JPS63293448A - 透光板材の識別型欠点検出装置 - Google Patents

透光板材の識別型欠点検出装置

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JPS63293448A
JPS63293448A JP62128089A JP12808987A JPS63293448A JP S63293448 A JPS63293448 A JP S63293448A JP 62128089 A JP62128089 A JP 62128089A JP 12808987 A JP12808987 A JP 12808987A JP S63293448 A JPS63293448 A JP S63293448A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガラス板、プラスチック板など、少なくとも
光を透過する板材(以下、透光板材という)に光スポッ
トを走査して、透光板材に存在する欠点を検出するフラ
イングスポット型の欠点検出装置に関し、特に、検出し
た欠点の種類、大きさ1位置等を識別、検出することの
できる透光板材の識別型欠点検出装置に関する。
〔従来の技術〕
透光板材に存在する欠点を検出する欠点検出装置は、例
えば、透明ガラス板の製造ラインにおいて、製造される
透明ガラス板に存在する欠点を検出し、その検出結果を
透明ガラス板製造工程へフィードバックさせて欠点の発
生をその発生箇所において防止し、製品の歩留まりの向
上を図るために必要とされるものである。
従来の透明ガラス板の欠点検出装置には、例えば、特開
昭51−29988号公報で知られているように、照射
光に対し、反射光のみを受光器で検出することによって
ガラス板に存在する欠点を知るもの、あるいは特開昭5
1−1184号公報で知られるように、照射光に対し、
透過光のみを受光器で検出することによって、ガラス板
に存在する欠点を検出するものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕 上述した特開昭51−29988号公報に開示されてい
る欠点検出装置は、ガラス表面上の欠点は検出できるが
、ガラス内部の欠点は検出できない。
逆に、特開昭51−1184号公報に開示されている欠
点検出装置は、ガラス内部の欠点を検出できるが、ガラ
ス表面上の欠点は検出が不可能か、または検出が非常に
困難であるという問題点がある。
また、上述のような欠点検出装置は、欠点の種類(異物
、泡、フシ、ドリップ等)を識別することはできず、さ
らに、1個の受光器で、例えば泡。
異物を同一のレベルで検出するため、異物は見過ぎ、泡
等は見落とすというような欠点があった。
さらに、従来の欠点検出装置では、欠点の大きさを正確
に検出することはできないので、製造工程で切断後の透
明ガラス板の品質を高グレードと低グレードとに分けて
採板する、いわゆる2グレ一ド採板方式をとることは不
可能であった。
本発明の目的は、上述のような問題点を解決し、透光板
材の欠点検出を高精度かつ高速で行うことのできる識別
型欠点検出装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明の透光板材の識別型欠点検出装置は、長さ方向に
走行する透光板材を幅方向に光スポットで企画走査する
走査手段と、 前記透光板材からの透過光、透過散乱光9反射光2反射
散乱光のうち少なくとも2種以上の光をそれぞれ受光す
る複数の受光器を有する受光手段と、 前記複数の受光器で受光した光を電気信号に変換する光
電変換手段と、 前記光電変換手段からの電気信号を処理して、欠点の種
類および大きさの情報を含む欠点データを生成する電気
信号処理手段と、 前記電気信号処理手段からの欠点データを取込み、取込
まれた欠点データを組合せ処理し、欠点の種類および大
きさを表す欠点パターンを形成する欠点データ取込み手
段と、 前記欠点データ取込み手段からの欠点パターンを予め保
持している欠点識別パターンテーブルと照合して、少な
くとも欠点の種類および大きさを識別する情報処理手段
とを備えることを特徴としている。
〔作用〕
例えば、ガラス板に存在する欠点としては、気泡がガラ
ス板内部に残ることにより形成される泡、異物がガラス
板内部に残ることにより形成される異物、はとんど溶け
た異物がガラス板内部に尾を引いたような形で残ること
により形成されるフシ、バスの錫がガラス板の表面に付
着することにより形成されるドリップ等がある。
このような欠点がガラス板に存在する場合、欠点に光ス
ポットを投射すると、欠点の種類によって透過、透過散
乱9反射1反射散乱の状態が異なる0本願発明者らは、
この事実に着目し、ガラス板の欠点の種類によって透過
、透過散乱2反射。
反射散乱の状態がどのように変化するかを見るため、実
験により大量のデータを集積した。これらデータを分析
し、知り得た内容の一部を一例として説明する。
第2図に示すように、透明ガラス板1に存在する欠点2
に、法線に対し一定の入射角αでもって光ビーム3を投
射したとき、フシ、異物、泡は透過散乱光を生じさせ、
特に、フシの場合は透過光4の光軸に最も近接した近接
近軸透過散乱光5を生じ、異物の場合は透過光4の光軸
に近い近軸透過散乱光6を生じ、泡の場合は透過光4の
光軸から離れた遠軸透過散乱光7を生じる。また、泡。
異物、フシ、ドリップともに透過光4の光量が減少し、
ドリップの場合は反射光8の光量が増加する。
したがって、透過光、近接近軸透過散乱光、近軸透過散
乱光、遠軸透過散乱光2反射光をそれぞれ個別に検出す
る受光器を設け、透過光および反射光の光量変化、およ
び近接近軸透過散乱光、近軸透過散乱光、遠軸透過散乱
光の有無を検出すれば、欠点の種類を識別することが可
能となる。
以上の関係を第1表にまとめる。なお、表中の○印は、
欠点の種類をどの光で識別できるかを示している。
また、本願発明者らは、各受光器で検出される光の光量
の大きさは、欠点の大きさくサイズ)に  :比例する
ことを見出だした。したがって、各受光  。
器で検出される光の光量の大きさを検出することによっ
て、欠点の大きさを判定することが可能となる。   
                    1以上は、
本願発明者が知得した内容の一部であるが、この他にも
欠点の種類と反射散乱の状態との関係についても一定の
関係があることがわかっている。
本発明の識別型欠点検出装置は、以上の考え方に基づき
、フライングスポット型の欠点検出装置において、透過
光、近接近軸透過散乱光、近軸透  ・退散乱光、遠軸
透過散乱光1反射光1反射散乱光のうち少なくとも2種
以上の光をそれぞれ検出する複数個の受光器を設け、各
受光器からの光を電気信号に変換し、得られた電気信号
を処理して欠点の種類および大きさを表す情報を含む欠
点データを生成し、これら欠点データをさらに処理して
ガラス板の1個の欠点に対応するビットパターン欠りな
る欠点パターンを作成し、このようにして弄られた欠点
パターンを、予め作成されている火気識別パターンテー
ブルと照合して、欠点の種類。
入きさ等を判定することを基本としている。
また、本発明の識別型欠点検出装置は、ガラス反の欠点
の位置をも検出できるようにしたものでbす、最終的に
は少なくとも欠点の種類、欠点の友きさ、欠点の位置を
識別、検出する。
したがって、本発明の識別型欠点検出装置をガラス板の
製造ライン中に設け、欠点を検出し、そ0種類および大
きさを識別して、その結果をガラス板製造工程へフィー
ドバックさせて、欠点の発生を発生箇所において防止し
、製品の歩留まりを旬上させることができる。
また、例えば欠点識別パターンテーブルに、高グレード
と低グレードの品質判定条件を含ませて台けば、製造工
程途中で切断された切り板を、高グレードと低グレード
とに分けて採板させるようtシステムを構築することが
可能となる。
また、高グレードの透視域領域と低グレードの外辺域領
域からなる自動車のフロントガラス用の切り板を採板す
るような場合に、本発明の識別型欠点検出装置を用いれ
ば欠点の種類、大小1位置を検出できるので採板歩留ま
りをアップさせることができる。
以上、本発明の作用を被検査対象物がガラス板の場合に
ついて説明したが、本発明はガラス板のみならず、プラ
スチック板など少なくとも光を透過する板材の欠点検出
にも適用できることは明らかである。
〔実施例〕
次に、本発明の識別型欠点検出装置の実施例について説
明する。
第1図に、本発明の一実施例である透明ガラス板の識別
型欠点検出装置の全体構成の概略をブロック図で示す0
本実施例の識別型欠点検出装置は、レーザビームを回転
多面鏡で反射させて、走行中の透明ガラス板にレーザス
ポットを走査させる走査器11と、レーザスポットが透
明ガラス板の欠点を走査したときの透過光、透過散乱光
9反射光を受光する複数の受光器12と、各受光器で受
けた光を電気信号に変換する光電変換器13と、光電変
換器からの電気信号を処理して、欠点の種類および大き
さの情報を含む欠点データを生成する電気信号処理回路
14と、この電気信号処理回路で生成された欠点データ
および信号処理用クロック、ライン同期信号を取込み、
欠点データからガラス板に存在する欠点の種類および大
きさを表すビット配列よりなる欠点パターンを形成し、
これに位置情報を付加する欠点データ取込み回路15と
、欠点データ取込み回路15からの欠点パターンおよび
位置情報を受け、欠点パターンと予め保持している欠点
識別パターンテーブル16とを照合して、欠点の種類、
大きさ等を識別し、識別結果および位置情報を上位の情
報処理装置へ送る情報処理装置17とから構成されてい
る。
なお、以下の説明上、走査器11と受光器12と光電変
換器13とで欠点検出器20を構成するものとする。
第3図は、欠点検出器20の斜視図であり、図面をわか
りやすくするため受光器を誇張して示している。
第4図は、この欠点検出器を透明ガラス板の走行方向に
対し直角な方向から見た概略構成図であり、第3図と第
4図において同一の要素には同一の番号を付して示して
いる。
走査器11は、レーザ光を出射するレーザ光源21と、
レーザ光源21からのレーザ光26が入射し、透明ガラ
ス板1が走行する方向(以下、Y軸方向とする)に平行
な軸22を中心に高速回転する回転多面鏡23と、透明
ガラス板1が走行するY軸方向と直角な方向、すなわち
ガラス板の幅方向(以下、X軸方向とする)に平行な軸
24を中心に回転し角度を変えることのできる板厚補正
用の平行ミラー25とを備えている。なお、第4図に示
されているレーザ光源21の位置は、実際の位置と異な
って示されているが、これは図面が不明瞭になるのを避
けたためである。
以上のような構成の走査器は、走行する透明ガラス板l
の上方に設置されている。
レーザ光源21より出射されたレーザ光26は、高速回
転する回転多面鏡23に入射され、回転多面鏡23によ
りレーザ光26はX軸方向に振られ、平行ミラー25で
反射された後、走行する透明ガラス板1に投射され、ガ
ラス板をX軸方向に走査する。回転多面鏡23の回転に
よりその反射面が変わる毎に、レーザ光26は、透明ガ
ラス板1を繰返し走査する。
透明ガラス板1はY軸方向に走行しているから、ガラス
板の全面がレーザ光により走査されることとなる。
なお、第4図に示されているように、レーザ光26は、
透明ガラス板lに対して、ガラス板面に垂直な法線に対
しY軸方向に入射角αをもって投射する。これは、透明
ガラス板1の裏面で反射され続いて表面で反射された光
が透過光と干渉することを防止するためである。なお、
αの値は13°以上とするのが望ましい。
次に、受光器の配置およびその構成について説明する。
走査器が設けられている側とは反対側、すなわち透明ガ
ラス板1の下方に、透過光27を検出する1個の受光器
D1と、近接近軸透過散乱光をネ食出する2個の受光器
D2A、02mと、近軸透過散乱光を検出する2個の受
光器D3A、D31と、遠軸透過散乱光を検出する2個
の受光器D 4 A、 D4Bとを配置する。一方、透
明ガラス板1の上方には反射光28を検出する1個の受
光器D5を配置する。
これら複数個の受光器は、基本的には同一構造をしてお
り、X軸方向に細長い線状の受光面を有している。以下
、代表的に受光器D1の構造を説明する。
第5図は受光器D1の斜視図である。この受光器D1は
、多数本の光ファイバ31を配列してなるものであり、
光ファイバ31の一端を、図示のように2列に配列して
、樹脂などに埋め込み固定し、受光器本体32を構成す
る。配列された多数本の光ファイバの31の端面33が
集合して、細長い線状の受光面34を形成する。光ファ
イバの他端は束ねられて、後述する光電子増倍管に接続
される。
なお、以上の例では光ファイバを2列に配列しているが
、配列方法はこれに限られるものではない。
以上のような構造の透過光および透過散乱光を検出する
受光器D1、D 2a、 D 2a 、D 3s、 D
 3mD4a、D4mを配置する際、第4図において透
過光27の光軸を基準として、それぞれの有効受光角内
に受光面が位置するように各受光器を配置した。
各受光器と有効受光角との関係の一例を第2表に示す。
第2表 以上のような有効受光角内に受光面が位置するように配
置された受光器D1、D 2 A、 D 2 m、D 
3a、 D 3m −D 4a、 D 4mを、受光面
側から見た状態を第6図に示す。各受光器の受光面の長
さ方向はX軸方向に平行である。このように近接近軸透
過散乱光、近軸透過散乱光、遠軸透過散乱光をそれぞれ
検出する受光器を2個ずつ用いるのは、発生するこれら
透過散乱光の見逃しを防ぐためである。
また、第3図および第4図に示しているように、近接し
て配置された透過光用の受光器D1の受光面と、近接透
過散乱光用の受光器D2A、D2Bの受光面の位置を異
ならせているのは、透過光が受光器D1の受光面で乱反
射して受光器D2A、D21へ入射するのを防ぐためで
ある。
なお、反射光28を検出する受光器D5は、前述したよ
うに光ファイバで構成してもよいが、散乱ボックスを用
い、散乱ボックスで集光した光を光ファイバで、後述す
る光電子増倍管に送るようなものでもよい。この場合、
散乱ボックスの受光面には、スリットを有するマスクを
設けて不必要な光を遮蔽するようにするのが好適である
欠点検出器20(第1図)は、第3図に示すように、さ
らに光電変換器として5個の光電子増倍管PMI、PM
2.PM3.PM4.PM5を備えており、光電子増倍
管PMIには受光器D1の光ファイバの他端が接続され
、光電子増倍管PM2には受光器D2a、D2mの光フ
ァイバの他端が束ねられて接続され、光電子増倍管PM
3には受光器D3A、D3□の光ファイバの他端が束ね
られて接続され、光電子増倍管PM4には受光器D4A
D4mの光ファイバの他端が束ねられて接続され、光電
子増倍管PM5には受光器D5の光ファイバの他端が接
続されている。各光電子増倍管では各受光器で受光した
光を電気信号に変換する。
また、図示しないが、走査器の回転多面鏡23と平行ミ
ラー25との間にはスタートパルス形成用の光ファイバ
が設けられており、この光ファイバで受光した光を電気
信号に変換する光電変換器およびパルス整形器を備え、
スタートパルスSTを形成するようにしている。このス
タートパルスSTは、後述する欠点データ取込み回路に
おいて、走査開始の信号として用いられる。
なお、透明ガラス板lの板厚が変わると、透過光、透過
散乱光および反射光の光路が変化して、各受光器の受光
面に光が入射しなくなるおそれがある。このような場合
には、平行ミラー25を回転させ、ガラス板1への入射
光の光路を変えることにより、例えば透過光および透過
散乱光の光路を不変とすることができる。なお、透過光
および透過散乱光の光路が不変となるように平行ミラー
で調整した場合には、反射光の光路は変化するので、受
光器D5自体を移動させるか、受光器D5が散乱ボック
スの場合であってマスクを有する場合には、このマスク
を移動させるようにすればよい。
さて、以上のような構成の欠点検出器の動作を、透明ガ
ラス板1に欠点が存在し、レーザ光がこの欠点を走査す
る場合について説明する。
透明ガラス板に欠点が存在する場合、この欠点にレーザ
光があたると欠点の種類(異物、泡、フシ、ドリップ)
により、透過光と反射光の光量に変化を生じ、同時に透
過散乱光が発生する。
例えば、欠点の種類がフシの場合、入射したレーザ光が
フシに当たると、透過光の光量が変化すると同時に、近
接近軸透過散乱光が発生する。透過光の光量の変化は、
受光器D1で検出され、光電子増倍管PMIへ送られ、
電気信号に変換される。一方、近接近軸透過散乱光は、
受光器D2A。
D2mの受光面に入射する。受光された近接近軸透過散
乱光は、光電子増倍管PM2に送られ、電気信号に変換
される。
同様に、例えば欠点の種類が異物の場合、入射したレー
ザ光が異物に当たると、透過光の光量が変化すると同時
に、近軸透過散乱光が発生する。
この透過散乱光は、受光器D3A、D3mで受光され、
受光された光は光電子増倍管PM3に送られ、電気信号
に変換される。
同様に、例えば欠点の種類が泡の場合、入射したレーザ
光が泡に当たると、透過光の光景が変化すると同時に、
遠軸透過散乱光が発生する。この遠軸透過散乱光は、受
光器D4A、D41で受光され、受光された光は光電子
増倍管PM4に送られ、電気信号に変換される。
同様に、例えば欠点の種類がドリップの場合、入射した
レーザ光が、このドリップに当たると、透過光の光量が
変化すると同時に、反射光の光量が変化する。この反射
光の変化は受光器D5で検出され、光電子増倍管PM5
に送られ、電気信号に変換される。
以上のように、欠点検出器20からは、透明ガラス板に
存在する欠点により発生する透過光と反射光の光量の変
化、および近接近軸透過散乱光、近軸透過散乱光、遠軸
透過散乱光が電気信号として、電気信号処理回路14(
第1図)に送られる。
次に、欠点検出器の各光電子増倍管PMI、  PM2
.PM3.PM4.、PM5から送られてくる電気信号
を処理して、欠点の種類および大きさの情報を含む欠点
データを生成する電気信号処理回路14の構成について
説明する。
第7図は、電気信号処理回路の一例を示す。この電気信
号処理回路は、各光電子増倍管PMI。
PM2.PM3.PM4.PM5からの電気信号をそれ
ぞれ処理して欠点データを生成する欠点データ生成部C
TI、CT2.CT3.CT4.CT5から構成されて
いる。
欠点データ生成部CTIは、光電子増倍管PM1からの
電気信号を増幅する増幅器411と、増幅器411から
の信号の立ち下がりを微分するマイナス微分器412と
、マイナス微分器412からの信号のレベルを2つの検
出レベルと比較する比較器413と、比較器413から
出力される2つの信号をそれぞれパルス整形するパルス
整形器414.415と、増幅器411からの信号を1
つの検出レベルと比1較する比較器416と、比較器4
16からの信号の幅を2つの幅判定レベルと比較する幅
検出器417と、幅検出器417から出力される2つの
信号をそれぞれパルス整形するパルス整形器418.4
19とで構成される。
欠点データ生成部CT2は、光電子増倍管PM2からの
電気信号を増幅する増幅器420と、増幅器420から
の信号の立ち上がりを微分するプラス微分器421と、
プラス微分器421からの信号のレベルを2つの検出レ
ベルと比較する比較器422と、比較器422から出力
される2つの信号をそれぞれパルス整形するパルス整形
器423.424とで構成される。
欠点データ生成部CT3.CT4およびCr2は、欠点
データ生成部CT2と同様の構成であるので、要素に番
号のみ付して説明は省略する。
次に、この電気信号処理回路14の動作について第8図
、第9図、第10図の波形図を参照しながら説明する。
まず、欠点データ生成部CTIの動作について説明する
。欠点データ生成部CTIは、受光器D1で検出された
透過光が光電子増倍管PMIで変換された電気信号から
、欠点の種類および大きさの情報を含む欠点データを生
成する。
増幅器411は、光電子増倍管PMIから送られてきた
電気信号を増幅する。ここで、欠点検出器のレーザ光が
欠点を含まない透明ガラス板をX軸方向に1走査したと
きの増幅器411の出力電圧波形を第8図(a)示す。
この波形は、時刻1.から時刻t2までの1走査の間に
受光器D1に透過光が受光され、その出力レベルがEポ
ルトであることを示している。このように、受光器D1
は1走査期間の間、透過光を常時受光している。
透明ガラス板に欠点が存在する場合には、欠点にレーザ
光が投射されると透過光の光量が減少し、第8図(b)
に示すように出力波形中に立ち下がりパルス51が発生
する。説明の便宜上、この立ち下がりパルス51は誇張
して示してあり、時刻t3で立ち下がり、時刻t4で立
ち上がっているものとする。この立ち下がりパルス51
の立ち下がりレベルの大きさは欠点の大きさに比例し、
かつ、立ち下がりパルスの幅(時刻t、からt4までの
)も欠点が大きくなるに従って大きくなる。
マイナス微分器412では、増幅器411からの出力を
マイナス微分しており、第8図(C)に示すように、立
ち下がりパルス51の立ち下がり時刻t。
で立ち上がる微分パルス52を出力する。この微分パル
スの大きさは、立ち下がりパルス51の立ち下がりレベ
ルに比例している。
マイナス微分器412からの微分パルス52は比較器4
13に入力される。比較器413は、第8図(c)の波
形中に示すように2つの検出レベルdll+  dI!
(d++<d+□)を持っており、これら検出レベルと
入力される微分パルス52の立ち下がりレベルとの比較
を行う。
比較器413は、入力された微分パルスの立ち下がりレ
ベルが検出レベルdllより高い場合には、第1の出力
端子440よりパルスを出力し、検出レベルd、□より
高い場合には第2の出力端子441よリパルスを出力す
る。これらパルスはパルス整形器414.415でそれ
ぞれ整形され、欠点データDIllDI!として出力さ
れる。第8図(C)に示す微分パルス52の場合、立ち
下がりレベルは検出レベルdllより太きくa+□より
小さいから、第8図(d)に示すような欠点データD、
が出力される。以上のような欠点データDI1.  I
)+zの別は、欠点の大きさを表している。
一方、増幅器411からの電気信号は比較器416゜続
いて幅検出器417に入力され、幅判定処理がなされる
。この幅判定処理は、切断後のガラス板を高品質のグレ
ードと低品質のグレードとに分けて採板する、いわゆる
2グレード採択の際の判定基準に用いられる、欠点の大
きさを表す情報を含む欠点データを生成するために行わ
れる。
第9図の波形図を参照しながら、幅判定処理について説
明する。第9図(a)の波形は、第8図(b)の波形の
立ち下がりパルス51の部分を時間軸を拡大して示した
ものである。比較器416は、1つの検出レベルdを持
っており、立ち下がりパルス51の立ち下がりレベルが
検出レベルdを超えたときに、第9図(b)に示すよう
に、検出レベルdで立ち下がりパルス51をスライスし
たときの幅W(時刻t3からt4まで)に等しい幅を有
するパルス53を出力する。
幅検出器417は、2つの幅判定レベルw 、 1. 
 w 、 2(W++くW+g)を持っており、これら
判定レベルと入力されるパルス53の幅Wとの比較を行
う。幅検出器417は、幅Wが判定レベルWIIより大
きい場合には第1の出力端子442よりパルスを出力し
、判定レベルW1gより大きい場合には第2の出力端子
443よりパルスを出力する。これらパルスはパルス整
形器418.419でそれぞれ整形され、欠点データW
、、、W、ffiとして出力される。第9図(b)に示
すパルス53の場合、幅Wは判定レベルwllより大き
りW1!より小さいから、第9図(c)に示すような欠
点データWIlが出力される。
以上のような欠点データW、、、W、ffiの別は、欠
点の大きさを表している。これら欠点データW、、。
W1□は、2グレード採仮において、特に低グレードの
ガラス板を採板する場合の判断データとして用いられる
次に、第1O図の波形図を参照して欠点データ生成部C
T2の動作を説明する。欠点データ生成部CT2は、受
光器D2a、D2mで検出された近接近軸透過散乱光が
光電子増倍管PM2で変換された電気信号から、欠点の
種類および大きさの情報を含む欠点データを生成する。
光電子増倍管PM2からは、欠点(フシ)がレーザ光に
よって走査されたときのみ電気信号が送られてくる。第
10図(a)は、欠点が走査された場合の増幅器420
からの電気信号の波形を示す0時刻tsから時刻t。
の間に立ち上がりパルス61が発生している。プラス微
分器421では、増幅器420からの出力をプラス微分
しており、第10図(b)に示すように、立ち上がりパ
ルス61の立ち上がり時刻t、で立ち上がる微分パルス
62を出力する。この微分パルスの大きさは、立ち上が
りパルス61の立ち上がりレベルに比例している。
プラス微分器421からの微分パルス62は比較器42
2に入力される。比較器422は、第10図(bl)の
波形中に示すように2つの検出レベルd!1.  ct
2□(d□くd、)を持っており、これら検出レベルと
入力される微分パルス62の立ち上がりレベルとの比較
を行う。
比較器422は、入力された微分パルス62の立ち上が
りレベルが検出レベルaZ+より高い場合には第1の出
力端子444よりパルスを出力し、検出レベルd。より
高い場合には第2の出力端子445よリパルスを出力す
る。これらパルスはパルス整形器423.424でそれ
ぞれ整形され、欠点データD□。
Doとして出力される。第10図(b)に示す微分ハフ
L/ス62の場合、立ち上がりレベルは検出レベルdt
、より太きくdgzより小さいから、第10図(c)に
示すような欠点データD!lが出力される。以上のよう
な欠点データD□+DR意の別は、欠点(フシ)の大き
さを表している。
以下、同様な動作により、欠点データ生成部CT3.C
T4.CT5からは、ぞれぞれ、異物。
泡、ドリップに関連した欠点データD3++  I)I
!50411  Daz、DSl、DSlが出力される
以上説明したように電気信号処理回路14からは、欠点
の種類および大きさを表す情報を含む欠点データD、、
、D、、、  ・・・、D□が出力され、欠点データ取
込み回路15 (第1図)に送られる。なお、以下の説
明において、パルスとしての欠点データはビット“1”
に対応するものとする。
次に、欠点データ取込み回路15の構成を説明する。
第11図はその一構成例を示す、この欠点データ取込み
回路は、X軸カウンタ71と、ORユニット72と、分
周回路73と、Y軸カウンタ74と、連続判定部75と
、FIFOメモリ76とを備えており、連続判定部75
は、欠点データ圧縮部77と、X軸連続判定部78と、
Y軸連続判定部79とから構成されている。
X軸カウンタ71は、X座標分割のためのクロックCL
Kをカウントするカウンタであり、走査開始信号である
スタートパルスSTでリセットされる。このスタートパ
ルスSTは、前述したように欠点検出器20の回転多面
鏡23を反射したレーザ光を特定の位置でガラスファイ
バで取り出し、光電変換後、波形整形して得られる。X
軸カウンタ71は欠点データが取り込まれたときのカウ
ンタ値をX座標位置データとして連続判定部75に出力
する。
ORユニット72は、電気信号処理回路からの複数走査
分の欠点データをため込み、所定のタイミングで出力す
るユニットであり、このようなORユニットについては
、特公昭56−39419号公報「欠点検出装置」に開
示されている。
分周回路73は、パルス発生器(図示せず)から供給さ
れる、ガラス板のライン方向への移動距離に対応したラ
イン同期信号PCを分周して、ORユニット72に入力
する。ORユニット72は、分周されたライン同期信号
PGのタイミングで、ため込んだ欠点データを連続判定
部75に出力する。
Y軸カウンタ74は、分周回路73からの分周されたラ
イン同期信号PCをカウントし、欠点データ入力時に、
カウント値をY座標位置データとして連続判定部75に
出力する。なお、Y軸カウンタ74のリセットはソフト
的に行われる。
第12図にORユニット72の一例を示す。このORユ
ニット72は、複数種類の欠点データDIl+  DI
!!+・・・、  I)szにそれぞれ対応した、論理
和回路ORz、OR+z、’ ” +、OR5gと、ラ
ンダムアクセスメモリRAM++、RAM+z、  ・
・・、RAM5zと、ゲート回路a11.  G+z+
  ・・・、G%tとから構成されている。
第13図および第14図は、ORユニット72の動作の
理解を助けるための図であり、第13図はレーザスポッ
トによる走査と、クロックCLKおよび分周後のライン
同期信号PGとの関係を示す模式図、第14図はORユ
ニットのRA M llへの欠点データD11のため込
み状態を示す図である。これら図面を参照してORユニ
ット72に一例として欠点データD11がため込まれる
動作について説明する。分周後のライン同期信号PCの
間に、レーザスポットによりX軸方向にガラス板がn回
走査されるものとする。また、ORユニット72の各R
AMのアドレスは1000番地まであるものとする。各
RAMのアドレスは、クロックCLKが何個口のクロッ
クであるかに対応している。
さて、第13図に示すように透明ガラス板1に欠点80
がある場合、1回目の走査で電気信号処理回路から入力
される欠点データD、がRA M r +に古き込まれ
、アドレス502.503番地にビット“1”が立つ。
2回目の走査で入力された欠点データD11は、RA 
M + +から読み出された欠点データと論理和回路O
R,、においてORがとられた後、RAM、、に再書き
込みされ、・・・第n回目の走査で入力された欠点デー
タD、は、RAM、、から読み出された欠点データと論
理和回路OR,、においてORがとられた後、RA M
 + +に再書き込みされ、最終的にアドレス501番
地から504番地にビット“1”が格納される。このよ
うにしてRA M + +にため込まれた欠点データD
、は、分周回路73で分周されたライン同期信号PCの
タイミングでゲート回路G11を経て連続判定部75に
出力される。
連続判定部75は、ORユニット72からの欠点データ
を圧縮し、圧縮された欠点データの種別を出力する欠点
データ圧縮部77と、圧縮された欠点データのX軸方向
の連続性を判定して、X軸方向のスタートアドレスとエ
ンドアドレスを出力するX軸連続判定部78と、圧縮さ
れた欠点データのY軸方向の連続性を判定して、Y軸方
向のスタートアドレスとエンドアドレスを出力するY軸
連続判定部79とから構成されている。
さて、このような構成の連続判定部75の動作を、第1
5図および第16図を参照しながら説明する。第15図
は、欠点データを圧縮する欠点データ圧縮部77の動作
を概念的に説明するための図、第16図は、X軸連続判
定部78およびY軸連続判定部79の動作を説明するた
めに、圧縮後の欠点データのビット配列の例を示す図で
ある。
ORユニット72からは、種別毎の欠点データDIl。
D1□、・・・、I)szが出力されてくるが、第15
図に示すように、各種別毎の欠点データは、X軸アドレ
スおよびY軸アドレス方向に2次元のビット配列を有し
ている。今、3次元空間を考えて、これら2次元配列欠
点データDI1.  DI□、・・・。
Dszが2軸方向に配列されているものとすると、OR
ユニット12からは3次元の欠点データ群D11゜Dl
ffi+  ・・・、  I)szが出力されると考え
ることができる。欠点データ圧縮部77は、3次元欠点
データ群DIll  DI!l  ・・+、  Dsz
を、X軸アドレスおよびY軸アドレス対応に、Z軸方向
に全欠点データのORをとり、圧縮された2次元の欠点
データDBを形成する。第15図では、欠点データDI
+と欠点データD%2にのみビット“1”が立っている
例を示している。
第16図は、以上のような考えに基づいて圧縮された欠
点データのビット配列の例を示す。
X軸連続判定部78およびY軸連続判定部79はビット
“l”のX軸方向およびY軸方向の連続性をそれぞれチ
ェックし、ビット“1”の途切れを検出する。検出した
途切れに対しパラメータによりX軸方向およびY軸方向
に結合するか否かを決定する。
第16図(a)は、X軸連続判定部78およびY軸連続
判定部79のパラメータが共に0の場合の連続判定によ
り合成された欠点データブロックを示す。
X軸連続判定部78からは、この欠点データブロックの
X軸スタートアドレスとして500番地が、X軸エンド
アドレスとして503番地が出力される。
一方、Y軸連続判定部79からは、欠点データブロック
のY軸スタートアドレスとして100番地がY軸エンド
アドレスとして103番地が出力される。
第16図(b)は、X軸連続判定部78およびY軸連続
判定部79のパラメータが共に1の場合の連続判定によ
り合成された欠点データブロックを示す。
パラメータが1の場合には、1つのアドレスにビット“
1″の途切れがあっても結合し、図示のような欠点デー
タブロックを合成する。この場合、X軸連続判定部78
からは、この欠点データブロックのX軸スタートアドレ
スとして500番地が、X軸エンドアドレスとして50
3番地が出力される。
一方、Y軸連続判定部79からは、欠点データブロック
のY軸スタートアドレスとして101番地が、Y軸エン
ドアドレスとして103番地が出力される。
このようにビット“1”の途切れを補間して結合する連
続判定を行うことにより、1個の欠点がレーザスポット
により走査されたとき、複数の受光器からの欠点データ
の発生のタイミングがずれたような場合に、これらを1
個の欠点からの欠点データであると認識させることが可
能となる。
Y軸連続判定部79は、ビット“1”の連続性が途切れ
た時点で、欠点データブロック内に立っているビット“
1”、すなわち欠点データの種別を欠点パターンとして
、X軸連続判定部78およびY軸連続判定部79からは
欠点データブロックのX軸方向のスタートアドレス、エ
ンドアドレスおよびY軸方向のスタートアドレス、エン
ドアドレスを欠点の位置情報としてFIFOメモリ76
に出力する。なお、Y軸連続判定部79には、ビット“
1”のY軸方向の連続が所定の長さ続くと強制的に切り
、欠点パターンおよび位置情報をFIFOメモ1J76
に出力させる機能を有している。
FIFOメモリ76は、送られてきた欠点パターンおよ
び位置情報を格納し、ダイレクトメモリアクセスで情報
処理装置17のメモリに転送する。
第17図は、欠点データ取込み回路15から情報処理措
置17へ転送されるデータのフォーマットを示す、この
データは、ガラス板に存在する1個の欠点の種類および
大きさを表すビット列よりなる欠点パターン、欠点の位
置を表す位置情報等からなる。
情報処理装置17は、欠点の種類、欠点の大きさ、グレ
ード等を判断するための欠点識別パターン16を予め保
持しており、欠点データ取込み回路15から送られてき
た欠点パターンと照合し、欠点の種類、大きさ、グレー
ド等を識別すると共に、欠点データ取込み回路15から
送られてきた位置情報から欠点の位置を識別し、これら
識別結果を上位の情報処理装置へ送る。上位の情報処理
装置では、送られてきた情報に基づいて、製造ライン工
程1採板工程などの制御を行う。
以上、透明板ガラスの識別型欠点検出装置について説明
したが、本発明はこの実施例にのみ限定されるものでは
なく、本発明の範囲内で種々の変形、変更が可能なこと
は勿論である。
例えば、反射散乱光を検出する複数個の受光器をさらに
設け、電気信号処理回路での検出レベルおよび幅判定レ
ベルを増やすことにより、さらに詳細な欠点データを得
て、欠点の種類、大きさ等の識別精度を高めるようにす
ることができる。
また、受光器の配列は、受光面の長さ方向がX軸方向に
対して成る角度をなすように配列してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、透光板材の表面
および内部の欠点を検出できると共に、欠点の種類、大
きさ等を高精度かつ高速に検出することができるので、
検出結果をガラス板製造工程へフィードバックさせて、
欠点の発生を発生箇所において防止し、製品の歩留まり
を向上させることができる。
また、本発明の識別型欠点検出装置を用いれば大きな欠
点から小さな欠点まで高精度で検出できるので、切り板
を高グレードと低グレードとに分けて採板することが可
能となるので採択歩留まりを向上させることができる。
また、本発明の識別型欠点検出装置を用いれば、高グレ
ードの透視域領域と低グレードの外辺域領域からなる自
動車のフロントガラス用の切り板を採板するような場合
にも、採択歩留まりを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の識別型欠点検出装置の一実施例の基
本構成を示すブロック図、 第2図は、透過光および透過散乱光を示す図、第3図は
、欠点検出器の斜視図、 第4図は、欠点検出器の側面図、 第5図は、受光器の斜視図、 第6図は、透過光および透過散乱光用の複数受光器の受
光面の平面図、 第7図は、電気信号処理回路のブロック図、第8図〜第
10図は、電気信号処理回路の動作を説明するための波
形図、 第11図は、欠点データ取込み回路のブロック図、第1
2図は、ORユニットの回路図、 第13図および第14図は、ORユニットの動作を説明
するための図、 第15図および第16図は、連続判定部の動作を説明す
るための図、 第17図は、欠点データ取込み回路から出力されるデー
タのフォーマントを示す図である。 1・・・・・透明ガラス板 11・・・・・走査器 12・・・・・受光器 13・・・・・光電変換器 14・・・・・電気信号処理回路 15・・・・・欠点データ取込み回路 16・・・・・欠点識別パターンテーブル17・・・・
・情報処理装置 20・・・・・欠点検出器 21・・・・・レーザ光源 23・・・・・回転多面鏡 25・・・・・平行ミラー 71・・・・・X軸カウンタ 72・・・・・ORユニット 73・・・・・分周回路 74・・・・・Y軸カウンタ 75・・・・・連続判定部 76・・・・・FIFOメモリ 77・・・・・欠点データ圧縮部 78・・・・・X軸連続判定部 79・・・・・Y軸連続判定部 代理人 弁理士  岩 佐  義 幸 冨 へ 第5図 W−i  ′、− 第10図 第12図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長さ方向に走行する透光板材を幅方向に光スポッ
    トで企画走査する走査手段と、 前記透光板材からの透過光、透過散乱光、反射光、反射
    散乱光のうち少なくとも2種以上の光をそれぞれ受光す
    る複数の受光器を有する受光手段と、 前記複数の受光器で受光した光を電気信号に変換する光
    電変換手段と、 前記光電変換手段からの電気信号を処理して、欠点の種
    類および大きさの情報を含む欠点データを生成する電気
    信号処理手段と、 前記電気信号処理手段からの欠点データを取込み、取込
    まれた欠点データを組合せ処理し、欠点の種類および大
    きさを表す欠点パターンを形成する欠点データ取込み手
    段と、 前記欠点データ取込み手段からの欠点パターンを予め保
    持している欠点識別パターンテーブルと照合して、少な
    くとも欠点の種類および大きさを識別する情報処理手段
    とを備えることを特徴とする透光板材の識別型欠点検出
    装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載の透光板材の識別型
    欠点検出装置において、 前記欠点データ取込み回路は、欠点の透光板材での位置
    を表す情報を取込み、前記欠点パターンに位置情報を付
    加して前記識別処理手段に出力し、前記識別処理手段は
    、前記位置情報により欠点の位置を識別することを特徴
    とする透光板材の識別型欠点検出装置。
JP12808987A 1987-05-27 1987-05-27 透光板材の識別型欠点検出装置 Expired - Lifetime JPH087159B2 (ja)

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KR1019890700126A KR960012330B1 (ko) 1987-05-27 1988-05-25 투광판재의 식별형 결점 검출 장치
EP88904637A EP0315697B1 (en) 1987-05-27 1988-05-25 Discriminative flaw detector for light-transmissive sheet material
DE88904637T DE3882905T2 (de) 1987-05-27 1988-05-25 Fühler zur unterscheidung von fehlern in lichtdurchlassendem bahnförmigem material.
PCT/JP1988/000502 WO1988009497A1 (en) 1987-05-27 1988-05-25 Discriminative flaw detector for light-transmissive sheet material
US07/298,747 US4914309A (en) 1987-05-27 1988-05-25 Discriminating type flaw detector for light-transmitting plate materials

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JPH087159B2 JPH087159B2 (ja) 1996-01-29

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