JPS63309290A

JPS63309290A - 遊戯具

Info

Publication number: JPS63309290A
Application number: JP14599987A
Authority: JP
Inventors: 肇本田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-06-11
Filing date: 1987-06-11
Publication date: 1988-12-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、トユ状の水路の中で、人が水流に押し流され
て遊ぶ遊戯具に関する。

〔従来の技術〕

従来は、すべり台の上部から水流を流し、人体が水流と
共にこのすべり台を滑り降りて、下端のプールの中に突
入するものがあったが、之は重力によりある高度から人
体を落下させるために、短時間で終了し、再び起点まで
登る必要があった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

すべり台の上から重力で、シュートの中の人体を水と共
に流下させる場合は、高さの制約をうけ、従って流下時
間も制約を受ける。之に代って水路をほぼ水平に保ち、
水路内の水を動力により押し流し、水路内の人体を水と
共に押し流せば、長い時間でも楽しませることが出来る
。

〔問題点を解決するための手段〕

内面が滑らかなトユ状の、浅く長い水路内の一箇所或は
複数箇所に於て、内壁面或いは底面から、はぼ進行方向
に向ってジェット噴流を噴出する噴出口を設け、ポンプ
、或はプロペラ等でジェット噴流を発生させて、噴出口
から水を噴出させる。

〔作　用〕

滑らかな内面を有するトユ状の水路内に、人体が足を前
方に伸して座り、水深を腰から胸のあたりに保つと、人
体は浮力のために、極めて僅かの力で、水流と共に移動
する。

水路の数箇所に於て、水路の底、或は側壁に設けた噴出
口から、はぼ流れの方向に向けてジェット噴出水を噴出
させると水路の中の人体は流れに乗って、移動する。

〔発明の効果〕

水路内に進行方向に向って斜にジェット噴出水を噴出す
る事により水路内の水金体を種々の速度で流す事が出来
、特に水路が閉回路を構成する場合、その所要動力は少
なくてすむ。ジェット噴出水の発生機構として、一般的
にポンプ或はプロペラが考えられるが、動力モーターの
回転数制御或はその配管経路に設けたバルブの制御によ
り水路内の水流の流速を変化させることも出来る。水路
が閉回路を構成する場合、水路内の人間は長い時間でも
浮遊を楽しむことが出来る。

又、屈曲したかなり長い水路でも、ジェット噴出機構を
増設することにより、適当な水流を発生させる事が出来
る。

〔実施例〕

第１図は本発明の水路の側面図の一例で、第２図は第１
図の側面図である。

水路（１）に適当な深さに水を入れると、人体（３）は
腰或は、胸の辺まで水に浸る。

底面から流れの方向に向って噴出口（２）からジェット
噴出水を噴射することにより、人体（３）は流れと共に
押し流される。肩まで水に浸ると人体（３）は殆ど浮遊
するために、水流に乗って流れる。子供等危険の予測さ
れる者に対しては胸部に救命具その他の浮き袋を着ける
事により、安全を保たせる事が出来る。

第３図は水路（１）が屈曲した長い閉回路を構成する例
で、人体（３）は矢印方向に水流に乗って流される。

水路の底に設けた吸水口（５）から吸込んだ水はポンプ
室（１１）内に設けたポンプ（４）により、ジェット噴
流となって噴出口（２）から、水流を矢印方向に送る様
に噴出する。

第４図は前記ポンプ室の一例を示す平面図、第５図は第
４図を流れの方向から見た側面図、第６図は第４図の正
面図を示す。

吸水室（８）は水路（１）の底に設けた小部屋であって
、その上面をすのこ（７）で覆ってあり、吸水室（８）
から吸水口（５）、吸水パイプ（９）を通って水はポン
プ（４）に入り、バルブ（６）を介して吐出パイプ（１
０）を通り吐出口（２）から斜に水路（１）の中に噴射
される。ポンプ室（１１）の上面にカバー　（１２）を
設けた状態を示す。

第７図は水路（１）の底が上昇部分（１３）を有する場
合の例を示し、上昇部分（１３）の手前に噴出口（２）
を設けて、水流と共に人体を押し流して越えさせる。

第８図は水路（１）の断面を示し、水路の底にすのこ（
７）を嵌めこみその下の吸水室（８）の側壁から吸水パ
イプ（９）で水をポンプ（４）に送る。

第９図は水路（１）の断面を示す他の一例で、側壁（１
６）　、　（１７）の一方の側壁（１６）の上面を少し
低くして水路（１）の水を溢れさせて貯水槽（１５）に
集め、吸水パイプ（９）からポンプ（４）に水を送る。

第１０図は水路（１）がプール（２４）に連結した場合
を示す。

第１１図、第１２図、第１３図はジェット噴出水を噴出
させる機構部が水路（１）の側壁（１６）に設けられた
場合を示し、第１１図は平面図、８１２図は正面図、第
１３図は第１２図を流れの方向から見た側面図を示す。

水路（１）の側壁（１６）に設けた吸水室（８）はすの
こ（７）を有し、吸水パイプ（９）をへて水をポンプ（
４）に送り、パルプ（６）、吐出パイプ（１０）を経て
噴出口（２）から水路（１）の中に噴出する。

第１４図、第１５図、第１６図はプロペラを用いてジェ
ット噴流を発生させる実施例で、第１４図はその平面図
、第１５図は正面図、第１６図は流れの方向から見た側
面図を示す。

水路（１）の側壁（１６）に、水路（１）側に開口し外
側の密閉されたケース（２１）を取付け、ケース（２１
）にモータ（１８）を固定し、モーター軸（１９）に゛
プロペラ（２０）を取付けて回転させる。水は開口部（
２２）から入りプロペラ（２０）により加速されて吐出
口（２３）から水路（１）内に噴出する水路は屈曲する
ものでもよいし、はぼ真円状で旋回するものでもよいし
、多少の上昇下降を含むものでもよい。水路（１）をほ
ぼ真円状に構成すれば水路（１）内の水を流路方向に送
る動力は極めて小さくてすむ。

ジェット噴射口の内、いくつかを流れと反対方向に噴出
する様に設け、流れにブレーキをかけることも出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の基本的な部分の説明図、第３
図は水路（１）の設置例、第４．５．６図はジェット噴
出水を噴出させる機構部分の一例、第７図は水路の一例
、第８図、第９図は水路（１）の水を吸水パイプ（９）
に取り入れる部分の例示図、第１０図はプール（２４）
と水路（１）を連結した例示図、第１１．１２．１３図
はポンプ（４）設置方法の別例示図、第１４．１５．１
６図はプロペラ（２０）によりジェット噴流を発生させ
る場合の例示図を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）すくなくとも底面が滑らかなトユ状の水路を有し
、前記水路壁面に、水路長さ方向に向う速度又は分速度
を持った、人体推進用ジェット噴出水を噴出させる噴出
口を設け且つ前記噴出口から前記ジェット噴出水を噴出
させる液体送り出し機構を有せしめた遊戯具。
（２）前記速度が水路部分の長さ方向の一方側に向いて
いる、特許請求の範囲第（１）項に記載の遊戯具。
（３）前記水路は上昇経路部分を有している特許請求の
範囲第（１）項に記載の遊戯具。
（４）その上昇経路部分は、前記ジェット噴出水を噴出
させる噴出口に近い下流位置にある特許請求の範囲第（
１）項に記載の遊戯具。
（５）前記水路はその経路途中に流体排出口を有してい
る特許請求の範囲第（１）項に記載の遊戯具。
（６）前記排出口は強制噴出機構に連っている、特許請
求の範囲第（１）項に記載の遊戯具。
（７）前記水路は、上昇経路部分と下降経路部分とを有
している特許請求の範囲第（１）項に記載の遊戯具。
（８）前記上昇経路部分は、之に在するジェット噴出水
を噴出させる噴出口よりも高い位置の水路底面に流体排
出口を有している特許請求の範囲第（１）項に記載の遊
戯具。
（９）前記水路はその壁面に透明体壁面部分を有してい
る特許請求の範囲第（１）項に記載の遊戯具。
（１０）前記水路はその壁面に、半透明体壁面部分を有
している特許請求の範囲第（１）項に記載の遊戯具。
（１１）前記水路が閉回路を構成する特許請求の範囲第
（１）項に記載の遊戯具。
（１２）前記水路の上縁部に、流体があふれ出る排出部
を有する特許請求の範囲第（１）項に記載の遊戯具。
（１３）流体を噴出させる機構が、圧力を脈動変化させ
る噴出機構である、特許請求の範囲第（１）項に記載の
遊戯具。
（１４）噴出させる機構が、圧力を断続して噴出させる
噴出機構である特許請求の範囲第（１）項に記載の遊戯
具。
（１５）噴出口の位置が水路の側壁面にある特許請求の
範囲第（１）項に記載の遊戯具。
（１６）噴出方向が噴出口のある水路部分の長さ方向の
下流方向よりも、斜下方に向いて噴出する口である特許
請求の範囲第（１）項に記載の遊戯具。
（１７）前記水路の両端がプールに開口している特許請
求の範囲第（１）項に記載の遊戯具。