JPS6340978Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6340978Y2 JPS6340978Y2 JP1984174343U JP17434384U JPS6340978Y2 JP S6340978 Y2 JPS6340978 Y2 JP S6340978Y2 JP 1984174343 U JP1984174343 U JP 1984174343U JP 17434384 U JP17434384 U JP 17434384U JP S6340978 Y2 JPS6340978 Y2 JP S6340978Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tongue
- plate
- depressor
- patient
- internal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 claims description 9
- 210000005182 tip of the tongue Anatomy 0.000 claims description 5
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 25
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 17
- 210000003296 saliva Anatomy 0.000 description 9
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 8
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 8
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 8
- 230000007717 exclusion Effects 0.000 description 8
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 8
- 210000000214 mouth Anatomy 0.000 description 6
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 6
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 229920003052 natural elastomer Polymers 0.000 description 2
- 229920001194 natural rubber Polymers 0.000 description 2
- 210000003800 pharynx Anatomy 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 2
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 2
- 206010029216 Nervousness Diseases 0.000 description 1
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 210000004204 blood vessel Anatomy 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000000806 elastomer Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B13/00—Instruments for depressing the tongue
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C5/00—Filling or capping teeth
- A61C5/90—Oral protectors for use during treatment, e.g. lip or mouth protectors
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Public Health (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Surgery (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、歯科用治療助具に関し、特に下顎歯
内側の治療時に口腔中で舌が不用意に移動した
り、術者の手許が狂つたりしても、治療具によつ
て舌が傷つけられることのないように舌を定置及
び保護する舌圧排器に使用する舌圧排板に関す
る。
内側の治療時に口腔中で舌が不用意に移動した
り、術者の手許が狂つたりしても、治療具によつ
て舌が傷つけられることのないように舌を定置及
び保護する舌圧排器に使用する舌圧排板に関す
る。
[従来の技術]
歯科治療は、歯の患部を削り取つたり磨いたり
するため高速回転の研磨機具等を頻繁に使用して
いる。
するため高速回転の研磨機具等を頻繁に使用して
いる。
ところで、このような歯科治療に際し、特に下
鍔歯内側の治療にあつては敏感で、かつ多数の血
管を有している舌を研磨機具等の治療具からいか
に保護するかが問題になつている。
鍔歯内側の治療にあつては敏感で、かつ多数の血
管を有している舌を研磨機具等の治療具からいか
に保護するかが問題になつている。
実際に、歯科治療において患者の舌が不用意に
移動したり、術者の手許が狂つたりして舌が研磨
機具等の治療具に接触し、患者が怪我をする事故
がしばしば生じている。
移動したり、術者の手許が狂つたりして舌が研磨
機具等の治療具に接触し、患者が怪我をする事故
がしばしば生じている。
これに対し、従来、本考案と同一出願人により
舌を口腔中で定置させ、かつ舌の上面をカバー
し、歯科治療の際、舌を確実に保護する目的で下
鍔に装着する外装式の舌圧排器(実公昭62−
38648及び実公昭62−38649)が提案されている。
舌を口腔中で定置させ、かつ舌の上面をカバー
し、歯科治療の際、舌を確実に保護する目的で下
鍔に装着する外装式の舌圧排器(実公昭62−
38648及び実公昭62−38649)が提案されている。
第13図は外装式舌圧排器で従来の舌圧排板を
取り付けた状態を示す斜視図、第14図は第13
図の外装式舌圧排器を使用した状態を示す患者鍔
部の概略側面図であり、4は外装式舌圧排器、5
は連結部材、6は固定部材である。
取り付けた状態を示す斜視図、第14図は第13
図の外装式舌圧排器を使用した状態を示す患者鍔
部の概略側面図であり、4は外装式舌圧排器、5
は連結部材、6は固定部材である。
外装式舌圧排器4は、下歯茎3の内周近傍にお
いて舌2の上面、前面及び両側面を囲みつつ該舌
2を定置、押圧するように上面部18及びこれと
一体の側縁部19が形成され、かつこの上面部1
8に結合突起20が形成された舌圧排板7と、該
舌圧排板7と対向し協働しつつ舌2を定置するよ
うに下鍔1の形状に合わせて形成された当接部1
4、及びこの当接部14の一端からほぼ垂直に立
ち上がつた立上部15、更にこの立上部15の上
端からほぼ直角に前記当接部14とほぼ平行にク
ランクされ係合穴16が穿設された係合部17を
有する固定部材6と、前記舌圧排板7の結合突起
20が取り付けられる嵌着穴9を有する取付部1
0、及びこの取付部10の一端に続き舌歯茎3を
迂回すべく湾曲された迂回湾曲部11、更にこの
迂回湾曲部11の一端から前記取付部10とほぼ
垂直に垂下され、前記固定部材6の係合穴16に
係合し、最下部にストツパー13を設けた垂下部
12を有する連結部材5とから構成されている。
いて舌2の上面、前面及び両側面を囲みつつ該舌
2を定置、押圧するように上面部18及びこれと
一体の側縁部19が形成され、かつこの上面部1
8に結合突起20が形成された舌圧排板7と、該
舌圧排板7と対向し協働しつつ舌2を定置するよ
うに下鍔1の形状に合わせて形成された当接部1
4、及びこの当接部14の一端からほぼ垂直に立
ち上がつた立上部15、更にこの立上部15の上
端からほぼ直角に前記当接部14とほぼ平行にク
ランクされ係合穴16が穿設された係合部17を
有する固定部材6と、前記舌圧排板7の結合突起
20が取り付けられる嵌着穴9を有する取付部1
0、及びこの取付部10の一端に続き舌歯茎3を
迂回すべく湾曲された迂回湾曲部11、更にこの
迂回湾曲部11の一端から前記取付部10とほぼ
垂直に垂下され、前記固定部材6の係合穴16に
係合し、最下部にストツパー13を設けた垂下部
12を有する連結部材5とから構成されている。
この外装式舌圧排器4を使用する場合は、固定
部材6を下方に十分下げ、舌圧排板7と固定部材
6の当接部14とを十分に離間させておき、連結
部材5と一体の舌圧排板7を口腔中に入れ舌2の
上面等を該舌圧排板7によつて押し付けて定置さ
せる。次に、固定部材6の係合穴16が垂下部1
2に対して垂直となるように、固定部材6の当接
部14が下鍔1にぴつたりと接触するまで該固定
部材6を押し上げる。そうしておいて術者が手を
放すと、丁度第14図に示したように、係合部1
7が垂下部12に対して僅かに傾斜した状態で摩
擦係止される。
部材6を下方に十分下げ、舌圧排板7と固定部材
6の当接部14とを十分に離間させておき、連結
部材5と一体の舌圧排板7を口腔中に入れ舌2の
上面等を該舌圧排板7によつて押し付けて定置さ
せる。次に、固定部材6の係合穴16が垂下部1
2に対して垂直となるように、固定部材6の当接
部14が下鍔1にぴつたりと接触するまで該固定
部材6を押し上げる。そうしておいて術者が手を
放すと、丁度第14図に示したように、係合部1
7が垂下部12に対して僅かに傾斜した状態で摩
擦係止される。
第15図は従来の内装式舌圧排器の斜視図、第
16図は第15図の内装式舌圧排器を使用した状
態を示す患者顎部の概略側面図であり、21は従
来の内装式舌圧排器、22は舌圧排部、23は弾
性湾曲部である。
16図は第15図の内装式舌圧排器を使用した状
態を示す患者顎部の概略側面図であり、21は従
来の内装式舌圧排器、22は舌圧排部、23は弾
性湾曲部である。
内装式舌圧排器21は、舌歯茎3の内周近傍に
おいて舌2を囲みつつ、該舌2を定置、押圧する
舌圧排部22と、下端がこの舌圧排部22に連結
され、中途が弾性的に咽頭側に湾曲し、上端が上
前歯25に係合して取り付ける係着部24を有す
る弾性湾曲部とから成る。
おいて舌2を囲みつつ、該舌2を定置、押圧する
舌圧排部22と、下端がこの舌圧排部22に連結
され、中途が弾性的に咽頭側に湾曲し、上端が上
前歯25に係合して取り付ける係着部24を有す
る弾性湾曲部とから成る。
この内装式舌圧排器21を使用する場合は、患
者に口を開いてもらい、術者が弾性湾曲部23を
僅かに撓ませながら舌圧排部22を下歯茎3の内
周に入れる。この時舌圧排22は舌の上面、前面
および両側面を囲みつつ、該舌を下歯茎3の内周
近傍において定置する。また、弾性湾曲部23の
中途の部分は、咽頭側に向けて湾曲し、更に上端
の係着部24は上前歯25に係合して取り付けら
れ、これにより弾性湾曲部23の撓み力が舌圧排
部22に加えられ、舌2が押圧固定される。
者に口を開いてもらい、術者が弾性湾曲部23を
僅かに撓ませながら舌圧排部22を下歯茎3の内
周に入れる。この時舌圧排22は舌の上面、前面
および両側面を囲みつつ、該舌を下歯茎3の内周
近傍において定置する。また、弾性湾曲部23の
中途の部分は、咽頭側に向けて湾曲し、更に上端
の係着部24は上前歯25に係合して取り付けら
れ、これにより弾性湾曲部23の撓み力が舌圧排
部22に加えられ、舌2が押圧固定される。
[考案が解決しようとする問題点]
上記した外装式舌圧排器4及び内装式舌圧排器
21は、歯科治療において研磨機具等の治療具か
ら患者の舌を保護する点では満足の行くものであ
るが、患者の装着感や製造価格等の面で舌圧排板
7及び舌圧排部22は、解決しなければならない
問題があつた。
21は、歯科治療において研磨機具等の治療具か
ら患者の舌を保護する点では満足の行くものであ
るが、患者の装着感や製造価格等の面で舌圧排板
7及び舌圧排部22は、解決しなければならない
問題があつた。
第17図は従来の舌圧排板7の平面図、第18
図は第17図のD−D線断面図である。
図は第17図のD−D線断面図である。
従来の舌圧排板7は天然ないし合成のゴム系材
料よりなり第17図に示すように、舌の根元付近
を除く舌の上面、前面及び両側面を覆うために舌
に合わせた形状として射出成形等により製造され
る。そして、上面部18には外装式舌圧排器4の
嵌着穴9を取り付けるための結合突起20が設け
られている。
料よりなり第17図に示すように、舌の根元付近
を除く舌の上面、前面及び両側面を覆うために舌
に合わせた形状として射出成形等により製造され
る。そして、上面部18には外装式舌圧排器4の
嵌着穴9を取り付けるための結合突起20が設け
られている。
また、第18図に示すように、この舌圧排板7
は上面部18と側縁部19とで厚みを変化させ側
縁部19に柔軟性を持たせ、ある程度の舌形状の
個人差を吸収しようとするものである。
は上面部18と側縁部19とで厚みを変化させ側
縁部19に柔軟性を持たせ、ある程度の舌形状の
個人差を吸収しようとするものである。
しかし、人間の舌形状は年令や性別だけでなく
各個人個人によつて大きく異なり多種類の舌圧排
板7を準備しなければ、各患者の舌に合致させる
ことができなかつた。
各個人個人によつて大きく異なり多種類の舌圧排
板7を準備しなければ、各患者の舌に合致させる
ことができなかつた。
また、舌圧排板7及び舌圧排部22は舌2との
接触面が平滑とされているため、唾液等が舌2と
舌圧排板7または舌圧排部22との間に入り込
み、患者にぬるぬるとした不快感を与えるととも
に、舌圧排板7及び舌圧排部22と舌2とが滑つ
てしまい患者の舌2をしつかりと定置できないこ
とがあつた。
接触面が平滑とされているため、唾液等が舌2と
舌圧排板7または舌圧排部22との間に入り込
み、患者にぬるぬるとした不快感を与えるととも
に、舌圧排板7及び舌圧排部22と舌2とが滑つ
てしまい患者の舌2をしつかりと定置できないこ
とがあつた。
さらに、第18図に示すように上面部18と側
縁部19とで厚みを変化させた舌圧排板7を製造
するための金型は、上型と下型とのクリアランス
を上面部18と側縁部19とを形成する各部分
で、各々変化させなければならないため、舌2に
合わせた複雑な曲面の形成とも相俟つて金型に多
くの費用を要することになつていた。
縁部19とで厚みを変化させた舌圧排板7を製造
するための金型は、上型と下型とのクリアランス
を上面部18と側縁部19とを形成する各部分
で、各々変化させなければならないため、舌2に
合わせた複雑な曲面の形成とも相俟つて金型に多
くの費用を要することになつていた。
[問題点を解決するための手段及び作用]
本考案は、上記した問題に鑑みてなされ新規な
舌圧排板を提供するもので、外装式舌圧排器及び
内装式舌圧排器に交換可能で使用できる舌圧排板
を網状に形成し、これにより患者の装着感を向上
させ、また唾液等により舌が滑ることをなくし、
舌圧排板に大きな柔軟性を持たせて1種類の舌圧
排板で舌形状が異なる多くの患者に対して汎用的
に使用可能とするものである。さらに、舌圧排板
を上面部と側縁部とで厚みを変化させる必要がな
いため、金型に要する費用を安くして低価格にて
舌圧排板を提供することができる。
舌圧排板を提供するもので、外装式舌圧排器及び
内装式舌圧排器に交換可能で使用できる舌圧排板
を網状に形成し、これにより患者の装着感を向上
させ、また唾液等により舌が滑ることをなくし、
舌圧排板に大きな柔軟性を持たせて1種類の舌圧
排板で舌形状が異なる多くの患者に対して汎用的
に使用可能とするものである。さらに、舌圧排板
を上面部と側縁部とで厚みを変化させる必要がな
いため、金型に要する費用を安くして低価格にて
舌圧排板を提供することができる。
その上、本考案に係る舌圧排板は、網状で唾液
等が入り込んでも唾液が舌圧排板の外部へ流れ出
るため舌圧排板と舌とが滑ることがない。
等が入り込んでも唾液が舌圧排板の外部へ流れ出
るため舌圧排板と舌とが滑ることがない。
しかも、舌の一側のみを保護し患者の装着感を
一層向上させるとともに、術者の治療をより容易
にする舌圧排板も使用可能とするものである。
一層向上させるとともに、術者の治療をより容易
にする舌圧排板も使用可能とするものである。
[実施例]
第1図は本考案に係る舌圧排板の第一の実施例
である全面型舌圧排板を示す平面図、第2図は第
1図のA−A線断面図であり、30は全面型舌圧
排板、31は上面部、32は側縁部である。
である全面型舌圧排板を示す平面図、第2図は第
1図のA−A線断面図であり、30は全面型舌圧
排板、31は上面部、32は側縁部である。
全面型舌圧排板30は舌の根元付近及び舌の先
端部を除く舌の上面及び両側面を覆い、概略舌の
全面に合致する形状で、横方向の緯線部35及び
縦方向の経線部36から構成され網状となされて
いる。
端部を除く舌の上面及び両側面を覆い、概略舌の
全面に合致する形状で、横方向の緯線部35及び
縦方向の経線部36から構成され網状となされて
いる。
上面部31のほぼ中央上部には全面型舌圧排板
30に加わる押圧力を全体に分散するための力分
散部34及び結合突起33が形成されている。
30に加わる押圧力を全体に分散するための力分
散部34及び結合突起33が形成されている。
側縁部32は上面部31と一体に形成され患者
の舌の両側を定置、押圧するとともに研磨機具等
の治療具で患者の舌が傷つけられることのないよ
うに保護する部分である。
の舌の両側を定置、押圧するとともに研磨機具等
の治療具で患者の舌が傷つけられることのないよ
うに保護する部分である。
また、舌の先端部と当接する位置は切欠されて
いて、舌の先端部を開放し、患者の舌に対する圧
迫感を減少させるとともに全面型舌圧排板30に
弾力性を持たせるようになされている。
いて、舌の先端部を開放し、患者の舌に対する圧
迫感を減少させるとともに全面型舌圧排板30に
弾力性を持たせるようになされている。
(上面部31及び側縁部32のしたとの接触面
31a及び32aは第2図に示すように緯線部3
5が経線部36よりも厚くなるように形成されて
いて、これによつて緯線部35のみが患者の舌に
接するようになされている。これは、患者の装着
感を向上させるためである。)ここで緯線部35
及び経線部36の厚みや本数、さらに方向等は患
者の装着感を考慮して適宜変化させてよいのはも
ちろんである。
31a及び32aは第2図に示すように緯線部3
5が経線部36よりも厚くなるように形成されて
いて、これによつて緯線部35のみが患者の舌に
接するようになされている。これは、患者の装着
感を向上させるためである。)ここで緯線部35
及び経線部36の厚みや本数、さらに方向等は患
者の装着感を考慮して適宜変化させてよいのはも
ちろんである。
緯線部35は上面部31及び側縁部32の到る
処ほぼ一定の厚みとして形成されており、また経
線部36も同様にほぼ一定の厚みとして形成され
ている。すなわち、本考案は従来の舌圧排板のよ
うに各部位によつて厚みを変化させる必要がなく
十分な柔軟性を持たせ、患者の舌形状の差異を吸
収して使用することができるものである。
処ほぼ一定の厚みとして形成されており、また経
線部36も同様にほぼ一定の厚みとして形成され
ている。すなわち、本考案は従来の舌圧排板のよ
うに各部位によつて厚みを変化させる必要がなく
十分な柔軟性を持たせ、患者の舌形状の差異を吸
収して使用することができるものである。
第3図は本考案に係る舌圧排板の第二の実施例
である半面型舌圧排板を示す平面図、第4図は第
3図のB−B線断面図であり、40は半面型舌圧
排板、41は上面部、42は側縁部である。
である半面型舌圧排板を示す平面図、第4図は第
3図のB−B線断面図であり、40は半面型舌圧
排板、41は上面部、42は側縁部である。
半面型舌圧排板4は概略、全面型舌圧排板30
を半分にした形状で、舌の上半面及び一側面を覆
うものであり、横方向の緯線部45及び縦方向の
経線部46から構成され網状となされている。
を半分にした形状で、舌の上半面及び一側面を覆
うものであり、横方向の緯線部45及び縦方向の
経線部46から構成され網状となされている。
上面部41の上部には半面型舌圧排板40に加
わる押圧力を全体に分散するための力分散部44
及び結合突起43が形成されている。
わる押圧力を全体に分散するための力分散部44
及び結合突起43が形成されている。
側縁部42は上面部41と一体に形成され患者
の舌の一側を押圧、定置するとともに研磨機具等
の治療具で患者の舌が傷つけられることのないよ
うに保護する部分である。
の舌の一側を押圧、定置するとともに研磨機具等
の治療具で患者の舌が傷つけられることのないよ
うに保護する部分である。
この半面型舌圧排板40は舌の右側及び左側を
覆うために各々の大きさで2種類のものが準備さ
れることになる。
覆うために各々の大きさで2種類のものが準備さ
れることになる。
第5図は本考案に係る舌圧排板の第三の実施例
である一側型舌圧排板を示す平面図、第6図は第
5図のC−C線断面図であり、50は一側壁舌圧
排板、51は上面部、52は側縁部である。
である一側型舌圧排板を示す平面図、第6図は第
5図のC−C線断面図であり、50は一側壁舌圧
排板、51は上面部、52は側縁部である。
一側型舌圧排板50は舌の上面及び一側面を覆
うもので、舌の上面及び一側面に合致する形状
で、横方向の緯線部55及び縦方向の経線部56
から構成され網状となされている。
うもので、舌の上面及び一側面に合致する形状
で、横方向の緯線部55及び縦方向の経線部56
から構成され網状となされている。
上面部51の上部には長方形状の力分散部54
及び結合突起53が形成されている。
及び結合突起53が形成されている。
この力分散部54は一側型内装式舌圧排板50
に加わる押圧力を全体に分散するとともに力分散
部54の一端54aを側縁部52により保護され
る舌の一側と反対側の歯の上に載置して、舌をし
つかりと安定させて定置及び押圧するものであ
る。
に加わる押圧力を全体に分散するとともに力分散
部54の一端54aを側縁部52により保護され
る舌の一側と反対側の歯の上に載置して、舌をし
つかりと安定させて定置及び押圧するものであ
る。
側縁部52は上面部51と一体に形成され患者
の舌の一側を定置、押圧するとともに研磨機具等
の治療具で患者の舌が傷つけられることのないよ
うに保護する部分である。
の舌の一側を定置、押圧するとともに研磨機具等
の治療具で患者の舌が傷つけられることのないよ
うに保護する部分である。
この一側型舌圧排板50は1種類で舌の右側及
び左側の両方に使用することができる。
び左側の両方に使用することができる。
以上述べた本考案に係る各舌圧排板は、天然及
び合成ゴムないしエラストマー樹脂等の合成樹脂
材で130℃程度になるオートクレーブや各種薬品
消毒に対しても変化しない耐熱性及び耐薬品性と
柔軟性とを兼ね備えた材質で射出成形等により製
造される。
び合成ゴムないしエラストマー樹脂等の合成樹脂
材で130℃程度になるオートクレーブや各種薬品
消毒に対しても変化しない耐熱性及び耐薬品性と
柔軟性とを兼ね備えた材質で射出成形等により製
造される。
本考案に係る各舌圧排板は上面部、側縁部等で
厚みを変化させる必要がないため、使用する金型
は上型と下型のクリアランスを上面部、側縁部等
で変化させる必要がなく安価にて金型を製作する
ことができる。
厚みを変化させる必要がないため、使用する金型
は上型と下型のクリアランスを上面部、側縁部等
で変化させる必要がなく安価にて金型を製作する
ことができる。
また、これらの舌圧排板は白色、緑色、青色、
黄色等に色分けし、各患者に専用のものを使用し
て患者の緊張感や違和感を減少させるようにして
もよい。
黄色等に色分けし、各患者に専用のものを使用し
て患者の緊張感や違和感を減少させるようにして
もよい。
そして、これらの舌圧排板は大人用及び小人用
の2種類程度準備すればほとんどの患者に使用す
ることができる。
の2種類程度準備すればほとんどの患者に使用す
ることができる。
さらに、本考案に係る舌圧排板は緯線部及び経
線部により網状となされ唾液等が舌と舌圧排板と
の間に入り込んでも唾液が舌圧排板の外部へ流れ
出るため滑ることがなく、しつかりと舌を押圧、
定置させることができ、患者の装着感も従来の舌
圧排板に比し遥かに向上したものである。
線部により網状となされ唾液等が舌と舌圧排板と
の間に入り込んでも唾液が舌圧排板の外部へ流れ
出るため滑ることがなく、しつかりと舌を押圧、
定置させることができ、患者の装着感も従来の舌
圧排板に比し遥かに向上したものである。
次に本考案に係る舌圧排板を外装式舌圧排器及
び内装式舌圧排器に使用する場合について説明す
る。
び内装式舌圧排器に使用する場合について説明す
る。
第7図は内装式舌圧排器で本考案に係る全面型
舌圧排板を取り付けた状態を示す斜視図であり、
第8図は内装式舌圧排器で本考案に係る半面型舌
圧排板を取り付けた状態を示す斜視図である。
舌圧排板を取り付けた状態を示す斜視図であり、
第8図は内装式舌圧排器で本考案に係る半面型舌
圧排板を取り付けた状態を示す斜視図である。
本考案に係る舌圧排板は第7図、第8図及び第
10図、第11図からも明らかなように、全て外
装式舌圧排器及び内装式舌圧排器に着脱自在とし
て取り付けることができる。
10図、第11図からも明らかなように、全て外
装式舌圧排器及び内装式舌圧排器に着脱自在とし
て取り付けることができる。
すなわち、外装式舌圧排器及び内装式舌圧排器
に目的に応じて全面型舌圧排板、半面型舌圧排
板、一側型舌圧排板を選択して使用することがで
きる。
に目的に応じて全面型舌圧排板、半面型舌圧排
板、一側型舌圧排板を選択して使用することがで
きる。
第7図に示すような外装式舌圧排器4で全面型
舌圧排板30を取り付けたものを使用する場合
は、第13図及び第14図について説明した従来
の舌圧排板4を取り付けたものと同様である。
舌圧排板30を取り付けたものを使用する場合
は、第13図及び第14図について説明した従来
の舌圧排板4を取り付けたものと同様である。
しかし、この全面型舌圧排板30は緯線部35
及び経線部36によつて網状となされているた
め、舌を一層しつかりと定置、押圧するとともに
患者の装着感を向上させることができるのは前述
した通りである。
及び経線部36によつて網状となされているた
め、舌を一層しつかりと定置、押圧するとともに
患者の装着感を向上させることができるのは前述
した通りである。
また、第7図に示すように、嵌着穴9の前後に
切り込み8を設け、嵌着穴9に伸縮性を持たせる
ようにしてもよい。この場合、全面型舌圧排板3
0の結合突起33は嵌着穴9の内径よりやや大き
く形成するとよい。
切り込み8を設け、嵌着穴9に伸縮性を持たせる
ようにしてもよい。この場合、全面型舌圧排板3
0の結合突起33は嵌着穴9の内径よりやや大き
く形成するとよい。
次に第8図に示すような外装式舌圧排器4で半
面型舌圧排板40を取り付けたものを使用する場
合は、第9図に示すように半面型舌圧排板40で
舌2の半面を覆うとともに、連結部材5及び固定
部材6を半面型舌圧排板40で覆われる舌2の半
面と反対側に位置させて使用する。
面型舌圧排板40を取り付けたものを使用する場
合は、第9図に示すように半面型舌圧排板40で
舌2の半面を覆うとともに、連結部材5及び固定
部材6を半面型舌圧排板40で覆われる舌2の半
面と反対側に位置させて使用する。
すなわち、歯科治療は通常、歯の両側を同時に
行うことは少なく、歯の一側ごとに行うため、患
者の装着感をより一層向上させるため舌2の半面
及び一側面のみ保護するものである。さらに、連
結部材5及び固定部材6を半面型舌圧排板40で
覆われる舌2の半面と反対側に位置させること
で、舌2を歯の治療箇所から遠ざけるとともに、
外装式舌圧排器4が術者の治療の障害にならない
ようにすることができる。このことは、全面型舌
圧排板30を取り付ける場合でも同様にして使用
することができる。
行うことは少なく、歯の一側ごとに行うため、患
者の装着感をより一層向上させるため舌2の半面
及び一側面のみ保護するものである。さらに、連
結部材5及び固定部材6を半面型舌圧排板40で
覆われる舌2の半面と反対側に位置させること
で、舌2を歯の治療箇所から遠ざけるとともに、
外装式舌圧排器4が術者の治療の障害にならない
ようにすることができる。このことは、全面型舌
圧排板30を取り付ける場合でも同様にして使用
することができる。
第10図は内装式舌圧排器で本考案に係る一側
型舌圧排板を取り付けた状態を示す斜視図であ
り、第11図は他の内装式舌圧排器で本考案に係
る全面型舌圧排板を取り付けた状態の斜視図であ
る。
型舌圧排板を取り付けた状態を示す斜視図であ
り、第11図は他の内装式舌圧排器で本考案に係
る全面型舌圧排板を取り付けた状態の斜視図であ
る。
本考案に係る一側壁舌圧排板50は全面部51
及び側縁部52によつて舌の一側を覆うもので、
力分散部54の一端54aを側縁部52により保
護される舌の一側と反対の歯の上に載置するた
め、内装式舌圧排器60を使用する場合でも確実
に舌を定置、押圧することができるものである。
及び側縁部52によつて舌の一側を覆うもので、
力分散部54の一端54aを側縁部52により保
護される舌の一側と反対の歯の上に載置するた
め、内装式舌圧排器60を使用する場合でも確実
に舌を定置、押圧することができるものである。
この内装式舌圧排器60は第10図に示すよう
に弾性湾曲部61の下端の取付部63に外装式舌
圧排器4の取付部10と同様な嵌着穴64が穿設
されていて、各舌圧排板を選択して取り付けるよ
うになされている。
に弾性湾曲部61の下端の取付部63に外装式舌
圧排器4の取付部10と同様な嵌着穴64が穿設
されていて、各舌圧排板を選択して取り付けるよ
うになされている。
嵌着穴64は一側型舌圧排板50の結合突起5
3より一回り小径とされている。また、前述した
外装式舌圧排板4の嵌着穴9と同様に内装式舌圧
排器60の嵌着穴64の前後に切り込み8を設
け、嵌着穴64に伸縮性を持たせるようにしても
よい。
3より一回り小径とされている。また、前述した
外装式舌圧排板4の嵌着穴9と同様に内装式舌圧
排器60の嵌着穴64の前後に切り込み8を設
け、嵌着穴64に伸縮性を持たせるようにしても
よい。
また、係着部62は従来の内装式舌圧排器21
と同様に患者の上前歯に係合して取り付けられる
ものである。
と同様に患者の上前歯に係合して取り付けられる
ものである。
内装式舌圧排器は患者の上前歯に係合して取り
付けられるもの以外に患者の上顎内部に当接して
舌圧排板を定置、押圧するものがある。
付けられるもの以外に患者の上顎内部に当接して
舌圧排板を定置、押圧するものがある。
この内装式舌圧排器70は第11図に示すよう
に弾性湾曲部71の上端に上顎の内部形状にほぼ
相応した形状の上鍔パツド部72が設けられ、ま
た弾性湾曲部71の下端の取付部73には嵌着穴
74が穿設されている。
に弾性湾曲部71の上端に上顎の内部形状にほぼ
相応した形状の上鍔パツド部72が設けられ、ま
た弾性湾曲部71の下端の取付部73には嵌着穴
74が穿設されている。
第12図は第11図の内装式舌圧排器70を使
用した状態を示す患者顎部の概略側面図である。
用した状態を示す患者顎部の概略側面図である。
この内装式舌圧排器70は第12図から明らか
なように上顎パツド部72を患者の上顎に当接
し、弾性湾曲部71の撓み力により全面型舌圧排
板30を押圧するものである。
なように上顎パツド部72を患者の上顎に当接
し、弾性湾曲部71の撓み力により全面型舌圧排
板30を押圧するものである。
本考案に係る全面型舌圧排板30、半面型舌圧
排板40及び一側型舌圧排板50は、各々外装式
舌圧排器4、内装式舌圧排器60及び内装式舌圧
排器70に組み合わせ自在で取り付けることがで
きるため、目的に応じて各舌圧排器に各舌圧排板
を選択して取り付けることができる。
排板40及び一側型舌圧排板50は、各々外装式
舌圧排器4、内装式舌圧排器60及び内装式舌圧
排器70に組み合わせ自在で取り付けることがで
きるため、目的に応じて各舌圧排器に各舌圧排板
を選択して取り付けることができる。
[考案の効果]
以上のように本考案に係る舌圧排板は、歯科治
療において高速回転の研磨機具等によつて患者の
舌が傷つけられないように舌を保護するととも
に、舌圧排板を緯線部及び経線部により網状とし
て十分な弾性力を持たせてあるため、1つの大き
さの舌圧排板で舌形状の異なる多くの患者に使用
することができる。
療において高速回転の研磨機具等によつて患者の
舌が傷つけられないように舌を保護するととも
に、舌圧排板を緯線部及び経線部により網状とし
て十分な弾性力を持たせてあるため、1つの大き
さの舌圧排板で舌形状の異なる多くの患者に使用
することができる。
また、舌圧排板の上面部及び側縁部等の各部位
で厚みを変化させる必要がないため金型等に掛る
費用を低減し、舌圧排板を安価にて提供すること
ができる。
で厚みを変化させる必要がないため金型等に掛る
費用を低減し、舌圧排板を安価にて提供すること
ができる。
そして、舌と舌圧排板との間に唾液等が入り込
んでも、舌圧排板が網状であるため唾液等は舌圧
排板の外部へ流出し、患者の装着感を一層向上さ
せるとともに舌の滑りを減少させ確実に舌を定置
及び押圧することができる。
んでも、舌圧排板が網状であるため唾液等は舌圧
排板の外部へ流出し、患者の装着感を一層向上さ
せるとともに舌の滑りを減少させ確実に舌を定置
及び押圧することができる。
さらに、舌と歯茎との間に脱脂綿等を詰め込ん
で治療を行う場合は、網状の舌圧排板に脱脂綿が
引掛るため唾液等を含んでも脱脂綿等が滑つて外
れることがない。
で治療を行う場合は、網状の舌圧排板に脱脂綿が
引掛るため唾液等を含んでも脱脂綿等が滑つて外
れることがない。
その上、舌圧排板に結合突起を有する力分散部
を設けたことにより、全面型舌圧排板、半面型舌
圧排板及び一側型舌圧排板を各々、外装式舌圧排
器及び内装式舌圧排器の取付部の嵌着穴に自由な
組み合わせで結合突起を挿着して使用できるた
め、患者や治療内容等を考慮して最適な舌圧排器
及び舌圧排板を選択して使用することができて汎
用性に富み、力分散部は舌圧排板に加わる押圧力
を分散して舌面を均一に押圧し、口内において使
用中舌圧排板が濫りに動揺したり変形するのを防
止する効果があると共に、舌圧排板の緯線部を経
線部よりも厚みを厚くしたことにより、舌圧排板
を舌面に載置して使用中、舌圧排板が濫りに経線
方向に移動せず、舌圧排板の側縁がめくれて舌圧
排板と舌面との重ね位置がずれるのを防止する効
果がある。
を設けたことにより、全面型舌圧排板、半面型舌
圧排板及び一側型舌圧排板を各々、外装式舌圧排
器及び内装式舌圧排器の取付部の嵌着穴に自由な
組み合わせで結合突起を挿着して使用できるた
め、患者や治療内容等を考慮して最適な舌圧排器
及び舌圧排板を選択して使用することができて汎
用性に富み、力分散部は舌圧排板に加わる押圧力
を分散して舌面を均一に押圧し、口内において使
用中舌圧排板が濫りに動揺したり変形するのを防
止する効果があると共に、舌圧排板の緯線部を経
線部よりも厚みを厚くしたことにより、舌圧排板
を舌面に載置して使用中、舌圧排板が濫りに経線
方向に移動せず、舌圧排板の側縁がめくれて舌圧
排板と舌面との重ね位置がずれるのを防止する効
果がある。
第1図は本考案に係る舌圧排板の第一の実施例
である全面型舌圧排板を示す平面図、第2図は第
1図のA−A線断面図、第3図は本考案に係る舌
圧排板の第二の実施例である半面型舌圧排板を示
す平面図、第4図は第3図のB−B線断面図、第
5図は本考案に係る舌圧排板の第三の実施例であ
る一側型舌圧排板を示す平面図、第6図は第5図
のC−C線断面図、第7図は外装式舌圧排器で本
考案に係る全面型舌圧排板を取り付けた状態を示
す斜視図、第8図は外装式舌圧排器で本考案に係
る半面型舌圧排板を取り付けた状態を示す斜視
図、第9図は第8図の外装式舌圧排器を使用した
状態を示す患者口部の概略正面図、第10図は内
装式舌圧排器で本考案に係る一側型舌圧排板を取
り付けた状態を示す斜視図、第11図は他の内装
式舌圧排器で本考案に係る全面型舌圧排板を取り
付けた状態を示す斜視図、第12図は第11図の
内装式舌圧排器を使用した状態を示す患者顎部の
概略側面図、第13図は外装式舌圧排器で従来の
舌圧排板を取り付けた状態を示す斜視図、第14
図は第13図の外装式舌圧排器を使用した状態を
示す患者顎部の概略側面図、第15図は従来の内
装式舌圧排器の斜視図、第16図は第15図の内
装式舌圧排器を使用した状態を示す患者顎部の概
略側面図、第17図は従来の舌圧排板の平面図、
第18図は第17図のD−D線断面図である。 30……全面型舌圧排板、40……半面型舌圧
排板、50……一側型舌圧排板、31,41,5
1……上面部、32,42,52……側縁部、3
3,43,53……結合突起、34,44……力
分散部、54……力分散部、35,45,55…
…緯線部、36,46,56……経線部、4……
外装式舌圧排器、60,70……内装式舌圧排
器、9,64,74……嵌着穴。
である全面型舌圧排板を示す平面図、第2図は第
1図のA−A線断面図、第3図は本考案に係る舌
圧排板の第二の実施例である半面型舌圧排板を示
す平面図、第4図は第3図のB−B線断面図、第
5図は本考案に係る舌圧排板の第三の実施例であ
る一側型舌圧排板を示す平面図、第6図は第5図
のC−C線断面図、第7図は外装式舌圧排器で本
考案に係る全面型舌圧排板を取り付けた状態を示
す斜視図、第8図は外装式舌圧排器で本考案に係
る半面型舌圧排板を取り付けた状態を示す斜視
図、第9図は第8図の外装式舌圧排器を使用した
状態を示す患者口部の概略正面図、第10図は内
装式舌圧排器で本考案に係る一側型舌圧排板を取
り付けた状態を示す斜視図、第11図は他の内装
式舌圧排器で本考案に係る全面型舌圧排板を取り
付けた状態を示す斜視図、第12図は第11図の
内装式舌圧排器を使用した状態を示す患者顎部の
概略側面図、第13図は外装式舌圧排器で従来の
舌圧排板を取り付けた状態を示す斜視図、第14
図は第13図の外装式舌圧排器を使用した状態を
示す患者顎部の概略側面図、第15図は従来の内
装式舌圧排器の斜視図、第16図は第15図の内
装式舌圧排器を使用した状態を示す患者顎部の概
略側面図、第17図は従来の舌圧排板の平面図、
第18図は第17図のD−D線断面図である。 30……全面型舌圧排板、40……半面型舌圧
排板、50……一側型舌圧排板、31,41,5
1……上面部、32,42,52……側縁部、3
3,43,53……結合突起、34,44……力
分散部、54……力分散部、35,45,55…
…緯線部、36,46,56……経線部、4……
外装式舌圧排器、60,70……内装式舌圧排
器、9,64,74……嵌着穴。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外装式舌圧排器及び内装式舌圧排器に取り付
ける舌圧排板において、緯線部及び経線部によ
り網状に構成し、上面部に結合突起を有する力
分散部を設けたことを特徴とする舌圧排板。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載におい
て、舌の根元付近及び舌の先端部を除く舌の上
半面及び一側面を覆い、概略舌の半面に合致す
る形状に形成し、上面部に結合突起を有する力
分散部を設けた舌圧排板。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項記載におい
て、舌の上面及び一側面を覆い、概略舌の上面
及び一側面に合致する形状に形成し、上面部に
結合突起を有し、側縁部により保護される舌の
一側と反対側の歯の上に載置する力分散部を設
けた舌圧排板。 (4) 実用新案登録請求の範囲第1項記載におい
て、緯線部を経線部より厚く形成し、緯線部の
みが患者の舌に接するようにした舌圧排板。 (5) 実用新案登録請求の範囲第1項記載におい
て、白色、緑色、青色、黄色等に色分けした舌
圧排板。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984174343U JPS6340978Y2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | |
US06/699,351 US4589848A (en) | 1984-11-19 | 1985-02-07 | Tongue press |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984174343U JPS6340978Y2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6191206U JPS6191206U (ja) | 1986-06-13 |
JPS6340978Y2 true JPS6340978Y2 (ja) | 1988-10-26 |
Family
ID=15976979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984174343U Expired JPS6340978Y2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4589848A (ja) |
JP (1) | JPS6340978Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5553627A (en) | 1995-12-04 | 1996-09-10 | Newkirk; Darrel D. | Tongue depressor |
US7458932B2 (en) * | 2003-12-09 | 2008-12-02 | Sun William Y | Tongue stabilizer for laryngoscope blade |
KR100830918B1 (ko) * | 2006-10-24 | 2008-05-22 | 단국대학교 산학협력단 | 치과용 진료용 입술 및 혀 리트랙터 |
US9808227B2 (en) * | 2008-01-14 | 2017-11-07 | Q-In Medical Technologies, Llc | Tongue retraction and cleaning method and apparatus |
US8740788B1 (en) | 2010-06-04 | 2014-06-03 | Gil Mettler | Tongue retraction method and apparatus with relief notch |
WO2012040422A2 (en) * | 2010-09-22 | 2012-03-29 | Karen Rhoden | Tongue guard and method of using same |
DE102018105538A1 (de) * | 2018-03-09 | 2019-09-12 | Karl Storz Se & Co. Kg | Laryngoskop und Spatel für ein Laryngoskop |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2634500A (en) * | 1951-04-19 | 1953-04-14 | Harold L Mcadoo | Dental impression tray |
US2680295A (en) * | 1953-07-14 | 1954-06-08 | John M Craigo | Dental tongue retainer |
-
1984
- 1984-11-19 JP JP1984174343U patent/JPS6340978Y2/ja not_active Expired
-
1985
- 1985-02-07 US US06/699,351 patent/US4589848A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4589848A (en) | 1986-05-20 |
JPS6191206U (ja) | 1986-06-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2750941A (en) | Mouth protector | |
US4064628A (en) | Disposable dental tray for topical application of fluoride gel and other dental medications | |
US6302110B1 (en) | Dental protector against bruxism | |
US7305990B2 (en) | Mouth guard and kit | |
US4668188A (en) | Oral impression tray for forming a mouthguard | |
US6923761B1 (en) | Retractors | |
US2966908A (en) | Universal mouth protector | |
US5293880A (en) | Athletic mouthguard | |
US5566684A (en) | Custom fit mouthguard | |
US4138814A (en) | Disposable dental tray for topical application of fluoride gel and other dental medications | |
US6098627A (en) | Bite-block for protecting the mouth of a patient receiving electroconvulsive therapy | |
US6295988B1 (en) | Tongue lift and lip seal mouthpiece | |
US3690004A (en) | Impression tray and method for making impressions | |
RU2005140047A (ru) | Каппа для введения лекарственного средства в околозубные ткани | |
JPS6340978Y2 (ja) | ||
KR20180116089A (ko) | 이갈이 방지구 | |
CA2098963C (en) | Dental appliance | |
US4986752A (en) | Cushioned clamp for securing a dental dam | |
US6053168A (en) | Lip seal oral device | |
US5820372A (en) | Dental impression tray | |
US20060141416A1 (en) | Occlusal indicator tray & processes therefor | |
US2613441A (en) | Dental pad | |
JPH1199160A (ja) | 口腔内治療用保護装置 | |
JPH03244480A (ja) | マウスガード | |
JPH0145387B2 (ja) |