JPS6350679A - イオン推進機関 - Google Patents
イオン推進機関Info
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- JPS6350679A JPS6350679A JP19078386A JP19078386A JPS6350679A JP S6350679 A JPS6350679 A JP S6350679A JP 19078386 A JP19078386 A JP 19078386A JP 19078386 A JP19078386 A JP 19078386A JP S6350679 A JPS6350679 A JP S6350679A
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- Japan
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- positive
- propulsion engine
- ion
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- electrode
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- Pending
Links
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Landscapes
- Plasma Technology (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、大気中・宇宙空間を問わずに電気的な動力に
よって、効率良く推進力を得て移動することが可能な、
イオン推進機関に関するものである。
よって、効率良く推進力を得て移動することが可能な、
イオン推進機関に関するものである。
(ロ)従来の技術
従来の電気的な方法により推進力を得る機関は、貯蔵し
ておいたイオン化燃料を放射し、これに電場や磁場を加
え噴射させることにより推進力を得てきた。または、磁
界や電界の連続的な移動や。
ておいたイオン化燃料を放射し、これに電場や磁場を加
え噴射させることにより推進力を得てきた。または、磁
界や電界の連続的な移動や。
電流と磁界の作用によりプラズマを吸入噴射させること
で推進力を得てきた。
で推進力を得てきた。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
従来の電気的な方法による推進機関では、理論上は推進
力を得られても、得られる推進力が小さいために、宇宙
空間の移動や、地球上の移動に利用し実用化させること
は、非常に困難であった。
力を得られても、得られる推進力が小さいために、宇宙
空間の移動や、地球上の移動に利用し実用化させること
は、非常に困難であった。
(ニ)問題点を解決するための手段
本発明は、陽イオンの吸入噴射により推進力を得ると共
に、イオン推進機関の下部に発生した正の電荷を持つ場
と、上部に発生した負の電荷を持つ場を磁場により保持
し、イオン推進機関を正に帯電させることにより、電荷
を持つ空間とイオン推進機関との間に電気的な引き合う
力と反発力を発生させ、より大きな推進力を得ることを
可能にしたイオン推進機関である。
に、イオン推進機関の下部に発生した正の電荷を持つ場
と、上部に発生した負の電荷を持つ場を磁場により保持
し、イオン推進機関を正に帯電させることにより、電荷
を持つ空間とイオン推進機関との間に電気的な引き合う
力と反発力を発生させ、より大きな推進力を得ることを
可能にしたイオン推進機関である。
以下1本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は1本発明の基本的構成を示した図であり、イオ
ン推進機関の断面図となっている。(1)は陽イオン加
速器であり、全体は、陽イオン加速器(1)を中心とし
た回転体になっている。(3a)は、陽イオン加速器(
1)の陽イオン吸入口であり、(3b)は陽イオン噴射
口である。(以下吸入極、噴射極と呼ぶ) (2)は
機体分正にてゝ 帯電している参学*#*、(4)はコイルであり陽イオ
ン加速器(1)を中心とした磁場を発生させる。
ン推進機関の断面図となっている。(1)は陽イオン加
速器であり、全体は、陽イオン加速器(1)を中心とし
た回転体になっている。(3a)は、陽イオン加速器(
1)の陽イオン吸入口であり、(3b)は陽イオン噴射
口である。(以下吸入極、噴射極と呼ぶ) (2)は
機体分正にてゝ 帯電している参学*#*、(4)はコイルであり陽イオ
ン加速器(1)を中心とした磁場を発生させる。
(ホ)作用
第2図は本発明の作動状態を示した図である。
宇宙空間では、気体原子などが電子と原子核(陽イオン
)に分廻した状態、プラズマとして存在しており、この
ような環境のもとでの本発明の作動状態を説明する。
)に分廻した状態、プラズマとして存在しており、この
ような環境のもとでの本発明の作動状態を説明する。
コイル(4)には直流電流が流れ、これによって発生す
る磁場は、陽イオン加速器(1)の噴射極(3b)、吸
入極(3a)を磁極として発生する。(Bは磁力線を示
している。) この状態で陽イオン加速器(1)を作
動させれば、陽イオンは陽イオン加速器(1)の吸入極
(3a)に吸入され、噴射極(3b)より噴射される。
る磁場は、陽イオン加速器(1)の噴射極(3b)、吸
入極(3a)を磁極として発生する。(Bは磁力線を示
している。) この状態で陽イオン加速器(1)を作
動させれば、陽イオンは陽イオン加速器(1)の吸入極
(3a)に吸入され、噴射極(3b)より噴射される。
この状態が続けばイオン推進機関の噴射極(3b)の下
部には、陽イオンが集中し正の電荷を持つ空間が発生す
る。これとは逆に、吸入極(3a)の上部には電子が集
中し正の電荷を持つ空間が発生する。
部には、陽イオンが集中し正の電荷を持つ空間が発生す
る。これとは逆に、吸入極(3a)の上部には電子が集
中し正の電荷を持つ空間が発生する。
この正と負の電荷を持つ空間は1機体の周囲に発生して
いる磁場(B)により保持される。
いる磁場(B)により保持される。
機体は正に帯電しているので、噴射極(3b)の下部に
発生した正の電荷を持つ空間と電気的に反発し、クーロ
ンの法則による推進力を発生する。
発生した正の電荷を持つ空間と電気的に反発し、クーロ
ンの法則による推進力を発生する。
吸入極(3a)の上部に集中している電子と、噴射極(
3b)の下部の陽イオンは、互いに引き合い電気的に平
衡になろうとするが、機体の周囲に発生している磁場(
B)と、電子と陽イオンの質量の違いにより、電子がイ
オン推進機関の周囲を通って下部に廻り込む形になり、
陽イオンはあまり移動しない、また吸入極(3a)の上
部の上部の負の電荷を持つ空間と、機体に発生している
正の電場は互いに引き合い多少ではあるが推進力を生む
。
3b)の下部の陽イオンは、互いに引き合い電気的に平
衡になろうとするが、機体の周囲に発生している磁場(
B)と、電子と陽イオンの質量の違いにより、電子がイ
オン推進機関の周囲を通って下部に廻り込む形になり、
陽イオンはあまり移動しない、また吸入極(3a)の上
部の上部の負の電荷を持つ空間と、機体に発生している
正の電場は互いに引き合い多少ではあるが推進力を生む
。
(へ)実施例
第3図は、本発明の一実施例を示した図である。
吸入極(3a)の部分に、レーザー、電子銃、高周波電
磁場、高圧電場などによるプラズマ発生器(10)を設
置している。(11)は吸入極(3a)に、陽イオンを
誘導することを目的として設置された電極である。(1
3)は下部の正の電荷を持つ空間と反発させることを目
的として設置された電極である。(11)と(13)は
、電源(8)により高電圧が印加され、負と正の電場を
発生する。
磁場、高圧電場などによるプラズマ発生器(10)を設
置している。(11)は吸入極(3a)に、陽イオンを
誘導することを目的として設置された電極である。(1
3)は下部の正の電荷を持つ空間と反発させることを目
的として設置された電極である。(11)と(13)は
、電源(8)により高電圧が印加され、負と正の電場を
発生する。
陽イオン加速器(1)は、負の電場により陽イオンを加
速する方式を採用している。(15)は姿勢制御用の電
極であり1機体から出し入iすることで、姿勢制御を行
ない、着陸用の脚を兼用している。(1)と(15)は
、電源(8)により高電圧が印加され、負と正の電場を
発生する。
速する方式を採用している。(15)は姿勢制御用の電
極であり1機体から出し入iすることで、姿勢制御を行
ない、着陸用の脚を兼用している。(1)と(15)は
、電源(8)により高電圧が印加され、負と正の電場を
発生する。
(4)はコイルで機体を包む磁場を発生させる。
(12)は強磁性体の筒であり、磁場を陽イオン加速器
(1)の極に菜めている。(9)は隔壁で。
(1)の極に菜めている。(9)は隔壁で。
電場を伝えにくい物質で8来ている。(20)は室内の
スペースである。
スペースである。
(ト)発明の効果
本発明は、陽イオン加速器(1)による陽イオンの噴射
による推進力に加えて、イオン推進機関下部に発生する
正の電荷を持つ空間と、機体(2)を正に帯電させるこ
とによる電気的な反発力、イオン推進機関上部に発生す
る負の電荷を持つ空間と、機体(2)の電気的な引き合
う力により、大きな推進力を得ることを可能にしている
。またイオン推進機関の上部の電子も、イオン推進機関
の周囲を迂回して自ら後方に移動するため、空間による
抵抗をほとんど受けること無く移動することが可能であ
るなどの、非常に優れた特長を持つイオン推進機関であ
る。
による推進力に加えて、イオン推進機関下部に発生する
正の電荷を持つ空間と、機体(2)を正に帯電させるこ
とによる電気的な反発力、イオン推進機関上部に発生す
る負の電荷を持つ空間と、機体(2)の電気的な引き合
う力により、大きな推進力を得ることを可能にしている
。またイオン推進機関の上部の電子も、イオン推進機関
の周囲を迂回して自ら後方に移動するため、空間による
抵抗をほとんど受けること無く移動することが可能であ
るなどの、非常に優れた特長を持つイオン推進機関であ
る。
本発明のイオン推進機関の推進力は、陽イオン加速器(
1)の能力と1機体に発生する電場の強さに比例する。
1)の能力と1機体に発生する電場の強さに比例する。
また、正の電場を発生させる部分(2)をおおう形で発
生している磁場(B)を強くすれば、イオン推進機関の
下部に集まっている陽イオンは、電子が廻り込みにくく
なり大きな電荷を持つようになり、イオン推進機関との
反発力が高くなり、大きな推進力を生む、 このように
本発明のイオン推進機関の推進力は、磁場と電場を強く
することにより、容易にコントロールすることが可能で
、かつ非常に大きくすることが出来る。
生している磁場(B)を強くすれば、イオン推進機関の
下部に集まっている陽イオンは、電子が廻り込みにくく
なり大きな電荷を持つようになり、イオン推進機関との
反発力が高くなり、大きな推進力を生む、 このように
本発明のイオン推進機関の推進力は、磁場と電場を強く
することにより、容易にコントロールすることが可能で
、かつ非常に大きくすることが出来る。
推進力を生んでいる機体(2)の帯電は、正から負に比
較的短い時間で変えることが可能であり、この場合推進
力は瞬時に逆向きになり、強力なブレーキとすることが
出来る。
較的短い時間で変えることが可能であり、この場合推進
力は瞬時に逆向きになり、強力なブレーキとすることが
出来る。
本発明は、宇宙空間などプラズマが存在する環境では、
容易に始動し推進力を得ることが可能である。しかしな
がら、大気中などプラズマが存在しない環境でも、また
吸入極(3a)の部分に、プラズマ発生器を設置し始動
させることが出来る。
容易に始動し推進力を得ることが可能である。しかしな
がら、大気中などプラズマが存在しない環境でも、また
吸入極(3a)の部分に、プラズマ発生器を設置し始動
させることが出来る。
第1図は、本発明の基本的構成を示した図。
第2図は、本発明の作用状態を示した図。
第3図は、本発明の1実施例を示した図。
(1)は、陽イオン加速器。
(2)は、機体のi電する部分。
(3a)は、吸入極、 (3b)は、噴射極。
(4)は、コイル。
(8)は、高圧電源。
(9)は、隔壁。
(10)は、プラズマ発生器
(11)は、陽イオンを誘導するための電場を発生する
電極。 (12)は、磁性体で出来た筒。 (13)は、電場を発生する電極。 (15)は、格納式の脚。 (20)は、室内スペース。 ネ1 口 魂2 口 笛3日
電極。 (12)は、磁性体で出来た筒。 (13)は、電場を発生する電極。 (15)は、格納式の脚。 (20)は、室内スペース。 ネ1 口 魂2 口 笛3日
Claims (1)
- 1、進行方向に機体を貫いて設置されている陽イオン加
速器を中心とした磁場を発生させ、機体を正に帯電させ
たイオン推進機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19078386A JPS6350679A (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | イオン推進機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19078386A JPS6350679A (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | イオン推進機関 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6350679A true JPS6350679A (ja) | 1988-03-03 |
Family
ID=16263661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19078386A Pending JPS6350679A (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | イオン推進機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6350679A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114673641A (zh) * | 2020-12-25 | 2022-06-28 | 海鹰航空通用装备有限责任公司 | 一种离子推进装置 |
-
1986
- 1986-08-13 JP JP19078386A patent/JPS6350679A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114673641A (zh) * | 2020-12-25 | 2022-06-28 | 海鹰航空通用装备有限责任公司 | 一种离子推进装置 |
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