JPS63300313A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JPS63300313A
JPS63300313A JP62133458A JP13345887A JPS63300313A JP S63300313 A JPS63300313 A JP S63300313A JP 62133458 A JP62133458 A JP 62133458A JP 13345887 A JP13345887 A JP 13345887A JP S63300313 A JPS63300313 A JP S63300313A
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Takao Takahashi
高橋 岳雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分計〕 この発明は、指あるいはペンなどにより押圧支持したパ
ネル板上の位置座標を検出し、計算機などへ出力する座
標入力装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来よりコンピュータ、情報端末機器等の座標入力装置
としてタッチ入力装置が増えつつある(例えば、日経エ
レクトロニクス、1984゜7.2号、p213参照)
。この座標入力装置の代表的な1つとして、入カバネル
板を押したときの座標値を3〜4個のパネル板支持体の
分力を四則演算して検出する分力検出形座標入力装置が
あり、米国特許第3657475号明細書、特公昭49
−34247号公報、特開昭57−501898号公報
、特開昭61−243520号公報などが提案されてい
る。これらの装置は構造の簡単さ、パネル板の選択の容
易さ、座標算出回路の回路の簡易さなどの優れた点を有
している。
これらの装置の4点で支持する場合の動作原理を説明す
ると、第9図は人力用のパネル板1を平面的に見た図で
あって、パネル板1は4つの支持点A、B、C,Dによ
って支持される。第9図において、支持点の間隔を2a
x2bとし、パネル板1上の座標軸X−Yをパネル板の
中央が原点(0,0)となるように定め、支持点をA(
−a、b)、B (a、b)、C(−a、−b)、D(
a、 −b)の4点とする。さらに、パネル板1上の点
P (X、Y)を力Fで押したときの支持点A、B、C
,Dの分力をそれぞれfa+fbrfe、fdとすると
、力学的釣合条件から次式が成り立つ。
F =f m + f b + f c + f aX
−F+af、−af、、+afe−af、1 =OY−
F−bf、−bfb +bfc+bfd =0・・・・
・・・・・・・・ (1) 第 (1)式より、押圧点p (x、y)の座標値は次
式により求めることができる。
・・・・・・・・・・・・ (2) 第 (2)式のように、分力検出形座標人力装置では、
パネル板を押す力Fに対する支持分力を検出することに
より、押圧点p (x、y)の座標値をこれら支持分力
の四則演算によって求めることができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の分力検出後座標入力装置においては、座標算出を
第 (2)式を用いて行うため、パネル板1と4つの支
持体とを連結した構成とし、パネル板1が押されたとき
には4つの支持体に取り付けられた力検出器、全部から
出力が得られるようにする必要がある。しかしながら、
支持体に弾性体が使用されるため、各支持体は押圧力に
対する支持分力に応じて弾性変形し、パネル板は傾斜す
る。
このためパネル板1側の支持点の間隔が長くなるため、
パネル板1と支持体との連結部分に不用の力が作用し、
パネル板1の押圧動作に伴う運動が拘束されたり、支持
に余分の力が作用して正しく支持分力が検出されなかっ
たりして、座標検出が正確にできない問題点があった。
あるいは、このパネル板1と支持体との連結部分に作用
する不用の力を除去するために、パネル板1.支持体あ
るいは連結部分の構成が複雑化するといった問題点があ
った。
また、パネル板1を4つの支持体の上に載置しただけの
構成では、押圧座標によってはパネル板1がいずれかの
支持体より浮き上ってしまい、支持分力がOとなり、第
 (2)式だけの座標算出では大きな誤差を生ずるとい
った問題があった。
この発明の目的は、上記の問題点を解決するためになさ
れたものであり、構成が簡単で、しかも人力精度の優れ
た座標入力装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明にかかる座標人力装置は、座標入力を行う面を
構成するパネル板と、このパネル板を4点で載置し支持
する4つの支持体と、この支持体に加わる力をそれぞれ
検出する力検出器とを有し、さらにパネル板上の1点に
力を加えたときに、この力の加えられた点の位置座標を
、パネル板が4つの支持体で支持される場合と4つの支
持体の中の3つの支持体で支持される場合とで座標算出
式を自動的に切り換えて、力検出器の出力信号によって
座標算出する座標算出用回路とで構成される。
〔作用) この発明においては、パネル板が4つの支持体で支持さ
れる場合と、3つの支持体で支持される場合とで切換え
手段により切換えを行い、この切換えに応じて座標算出
用回路が座標の算出を行う。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例を説明する図であって、1
は座標入力を行う面となるパネル板、2.3.4.5は
前記パネル板1を4隅部分で載置する支持体、6.7,
8.9は前記支持体2゜3.4.5にそれぞれ取付けら
れた力検出器、10は前記支持体2.3.4.5が取り
付けられたベース、11は前記力検出器6.7.8.9
の出力が接続された座標算出用回路である。この実施例
では、パネル板1上の1点を指あるいはペン等で押した
ときの押圧点の座標値を、支持体2゜3.4.5に生ず
る支持分力を力検出器6,7゜8.9でそれぞれ検出し
、この出力信号によって座標算出用回路11で算出して
出力端子12より出力信号として得るものである。
ここで、まずこの実施例におけるパネル板1と支持体2
,3.4.5の動作について説明する。
第1図において、支持体2,3.4.5の間隔を2aX
2bとし、パネル板1上の座標軸X−Yをパネル板1の
中央が原点0となるように定めると(第9図参照)、支
持点は支持体2.3.4゜5に対応してA (−a、b
)、B (a、b)、C(−a、−b)、D (a、−
b)の4点となる。
パネル板1上の点P (X、Y)を力Fで押したとき、
各支持点がそれぞれ変位Δa、Δb、ΔC9Δdだけ弾
性変形(下向きを正とする)したとすると、各変位は次
式のように表わせる。
・・・・・・・・・・・・ (3) ただし、hoはパネル板1の中央(0,0)での変位で
ある。
そこで、パネル板1が各支持体2,3.4.5より浮き
上がる条件は、h0≧0であるから、例えば支持点Aで
はΔa<0、すなわち となる。他の支持点B、C,Dについても同様に求めら
れ、これをまとめて第2図に示す。第2図において、パ
ネル板1の斜線部分が上述の条件を満足する領域であり
、斜線部分を押すと、その対角線上にある支持点でパネ
ル板1が支持体より浮き上がり、パネル板1は残りの3
つの支持体による3点支持となる。もちろん、第2図の
斜線部分に囲まれたパネル板1の中央部分の領域を押し
た場合には支持体2.3.4.5による4点支持となる
次に、パネル板1の自重の影響について説明する。パネ
ル板1が4つの支持体の上に載置されたときには、セッ
テング誤差、さらには製作上の工作誤差等により、パネ
ル板1の自重は4つの支持体に均等に分散されることは
ほとんどない。そこで、パネル板1の自重Wに対する支
持体2,3゜4.5の支持分力をそれぞれW−、Wb 
、We 。
W、とすると、通常この支持分力に対する力検出器の出
力を回路もしくはソフト処理によってリセット(出力を
0とする)し、初期状態とする。そして、パネル板1上
を座標入力するために押圧して、支持条件が前述した4
点支持となる場合には、従来と同様に第 (2)式によ
って座標算出すればよい。一方、支持条件が前述した3
点支持となる場合には、次のように算出する必要がある
。すなわち、今、パネル板1が4つの支持体上に載置さ
れ、パネル板1の自重Wに対する各支持分力がリセット
された初期状態において、パネル板1上の1点p (x
、y)を力Fで押した結果、支持体4(支持点C)でパ
ネル板1が浮き上がる3点支持になったとする。このと
きの支持体2,3゜4.5に生ずる分力をf、′、fb
′、fd′とすると、力学的釣合条件は第3図のように
なり、押圧力Fとこの3の分力の他にパネル板1の自重
Wに対する支持体4の支持分力Wcと同じ大きさで方向
が逆の力が支持点Cに作用するような釣合条件となる。
したがって、第3図より、 F+Wc!f、’+fb’+fd’ XF+a f、’−a fb’−a f、1’−aWc
=OX F −b f −’  b f b’ + b
 f d’ −b W c = 0・・・・・・・・・
・・・ (4) が成り立ち、これより押圧座標P (X、Y)は次式で
求められる。
・・・・・・・・・・・・ (5) 第 (5)式より、3点支持となる場合には、押圧座標
値は3つの支持分力とパネル板1が浮き上がった支持点
のパネル板自重に対する支持分力との四則演算によって
算出される。なお、他の支持点において、パネル板1が
浮き上がっても、押圧座標値は第 (4)式と同様にし
て算出できることは明らかであるので省略する。
以上述べたように、第1図の実施例のようにパネル板1
を支持体2.3.4.5の上に載置しただけの構成では
、押圧座標値を算出−するのに、4点支持となる場合に
は第 (2)式で、3点支持となる場合には第 (5)
式により行えばよいことになる。これがこの発明の基本
的な考え方である。
次に、この実施例の各構成要素について順次詳細に説明
する。
パネル板1は、押圧したときに板目体のたわみが小さい
平板であればよく、目的、用途に応じて高分子材料、金
属材料等広く使用できる。また、ディスプレイと一体的
に組合せて透明タッチパネル等の透明な座標人力装置と
して使用する場合には、アクリル(PMMA :ポリメ
チルメタクリル酸樹脂)板、ガラス板などが好適である
また、第4図はパネル板1の横方向の保持構成の例を示
す平面図であって、力検出器6〜9等は省略しである。
図中100は固定片、101可動片、102は座標入力
操作に影響を及ぼさない程度に弾性率の小さいコイルば
ね等の弾性体である。第4図(a)図はパネル板1の4
辺をそれぞれ可動片101を介して弾性体102により
横方向に保持した例、第4図(b)はパネル板1の4隅
をそれぞれ弾性体102により保持した例、第4図(C
)はパネル板1の2辺を固定片100に当接させるよう
にパネル板1の残った2辺より可動片101を介して弾
性体102により予圧を与えて保持した例である。第4
図に示したようにパネル板1を横方向に保持することに
より押圧入力操作に影響を与えることなく、パネル板1
の横方向へのずれを防止することができる。
支持体2.3.4.5は充分機械的強度の高いベース1
oにしっかり固定され、しかもパネル板1を載置し、支
持する。そして、各支持体に一体的に取り付けられた力
検出器6.7.8.9によって、支持体に加わる支持分
力に応じた出力を得られる構成である。
第5図は支持体と力検出器の具体的な構成例を示す断面
図であって、200は頂部が円錐状となったプラスチッ
ク等の円柱体、201は円柱体200の案内片、202
は円柱体2oO9案内片201を取り付ける基板であり
、600は円柱体200の側面に貼付された歪ゲージで
ある。この構成では、円柱体200の円錐状の頂部でパ
ネル板1を載置・支持し、また、円柱体200に加わる
圧縮力による圧縮歪を歪ゲージ6oOによフて検出して
、支持体2(支持体3.4.’5も同様)に加わる支持
分力をそれに相当する出力電圧として検出する。
さらに、支持体2.3.4.5としては、第5図に示し
た構成と類似の特開昭61−292732号公報に開示
された構成、あるいは、片持ちばね、パンタグラフ状ば
ねと歪ゲージの組合せ構成1円柱体とその下に加圧導電
性ゴムを配設した構成など従来より知られた構成によっ
てもよい。
座標算出用回路11の構成の一例を第6図に示す。図中
、111は前記力検出器6.7.8.9の出力がそれぞ
れ接続された直流増幅器、112はアナログマルチプレ
クサ、113はA/Dコンバータ、114はCPU、1
15はパネル板自重に対する各支持分力に相当する信号
を記憶するメモリ、116は算出座標値の記憶、ワーキ
ング等に使用するメモリ、117a、117b、117
CはI10ボート、118は共通バスである。力検出器
6.7.8.9の出力はそれぞれ直流増幅器111を介
してアナログマルチプレクサ112に接続され、アナロ
グマルチプレクサ112の出力はA/Dコンバータ11
3を介してI10ボート117に接続される。また、メ
モリ115.メモリ116.アナログマルチプレクサ1
12とA/Dコンバータ113用のI10ボート117
b、出力用のI10ボート117cは共通バス118に
よってCPU114に接続、制御される構成である。ま
た、出力用のI10ボート117Cには出力端子12に
接続され、さらにそのまま、あるいはR5232C等の
インタフェースを介して外部の機器、計算機等に接続さ
れる。また、第7図に座標算出用回路11の動作のフロ
ーチャートの一例を示す。
そこで、第7図によってこの実施例の動作を説明する。
なお、 (1)〜 (15)は各ステップの番号を示す
まず、第7図の動作に入る前に、装置のセッテング時に
パネル板1の自重Wに対する各支持体2.3.4.5の
支持分力wII、Wb、wc。
Wdに相当する信号をメモリ115に記憶させておく。
メモリ115への記憶は不揮発性のものが好ましく、メ
モリ115としてはROMまたは磁気記録媒体あるいは
ディップスイッチなどがよい。
次に、動作について説明すると、最初に初期設定を行う
 (1)。初期設定には、動作プログラムの読み出し、
力検出器6,7.8.9の出力電圧のリセット(電圧を
0にセット)などが含まれる。
次いで、各力検出器6,7.8.9の出力電圧を直流増
幅器111によって増幅した後、CPU114の支持に
よるアナログマルチプレクサ112とA/Dコンバータ
113により順次ディジタル信号としてメモリ116に
記憶する((2)〜 (7))。
次に、このメモリ116内のデータ信号を用いて、各支
持分力の総和があらかじめ設定した閾値より大きいかど
うか判断する (8)。すなわち、パネル板1上の1点
p (x、y)を指、あるいはペン等で押圧すると、こ
の押圧位置と押圧力とに従って、各支持体2.3,4.
5には支持分力が発生するので、この座標入力のために
押圧されたか否かをここで判断する。したがって、例え
ばあらかじめ押圧に必要とされる支持分力の総和の最小
値を閾値として設定しておけば、検出された支持分力の
総和がこの閾値より大きければ座標入力があったものと
して次のステップに進む。他方、検出された支持分力の
総和がこの閾値より小さければ座標入力がなかったもの
としてステップ (2)に戻り、再度力検出器からの出
力信号の取込みを繰り返す。
次に、□支持分力に対応するメモリ116内の4つのデ
ータ信号が閾値以上であると、その4つのデータ信号の
中に「0」があるか否かを判断する(9)。すなわち、
4つのデータ信号の中に「0」があれば、そのデータに
対応する支持点でパネル板1は浮き上がっており、支持
条件は「3点支持」となっていることがわかる。他方、
4つのデータ信号の中に0がなければ、バネール板1は
4つの支持体に支持された「4点支持」の支持条件であ
ることになる。
次に、支持条件が「4点支持」である場合には、メモリ
116内の4つのデータ信号を用いて第 (2)式によ
り押圧点PのX、Y座標値を算出し、メモリ116に記
憶する (10)。一方、支持条件が「3点支持」であ
る場合には、データ信号(支持分力に相当)がOとなっ
ている支持体のパネル板自重に対する支持分力(wlI
、Wb、wc。
W、のどれか)に相当する信号をメモリ115より読み
出し (11) 、このデータ信号とメモリ116内の
「0」でない3つのデータ信号を用いて第(5)式によ
り押圧点PのX、Y座標値を算出してメモリ116に記
憶する (12)。ここで、あらかじめメモリ115に
記憶されているパネル板自重に対する各支持分力wII
、Wb、wc、Wdに相当するデータ信号は、ステップ
 (1)の初期設定のときに、メモリ115から読出し
メモリ116に記憶しておき、必要に応じてパネル板押
圧時の支持分力データ信号と一緒にメモリ116より読
出してもよい。
さらに、メモリ116に記憶された押圧点PのX、Y座
標値は必要に応じてI10ボート117Cより出力端子
12から他の機器、計算機等に出力される(  (13
) 、  (14) )。
このように、第7図に示した動作フローを周期的に繰り
返し行わせることにより、パネル板1への任意時間の押
圧入力に対して処理することができる。
ここで、パネル板1の自重Wに対する支持分力w、、W
b、wc、W、の検出方法について説明する。前述した
ように、最初の組立て時のように各支持体2.3,4.
5の無負荷時における各力検出器6.7.8.9の出力
電圧とパネル板1を各支持体の上に載置したときの各力
検出器6゜7.8.9の出力電圧とのそれぞれの差分を
検出し、これをディジタル信号としてメモリ115に記
憶させるのが第1番目の方法である。他の方法としては
、パネル板1を支持体2,3.4.5の上に載置し、各
力検出器6.7.8.9の出力電圧をリセットする。こ
の状態でまず既知の押圧力Fでパネル板1上の第2図で
4点支持となる領域(例えばパネル板中央(0,0))
を押圧シ、このときの力検出器6,7.8.9の出力電
圧の総和E4を求める。このとき、第 (1)式より、
E 4 ” F = f a + f b + f c
 + f aとなる。次いで、同じ押圧力Fでパネル板
1上の第2図で3点支持となる領域(第2図の斜線部分
)の1つ(例えば支持体4でパネル板1が浮き上がる)
を押圧し、このときの力検出器6.7゜8.9の出力電
圧の総和E3を求める。このとき、例えば第 (4)式
より、 E s cCF + W c ” f a’ + f 
b’ + O+ f d’となる。そして、総和E3と
総和E4との差分、すなわち、例えば E 、E 4 cc(F + W e )  F = 
W cより、浮き上がった支持体のパネル板自重に対す
る支持分力に相当するデータ信号を求めることができる
。同様にして他の3点支持となる領域を順次押圧し、そ
れぞれの総和E3と総和E4との差分をディジタル信号
としてメモリ115に記憶させるのが第2番目の方法で
ある。ここで押圧力Fとしては、ばね秤り、あるいは重
錘などを用いればよい。そして、長期間の使用によるパ
ネル板1のセツティングずれ等により、パネル板1の自
重に対する支持分力が変動する恐れがあるような場合に
は、適宜あるいは周期的に上述の第1番目、あるいは第
2番目の方法によりメモリ115の内容を更新してやれ
ばよい。
次に、この実施例による座標人力結果を第8図に従来方
式を用いた結果と対比して示す。第8図(a)は従来方
式を用いた結果であり、第8図(b)はこの実施例での
結果である。図では対称性を考慮してパネル板1の第1
象限(0≦X≦a、O≦Y≦bの範囲)についてのみ示
してあり、図中の破線イはパネル板1上の基準座標を示
し、実線口は基準座標を示す破線イの各格子点を同一の
押圧力で押したときの算出座標値を結んだものであり、
一点鎖線ハは支持条件が4点支持と3点支持とになる基
準座標の理論的境界線を示す。
第8図(a)では、3点支持の場合には浮き上がった支
持点の支持分力を0とおいて、パネル板全体を第 (2
)式を用いて座標算出しているので、3点支持となる領
域を押圧した場合に、算出座標が大きく誤差を生じてい
ることがわかる。これに対して、第8図(b)に示すこ
の実施例による4点支持の条件では第 (2)式を用い
、3点支持の条件では第 (5)式を用いてそれぞれ座
標算出した結果は、パネル板全体に渡ってほぼ基準座標
とよく対応しており、座標人力精度が高いことがわかる
〔発明の効果] 以上説明したように、この発明は、入力用のパネル板を
4つの支持体上に載置した構成とし、パネル板を押圧し
たときに4点支持と3点支持との支持条件を検出し、そ
の支持条件に合った座標算出式によって押圧した座標値
を検出するようにしているので、装置構成、特にパネル
板と支持体の構成を簡易化できるとともに座標入力精度
を高めることができる格別な利点がある。このため、パ
ネル板が汚れたり、損傷したりしたとき、パネル板を容
易に交換できたり、特に街頭などの不特定多数の利用に
おいても長期間に渡って高信頼度、並びに高精度を保持
できる利点がある。
そして、この発明はディジタイザ、タブレットとしての
利用の他、パネル板を透明にして表示装置と組み合わせ
た透明タッチパネルとしても好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の概略構成図、第2図はこの
発明の詳細な説明する図、第3図はこの発明の力学的状
態を説明する図、第4図はパネル板を保持する構成例を
示す図、第5図は支持体と力検出器を一体的に組合せた
構成例の断面図、第6図は座標算出用回路の構成例を示
すブロック図、第7図は動作フローの一例を示す図、第
8図はこの発明の座標入力結果の一例を従来装置の方法
を用いた結果と比較して示す図、第9図は従来装置の動
作原理を説明する図である。 図中、1はパネル板、2.3.4.5は支持体、6.7
.8.9は力検出器、10はベース、11は座標算出用
回路である。 第1図 第2図 第3図 第4図 第6図 第8図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)座標入力を行う面を構成するパネル板と、このパ
    ネル板を4点で載置し支持する4つの支持体と、この支
    持体に加わる力をそれぞれ検出する力検出器とを有し、
    さらに前記パネル板上の1点に力を加えたときに、この
    力の加えられた点の位置座標を、前記パネル板が前記4
    つの支持体で支持される場合と前記4つの支持体の中の
    3つの支持体で支持される場合とで座標算出式を自動的
    に切り換えて、前記力検出器の出力信号によって座標算
    出する座標算出用回路とを設けたことを特徴とする座標
    入力装置。
  2. (2)座標算出用回路は、前記パネル板が前記4つの支
    持体で支持される場合には前記力検出器の4つの出力信
    号によって座標算出し、前記パネル板が前記4つの支持
    体の中の3つの支持体で支持される場合には前記パネル
    板を支持する前記支持体の力検出器の3つの出力信号と
    前記パネル板を支持しない前記支持体の前記パネル板自
    重に対する支持分力に相当する信号とによって座標算出
    するように構成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第(1)項記載の座標入力装置。
JP62133458A 1987-05-30 1987-05-30 座標入力装置 Pending JPS63300313A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04116744U (ja) * 1991-01-22 1992-10-20 エヌ・ベー・フイリツプス・フルーイランペンフアブリケン 応力測定器及びそれを構成する触知スクリーン
WO2012049969A1 (ja) * 2010-10-15 2012-04-19 株式会社村田製作所 タッチ式入力装置およびその制御方法

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