JPS6347546B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6347546B2
JPS6347546B2 JP54037465A JP3746579A JPS6347546B2 JP S6347546 B2 JPS6347546 B2 JP S6347546B2 JP 54037465 A JP54037465 A JP 54037465A JP 3746579 A JP3746579 A JP 3746579A JP S6347546 B2 JPS6347546 B2 JP S6347546B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
stroke
molten metal
pouring
limiting means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54037465A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55128361A (en
Inventor
Toshio Hirokawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3746579A priority Critical patent/JPS55128361A/ja
Publication of JPS55128361A publication Critical patent/JPS55128361A/ja
Publication of JPS6347546B2 publication Critical patent/JPS6347546B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/14Closures
    • B22D41/16Closures stopper-rod type, i.e. a stopper-rod being positioned downwardly through the vessel and the metal therein, for selective registry with the pouring opening
    • B22D41/20Stopper-rod operating equipment

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動注湯装置、とくにストツパ付
加圧式自動注湯装置に関するものである。
第1図は従来のストツパ付加圧式自動注湯装置
を示す。第1図において、1は加圧式注湯炉、2
は溶融金属、3は加圧式注湯炉1内の溶融金属2
の表面に働く加圧ガス、4は加圧ガス3を導く管
路、5は樋状出湯口、6は樋状出湯口5に埋込ま
れたノズル、7はノズル6の開口を閉塞するスト
ツパ、8はストツパ7を上下に駆動するエヤシリ
ンダ、9は樋状出湯口内の溶融金属の高さhを制
御するための圧力制御装置、10は鋳型である。
次にこの従来例における動作を説明する。加圧
ガス3の圧力は、圧力制御装置9によつて樋状出
湯口6内の溶融金属の高さhを常に規定の高さま
たは制御された高さに保つように制御されてい
る。今、鋳型10が定位置にくると、エヤシリン
ダ8が作動し、ストツパ7が上方に引上げられ、
溶融金属2はノズル6を通つて下方へ流出し、鋳
型10に入る。この溶融金属流出中も、溶融金属
高さhは一定に保持される。鋳型10が規定量満
たされると、エヤシリンダ8が作動し、ストツパ
7が瞬時に下降し、ノズル6を閉塞し、注湯は終
了する。次に鋳型10が移動し、次の鋳型10が
定位置にきて、同じことが繰返される。
この装置においては、ノズル6の口径と溶融金
属の高さhによつて溶融金属の流出速度が決定さ
れるのみで、ストツパ7は単に開閉を急速に実施
し、注湯間隔を短縮し、生産性を上げるために設
けられている。従つて、流速は√だけに支配さ
れており、hを変化させることによつて注湯速度
の変化の要求に応えているが、hは極端に小さく
なるとノズル6付近に渦流ができるため、流速が
不安定になり、事実上可変巾は1.5倍以下である。
すなわち、5Kg/sを最小速度とすると、5Kg/
s〜7.5Kg/sの間の注湯速度には応じられるが、
それ以上の広範囲の変動要求には応じられないと
いう欠点を有していた。ところが、実際の鋳造工
場では鋳型の種類が数多くあり、同一ラインの中
で流れてくる鋳型に要求される最適注湯速度範囲
が1〜1.5倍の間に入らないことが多い。さらに
具合の悪いことには、ノズル6の穴が使用につれ
て溶融金属に洗われて摩耗して広がつていくが、
このときhを小さくして補償しなければならない
ため、ノズルが新品のときにおいてのみ1〜1.5
倍の全範囲をまかなうように計画することはでき
ず、同一ノズルを使うかぎり、1〜1.3倍程度の
せまい範囲の変化巾を甘受するか、ノズル6を短
時間ごとに取替えるかしなければならず、使用上
の制約が大きかつた。
また、鋳物製造技術上、第2図に示すように一
つの鋳型への注湯中に初期注湯速度を速くし、途
中から遅い注湯速度で注湯することが要求される
ことが多い(以下この注湯方式を二段注湯と呼
ぶ)。この場合、従来の装置では、注湯速度の変
化巾が小さいため、効果的な二段注湯を得ること
が困難であつた。
この発明は、このような欠点を解消するために
なされたもので、鋭角円錐頭のストツパによつて
ノズルとストツパ間に環状隙間を構成し、ストツ
パストロークの制御によつてこの環状隙間の面積
を変化させ、もつて注湯速度の変化を大巾に増加
させ、同一ラインにおけるほとんど総ての鋳型の
最適注湯速度を同一ノズルで満足させ、かつ効果
的二段注湯を可能ならしめ、かつノズル寿命を延
長させることを目的とするものである。
以下、この発明の実施例を図面について説明す
る。第3図はこの発明の一実施例を示す断面図
で、図中1〜6,9,10は第1図と同じ、7は
第4図に詳細を示すとおり先端形状が従来の半球
状や鈍角円錐と異なり、鋭角円錐のストツパ、8
はエヤシリンダ、11はストツパ7を一端に固定
吊下げ、他端をエヤシリンダ8に連結した軸12
に着脱自在に固定されている支持腕、12は上端
で支持腕11を固定し、下端でエヤシリンダ8の
ピストンロツドと回転自在に連結される軸、13
は軸12が上下にスライドするときのガイドとな
る軸受で、エヤシリンダ8、支持腕11、軸1
2、軸受13はストツパ駆動手段を構成する。1
4は加圧式注湯炉1と一体となつている支持金
具、15は支持金具に固定されて設けられている
ナツト、16はナツト15にはまり合い、回転に
よつて上下に変位可能なねじ棒、17は軸12に
着脱自在かつ上下方向には軸12と滑りを生じな
いように固定されたドグである。ナツト15、ね
じ棒16、ドグ17はストツパストローク制限手
段を構成する。なお、エヤシリンダ8は支持金具
14にその下端をボルト締めされている。
第4図は第3図のノズル6、ストツパ7との組
合せ部の拡大説明図であり、実験によれば、円錐
角αの値によつてストツパのストロークlと注湯
速度Qとの関係が異なつてくる。αが90゜より大
きい時あるいは半球状の時は、ΔQ/Δlが極端に
大きく、ほとんど注湯速度Qの制御は不可能であ
り、αが小さくなるほどΔQ/Δlは小さくなり、
微細制御ができるが、あまりΔQ/Δlが小さくな
ると、ストツパの移動距離および時間が長くなり
すぎ、また先端が細長くなりすぎて、溶融金属に
よる摩耗がはげしく、安定した注湯が困難にな
る。そのため、大体60゜付近が最も使いやすく、
その限界は30゜〜90゜と思われる。60゜としたとき
は、ストツパのストロークlが2〜10mmで、最大
速度Qmaxと最小速度Qminの比Qmax/Qminは
約3.5という非常に大きな変化巾が得られた。
次に第3図の構成についてその作用を述べる。
鋳型10が定位置にきて注湯を開5するのは従来
と同じであるが、図中に示すlなるギヤツプが予
めねじ棒16とドグ17の間に設けられており、
注湯信号によりエヤシリンダ8が上方に軸12、
支持腕11、ストツパ7を移動させるべく作動
し、ギヤツプlが0になつて止まる。こうする
と、ノズル6とストツパ7によつて構成される環
状隙間を通して、所要の注湯速度で溶融金属が鋳
型10に注湯される。鋳型10の種類によつて注
湯速度が異なるとき、およびノズルの穴の摩耗に
より注湯速度を補正するときは、ねじ棒16を工
具を使用して上下させることと、圧力制御装置9
の設定値を変化させて樋状出湯口5内の溶融金属
のレベルhを増減させることとにより、注湯速度
を変更し、所要値にセツトすることができる。注
湯停止時はエヤシリンダ8によつて急速にストツ
パ7が下降し閉止するのは、従来例と同一であ
る。
この発明により次のような実用上重大な効果が
生じる。すなわち、従来例では、溶融金属のレベ
ルhを変えることによつてしか、注湯速度QKg/
sを変更できなかつた。そのため、前述のとお
り、Qmax/Qminは1.5止まりであつた。しかし
本発明によれば、特別なストツパの先端形状とス
トツパストローク制限手段とによつて、特定のレ
ベルhに対して、Qmax/Qmin3.5の注湯速度
変化巾を生み出し、これとhの変化分による
Qmax/Qmin1.5を乗ずれば、Qmax/Qmin
5.3という大巾な変速機能を有するすぐれた自動
注湯装置を提供することができる。このため、同
一ラインにおいてノズル6を交換するためにライ
ンを停止する損失時間、交換のための人工費損失
を伴わずに、要求されるすべての鋳型に注湯が可
能となり、しかもノズル穴径の摩耗増大に対する
補正範囲が広がり、ノズル寿命も大巾に延長され
るという効果を生み出した。
さらに、このQmax/Qmin5.3という従来に
ない変速比が、前述の二段注湯を実質的に可能に
した。従来のようにQmax/Qmin1.5ぐらいで
は、事実上、二段注湯の選択巾がせまく不良率の
少ない鋳造を行なうには不適当であつた。従つ
て、鋳造技術者の夢であつた絞り比の大きい二段
注湯が、この発明により初めて可能になつたとい
える。二段注湯のための構成の実施例は以下に追
つて記載、説明する。
一般に自動注湯装置を設置した現場は、無人ま
たは監視員が1人いる程度であり、ノズル6の交
換を通常操業途中にルーチン化して行なうように
はなつてなく、シフト間の休み時間に交換要員の
応援を得て実施し、操業中は連続して注湯するの
が普通である。そのため、ノズル6を交換しない
と注湯できない鋳型がラインにあるということ
は、操業度をおとすのを覚悟で操業中にノズルを
交換するか、それぞれの鋳型が1シフト分の仕事
量たまるのを待つてから注湯するかのいずれかに
なる。前者の場合は、操業率の低下、交換のため
の余分の人員の常時雇用、後者の場合は、納期的
要求へ応えられないなど経済的に大きな損失を覚
悟しなければならず、往々にして自動注湯装置の
採用を困難ならしめていた。従つてこの発明によ
れば、このような問題点が一掃され、経済的に大
きな効果が得られる。
また、上記例では、ねじ棒16を工具によつて
回転したが、電動機構によつて遠隔操作によつて
lを設定、変化させるとさらに使いよい装置が得
られるし、エヤシリンダ8は注湯作業の持つ高速
要求性から選ばれているが、鋳造条件が許すな
ら、油圧シリンダ、水圧シリンダ、モータ、モー
タプラススプリングでもよい。また、ストツパス
トローク制限手段として、第3図の実施例では、
ねじ棒16、ナツト15、ドグ17を用いたが、
エヤシリンダ8のピストンに磁石を埋込み、シリ
ンダ外周にリードスイツチを可動可能に取付けて
も同様に目的は達せられる。これらの変化例のう
ち、ストツパストローク制限装置として遠隔操作
可能のものは、注湯中といえども注湯速度を増大
側にのみではあるが変化させうる付加的効果を持
つている。また、遠拡操作可能なストツパストロ
ーク制限手段とモータまたはモータプラススプリ
ングのストツパ駆動手段の組合せの場合には、注
湯中に任意の注湯速度を時間的経過に伴つて選ん
で変えていくことができるため、特定の鋳型に適
した注湯パターンを選べる利点を持つている。
第5図は他の実施例を示す断面図で、1〜1
3,15〜17は第3図と同様のものであり、1
4は軸受13、ナツト15、エヤシリンダ8を固
定支持する支持金具、18は加圧式注湯炉と一体
固定された支持台、19は支持金具14を上下に
駆動するスクリユナツト機構、20はこのスクリ
ユナツト機構と連結され、支持台18に固定され
ている減速電動機である。この電動機はステツピ
ングモータで、図示されていない制御装置で制御
される。30は支持金具14が上下移動するとき
のガイドの役目をするガイド機構であり、要所に
複数個設けられている。
このように構成された実施例では、第3図の実
施例と同様の作用のほか、注湯中に自由自在に第
4図のlを変化させ得るため、特定の鋳型ごとに
第6図に示すような自在な注湯パターンをもつて
注湯でき、人間が注湯するのと同じ程度またはそ
れ以上の注湯条件で注湯でき、鋳物不良を大巾に
改善でき、手注ぎと同一鋳造方案を自動注湯装置
に適用できるという大きな効果をもたらす。
第7図は二段注湯を実施するための他の実施例
を示すもので、第3図の1〜4,9,10は同一
であるため図示していない。5,6,7は第3図
と同一、11は一端でストツパ7を着脱自在に取
付固定し、他端は軸12に適合する穴を有し、し
かもその1カ所を切断し、ボルト21で締付ける
ことにより、軸12との相対的移動がないように
固定される支持腕、12はこの支持腕と前述のと
おり結合され、その下端は支持金具14の一部材
上に乗つかつている軸である。なお、この軸12
が乗る部材は上下に位置調整可能になつている。
13は軸12の上下動をガイドする軸受、14は
加圧式注湯炉と一体固定された支持金具、15a
はポテンシヨメータ付減速電動機で、減速機の出
力側にはねじ棒16とかみ合うナツト部を有す
る。17はねじ棒16の下端面と対向し、ストツ
パ7の第1ストロークl1を規制するドグ、23は
ドグ17を上下するエヤシリンダで、軸12に相
互変位のないように固定されている。24はスト
ツパ7を駆動する第1のエヤシリンダ、25は第
2のエヤシリンダ、25は第2のエヤシリンダ2
5のピストンロツドの延長部に一端が固定され、
他端が軸12にはまり込み、このはまり込んでい
る穴の1カ所が切断されており、ボルト27によ
つて締付けることにより、軸12上の任意の点に
固定できるようになつている連結桿、28は第1
のエヤシリンダ24のピストンロツドの延長部に
あるねじ棒、29はねじ棒28とかみ合うナツト
部を持つポテンシヨメータ付減速電動機である。
第1のエヤシリンダ24と第2のエヤシリンダ2
5は、互いにフランジで固定されている。また、
減速電動機15a,29は支持金具14に固定さ
れている。A1,A2,B1,B2は第1および第2エ
ヤシリンダのエヤ出入口である。
ところで、11〜13,21,24〜27はス
トツパ駆動手段、15a,16,17,23はス
トツパストローク制限手段、28,29は第2段
ストローク設定手段を構成する。
次に動作を説明する。最初にストツパ7を交換
するところから始める。まず、図示していない圧
力制御装置によつて樋状出湯口5内の溶融金属を
図示していない加圧式注湯炉内へ戻す。次にボル
ト21をゆるめてストツパ7、支持腕11を共に
取外し、新しいストツパ7を支持腕に取付けたも
のを用意する。と同時に、第1のエヤシリンダの
A2にエヤを導き、A1を開放し、第2のエヤシリ
ンダのB2を加圧し、B1を開放する。そしてボル
ト27をゆるめておく。このときにはシリンダ2
3のピストンロツドは引込めておく。次に新しい
ストツパ7を取付けた支持腕11を軸12にはめ
込み、ストツパ7の先端がノズル6の中心かつ上
面に乗つて密着するようにしてからボルト21を
締付け、支持腕11を軸12に固定する。次いで
ボルト27を締付け、連結桿26と軸12を固定
する。こうしておいて、第1のエヤシリンダの
A1ポートを加圧し、A2を開放する。こうしてス
トツパ7はノズル6に第1のエヤシリンダ24の
A1側面積とエヤ圧力で決定される力で押付けら
れ、溶融金属の洩れに対し安全なシール圧力を保
証する。次に減速電動機29を作動させ、その付
属ポテンシヨメータにより表示されるストローク
を目視確認しつつ、二段注湯の低い方の注湯速度
に相当するストツパストロークl2になるように、
ねじ棒28をl2だけ上昇させる。すると第1のエ
ヤシリンダ24の下側のロツドエンドにl2だけの
ギヤツプが作られ、この部分にはA1ポートより
圧縮空気が依然として導入され、シール圧力を保
証している。次にシリンダ23を作動させて、ド
グ17を上限まで突出し、ねじ棒16下端とのギ
ヤツプをl1になるように減速電動機15を作動さ
せ、ねじ棒16を上下させる。ここにl1は、二段
注湯の高い方の注湯速度に相当するストツパスト
ロークで、やはり、ポテンシヨメータを見つつl1
の設定を行なうことができる。
注湯開始信号によつてA2,B1に圧縮空気が導
かれ、A1,B2が解放されると、ストツパ7はl1
だけ瞬時に引上げられ、ドグ17がねじ棒16に
接触して止まる。注湯が進んで第二段の注湯速度
に落す信号が入ると、B1が開放され、と同時に
B2に圧縮空気が導かれ、ストツパ7は(l1−l2
だけ下降し、停止する。そして注湯を完了する信
号によつてA2が解放され、同時にA1に圧縮空気
が導かれ、ストツパ7はノズル6に瞬時に押付け
られて注湯を停止する。このようにして、鋳型一
つに対し、二段の異なつた注湯速度で注湯するこ
とを可能にしている。注湯速度の異なつた鋳型に
対しても、減速電動機15a,29をそれぞれ単
独に動かし、ポテンシヨメータに示されるストロ
ークを読みつつ任意のストロークを設定できるの
で、注湯を連続させつつ実施できる。前述の鋭角
ストツパによる変速範囲の拡大は、この二段注湯
において最大の偉力を発揮する。なお、絞りをき
かせないで溶融金属を多量に排出したいときは、
シリンダ23を作動し、ドグ17を下方へ引込ま
せておき、A2,B1に圧縮空気を導き、A1,B2
解放し、ストツパ7を第1および第2のエヤシリ
ンダの合計ストロークだけ上昇させる。
なお、第7図の第1、第2エヤシリンダ24,
25のかわりに、1本のエヤシリンダ25を使用
し、そのシリンダのピストンに磁石を埋込み、シ
リンダ外周にリードスイツチを3個以上可動式に
取付けて、リードスイツチを制御回路で取捨選択
しつつシリンダを動作させても、同様、二段注湯
の目的を達することができる。その場合には第7
図の15,16,17,23,24,28,29
は不要になる。また、シリンダは油圧、水圧でも
かまわない。
このように本発明によれば、ストツパとノズル
による急速開閉、それに伴う高速タクト注湯の利
点を生かしつつ、加圧式注湯装置による樋状出湯
口内溶融金属レベルの一定制御と、鋭角ストツパ
による溶融金属絞り機能とによつて、大きな注湯
速度の変速比を持つ定速度注湯を利用できる。そ
して、これを利用して、効果的な二段注湯、同一
ノズルによる多種類の鋳型への多種類の注湯速度
の適用、自由自在な注湯パターンの設定など、簡
単かつ安価な装置によつて非常に技術的、経済的
効果の大きい自動注湯装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動注湯装置を示す断面図、第
2図は二段注湯における注湯速度の変化を示す
図、第3図はこの発明の一実施例を示す断面図、
第4図はそのノズル部の拡大断面図、第5図はこ
の発明の他の実施例を示す断面図、第6図は注湯
パターンの一例を示す図、第7図はこの考案の他
の実施例を示す断面図である。 図において、1は加圧式注湯炉、2は溶融金
属、3は加圧ガス、5は樋状出湯口、6はノズ
ル、7はストツパ、8はエヤシリンダ、9は圧力
制御装置、11は支持腕、12は軸、13は軸
受、14は支持金具、15はナツト、15a,2
9はポテンシヨメータ付減速電動機、16はねじ
棒、17はドグ、18は支持台、19はスクリユ
ナツト機構、20は減速電動機、21はボルト、
23はエヤシリンダ、24は第1のエヤシリン
ダ、25は第2のエヤシリンダ、26は連結桿、
27はボルト、28はねじ棒である。なお図中同
一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 樋状出湯口、この樋状出湯口内の溶融金属の
    レベルを設定値に保持制御するための湯面制御手
    段、前記樋状出湯口の先端底部に埋込まれたノズ
    ル、このノズルと組合わせて溶融金属の流出、閉
    塞を司どる先端円錐角が鋭角のストツパ、このス
    トツパを上下に駆動するストツパ駆動手段、この
    ストツパ駆動手段の上下駆動のストロークを制限
    するストツパストローク制限手段を備え、上記湯
    面制御手段により溶融金属のレベルを設定値に応
    じて可変にすること、及び上記ストツパストロー
    ク制限手段の制限するストロークを可変にするこ
    とにより、溶融金属の流出量を調整するようにし
    たことを特徴とする自動注湯装置。 2 ストツパの先端円錐角が30度以上90度以下で
    ある特許請求の範囲第1項記載の自動注湯装置。 3 ストツパストローク制限手段は、ねじ棒と挿
    ナツトとドグとから構成され、手動によりねじ棒
    またはナツトを移動させ、ストツパ駆動手段によ
    るストツパストロークを所定値に制限するもので
    ある特許請求の範囲第1項記載の自動注湯装置。 4 ストツパストローク制限手段は、ねじ棒とナ
    ツトとドグとから構成され、電動によりねじ棒ま
    たはナツトを移動させ、ストツパ駆動手段による
    ストツパストロークを所定値に制限するものであ
    る特許請求の範囲第1項記載の自動注湯装置。 5 ストツパストローク制限手段は、ストツパ駆
    動手段のシリンダに磁石付きピストンを使い、シ
    リンダチユーブの外周にリードスイツチを可動式
    に取付けたものである特許請求の範囲第1項記載
    の自動注湯装置。 6 ストツパストローク制限手段は、ストツパ駆
    動手段全体を上下動させうる電動機構である特許
    請求の範囲第1項記載の自動注湯装置。 7 樋状出湯口、この樋状出湯口内の溶融金属の
    レベルを設定値に保持制御するための湯面制御手
    段、前記樋状出湯口の先端底部に埋込まれたノズ
    ル、このノズルと組合わせて溶融金属の流出、閉
    塞を司どる先端円錐角が鋭角のストツパ、このス
    トツパを上下に駆動するストツパ駆動手段、この
    ストツパ駆動手段の上下駆動のストロークを制限
    する第1のストツパストローク制限手段、このス
    トツパストローク制限手段によつて制限するスト
    ロークよりも小さい第二段ストロークにより上記
    ストツパ駆動手段の上下駆動手段の上下駆動のス
    トロークを制限する第2のストツパストローク制
    限手段を備え、上記湯面制御手段により溶融金属
    のレベルを設定値に応じて可変にすること、及び
    上記第1、第2のストツパストローク制限手段の
    制限するストロークを可変にすることにより、溶
    融金属の流出量を調整するようにしたことを特徴
    とする自動注湯装置。 8 第二のストツパストローク制限手段は、シリ
    ンダとこのシリンダのピストンロツドを移動させ
    るように結合されたねじ棒、ナツト付き減速電動
    機構である特許請求の範囲第7項記載の自動注湯
    装置。 9 第二のストツパストローク制限手段は、シリ
    ンダに磁石付きピストンを使い、シリンダチユー
    ブの外周にリードスイツチを可動式に複数個取付
    け、これらリードスイツチの信号を選択使用する
    ようにしたものである特許請求の範囲第7項記載
    の自動注湯装置。
JP3746579A 1979-03-26 1979-03-26 Automatic pouring device Granted JPS55128361A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3746579A JPS55128361A (en) 1979-03-26 1979-03-26 Automatic pouring device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3746579A JPS55128361A (en) 1979-03-26 1979-03-26 Automatic pouring device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55128361A JPS55128361A (en) 1980-10-04
JPS6347546B2 true JPS6347546B2 (ja) 1988-09-22

Family

ID=12498263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3746579A Granted JPS55128361A (en) 1979-03-26 1979-03-26 Automatic pouring device

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS55128361A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5380330A (en) * 1976-12-27 1978-07-15 Tokyo Shibaura Electric Co Automatic molten metal pouring apparatus

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5380330A (en) * 1976-12-27 1978-07-15 Tokyo Shibaura Electric Co Automatic molten metal pouring apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55128361A (en) 1980-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4355679A (en) Casting metals
US4545512A (en) Full throttle valve and method of tube and gate change
US5004130A (en) Outlet and flow control device for metallurgical vessels and process
AU612869B2 (en) Twin-roll type continuous casting machine
CA1340540C (en) Refractory plate set of three-plate sliding gate valves
CN1080154C (zh) 浇铸设备中控制浇铸包以较低浇铸高度运动的方法和装置
US3762605A (en) Control device for stopper of a casting container
CA1310249C (en) Method of controlling sliding gate valves, particularly on continuous casting installations
CN200974859Y (zh) 一种连续铸渣机
JPS6347546B2 (ja)
US4196829A (en) Stopper throttling system
US5312090A (en) Apparatus and method for controlling a stopper rod of a bottom pouring vessel
US5154875A (en) Slide gate nozzle or shut-off control valve for metallurgical vessel and refractory shut-off parts thereof
US4601321A (en) Vertical die casting device
CA1322097C (en) Joint and shroud support for pour tube and collector nozzle
US5083689A (en) Outlet and flow control device for metallurgical vessels
CN209792555U (zh) 一种多水口连续浇注设备
US4234036A (en) Arrangement at a continuous casting plant
EP0592539B1 (en) Machine and method of continuously casting a metal strip
CN202430253U (zh) 一种炼钢炉导渣系统
JP3370831B2 (ja) 連続鋳造方法
CA1082421A (en) Single piece annular nozzle to prevent alumina buildup during continuous casting of al-killed steel
KR100520876B1 (ko) 연속 주조를 위한 용강 유량 조절장치
US4258868A (en) Limit stop for controlling stopper rod travel in a bottom pour ladle
JPH04270049A (ja) 連続鋳造機のストッパ装置及び湯面レべル制御装置