく示されているように、絶縁基板30の一
端縁30aに開口している。上記各溝の巾l1は、
0.25mm以下に、また相隣る溝の間隔l2は1mmに設
定されている。
上記216本の溝は、共通接続線33に連らなる
溝a1〜a72と、同34に連なる溝b1〜b7
2と、同35に連なる溝c1〜c72とからなつ
ている。そして、全ての溝a,b,cの底部に
は、第6図に示すように、導体層36が形成さ
れ、さらにその上には半田層37が形成されてい
る。この半田層37の表面は、第11図に示すよ
うに、レジスト層32の表面より低い位置にあつ
て、溝が完全に埋まらないように形成されること
が望ましい。
上記導体層36は、プリント基板31にレジス
ト層32を塗布したのち、無電解メツキのような
析出法によつて形成されてよい。導体層36は、
その厚さが8〜10μmであつてよく、前記スルー
ホール31aを介して共通接続線33〜35に電
気的に接続されている。
上記半田層37は、その厚さが30〜40μmでよ
く、又、図示のように溝の全長に亘り形成されて
もよく或いは一端縁30aから所定の長さだけに
形成されてもよい。
以上のような構成を絶縁基板をn枚、この例の
場合、導線を8つの群に分割しているので、8枚
用意する。
そして、電極ヘツドの導線20aと絶縁基板3
0との接続作業は、以下の手順で行なわれる。接
続作業は、一つの群毎に行なわれる。
識別テープTで導線を群分けされた記録ヘツド
と一枚の絶縁基板30を互いに近接させて、固定
し位置決めする。次いで、識別テープT1により
群分けされた第1群の導線を、第7図、第9図及
び第11図に示すように、各溝の半田層37上に
載置する。すなわち、1728本の導線のうち、第1
群を構成している導線20a1を溝a1の、同2
0a9を溝b1の、同20a17を溝c1の半田
層37上に載置する。このとき、導線に対して、
半田層37へ圧接する向きの僅かの張力を与えて
おく。216本からなる一つの群の導線が、216本の
溝a,b,cに全て嵌挿されると、全部の半田層
37を、これが溶融するまで加熱する。
半田層37が溶融すると、導線には張力が与え
られているので、第8図に示すように、導線が半
田層37内に埋没する。こののち、加熱が中止さ
れて、半田層37が固化すると、各導線と導体層
36とは互いに電気的に接続されたことになる。
導体層36と共通接続線とは、スルーホールを介
して、接続されているから、導線は前記共通接続
線に接続されたことになる。
半田層37が固化したのち、第10図に示すよ
うに、導線20a1の余分な部分を切断する。前
記半田層37に対する加熱及び導線の切断は、1
本1本の導線に対して施すことなく、1つの群の
導線全てに対して、同時に施すようにすると能率
的であり、自動化が可能である。
ところで、導線に対しては、絶縁被覆がなされ
ている場合が多い、しかし、例えばポリウレタン
からなる絶縁被覆は100℃程度で軟化溶融するの
で、前記半田層37の加熱(300〜400℃)の際に
これが除去されるから、たとえ絶縁被覆がなされ
ていても、導線と導体層との間の電気的接続には
何ら差支えない。
また、半田層37の加熱に先立ち、導線及び半
田層に対して、フラツクス塗布を行なうと、半田
付けの効率が向上する。
そして、第1群の導線の接続が終了すると、以
下、上述と同様に群分けされた導線と絶縁基板と
の接続を行ない、都合8回の接続作業を行なう
と、全導線の接続が完了する。導線の接続が完了
した電極ヘツドの一部を第12図に示す。第12
図において、導線は、図示の都合上極めて少数本
を示した。全導線の接続が完了したのち、相隣る
絶縁基板間には、適宜のシールド板が配置された
のち、記録ヘツドと全絶縁基板とは、絶縁性樹脂
を用いて実質一体に固められる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電極ヘツドの一例を示す斜視図、第2
図及び第3図は従来の多針電極接続方法のそれぞ
れ異なる例を示す正面図、第4図は本発明を実施
するにあたり、導線を8つの群に分割した状態の
電極ヘツド素材を示す斜視図、第5図は本発明を
実施するにあたり用いる絶縁基板の一例を示す正
面図、第6図乃至第8図は本発明の工程を示す断
面図、第9図は第7図中の―線断面図、第1
0図は第8図中の―線断面図、第11図は本
発明の一工程を示す斜視図、第12図は本発明を
実施して得られた電極ヘツドを部分的に示す斜視
図である。 20a,20b…導線、30…絶縁基板、31
…プリント基板、32…レジスト層、33,3
4,35…共通接続線、36…導体層、37…半
田層、a,b,c…溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電極ヘツドに列設された多数の針状電極の導
    線を、m本を1つの群として、n群に分割し、第
    1の面に複数の共通接続線を形成し、第2の面
    に、これの端縁から前記共通接続線にスルーホー
    ルを介して連らなるm本の溝を形成し、この溝の
    底部全長に導体層を、その上に半田層を形成した
    n枚の絶縁基板を用意し、上記n群のうちの1つ
    の群のm本の導線を、上記m本の溝の半田層上に
    載置したのち、半田層を加熱溶融して各導線と導
    体層を実質的に一体化させることにより、1つの
    群とこれに対応する共通接続線とを接続し、この
    動作をn回繰り返えしてm×n本の全ての導線を
    n枚の絶縁基板に接続することを特徴とする多針
    電極接続方法。
JP15771979A 1979-12-05 1979-12-05 Connection of multistylus electrode Granted JPS5680065A (en)

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JP15771979A JPS5680065A (en) 1979-12-05 1979-12-05 Connection of multistylus electrode

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JP15771979A JPS5680065A (en) 1979-12-05 1979-12-05 Connection of multistylus electrode

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JPS5680065A JPS5680065A (en) 1981-07-01
JPS637384B2 true JPS637384B2 (ja) 1988-02-16

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