JPS6358252A

JPS6358252A - スチ−ル機械的特性測定装置

Info

Publication number: JPS6358252A
Application number: JP20021686A
Authority: JP
Inventors: ニコライ　ニコラエヴイチ　ザツエピン; ペトル　パヴロヴイチ　アスタシエンコ
Original assignee: INSUCHI PURIKURADONOI FIZ AN B; INSUCHI PURIKURADONOI FIZ AN BERORUSUSUKOI SSR
Current assignee: INSUCHI PURIKURADONOI FIZ AN B; INSUCHI PURIKURADONOI FIZ AN BERORUSUSUKOI SSR
Priority date: 1986-08-28
Filing date: 1986-08-28
Publication date: 1988-03-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は非破壊方式を用いたスチールの機械的特性等を
測定する装置、特に硬度及び限界強度等の機械的特性を
測定する為の装置に関する。

本発明は機械技術関係の工場等に於いて使用されうる。

〔従来技術〕

従来知られているスチールの機械的特性を測定する装置
は、電力増幅器の入力に接続される出力を有するＡ−Ｃ
発振器と、互いに９０度の角度にて取付けられ制御器に
接続された巻線を有する２つのＵ字形の電磁石を有する
スチール試料の残留磁気を検知するためのセンサと、２
つの電磁石の磁極のベースの面に配設された鉄プローブ
（ｆｅｒｒｏｐｒｏｂｅ）とを含み、該鉄プローブは電
力増幅器に接続された駆動巻線と、しきい値部材に接続
された出力を有する表示器の入力に電気的に結合されか
つ制御器に接続された選択増幅器に接続された測定巻線
とを有するスチール機械的特性測定装置である。（ロシ
ア語文献、ジエーアール「デフエフトスコピアＪ　　（
Ｊ　ｒ、　　”Ｄｅｆｅｋｔｏｓｋｏｐｉａ　　”）、
第４号、１９８１年刊、２３〜２６頁参照）供試スチー
ルの上に静止して取付けられているのでこの様な構成の
装置は繰返し測定においてスチールの機械的特性の測定
精度が不十分であり、測定の値が着実に増加する、即ち
、前回測定の残留磁気の値が次に続く測定の結果に影客
する。

従来知られているもう１つのスチールの機械的特性測定
装置は、電力増幅器の入力に接続された出力を有するＡ
−Ｃ発振器と、互いに９０度の角度にて取付けられた２
つのＵ字形の電磁石を有しスチール試料の残留磁気を検
知するセンサにしてスチール試料の減磁の瞬間には制御
器に接続される減磁器に又スチール試料の磁化の瞬間に
は該制御器に電気的に結合する巻線を有する該センサと
、２つの電磁石の磁極のベースの面に配設された鉄プロ
ーブとを含み、該鉄プローブが電力増幅器に接続された
駆動巻線と、制御器に接続された選択増幅器に接続され
表示器の一方の入力に電気的に結合された測定巻線とを
有し、該表示器の他の入力が制御器に接続され出力がし
きい値部材に接続されるようにしたものである。（ロシ
ア語文献、ジエーアール、「デフエフトスコピア」、第
２号、１９８２年刊、９３〜９６頁参照）以上に述べた装置において減磁器を設けることはセンサ
をスチール試料の上に静止して取付けた状態で測定結果
の確かな再現性を確保するが試験部位の残留磁気が該試
験部位の隣接した部位の測定に影８を与えるので測定精
度を損なう。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の目的はスチール試料の機械的特性の測定精度を
改良するような補助装置を有するスチール機械的特性測
定装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

このことは電力増幅器の入力に接続された出力を有する
Ａ−Ｃ発振器と、互いに９０度の角度にて取付けられた
２つのＵ字形の電磁石を有しスチール試料の残留磁気を
検知するためのセンサにして、該スチール試料の主減磁
の瞬間には制御器に接続される主減磁器に又スチール試
料の磁化を行っている間は該制御器に電気的に結合する
巻線を有する該センサと、２つの電磁石の磁極（Ｎ極。

Ｓ極）のベースの面に配設された鉄プローブとを含み、
該鉄プローブが電力増幅器に接続された駆動巻線と、選
択増幅器に接続された測定巻線とを有し、該選択増幅器
が、制御器に接続され表示器の１方の入力に電気的に結
合され、該表示器の他方の入力は制御器に接続され出力
はしきい値部材に接続されているスチール機械的特性測
定装置において、スチール試料の補助減磁の瞬間にはセ
ンサの２つの電磁石の巻線に電気的に結合されかつ制御
器に接続された補助減磁器と、入力が該選択増幅器の出
力に接続され出力が表示器の入力に接続された記憶器と
を備えることを特徴とする上記スチール機械的特性測定
装置により達成される。

本発明によるスチール機械的特性測定装置の構成はスチ
ール試料の試験部分に近い部位の残留磁気の値は測定結
果に影響しないので測定精度を改善することができる。

〔実施例〕

本発明の実施例を添附の図面を参照して以下に詳述する
。本発明によるスチール機械的特性測定装置は電力増幅
器２の入力に接続された出力を有するＡ−Ｃ発振器１　
（第１図）と、スチールの残留磁気を検知するセンサ３
とを有する。このＡ−０発振器は正弦波発振器である。

スチール試料の磁化を検知するためのセンサ３は各々が
巻線６，７を有、する２つのＵ字形の電磁石４，５（第
２図）を有する。この電磁石４，５は互いに９０度の角
度に取付けられている。

鉄プローブ８は電磁石４，５のＮ極及びＳ極のベースの
面に配設されており、コア１０及び１１を取巻（駆動巻
線９と、該駆動巻線９とコア１０及び１１を取巻く測定
巻線とを有する。電磁石４及び５の巻線６及び７はそれ
ぞれスチール試料の主及び補助減磁の瞬間には制御器１
９の出力１７及び１８へ接続された主減磁器１４及び補
助減磁器１６の出力１３及び１５へそれぞれ電気的に結
合され、また該スチール試料の磁化の瞬間には制御器１
９の出力２０に電気的に結合される。この目的のために
巻線６及び７は接続点２１において互いに直列接続され
、巻線７の端２２は前者の場合には制御器１９の入力２
３へ接続され、後者の場合には巻線６及び７の端２４及
び２２は制御器１９の入力２３及び２５へそれぞれ接続
されていて、巻線６及び７の接続点２１は制御器１９の
出力２０へ接続される。

鉄プローブ８の駆動巻線９は電力増幅器２へ接続されて
いる。鉄プローブ８の測定巻ｖＡ１２は制御器１９の出
力２８へ接続された入力２７を有する選択増幅器２６　
（第１図及び第２図）へ接続されている。

選択増幅器２６の出力は記憶器２９の入力へ接続され、
該記憶器の出力は表示器３１の一方の入力３０へ接続さ
れ、該記憶器の他方の入力３２は制御器１９の出力３３
へ接続されている。

表示器３１の出力はしきい値部材（硬度識別器）３４の
入力へ接続されている。

本発明による装置の具体的実施例において、各減磁器１
４及び１６（第２図）は２つの並列接続された電気回路
を有する。各減磁器１４及び１６の回路のうちの一方の
回路は制御器１９の出力１７及び１８へ電気的に結合さ
れたダイオード３５及び３６と、巻線６の端２４へ電気
的に結合された直列接続のコンデンサ３７及び３８とを
有する。

同減磁器（１４及び１６）の他方の回路は制御器１９の
出力１７及び１８へ電気的に結合されているコンデンサ
３９及び４０と、巻線゛６の端２４へ電気的に結合され
ている直列接続のダイオード４１及び４２を有する。

記憶器２９はコンデンサを含む。

本発明によるスチール機械的特性測定装置は以下のよう
に作動する。

スチール試料の残留磁気を検知するセンサ３（第１図及
び第２図）はスチール試料の上に置かれ、制御器１９が
始動される。正弦波電圧が制御器１９の入力４３へ印加
され出力１７へ現われる。スチール試料の主ＮＥｔｌを
確実に行なえるように、指数関数的に減少する正弦波電
流４４　（第３図）が主減磁器１４（第２図）と電磁石
４及び５の２つの直列接続された巻線６及び７を通って
流れ、制御器１９の入力２３へ戻る。

矩形波電圧のパルス４６　（第３図）が制御器の入力４
５へ印加され、出力２０　（第２図）へ現れる。パルス
４６はスチール試料を一方向に磁化するために電磁石５
の巻線７を通過し、制御器１９の入力２３へ戻る。

電気磁石５によりスチール試料を磁化した後、該スチー
ル試料は電磁石４により磁化される。

この場合、上記に説明した磁化の方向に対して直角方向
にてスチール試料を磁化するために矩形波電圧パルス４
７　（第３図）は制御器１９の出力２０（第２図）から
電磁石４の巻線６へ印加され制御器１９の入力２５へ戻
る。

電磁石４によるスチールの磁化が終了した後信号が制御
器１９の出力２８と３３から選択増幅器２６の入力２７
と表示器３１の入力３２へそれぞれ送られる。か（して
スチール試料の残留磁気の値はセンサ３の鉄プローブ８
により測定され、残留磁気の値は記憶器２９により記憶
され表示器により表示される。スチール試料の残留磁気
の値が測定された後制御器の入力４３からの正弦波電圧
が１８へ供給される。スチール試料の補助減磁が起きて
、該スチール試料の完全な減磁が生ずるように、指数関
数的に減少する正弦波電流４８　（第３図）は補助減磁
器１６（第２図）と電磁石４及び５の直列接続された巻
線６及び７を通って流れ、制御器１９の入力２３へ戻る
。表示器３１に接続されたしきい値部材３４　（第１図
及び第２図）はスチール試料を３つのグループ即ち硬、
標準、及び軟に分類するように設計されている。

〔発明の効果〕

本発明による装置はくりかえし測定中に、スチール試料
機械的特性の測定精度の改善を可能にする。本発明によ
る装置を使用するとスチール試料中に磁器の痕跡を残さ
ないのでどんな間隔でセンサを置いてもスチールの機械
的特性を測定できる。

このことは磁化されてはならない圧延工場用ロール及び
航空機用部品の製造において特に重要である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるスチール機械的特性測定装置のブ
ロック線図であり、第２図は第１図で示す装置を更に詳
細に示す機能的ブロック線図であり、第３図は第１図及
び第２図に示す装置の動作を図解するタイムチャートで
ある。ｌ・・・Ａ−Ｃ発振器、２・・・電力増幅器、３・・・
残量磁気検知装置、４，５・・・電磁石、６，７・・・
巻線、８・・・鉄プローブ、９・・・駆動巻線、１０．
１１・・・コア、１２・・・測定巻線、１３・・・出力
、１４・・・主減磁器、１５・・・出力、１６・・・補
助減磁器、１７・・・出力、１８・・・出力、１９・・
・制御器、２０・・・出力、２１・・・接続点、２２・
・・巻線７の端、２３・・・入力、２４・・・巻線６の
端、２５・・・入力、２６・・・選択増幅器、２７・・
・入力、２日・・・出力、２９・・・記憶器、３０・・
・入力、３１・・・表示器、３２・・・入力、３３・・
・出力、３４・・・しきい値部材（硬度識別器）、３５
．３６・・・ダイオード、３７，３８，３９，４０・・
・コンデンサ、４１．４２・・・ダイオード、４３・・
・入力、４４・・・電流、４５・・・入力、４６．４７
・・・矩形パルス、４８・・・電流。特許出願人　　　インスチトウト　プリクラドノイフイ
ジキ　ア力デミイ　ナウクベロルスコイ　ニスニスアール廚

Claims

【特許請求の範囲】

電力増幅器（２）の入力に接続された出力を有するＡ−
Ｃ発振器（１）と、互いに９０度の角度にて取付けられ
た２つのＵ字形の電磁石（４、５）を有しスチール試料
の残留磁気を検知するためのセンサ（３）にして、該ス
チール試料の主減磁の瞬間には制御器（１９）に接続さ
れる主減磁器（１４）に又スチール試料の磁化を行って
いる間は該制御器（１９）に電気的に結合する巻線（６
、７）を有する該センサ（３）と、２つの電磁石（４、
５）の磁極（Ｎ極、Ｓ極）のベースの面に配設された鉄
プローブ（８）とを含み、該鉄プローブ（８）が電力増
幅器（２）に接続された駆動巻線（９）と、選択増幅器
（２６）に接続された測定巻線（１２）とを有し、該選
択増幅器（２６）が、制御器（１９）に接続され表示器
（３１）の１方の入力（３２）に電気的に結合され、該
表示器（３１）の他方の入力は制御器（１９）に接続さ
れ出力はしきい値部材（３４）に接続されているスチー
ル機械的特性測定装置において、スチール試料の補助減
磁の瞬間にはセンサ（３）の２つの電磁石（４、５）の
巻線（６、７）に電気的に結合されかつ制御器に接続さ
れた補助減磁器と、入力が該選択増幅器（２６）の出力
に接続され出力が表示器（３１）の入力（３０）に接続
された記憶器（２９）とを備えることを特徴とする上記
スチール機械的特性測定装置。