JPS6364224B2 - - Google Patents

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JPS6364224B2
JPS6364224B2 JP4923682A JP4923682A JPS6364224B2 JP S6364224 B2 JPS6364224 B2 JP S6364224B2 JP 4923682 A JP4923682 A JP 4923682A JP 4923682 A JP4923682 A JP 4923682A JP S6364224 B2 JPS6364224 B2 JP S6364224B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は支持包帯と該支持包帯によつて囲まれ
た身体部分との間の圧力を検出するための装置で
あつて、身体部分に接触しかつ支持包帯に支持さ
れている圧力検出器を有しており、この圧力検出
器が圧力表示装置に連結されている形式のものに
関する。
骨折や筋違い等の特定の負傷においては、その
当該の身体部分が支持包帯で取り囲まれて、その
身体部分への添え木作用と固定とが確実なものに
されるか又は骨折の治癒がその骨折個所での骨折
片の正確な位置において確実に行なわれるように
される。支持包帯としては大体はギプス包帯か又
は、当該の身体部分に適切な添え木効果を与える
他の硬い包帯が用いられる。この処置方法での唯
一の不都合点は、支持包帯をはめた後の最初の時
期に当該の身体部分が大体は腫脹を示し、この腫
脹程度は、その身体部分が非可撓性の支持包帯に
よつて強く絞断され不戻性の障害、極端は場合は
当該の身体部分の壊死をも引き起こす程になるこ
とがある点である。
この欠点に対処するために公知なのは、支持包
帯に最初に割れ目をつけておき、腫脹発生時にそ
の割れ目箇所で支持包帯が曲げ拡がるようにし、
それによつて支持包帯内での身体部分の腫脹を受
容するための余地を与え、腫脹が続く時期が終つ
た後に初めて閉じたギプス包帯を巻くようにする
ことである。しかしこのような割れ目のついたギ
プス包帯においては、特に腫脹が予期した程度で
は生じないか又は早期に治癒したような場合に、
当該の身体部分への支持が不十分になつてしまう
という点がある。このような場合骨折片を補足的
にその骨折個所で摺動せしめることが可能だが、
そうするとその骨折の所望通りの治癒は既に保証
されないものとなつてしまう。
更に支持包帯と該支持包帯によつて囲まれた身
体部分との間に脱脂綿又は他の圧縮可能な材料を
そう入し、この材料が腫脹の発生時に圧縮される
ようにすることも公知である。しかしこの場合に
もその欠点は、腫脹が予期した程度では生じない
か又は早期にひいてしまつたような場合、その当
該の身体部分が不十分に支持されるようになつた
り、また前記の圧縮可能なそう入物が、腫脹によ
つて発生する身体部分の増大を補償できないよう
な程度に当該の腫脹がなされてしまつたりする場
合に生じる。
いずれにせよ腫脹が、当該の身体部分の血液潅
流を著しく妨害する程度になつた場合、医師によ
る手当てが施こされなければならない。しかし腫
脹が危険な状態を生ぜしめるような程度にいつな
るかとか又は腫脹がまだ許容できる程度にいつま
であるかということを当の患者が気付くのは困難
である。腫脹によつてひき起こされる痛みが個々
の患者によつて種々異なつて判断され、従つて患
者の自覚にその症状の正確な準線を期することは
できないと同時に、例えば老人又は意識不明の人
間はその発生する痛みに相応した反応を示すこと
はできない。
更に公知なのは、支持包帯と該支持包帯によつ
て囲まれた身体部分との間に、色付きの液体の入
つたカプセルを埋設し、一定の圧力が生じた時に
このカプセルが破裂して当該のギプス包帯に色が
着くようにすることである。この着色によつて、
当該の圧力が危険限界を越えたことが示される。
この方法の欠点は、圧力経過への観察手段が与え
られておらず、ただ所定の圧力値が経過された時
にのみ1度だけ、医師に支持包帯を緩める必要を
知らせる表示作業が行なわれることである。しか
し多くの場合、その危険な圧力値を越えた後でも
当該の身体部分を高く支承するだけでその圧力が
再び十分に許容可能な値を取るようになるのであ
る。
更に支持包帯と該支持包帯によつて囲まれた身
体部分との間に、誘電体が圧縮可能な発泡プラス
チツクから成る集電器を配置し、それによつて支
持包帯と身体部分との間での圧力状態が変化した
時にこの集電器の容量も変化するようにすること
が公知である。そしてこの集電器プレートは導線
を介して評価装置に接続されており、この評価装
置は、患者から分離されて装置される。従つてこ
の公知装置においては患者が導線を介して評価装
置につながれているのでその患者は動くことがで
きずベツトやイスに拘束されていることになる。
従つてこの公知装置は病院での使用にのみ考えら
れたものである。しかし骨折や筋違い等の場合、
多くの患者は支持包帯をはめられた後は退院し、
しかも腫脹発生の危険は退院直後の時期に多いも
のである。この時期における許容を越えた圧力上
昇を検出するには前記の公知装置は不適当であ
る。
本発明の課題は支持包帯と該支持包帯によつて
囲まれた身体部分との間の圧力を検出するための
装置において、構造を単純にかつ容積を小さく
し、それによつてこの装置が有利には支持包帯内
に埋設されているか又は該支持包帯によつて保持
され得、更に当の患者の移動を妨げることなくま
た退院後にも使用可能であり更に圧力監視も可能
なものを提供することである。
この課題を解決するために本発明の構成では、
冒頭に述べた形式の装置において、身体部分に間
接的に又は直接的に接触している圧力検出器が圧
力を機械的に及び(又は)圧力媒体を用いて、該
圧力検出器と同じケーシング内に装着された圧力
表示装置に伝達するようにした。
本発明の有利な1実施態様によれば、支持包帯
内に不動に固着可能である保持体が設けられてお
り、この保持体内に圧力検出器と圧力表示装置と
が取り外し可能にそう入されている。本発明装置
のこの構造は多くの利点を有する。例えば支持包
帯をはめる際にまず保持体だけを支持包帯内で固
着させ、そして例えばギプス包帯として形成され
た該支持包帯が硬化した後で初めて圧力検出器と
圧力表示装置とを保持体内に装着しそこで固定す
ることが可能である。これによつて圧力検出器及
び圧力表示装置の損傷や汚損等が回避され、また
流状の石こうの侵入によつて当該の装置が正しい
値を表示しなくなることが防がれる。またこの実
施態様によれば、保持体内で圧力検出器の位置を
変えるという簡単な方法で圧力表示装置の調整を
行なうことが可能である。更にこの構造によれ
ば、腫脹が治つた後に圧力検出器と圧力表示装置
とを簡単に保持体から取り外すことが可能であ
り、それによつてこの取り外し時に支持包帯を損
傷することなしに、これらの器機を別の患者に再
び使用することができる。この場合、保持体だけ
が支持包帯内に残される。
本発明の装置が申し分なく機能するために重要
である。支持包帯内での保持体の確実で不動の固
着を保証するために本発明によれば、保持体の外
面に突起と、ベーン部材又は類似のものが設けら
れていると有利であり、これらによつて支持包帯
の硬化の後に該支持包帯と保持体との間の確実な
結合が保証される。
本発明の別の実施態様によれば、保持体が、雌
ねじであるねじ山を少なくとも部分的に有するス
リーブから形成されており、またケーシングが円
筒状に形成されて前記のスリーブの雌ねじに対応
する雄ねじを有していると有利である。この構造
によればケーシングが保持体内でねじ留められる
だけで済むので、保持体内でのケーシングの簡単
かつ確実な固着が可能となつている。しかもこの
構造においては本発明の装置の調整作業も、圧力
表示装置が所定の基準値を示す所までケーシング
をスリーブ内にねじ入れることによつて簡単に行
なわれ得る。更に細かなねじ山を用いることによ
つてこの調節は一層容易に行なわれ得る。
調整された基準値が後で、例えば患者がケーシ
ングを回転してしまうことによつて変えられてし
まうことがないように保証するために本発明によ
れば、ケーシングの上に、保持体に関した該ケー
シングの位置を固定するため止めナツトがねじ留
められていると有利である。またケーシング及び
(又は)保持体内に固定ねじを配置し、調整され
た位置の固定のために用いるのも有利である。
圧力検出器と圧力表示装置とが保持体内に装着
されていない時には該保持体内に充填体がそう入
されていると有利である。この充填体によつて、
保持体内へよごれや異物が侵入し保持体のねじ山
が汚損され場合によつては感染を引き起こすよう
なことが防がれている。特に支持包帯をはめる際
には、該支持包帯内に埋設される保持体を閉鎖し
ておくことが重要であり、何故ならそうしないと
石こう又は他の硬化性の材料が保持体の内部に侵
入し、それらを除去するのが困難になるからであ
る。しかし腫脹がひいた後に圧力検出器と圧力表
示装置とを取り外してから、保持体を充填体によ
つて密閉してもよい。
更に本発明によれば、圧力検出器が、ケーシン
グ内に摺動可能に配置された挿入部から形成され
ており、この挿入部がリンク又は類似のものを介
して指針と接続されており、この指針が目盛り板
と共に圧力表示装置を形成していると有利であ
る。この場合この摺動可能に配設された挿入部
が、ばね又は類似のものあるいは圧力媒体によつ
て液圧式に、所定の静止位置に押しつけられてい
てもよい。
挿入部が当該の身体部分に直接に接触せしめら
れている場合、該挿入部に垂直に作用する圧力の
みが正確に伝達されて検知されるか、又は挿入部
に斜めに作用する圧力がケーシング内で該挿入部
にひつかかりを生ぜしめ当該の装置を機能不可能
にせしめることがある。このような事態を回避す
るために本発明の別の手段によれば、摺動可能に
配設された挿入部が、圧縮不能な媒体で充填され
て身体部分に接触せしめられた弾性体と結合され
ている。この弾性体は当該の身体部分の形状に適
合せしめられて、発生圧力がその向う方向に左右
されずに正確に伝達されるように保証する。
更に本発明の別の実施態様によれば、ケーシン
グ内に、部分的に身体部分に接触した弾性体が配
置されており、この弾性体は圧縮不能な媒体で充
填されておりかつ導管部を介して圧力表示装置に
接続されていると有利である。この実施態様によ
れば機械的なレバー機構なしに圧縮不能な媒体に
よつて、当該の発生圧力を圧力表示装置に伝達可
能である。この圧力表示装置は例えば、前記の導
管部と接続された覗きガラス板と、該覗きガラス
板に並んで配置された目盛り板とから成り、この
場合には覗きガラス板内での液面の位置が発生圧
力の値に相応し、その値が目盛り板上で読み取ら
れるようになつている。
更に本発明の別の実施態様によれば、圧縮不能
な媒体によつて少なくとも部分的に充填されたシ
リンダ内に配置されたピストンが設けられてお
り、このピストンのピストン棒が、目盛り板と協
働する指針と結合されている。この場合のピスト
ンは例えば、身体部分に接触した弾性又は可撓性
の壁部によつて制限され、それによつてこの可撓
性の壁部と圧縮可能な媒体とを介して圧力がピス
トンに伝達され、該圧力の変動によつてこのピス
トンが動くようにすることができる。更にこのピ
ストン室を導管部を介して、圧縮不能な媒体で充
填されかつ部分的に身体部分に接触せしめられた
弾性体と接続し、それによつて圧力状態の変化に
おいて該ピストンが摺動するようにすることもで
きる。
目盛り板が3つの範囲に区分されていると有利
である。この場合にも種々の手段が与えられてい
る。有利にはその中央の範囲が、当該の圧力が許
容可能な値であることを示す範囲として形成され
るとよい。更にこの中央範囲に接続する上側範囲
によつて定義される圧力は既に患者にとつて危険
な値であることを示し、従つてこの圧力値の発生
時には医師による救護処置が必要である。これと
逆に前記の中央範囲に接続した下側範囲で示され
る圧力が生じた場合、それは該支持包帯が緩くな
り過ぎており従つて既に支持機能を果していない
ことを示している。この場合にもやはり医師によ
る対応処置が必要である。
しかしこの3つの範囲の分類は、一番下側の範
囲が平常な発生圧力に相応し、そしてその範囲に
接続した移行範囲によつて規定された圧力はまだ
許容可能な値を示し、更にこの移行範囲に接続し
た範囲での発生圧力は患者にとつて直接的に危険
なものであることを示すようにもできる。
従つて本発明の装置によれば、支持包帯の許容
不可能な弛緩程度を、そこに達した時に当該の測
定圧が目標値以下に落とされるようにすることに
よつて検出することも可能である。
次に図示の実施例につき本発明を説明する。
ギプス包帯として形成された支持包帯1内にス
リーブ部材から形成された保持体2が固着されて
おり、このスリーブは内側にねじ山3を有し外側
には突起4又は条溝、刻み部又は類似のものが形
成されており、これらによつて硬性のギプス包帯
1内での保持体2の不都合な摺動が防がれてい
る。更に保持体2の下端部には例えばプラスチツ
クから成るベーン部材5が固定されており、この
ベーン部材5によつて一方ではギプス包帯1内で
の保持体2の固着がやはり良好になり他方ではギ
プス包帯1内の装着中に保持体2が身体部分に一
層良好に支持され、それによつて保持体2が所望
の位置を取るようになる。
保持体2のねじ山3内には、圧力検出器及び圧
力表示装置(第2図乃至第6図)を内蔵したケー
シング10がねじ留められているか又は、スリー
ブから形成された保持体2を閉じる働きをする充
填体がねじ入れられている。このねじ付き部材と
しての図示されていない充填体はギプス包帯1を
はめる時に用いられて、残余石こう又は他の沈着
物によつてねじ山3が汚されその結果ケーシング
10のねじ入れを妨げられるのを防ぐ働きをして
おり、またこのような充填体は、身体部分の腫脹
がひいた後に圧力検出器及び圧力表示装置が離さ
れた時、即ちケーシング10が保持体2からねじ
回し出された時にも用いられる。
この充填体は保持体2の下端部まで延び、それ
によつてねじ山3はその全長に亘つて支持され、
ケーシング10が取り外された後に残る中空室に
よつて身体部分に浮腫が生じたりしないようにな
つている。
第2図と第3図の実施例においては圧力検出器
が、ケーシング10内に摺動可能に配置された挿
入部13によつて形成されており、この挿入部1
3は糸14又は類似のものによつて抜け落ちない
ように確保されかつばね15によつて所定の静止
位置に押しつけられている。この挿入部13はリ
ンク16を介して指針17と結合されており、こ
の指針17はケーシング端面内のスリツト18を
通つて案内されており、また該指針17の、スリ
ツト18から突出した端部19は曲げ形成されて
いる。この曲げ形成された端部19はケーシング
端面の外側に配設された目盛板20と協働して圧
力表示装置を形成しており、この目盛り板20の
3つに分けられた範囲21,22,23の内の範
囲21は、支持包帯が緩くなり過ぎて低圧がかか
つている場合に示される範囲で、範囲22は平常
圧力を示し該圧力が許容可能な値であることを示
す範囲で、範囲23は医師による処置を必要とす
る危険な範囲を示すものである。
指針端部19と目盛り板20は拡大レンズとし
て形成されたガラス板24によつて覆われてお
り、それによつて該装置の寸法が小さいものであ
る場合でもその指し示される圧力値がはつきりと
読み取られ得る。
ギプス包帯1がはめられて硬化された後は前述
のように、保持体2内にねじ入れられた充填体が
取り外されてケーシング10が装着される。この
際ケーシング10は、指針端部19の振れが最小
の時でも範囲22内にあるようになる所まで保持
体2内にねじ入れられる。こうしてこの装置は調
整されたことになる。続いてケーシング10のこ
の位置が、第2図、第3図の実施例では止めナツ
ト25によつて固定された該ケーシングはもう回
転しないようになる。
第4図及び第5図の実施例においては圧力検出
器が、ケーシング10内に配設された弾性体26
から成つており、この圧縮不能な液体を充填され
た弾性体26はケーシング下面の所で該ケーシン
グから突出して身体部分に接触している。この弾
性体26は導管部27を介して、圧力表示装置で
ある覗きガラス板28に接続しており、この覗き
ガラス板28内に当該の液体柱の端部が見えるよ
うになつている。覗きガラス板28はやはり目盛
り板20と協働し、この目盛り板20は前述の3
つの範囲21,22,23を有している。身体部
分の腫脹程度に基づいて矢印の方向で弾性体26
に作用する圧力によつて、覗きガラス板28内の
液体柱の位置が変化し、この際にその圧力変化の
程度が目盛り板20上で読み取れるようになつて
いる。
第4図及び第5図に示された装置においてもそ
の調整は、液体柱の端部が目盛り板20の装置2
2内に丁度見える所までケーシング10が保持体
内にねじ入れられて行なわれる。このケーシング
の調整された位置の固定は第4図と第5図の実施
例では止めナツトによつてではなく、ケーシング
の端面側にねじ入れられて保持体2の端面と協働
する固定ねじ29によつて行なわれる。
第2図と第3図に示された実施例では、挿入部
13への圧力作用が該挿入部13の摺動方向に沿
つては生じなかつたような場合、該挿入部13は
ケーシング内でひつかかり従つて誤つた圧力値を
指してしまうことが起こり得る。このような事態
を回避するために第6図の実施例では挿入部13
が、圧力検出器としてのやはり圧縮不能な媒体で
充填された弾性体30によつて負荷されている。
この実施例によれば、種々の方向からこの弾性体
30にこの摺動方向で作用する圧力が挿入部13
に伝達され、それによつて該挿入部がひつかかつ
たりまた誤つた圧力指示を行なうことが防がれて
いる。
この挿入部は、ばね15の代りに圧力媒体によ
つて液圧的に、その独自の静止位置に押しつけら
れていてもよい。
第7図の実施例においては圧力検出器が、圧縮
不能な液体によつて充填されてかつ弾性又は可撓
性の壁部を以つて身体部分に接触しているシリン
ダ31から成つている。このシリンダ31内には
ピストン32が位置し、このピストン32の片側
は圧縮不能に液体によつて負荷され、他方側はば
ね33によつて負荷されている。シリンダ31の
開口から突出しているピストン棒34は、第2図
及び第3図に示された実施例と同様な機構的構造
を介して指針17と結合されており、この指針1
7は更にケーシング端面内のスリツト18から突
出しており、その突出した部分は曲げ形成された
端部19を以つて目盛り板20と協働している。
更に考えられる実施例は、シリンダ31が、身
体部分に接触する弾性又は可撓性の壁部を有して
おらず、むしろ圧縮不能な液体を充填されたシリ
ンダ室が導管部を介して、第4図と第5図とに示
されたのと同じ弾性体26に接続されているもの
である。この場合は従つて、第4図と第5図に示
された例で配置されていた覗きガラス板28の代
りに、ピストン32又はピストン棒34を介して
機械的に操作される指針17が用いられることに
なる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の複数の実施例を示すものであつ
て、第1図は支持包帯内に固着された本発明の装
置の保持体の縦断面図、第2図は支持包帯内に固
着された本発明の装置の第1の実施例を示す縦断
面図、第3図は第2図を上から見てかつ支持包帯
を除去して示した図、第4図は支持包帯内に固着
された本発明の装置の第2の実施例を示す縦断面
図、第5図は第4図を上から見た図、第6図は第
2図の実施例に対する変化実施例を示す縦断面
図、第7図は本発明の装置の更に別の実施例を示
す縦断面図である。 1…ギプス包帯、2…保持体、3…ねじ山、4
…突起、5…ベーン部材、10…ケーシング、1
3…挿入部、14…糸、15,33…ばね、17
…リンク、17…指針、18…スリツト、19…
端部、20…目盛り板、21,22,23…範
囲、24…ガラス板、25…止めナツト、26,
30…弾性体、27…導管部、28…覗きガラス
板、29…固定ねじ、31…シリンダ、32…ピ
ストン、34…ピストン棒。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 支持包帯と該支持包帯によつて囲まれた身体
    部分との間の圧力を検出するための装置であつ
    て、身体部分に接触しかつ支持包帯に支持されて
    いる圧力検出器を有しており、この圧力検出器が
    圧力表示装置に連結されている形式のものにおい
    て、身体部分に間接的に又は直接的に接触してい
    る圧力検出器13;26;30が圧力を機械的に
    及び(又は)圧力媒体を用いて、該圧力検出器1
    3;26;30と同じケーシング10内に装着さ
    れた圧力表示装置19,20;28に伝達するよ
    うになつていることを特徴とする、支持包帯と該
    支持包帯によつて囲まれた身体部分との間の圧力
    を検出するための装置。 2 支持包帯1内に不動に固着可能である保持体
    2が設けられており、この保持体2内に圧力検出
    器13;26;30と圧力表示装置19,20;
    28とが取り外し可能にそう入されている、特許
    請求の範囲第1項記載の圧力検出装置。 3 保持体2の外面に突起4と、ベーン部材5又
    は類似のものが配設されている、特許請求の範囲
    第2項記載の圧力検出装置。 4 保持体2が、雌ねじであるねじ山3を少なく
    とも部分的に有するスリーブから形成されてお
    り、またケーシング10が円筒状に形成されて前
    記のスリーブの雌ねじに対応する雄ねじを有して
    いる、特許請求の範囲第1項記載の圧力検出装
    置。 5 ケーシング10の上に、保持体2に関した該
    ケーシングの位置を固定するための止めナツト2
    5がねじ留められている、特許請求の範囲第1項
    記載の圧力検出装置。 6 ケーシング10及び(又は)保持体2内に固
    定ねじ29が配置されている、特許請求の範囲第
    1項記載の圧力検出装置。 7 保持体2内に、圧力検出器13;26;30
    と圧力表示装置19,20;28との代りに充填
    体がそう着されている、特許請求の範囲第1項記
    載の圧力検出装置。 8 圧力検出器が、ケーシング内に摺動可能に配
    置された挿入部13から形成されており、この挿
    入部13がリンク16又は類似のものを介して指
    針17と接続されており、この指針17が目盛り
    板20と共に圧力表示装置を形成している、特許
    請求の範囲第1項記載の圧力検出装置。 9 摺動可能に配設された挿入部13がばね15
    又は類似のものによつて所定の静止位置に押しつ
    けられている、特許請求の範囲第8項記載の圧力
    検出装置。 10 摺動可能に配設された挿入部13が圧力媒
    体によつて液圧式に所定の静止位置に押しつけら
    れている、特許請求の範囲第8項記載の圧力検出
    装置。 11 摺動可能に配設された挿入部13が、圧縮
    不能な媒体で充填されて身体部分に接触せしめら
    れた弾性体30と作用結合している、特許請求の
    範囲第8項記載の圧力検出装置。 12 ケーシング10内に、部分的に身体部分に
    接触した弾性体26が配置されており、この弾性
    体26は圧縮不能な媒体で充填されておりかつ導
    管部27を介して圧力表示装置に接続されてい
    る、特許請求の範囲第1項記載の圧力検出装置。 13 圧力表示装置が、導管部27に接続した覗
    きガラス板28と、該覗きガラス板28に並んで
    配置された目盛り板20とから成つている、特許
    請求の範囲第12項記載の圧力検出装置。 14 圧縮不能な媒体によつて少なくとも部分的
    に充填されたシリンダ31内に配置されたピスト
    ン32が設けられており、このピストン32のピ
    ストン棒34が、目盛り板20と協働する指針1
    7と結合されている、特許請求の範囲第1項記載
    の圧力検出装置。 15 目盛り板20が3つの範囲21,22,2
    3に区分されている、特許請求の範囲第1項記載
    の圧力検出装置。 16 目盛り板20が拡大レンズであるガラス板
    24によつて覆われている、特許請求の範囲第1
    項記載の圧力検出装置。
JP4923682A 1982-03-29 1982-03-29 支持包帯と該支持包帯によつて囲まれた身体部分との間の圧力を検出するための装置 Granted JPS58165820A (ja)

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JP4923682A JPS58165820A (ja) 1982-03-29 1982-03-29 支持包帯と該支持包帯によつて囲まれた身体部分との間の圧力を検出するための装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01170123U (ja) * 1988-05-18 1989-12-01
JPH0422817U (ja) * 1990-06-14 1992-02-25

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JPH01170123U (ja) * 1988-05-18 1989-12-01
JPH0422817U (ja) * 1990-06-14 1992-02-25

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