JPS633225B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS633225B2 JPS633225B2 JP55026002A JP2600280A JPS633225B2 JP S633225 B2 JPS633225 B2 JP S633225B2 JP 55026002 A JP55026002 A JP 55026002A JP 2600280 A JP2600280 A JP 2600280A JP S633225 B2 JPS633225 B2 JP S633225B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- tank
- circulation
- water supply
- heat collector
- Prior art date
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 188
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は少ない揚程で水を汲み上げて水位差で
循環させる強制循環式太陽熱ヒータに関し、集熱
器１と、貯湯タンク２と、集熱器１より上方に位
置する給水タンク３と、給水タンク３より上方に
位置する上方開口の循環用タンク４とを、集熱器
１、貯湯タンク２、給水タンク３、循環用タンク
４の順に位置するように循環回路５に設け、給水
タンク３では給水タンク３より下方に連出した連
出管１２を循環回路５に連通せしめ、集熱器１の
下部と循環用タンク４とを連通せしめると共に集
熱器１の上部と貯湯タンク２とを連通せしめ、循
環回路５の連出管１２と交差する位置と循環用タ
ンク４との間の循環回路５に給水タンク３の水面
h1と略同じレベルで送水ポンプ６を配置して成る
ことを特徴とする強制循環式太陽熱ヒータに係る
ものである。
循環させる強制循環式太陽熱ヒータに関し、集熱
器１と、貯湯タンク２と、集熱器１より上方に位
置する給水タンク３と、給水タンク３より上方に
位置する上方開口の循環用タンク４とを、集熱器
１、貯湯タンク２、給水タンク３、循環用タンク
４の順に位置するように循環回路５に設け、給水
タンク３では給水タンク３より下方に連出した連
出管１２を循環回路５に連通せしめ、集熱器１の
下部と循環用タンク４とを連通せしめると共に集
熱器１の上部と貯湯タンク２とを連通せしめ、循
環回路５の連出管１２と交差する位置と循環用タ
ンク４との間の循環回路５に給水タンク３の水面
h1と略同じレベルで送水ポンプ６を配置して成る
ことを特徴とする強制循環式太陽熱ヒータに係る
ものである。
一般に集熱に必要なエネルギーが最も少ない方
式は自然循環式であるが、次の欠点がある。
式は自然循環式であるが、次の欠点がある。
１ 集熱効率を高めるには集熱面積及び貯湯タン
クを大きくしなければならないが、総重量が増
し、強度面で設置上の制限が多い。
クを大きくしなければならないが、総重量が増
し、強度面で設置上の制限が多い。
２ 集熱器の集熱板（コレクター）内の循環速度
が遅いので集熱板の温度が高くなり集熱効率が
悪い。
が遅いので集熱板の温度が高くなり集熱効率が
悪い。
また第１図に示すように屋根や屋上に設置した
集熱器１′と地上に設置した貯湯タンク２′とを循
環回路５′にて連通せしめ、地上に設置した送水
ポンプ６′にて循環回路５′の水を強制循環させて
いたが、下記の欠点がある。
集熱器１′と地上に設置した貯湯タンク２′とを循
環回路５′にて連通せしめ、地上に設置した送水
ポンプ６′にて循環回路５′の水を強制循環させて
いたが、下記の欠点がある。
１ 揚程が高いので循環用の動力（エネルギー）
費が多く必要である。つまりエネルギー＝Ｗ、
循環量＝Ｑ、揚程＝ＨとすればＷ＝Ｑ×Ｈとな
る。ただしＨは通常４〜６ｍである。
費が多く必要である。つまりエネルギー＝Ｗ、
循環量＝Ｑ、揚程＝ＨとすればＷ＝Ｑ×Ｈとな
る。ただしＨは通常４〜６ｍである。
２ 送水ポンプの揚程能力で集熱器１′の設置高
さ、器数に制限がある。
さ、器数に制限がある。
この強制循環式の問題を解決するため本件特許
出願人は実開昭54−65038号公報に示されるもの
を提案した。かかるものは第２図に示すように集
熱器１″と、貯湯タンク２″と、集熱器１″より上
方に位置する循環用タンク４″とを、集熱器１″、
貯湯タンク２″、循環用タンク４″の順に位置する
ように循環回路５″に設け、循環用タンク４″と同
じ高さの給水タンク３″から下方に連出した連出
管１２″を循環回路５″の集熱器１″と貯湯タンク
２″との間に連通させ、集熱器１″の下部と貯湯タ
ンク２″とを連通せしめると共に集熱器１″の上部
と循環用タンク４″とを連通せしめ、循環用タン
ク４″内にｈの水位揚水して循環回路５″の水を循
環させる送水ポンプ６″を配置して形成されてい
た。そして給水タンク３″より送水すると空気抜
き管１３から空気が抜けて集熱器１″、貯湯タン
ク２″、循環回路５″に水が供給されて循環用タン
ク４″に給水タンク３″と同じ水位になるまで水が
供給される。この状態で送水ポンプ６″を駆動す
ると、循環用タンク４″内の水はｈの揚程だけ上
げられて循環回路５″に送られ、ｈの水位差で循
環回路５″の水が循環する。つまり、送水ポンプ
６″で送られた水はｈの水位差にて徐々に下降し
て貯湯タンク２″に送られ、貯湯タンク２″から出
て循環回路５″を上昇する水が集熱器１″に送ら
れ、集熱器１″から出た水が循環用タンク４″に入
るように循環する。この循環にて集熱器１″で加
熱された水が貯湯タンク２″に溜められる。かか
る従来例であつては連通管の原理にて循環用タン
ク４″の水位が給水タンク３″の水位と同じになる
ので、送水ポンプ６″で上げる揚程がｈと低いも
のでも強制循環できて循環用の動力費を少なくで
きる等の第１図に示す従来例の欠点を解決できる
が、次の問題点がある。つまり集熱器１″で加熱
された高温の湯が一旦循環用タンク４″に溜めら
れ、これを送水ポンプ６″にて送水するので、高
温の湯が循環用タンク４″に一定時間停滞してこ
の間に外気温との温度差（高温の湯になる程外気
温との温度差が大きい）にて放熱してせつかく加
熱された高温の湯の温度が低下するという問題が
あり、しかも送水ポンプ６″を通過するときも熱
を奪われて放熱するという問題があり、このこと
により集熱効率が落ちるという問題がある。また
高温の湯（夏場は70〜90℃）が送水ポンプ６を通
過するので送水ポンプ６″が熱の影響を受けて劣
化しやすい（ポンプのシール部等が劣化しやす
い）という問題があつた。
出願人は実開昭54−65038号公報に示されるもの
を提案した。かかるものは第２図に示すように集
熱器１″と、貯湯タンク２″と、集熱器１″より上
方に位置する循環用タンク４″とを、集熱器１″、
貯湯タンク２″、循環用タンク４″の順に位置する
ように循環回路５″に設け、循環用タンク４″と同
じ高さの給水タンク３″から下方に連出した連出
管１２″を循環回路５″の集熱器１″と貯湯タンク
２″との間に連通させ、集熱器１″の下部と貯湯タ
ンク２″とを連通せしめると共に集熱器１″の上部
と循環用タンク４″とを連通せしめ、循環用タン
ク４″内にｈの水位揚水して循環回路５″の水を循
環させる送水ポンプ６″を配置して形成されてい
た。そして給水タンク３″より送水すると空気抜
き管１３から空気が抜けて集熱器１″、貯湯タン
ク２″、循環回路５″に水が供給されて循環用タン
ク４″に給水タンク３″と同じ水位になるまで水が
供給される。この状態で送水ポンプ６″を駆動す
ると、循環用タンク４″内の水はｈの揚程だけ上
げられて循環回路５″に送られ、ｈの水位差で循
環回路５″の水が循環する。つまり、送水ポンプ
６″で送られた水はｈの水位差にて徐々に下降し
て貯湯タンク２″に送られ、貯湯タンク２″から出
て循環回路５″を上昇する水が集熱器１″に送ら
れ、集熱器１″から出た水が循環用タンク４″に入
るように循環する。この循環にて集熱器１″で加
熱された水が貯湯タンク２″に溜められる。かか
る従来例であつては連通管の原理にて循環用タン
ク４″の水位が給水タンク３″の水位と同じになる
ので、送水ポンプ６″で上げる揚程がｈと低いも
のでも強制循環できて循環用の動力費を少なくで
きる等の第１図に示す従来例の欠点を解決できる
が、次の問題点がある。つまり集熱器１″で加熱
された高温の湯が一旦循環用タンク４″に溜めら
れ、これを送水ポンプ６″にて送水するので、高
温の湯が循環用タンク４″に一定時間停滞してこ
の間に外気温との温度差（高温の湯になる程外気
温との温度差が大きい）にて放熱してせつかく加
熱された高温の湯の温度が低下するという問題が
あり、しかも送水ポンプ６″を通過するときも熱
を奪われて放熱するという問題があり、このこと
により集熱効率が落ちるという問題がある。また
高温の湯（夏場は70〜90℃）が送水ポンプ６を通
過するので送水ポンプ６″が熱の影響を受けて劣
化しやすい（ポンプのシール部等が劣化しやす
い）という問題があつた。
本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本発明の目的とするところは送水ポンプによ
る揚程を少なくして少ない動力で強制循環させる
ことができるのは勿論、循環用タンクでの放熱が
少なくて集熱効率が向上すると共にポンプの劣化
も少ない強制循環式太陽熱ヒータを提供するにあ
る。
て、本発明の目的とするところは送水ポンプによ
る揚程を少なくして少ない動力で強制循環させる
ことができるのは勿論、循環用タンクでの放熱が
少なくて集熱効率が向上すると共にポンプの劣化
も少ない強制循環式太陽熱ヒータを提供するにあ
る。
以下本発明を実施例により詳述する。１は集熱
板（コレクター）７のある集熱器、２は貯湯タン
ク、３は集熱器１より上方に位置する給水タン
ク、４は給水タンク３より上方に位置する上方開
口の循環用タンクであつて、集熱器１、貯湯タン
ク２、給水タンク３及び循環用タンク４を順に循
環回路５に設けてある。給水タンク３では給水タ
ンク３の下部から下方に連出管１２を連出してあ
つて、連出管１２を循環回路５に連通させてあ
る。集熱器１の下部と循環用タンク４とを連通さ
せてあり、集熱器１の上部と貯湯タンク４とを連
通させてある。給水タンク２には給水管８を連結
してあつて、給水管８の出口部にはボールタツプ
弁９を設けてある。循環回路５の循環用タンク４
と給水タンク３の連出管１２の交差部との間には
給水タンク３の水面h1と略同一レベルになるよう
に送水ポンプ６を配設してある。貯湯タンク２に
は給湯管１０を連結してある。ここでWLは水面
である。
板（コレクター）７のある集熱器、２は貯湯タン
ク、３は集熱器１より上方に位置する給水タン
ク、４は給水タンク３より上方に位置する上方開
口の循環用タンクであつて、集熱器１、貯湯タン
ク２、給水タンク３及び循環用タンク４を順に循
環回路５に設けてある。給水タンク３では給水タ
ンク３の下部から下方に連出管１２を連出してあ
つて、連出管１２を循環回路５に連通させてあ
る。集熱器１の下部と循環用タンク４とを連通さ
せてあり、集熱器１の上部と貯湯タンク４とを連
通させてある。給水タンク２には給水管８を連結
してあつて、給水管８の出口部にはボールタツプ
弁９を設けてある。循環回路５の循環用タンク４
と給水タンク３の連出管１２の交差部との間には
給水タンク３の水面h1と略同一レベルになるよう
に送水ポンプ６を配設してある。貯湯タンク２に
は給湯管１０を連結してある。ここでWLは水面
である。
次に上述の強制循環式太陽熱ヒータの動作を説
明する。給水管８よりボールタツプ弁９を介して
給水タンク３内に水が送られると、貯湯タンク２
及び集熱器１に送られ給水タンク３の水面がh1の
高さになつたときボールタツプ弁９が閉じられ満
水状態になる。給水タンク３から水が供給された
とき循環用タンク４から空気が抜けて貯湯タンク
２内及び集熱器１に水が充満すると共に循環回路
５の循環用タンク４と集熱器１との間の管路でも
連通管の原理にてh1の水位まで水が上がる。次に
送水ポンプ６を運転すれば、送水ポンプ６にて循
環用タンク４に揚水される。このとき循環用タン
ク４の水位がh2の高さになるまで給水タンク３よ
り補給される。循環用タンク４内に揚水された水
は給水タンク３内の水面の高さh1と循環用タンク
４の水面の高さh2との間に生じた水位差Ｈ（h2−
h1）により循環用タンク４と集熱器１との間の循
環回路５に送られ、集熱器１に送られて集熱器１
にて集熱され、集熱されて加熱された水は貯湯タ
ンク２の上部に送られ、貯湯タンク２の下部の低
温の水が押し上げられて送水ポンプ６に送られ
る。このとき給湯管１０から給湯せず給水タンク
２から給水されなくなつて給水タンク２の水面の
高さh1が安定すれば、貯湯タンク２から押し上げ
られる水を送水ポンプ６が循環用タンク４に汲み
上げ、上記の動作を繰り返して加熱された湯が貯
湯タンク２内に溜められる。この際送水ポンプ６
で循環用タンク４まで水を汲み上げて水位差Ｈで
集熱器１、貯湯タンク２及び循環回路５に循環さ
せるので、送水ポンプ６により水を循環させるエ
ネルギーＷはＷ＝Ｑ×Ｈである。ただしＨは0.05
〜0.15ｍである。従つて従来に比べて遥かに小さ
いエネルギーで循環させることができる（この時
循環用タンク４がないと、送水ポンプ６にて循環
回路５、集熱器１等の抵抗に抗して送水して循環
させることになり、送水ポンプ６にかかる負荷が
大きくなり、循環用タンク４まで水を汲み上げる
だけのものより大きなエネルギーを要する）。給
湯管１０より給湯すると、給湯した分だけ給水タ
ンク３から水が補給される。また給水タンク３の
連出管１２が循環回路５に連通しているので、給
湯管１０から給湯しないとき給湯タンク２から送
水ポンプ６に連通管の原理で上がる水は給水タン
ク３を通らなくて給水タンク３内の水温の低い水
と混じらない。
明する。給水管８よりボールタツプ弁９を介して
給水タンク３内に水が送られると、貯湯タンク２
及び集熱器１に送られ給水タンク３の水面がh1の
高さになつたときボールタツプ弁９が閉じられ満
水状態になる。給水タンク３から水が供給された
とき循環用タンク４から空気が抜けて貯湯タンク
２内及び集熱器１に水が充満すると共に循環回路
５の循環用タンク４と集熱器１との間の管路でも
連通管の原理にてh1の水位まで水が上がる。次に
送水ポンプ６を運転すれば、送水ポンプ６にて循
環用タンク４に揚水される。このとき循環用タン
ク４の水位がh2の高さになるまで給水タンク３よ
り補給される。循環用タンク４内に揚水された水
は給水タンク３内の水面の高さh1と循環用タンク
４の水面の高さh2との間に生じた水位差Ｈ（h2−
h1）により循環用タンク４と集熱器１との間の循
環回路５に送られ、集熱器１に送られて集熱器１
にて集熱され、集熱されて加熱された水は貯湯タ
ンク２の上部に送られ、貯湯タンク２の下部の低
温の水が押し上げられて送水ポンプ６に送られ
る。このとき給湯管１０から給湯せず給水タンク
２から給水されなくなつて給水タンク２の水面の
高さh1が安定すれば、貯湯タンク２から押し上げ
られる水を送水ポンプ６が循環用タンク４に汲み
上げ、上記の動作を繰り返して加熱された湯が貯
湯タンク２内に溜められる。この際送水ポンプ６
で循環用タンク４まで水を汲み上げて水位差Ｈで
集熱器１、貯湯タンク２及び循環回路５に循環さ
せるので、送水ポンプ６により水を循環させるエ
ネルギーＷはＷ＝Ｑ×Ｈである。ただしＨは0.05
〜0.15ｍである。従つて従来に比べて遥かに小さ
いエネルギーで循環させることができる（この時
循環用タンク４がないと、送水ポンプ６にて循環
回路５、集熱器１等の抵抗に抗して送水して循環
させることになり、送水ポンプ６にかかる負荷が
大きくなり、循環用タンク４まで水を汲み上げる
だけのものより大きなエネルギーを要する）。給
湯管１０より給湯すると、給湯した分だけ給水タ
ンク３から水が補給される。また給水タンク３の
連出管１２が循環回路５に連通しているので、給
湯管１０から給湯しないとき給湯タンク２から送
水ポンプ６に連通管の原理で上がる水は給水タン
ク３を通らなくて給水タンク３内の水温の低い水
と混じらない。
本発明は叙述の如く構成されているので、連通
管の原理で循環回路内の水の水位を給水タンクの
水面と同じにし、送水ポンプにて循環用タンクに
水を揚水するだけで循環用タンクから水位差で水
を送つて集熱器、貯湯タンク、送水ポンプ、循環
用タンクの順に循環回路にて循環させることがで
きるものであつて、送水ポンプで上げる水の揚程
が少なくても循環できて循環に要するエネルギー
を大巾に節約できるのは勿論、給湯タンクから送
水ポンプに押し上げられた温度の低い水を循環用
タンクに揚水して循環用タンクから集熱器に送
り、集熱器から高温の湯を直接貯湯タンクに送る
ので、従来のように集熱器で加熱された高温の湯
が循環用タンクや送水ポンプを通らなくて貯湯タ
ンクからの比較的温度の低い水が送水ポンプや循
環用タンクを通過するのでこの部分での放熱が少
なくて集熱効率が向上するものであり、しかも送
水ポンプに比較的温度の低い水が通るので送水ポ
ンプに与える熱的影響も少なくて送水ポンプの劣
化を防止できるものであり、さらに循環用タンク
が最も高い位置に位置すると共に上方を開口して
いるので、循環用タンクが空気抜き管の作用もし
て別途空気抜き管を要しないものである。
管の原理で循環回路内の水の水位を給水タンクの
水面と同じにし、送水ポンプにて循環用タンクに
水を揚水するだけで循環用タンクから水位差で水
を送つて集熱器、貯湯タンク、送水ポンプ、循環
用タンクの順に循環回路にて循環させることがで
きるものであつて、送水ポンプで上げる水の揚程
が少なくても循環できて循環に要するエネルギー
を大巾に節約できるのは勿論、給湯タンクから送
水ポンプに押し上げられた温度の低い水を循環用
タンクに揚水して循環用タンクから集熱器に送
り、集熱器から高温の湯を直接貯湯タンクに送る
ので、従来のように集熱器で加熱された高温の湯
が循環用タンクや送水ポンプを通らなくて貯湯タ
ンクからの比較的温度の低い水が送水ポンプや循
環用タンクを通過するのでこの部分での放熱が少
なくて集熱効率が向上するものであり、しかも送
水ポンプに比較的温度の低い水が通るので送水ポ
ンプに与える熱的影響も少なくて送水ポンプの劣
化を防止できるものであり、さらに循環用タンク
が最も高い位置に位置すると共に上方を開口して
いるので、循環用タンクが空気抜き管の作用もし
て別途空気抜き管を要しないものである。
第１図は一従来例の概略回路図、第２図は他の
従来例の概略回路図、第３図は本発明の一実施例
の回路図であつて、１は集熱器、２は貯湯タン
ク、３は給水タンク、４は循環用タンク、５は循
環回路、６は送水ポンプ、１２は連出管である。
従来例の概略回路図、第３図は本発明の一実施例
の回路図であつて、１は集熱器、２は貯湯タン
ク、３は給水タンク、４は循環用タンク、５は循
環回路、６は送水ポンプ、１２は連出管である。
Claims (1)
- １ 集熱器と、貯湯タンクと、集熱器より上方に
位置する給水タンクと、給水タンクより上方に位
置する上方開口の循環用タンクとを、集熱器、貯
湯タンク、給水タンク、循環用タンクの順に位置
するように循環回路に設け、給水タンクでは給水
タンクより下方に連出した連出管を循環回路に連
通せしめ、集熱器の下部と循環用タンクとを連通
せしめると共に集熱器の上部と貯湯タンクとを連
通せしめ、循環回路の連出管と交差する位置と循
環用タンクとの間の循環回路に給水タンクの水面
と略同じレベルで送水ポンプを配置して成ること
を特徴とする強制循環式太陽熱ヒータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2600280A JPS56121955A (en) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | Forced circulation type solar heat heater |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2600280A JPS56121955A (en) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | Forced circulation type solar heat heater |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56121955A JPS56121955A (en) | 1981-09-25 |
| JPS633225B2 true JPS633225B2 (ja) | 1988-01-22 |
Family
ID=12181494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2600280A Granted JPS56121955A (en) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | Forced circulation type solar heat heater |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56121955A (ja) |
-
1980
- 1980-02-29 JP JP2600280A patent/JPS56121955A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56121955A (en) | 1981-09-25 |
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