JPS6345214A - 経口組成物 - Google Patents

経口組成物

Info

Publication number
JPS6345214A
JPS6345214A JP14302287A JP14302287A JPS6345214A JP S6345214 A JPS6345214 A JP S6345214A JP 14302287 A JP14302287 A JP 14302287A JP 14302287 A JP14302287 A JP 14302287A JP S6345214 A JPS6345214 A JP S6345214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pyrophosphate
composition
fluoride
ions
sodium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14302287A
Other languages
English (en)
Inventor
ジョン、デイビッド、スーズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JPS6345214A publication Critical patent/JPS6345214A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は抗歯石作用を示す経口組成物に関する。
発明の背景 歯における石、即ち歯石(しばしばこう称される)とは
、歯肉縁部における人間及びより下等な動物の歯表面で
生成する沈積物である。歯肉縁上の歯石は、主に唾液管
の孔に近い領域、例えば下部前歯の子側表面上、上部筒
1及び第2臼歯の頬側表面上、並びに後部臼歯の遠位側
表面上で生成する。
成熟歯石は、骨質、エナメル質及び象牙質に似たヒドロ
キシアパタイト結晶格子構造で配列する人きIムリン酸
力ルンウムたるX機質部/、)からなる。
有機質部分も存在し、落屑した1−皮細胞、1血J、に
、唾液沈積物、食物かす及び各種タイプの微生物からな
る。
成熟歯石が発達してくると、それは一定の外来物質によ
り着色又は脱色されない限り白色又は黄色としての色を
帯びるようになる。美観上見苦しくかつ望ましくないこ
とに加え、成熟歯石沈積物は歯肉の機械的刺激の常時的
原因をなすと多数の者にみなされている。
様々な化学的及び生物学的薬剤が、歯石形成を抑制し又
は歯石形成後に歯石を除去するために、当該技術分野に
わいて示唆されてきた。歯科医によるこの物質の定期的
な機械的除去は、当然のことながら、日常的な歯科医院
での操作法である。
歯石抑制のための化学的アプローチでは一般に口内にお
けるカルシウムイオンのキレ−ジョン及び/又は結晶成
長抑制を必要とするが、これらは歯石の形成を防+i′
、 L及び/又はカルシウムの除去により成熟歯石を破
壊するものである。
1’;jri減lI)のための典型的アプローチでは、
参考のため本明細書に包含されるパラン(Parran
)らの1985年5月70発行の米国特詐 第4,515,772号明則書に開示されているような
可溶性ピロリレ酸塩の使用を要する。
ペランらにより開示された組成物は、約0〜約7096
の商科用1iiF 摩剤;例えばピロホスファターゼの
作用によるピロリン酸からオルトリン酸への加水分解を
抑制する上で約50〜約3.500pp■のフッ化物イ
オンを供給するのに十分な瓜のフッ化物源:少なくとも
約1.5%の (P  O,)’−を供給するのに十分な二の可溶性ピ
ロリン酸塩:及び、約2〜約9596の水を食付し、約
6〜約〕0のpHを有する。
パランらの組成物は優れた抗歯石作用を発現する。更に
、その組成物は良好な美観性を何しく例えば、はとんど
ざらついていない)、ピロリン酸塩結晶が生成する可能
性を減少させている。ノ1−と−(llarvey)に
よる1975年12月160の米国特許第3,927.
202号明細書のようにピロリン酸四ナトリウムの使用
により比較的高レベルのナトリウムイオンを含有した組
成物では、結晶が生成し得る。パランらは、それらのI
lil巻成物なくとも0.50%のピロリン酸二アルカ
リ金属塩を使用して、結晶生成を抑制している。
驚くべきことに此の度、ピロリン酸塩結晶の生成は他の
方法ででも抑制し得ることが発見されたのであった。組
成物がナトリウムイオン:カリウムイオン比が適切とな
るようにカリウムイオンを含有している場合には、結晶
生成はピロリン酸二アルカリ金属塩を高レベルにしなく
とも抑制されるのである。ナトリウム及びカリウムイオ
ンの供給源は、ピロリン酸塩、シクラメートもしくはサ
ッカリン等の甘味剤又はアルキル硫酸塩等の界面活性剤
のようにいかなる妥当な供給源であってもよい。
本発明で回避されるピロリン酸塩結晶は、実験式(含有
される水の存在については無視する)N axK、H2
(P2O7)4−Cx及びyはそれぞれ独立してO〜約
4の値を侑する数値であり、ZはO〜3の値を有する数
値であって、しかもX+y+z=4である〕を有すると
考えられる。
結晶がバランらの発明又は本発明によって成長を抑制さ
れないのであれば、それらは10℃において8週間はど
の短期間で約2〜約8工の長さになる。
改善された抗歯石効果を与える、即ちピロリン酸塩結晶
の形成を生じずしかも美観上好ましい(例えば、はとん
どざらついておらず、消費者が気付くほど大きな結晶の
ない)経口組成物を提供することが、本発明の目的であ
る。
このような経口組成物の製造方法を提供することが、本
発明の他の目的である。
ロ■溶性ピロリン酸塩を用いた抗歯石法を提供すること
が、もう1つの目的である。
発明の要旨 驚くべきことに、経口組成物中におけるピロリン酸塩結
晶の成長は、ナトリウムイオン/カリウムイオンの比が
コントロールされているのであれば抑制し得ることが発
見されたのであった。
本発明は可溶性ピロリン酸源を主成分としかつ抗歯石効
果を何する経口組成物を提供するものであるが、この経
口組成物は物理的に安定であって美観上も好ましい。組
成物は下記成分を含有する:(a)   ピロリン酸イ
オン及びフン化物イオンと相溶性の歯科用研摩剤約O〜
約70重量%:(b)  フッ化物イオン約50〜約3
,500ppmを供給するのに十分な量のフッ化物イオ
ン源;一 (c)  少なくとも約1.5%の(P2O7)4−を
供給するのに十分な量の少なくとも1種のピロリン酸塩
源;及び (d)  水約2〜約95%; 上記組成物のpHは約6.0〜約10.0であり、上記
組成物はピロリン酸塩結晶の生成を抑制するようなナト
リウムイオン/カリウムイオン比でナトリウムイオン及
びカリウムイオンを含有し、しかも上記組成物は全部で
約0.5%以下のピロリン酸二アルカリ金属源を含有す
る。
本発明は下記成分を含有する経口組成物の製造方法をも
包含する: (a)   ピロリン酸イオン及びフッ化物イオンと相
溶性の歯科用研摩剤0〜約70重量%;(b)  フッ
化物イオン約50〜約3. 500ppmを供給するの
に十分な量のフン化物イオン源;(c)  少なくとも
1種のシクラメート塩少なくとも約0.596; (d)  少なくとも1.5%の(P2O7)4− を
供給するのに十分な二のどロリン酸塩源;及び(e) 
 水約2〜約95%; 上記組成物のpHは約6.0〜約10.0であり、上記
組成物はピロリン酸塩結晶の生成を抑制するようなナト
リウムイオン/カリウムイオン比でナトリウムイオン及
びカリウムイオンを含有し、しかも上記方法は上記すべ
てのシクラメート塩が上記ピロリン酸塩の添加前に上記
組成物に加えられるような方法で前記成分を混合するこ
とからなる。
本発明は、歯エナメル質上における歯石発生を抑制する
ために、口内のエナメル質表面を経口組成物と接触せし
めることからなる方法を包含するが、この経口組成物は
組成物に少なくとも約一 1.500の(P2O7)4− を供給し得る可溶性ピ
ロリン酸塩源、約50〜約3,500ppmのフッ化物
イオン、全部で約0.596以下のニアルカリ金属塩、
並びにナトリウムイオン/カリウムイオン比か約0.2
:1〜約5.7:1、好ましくは約0.4:1〜約2.
6:1のナトリウム及びカリウムイオンを含有する。
本発明は、南エナメル買上における歯石発生を抑制する
ために、口内のエナメル質表面を下記経口組成物と接触
せしめることからなる方法も包含するが、この経口組成
物は組成物に少なくとも約1.5!’6の(P2O7)
4−を供給し得る可溶性ピ0リン酸塩源、約50〜約3
.500ppmのフッ化物イオン、少なくとも約0.4
96のシクラメートイオン、J[2びにナトリウムイオ
ン/カリウムイオン比が約0.2:1〜約5.7:1の
ナトリウムイオン及びカリウムイオンを含有する。
他に指示のない限り、本明細書におけるすべての96は
全組成物中での重量 P6であり、すべての比率は使用
される物質の重二比である。略語“ppm”とは、全組
成物百方(10”)部当たりの対象成分(重量)部をい
う。
本明細書で用いられる“含有する”という語は、掲載さ
れた物質がそれら所定の機能を果たす限りにおいて、各
種付加成分が本発明の組成物中に一緒に使用し得ること
を意味する。
本明細書で用いられる“担体”という語は、薬学1−許
容されかつ口腔内で本組成物を適用するために使用し得
る適切なビヒクルを意味する。
発明の詳細な説明 本発明で考えられた経口組成物としては、洗口液、液体
歯みがき剤及び練り歯みがき剤がある。
これら3種すべての態様は当該技術分野において周知で
ある。
本発明の組成物における必須の及び任意的な成分は下記
段落で記載されている。
歯科用研摩剤 本発明の経口組成物に使用される研摩剤には、多数の様
々な物質がある。選択される物質は、フン化物イオン及
びピロリン酸イオンの両方に対して良好な相溶性を有す
るものでなければならない。
この点に関し、研摩剤は下記に示されるフッ化物イオン
及びピロリン酸イオンの量を許容し得ることが必要であ
る。適切なり1摩剤としては、ンユバイツアー(Sch
wcizcr)の1963年11月26日の米国特許第
3,112,247号明細書の記載に従い製造されるβ
相のピロリン酸カルシウムがある。β相のピロリン酸カ
ルシウムは、少なくとも50%のγ相をβ相に変化させ
るためにγ相のピロリン酸カルシウムを700〜900
°Cに加熱し、次いで直ちに冷却することにより製造さ
れる。
本発明で使用される他の研摩剤としては、1962年1
2月25目の米国特許 第3.070,510号明細書においてクーリー(co
olcy)らにより記載されているような特定の熱硬化
性重合樹脂がある。適切な樹脂としては、例えばメラミ
ン類、フエ、ノール類、尿素類、メラミン−尿素類、メ
ラミンホルムアルデヒド類、尿素−ホルムアルデヒド類
、メラミン−尿素−ホルムアルデヒド類、架橋結合エポ
キシド類及び架橋結合ポリエステル類がある。
シリカ歯科用研摩剤も本組成物において使用される。シ
リカ研摩剤は一般に約0.1〜30μ、好ましくは5〜
15μの平均粒子径を有する。研摩剤は、参考のため本
明till書に包含されるペーゾ−(Padcr)ら、
米国特許第3,538,230号明細書、1970年3
月2目及びジグリオ(DiG−julio)、米国特許
第3.862.307号明細書、1975年I JJ 
21日に記載されたシリカキセロゲルのような沈降シリ
カ又はシリカゲル類であってもよい。好ましいのは、ダ
ブル・アール・ブレース・アンド・カンパニー(警、R
,Gracc & Compa−ny) 、ダビソン化
学部(Davison Chemical Divi−
sion)から商品名“シロイド(Syloid) ”
 として市販されているシリカキでロゲル類である。好
ましい沈降シリカ物質は、ジエイ・エム・ヒユーバー社
(J、M、1Iuber CorporaLion)か
ら商品名“ゼオプント(ZeodenL)”として市販
されている製品、特にゼオプント119のシリカである
。これらのシリカ研摩剤は、参考のため本明細書に包含
される1982年7月29L]の米国特許 M+4,340.583号明細書に記載されている。
他の適切な研摩剤としては、アルミナ、及び不溶性メタ
リン酸ナトリウム(、I M P )等の不溶性メタリ
ン酸塩がある。tilt +¥!剤混合物も使用可能で
ある。いずれの場合においても、本発明の歯みがき剤(
!$!り歯みがき剤)中の全at摩剤量は、歯みがき剤
中10〜70重量%の範囲である。好ましくは、練り歯
みがき剤は10〜50重量%の研摩剤を含有する。(当
然のことながら、組成物が洗口液である場合、研摩剤量
はほぼ0%となる。)好ましい研摩剤は、米国特許 第3,112,247号のβ相のピロリン酸カルシウム
;アルミナ;不溶性メタリン酸塩;米国特許箱3,07
0,510号の樹脂研摩剤;及びシリカ研摩剤であるが
、その理由はそれらが薬剤とより一層相溶性だからであ
る。最も好ましくはシリカ研摩剤である。
フッ化物イオン源 本発明の経口組成物における第2の必須成分は、フッ化
物イオン源である。かかる供給源の数は膨大であり、参
考のため本明細書に包含されるブリナー(Brinar
)ら、1970年10月20日、米国特許箱3.535
,421号明細書に記載されているものがある。典型的
物質としては、フッ化第−スズ、フッ化カリウム、フッ
化リチウム、フッ化セシウム、フッ化アンモニウム、フ
ッ化ナトリウム、フッ化第二銅、フッ化インジウム、フ
ルオロジルコン酸第−スズ、フッ化鉛、フッ化第二鉄、
フッ化ニッケル、フッ化パラジウム、フッ化銀、フッ化
亜鉛、フッ化ジルコニウム、フッ化水素ヘキシルアミン
、フッ化水素ラウリルアミン、フッ化水素ミリスチルア
ミン、フッ化水素デカノールアミン、フッ化水素オクタ
デセニルアミン、フッ化水素ミリストキシアミン、フッ
化水素ジエチルアミノエチルオクトイルアミド、フッ化
水素ジェタノールアミノエチルオレイルアミド、フッ化
量水素ジエタノールアミノブ口ピルーN′ −オクタデ
セニルアミン、フッ化量水素1−エタノールー2−ヘキ
サデシルイミダシリン、フッ化水素オクトイルエタノー
ルアミン、フッ化オクチルトリメチルアンモニウム、フ
ッ化ドデシルエチルジメチルアンモニウム、フッ化テト
ラエチルアンモウニム、フッ化ジラウリルジメチルアン
モニウム、フッ化Δ8゛9−オクタデセニルベンジルジ
メチルアンモニウム、フッ化ジオクチルジエチルアンモ
ニウム、フッ化シクロへキシルセチルジメチルアンモニ
ウム、フッ化フルフリルラウリルジメチルアンモニウム
、フッ化フェノキシエチルセチルジメチルアンモニウム
、ニフッ化N:N’  −テトラメチル−N:N−ジラ
ウリルエチレンジアンモニウム、フン化N−セチルピリ
ジニウム、フッ化N;N−ジラウリルモルホリニウム、
フッ化N−ミリスチル−N−二チルモルホリニウム、フ
ッ化N−(オクチルアミノカルボニルエチル)−N−ベ
ンジルジメチルアンモニウム、フッ化N−(β−ヒドロ
キシドデシル)トリメチルアンモニウム、フッ化N−フ
ェニル−N−ヘキサデシルジエチルアンモニウム、フッ
化N−シクロへキシル−N−オクタデシルジメチルアン
モニウム、フッ化N−(2−カルボメトキシエチル)−
N−ベンジルジメチルアンモニウム、フッ化N−(2−
カルボシクロヘキソキシエチル)−N−ミリスチルジメ
チルアンモニウム、フッ化N−(2−カルボベンジルオ
キシエチル)−N−ドデシルジメチルアンモニウム、フ
ッ化N−(2−(NUN’  −ジメチルアミノカルボ
ニル)エチル)−N−ドデシルジエチルアンモニウム、
フッ化N−カルボキシメチル−N−シコシルジメチルア
ンモニウム、フッ化水素ベタイン、サルコシンフッ化第
−スズ、アラニンフッ化第−スズ、グリシンフッ化カリ
ウム、サルコシンフッ化カリウム、フッ化水素グリシン
、フン化水素リジン、フッ化水素アラニン、ベタインフ
ッ化ジルコニウム、モノフルオロリン酸ナトリウム及び
それらの混合物がある。フッ化ナトリウムが好ましいフ
ッ化物源である。
フッ化物イオン源の量は、約50〜3500ppH! 
%好ましくは約500〜3000ppmのフッ化物イオ
ンを供給するのに十分でなければならない。
ピロリン酸塩 本組成物に使用されるピロリン酸源としては、例えばピ
ロリン酸二アルカリ金属塩、ピロリン酸四アルカリ金属
塩及びそれらの混合物がある。水和種及び非水和型のN
a2H2P2O7、K2H2P207、Na4P2O7
及びに4P207が好ましい種類である。本組成物にお
いて好ましく使用されるこれら各々のFI!類の;は、
下記のとおりである(すべて非水和型である)Na  
HP  O、:   0 0. 596222 l K  HP  O:   0 0. 5%Na  P 
 O,:   0−8.0%2t K2p207   :   0−8.0%本組成物に加
えることが必要なピロリン酸イオン(P2O7)4−の
最小量は1.5%、好ましくは2− 05’oであって
、例えば四ナトリウム及び四カリウム源の混合物又はニ
アルカリ金属源を含む混合物により供給され得る。他の
ピロリン酸型(例えばHPO43−)は塩が全体的に溶
解しかつpHが安定化される場合に存在し得ることは評
価されるべきである。
ピロリン酸塩は、更に詳しくは、参考のため本明細書に
包含されるカーク・アンド・オスマー、化学技術辞典、
第2版、第15巻、インターサイエンス・パブリッシャ
ーズ、1968年CKirk &0thIIler、E
ncyclopedia or’ Chemical 
Technology。
5econd Edltion、Volua+e15.
lr+tcrsclencc Publis−hers
(1908))に記載されている。
水 水は本発明の経口組成物のもう1つの必須成分である。
商品として適切な経口組成物の製造に用いられる水は、
低イオン含有率であって、を機不純物を含有していない
ことが好ましい。水は一般に、本発明で使用される経口
組成物中、約2〜約9596、好ましくは約20〜約9
596を占める。
付加成分 」二記必須成分に加え、本発明の組成物は様々な任意的
な慣用的経口組成物成分を含有することができる。かか
る任意的成分としては、起泡剤(sudsing ag
ent)、結合剤、香味剤、湿潤剤、甘味剤、抗プラー
ク剤、着色剤及び顔料がある。
好ましい任意的成分は起泡剤である。適切な起泡剤は、
広いpH範囲にわたって適度に安定でかつ発泡するもの
、即ち非石鹸アニオン系、非イオン系、カチオン系、双
極性イオン系及び両性有機合成系の界面活性剤である。
これらタイプの起泡剤は、アグリコーラ(Agrico
la)ら、米国特許第3.959,458号明細書、1
976年5月25日及びヘフィーレ(Haerele)
、米国特許第3.937,807号明細書、1976年
2月10日に更に詳細に記載されている。これらいずれ
の特許もり考のため本明細書に包含される。
使用されるアニオン系起泡剤としては、アルキル基が炭
素原子10〜18個を有するアルキル硫酸の水溶性塩及
び炭素原子10〜18個を有する脂肪酸のスルホン化モ
ノグリセリドの水溶性塩がある。ラウリル硫酸ナトリウ
ム及びココナツモノグリセリドスルホン酸ナトリウムは
、このタイプのアニオン系界面活性剤の例である。アニ
オン系界面活性剤の混合物も使用可能である。
本発明の組成物に使用し得る非イオン系起泡剤は、広義
には、アルキレンオキシド基(性質が親水性)と、性質
が脂肪族又はアルキル芳香族の有機疎水性化合物との縮
合により製造される化合物と定義することかできる。適
切な非イオン系起泡剤の例としては、プルロニクス(P
luronics)、フルキルフェノール類のポリエチ
レンオキン下縮合物、アルキルフェノール類の縮合物か
らj)みれる製品、エチレンオキシドとプロピレンオキ
シド及びエチレンジアミンの反応生成物との縮合物から
得られる製品、脂肪族アルコール類のエチレンオキシド
縮合物、長鎖三級アミンオキシド類、長鎖三級ホスフィ
ンオキシト類、長鎖ジアルキルスルホキシド類、並びに
かかる物質の混合物がある。
本発明の組成物に使用される双極性合成起泡剤は、広義
には、脂肪族四級アンモニウム、ホスホニウム及びスル
ホニウム化合物の誘導体として定義することができるが
、この場合においてす旨肪異基は直鎖もしくは分岐鎖状
であって、脂1t/]俟置換基の1つは炭素原子約8〜
18個を釘し、1つはアニオン系水溶性基、例えばカル
ボキンレート、スルホネート、サルフェート、ホスフェ
ート、オルトホスホネートを何している。
本発明の組成物に使用されるカチオン系起泡剤は、広義
には、炭素原子約8〜約18個の1つの長鎖アルキルを
有する四級アンモニウム化合物、例えばラウリルトリメ
チルアンモニウムクロリド;セチルピリジニウムクロリ
ド;セチルトリメチルアンモニウムプロミド;ジイソブ
チルフェノキシエトキシエチル−ジメチルベンジルアン
モニウムクロリド;ココナツアルキルトリメチルアンモ
ニウム硝酸塩;セチルピリジニウムクロリド等として定
義することができる。
本発明で使用される両性起泡剤は、広義には、脂肪族二
級及び三級アミン類の誘導体として定義することができ
るが、この場合において脂肪族基は直鎖もしくは分岐鎖
状であって、脂肪族置換基の1つは炭素原子約8〜約1
8個を何し、1つはアニオン系水溶性基、例えばカルボ
キシレート、スルホネート、サルフェート、ホスフェー
ト、ホスホネートを有している。
起泡剤は、本発明の組成物中に全組成物の約0〜55重
量%の量で存在することができる。
従来の洗口液組成物成分は、本発明の洗口液製品の担体
を形成することができる。洗口液は一般に約20:1〜
約2:1の水/エタノール溶液、=llliびに好まし
くは香味剤、湿潤剤のような他の成分、及び歯みがき耐
用として上記したような起泡剤を含有°する。グリセリ
ン及びソルビトールのような湿潤剤は、口に湿潤感を与
える。一般に、重量表示で、本発明の洗口液は5〜60
%(好ましくは1〜25%)のエタノール、0〜20%
(好ましくは5〜20%)の湿潤剤、0〜2%(好まし
くは0.01〜0.20%)の乳化剤、0〜0゜3%(
好ましくは0.03〜0.3%)の香味剤及び残部の水
を含有する。
香味剤も本組成物に加えることができる。適切な香味剤
としては、冬緑油、ペパーミント油、スペアミント油、
サツサフラス油及びチョウジ油がある。これらの薬剤は
通常約2%以下の量で使用される。
結合剤も本発明の練り歯みがき剤に使用することができ
る。このような結合剤としては、例えばキサンタンガム
、カラゲニン〔トチャカ、アイオタカラゲニンたるビス
カリンT P −5(ViscarinTP−5)3 
、カルボキシセルロース及びカルボキシビニルポリマー
かある。これらの結合剤は通常的0.1〜296の量で
存在する。
ビスビグアニド系抗プラーク剤も場合により本発明の組
成物に加えることができる。このような薬剤としては、
クロルヘキシジン〔1,6−ビス(N 5− p−クロ
ロフェニル−N1−ビグアニド)ヘキサン〕、その可溶
性及び不溶性塩並びに1゜2−ビス(N5〜p−トリフ
ルオロメチルフェニル−N1−ビグアニド)エタンのよ
うな関連物質があり、ヘフィーレ、米国特許 第3,923.002号明細書、1976年1月20日
、ヘフィーレ、米国特許 第3.937.807号明IB書、1976年2月10
日、ブロクター・アンド・ギャンブル(Pro−cLe
r & Gamble)、ベルギーv1訂第843,2
44号明細書、1976年12月22日公告、及びブロ
クター・アンド・ギャンブル、ベルギー特許第844.
764号明1I書、1977年1月31日公告において
更に詳しく記載されている。これら特許は参考のため本
明細書に包含される。
存在するとすれば、任意的抗プラーク剤は通常本組成物
の約O〜約5重量%を占める。
本組成物の他の任意的成分は、上記の湿潤剤である。湿
潤剤は練り歯みがき剤組成物が空気にふれて硬化するこ
とを防止するように作用し、洗口液中において口に湿潤
感を与える。特定の湿潤剤は、洗口液及び練り歯みがき
組成物に香味として望ましい甘味性を付与することもで
きる。湿潤剤は、純粋な湿潤剤に換算して、通常本組成
物中約0〜70重量、好ましくは約0〜55重量%を占
める。
本発明で使用される適切な湿潤剤としては、グリセリン
、ソルビトール、キシリトール及びプロピレングリコー
ルのような食用多価アルコール類がある。ソルビトール
は、ソルボ(SorboR)として知られる70%水溶
液として使用されることが多い。
甘味剤も本発明の組成物に使用することがてきる。サッ
カリン、デキストロース、レブロース、タウマチン、ア
スパルテーム、D−トリプトファン、ジヒドロカルコン
類及びアセスルフニームのような物質が適する。ナトリ
ウムシクラメートは好ましい甘味剤である。甘味剤は通
常的0.1〜約5重量%の量で使用される。
上記の物質的不安定問題、即ちピロリン酸塩結晶の成長
は、ナトリウムイオンレベルがピロリン酸イオンに不溶
性錯体を形成せしめるのに十分高い場合において、経口
組成物中に観察される。驚くべきことに、ピロリン酸塩
結晶の成長は経口組成物中におけるナトリウムイオン/
カリウムイオン比がコントロールされている場合に著し
く抑制され得ることが発見されたのであった。ナトリウ
ムイオン/カリウムイオン比は、約0.2;1〜約5.
7:1、更に好ましくは約0.4:1〜約2.6:1の
範囲に維持される。経口組成物におけるナトリウム及び
カリウムイオンの供給源は重要ではない。実際には、ナ
トリウム及びカリウムイオンの比は、経口組成物中に使
用される可溶性ピロリン酸塩等の可溶性塩の相対量を調
節することによってコントロールすることが好ましい。
本経口組成物のpHは、6.0〜10.0、好ましくは
7.0〜9.0の範囲である。pHは、ピロリン酸源の
適切なバランスを保つか又はアルカリもしくは酸性物質
の添加によって:A節することが好ましい。
本発明の組成物は、当該技術分野で慣用的な方法により
製造することができる。シクラメート塩がH味剤として
使用される場合には、カリウムシクラメートの結晶が生
成し得る。これら結晶の大きさは、シクラメート塩が系
にピロリン酸源を加える前に系に加えられる場合には、
許容されるレベル(即ち、約1000μ未満)でコント
ロールすることができる。
本発明の組成物は、歯石の発生を抑制するために歯をブ
ラッシングするか又は口を洗浄する等の慣用的方法で使
用される。即ち、口内のエナメル質表面は前記組成物と
接触せしめられる。
下記例は説明のために記載されているのであって、限定
するためのものではない。
例   1 下記組成の練り歯みがき剤を製造する。系中にピロリン
酸四カリウム溶液及びピロリン酸ナトリウムを加える前
にナトリウムシクラメートを系に加えるようにして、成
分をミキサーに加える。
ピロリン酸四カリウム溶液り65%)  0.8(1%
 (重量)ピロリン酸ナトリウム      0.40
香   味   剤           104P 
EG−62,00 グ  リ  セ  リ  ン            
   8.00フン化ナトリウム        0.
24ソルビトール シリカ研摩剤     20.00 蒸   留   水           21.02
アルキル硫酸ナトリウム溶if   4 、 O O(
27.9%) ナトリウムシクラメート3.2フ ルチルチタニウムジオキシド  053キサンタンガム
      040 カルボポール940         0.25(ca
rbopol  940) FD&Cブルー1号溶液(1%)   0.05100
、Q。
この練り歯みがき剤におけるナトリウム/カリウム比は
0.32であり、pHは7.6に調節されており、ペー
ストはフッ化物イオン1100ppmを含有している。
練り歯みがき剤は8週間以−ににわたる10°Cでの貯
蔵中に安定であって(即ち、ピロリン酸塩結晶は生成し
ない)、ペーストは抗歯石作用を示す。
例   2 この練り歯みがき剤は、下記組成としたこと以外は例1
と同様にして製造する: ピロリン酸四カリウム溶液(65%)  4.50%(
m2)ピロリン酸ナトリウム      0.30香 
  味   剤            1.04P 
E G − 6                1.
00グ  リ  セ  リ  ン          
     8.00フツ化ナトリウム        
o424ソルビトール溶液(70%)     32.
OQシリカ研研削剤    20.00 蒸   留   水           22.22
アルキル硫酸ナトリウム溶液  4.00(27.9%
) ナトリウムシクラメート     3.2フルチルチタ
ニウムジオキシド  0.53キサンタンガム    
  0.60 カルボポール940         0.25FD&
Cブル一1号溶rfk (1%)   0 、 051
00、00 この練り歯みがき剤におけるナトリウム/カリウムイオ
ン比は0.47であり、pHは7.6に調節されており
、ペーストはフッ化物イオン1l100ppを含有して
いる。
この練り歯みがき剤も8週間以上にわたり10℃で安定
であって、抗歯石作用を示す。
例   3 下記組成も本発明の一例である: 蒸   留   水           24.43
2%(重量)ソルビトール溶液(70%溶液)   3
2.000ピロリン酸四ナトリウム     4.48
0ピロリン酸四カリウム(65%溶液)  1.040
サツカリンナトリウム      0.288フツ化ナ
トリウム        0.243シリカ研摩剤  
   22.000 香   味   剤           1.044
FD&Cブル一1号溶液    0.050(1%溶液
) アルキル硫酸ナトリウム溶液  4.000(27,9
%溶液) カルボポール940        0.350アイオ
タカラゲニン       0.550グ  リ  セ
  リ  ン              8.000
” I Q2           0.525P  
E G −61,000 この練り歯みがき剤におけるナトリウム/カリウムイオ
ン比は5.66であり、pHは8.2に調節されており
、ペーストはフッ化物イオン1l100ppを含有して
いる。
上記組成物中のナトリウム及びカリウムイオン量は、特
定成分中のどちらかのイオン含有率をその成分の重量と
単に掛は算し、各々の量を合算することにより算出する
−lユ記組成物を抗歯石作用について試験した場合には
、イン・ビトロモデルにおいてを効であることが明らか
になる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)ピロリン酸イオン及びフッ化物イオンと相溶
    性の歯科用研摩剤約0〜約70重量%;(b)フッ化物
    イオン約50〜約 3,500ppmを供給するのに十分な量のフッ化物イ
    オン源; (c)少なくとも1.5%の (P_2O_7)^4^−を供給するのに十分な量の少
    なくとも1種のピロリン酸塩源;及び (d)水約2〜約95%; を含有する経口組成物であって、 上記組成物のpHが約6.0〜約10.0であり、上記
    組成物が約0.2:1〜約5.7:1のナトリウムイオ
    ン/カリウムイオン比でナトリウムイオン及びカリウム
    イオンを含有し、かつ上記組成物が全部で約0.5%以
    下のピロリン酸二アルカリ金属源を含有することを特徴
    とする経口組成物。 2、ナトリウムイオン/カリウムイオンの比が約0.4
    :1〜約2.6:1である、特許請求の範囲第1項記載
    の組成物。 3、ピロリン酸塩源がピロリン酸二アルカリ金属塩、ピ
    ロリン酸四アルカリ金属塩及びそれらの混合物からなる
    群より選択される、歯みがき剤の形の特許請求の範囲第
    2項記載の組成物。 4、ピロリン酸塩源がピロリン酸四ナトリウム塩及びピ
    ロリン酸四カリウム塩の混合物である、特許請求の範囲
    第3項記載の組成物。 5、歯科用研摩剤がβ相のピロリン酸カルシウム、不溶
    性メタリン酸塩、アルミナ、熱硬化性重合樹脂、シリカ
    及びそれらの混合物からなる群より選択される、特許請
    求の範囲第4項記載の組成物。 6、組成物が少なくとも約0.5%のナトリウムシクラ
    メートを含有する、特許請求の範囲第5項記載の組成物
    。 7、下記成分を含有する経口組成物の製造方法であって
    、 (a)ピロリン酸イオン及びフッ化物イオンと相溶性の
    歯科用研摩剤0〜約70重量%; (b)フッ化物イオン約50〜約3,500ppmを供
    給するのに十分な量のフッ化物イオン源;(c)少なく
    とも1種のシクラメート塩少なくとも約0.5%; (d)少なくとも1.5%の(P_2O_7)^4^−
    を供給するのに十分な量のピロリン酸塩源;及び(c)
    水約2〜約95%; (上記組成物のpHは約6.0〜約10.0であり、上
    記組成物はピロリン酸塩結晶の生成を抑制するようなナ
    トリウムイオン/カリウムイオン比でナトリウムイオン
    及びカリウムイオンを含有する) 上記シクラメート塩すべてが上記ピロリン酸塩源の添加
    前に上記組成物に加えられる方法で上記成分を混合する
    ことを特徴とする経口組成物の製造方法。
JP14302287A 1986-06-09 1987-06-08 経口組成物 Pending JPS6345214A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US87235686A 1986-06-09 1986-06-09
US872356 1986-06-09
US907138 1986-09-12
US47374 1987-05-13

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6345214A true JPS6345214A (ja) 1988-02-26

Family

ID=25359419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14302287A Pending JPS6345214A (ja) 1986-06-09 1987-06-08 経口組成物

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS6345214A (ja)
TR (1) TR24090A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005512992A (ja) * 2001-11-06 2005-05-12 ペルフェッティ ヴァン メッレ ソシエタ ペル アチオニ 抗歯石および抗歯垢固形口腔組成物従来技術
JP2017519797A (ja) * 2014-07-10 2017-07-20 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 抗歯石口腔用組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005512992A (ja) * 2001-11-06 2005-05-12 ペルフェッティ ヴァン メッレ ソシエタ ペル アチオニ 抗歯石および抗歯垢固形口腔組成物従来技術
JP2017519797A (ja) * 2014-07-10 2017-07-20 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 抗歯石口腔用組成物

Also Published As

Publication number Publication date
TR24090A (tr) 1991-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0097476B1 (en) Oral compositions
US4515772A (en) Oral compositions
US4590066A (en) Oral compositions
US4684518A (en) Oral compositions
US4885155A (en) Anticalculus compositions using pyrophosphate salt
US10524990B2 (en) Oral care compositions
US4254101A (en) Toothpaste compositions
EP3474812B1 (en) Oral care compositions
AU594160B2 (en) Oral compositions
US11234912B2 (en) Oral care compositions
US10532015B2 (en) Oral care compositions
US4772461A (en) Oral compositions
US4999184A (en) Oral compositions
GB2204487A (en) Oral compositions
US4806339A (en) Oral compositions
EP0200323B1 (en) Oral hygiene composition
EP0424020A1 (en) Oral compositions containing monoperoxy acids
US5885556A (en) Tartar control oral compositions
JPS6345214A (ja) 経口組成物
WO1994000102A1 (en) Anticalculus compositions
US11253449B2 (en) Oral care compositions