JPS636762Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は通風による冷却効果を増大させた電光
表示装置に係る。

従来の電光表示装置は平板上に多数のソケツト
とランプを配置した構成がほとんどで、ランプの
発熱でソケツトの温度上昇が大きくなり、耐熱性
の優れた高価な材料を必要としていた。また、通
風効果を高めるには平板に多数の孔を形成する程
度のことしか実施できないため、通風がスムーズ
にならないので、十分な冷却効果が得られていな
い。

本考案は以上の実情に鑑みて新たな基本的構成
を備えた電光表示装置を提供するものであり、以
下、一実施例にもとづいて説明する。

第１図は表示装置の正面図で、１は多数のバー
で、これらは間隔をおいて平行配列されている。
第２図はその部分拡大図で、バー１の前面に多数
のソケツト２とランプ３を設けている。第３図は
その側面図で、バー１の後部は先細り形状をな
す。また、４は送風機で、バー１の後方より送風
しバー１間に通風させるものである。第４図はバ
ー１の斜視図である。

このように構成すると、バー１の間には平行な
すき間が得られるため、通風に乱れを生じにくく
なり、ソケツト２の冷却効果を向上できる。ま
た、さらにバー１の後部は先細り形状のため、バ
ー１による反射風を生じにくくなり、さらに優れ
た冷却効果が得られ、ソケツトの温度上昇を著し
く低減することができる。また、バーごとのユニ
ツトとして生産できるため、生産性が向上する。

【図面の簡単な説明】

図面はいづれも本考案の電光表示装置に係り、
第１図は全体正面図、第２図はその部分拡大図、
第３図はその側面図、第４図はバーの斜視図であ
る。 １……バー、２……ソケツト、３……ランプ、
４……送風機。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 後部が先細り形状をなしたバーを間隔をおいて
   多数平行配列し、これらのバーの前面に多数のソ
   ケツトとランプを設け、前記バーの後方にバーの
   方向に通風する送風機を設けたことを特徴とする
   電光表示装置。