JPS63259422A - 液計量装置 - Google Patents

液計量装置

Info

Publication number
JPS63259422A
JPS63259422A JP9288987A JP9288987A JPS63259422A JP S63259422 A JPS63259422 A JP S63259422A JP 9288987 A JP9288987 A JP 9288987A JP 9288987 A JP9288987 A JP 9288987A JP S63259422 A JPS63259422 A JP S63259422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
valve
solvent
supply
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9288987A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshitaka Takei
武居 俊孝
Tsunemasa Funatsu
常正 船津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP9288987A priority Critical patent/JPS63259422A/ja
Publication of JPS63259422A publication Critical patent/JPS63259422A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は液計量装置に関するものである。
(従来の技術) 半導体デバイスの製造プロセスにおいては、基板のエツ
チングやイオン注入のマスクとして、レジストパターン
が用いられる。このレジストパターンは基板に塗布した
レジスト膜に電子線や紫外線等の高エネルギー線を所定
のパターンに従って照射した後、現像工程を経て形成さ
れる。
ところで半導体集積回路は微細化により経済化、高速化
、高信幀化が図れるため、年々、小型化、高集積化して
いる。これに対応してレジストパターンも微細化されて
きているが、そのため寸法精度が一段と厳しくなり、サ
ブミクロン領域の高精度なレジストパターンの形成が要
求されるようになっている。そこでこのようなサブミク
ロン領域では、紫外光以上に微細なパターンを描画でき
る電子線等が有効に用いられ、これによって描画された
レジストを現像し、サブミクロンの最小寸法に見合った
精度でレジストパターンが形成されている。この場合レ
ジストパターンの寸法精度に重要な影響を与える要因の
1つに現像液の濃度があげられる。現像液は親溶媒と貧
溶媒とを主な組成とするものであるが、この親溶媒はレ
ジストの現像に関し現像時間を短くするが高感度のため
解像性を低下させるという傾向を示し、一方貧溶媒は低
感度のため解像性が向上するが現像時間が長くなるとい
う傾向を示す。第14図は、フロロレジス)FBM−1
20(ダイキン工業株式会社・製)の現像液としてのエ
チルアルコール(親溶媒)とイソブチルアルコール(貧
溶媒)との混合液についてのエチルアルコールの混合比
率(百分率で表されている)と感度(μc/cd)との
関係を、温度20°C126°Cの条件の下で示したも
のである。また第18図に示すように、親溶媒の混合比
率が高くなるとレジストのポジ部に膜減りTが生じる。
そのため寸法精度向上の要請から現像時間が長くかかっ
ても貧溶媒の濃度の高い現像液を用いることが要請され
る。
しかしながらレジストパターンの量産の条件として現像
時間の短縮も重要な要素であり、そのため寸法精度の向
上と共に現像時間の短縮を満たす現像方法が種々考えら
れてきた。そのような現像方法としては、例えば特開昭
58−111318号公報に記載された現像方法を挙げ
ることができる。この方法は、親溶媒と貧溶媒の異なっ
た混合比率の現像液を複数種類用意しておき、現像に際
しては親溶媒の混合比率の高い現像液から順に連続して
供給するというもので、これによれば、現像の初期には
親溶媒が強く作用して解像性は劣るものの現像が高速で
進行し、現像の後半を過ぎると今度は貧溶媒の作用が強
くなって上記解像性の悪さをカバーするようになるので
ある。したがってこの方法によれば現像時間の短縮を図
ることができ、しかも寸法精度の向上したレジストパタ
ーンを得ることができる。
ところで上記現像方法を実施する場合に、寸法精度を向
上させつつ現像時間を最も短縮することができるように
するための現像液の親溶媒と貧溶媒との混合比率の決定
については、使用するレジストの種M(第15図及び第
16図にはそれぞれ異なる種類のレジストに一定濃度の
現像液を与えて現像したときのレジスト残膜量と現像時
間との関係を示している)、電子線等の照射量、さらに
はプロセス上の種々の変化等を考慮することが必要であ
り、従来は組成ごとの溶媒をそれぞれ購入しておき、使
用者が上記のような条件を考慮して各溶媒を調合し、最
も適した濃度の現像液を得ていた。しかしながらこのよ
うな方法では、手間がかかるという問題や精度上の問題
がある。また予め決められた濃度の現像液を購入する場
合には、種々の条件に対応させるのに困難があった。ま
た第20図に示すような2液温合装置を使用する方法が
知られている。この装置は、同図に示すように、現像液
を組成する各溶媒をそれぞれ加圧式タンク70.71に
収容しておき、各タンク70.71を配管72.73を
介して混合ユニット74に接続し、そして上記各配管7
2.73に介設した流量計75.76を制御ユニット7
7からの信号に基づいて制御し、各溶媒の混合比率を調
整するようなされているのである。しかしながら流量に
基づいて現像液の濃度を調整する場合には、現状におい
ては、濃度の精度に関し、充分な結果を得ることが困難
である。すなわち流量計75.76としては、例えばス
トレンゲージ式、体積式、タービン式、電磁式、ギアポ
ンプ式等が挙げられるが、その計測精度の最も良いもの
でも、読取値には±0.25%の誤差が’4Eじ、その
ため得られる現像液の濃度には上記の誤差以上の誤差が
生しることになるのである。一方これに対してレジスト
の感度は現像液の濃度が0.1%変化しただけで大幅に
変化するのであり、したがって上記のような流量計に基
づく2液温合装置を用いることは困難である。
(発明が解決しようとする問題点) ところで流量計の代わりに重量計を用いた場合には、液
の量の計測精度を著しく向上させることが可能である0
例えば精密天びんを用いたときは、精度は読取値の±0
.01%以内となるのである。そこで精密天びんのよう
な重量計を用いた2液温合装置が考えられるが、その場
合次のような問題が。
生じる。すなわち液の計量は重量計の計量部に載置した
計量容器に液を供給することによってなされることとな
るが、上記のような精度で重量の読取を行う場合には、
液の供給はわずかづつ行われなければならず、計測に長
い時間を必要とするという問題が生じることとなるので
ある。
この発明の目的は上記問題を解決するためになされたも
のであって、その目的は、すばやく、しかも正確に所定
重量の液を得ることが可能な液計量装置を提供すること
にある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの発明の液計量装置は、重量計量器22の計量
部23に載置した容器21の内方に、液供給源1からの
複数の供給配管部5.6を臨ませ、一方の供給配管部5
には粗量吐出用バルブ10を、他方の供給配管部6には
微量吐出用バルブ9をそれぞれ介設している。
(作用) 上記構成の液計量装置においては、まず粗量吐出用バル
ブ10で液が所定の重量の近傍となるところまで液を供
給し、次いで微量吐出用バルブ9で液が所定の重量とな
るところまで液を微量づつ供給するようなされることに
なる。
(実施例) 次にこの発明の液計量装置の具体的な実施例について、
図面を参照しつつ詳細に説明する。
第1図において、1.2はそれぞれ加圧式給液タンクで
あって、一方の給液タンク1には現像液を組成するエチ
ルアルコール等の親溶媒が、他方の給液タンク2にはイ
ソブチルアルコール等の貧溶媒がそれぞれ収容されてい
る。各給液タンクl、2からは給液配管3.4が延びて
おり、各配管3.4は途中で分岐し、その分岐部5.6
及び7.8が計量容器21の内方に臨ませられている。
給液配管3.4の一方の分岐部6.8にはそれぞれ微量
吐出用バルブ9.11が介設され、他方の分岐部5.7
にはそれぞれ粗量吐出用バルブ10.12が介設されて
いる。上記微量吐出用バルブ9.11としては、例えば
、調節液量が0.01ccのドージングバルブを挙げる
ことができる。第2図にはこのドージングバルブの構成
を示しているが、同図のように、このドージングバルブ
は先端部にテーパ面13を有するニードル状の弁体14
を、弁本体15の内部でばね16の付勢力によってパツ
キンより成る弁座17側に付勢し着座させておき、エア
供給口18からエアを供給することによって弁体14を
ばね16の付勢力に抗して弁座17から離反させ、その
とき液供給口19から弁本体15の内部に加圧状態で供
給されている液を先端部のノズル20(口径1.8mm
)から吐出するようなされている。上記構成のバルブは
エアの供給時間を制御することによって最低吐出量が0
 、01 ccとなる液の微量吐出が可能となされてい
るのである。
なお粗量吐出用バルブ10.12としては、大口径のド
ージングバルブ(ノズル口径4.51程度)等の多量吐
出用のバルブを挙げることができる。
一方、第1図に示すように、計量容器21は重量計量器
22の計量部23に載置された状態で保持されている。
重量計量器22としては、例えば、第3図に原理的に示
すような天びん式の重量計量器を挙げることができる。
同図のように、この重量計量器の一方の計量皿23には
上記計量容器21が載置され、もう一方には計量容器2
1の重量と釣り合うような磁性体より成る錘24が取着
され、この錘24に対してコイル25を配置した構成を
有している。このものは計量容器21に液を供給しこの
容器21の重量が増加したときに錘24の位置が変化す
ることとなるが、そのときのコイル25を流れる電流の
変化を検出することによって液の重量を計測することが
できるようなされている。
また、第1図社示すように、計量容器21には供給管部
26が設けられており、この供給管部26には開閉弁2
7が設けられている。このような開閉弁27としては、
例えば第4〜第6図に示す構造の弁を挙げることができ
る。まず第4図に示す開閉弁27について説明すると、
28は上記供給管部26に設けられる電磁弁であって、
この電磁弁28には、電流の供給を受けるためのコンセ
ント部29が設けられている。一方30はロッドであり
、二〇ロッド30はエアシリンダ31(ソレノイドでも
よい)によって突出引込動作自在となされている。この
ロッド30には上記コンセント部29に接続される電力
供給用のソケット32が取着されている。このものにお
いては、エアシリンダ31を駆動制御することにより、
電力供給用ソケット32がコンセント部29に接続自在
となされている。この場合ソケット32とコンセント部
29との接続状態を確実なものとするため、各対向面に
はマグネットが組込まれているのが好ましい。以上のよ
うな構成の開閉弁27を採用することによって、計量容
器21で液の計量を行っている間は、ソケット32をコ
ンセント部29から離反させておけば、液の計量誤差を
軽減することが可能となる。また第5図には計量容器2
1の供給管部26に開閉弁27として空気弁33を介設
した例を示しているが、この場合にも上記同様に、エア
シリンダ31 (又はソレノイド)で突出引込動作自在
のロッド30を用い、このロッド30にエア供給ホース
34を取着し、空気弁33のエア受口35にエア供給ホ
ース34を接続自在に接続し得るようにされている。ま
た第6図に示す他の例としては、供給管部26内に、孔
36を有する弁座部材37を配置し、この弁座部材37
と隣接する供給管部26に側方より、先端側に孔38を
有するコック39を嵌入し、このコック39の基端部と
供給管部26の外周面との間にばね40を介設し、コッ
ク39を基端側に付勢することによって、弁座部材37
の孔36がコック39の孔38よりも先端側に位置する
ようにしておく。
そしてコック39の基端面と対向してロッド30を配置
し、このロッド30をエアシリンダ31(又はソレノイ
ド)で突出引込自在とし、このロッド30を突出するこ
とによってコック39を先端側へと移行させ、コック3
9の孔38と弁座部材37の孔36とが同軸上に位置す
るようなされている。このものにおいても同様に計量容
器21での液の計量に誤差が生じるのを軽減することが
できる。すなわち開閉弁27として電磁弁28や空気弁
33等を使用しようとする場合には、開閉弁27に対し
て電力供給ケーブルやエア供給ホース34を接続する必
要がある訳であるが、これらケーブルやホース34を常
時開閉弁27に接続していたのでは、ケーブルやホース
34の揺動、あるいはケーブルやホース34に対する異
物の付着等によって計量容器21での液の計量時に計量
誤差の生ずるおそれがあるため、第4図〜第6図のよう
に、計量完了後において、ケーブルやホース34を開閉
弁27に接続する構成を採用し、上記誤差を軽減しよう
としているのである。
一方第1図に示すように、上記計量容器21の供給管部
26は保存容器41の受管部42の内方へと臨ませられ
ている。この場合、受管部42の内径は計量容器21に
おける液の計量中、供給管部26が受管部42に接触す
ることがないような大きさにされている。この保存容器
41には計量容器21から送り込まれてきた親溶媒と貧
溶媒とを混合するための撹拌機43が設けられると共に
、保存容器41内の混合液が一定残量となったのを検知
するレベルセンサ44が設けられている。一方保存容器
41の内部上方の空間には圧力配管45の一端側が臨ま
せられており、この圧力配管45の他端部は三方弁46
を介して加圧配管47と排出配管48に接続されている
。一方保存容器41の底部には吐出配管49の一端部が
接続され、その他端側か開閉弁50を介して現像装置5
1に接続されている。したがって保存容器41の内部空
間を加圧することによって混合液を吐出配管49を通し
て現像装置51側に供給し得るようなされている。なお
保存容器41の受管部42には開閉弁52が介設されて
おり、計量容器21から保存容器41へ2液を送り込む
場合には、開閉弁52を開、一方保存容器41から現像
装置51側へ混合液を送る場合には保存容器41内を気
密にすべく開閉弁52を閉となるようなされている。ま
た保存容器41の底部には排液配管53が接続され、保
存容器41中の残留液をバルブコック54を操作するこ
とによって排液することができるようなされている。
一方現像装置51はモータ55の回転軸56を。
現像槽57の底部から内方へと臨ませ、その先端部にウ
ェーハ58を取着し、モータ55の回転駆動によってウ
ェーハ58が回転するようなされている。一方現像槽5
7の上部壁にはノズル59が取着されており、このノズ
ル59に上記保存容器41からの吐出配管49が接続さ
れており、現像液がノズル59からウェーハ58に向け
て噴出するようなされている。
次に粗量吐出用バルブ10.12及び微量吐出用バルブ
9.11の基本的な吐出動作を第7図のフローチャート
図に基づいて説明する。まず計量容器21に供給される
親溶媒と貧溶媒との合計重量Mを設定する(ステップS
l)。次いで親溶媒と貧溶媒の混合比率kA、 kBを
設定する(ステップS2)。次いで籾量吐出と微量吐出
の切換点MkA−α1 、 MkB−α2を設定する(
ステップS3)。ここでα1、α2は籾量吐出と微量吐
出の予備テストによって決める。次いで親溶媒側の粗量
吐出用バルブ10を開にし、親溶媒を計量容器21内に
供給する(ステップS4)。そして計量容器21内の親
溶媒の重量が略MkA−α1となったかどうかの判断が
なされ(ステップS5)、なっていない場合には供給を
続け、一方なった場合には粗量吐出用バルブ10を閉に
すると共に、微量吐出用バルブ9を開にし、親溶媒を微
量づつ計量容器21内に供給する(ステップS6)。そ
して計量容器21内の親溶媒の重量がMkAに達したか
どうかが判断され(ステップS7)、達していない場合
には親溶媒の微量吐出を続け、一方達した場合には微量
吐出用バルブ9を閉にする。次いで貧溶媒の粗量吐出用
バルブ12を開にし、貧溶媒を計量容器21内に供給す
る(ステップS8)。そして計量容器21内の親溶媒と
貧溶媒との重量が略MkA+MkB−α2になったかど
うかが判断され゛(ステップS9)、なっていない場合
には供給を続け、なった場合には粗量吐出用バルブ12
を閉にすると共に、微量吐出用バルブ11を開にし、貧
溶媒を微量づつ計量容器21内に供給する(ステップ5
10)。そして計量容器21内の親溶媒と貧溶媒との重
量がMkA十MkBに達したかどうかが判断される(ス
テップ511)。達していない場合には供給を続け、達
した場合には微量吐出用バルブ11を閉にする。
このようにまず籾量吐出を行い、次いで微量吐出を行っ
て各溶媒を計量容器21内に供給するように構成したの
で、各溶媒はすばやく、しかも正確に所定重量づつ供給
することが可能であり、その“ため所定の混合比率の2
液を迅速に、しかも正確に得ることができる。
そしてこの実施例においては、親溶媒と貧溶媒との供給
は上記粗景吐出バルブ10.12及び微量吐出バルブ9
.11による上記のような基本的な吐出動作を組込んで
次のように行われる。この供給方法を第8図に示すフロ
ーチャート図に基づいて説明する。なおこのフローチャ
ート図においては、各パルプ9.10.11.12によ
る上記したような基本的な吐出動作については説明を省
略している。まず計量容器21に供給される親溶媒と貧
溶媒の合計重量Mを設定する(ステップ520)。次い
で親溶媒と貧溶媒の混合比率kA、 kBを設定する(
ステップ521)。次いで親溶媒と貧溶媒の供給の繰り
返し回数Nを設定する(ステップ522)。例えば、ま
ず親溶媒を供給し、次いで貧溶媒を供給し、次いで親溶
媒を供給す乞場合にはNは3となる。次いでnを初期値
Oに設定する(ステップS23 ) 、次いでNが奇数
かどうかを判断しくステップS24 ) 、Nが奇数で
あればステップS25に移行し、Nが偶数であればステ
ップS30に移行する。まずNが奇数である場合には、
MkA・2/(N+1)の量の親溶媒を供給する(ステ
ップ525)。すなわちNが奇数の場合に最初親溶媒を
供給するときは、親溶媒の供給回数は(N+1)/2で
あり、親溶媒の1回当りの供給量は親溶媒の供給総量で
あるMkAを上記回数(N+1)/2で除した量、すな
わちMkA・2/(N+1)となるのである。次いでM
kB・2/ (N−1)の量の貧溶媒を供給する(ステ
ップ326)。すなわちNが奇数の場合に最初に親溶媒
を供給するときには、貧溶媒の供給回数は(N−1)/
2となり、したがって貧溶媒の1回当りの供給量は貧溶
媒の供給総量MkBを上記回数(N−1)/2と除した
量、すなわちMkB・2/(N−1)となるのである。
次いでnに1を加算する(ステップ527)。
次いでこのnの値が(N−1)/2の値に達したかどう
かが判断される(ステップ828)。すなわち(N−1
)/2は最後に供給される親溶媒の供給を除くN−1回
について、ステップS25とステップS26を1つの過
程としたときのその過程の繰返し数を意味する。nが(
N−1)/2に達していないときはステップS25に移
行し、ステップS25とステップS26とステップS2
7とを繰返す。そしてnが(N−1)/2に達した場合
には、ステップS29に移行し、MkA・2/ (N+
1)の量の親溶媒を供給した後ストップする。一方ステ
ップS24でNが偶数と判断された場合にはMkA・2
/Nの量の親溶媒を供給する(ステップ530)。すな
わちNが偶数の場合には親溶媒の供給回数はN/2とな
り、1回当りの親溶媒の供給量は供給量31MkAを上
記回数N/2で除した量となる。次いでMkB・2/N
の量の貧溶媒を供給する(ステップ531)。これにつ
いても同様である。次いでnに1を加算しくステップS
32 ) 、次いでこのnの値がN/2に達したかどう
かを判断する(ステップ533)。nがN/2に達して
いないときはステップS30に移行し、ステップS30
 とステップS31とステップS32とを繰返す。そし
てnがN/2に達した場合にはその時点で供給をストッ
プする。
このように親溶媒と貧溶媒とを交互に供給することよっ
て計量容器21内で親溶媒と貧溶媒との混合が進み、そ
のためこのような2液が保存容器41内に送られた場合
には、撹拌機43による2液の混合時間を短縮でき、そ
の結果、均一に混合された現像液を迅速に得ることが可
能となる。
また親溶媒と貧溶媒との供給を次のように行うことも可
能である。この供給方法を第9図に示すフローチャート
図に基づいて説明すると、まず計量容器21に供給され
るa溶媒と貧溶媒との合計重量Mを設定する(ステップ
540)。次いで親溶媒と貧溶媒の混合比率kA、 k
Bを設定する(ステップS41 )。次いでnを初期値
0に設定する(ステップ542)。次いでnに1を加算
する(ステップ543)。次いでnの値が奇数かどうか
を判断しくステップS44 ) 、nの値が奇数である
ときはステップS45に移行し、偶数であるときはステ
ップ348に移行する。ステップS45に移行した場合
にはMkBの量の貧溶媒を供給する。次いでMkAの量
の親溶媒を供給する(ステップ546)。そしてステッ
プS47において2液の新たな補給が必要かどうかの判
断がなされる。この判断は、保存容器41のレベルセン
サ44からの出力の有無によって行う。補給が必要でな
い場合にはそのまま待機し、補給が必要な場合にはステ
ップS43に移行し、nの値に1が加算される。そして
前回の供給におけるnの値が奇数であった場合には、今
度はnの値が偶数となり、ステップS44でnの値が偶
数と判断されて、ステップ348に移行する。そこで今
度はまずMkAO量の親溶媒が供給され、次いでステッ
プS49でMkBの量の貧溶媒が供給されることになる
。このように供給毎に親溶媒と貧溶媒との供給順序を入
れ替わるようなされているので、計量容器21の内壁面
に接触する溶媒が親溶媒と貧溶媒とで入れ替わることに
なり、その分だけ計量容器21内での混合が進み、上記
の場合と同様に、保存容器41に移した後の撹拌機43
による撹拌時間を短縮することができ、そのためすばや
く混合液を得ることが可能となる。
次に上記構成の各弁の作動状態を第10図に示すタイミ
ング図に基づいて説明する。まず粗量吐出用バルブ10
.12と微量吐出用バルブ9.11を上記したような制
御方式に従って親溶媒と貧溶媒とを計量容器21内に供
給する。次いで開閉弁27.52を開にして上記2液を
保存容器41内に移し、再び開閉弁27.52を閉にす
る。2液を保存容器41内で撹拌機43で混合した後、
圧力配管45と加圧配管47とが連通ずるように三方弁
46を切換え、保存容器41の液面上方の空間を加圧す
る。そして現像装置51内部での現像準備が完了すると
、開閉弁50が開にされ、ノズル59から混合液、すな
わち現像液がウェーハ58に吹きつけられることになる
。一方レベルセンサ44によって保存容器41内の混合
液が所定残量となったのが検知されると、粗量吐出用パ
ルプ1O112と微量吐出用バルブ9.11とが上記と
同様にして親溶媒と貧溶媒とを計量容器21内に供給さ
れるよう制御されることになる。そして計量容器21か
ら保存容器41にその2液が供給される際には、圧力配
管45と排出配管48とを連通ずるように三方弁46を
切換えて保存容器41内部の空間を常圧に戻した後、開
閉弁52を開にする。なお混合比率変更時にはバルブコ
ック54を開にして保存容器41内の残留液を排出すれ
ばよい。
上記実施例においては、粗量吐出用バルブ10.12と
微量吐出用バルブ9.11とを用い、まず粗量吐出用パ
ルプで溶媒を供給し、次いで微量吐出用バルブで溶媒を
微量づつ供給するようにしたので、溶媒はすばやく、し
かも正確に所定の重量だけ供給することが可能であり、
そのため所定の混合比率の2液をすばやく、しかも正確
に得ることができる。
そして現像液の濃度に非常に敏怒なレジストの現像に最
適な現像時間と混合比率との関係を、予備テストによっ
て、例えば第11図に示すように予め求めておけば、そ
のような関係に忠実な混合比率の現像液の各組成が可能
となる。そのためパターンプロファイルの仕上り具合が
向上する(第17図参照)と共に、現像時間が短縮され
(第19図参照)、さらに現像液の消費量を低下させる
ことも可能となる。
第12図には上記構成の変形例を示している。
同図のように、3台の重量計量器22.22.22の各
計量部23.23.23に計量容器21.21.21を
載置し、゛さらに各計量容器21.2・1.21に対応
して保存容器41.41.41が配置されている。この
変形例においては、例えば第11図に示すような3種の
混合比率の現像液を得るために、各計量容器21.21
.21にそれぞれの混合比率の2液を供給し、各保存容
器41.41.41に移すようになされる。そして各保
存容器41.41.41の現像液は現像装置51に設け
た各ノズル59.59.59から吹出しのタイミングに
合わせてウェーハ58に対して噴出されることになる。
また第13図にはさらに他の実施例を示している。この
変形例においては、同図に示すように、1台の重量計量
器22の計量部23に1つの計量容器21を載置し、こ
の計量容器21の供給管部26を3つに分岐させ、各分
岐部60.61.62に対応して3つの保存容器41.
41.41がそれぞれ配置されている。この変形例にお
いても、上記変形例と略同様の作用をなす。なお上記実
施例と同一の部分については、同一の符号で示し、その
説明を省略している。
上記各変形例においても、上記実施例と同様に計量容器
への親溶媒と貧溶媒との供給をすばやく、しかもその混
合比率を正確なものにすることが可能である。
以上、この発明の液計量装置の具体例について説明した
が、この発明の液計量装置は上記実施例に限定されるも
のではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施する
ことができる。例えば上記実施例においては、現像液の
貧溶媒と親溶媒との調合、及び現像液の重量を計量する
ものについて説明したが、この液計量装置は液をすばや
くしかも正確に計量することの要求されるいずれの場合
にも適用することが可能である。また上記実施例におけ
るように、給液タンク1から1本の給液配管を延ばし、
途中で複数に分岐させて成る配管部5.6のみならず、
液供給源から複数本の配管を延設することによって供給
配管部5.6を構成してもよい。
(発明の効果) 上記したように、この発明の液計量装置においては、粗
量吐出用バルブと微量吐出用バルブとを用い、まず粗量
吐出用バルブで液を供給し、次いで微量吐出用バルブで
液を微量づつ供給し、所定重量の液を計量するようにし
たので、すばやく、しかも正確に所定重量の液を得るこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の液計量装置の一実施を示す説明図、
第2図は上記液計量装置に用いられる微量吐出用バルブ
の一例を示す一部断面図、第3図は上記液計量装置に用
いられる重量計量器の一例を示す原理説明図、第4〜第
6図はそれぞれ計量容器の供給管部に設けられる開閉弁
の説明図、第7〜第9図は制御フローチャート図、第1
0図は第1図に示す装置に使用されている弁の開閉のタ
イミング図、第11図は現像時間と現像液の濃度との関
係を示すグラフ、第12図及び第13図はそれぞれ上記
実施例の変形例を示す説明図、第14図はエタノール濃
度とレジストに対する感度との関係を示すグラフ、第1
5及び第16図はそれぞれ一定濃度の現像液を用いた場
合の種類の異なるレジストについての現像時間とレジス
ト残膜厚さとの関係を示すグラフ、第17図は親溶媒と
貧溶媒とのそれぞれのレジストに対する解像性を比較す
るための説明図、第18図はレジストのポジ部の膜減り
の説明図、第19図は現像時間の短縮の度合を残膜量で
比較説明したグラフ、第20図は従来の2液温合装置を
示す説明図である。 1・・・加圧式給液タンク(液供給源)、5.6・・・
分岐部(供給配管部)、9・・・微量吐出用バルブ、1
0・・・粗量吐出用バルブ、21・・・計量容器、22
・・・重量計量器、23・・・計量部。 特許出願人       ダイキン工業株式会社代 理
 人     西 森 正 博・第2図 第3図 第7図 − 第8図 第14図 アルコづり 第15図 □ 硯イ復時間 (:$) 現像F4問(介)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、重量計量器(22)の計量部(23)に載置した容
    器(21)の内方に、液供給源(1)からの複数の供給
    配管部(5)(6)を臨ませ、一方の供給配管部(5)
    には粗量吐出用バルブ(10)を、他方の供給配管部(
    6)には微量吐出用バルブ(9)をそれぞれ介設したこ
    とを特徴とする液計量装置。
JP9288987A 1987-04-15 1987-04-15 液計量装置 Pending JPS63259422A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9288987A JPS63259422A (ja) 1987-04-15 1987-04-15 液計量装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9288987A JPS63259422A (ja) 1987-04-15 1987-04-15 液計量装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63259422A true JPS63259422A (ja) 1988-10-26

Family

ID=14067022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9288987A Pending JPS63259422A (ja) 1987-04-15 1987-04-15 液計量装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63259422A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4986042A (ja) * 1972-12-21 1974-08-17
JPS59114418A (ja) * 1982-12-21 1984-07-02 Kurabo Ind Ltd 自動注入計量装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4986042A (ja) * 1972-12-21 1974-08-17
JPS59114418A (ja) * 1982-12-21 1984-07-02 Kurabo Ind Ltd 自動注入計量装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1451533B1 (en) High purity fluid delivery system
US4688918A (en) Negative type photoresist developing apparatus
US7337677B2 (en) Differential pressure flowmeter, flow controller, and apparatus for processing substrate
KR930008856B1 (ko) 혼합용액의 일정비율 혼합장치
TW562690B (en) Apparatus for providing a predetermined consistent liquid mixture, and method of mixing and delivering a predetermined liquid mixture
KR100872872B1 (ko) 약액 누수 감지 장치 및 방법
JP2010014435A (ja) 沈下測定装置及び沈下測定方法
US6170703B1 (en) Chemical Dispensing system and method
CN112304396B (zh) 微小流量校准系统
JPS63258629A (ja) 複数液混合装置
JPS63259422A (ja) 液計量装置
JPS63258018A (ja) 現像装置
US20090026150A1 (en) Method and apparatus for chemical mixing in a single wafer process
RU2682063C1 (ru) Способ контроля метрологических характеристик стационарных или мобильных замерных установок и поверочная установка для его реализации
JP3559394B2 (ja) 現像液噴射量点検システム及びこれを利用した現像液測定方法
GB2057283A (en) Luxury machine having means for calibrating a metering pump
KR20020046999A (ko) 연마액공급장치, 연마액공급장치에 첨가제를 공급하는방법 및 폴리싱장치
EP1197823A2 (en) Method and apparatus for the distribution of treatment liquids
US9038650B2 (en) Calibration of a chemical dispense system
JP2002258453A (ja) 写真処理装置および写真処理装置の処理タンクへ補充溶液を供給する方法
CN220970269U (zh) 半导体清洗槽及半导体清洗设备
JP2000074718A (ja) 薬液調合装置
JP3115525B2 (ja) バッチ式稀釈装置
JP2000218143A (ja) 薬液混合設備および供給量制御方法
WO1999049962A3 (en) Precision volumetric measuring and mixing apparatus