JPS6344808Y2 - - Google Patents

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JPS6344808Y2
JPS6344808Y2 JP1985027641U JP2764185U JPS6344808Y2 JP S6344808 Y2 JPS6344808 Y2 JP S6344808Y2 JP 1985027641 U JP1985027641 U JP 1985027641U JP 2764185 U JP2764185 U JP 2764185U JP S6344808 Y2 JPS6344808 Y2 JP S6344808Y2
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JP
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female
optical fiber
male
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connector
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JP1985027641U
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JPS61143107U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、光フアイバを遠隔操作により水中
において確実に、しかも繰返し結合、離脱するこ
とのできる水中ウエツト光コネクタに関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、電気コネクタには水中で結合して水中で
使用するウエツト型のものがある。しかし、光フ
アイバのコネクタには、陸上で結合して水中で使
用するいわゆるドライ型コネクタはあつても、ウ
エツト型のものは存在しない。
光コネクタは、感電の心配がないので、ドライ
型コネクタを水中で結合することも考えられる
が、この場合、ダイバーの手を借りずに着脱する
ことは困難である。例えば、陸上で使用されてい
るミニBNC光コネクタを水中で着脱しようとす
れば、ダイバーの手でコネクタを回転させる必要
がある。ところが、このような微妙な動作はアー
ル・オー・ブイ(R.O.V:Remotely Bperated
Vehicle)等の水中作動機器では行えないのでダ
イバーの潜水不可能な高水深領域での使用には不
適である。
なお、特開昭50−104937号には、円錐形のプラ
グと、これに対応した円錐孔をもつジヤツクとを
組合せて接続作業を容易化した光コネクタが示さ
れている。しかしながら、この接続作業性の問題
以上に問題となることは、光コネクタの場合、光
結合損失の低減を目的として対向光フアイバの接
続部に心出し用のガイド穴を設けており、このた
め、水中でオス側の光フアイバをメスコネクタ内
に挿入するとガイド穴内に水が封入されて圧縮さ
れる結果、封入水の圧力による光フアイバの折
損、コネクタ本体の破壊等を生じると云うことで
ある。
そこで、この考案は、相対的に接近、離反する
機械要素を具備した遠隔操作機器によつて折損等
を起さずに光フアイバを接続しかつ切離すことが
でき、しかも、その動作を反復できる水中光ウエ
ツトコネクタを提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するこの考案の光コネクタ
は、メス側本体の前面側に奥所部の内径が光フア
イバとほゞ同径となるラツパ状の嵌合口を設け、
この嵌合口の最奥部にメス側光フアイバの端面を
臨ませたメスコネクタと、オス側本体の前部に上
記嵌合口に適合して挿入する突出部を設け、これ
と同心上にあるメス側光フアイバの端面をその突
出部の先端から更に突出させたオスコネクタを組
合せると共に、オス・メス両コネクタの結合状態
における接続光フアイバの対向端面部から嵌合口
を外部に連通させる貫通孔又は溝を上記メス側本
体に設けたことを特徴とする。
〔作用〕
この光コネクタは、オス・メス両コネクタを直
線的に移動させて接近させると、オス側光フアイ
バの先端部がラツパ状嵌合口の内面にガイドされ
てメス側光フアイバに対し自動的に心出しされ
る。しかも、この際の心出し精度は、接続フアイ
バがメスコネクタの同一孔内で心合わせされるの
で高精度が確保される。
また、メス側光フアイバの端面部において嵌合
口が外部に連通するので、オス側光フアイバの嵌
合口奥所への進入に伴なつてそれに押された水が
連通用の貫通孔又は溝から外部に排出され、内部
水圧の高まりが防止される。
〔実施例〕
添付図にこの考案の実施例を示す。
第1図及び第2図は第1実施例の光コネクタで
ある。この光コネクタは、メス側本体1の前面に
ラツパ状の嵌合口2を設け、この嵌合口の最奥部
に嵌合口と同軸上にあるメス側光フアイバ3の端
面3aを臨ませたメスコネクタ4と、オス側本体
5の先端に嵌合口2に適合して挿入する突出部6
を設けたオスコネクタ7から成る。
上記嵌合口2の最奥部近辺の内径は、オスコネ
クタ7の軸心上において突出部6の先端から更に
突出させたオス側光フアイバ8の径とほゞ等し
く、この個所を心出しガイド面2aとしてオス側
光フアイバ8はそれと同径のメス側光フアイバ3
に対し心合せされる。
上記メス側本体1には、メス側光フアイバ3の
端面よりも奥所から嵌合口2の内面に沿つて嵌合
口の開口縁迄光フアイバの長手方向に延び、延長
端から本体1の前面に沿つて本体外周部迄半径方
向に延びる2条のV溝9が周方向に180゜位置を変
えて設けてあり、この溝を介してオス・メス両コ
ネクタの結合時に接続光フアイバ間に閉じ込めら
れる水が外部に排出される。この溝9の断面形状
はV字形に限定されず、また、溝9は本体1に少
なくとも1条あればよく、その数を2以上に増や
すことも自由である。
メス側本体1とオス側本体5は、いずれもステ
ンレス等の金属を材料としてよいが、ガイド面2
aとオス側光フアイバ8との間の摩擦抵抗を低減
するため、少なくともメス側本体1はその全体を
モリブデンコンテントナイロン、エポキシ樹脂、
シリコン樹脂等の滑性の良好な材料で作るか又は
第3図及び第4図に示すように、本体1を金属に
よつて形成し、嵌合口2の部分にのみ上述した如
き滑性の良好な材料の内張り層10を設けておく
のが望ましい。このようにしておくと、挿抜時の
摺動抵抗によるオス側光フアイバの折損等を生じ
る心配がなく、なおかつ、滑性の良い材料に樹脂
等を使うことにより、長期間水中に放置した場合
の海中生物の付着等も防止できる。
第5図は、上記の溝9に代わる排水口としてメ
ス側本体1に貫通孔11を設けたものである。こ
の貫通孔11の内端は、確実な排水のため、メス
側光フアイバ3の端面3aが孔11の中心軸より
も後方で孔壁面よりも前方(図のLの範囲)に位
置する個所に配置するとよい。この場合も、本体
1に滑性の良い材料を使うか又は嵌合口2に滑性
の良い内張り層10を設けるのが望ましいのは云
う迄もない。
なお、突出部6の形状は嵌合口2に完全に一致
させてもよいが、図のように肉厚の薄くなる尖端
部を除去しておくと、破損を生じ難くなる。
〔効果〕
以上述べたこの考案の光コネクタによれば、オ
ス・メス両コネクタの直線的な移動によりオス側
光フアイバがメスコネクタのラツパ状嵌合口にガ
イドされてメス側光フアイバの軸心上に位置め接
続されるので、遠隔操作によつて相対的に接近、
離反させる機械要素によりオス・メス双方のコネ
クタを支持した水中下での自動着脱が可能にな
り、かつ、高い心出し精度が確保される。
また、嵌合口内において接続光フアイバの端面
間に隔離された水は、オス側光フアイバの進入に
伴い、嵌合口から外部に抜ける溝又は貫通孔を通
つて外部に逃げるので、コネクタ内の水圧の高ま
りによる光フアイバの折損、コネクタ本体の破懐
が防止され、長期間に渡つて安定した着脱を何回
も繰り返すことができる。
なお、この考案の効果の確認のため、波長
0.85μm及び1.3μmの2形式のGI型光フアイバを
使つた排水孔の無い光コネクタと、同じ光フアイ
バを使つた本考案の光コネクタを水中で結合した
ところ、前者は2形式とも内圧により光フアイバ
が折損したが、後者のコネクタは2形式とも各々
2.5dBの光結合ロスは見られたものゝ光フアイバ
の欠損は起らず、繰り返し着脱も可能であつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る光コネクタの一例を
示す縦断正面図、第2図は第1図のA−A線に沿
つたメスコネクタの断面図、第3図は他の実施例
の縦断正面図、第4図は第3図のB−B線に沿つ
たメスコネクタの断面図、第5図はさらに他の実
施例を示す縦断正面図である。 1……メス側本体、2……嵌合口、3……メス
側光フアイバ、4……メスコネクタ、5……オス
側本体、6……突出部、7……オスコネクタ、8
……オス側光フアイバ、9……V溝、10……内
張り層、11……貫通孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) メス側本体の前面側に奥所部の内径が光フア
    イバとほゞ同径となるラツパ状の嵌合口を設
    け、この嵌合口の最奥部にメス側光フアイバの
    端面を臨ませたメスコネクタと、オス側本体の
    前部に上記嵌合口に適合して挿入する突出部を
    設け、これと同心上にあるオス側光フアイバの
    端面をその突出部の先端から更に突出させたオ
    スコネクタを組合せると共に、オス・メス両コ
    ネクタの結合状態における接続光フアイバの対
    向端面部から嵌合口を外部に連通させる貫通孔
    又は溝を上記メス側本体に設けたことを特徴と
    する水中光ウエツトコネクタ。 (2) 上記オス側、メス側両本体のうち少なくとも
    メス側本体がモリブデンコンテントナイロン、
    エポキシ樹脂等の滑性の良好な材料から成るこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項
    記載の水中光ウエツトコネクタ。 (3) 上記オス側、メス側両本体のうち、少なくと
    もメス側本体がステンレス等の金属によつて形
    成され、かつその嵌合口にモリブデンコンテン
    トナイロン、エポキシ樹脂等の滑性の良好な材
    料が内張りされていることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第(1)項記載の水中光ウエツト
    コネクタ。 (4) 上記溝が、メス側光フアイバの端面よりも奥
    所から嵌合口内面に沿つて嵌合口の開口縁部迄
    延び、さらに、その延長端よりメス側本体の前
    面に沿つて本体外周部迄延びる1又は複数条の
    V溝であることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第(1)項乃至第(3)項のいずれかに記載の水
    中光ウエツトコネクタ。 (5) 上記貫通孔の内端を、メス側光フアイバの端
    面が貫通孔の中心軸よりも後方、孔壁面よりも
    前方に位置する個所に設けたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第(1)項乃至第(3)項のい
    ずれかに記載の水中光ウエツトコネクタ。
JP1985027641U 1985-02-25 1985-02-25 Expired JPS6344808Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985027641U JPS6344808Y2 (ja) 1985-02-25 1985-02-25

Applications Claiming Priority (1)

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JP1985027641U JPS6344808Y2 (ja) 1985-02-25 1985-02-25

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Publication Number Publication Date
JPS61143107U JPS61143107U (ja) 1986-09-04
JPS6344808Y2 true JPS6344808Y2 (ja) 1988-11-21

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ID=30524787

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JP1985027641U Expired JPS6344808Y2 (ja) 1985-02-25 1985-02-25

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JP (1) JPS6344808Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50104937A (ja) * 1974-01-23 1975-08-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50104937A (ja) * 1974-01-23 1975-08-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61143107U (ja) 1986-09-04

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