JPS63287800A - [19−アラニン]カルシトニン - Google Patents

[19−アラニン]カルシトニン

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JPS63287800A
JPS63287800A JP63107735A JP10773588A JPS63287800A JP S63287800 A JPS63287800 A JP S63287800A JP 63107735 A JP63107735 A JP 63107735A JP 10773588 A JP10773588 A JP 10773588A JP S63287800 A JPS63287800 A JP S63287800A
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cycle
calcitonin
boc
resin
amino acid
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JP63107735A
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ロナルド シー オーロースキイ
グレン エル ステル
ロバート エル コレスコツト
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Rorer International Overseas Inc
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/575Hormones
    • C07K14/585Calcitonins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

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  • Peptides Or Proteins (AREA)
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は生物学的活性を有するカルシトニン及び生物学
的に活性なカルシトニンに変換できるペプチド及びか\
るペプチド及びカルシトニンの製造法に関する。
〈従来の技術〉 既知の天然カルシトニンペプチドはすべて32個のアミ
ノ酸のアミノ酸配列順序を有している。天然カルシトニ
ンには鮭、鰻、鶏、牛、豚、羊、ラット及びヒトカルシ
トニンがある。例えは鮭カルシトニンは次式を有してい
る:6一 米国特許第3.926.938号、4,026.815
号、3,929,758号、4,033,940号、4
,336,187号、4.388,235号及び4,3
91,747号には上述の鮭カルシトニンを含めたカル
シトニンの改良された合成法が開示されている。
〈発明の構成〉 公知のカルシトニンと同一の種類の生物学的活性を有し
ており、32個のアミノ酸を持つ上述の天然産カルシト
ニンペプチドの合成カルシトニン類似体が見出された。
構造上の顕著な相違点はこの新規なペプチドでは、アミ
ノ酸配列順序が19の位置にアラニンを有している。ペ
プチドの合成修飾についてのIt)PAC−IIJA命
名法[Bioehem、 Biophyg、 Aeta
、  133、1−5(1967)]k用いて、これら
の新規ペプチドは〔19−アラニン〕カルシトニンと命
名される。この新規なペプチドは公知のカルシトニンと
比較すると、より高い薬効及び品質を有している。この
新規ペプチドはカルシトニンの形成に通常必要とされる
アミノ酸の逐次的付加と〔19−アラニン〕カルシトニ
ンを形成する19の位置でのアラニンの導入によって製
造される。
く態様の記載〉 公知の鮭カルシトニンと同じ種類の活性を有する新規な
〔19−アラニン〕鮭カルシトニンの式は次の様に曹け
る;新m−1[19−アラニン〕鰻カルシトニンの構造
は次の様に書ける: 新規な〔19−アラニン〕ヒト、カルシトニンの構造は
次のように書ける: Monikawa et al、  (Experie
ntia、  32 (9)、1104−1106(1
976))は合成鰻カルシトニンが4300IU/η前
後の低カルシウム血症力価、を有していることを示した
が、合成類似体(1,7−α−L−アミノースペ・リン
酸)鰻カルシトニンは約3400IU/〜の低カルシウ
ム血症力価を有している。
従って、第1番及び第7番のシスティンをα−L−アミ
ノスペリン酸で置換し、第15罪及び第18香のアミノ
酸部分がアラニンである鮭及び鰻カルシトニンの31−
アミノ酸類似体も本発明に包含される。
本発明には〔19−アラニン〕牛、豚、羊及びラットカ
ルシトニン類似体も包含する。
上で示した式から明らかなように32個のアミノ酸がこ
の式に関与して配置され、鎖の一端のCy8についての
位置1で始まり鎖の他端の位置32のProで終る許容
された方法に従って付番されている。記載を明瞭化する
ために、この同一の付番システムを合成サイクルでも引
用する。アミノ酸の組立はプロリンのカップリンを伴な
うサイクル32で始まり、トレオニンのカップリンを伴
なうサイクル31等へと続いてゆく。
一般的に(ペプチド)合成の固相法を用い、ベンズヒド
リルアミン樹脂(BHA樹脂)と呼ぶ樹脂を用いて始め
る。
この樹脂はスチレンとジビニルベンゼンの共重合で製造
された架橋ポリスチレンビーズ樹脂から誘導される。こ
の種類の樹脂は公知であって、その製造法ij Pie
tta et al。
[Pietta、 P、S、 and Marshal
l、 G、R,、Chem。
Commun、、650(1970))、及びOrlo
wski et al、。
[J、Org、Chem、、41.3701[1976
)]  によって更に示されている。架橋ポリスチレン
BHA樹脂は化学品販売業者から入手できる。以後、記
号でBHA樹脂を示し、[F]は樹脂のポリスチレン部
分である。
樹脂ペプチド合成 この合成法では、全ペプチド配列順序が樹脂上に形成さ
れる迄、アミノ酸を一時に1種類宛、不溶性の樹脂に添
加する。アミノ酸の官能基はブロッキング基で保護され
る。
α−アミノ酸はブロッキング基で保護される。アミノ酸
のα−アミノ基は第3級ブチルオキシカルボニル基又は
その等価物で保護される。このα−第3級ブチルオキシ
カルボニル基をBOCと略称する。セリン及びトレオニ
ンのヒドロキシル官能はベンジル又はベンジル誘導体基
例えば4−メトキシベンジル、4−メチルベンジル、3
,4−ジメチルベンジル、4−クロロベンジル、2.6
−シクロロベンジル、4−ニトロベンジル、ベンズヒド
リル又はその等価物で保護される。ベンジル又はベンジ
ル誘導体基を表わすのに用語Bzを用いる。
チロシンのヒドロキシル官能は保護されていなくても、
Bzとして上述されるようなベンジル又はベンジル誘導
体基で保護されていても、又はペンジルオキシ力ルホニ
ル又はベンジルオキシカルボニル誘導体基例えば2−ク
ロロベンジルオキシカルボニル又は2−ブロモベンジル
オキシカルボニル基又はその等価物で保護されていても
良い。用語Wで保設基無しと、Bz基、ベンジルオキシ
カルボニル基又はペンジルオキシ力ルホニル誘導体基を
示すものとスル。
システィンのチオール官能はBzと命名されている上述
のベンジル又はベンジル誘導体の保護基、又はn−アル
キルチオ基例えばメチルチオ、エチルチオ、n−プロピ
ルチオ、n−ブチルチオ又はその等価物で保護できる。
文字R2がn−アルキルチオ基又はBzを表わすのに用
いられ、そして文字R1は、R2がn−アルキルチオの
時のBzを表わし、そしてR2がBzの時のn−アルキ
ルチオを光わすのに用いられる。換言するとR1f’j
別のシスティン基となり得るので、これはR2がBzで
ある場合の時である。アルギニンのグアニジンの官能は
ニトロ基、トシル基又はその等価物で保護できる。文字
Tをニトロ基とトシル基の両方を表わすのに用いる。リ
シンのε−アミノ官能はベンジルオキシカルボニル基又
はベンジルオキシカルボニル誘導体例工ld:2−クロ
ロベンジルオキシカルボニル、3.4−ジメチルベンジ
ルオキシカルボニル、又はその等価物で保護できる。文
字Vがベンジルオキシカルボニル基又はベンジルオキシ
カルボニル誘導体基を表わすのに用いられる。ヒスチジ
ンのイミダゾール窒素に用いられる保護基はベンジルオ
キシカルボニル基又はペンジルオキシカルホニル誘導体
基で、例えは上でリシンについて述べ、■で略称されて
いるものである。グルタミン酸のγ−カルボン酸基はセ
リン及びトレオニンのヒドロキシル官能の保護について
述べられたようなベンジル又はベンジル誘導体基で保護
される。
これらの保護基は文字Bzで表わされている。
(例示としてだけ用いられる)鮭カルシトニンの合成の
32サイクルのそれぞれで用いる好ましいアミノ酸反応
剤は次の表1に示されている。
表  1 32     BOC−L−プロリン 31     BOC−0−ベンジル−L−)レオニン
30     BOC−グリシン 29    BOC−0−ベンジル−L−セリン28 
    BOC−グリシン 27     BOC−0−ベンジル−L−トレオニン
26     BOC−L−アスパラギンp−ニトロフ
ェニルエステル 25     BOC−0−ベンジル−L−)レオニン
24     BOC−ω−ニトロ−L−アルギニン又
はBOC−ω−トシル−L−アルギニン 23     BOC−L−プロリン 22     BOC−0−7”ロモペンジルオキシヵ
ルボニルーL−チロシン 21     BOC−2−0−ベンジル−L−)レオ
ニン 20     BOC−L−グルタミンp−ニトロフェ
ニルエステル 19    BOC−L−アラニン 18     BOC−g−CBZ−L−リシン  又
はBOC−ε−2−クロロベンジルオキシカルボニル−
L−リシン 17     BOC−N (im)−CBZ−L−ヒ
スチジン 16     BOC−L−ロイシン 15     BOC−L−グルタミン酸γ−ベンジル
エステル 14    BOC−L−グルタミンp−ニトロフェニ
ルエステル 13    BOC−0−ベンジル−L−セリン12 
    BOC−L−ロイシン 11     BOC−g−CBZ−L−リシン  又
はBOC−a−2−クロロ−ベンジルカルボニル−L−
リシン 10     BOC−グリシン 9     BOC−L−ロイシン 8    BOC−L−バリン ティン、又は BOC−8−n−ブチルチオ−L−システィン 6     BOC−0−ベンジル−L−)レオニン5
    BOC−Q−ベンジル−L−セリン4    
 BOC−L−ロイシン 3     BOC−L−アスパラギンp−ニトロフェ
ニルエステル 2    BOC−Q−ベンジル−L−セリンシスティ
ン、 BOC−8−3,4−ジメチルベンジル−L−システイ
ン、又は BIS−BOC−L−シスチン 表1に示したアミノ酸誘導体の各々は業者から入手でき
る。
サイクル32 BHA樹脂へのプロリンのカップリング樹脂ペプチド合
成のすべてで使用する反応容器は、物質添加用に頂部に
入口孔を、そして?濾過で可溶性反応混合物及び洗浄溶
媒を除去するためのジンタート(焼結)ガラスディスク
を底部に有しているガラス容器であろう。r過は真空(
減圧)でも窒素加圧で実施し得る。容器内容物は容器全
体の振盪又は機械的攪拌器で攪拌できる。
サイクル32ではBHA樹脂を反応容器に入れ、樹脂1
2当り約3乃至21mの割合の溶媒例えば塩化メチレン
、クロロホルム、ジメチルホルムアミド、ベンゼン等に
懸濁させる。これに用いたBHA樹脂の遊離アミン当量
当り約1乃至6当量の量でBOC−L−プロリンを添加
する。5乃至10分の混合時間稜、カップリング剤(C
A)例えばジシクロへキシルカルボジイミド(DCC)
を添加するが、他のジイミドカップリング剤を使用する
。ジイミドカップリング剤は用いるBOC−L−プロリ
ン1当量当り0.5乃至2.0当量の量を使用する。
BOC−L−プロリンはその活性エステル誘導体、その
アジド誘導体、その対称(fII)無水物誘導体又は適
切に選ばれた混合(酸)無水物誘導体を用いると、カッ
プリング剤無しでもカップリングできる。使用可能な活
性エステル誘導体U2−二トロフェニルエステル、4−
ニトロフェニルエステル、ペンタフルオロフェニルエス
テル、N−ヒドロキシスクシンイミドエステル等である
。活性エステル#’j:BHA樹脂の遊離アミン1当量
当シ1乃至10当量の量で使用すBHA樹脂、溶媒、B
OC−L−プロリン及びカップリング剤又はBOC−L
−プロリン活性エステルから成る反応混合物は試験試料
でニンヒドリン試験[E、 Kaiser。
et al、 Anal、 Bfochem、、 34
.595−8 (1970))で示されるように反応が
完結する迄、機械的に攪拌又は振盪する。反応完結後、
BOC−L−プロリン樹脂を溶媒例えば塩化メチレン、
クロロホルム、メチルアルコール、ベンゼン、ジメチル
ホルムアミド又は酢酸で洗浄できる。洗浄溶媒の量は当
初用いたBHA樹脂1りについて5乃至2〇−が適切で
あろう。完結前にカップリンク反応を終結させることが
望1れる時には洗浄プロセスを用い且つBOC−L−プ
ロリン樹脂上の残余の遊離アミノ基を過剰のアセチル化
剤を用いたアセチル化で更なる反応からブロックできる
。アセチル化法はBOC−L−プロリン樹脂をアセチル
化剤の溶液と0.5乃至12時間の間攪拌して実施でき
る。
アセチル化試薬例えば塩化メチレン溶液中のN−アセチ
ルイミダゾール又はクロロホルム中の無水酢酸とトリエ
チルアミンの混合物が用いられる。アセチル化試薬は原
料BHA樹脂の遊離アミンタイターの1当量肖り0.5
乃至5.0当量の量を用いる。BOC−L−プロリン樹
脂を生ずるカップリング反応は次式のように曹ける: 上述のようにして製造されたBOC−L−プロリン樹脂
は前述したような溶媒で洗浄し、これを溶媒例えば塩化
メチレン、クロロホルム、ベンゼン等中のトリフルオロ
酢酸(TFA)の混合物の様々剤と攪拌することによっ
て保護基を外すことができる。溶媒中のTFAの量は混
合物の10乃至100チに変え得る。TFA−溶蜆混合
物の量は尚初使用した樹脂1f当り3乃至20−に変え
得る。反応時間は約10分乃至4時間である。脱保護基
工程はTFA−溶媒混合物kf’過して除去すると終了
する。残留TF’Aは、溶媒例えば塩化メチレン、クロ
ロホルム、ベンゼン等中の5乃至30%のトリエチルア
ミン溶液を、BHA樹脂1f当り3乃至20m1用いて
洗浄することで、h−プロリン樹脂から除去できる。ト
リエチルアミンの代シに他の第3級又は第2級有機アミ
ン例えばトリメチルアミン、N−エチルピペリジン、ジ
イソプロピルアミン、等も使用できる。L−プロリン樹
脂の遊離アミンタイターはドルマン滴定法[Dorma
n、 L、D、、 Tetrahedron Lett
ers。
1969.2319−21 )で測定できる。脱保護基
反応は次式のように書ける: サイクル31 サイクル32の結果として得られたプロリル−BHA樹
脂をカップリング溶媒中に懸濁し、BOC−0−Bz−
L−トレオニンを添加して同一の方法で混合物を平衡化
できる。
カップリング剤、DCCを加えて良く、イサチン試験(
E。
Kaiser、  et al、、  Anal、 C
heme、 Aeta、  118.149−51(1
980))で示される反応完結後、反応混合物はt過で
BOC−0−Bz−)レオニルプロリル−BHA樹脂カ
ニら除き得る。ペプチド樹脂は溶媒洗浄し得る。反応物
及び溶媒の量及び反応時間はサイクル32で述べたもの
と同一である。サイクル32で述べた脱保膿基方法によ
ってBOC基を外すことができる。得られたO −Bz
 −)レオニルプロリル−BHA樹脂に次にサイクル3
0に用い得る。サイクル31の反応は次式のように書け
る:Bz Bz ■ 便宜上、この得られた樹脂ペプチドを三文字記号を用い
テ次のように書いても良い: サイクル30 サイクル30では、BOC−0−Bz−L−トレオニン
の代りにBOC−グリシンを用いる以外はサイクル31
と同一の方法でカップリング反応及び脱保護基反応を実
施できる。カップリング及び脱保設基を通じて反応は次
のように書ける: サイクル29 サイクル29では、アミノ酸誘導体をBOC−0−Bz
−L−セリンで置撥える以外はサイクル31と同一の方
法でカップリング及び脱保護基反応を実施できる。これ
は次のように省ける: サイクル28 サイクル28では、アミノ酸反応物としてBOC−グリ
シンを用いる以外は、カップリング及び脱保護基反応を
サイクル31に記載のように実施できる。カップリング
及び脱保護基を通しての反応は次のように書ける:サイ
クル27 このサイクルでは、カップリング及び脱保護基反応を、
同一のアミノ酸反応物を用いてサイクル31と同様に実
施して次式の化合物を得る: サイクル26 サイクル26では、BOC−L−アスパラギンの活性エ
ステル誘導体を用いてカップリング反応を実施する。活
性エステル法はBOC−L−アスパラギン又はBOC−
L−グルタミンとDCCカップリング剤の代りに用いら
れる。
BOC−L−アスパラギンの活性エステル誘導体を用い
る反応は当初に使用したBHA樹脂12当り2乃至20
m1の溶媒の量の、ジメチルボルムアミド、ジメチルホ
ルムアミドとベンゼンの混合物、塩化メチレン又はクロ
ロホルム等中のBHA樹脂の遊離アミン1轟量当シ2乃
至10当量の旬を用いて実施できる。反応時間は1乃至
72時間である。
ニンヒドリン試験で示されるような反応の完結O・、反
応混合物は1過でBOCペプチド樹脂から除去できる。
使用すル活性エステルasw2−ニトロフェニルエステ
ル、4−ニトロフェニルエステル、ペンタフルオロフェ
ニルエステル等である。誘導体の活性エステル部分をA
Eで示す。
カップリング反応は次のように書ける:BOC基を外す
脱保誇基反応はサイクル32と同様に実施される。
サイクル25でBOC−0−Bz−L−トレオニンを、
サイクル24でBOC−ω−T−L−アルギニンを、サ
イクル23でBOC−L−プロリンを、サイクル22で
BOC−W−L−チロシンを、そしてサイクル21でB
OC−0−Bz−L−トレオニンを用いて、サイクル2
5乃至21の各々では、カップリング及び脱保護基反応
を、サイクル31と同じ方法及び反応物の割合で実施で
きる。サイクル21の完結で得られた化合物は次のよう
に書ける: サイクル20 サイクル20では、アミノ酸誘導体としてBOC−L−
グルタミン活性エステル誘導体を用いて、サイクル26
と同一の方法及び反応物の割合を用いて実施でき、次の
化合物を生じる: サイクル19 サイクル19では、アミノ酸誘導体としてBOC−L−
アラニンを用い、サイクル30と同様に実施できる。サ
イクル19の生成化合物は: である。
サイクル18 サイクル18では、アミノ酸誘導体としてBOC−g−
V−L−リシンを使うことができる。さもなくばサイク
ル18の方法はサイクル31と同様に実施でき、次の化
合物を生じる: サイクル17乃至15は、サイクル17でBOC−N(
im)−V−L−ヒスチジンを用い、サイクル16の反
応物としてBOC−L−ロイシンを、サイクル15で反
応物としてBOC−N (im)−V−L−グルタミン
酸13zj−ステル(Bzaセリン及びトレオニンにつ
いて用いられるのと同一の基を示す)を用いる以外は、
サイクル31と同様に実施でき、サイクル15から次の
化合物が得られる:サイクル14はBOC−L−グルタ
ミン−AEをアミノ酸誘導体として用いてサイクル20
と同じ〈実施できる。
サイクル13乃至8はサイクル13ではBOC−0−B
z−L−セリンを、サイクル12でFiBOc−L−ロ
イシンを、サイクル11ではBOC−ε−V−L−リシ
ンを、サイクル10でFiBOC−グリシンを、サイク
ル9ではBOC−L−ロイシンを、そしてサイクル8で
はBOC−L−バリンを用いる以外はサイクル31と同
様に実施でき、次の化合物を生じる: サイクル7 アミノ酸誘導体としてB6cms−エチルチオ−と−シ
スティン又は等側御を用いる以外はサイクル7はサイク
ル31と同様にして実施できるサイクル7から得られた
化合物は次式で示される: 但しR2はアルキルチオ又はBz基である。
サイクル6−2 サイクル6乃至2は、サイクル6ではアミノ酸誘導体と
してBOC−0−Bz−L−)レオニンが用いられ、サ
イクル5及び2ではアミノ酸誘導体としてBOC−0−
Bz−L−セリンが用いられ、アミノ酸誘導体としてサ
イクル4ではBOC−L−ロイシンが用いられる以外は
ザイクル31と同様に実施できる。サイクル31はBO
C−L−アスパラギン活性エステルを用いてサイクル2
6と同じ〈実施できる。
サイクル2から得られる化合物は次のとおりである:5
er−Asn−Leu−8er−Thr−Cys−Va
l−Leu−Gly−サイクル1 このサイクルはBOC−3−R1−L−システィン誘導
体を用いてサイクル7と同じ〈実施できる。システィン
についての選ばれるR、基はサイクル7で用いられたも
のと同一でも、異なっていても良い。例えばサイクル7
で選ばれた誘導体がBOC−8−エチルチオ−し−シス
ティンの時はサイクル1の誘導体fiBOc−8−4−
メトキシベンジル−し−システィンとなり得る、又はサ
イクル7でBOC−8−4−メトキシベンジル−L−シ
スティン残基ばれた時は、この誘導体又はBOC−8−
エチルチオ−L−システィンもサイクル1で用いられる
。サイクル1から得られた化合物は次式で示される: Cys−8er−Asn−Leu−8er−Thr−C
ys−Val−Leu−Gly−Lys−Leu−8e
r−Gln−Glu−Leu−His−Lys−Ala
−但し、R1は5−n−アルキル、Cys又はBzであ
り、そしてR21d S −n−アルキル又FiBzで
あって;而してR2がBzO時はR1は5−n−アルキ
ル又はCysであり、且つR2が5−n−アルキルの時
はR,はBzであるうサイクルIFi樹脂ペプチドの完
結を示している。樹脂ペプチドを反応容器から取出して
真空中で乾燥する。樹脂ペプチドの重量は合成に当初使
用したBHA樹脂の重量の20乃至3.5倍と考えられ
る。
樹脂ペプチドの開裂 液体弗化水素(HF)を用いる処理でサイクル1で得ら
れた樹脂ペプチドからペプチドをひきはなす。HF開裂
反応は樹脂ペプチドとアニソール(樹脂ペプチド11当
り0.5乃至5−)の混合物を(樹脂ペプチド12当’
り2乃至20−の)液体HFで0.5乃至20時間−2
0乃至+15℃で処理して実施できる。反応時間後は、
過剰のHFを蒸発させて除去し、ペプチドと樹脂ビード
の混合物を有機溶媒例えば酢酸エチル、ジエチルエーテ
ル、ベンゼン等で抽出して、アニソール及び残留HFを
除去することができる。
樹脂ビードからペプチドを酢酸水溶液で抽出してできる
この段階のペプチドは環状では無く、分子の1と7の位
置のシスティンの間にジスルフィド結合の無い非環状生
成物である。
HF処理はペプチドからすべてのブロッキング基を除去
する、唯一の例外はシスティン残基のチオール官能(性
)上のS−アルキルチオブロッキング基であって、f(
F開裂法に対して安定で、開裂及び抽出処理中ずつとそ
のま\である。
5−Bz−L−システィン残基はHFによって開裂して
システィン残基と遊離のチオール官能を生じる。両種類
のブロッキング基が位置1及び7で相互に組合されて合
成中細用されている。
従って、HF開裂後に得られたペプチドは樹脂ペプチド
合成中に用いたシスティン誘導体のチオール官能につい
て選定されたブロッキング基によって4種類のいずれが
となり得る。
樹脂ペプチド合成のサイクル1でBOC−8−Bz−L
−システイン誘導体が用いられ、そしてサイクル7でB
OC−8−n−アルキルチオ−L−システィンが用いら
れる。HF開裂後に得られたペプチドはタイプIで位置
1に遊離チオール官能を有し、位置7のシスティン残基
上にFiS −n−アルキルチオ官能を有している。こ
のタイプIのペプチドを次式で表わすこととする:5−
n−アルキル Cys−8er−Asn−Leu−8er−Thr−C
ys−Val−Leu−Gly−Lya−Leu−8e
r−Gln−Glu−Leu−His−Lya−Ala
−Gln−Thr−Tyr−Pro−Arg−Thr−
Asn−Thr−Gly−8er−Gly−Thr−P
ro−NH2 逆にサイクル1でBOC−8−n−アルキルチオ−L−
システィン誘導体を用い、そして位置7でBOC−8−
Bz−L−システィンを用いると開裂で得られるペプチ
ドはタイプ■であって次式で表わされる; 5−n−アルキル Cys−8er−Asn−Leu−8er−Thr−C
ys−Val−Leu−Gly−Lys−Leu−8e
r−Gln−Glu−Leu−Hia−Lya−Ala
−Gln−Thr−Tyr−Pro−Arg−Thr−
Asn−Thr−Gly−8er−Gly−Thr−P
ro−NH2 位置1の5−n−アルキル保護基の代りにS−システイ
ニル基 そわとこの位置のシスティンはシスチン基を形
成する)を使用し、そうすると位置7のシスティンの保
護にBz基を用いることに力る。サイクル1の反応物に
ビスーBOC−L−システィンが用いられ、サイクル7
の反応物にBOC−8−B7.−L−システィンを用い
ると開裂で得られたペプチドはタイプIIIで、次式で
表わされる:ys Cya−8er−Aan−Leu−8er−Thr−C
ys−Val−Leu−Gly−Lys−Leu−8e
r−Gln−Glu−Leu−His−Lys−Ala
−Gln−Thr−Tyr−Pro−Arg−Thr−
Asn−Thr−Gly−8er−Gly−Thr−P
ro−N’H2 両位置1及び7の反応物にBO3−8−Bz−L−シス
ティンを用いると、開裂で得られるペプチドはタイプ■
で、次式で表わされる: Cys−8er−Asn−Leu−8er−Thr−C
ys−Val−Leu−Gly−Lys−Leu−8e
r−Gln−Glu−Leu−His−Lys−Ala
−Gln−Thr−Tyr−Pro−Arg−Thr−
ABn−Thr−Gly−8er−Gly−Thr−P
ro−NH2 タイプ■、■及び■のペプチドの環状ジスルフィドペプ
チドへの変換はHF開裂からの粗ペプチドの酢酸水溶液
を開裂樹脂ペプチド17当り50乃至200rn!、の
最終容積に蒸留水で稀釈して用いることができる。この
溶液のpHは水酸化アンモニウム溶液の添加で5乃至1
0に調節し、混合物を密閉容器中で不活性ガス例えば窒
素流下で約2乃至48時間技拌するとよい。流出ガス中
にn−アルヤルメルカブタンが含まれなく彦ったら反応
を中止して良い。氷酢酸の添加で反応混合物のpHを約
3.5乃至5.5に下ける。
タイプ■のペプチドの環状ジスルフィドペプチドへの変
換はペプチドを酸化して環状構造にし、位置1及び7に
システィンを有するようにさせる当業者に知られた古典
的方法で実施できる。
中間体ペプチドがタイプ1、It、nl又は■のいずれ
であっても公知のカルシトニンに対応するアミノ酸鎖を
有しているペプチドを合成できる。ここに示すように合
成婆れたか\るペプチドは精製が可能で公知のカルシト
ニンと同一の種類の生物学的活性を有していることが判
明した。
このようにして合成されたカルシトニンは〔19−アラ
ニン〕−力ルシトニンと呼ばれる。これはIUPAC−
IUB命名法に従ったものである。
粗〔19−アラニン〕カルシトニンの精製上記の合成法
からのpH5,0の粗ペプチド溶液はイオン交換法を用
いて濃縮できる。濃縮物はゲル濾過法、イオン交換クロ
マトグラフ法及び分配クロマトクラフィーを組合わせて
精製できる。最終精製生成物は溶液から凍結乾燥でふわ
ふわした白色固体として得られる。生成物は所望ペプチ
ドについての正しいアミノ酸分析を与える。
以下はペプチドの製法についての実施例である。
実施例 1 樹脂活性化 0.61meVりのアミンタイターを持つBHA樹脂(
52)をAr1zona 州 TucsonのVega
 Biochemicalsが販売するペプチド合成器
に入れた。樹脂を25m/!以下の溶媒で処理し、各処
理後濾過した: 塩化メチレン            2分間クロロホ
ルム             2分間2回トリエチル
アミンの10チクロロホルム溶液 5分間2回クロロホ
ルム             2分間塩化メチレン 
           2分間3回サイクル32 カップリング:  BHA樹脂、25tdの塩化メチレ
ン及び1.31f (0,0061mol )のBOC
−L−プロリンを10分間攪拌した。(1−の溶液当り
1ミリ当量のDCCの)ジシクロへキシルカルボジイミ
ドの塩化メチレン溶液の6.1 m1!を反応器に加え
て、混合物を6時間かきませた。
濾過で反応混合物を除いてBOC−プロリル−BHA樹
脂を次々と2分間、25tne以下の洗浄を行ない、洗
液を毎回濾過で除去した。
塩化メチレン     2回 メチルアルコール   2回 塩化メチレン     3回 アセチル化:樹脂を次に1.5−のトリエチルアミン(
TEA)、1−の無水酢酸及び25−のクロロホルムの
混合物と2時間攪拌した。濾過で反応混合物を除去し、
樹脂を次に2分間宛25−で洗浄した: クロロホルム     2回 メチルアルコール   2回 塩化メチレン     3回 脱保護基:  BOC保護した樹脂を5分間、15tn
lのトリフルオロ酢酸(TFA)と15−の塩化メチレ
ンの混合物と攪拌した。この混合物を濾過で除いて樹脂
を次の15一のTEAと15mの塩化メチレンの混合物
と30分間攪拌した。反応混合物を濾過で除いて、樹脂
を次のもので251n1.宛洗浄した: 塩化メチレン         2回 2分間宛メチル
アルコール       2回 2分間宛クロロホルム
         2回 2分間宛TEAの10%クロ
ロホルム溶液  2回10分間宛クロロホルム    
      2回 2分間宛塩化メチレン      
   2回 2分間宛し−プロリン樹脂を滴定してアミ
ン又はプロリンタイターをきめた。この値は樹脂1f当
シアミン又はプロリンの0.55ミリ当量であった。
サイクル31 カップリング: L−プロリン樹脂、25−の塩化メチ
レン及び1.64F (0,0053mol )のBO
C−0−ペンジル−L−)レオニンf10分間攪拌した
。(1ミリ当量のDCC)のジシクロへキシルカルボジ
イミドの塩化メチレン溶液の5.5−を反応器に加えて
、混合物を2時間攪拌した。反応混合物を反応器から除
き、樹脂を次のもので2分間宛、25d宛洗浄し、毎回
e過で洗液を除いた:塩化メチレン     2回 メチルアルコール   2回 塩化メチレン     3回 イサチン試験は陰性であった。
脱保護基:サイクル32記載の脱保護系方法をこのサイ
クルでも繰返した。
これらのサイクルのカップリング及び脱保護系方法は次
のアミノ酸誘導体をトレオニン誘導体の代りに用いた以
外はサイクル29と同一であった: サイクル30−B OCグリシンの0.93f (0,
0053mol)サイクル29・・・BOC−0−ベン
ジル−L−セリンの1.559 (0,0053mol
 ) サイクル28・・・使用反応物サイクル30に同じサイ
クル27・・・使用反応物サイクル31に同じサイクル
26 カツプリンク:サイクル27から得られたペプチド樹脂
をジメチルホルムアミド(DMF)の25m1部で2回
洗った。樹脂を次に35ff17!ODMF中の2.8
2f(0,008mol ) (D B OC−L −
7スパラギンp−ニトロフェニルエステルと24時間攪
拌した。反応混合物f:沢過し、樹脂を次の溶媒の25
一部で2回宛2分間洗った:DMF、塩化メチレン、メ
タノール、塩化メチレンそれぞれ溶媒は1過で除いた。
ニンヒドリン試験は陰性であった。
脱保護基: サイクル32で使用した脱保護系方法を繰
返した。
サイクル25 サイクル31で使用したのと同一の反応剤を同量用いて
・   カップリング及び脱保護基を行なった。
サイクル24 カップリング: サイクル25で得た樹脂ペプチドをD
MFの25m7!部で続けて2回洗った。次に樹脂ペプ
チドを10分間、3.42 f (0,008mol 
)のBOC−N−a+−トシル−L−アルギニンと25
−のDMFの混合物ト攪拌した。次に(0,008mo
lのDCCに相当する)DCCの塩化メチレン溶液8−
を加えて、混合物を6時間攪拌した。r過で反応混合物
を除き、樹脂ペプチドを2回続けて25−の次の溶媒で
2分間洗った:DMF、塩化メチレン、メチルアルコー
ル、塩化メチレン、ニンヒドリン試験は陰性であった。
説保護基:サイクル32で用いた脱保護基を繰返した。
サイクル23 カップリング: サイクル24で得たペプチド樹脂ヲ1
0分間、1.729 (0,008mol )のBOC
−L−プロリンと25−の塩化メチレンと攪拌した。(
DCCのo、oosmol相当の)DCCの塩化メチレ
ン溶液8ゴを加え混合物を6時間攪拌した。反応混合物
を1過で除き、樹脂ペプチドを2分宛、25−宛で2回
宛次の溶媒で洗った:塩化メチレン、メチルアルコール
、塩化メチレン、各洗液は1過で除いた。ニンヒドリン
試験は陰性であった。
脱保睦基:サイクル32で用いた脱保護基を繰返した。
サイクル22及び21 カップリング反応でBOC−L−プロリンの代りに次の
アミノ酸誘導体を用いた以外はこのサイクルのカップリ
ング及び脱保護基反応方法はサイクル23と同一であっ
た。
サイクル22・・・BOC−0−2−ブロモベンジルオ
キシカhホ=h −L −チo シンの4.079 (
0,008m01) サイクル21・・・BOC−0−L−)レオニンの2.
479(0,008mol) サイクル20 アスパラギン誘導体の代りにZ94f (0,008m
ol )+7)BOC−L−グルタミンp−ニトロフェ
ニルエステルを用いた以外は方法はサイクル26と同一
であった。
トレオニン誘導体の代シに以下のアミノ酸誘導体を用い
た以外は方法はサイクル30に用いたものと同一であっ
た。
サイクル19・・・BOC−L−アラニンの1.069
 (0,0053mol ) サイクル18・・・BOCI−2−クロロベンジルオキ
シ−L−リシンの2.2Of (0,0053mol 
)サイクル17・・・BOC−N(im)−カルボベン
ジルオキシ−L−ヒスチジンの2.069(0,005
3m01) サイクル16・・・BOC−L−ロイシンの1.329
 (0,0053mol ) サイクル15・・・BOC−L−グルタミン酸−γ−ベ
ンジルエステルの1.799 (0,0053mol 
)サイクル14 サイクル20と同一。
サイクル13 プロリン誘導体の代りに2.362(0,008mol
)のBOC−0−ベンジル−L−セリンをカップリング
反応で用いた以外は方法はサイクル23で用いたものと
同一であった。
サイクル12乃至9 カップリング反応で次のアミノ酸誘導体をトレオニン誘
導体の代りに用いた以外は使用した方法はサイクル28
と同一であった。
サイクル12・−・サイクル16に用いたのと同一反応
物サイクル11・・・サイクル18と同一の反応物サイ
クル10・・・サイクル30で用いたのと同一の反応物
サイクル9・・・・・・サイクル16で用いたのと同一
の反応物サイクル8 カップリング : サイクル9からの樹脂ペプチドを1
0分間、1.742(0,008mol)のBOC−L
−バリン及び25mの塩化メチレンと攪拌した。次にD
CCの塩化メチレン溶液の8m/(DCCの0.008
 molに相当)を加えて混合物を16時間攪拌したっ
e過で反応混合物を除去した。樹脂ペプチドを次の溶媒
の25m部で続けて2回宛、2分間宛洗浄した:塩化メ
チレン、メチルアルコール、塩化メチレン、それぞれの
洗液は1過で除去した。
脱保護基:サイクル31参照。
サイクル7 カップリング反応でトレオニン誘導体の代りに1.5’
1(0,0053mol)のBOC−8−エチルチオ−
L−システィンを用いた以外は、方法はサイクル31で
用いたものと同一であった。
サイクル6 使用した方法及び反応物はサイクル31と同一であった
サイクル5 使用した方法及び反応物はサイクル29と同一であった
サイクル4 使用した方法及び反応物はサイクル16と同一であった
サイクル3 使用した方法及び反応物はサイクル26と同一であった
サイクル2 使用した方法及び反応物はサイクル29と同一であった
サイクル1 トレオニン誘導体の代りに1.81f (0,0053
mol )のBOC−8−メトキシベンジル−L−シス
ティンを用いた以外は反応物と方法はサイクル31と同
一であった。
サイクル1の完結後、樹脂ペプチドをn−ヘキサンの2
5一部で2回洗った。ペプチド物質を反応器から取出し
て真空炉中40℃、0.1mHf で24時間乾燥した
弗化水素を用いる開裂 乾燥した樹脂ペプチド(29)と2−のアニソールをテ
フロン製反応器に入れた。容器はテフロンコートした磁
気攪拌子付でドライアイス−アセトン浴中に入れてあり
、15−の弗化水素ガスを容器に凝縮させた。この混合
物を水浴中O℃で1時間欅拌した。蒸発と減圧で弗化水
素を除去した。残渣を酢酸エチルの25−の6部で磨砕
した。樹脂ビードからペプチドを0. I N酢酸溶液
の120tnlで抽出した。
ペプチドの環化 弗化水素開裂から得た酢酸水溶液抽出物を80m/!の
蒸留水を加えて200−に稀釈した。この溶液のpHを
、濃水酸化アンモニウムを添加して、7.5に調節した
。溶液を密閉容器中、窒素流下で24時間攪拌した。こ
の時点で排出窒素ガス中にエチルメルカプタンが検出で
きなくかった。
窒素中のエチルメルカプタン含量は流れをEl 1ma
n試薬C,Ellman、 G、L、、  Arch、
 Biochem、 Biophys、。
82.70−7 (1969))の溶液中を通して測定
した。
氷酢酸を添加して反応混合物のpHを5.0に調節した
粗[A1a19]SCTの精製 上記合成からのpH5,0の溶液200−を5P−25
イオン交換カラムを用いて濃縮した。カラムから25−
の濃縮物を0.7M塩化ナトリウム溶液で取出して、セ
ファデックス[5ephadex] G−25(ファイ
ン)ゲル1過カラムを通し、0.03Mの酢酸水溶液で
溶離させて脱塩し精製した。このカラムからのジ[Al
a16+” :] S CTフラクションを水酸化アン
モニウム溶液を添加してpH6に調節した。
この溶液を更にワットマン[Wh a tma n″I
cM−52カラムを用い酢酸アンモニウム緩衝液で溶離
させるイオン交換クロマトグラフィーで精製した。この
カラムからの[Ala”’:l5CTフラクションを氷
酢酸を添加してpH5,0に調節した。この溶液をSP
−セファデックスC−25イオン交換カラムを用いて濃
縮した。0,7M塩化ナトリウム溶液を用いてカラムか
ら取出した30−の濃縮物をセファデックスG−25(
ファイン)ゲル1過カラムで脱塩した。ペプチドフラク
ションを集めて凍結乾燥した。生成物を更にセフアデツ
クスG−25ファインカラムと溶媒系:n−ブタノール
、エタノール、0.4チ酢酸含有0.2N酢酸アンモニ
ウム(4−1−5)を用いる分配クロマトグラフィーで
精製した。生成物はカラムから0.42のRf値で溶離
する。生成物含有フラクションを合併し、n−ブタノー
ルを蒸発除去した。生成物を凍結乾燥で回収した。固体
を次にセファデックスG−25(ファイン)カラム上で
0.2M酢酸溶液を用いてゲル沢過した。精製したペプ
チドフラクションを集めて凍結乾燥した。
生成物はふわふわした白色固体として得られた。生成物
のアミノ酸分析は次の値を与えた、カッコ内は理論値で
ある。
AsplO(2)、Ala 1.0 (1)、Thr 
5.2(5)、Ser 3.8(4)、Glu 2.8
(3)、Pro 2.0 (2)、Gly3.0(4)
、Val O,9(1)、Leu 4.0 (3)、H
is O,92(1)、Lye 1.9(2)、Arg
 O,94(1)、Cys 1.91(2)、Tyr 
0.91 (1)。
インビボのカルシトニン類似体の生物学的アッセイ〔1
9−アラニン〕鮭カルシトニンの生物学的効力(力価)
を、〔アラニン”)SCTと合成鮭カルシトニン標準品
の等部分けした用量を投与して後の血清カルシウム濃度
の減少を比較して測定した。ラットを7匹宛の4群に分
け、各群を標準品及び試験溶液の用量に無作意に割自て
た。低及び高用量は用量一応答曲線の直線部分を選んだ
。鮭カルシトニン標準品については、値U0.7及び2
.1 nfペプチド/10(1体重(BW)であった。
この用量は3及び9MU/100fBWに近い。ペプチ
ドは皮下注射(0,2m//100fBW)で与え、1
時間後に血清カルシウム測定用に血液を取った。血清は
2時間以内の捕集を分析した。結果は2×2平行線アッ
セイ[Gaddum、J、H,、J、Pharm。
Pharmacol、、 6.345(1953)) 
 で分析した。使用した標準鮭カルシトニンは独立して
4,000 IUAよυ大を有していると測定された。
[Ala19]SCTは5.400IU/〜と分析され
た。
発明のある態様のみを特に詳細に記載したが、だが本発
明の精神と特許請求の範囲内で当業者にとっては多くの
別の特定態様を実施でき、多くの変更も可能であろう。
出願人  ローラーインターカβナルオーバーシーズイ
ンコーボレーテツド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、〔19−アラニン〕カルシトニンから成ることを特
    徴とする修飾カルシトニン。 2、該カルシトニンが鮭カルシトニン置換類似体、鰻カ
    ルシトニン置換類似体、ヒトカルシトニン置換類似体又
    は鶏カルシトニン置換類似体である請求項1記載のカル
    シトニン。 3、構造式: 【アミノ酸配列があります】、 【アミノ酸配列があります】、 【アミノ酸配列があります】、又は 【アミノ酸配列があります】 を有する請求項1記載のカルシトニン。 4、構造式: 【アミノ酸配列があります】、 【アミノ酸配列があります】、 【アミノ酸配列があります】、又は 【アミノ酸配列があります】 但し、R_1はS−n−アルキル、Cys又はHであり
    、そしてR_2はS−n−アルキル又はHであつて、而
    してR_2がHの時はR_1はS−n−アルキル、Cy
    s又はHであり、且つR_1がHの時はR_2はS−n
    −アルキル又はHである、を有する請求項1記載のカル
    シトニン。 5、該カルシトニンが構造式: 【アミノ酸配列があります】 を有する〔1,7−α−¥L¥−アミノスベリン酸−1
    8−アラニン〕鰻カルシトニンである請求項1記載のカ
    ルシトニン。 6、該カルシトニンが構造式: 【アミノ酸配列があります】 を有する〔1,7−α−¥L¥−アミノスベリン酸−1
    8−アラニン〕鮭カルシトニンである請求項1記載のカ
    ルシトニン。 7、該カルシトニンが構造式: 【アミノ酸配列があります】 を有する〔1,7−α−¥L¥−アミノスベリン酸−1
    8−アラニン〕鶏カルシトニンである請求項1記載のカ
    ルシトニン。 8、請求項1記載の修飾カルシトニンの有効量と製薬用
    キャリヤーを含有することを特徴とする血液カルシウム
    濃度調節に有用な薬用組成物。 9、該修飾カルシトニンの約0.7乃至約2.1ngの
    単位用量を有している請求項8記載の組成物。
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