JPS6361178A - Ｘ線ｃｔ用検出器の製造方法 - Google Patents
Ｘ線ｃｔ用検出器の製造方法Info
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- JPS6361178A JPS6361178A JP61205086A JP20508686A JPS6361178A JP S6361178 A JPS6361178 A JP S6361178A JP 61205086 A JP61205086 A JP 61205086A JP 20508686 A JP20508686 A JP 20508686A JP S6361178 A JPS6361178 A JP S6361178A
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Landscapes
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- Nuclear Medicine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の目的］
（産業上の利用分野）
本発明は、医療診断の分野において使用されるＸ線断層
像撮影装置（以下、ＣＴ装置という）に設置するＸ線検
出器の製造方法に関するものである。
像撮影装置（以下、ＣＴ装置という）に設置するＸ線検
出器の製造方法に関するものである。
（従来の技術）
近年、医療診断に際して被検体各部の断層構造を観察す
るために、Ｘ線ＣＴ （ｃｏＩＩｐｕｔｅｄ ｔｏｍｏ
ｇｒａｍ）装置が用いられるようになった。このような
装置の内、所謂、第３世代Ｘ線ＣＴ装置と呼ばれるもの
は、扁平な開き角をもつ扇状のファンビームを曝射する
Ｘ線源と、被検体を挟んてこのＸ線源と対峙するＸ線検
出器とを、被検体を中心とした任意の仮想円に沿って両
者同一方向に同一な速度て回動させ、略１８０度の範囲
に亘って各方向からＸ線を照射することにより、被検体
の対象切断面に係る透過Ｘｙｊの強度データ（投影デー
タ）を収集し、このデータをコンピュータ処理すること
によって、前記対象切断面内に仮定したマトリックス各
点に係る相対Ｘ線吸収率を求め、これに基いて対象切断
面の体軸断層画像を再構成して、ディスプレイ上に表示
するというものである。
るために、Ｘ線ＣＴ （ｃｏＩＩｐｕｔｅｄ ｔｏｍｏ
ｇｒａｍ）装置が用いられるようになった。このような
装置の内、所謂、第３世代Ｘ線ＣＴ装置と呼ばれるもの
は、扁平な開き角をもつ扇状のファンビームを曝射する
Ｘ線源と、被検体を挟んてこのＸ線源と対峙するＸ線検
出器とを、被検体を中心とした任意の仮想円に沿って両
者同一方向に同一な速度て回動させ、略１８０度の範囲
に亘って各方向からＸ線を照射することにより、被検体
の対象切断面に係る透過Ｘｙｊの強度データ（投影デー
タ）を収集し、このデータをコンピュータ処理すること
によって、前記対象切断面内に仮定したマトリックス各
点に係る相対Ｘ線吸収率を求め、これに基いて対象切断
面の体軸断層画像を再構成して、ディスプレイ上に表示
するというものである。
この場合、透過Ｘ線の検出に用いられるＸ線検出器は、
その空間分解悌を高める必要から、多数個（例えば、５
１２個）の検出素子を可能な限り密に配置し、且つ、コ
ントラスト分解能を高める上から、入射Ｘ線の吸収効率
を出来る限り高くするように設計する必要かある。
その空間分解悌を高める必要から、多数個（例えば、５
１２個）の検出素子を可能な限り密に配置し、且つ、コ
ントラスト分解能を高める上から、入射Ｘ線の吸収効率
を出来る限り高くするように設計する必要かある。
（発明が解決しようとする問題点）
このような要望のもとに提供されたものの中に、例えば
米国特許第４，４１７，１４４号公報に示されたような
、コリメータ板と固体シンチレータ素子とを組合せた反
射空洞型の検出器がある。
米国特許第４，４１７，１４４号公報に示されたような
、コリメータ板と固体シンチレータ素子とを組合せた反
射空洞型の検出器がある。
この検出器は、個々の検出素子を製作する場合に、個々
のコリメータ板にそれぞれシンチレータ素子を接着して
行くという構造を採用している関係で、その構造か複雑
になるばかりてはなく、検出素子を一つ一つ組立てるの
が煩雑であるという欠点かあり、その改善策の出現か強
く要望されていた。
のコリメータ板にそれぞれシンチレータ素子を接着して
行くという構造を採用している関係で、その構造か複雑
になるばかりてはなく、検出素子を一つ一つ組立てるの
が煩雑であるという欠点かあり、その改善策の出現か強
く要望されていた。
本発明は、この事情に鑑みてなされたもので、従来のも
のに比べて製造の容易な、且つ、入射Ｘ線に対する吸収
効果の高い、新規なＸ線ＣＴ用検出器の製造方法を提供
することを目的とする。
のに比べて製造の容易な、且つ、入射Ｘ線に対する吸収
効果の高い、新規なＸ線ＣＴ用検出器の製造方法を提供
することを目的とする。
［発明の構成］
（問題点を解決するための手段）
この目的を達成するための本発明の構成は、多数個のコ
リメータ板を所定の間隔をもって配列し、このコリメー
タ板配列体の各間隙内に、シンチレータ素子とフォトダ
イオードとから成る検出素子群を配置する形式のＸ線Ｃ
Ｔ用検出器の製造方法において、前記コリメータ板配夕
号体の各間隙内に、各検出素子のシンチレータ素子を挿
入すると共に、可視光に対する反射率の高い接着剤によ
って、シンチレータ素子の少なくともＸ線源側の面を被
覆し、且つ、シンチレータ素子とコリメータ板との隙間
部をも充填するようになしたことにある。
リメータ板を所定の間隔をもって配列し、このコリメー
タ板配列体の各間隙内に、シンチレータ素子とフォトダ
イオードとから成る検出素子群を配置する形式のＸ線Ｃ
Ｔ用検出器の製造方法において、前記コリメータ板配夕
号体の各間隙内に、各検出素子のシンチレータ素子を挿
入すると共に、可視光に対する反射率の高い接着剤によ
って、シンチレータ素子の少なくともＸ線源側の面を被
覆し、且つ、シンチレータ素子とコリメータ板との隙間
部をも充填するようになしたことにある。
（作 用）
この構成に甚く本発明の作用は、シンチレータ素子とコ
リメータ板とを結合固定するための接着剤を、入射Ｘ線
に係るフォトダイオード・アレイへの可視光到達効率を
高める反射層としても利用するようになしたことにある
。
リメータ板とを結合固定するための接着剤を、入射Ｘ線
に係るフォトダイオード・アレイへの可視光到達効率を
高める反射層としても利用するようになしたことにある
。
（実施例）
以下、図示の一実施例に基いて本発明を詳述する。第１
図は本発明を適用したＸ線ＣＴ用検出器に係る概略斜視
図、第２図はそのＡ−Ａ’視の断面図を示す。
図は本発明を適用したＸ線ＣＴ用検出器に係る概略斜視
図、第２図はそのＡ−Ａ’視の断面図を示す。
図中、ｌは被検体を挟んで図示なきＸ線源に対峙して設
けられた円弧状の絶縁基板で、適宜の手段により、Ｘ線
源と共に所定の速度で被検体の周りを回動し得るように
構成される。
けられた円弧状の絶縁基板で、適宜の手段により、Ｘ線
源と共に所定の速度で被検体の周りを回動し得るように
構成される。
２及び３はこの絶縁基板１に取付けられた上側枠体及び
下側枠体、４はＸ線源に向けて所定の角度間隔をもって
配置された複数個のコリメータ板で、適宜の手段により
、前記絶縁基板ｌの内側面且つ上下の枠体２及び３の間
に設けられる。
下側枠体、４はＸ線源に向けて所定の角度間隔をもって
配置された複数個のコリメータ板で、適宜の手段により
、前記絶縁基板ｌの内側面且つ上下の枠体２及び３の間
に設けられる。
５は前記絶縁基板１の内側面に形成されたフォトダイオ
ード・アレイ、６は該アレイ４上に塗布された透明な第
１接着剤層、７は該接着剤層６を介してフォトダイオー
ド・アレイ５上に接着された複数個のシンチレータ素子
て、前記コリメータ板４の配列に対応して配置されたそ
れぞれの素子が、コリメータ板の各間隙内に、鎖板と所
定の間隔を保って位置するようにコリメータ板配列体と
組み合される。
ード・アレイ、６は該アレイ４上に塗布された透明な第
１接着剤層、７は該接着剤層６を介してフォトダイオー
ド・アレイ５上に接着された複数個のシンチレータ素子
て、前記コリメータ板４の配列に対応して配置されたそ
れぞれの素子が、コリメータ板の各間隙内に、鎖板と所
定の間隔を保って位置するようにコリメータ板配列体と
組み合される。
尚、このシンチレータ７群は、フォトダイオード・アレ
イ５と協同してＸ線ＣＴ装置の各Ｘ線検出素子を構成し
ている。
イ５と協同してＸ線ＣＴ装置の各Ｘ線検出素子を構成し
ている。
８は、例えばエポキシ系の樹脂内にＴｉＯ□またはＭｇ
Ｏを分散して合成した白色系の第２接着剤層で、前記シ
ンチレータ素子７のＸ線源側の面と両端面との外表面（
または、アレイ５に対峙した部具外の全面）を被覆する
と共に、このシンチレータ素子７とコリメータ板４との
隙間部に充填されて、両部材４・７を結合固定するよう
に機能させる。
Ｏを分散して合成した白色系の第２接着剤層で、前記シ
ンチレータ素子７のＸ線源側の面と両端面との外表面（
または、アレイ５に対峙した部具外の全面）を被覆する
と共に、このシンチレータ素子７とコリメータ板４との
隙間部に充填されて、両部材４・７を結合固定するよう
に機能させる。
このような構成であるので、Ｘ線源から曝射され、被検
体を透過してシンチレータ素子７に入射したＸ線は、該
素子７内て発光してフォトダイオード・アレイ５に至る
が、この際、該アレイ５以外の方向へ向う可視光は、こ
のシンチレータ素子７の外表面を覆うように接着してい
る第２接着剤層８の内面て反射され、または、各面で反
射を繰返しながら、フォトダイオード・アレイ５に入射
することになる。
体を透過してシンチレータ素子７に入射したＸ線は、該
素子７内て発光してフォトダイオード・アレイ５に至る
が、この際、該アレイ５以外の方向へ向う可視光は、こ
のシンチレータ素子７の外表面を覆うように接着してい
る第２接着剤層８の内面て反射され、または、各面で反
射を繰返しながら、フォトダイオード・アレイ５に入射
することになる。
このため、同一量の透過Ｘ線がシンチレータ素子７に入
射したものと仮定した時の、フォトダイオード・アレイ
５に到達する可視光は、従来のＸ線検出器に比べて格段
に増加したものとなり、また、製造に際しても１個々の
コリメータ板にシンチレータ素子を一つ一つ接着する従
来の方法に比べて、その製造及び組立工数を減少させる
ことが可能となる。
射したものと仮定した時の、フォトダイオード・アレイ
５に到達する可視光は、従来のＸ線検出器に比べて格段
に増加したものとなり、また、製造に際しても１個々の
コリメータ板にシンチレータ素子を一つ一つ接着する従
来の方法に比べて、その製造及び組立工数を減少させる
ことが可能となる。
以上一実施例について説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、その要旨を変更せざる範囲内て、
種々に変形実施することが可能である。例えば、第２接
着剤層は、シンチレータ素子内て発光した可視光を効率
よく反射し、且つ、シンチレータ素子とコリメータ板と
の接合機能を果たすものであればよいので、この条件に
合致さえすれば他の接着剤・物質てもよい。また、シン
チレータ素子の外表面の内、被覆すべき面の設定は、設
計目的に応して定めるものとする。
されるものではなく、その要旨を変更せざる範囲内て、
種々に変形実施することが可能である。例えば、第２接
着剤層は、シンチレータ素子内て発光した可視光を効率
よく反射し、且つ、シンチレータ素子とコリメータ板と
の接合機能を果たすものであればよいので、この条件に
合致さえすれば他の接着剤・物質てもよい。また、シン
チレータ素子の外表面の内、被覆すべき面の設定は、設
計目的に応して定めるものとする。
［発明の効果］
以上述べた通り本発明を用いる時は、フォトダイオード
・アレイに到達する可視光が、従来のものに比べて飛躍
的に増加するＸ線検出器を、製造及び組立工数的に効率
のよい方法て製造することが出来るという効果を生ずる
。
・アレイに到達する可視光が、従来のものに比べて飛躍
的に増加するＸ線検出器を、製造及び組立工数的に効率
のよい方法て製造することが出来るという効果を生ずる
。
第１図は本発明を適用したＸ線ＣＴ用検出器の一実施例
の概略斜視図、第２図はそのＡ−Ａ’視の断面図である
。 １−絶縁基板 ２−上側枠体 ３−下側枠体 ４−コリメータ板５−フォトタイ
オート・アレイ ６−第１接着剤層 ７−シンチレータ素子８−第２接
着剤層 代理人 弁理士 則 近 憲 協 同 大 胡 典 夫第１図
の概略斜視図、第２図はそのＡ−Ａ’視の断面図である
。 １−絶縁基板 ２−上側枠体 ３−下側枠体 ４−コリメータ板５−フォトタイ
オート・アレイ ６−第１接着剤層 ７−シンチレータ素子８−第２接
着剤層 代理人 弁理士 則 近 憲 協 同 大 胡 典 夫第１図
Claims (3)
- （１）多数個のコリメータ板を所定の間隔をもって配列
し、このコリメータ板配列体の各間隙内に、シンチレー
タ素子とフォトダイオードとから成る検出素子群を配置
する形式のＸ線ＣＴ用検出器の製造方法において、前記
コリメータ板配列体の各間隙内に、各検出素子のシンチ
レータ素子を挿入すると共に、可視光に対する反射率の
高い接着剤によって、シンチレータ素子の少なくともＸ
線源側の面を被覆し、且つ、シンチレータ素子とコリメ
ータ板との隙間部をも充填するようになしたことを特徴
とするＸ線ＣＴ用検出器の製造方法。 - （２）前記接着剤が、白色系の接着剤である特許請求の
範囲第１項に記載のＸ線ＣＴ用検出器の製造方法。 - （３）前記接着剤が、エポキシ系の樹脂にＴｉＯ＿２ま
たはＭｇＯを分散させてなる接着剤である特許請求の範
囲第１項または第２項に記載のＸ線ＣＴ用検出器の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61205086A JPS6361178A (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | Ｘ線ｃｔ用検出器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61205086A JPS6361178A (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | Ｘ線ｃｔ用検出器の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6361178A true JPS6361178A (ja) | 1988-03-17 |
Family
ID=16501190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61205086A Pending JPS6361178A (ja) | 1986-09-02 | 1986-09-02 | Ｘ線ｃｔ用検出器の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6361178A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002025311A1 (de) * | 2000-09-19 | 2002-03-28 | Siemens Aktiengesellschaft | Strahlendetektor mit fotodioden und szintillatoren |
| US8222609B2 (en) * | 2008-12-19 | 2012-07-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus, radiation image pickup apparatus, and method for manufacturing same |
| JP2017037084A (ja) * | 2010-09-14 | 2017-02-16 | 株式会社東芝 | Ｍｏコリメータおよびそれを用いたＸ線検出器、Ｘ線検査装置並びにＣＴ装置 |
-
1986
- 1986-09-02 JP JP61205086A patent/JPS6361178A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002025311A1 (de) * | 2000-09-19 | 2002-03-28 | Siemens Aktiengesellschaft | Strahlendetektor mit fotodioden und szintillatoren |
| DE10046314B4 (de) * | 2000-09-19 | 2007-06-14 | Siemens Ag | Herstellungsverfahren für einen Strahlendetektor |
| US8222609B2 (en) * | 2008-12-19 | 2012-07-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus, radiation image pickup apparatus, and method for manufacturing same |
| JP2017037084A (ja) * | 2010-09-14 | 2017-02-16 | 株式会社東芝 | Ｍｏコリメータおよびそれを用いたＸ線検出器、Ｘ線検査装置並びにＣＴ装置 |
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