JPS6339767Y2 - - Google Patents

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JPS6339767Y2
JPS6339767Y2 JP18853185U JP18853185U JPS6339767Y2 JP S6339767 Y2 JPS6339767 Y2 JP S6339767Y2 JP 18853185 U JP18853185 U JP 18853185U JP 18853185 U JP18853185 U JP 18853185U JP S6339767 Y2 JPS6339767 Y2 JP S6339767Y2
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power supply
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えばレーダ装置の進行波管
(TWT)送信機に用いられる電源装置に関する
ものである。
第1図は従来のこの種の電源装置を示し、パル
ス巾、パルス間隔が変化する負荷1に電力を供給
するもので、高圧直流電源2、平滑用リアクトル
3、出力コンデンサ4を有している。この電源装
置は低圧側に電圧安定化手段を有し(図示せず)
昇圧後整流し平滑用リアクトル3を介して高圧直
流電源2により出力コンデンサ4を充電し、その
端子電圧により負荷1にパルス電流を供給するも
のである。第2図aは負荷1に供給されるパルス
電流波形を示し、周期T内においてパルス巾
(Tp1、Tp2、Tp3及びパルス間隔はア、イ、ウの
部分で異なる。
このような従来の装置の場合、第2図a、bに
示すように、t1において負荷1にパルス巾Tp1
パルス電流p1の供給を開始すれば、出力コンデン
サ4の電圧は時間Tp1間にE1からE2に低下し、そ
の後、次のパルス電流p2の供給時点t2までに再び
充電されてE3の電圧となる。以下同様の動作を
繰り返し、出力コンデンサ4の端子電圧は曲線B
に示すように変化する。尚、第2図において曲線
Aは高圧直流電源2の平均出力電圧を示す。
一般に、パルス巾及びパルス間隔が1サイクル
中に時分割的に変化するパルス送信を行なうよう
なTWT送信機の場合、発振周波数精度と位相差
の関係から、パルス毎の電源電圧の脈動は出力電
圧の10-5程度に抑える事が要求される。第1図の
電源装置によつてそのような負荷を駆動するに
は、電圧の脈動を抑える為に平滑用リアクトル3
と出力コンデンサ4により構成される平滑フイル
タの定数を大きくして電圧脈動を小さくする事が
要求されるが、出力コンデンサ4の容量Cは負荷
のTWT側の管内短絡による破壊防止の点から限
度があるので平滑用リアクトル3のインダクタン
スLを極めて大きくしなければならない。しかる
にこのようにL、C値が大きく選定された平滑フ
イルタは特性インピーダンスが高く、電圧脈動を
出力電圧の10-5程度の許容値内に抑える事は困難
である。
従つて、種々の補正回路が必要となり、又、電
圧脈動を補正出来ない分については、送信パルス
毎の位相差のずれが生じ、固定目標の選別精度を
儀性にせざるを得なかつた。
この考案は、従来の装置の上記のような欠点を
解消する為に成されたもので、電源側の電圧脈動
や電圧の安定度等には全く影響なく、前記のよう
なパルス巾、パルス間隔の変化する負荷を取つた
場合でもパルス毎の電圧変動を皆無と成し得るレ
ーダ送信機用等の電源装置を提供するものであ
る。
まずこの考案の基本的な考え方を第3図乃至第
7図に基づいて詳細に説明する。
即ち第3図に於て、2は直流電源であつて、特
に電圧安定化を計つたものではなく平易なもので
ある。5は出力コンデンサ4の充電回路に挿入さ
れたスイツチ手段で半導体スイツチ素子或いは機
械的スイツチ等で構成される。6は比較器で、出
力コンデンサ4の端子電圧と基準電源7の電圧と
を比較し、出力コンデンサ4の端子電圧が基準電
源7の電圧に達したときに上記スイツチ手段5を
開き、上記基準電圧より低下したとき閉じるよう
動作する。8は平滑用リアクトル3に並列接続さ
れた方向性スイツチとしてのダイオードで、出力
コンデンサ4の充電完了期間に平滑用リアクトル
3に蓄積したエネルギーを保存する為の電流ルー
トを形成する。尚、負荷1は前述の従来の装置の
場合と同様に、第4図aに示す如くパルス巾
Tp1、Tp2、Tp3及びパルス間隔の異なるパルス
が供給される負荷である。
次にその動作を説明する。
今、定常動作をしている場合を考え、第4図b
に示すように時点t1において負荷1に出力コンデ
ンサ4からパルスp1が供給される。この為、出力
コンデンサ4の端子電圧は規定電圧より低下す
る。この結果、比較器6の出力により、スイツチ
手段5は閉路し、平滑用リアクトル3によつて制
限される電流iLと出力コンデンサ4よりの放電電
流−iCによつてパルス負荷1に電力が供給され
る。パルスp1のパルス巾Tp1の期間が経過する
と、パルス負荷1は零となる為、Tp1の期間に放
出した出力コンデンサ4の電荷は電源2→スイツ
チ手段5→平滑用リアクトル3を通し、iL=iC
条件により充電される。
時点t1′において出力コンデンサ4の充電電圧
が基準電圧に等しい規定電圧E0に到達したとす
ると、比較器6がこれを検出し、スイツチ手段5
を開路する。このスイツチ手段5の開路により、
出力コンデンサ4の充電電流は停止し、次のパル
スp2に備えてその規定電圧に保持される。これと
同時に、平滑用リアクトル3には逆起電力が発生
し流れていた電流iL=iDの条件でダイオード8を
通して流れ、平滑用リアクトル3に蓄積したエネ
ルギーを保存する。
次に時点t2に達すれば、前述のt1時点と同様
に、出力コンデンサ4からパルス負荷1にパルス
電力p2を供給し、スイツチ手段5は閉となる。こ
のスイツチ手段5の閉により、(電源電圧)−(出
力コンデンサ4の電圧)に相当する電圧がダイオ
ード8に逆方向に印加されダイオード8に流れて
いた電流iDは零となる。
これらの動作を各パルス負荷毎にくり返し常に
パルス開始時点では出力コンデンサ4は基準電源
7の電圧に相当する規定の電圧E0に充電される
如く動作するものである。
従つて、パルス巾及びパルス間隔が変化しても
各パルスについて常に一定の電圧を供給すること
が出来る。
第5図はこの考案の考え方の他の例を示し、平
滑用リアクトル3の蓄積エネルギー保存用のダイ
オード8に、高電圧のものを使用しなくとも、低
電圧耐圧のダイオードを使用できるようにしたも
のである。その為、この例は平滑用リアクトル3
に2次コイル32を設け、1次コイル31にダイ
オードを並列接続する場合と同極性にダイオード
8を接続するもので、アンペア、ターンの法則が
成立するかぎり、その動作は第3図のものと全く
同様である。第6図はこの考案の考え方の更に他
の例を示し、スイツチ手段5を直流電源2の低圧
側に挿入したもので、スイツチ手段5を低圧用の
ものでも使えるようにしたものである。この例の
動作は前記第5図の例のものと同様である。尚、
9は昇圧トランス、10は整流回路である。
第7図は、第6図の例の直流電源2の改良を示
す。第6図の場合、スイツチ手段5は低圧側に設
けられている為、電源2と平滑用リアクトル3の
間には昇圧トランス9の洩れインダクタンスが存
在し、このインダクタンスの為、スイツチ手段5
を開とした後も出力コンデンサ4が充電され規定
電圧に制御できない場合がある。この為この例で
は昇圧トランス9の2次コイルにタツプを設け、
これに複数個のスイツチ341を接続し、このス
イツチ341をスイツチ手段5と同期して閉路す
る事により、昇圧トランス9の2次コイルを短絡
し、昇圧トランス9の洩れインダクタンスの影響
を排除するようにしたものである。上記スイツチ
341は必らずしも全て閉じなくとも必要に応じ
て選択的に閉じるようにしても良い。
第8図は上記のような基本的な考え方をもとに
考案したこの考案の一実施例を示したもので、6
1は第1の比較器、71はその基準電源で、その
電圧値は、スイツチ手段5を開いた場合に昇圧ト
ランス9の洩れインダクタンスによつて出力コン
デンサ4が更に充電されてもその端子電圧が規定
値E0に達しないように、規定値E0より所定値だ
け低く設定されている。62は第2の比較器、7
2はその基準電源でその電圧値は規定値E0に設
定されている。81は平滑用リアクトル3の2次
コイル32に接続されたサイリスタ等の方向性ス
イツチである。この実施例に於て、先づ出力コン
デンサ4の端子電圧が基準電源71の電圧値に達
すると第1の比較器61によりスイツチ手段5は
開放される。スイツチ手段5が開放されても昇圧
トランス9の洩れインダクタンスによつて出力コ
ンデンサ4は充電されるが、これによつては前記
したように規定値E0には達しない。この時方向
性スイツチ81はオフであるので、出力コンデン
サ4は平滑リアクトル3の蓄積エネルギーにより
更に充電され遂には規定電圧E0に達する。第2
の比較器62は出力コンデンサ4の電圧が規定値
E0に達した事を検出して方向性スイツチ81を
オンとし、平滑用リアクトル3の2次コイル32
を短絡しその蓄積エネルギーの放出を止めて出力
コンデンサ4の端子電圧を規定値E0に保持する
ものである。つまりこの実施例は、第7図の例の
ように昇圧トランス9の洩れインダクタンスの影
響を除去すべく2次コイルにスイツチ341を設
けてこれを開閉する代わりに、昇圧トランス9の
洩れインダクタンスにより出力コンデンサ4が更
に充電されても規定値E0に達しないような時点
でスイツチ手段5を開き、出力コンデンサ4の端
子電圧の不足分は平滑リアクトル3の蓄積エネル
ギーにより補充するようにしたものである。
以上述べたようにこの考案によれば、極めて簡
単な構成で、パルス巾及びパルス間隔が変化する
負荷に電力を供給する場合であつても、出力電圧
が常に一定となるものである。
従つて、例えばレーダ装置のTWT送信機用の
電源として用いた場合、送信信号の位相差を皆無
とする事が出来、レーダ装置の固定目標検出精度
を飛躍的に改善できるばかりでなく、高圧電源部
に対し、電圧の安定度や、リツプル電圧制限等の
厳密な要求をする必要がなくなる為平滑フイルタ
ーの小形化、安定化機能の消略等により大巾に回
路が簡略化できる等の優れた特徴がある。
尚、以上の実施例では、負荷としてレーダ装置
のTWT送信機について述べたが、本考案の電源
装置は他の負荷にも適用出来る事は勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の装置の回路図、第2図a,bは
その説明用の波形図、第3図はこの考案を説明す
るための回路図、第4図a,bはその説明用の波
形図、第5図〜第7図はこの考案を説明するため
の他の回路図、第8図は本考案の一実施例の回路
図である。 図に於て、1は負荷、2は直流電源、3は平滑
用リアクトル、32はその2次コイル、4は出力
コンデンサ、5はスイツチ手段、6は比較器、6
1,62は第1、第2の比較器、7,71,72
は基準電源、8はダイオード、81は方向性スイ
ツチ、9は昇圧トランス、10は整流回路であ
る。尚、図中同一符号は夫々同一又は相当部分を
示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 昇圧トランスを備えた直流電源と、この直流
    電源の出力を平滑化する平滑用リアクトルと、
    この平滑用リアクトルを介して上記直流電源に
    より充電されるコンデンサとを備え、このコン
    デンサに充電されたエネルギーにより負荷に電
    力を供給するようにしたものに於て、上記コン
    デンサの端子電圧が第1の所定値に達したとき
    に出力状態が変化する第1の比較器と、上記昇
    圧トランスの1次側に挿入され上記第1の比較
    器の出力状態の変化により開くスイツチ手段
    と、上記コンデンサの端子電圧が上記第1の所
    定値より高い第2の所定値に達したときに出力
    状態が変化する第2の比較器と、上記平滑用リ
    アクトルに接続され、上記第2の比較器の出力
    状態の変化により平滑用リアクトルの蓄積エネ
    ルギーの放出を停止させる方向性スイツチとを
    備えたことを特徴とする電源装置。 (2) 平滑用リアクトルは直流電源に接続された1
    次コイルとこの1次コイルに電磁結合された2
    次コイルとを備え、方向性スイツチは上記2次
    コイルに接続されたことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載の電源装置。 (3) 方向性スイツチはサイリスタであることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項又は第
    2項に記載の電源装置。 (4) 負荷は、パルス巾及びパルス間隔が変化する
    電力を供給されるものであることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3項の
    いずれかに記載の電源装置。
JP18853185U 1985-12-05 1985-12-05 Expired JPS6339767Y2 (ja)

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JPS61160514U JPS61160514U (ja) 1986-10-04
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