JPS6340637U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本考案の実施例のデイス
クブレーキを示し、第１図、第２図はそのアウタ
ーパツド、インナーパツドの正面図、第３図はそ
のブレーキデイスクの部分拡大図、第４図はその
デイスクブレーキの要部断面図である。第５図は
実施例および参考例の各デイスクブレーキの鳴き
特性を示す線図である。第６図は従来技術を説明
するために用いた従来のデイスクブレーキを備え
た足回り部の要部断面図、第７図は従来のパツド
の平面図である。 １０……アウターパツド、１１３……第１区画
、１１５……第２区画、３０……インナーパツド
、３１３……第１区画、３１５……第４区画、７
……ハウジング、７１……つめ部分、７２……ピ
ストン。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ブレーキデイスクと、該ブレーキデイスク
   の一面に押しつけられるアウターパツドと、該ア
   ウターパツドを保持押圧するつめ部材および該つ
   め部材に対向する位置にシリンダ室を有するハウ
   ジングと、該ブレーキデイスクの他面に押し付け
   られ、該アウターパツドに対向するインナーパツ
   ドと、該インナーパツドを保持押圧し該シリンダ
   室に摺動自在に保持されたピストンと、から成る
   デイスクブレーキに於いて、 前記アウターパツド、前記インナーパツドは、
   前記デイスクブレーキの周縁側に当接する上辺が
   弧状、該デイスクブレーキの新しい摺動面と摺接
   する側の先進側辺、該先進側辺と対向する後進側
   辺、該上辺と対向する下辺が略直線状の変形四辺
   形の板状であり、 前記アウターパツドは該下辺側の部分が主とし
   て摩擦係数の小さい１摩擦材料で、他の該上辺側
   の部分が主として該第１摩擦材料より摩擦係数が
   大きい第２摩擦材料で構成され、 前記インナーパツドは該下辺側の部分が主とし
   て摩擦係数の小さい第３摩擦材料で、他の該上辺
   側の部分が主として該第３摩擦材料より摩擦係数
   が大きい第４摩擦材料で構成され、かつ、 前記ブレーキデイスクは該アウターパツドおよ
   び該インナーパツドの上辺を含む周縁部と摺接す
   る部分が他の部分と摺接する部分より粗面とされ
   ていることを特徴とするデイスクブレーキ。 (2) 前記アウターパツドは該上辺の中央部から
   可変の中央部に伸びる縦走中央部および該下辺を
   含む下方周縁部よりなる第１区画が第１摩擦材料
   で、残りの部分よりなる第２区画が第２摩擦材料
   で構成されており、 前記インナーパツドは全体中央部と前記先進側
   辺、該下辺および前記後進側辺を含む周縁部から
   なる第３区画が摩擦係数の小さい第３摩擦材料で
   その他の部分よりなる第４区画が第４摩擦材料で
   構成されていることを特徴とするデイスクブレー
   キ。 (3) 全体中央部は上辺の中央部を頂点とし下辺
   の中央部を底辺とする三角形状である実用新案登
   録請求の範囲第２項記載のデイスクブレーキ。 (4) 第１区画の面積は、該第１区画の面積と第
   ２区画の面積の和の２０〜５０％である実用新案
   登録請求の範囲第２項記載のデイスクブレーキ。 (5) 第３区画の面積は、該第３区画の面積と第
   ４区画の面積の和の２０〜５０％である実用新案
   登録請求の範囲第２項記載のデイスクブレーキ。