JPS6331610A - 電動歯ブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は電動歯ブラシ、特に本体ケーシング内に収納し
た練歯磨入りの容器から歯ブラシ体のブラシ部に練歯磨
を供給する電動歯ブラシに関するものである。

〔背景技術〕

従来、モータと、前記モータの回転出力を駆動軸に変換
伝達する伝達手段と、前記モータ、駆動軸及び伝達手段
を収納するとともに駆動軸先端を外部に突出せしめた本
体ケーシングと、長尺状のブラシ基台先端に毛を植毛し
てなるブラシ部を有し、前記ブラシ基台後端を駆動軸に
着脱自在に装着する歯ブラシ体とを備えた電動歯ブラシ
が提供されている。これらは歯磨の際に電動歯ブラシと
は別体の練歯磨入りのチューブから歯ブラン体のブラシ
部に練歯磨をつける為、電動歯ブラシを一方の手に持ち
ながら、他方の手に持ったチューブの蓋を開閉すること
となるので、煩わしく、特に電動歯ブラシの場合はモー
タや伝達手段を本体ケ−シング内に収納していることか
ら本体ケーシングの径が太い為に、上記のような動作が
しづらく、誤って電動歯ブラシを落として破損させてし
まうといったことがあった。

〔発明の目的〕

本発明は上記の点に鑑みて成したものであって、その目
的とするところは、歯ブラシのブラシ部に練歯磨をつけ
るのに煩わしい動作が必要なく、よって誤って電動歯ブ
ラシを落として破損させてしまうといったことのない電
動歯ブラシを提供することにある。

〔発明の開示〕

以下、第１図及び第２図に基づいて本発明の詳細な説明
する。

筒状の本体ケーシング１内には、第１図に示すように電
池３と、モータ４と、前記モータ４の回軸出力を駆動軸
７に変換伝達する伝達手段１０とが収納されており、電
池３とモータ４とが本体ケーシングｌｒ１側面に配設さ
れたスイッチ１５を介して電気的に接続されている。前
記駆動軸７は本体ケーシング１内に固定された軸受１７
．１８にて軸支されている。前記伝達手段１０は、モー
タ４の出力軸に固定されたピニオン５と噛み合う駆動ギ
ア６と、この駆動ギア６に突設した駆動ピン９と、駆動
ピン９が係合する長孔を有して駆動軸７に固定された揺
、動レバー８とで構成されている。前記モータ４の回転
により所定の減速比で駆動ギア６が駆動され、駆動ギア
６に突設された駆動ピン９と揺動レバー８との係合によ
り揺動レバー９は所定の角度で駆動軸７の周りを揺動運
動するため、駆動軸７は所定の角度で揺動運動を行なう
。前記駆動軸７の先端は本体ケーシング１の上面より突
出しており、この突出した部分にゴム等の弾性体で形成
された防水キャンプ２が挿通されている。前記防水キャ
ップ２は、下端周縁に形成された鍔部が本体ケーシング
１上端部に嵌合固定された蓋体１２と本体ケーシング１
上面との間に挟持されて固定されている。歯ブラシ体２
１は、合成樹脂で形成された長尺状のブラシ基台２２の
先端に毛２３を複数本植毛してなるブラシ部２４を有し
て、ブラシ基台２２の後端が本体ケーシングｌより突出
した駆動軸７の先端に・着脱自在に装着されている。前
記駆動軸７は金属製の中空の管体で構成されており、ま
た歯ブラシ体２１のブラシ基台２２の内部には長手方向
に通路２５が形成され、この通路２５はブラシ基台２２
後端面及びブラシ部２４において開口して、ブラシ基台
２２後端面とブラシ部２４とを連通せしめている。

前記通路２５のブラシ部２４における開口部は、複数個
の孔よりなっている０本体ケーシング１内に電池３及び
モータ４に並設して空間部が形成されており、この空間
部にて練歯磨１９を充填した容器１３を収納する収納部
１１が構成されている。前記容器１３は先端部が開口し
た有底の円筒状で、先端の開口部１５に突部１４が突設
されている。前記駆動軸７の後端には、ゴム等の弾性体
でできた管状の連結部材１６の一端が取り付けられてい
る。前記連結部材１６の他端には肉厚のフランジ部１６
ａが形成され、このフランジ部１６ａが本体ケーシング
１内に固定されている。前記収納部１１に収納された容
器１３は、その先端に突設された突部１４が前記連結部
材１６のフランジ部１６ａに圧入固定されて収納部１１
内に保持されている。前記容器１３の内部中央に容器１
３後端面より突出するとともに、回動自在に支持された
送りねじ３１が配設されており、容器１３後端面より外
部に突出した部分にはピニオン３４が形成されている。

前記送りねじ３１と螺合するねじ部を中央部に形成した
円板状の押出し部材３２が、容器１３内周面に軸方向に
突設されたキー３３にて回転止めされるとともに、その
周側部を容器１３の内周面に０リング等でシールさせた
状態で容器１３内に配設されている。前記本体ケーシン
グ１の後端部には底蓋２０が着脱自在に嵌合固定され、
底Ｍ２０の底壁内面に突設されたボス３７にて軸支され
た軸３６の先端にギア３５が固定されている。前記ギア
３５は、底蓋２０を本体ケーシング１下端部に嵌合させ
た状態で本体ケーシング１下端面と底蓋２０上端面との
間に回動可能に挟持されるとともに、その周側部の一部
が本体ケーシング１の周側面より外部に突出されており
、更に送りねじ３１下端のピニオン３４と噛合わされて
いる。前記送りねじ３１と、押出し部材３２と、ビニオ
ン３４と、ギア３５とによって、容２Ｓ１３内の練歯磨
１９を駆動軸７内及び歯ブラシ体２１のブラシ基台２２
内通路２５を介してブラシ部２４に押し出し供給する供
給手段３０が構成されている。これによって、本体ケー
シング１の周側面より外部に突出したギア３５を指にて
回転させると、送りねじ３１が回転し、キー３３にて回
転止めされた押出し部材３２が容器１３の先端方向に移
動して容器１３内に収容された練歯磨１９を開口部１５
から外部に押し出し、この押し出された練歯磨１９は連
結部材１６内、駆動軸７内及び歯ブラシ２１のブラシ基
台２２内の通路２５を通ってブラシ部２５にて開口する
複数個の孔より噴出してブラシ部２４に供給される。こ
の後、スイッチ１５を１作してモータ４を動作せしめる
と、駆動軸７が揺動動作して歯ブラシ体２１が所定の角
度で揺動するので、ブラシ部２４を口中に含めば、歯を
磨くことができる。

本発明の他の実施例を第３図に基づいて説明する０本実
施例は、可塑性を有するビニル樹脂等でできたチューブ
からなる容器４３に練歯磨を充填した通常重版されてい
る歯磨材を使用可能としたものである。前記容器４３は
本体ケーシング１内に形成された収納部１１に収納され
ている。容器４３内のＷ歯磨を駆動軸内及び歯ブラン２
１のブラシ基台２２内の通路を介してブラシ部に押し出
し供給する供給手段５０が前記収納部１■内に配設され
ている。前記供給手段５０は、本体ケーシング１の周側
面に長手方向に形成された長孔４１に沿って、収納部１
１内を移動自在な押出し部材５２にて構成されている。

前記押出し部材５２には、本体ケーシング１の周側面上
に配置されたスライドｔ０５１が前記長孔４１内で摺動
自在な連結片５３にて連結されている。本体ケーシング
ｌの内側壁に突設されて、前記収納部ＩＬを構成するり
プ４５に、前記押出し部材５２に突設された突条５４が
摺動自在に係合して押出し部材５２の移動をガイドする
溝４６が形成されている。本体ケーシング１の底部に着
脱自在に嵌合固定された底蓋２０を外し、本体ケーシン
グｌの底部開口部より練歯磨を充填した容器４３を内部
に入れ、収納部１１に収納する。本体ケーシング１の内
側壁より突設されて収納部１１の側面を構成するリプ（
図示せず）と押出し部材５２との間に可塑性を有するチ
ューブからなる容器４３の端部を挟んだ状態で、スライ
ド釦５１を本体ケーシングｌの先端方向にスライドせし
めると、押出し部材５２にて容器４３が絞られ、容２Ｓ
４３内に充填された練歯磨が外部に押し出される。

この押し出された練歯磨は駆動軸内および歯ブラシ２１
のブラン基台２２内の通路を介してブラシ部に押出し供
給される。この他の構成は、前述の実施例と同様である
。

〔発明の効果〕

以上の如く、本発明はモータと、中空の管体からなる駆
動軸と、前記モータの回転出力を駆りｊ軸に変換伝達す
る伝達手段と、前記モータ及び伝達手段を収納するとと
もに駆動軸先端を外部ζこ突出せしめる本体ケーシング
と、長尺状のブラシ基台の先端に毛を植毛してなるブラ
シ部を有して、前記ブラシ基台の後端を駆動軸先端に着
脱自在に装着した歯ブラシ体と、前記歯ブラン体のブラ
シ基台の内部を長手方向に貫通してブラシ部及びブラシ
基台後端面にて開口する通路と、前記本体ケーシング内
に設けて練歯磨を充填した一端開口の容器を収納する収
納部と、前記収納部に収納した容器の開口部と駆動軸後
端とを連結する連結部材と、前記容器内の練歯磨を駆動
軸内部及び歯ブラシ体のブラン基台内通路を介してブラ
シ部に押し出し供給する供給手段とを備えているので、
供給手段を操作するだけで歯ブラシのブラシ部に練歯磨
が供給されて、従来のように電動歯ブラシとは別体の練
歯磨入りのチューブから歯ブラシに練歯磨をつける必要
がなく、容易にブラシ部に練歯磨を供給できるため、ブ
ラン部に練歯磨を付けるといった動作中に誤って電動歯
ブラシを落としてしまうといったことがないという効果
を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の側面断面図、第２図は同上の
正面図、第３図は同上の他の実施例の一部を切欠した斜
視図である。 １−本体ケーシング、４　モータ、７−駆！ＩＪ軸、１
０−一伝達手段、１１−収納部、１３．．１３−容器、
１５−開口部、１６−・連結部材、１９−練歯磨、２１
…歯プラ°　シ体、２２−　ブラシ基台、２３−毛、２
４・−・ブラシ部、２５−通路、３０．５０−・供給手
段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. モータと、中空の管体からなる駆動軸と、前記モータの
   回転出力を駆動軸に変換伝達する伝達手段と、前記モー
   タ及び伝達手段を収納するとともに駆動軸先端を外部に
   突出せしめる本体ケーシングと、長尺状のブラシ基台の
   先端に毛を植毛してなるブラシ部を有して、前記ブラシ
   基台の後端を駆動軸先端に着脱自在に装着した歯ブラシ
   体と、前記歯ブラシ体のブラシ基台の内部を長手方向に
   貫通してブラシ部及びブラシ基台後端面にて開口する通
   路と、前記本体ケーシング内に設けて練歯磨を充填した
   一端開口の容器を収納する収納部と、前記収納部に収納
   した容器の開口部と駆動軸後端とを連結する連結部材と
   、前記容器内の練歯磨を駆動軸内部及び歯ブラシ体のブ
   ラシ基台内通路を介してブラシ部に押し出し供給する供
   給手段とを備えたことを特徴とする電動歯ブラシ。