JPS6354Y2 - - Google Patents
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- JPS6354Y2 JPS6354Y2 JP1980118848U JP11884880U JPS6354Y2 JP S6354 Y2 JPS6354 Y2 JP S6354Y2 JP 1980118848 U JP1980118848 U JP 1980118848U JP 11884880 U JP11884880 U JP 11884880U JP S6354 Y2 JPS6354 Y2 JP S6354Y2
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- leaves
- mitsuba
- concrete floor
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- 244000146493 Cryptotaenia japonica Species 0.000 claims description 26
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Classifications
-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
一般に、夏三ツ葉の栽培に当つて水かけ労力が
非常に大きな仕事となる。例へば農業に従事する
人々は夕方まで野良で働き、帰つて来てから三ツ
葉に水をかけるが、1室で12分〜15分位かかると
して、3室〜4室に水をかけると約1時間位の時
間を費し且つ蚊に喰われながら行うので一層大変
な労働となつてしまう。又朝も早くから約1時間
位水をかけなければならず、朝晩1回づつの水か
けは一般の人には理解出来ないほど大変なもので
ある。
非常に大きな仕事となる。例へば農業に従事する
人々は夕方まで野良で働き、帰つて来てから三ツ
葉に水をかけるが、1室で12分〜15分位かかると
して、3室〜4室に水をかけると約1時間位の時
間を費し且つ蚊に喰われながら行うので一層大変
な労働となつてしまう。又朝も早くから約1時間
位水をかけなければならず、朝晩1回づつの水か
けは一般の人には理解出来ないほど大変なもので
ある。
この水かけをする理由は、夏三ツ葉の根株を束
ねてぎつしりと床部に詰めるので12時間位すると
発熱のため24℃〜27℃位にまで温度が上昇し、こ
のような高温が続くと三ツ葉の根株が腐つてしま
うので、これを防止するために注水し冷却するの
である。
ねてぎつしりと床部に詰めるので12時間位すると
発熱のため24℃〜27℃位にまで温度が上昇し、こ
のような高温が続くと三ツ葉の根株が腐つてしま
うので、これを防止するために注水し冷却するの
である。
一方、夏三ツ葉の栽培に当つては、三ツ葉の葉
自体を開かせないで青かけ時まで茎を伸ばすこと
にある。
自体を開かせないで青かけ時まで茎を伸ばすこと
にある。
通常、室に入れた夏三ツ葉は約10日間位密室状
態にしなければならないが、現実には水かけのた
め毎日、朝晩1回づつ蓋体を取り外して水をホー
スにより手でもつて上からかけている。従つて、
葉自体に光を当ててしまうことになり葉はたちま
ち開き青くなつてしまう。これでは上質の三ツ葉
の栽培を行うことが出来ない。
態にしなければならないが、現実には水かけのた
め毎日、朝晩1回づつ蓋体を取り外して水をホー
スにより手でもつて上からかけている。従つて、
葉自体に光を当ててしまうことになり葉はたちま
ち開き青くなつてしまう。これでは上質の三ツ葉
の栽培を行うことが出来ない。
理想的には、三ツ葉を約10日間位、暗所に置き
茎及び葉を真白にしておいて、適宜の時期が来た
ら蓋体をぱつと取り除いてやれば、3〜4日の内
に葉は開き青々となつて生々となり、茎は未だ1
週間位白さを保持しているので、上質の三ツ葉を
市場に送り出すことが出来るわけである。
茎及び葉を真白にしておいて、適宜の時期が来た
ら蓋体をぱつと取り除いてやれば、3〜4日の内
に葉は開き青々となつて生々となり、茎は未だ1
週間位白さを保持しているので、上質の三ツ葉を
市場に送り出すことが出来るわけである。
即ち、上質の三ツ葉とは葉は青々とし茎は真白
のものであり、本考案はこの上質の三ツ葉を得る
ための栽培装置に関するものである。
のものであり、本考案はこの上質の三ツ葉を得る
ための栽培装置に関するものである。
而して、本考案では水かけの労働力を軽減し、
衛生的で病気にかからない、然も上質の夏三ツ葉
を得る所にその最大の目的がある。尚、冬三ツ葉
は全く別の装置により別の方法で栽培するもので
ある。
衛生的で病気にかからない、然も上質の夏三ツ葉
を得る所にその最大の目的がある。尚、冬三ツ葉
は全く別の装置により別の方法で栽培するもので
ある。
以下に従来技術について詳述すると、葉を切り
落して茎と根だけの夏三ツ葉を適宜本数束ねて束
主体を作り、これを予め囲いをしてある土床に順
次隣接して詰めながら載置し、詰め終つたら光が
当らないように蓋体をしているものであるが、下
記のような欠点があつた。
落して茎と根だけの夏三ツ葉を適宜本数束ねて束
主体を作り、これを予め囲いをしてある土床に順
次隣接して詰めながら載置し、詰め終つたら光が
当らないように蓋体をしているものであるが、下
記のような欠点があつた。
1 毎日、朝夕2回、約1時間位、蓋体を取つて
ホースで水をかけ三ツ葉の温度上昇を防がなけ
ればならず煩雑な労力が必要となつていた。
ホースで水をかけ三ツ葉の温度上昇を防がなけ
ればならず煩雑な労力が必要となつていた。
2 蓋体を取る度に光が当たるので茎が伸びない
内に葉が開いてしまい、又先に出た三ツ葉の葉
が開いていつぱいに大きく広がるので後で出た
芯にする三ツ葉の葉が青くならず、このように
先に出た葉も、後で出た葉も青くならないと品
質は二流品となつてしまう。
内に葉が開いてしまい、又先に出た三ツ葉の葉
が開いていつぱいに大きく広がるので後で出た
芯にする三ツ葉の葉が青くならず、このように
先に出た葉も、後で出た葉も青くならないと品
質は二流品となつてしまう。
3 三ツ葉の束主体を土床に詰めるので病気にか
かり易い。
かり易い。
4 ホースを利用して手作業で水を束主体にかけ
るので少なくかけた所と多くかけた所とが出来
てしまい、水のかかりが少ない所は温度が上昇
し束主体が腐つてしまう。
るので少なくかけた所と多くかけた所とが出来
てしまい、水のかかりが少ない所は温度が上昇
し束主体が腐つてしまう。
而して、この夏三ツ葉の栽培に当つての、その
最大の願望は、光を当てずに水をかけ茎が白く、
葉は青いという良品質の三ツ葉を得る所にある。
最大の願望は、光を当てずに水をかけ茎が白く、
葉は青いという良品質の三ツ葉を得る所にある。
本考案はこれらの点に鑑みなされたものであ
り、その一般的特徴を列挙すると、 1 蓋体をしたまま水を与えることが出来るので
光を三ツ葉の束主体に当てることがない。従つ
て、茎が白く冴えた三ツ葉を得ることが出来
る。
り、その一般的特徴を列挙すると、 1 蓋体をしたまま水を与えることが出来るので
光を三ツ葉の束主体に当てることがない。従つ
て、茎が白く冴えた三ツ葉を得ることが出来
る。
2 葉が開かないので茎の伸びが良い。
3 水かけ及び排水が簡単に行い得、三ツ葉の温
度を急速に下げることが出来る。
度を急速に下げることが出来る。
4 土床を採用していないので病気の発生がな
い。
い。
5 一級品質の三ツ葉を作ることが出来る。
等である。
以下に、図示の実施例に基きその内容について
説明する。
説明する。
1は室本体で主として、コンクリート床2と該
コンクリート床2に穿つた排水孔3と該コンクリ
ート床2を囲む所のセメントで継ぎ目を詰めて水
洩れを防止したブロツク製の壁体4と遮光製の蓋
体5と合成樹脂製の潅水パイプ6とから構成して
ある。コンクリート床2は排水を良好にするため
に適宜のテーパーをつけてある。
コンクリート床2に穿つた排水孔3と該コンクリ
ート床2を囲む所のセメントで継ぎ目を詰めて水
洩れを防止したブロツク製の壁体4と遮光製の蓋
体5と合成樹脂製の潅水パイプ6とから構成して
ある。コンクリート床2は排水を良好にするため
に適宜のテーパーをつけてある。
排水孔3には排水パイプ7を嵌合し、栓体8を
取り付けて排水操作を適宜行い得るようにしてあ
る。栓体8を抜くことにより排水は地面に穿つた
穴P内に排出される。9は排水孔3上を覆つた金
綱、合成樹脂網等の綱体で、排水孔3が異物によ
り詰まるのを防止する機能を有する。10はコン
クリート床2上に敷き詰めた砂利で排水を良好に
するために設けてあるが、この砂利10に限らず
第3図に示す如く竹製、合成樹脂製等の排水部材
としての網体11を採用してもよい。12は葉を
切り落して茎と根だけの夏三ツ葉を適宜本数束ね
た束主体で根を下側にして前記砂利10上に敷き
詰めて載置してある。13はオーバーフローパイ
プで、潅水パイプ6からの給水が多く水位が上昇
しすぎた際に余分の水を排出し水位Lを略一定に
維持する機能を有する。14は潅水パイプ6に接
続した給水弁である。潅水パイプ6は壁体4を貫
通して室本体1の床部近辺に適宜位置付けして挿
入してある。15は壁体4に囲まれた空間部であ
る。
取り付けて排水操作を適宜行い得るようにしてあ
る。栓体8を抜くことにより排水は地面に穿つた
穴P内に排出される。9は排水孔3上を覆つた金
綱、合成樹脂網等の綱体で、排水孔3が異物によ
り詰まるのを防止する機能を有する。10はコン
クリート床2上に敷き詰めた砂利で排水を良好に
するために設けてあるが、この砂利10に限らず
第3図に示す如く竹製、合成樹脂製等の排水部材
としての網体11を採用してもよい。12は葉を
切り落して茎と根だけの夏三ツ葉を適宜本数束ね
た束主体で根を下側にして前記砂利10上に敷き
詰めて載置してある。13はオーバーフローパイ
プで、潅水パイプ6からの給水が多く水位が上昇
しすぎた際に余分の水を排出し水位Lを略一定に
維持する機能を有する。14は潅水パイプ6に接
続した給水弁である。潅水パイプ6は壁体4を貫
通して室本体1の床部近辺に適宜位置付けして挿
入してある。15は壁体4に囲まれた空間部であ
る。
次に叙上の構成より成る本考案装置の使用態様
について説明する。
について説明する。
複数の束主体12を砂利10の上に順次敷き詰
めて載置する。
めて載置する。
然る後、蓋体5により室本体1を閉蓋し、光が
差し込まないようにしておいて給水弁14を開き
潅水パイプ6より室本体1内へ給水する。この給
水により三ツ葉の束主体12は温度が下げられ腐
敗が防止される。(通常23℃以上になると腐敗が
始まる。) このように一定水位Lまで潅水が行われた後、
給水弁14を閉じ、栓体8を外すと潅水は排水孔
3、排水パイプ7を通つて外部へ排水される。
差し込まないようにしておいて給水弁14を開き
潅水パイプ6より室本体1内へ給水する。この給
水により三ツ葉の束主体12は温度が下げられ腐
敗が防止される。(通常23℃以上になると腐敗が
始まる。) このように一定水位Lまで潅水が行われた後、
給水弁14を閉じ、栓体8を外すと潅水は排水孔
3、排水パイプ7を通つて外部へ排水される。
このような給排水操作を1日に朝又は夕方1回
づつ約2週間位行う。
づつ約2週間位行う。
然る時、三ツ葉の束主体12の茎部分は成長し
且つ白く冴えている。
且つ白く冴えている。
出荷の2〜3日位前に蓋体5を取り去り、光を
当てると室本体1内で成長した三ツ葉の束主体1
2の葉は青く、茎は白く良質の製品としての三ツ
葉を得ることが出来る。
当てると室本体1内で成長した三ツ葉の束主体1
2の葉は青く、茎は白く良質の製品としての三ツ
葉を得ることが出来る。
而して、本考案の枢要点は蓋体5を被ぶせた室
本体1内の適宜のテーパーを有するコンクリート
床2上に、砂利10、網体11等の排水部材を敷
き且つ夏三ツ葉の束主体12を立てて敷き詰めて
一時的に潅水乃至排水を行うように成した点にあ
る。
本体1内の適宜のテーパーを有するコンクリート
床2上に、砂利10、網体11等の排水部材を敷
き且つ夏三ツ葉の束主体12を立てて敷き詰めて
一時的に潅水乃至排水を行うように成した点にあ
る。
従つて下記の如き特有の効果がある。
(a) 適宜のテーパーを有するコンクリート床2上
に砂利10、網体11等の排水部材を敷いてあ
るので夏三ツ葉に対する潅水乃至排水が一時的
に迅速に行い得、夏三ツ葉の束主体12の温度
上昇を防ぐと共に早急に低下させることが出
来、根株の腐敗を防止しながら良質の三ツ葉を
量産し得る。
に砂利10、網体11等の排水部材を敷いてあ
るので夏三ツ葉に対する潅水乃至排水が一時的
に迅速に行い得、夏三ツ葉の束主体12の温度
上昇を防ぐと共に早急に低下させることが出
来、根株の腐敗を防止しながら良質の三ツ葉を
量産し得る。
(b) コンクリート床2上に砂利10、網体11等
の排水部材を敷いてあり、従来の如く土床を採
用しないので夏三ツ葉が土中の虫類や土中の病
原菌類により病気になるおそれが少ない。
の排水部材を敷いてあり、従来の如く土床を採
用しないので夏三ツ葉が土中の虫類や土中の病
原菌類により病気になるおそれが少ない。
(c) 蓋体5は必要時以外は開かないので室内が暗
所の密室状態となり夏三ツ葉の茎が白く良質の
ものを得ることが出来る。
所の密室状態となり夏三ツ葉の茎が白く良質の
ものを得ることが出来る。
第1図は本考案装置の概略斜視図、第2図は同
じく要部の縦断面図、第3図は排水部材としての
綱体の斜視図である。 1……室本体、2……コンクリート床、3……
排水孔、5……蓋体、6……潅水パイプ、7……
排水パイプ、10……砂利、12……束主体。
じく要部の縦断面図、第3図は排水部材としての
綱体の斜視図である。 1……室本体、2……コンクリート床、3……
排水孔、5……蓋体、6……潅水パイプ、7……
排水パイプ、10……砂利、12……束主体。
Claims (1)
- 適宜のテーパーを有するコンクリート床2と該
コンクリート床2に穿つた排水孔3とコンクリー
ト床2を囲む壁体4と該壁体4を貫通してコンク
リート床2の近傍に放水口を位置付けした潅水パ
イプ6と前記壁体4に囲まれた空間部15を閉塞
する蓋体5とにより室本体1を構成すると共に前
記コンクリート床2上に砂利10、網体11等の
排水部材を敷き且つ夏三ツ葉の束主体12を立て
て敷き詰めた室を利用した三ツ葉の栽培装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980118848U JPS6354Y2 (ja) | 1980-08-21 | 1980-08-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980118848U JPS6354Y2 (ja) | 1980-08-21 | 1980-08-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5741060U JPS5741060U (ja) | 1982-03-05 |
JPS6354Y2 true JPS6354Y2 (ja) | 1988-01-05 |
Family
ID=29479526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980118848U Expired JPS6354Y2 (ja) | 1980-08-21 | 1980-08-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6354Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59187521U (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-12 | 三菱農機株式会社 | 作業用走行機体の変速操作装置 |
JPS6139634U (ja) * | 1984-08-16 | 1986-03-13 | ヤンマーディーゼル株式会社 | 農用トラクタ−の操作レバ−構造 |
JP5204720B2 (ja) * | 2009-05-11 | 2013-06-05 | ▲廣▼秋 浅井 | 水没水耕栽培方法および装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52107933A (en) * | 1976-02-26 | 1977-09-10 | Sumitomo Chemical Co | Cultivation device |
JPS555006U (ja) * | 1978-06-23 | 1980-01-14 |
-
1980
- 1980-08-21 JP JP1980118848U patent/JPS6354Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52107933A (en) * | 1976-02-26 | 1977-09-10 | Sumitomo Chemical Co | Cultivation device |
JPS555006U (ja) * | 1978-06-23 | 1980-01-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5741060U (ja) | 1982-03-05 |
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