JPS63254802A - トリプレート型ストリップ線路とマイクロストリップ線路の間の電気的接続装置およびその応用 - Google Patents

トリプレート型ストリップ線路とマイクロストリップ線路の間の電気的接続装置およびその応用

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JPS63254802A
JPS63254802A JP6706488A JP6706488A JPS63254802A JP S63254802 A JPS63254802 A JP S63254802A JP 6706488 A JP6706488 A JP 6706488A JP 6706488 A JP6706488 A JP 6706488A JP S63254802 A JPS63254802 A JP S63254802A
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line
triplate
connection device
microstrip line
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フィリップ ノダン
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P5/00Coupling devices of the waveguide type
    • H01P5/08Coupling devices of the waveguide type for linking dissimilar lines or devices

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  • Waveguides (AREA)
  • Waveguide Connection Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、トリプレート型ストリップ線路とマイクロス
) IJツブ線路の間の電気的接続装置およびその応用
に関するものである。本発明には特に以下の応用が考え
られる。
−互いに重ねられた2つのトリプレート型ストリップ線
路の間の電気的接続。
−互いに垂直な2つのトリプレート型ストリップ線路の
間の電気的接続。
−m数のトリプレート型ストリップ線路を主構成要素と
して備えるパワー分配装置。
−複数のトリプレート型ストリップ線路と1つのマイク
ロストリップ線路を備えるパワー分配装置。
−鉛直平面内で走査を行う電子走査アンテナ。
−電波放射用マイクロストリップ線路要素をトリプレー
ト型ス) IJツブ線路に電気的に接続する装置。
従来の技術 地上に固定されたままのレーダには、サイズが大きくて
重いアンテナを備えることができる。これに対して地上
を走行する車両やその他の輸送手段上に搭載されるレー
ダは、性能の低下なしにできるだけ小さくて軽いものに
することが必要とされる。車両搭載レーダのアンテナの
サイズと重量に対するこの制約は、アンテナが航空機に
搭載される場合にさらに重要になる。
従って、軽くて小さな要素を用いるアンテナ製造技術が
不可欠である。そこで、マイクロ波伝送線としてトリプ
レート型ストリップ線路とマイクロストリップ線路を利
用することが好ましい。マイクロストリップ線路はトリ
プレート型ストリップ線路よりも軽くてコンパクトであ
るがロスがより多い。このため、この2つのタイプの要
素を電気的に接続することが考えられる。
このような電気的接続を行うことは従来から知られてい
る。従来技術では、例えば互いに重ねられた2つのトリ
プレート型ス) IJツブ線路の間に配置した導電ワイ
ヤを用いて両者を接続する。すなわち、この導電ワイヤ
を2つの中央導体の間に位置していてこれら2つのトリ
プレート型ストリップ線路に共通するグラウンド面を貫
通させることによって2つのトリプレート型ストリップ
線路のそれぞれの中央導体を電気的に接続している。
導電ワイヤとこの導電ワイヤが貫通するグラウンド面の
間には電気的絶縁装置が設置されている。
発明が解決しようとする課題 このタイプの電気的接続装置には以下のような多くの欠
点がある。
一トリプレート型ストリップ線路間で作業を行う必要が
あるため作業が厄介であり、従って製造コストが高くな
る。
−導電ワイヤからの電波の放射によるかなり大きなロス
がある。
−この電波の放射を防ぐのにシールドが必要とされるた
め、サイズが大きくなり重くなる。
本発明の目的は、トリプレート型ストリップ線路とマイ
クロストリップ線路の間の電気的接続装置を提供するこ
とである。
課題を解決するための手段 トリプレート型ストリップ線路の中央導体はこのトリプ
レート型ストリップ線路からの突起部を備えている。こ
の突起部は、電気的に接触することなくマイクロストリ
ップ線路のグラウンド面と誘電体とを貫通してマイクロ
ストリップ線路の導体に電気的に接続されている。この
タイプの電気的接続装置には以下の利点がある。
−トリプレート型ストリップ線路の外に形成されている
−「本来的に」機械的強度が大きい。というのは、トリ
プレート型ストリップ線路の中央導体の突起部がマイク
ロストリップ線路のグラウンド面ならびに誘電体を貫通
しているからである。
− コンパクトで軽い。
− インピーダンス整合が高いのでロスが少ない。
−電波の放射がほとんどない。従って、この電気的接続
装置からの電波放射を阻止するシール1′を設けること
が不可欠ではない。
−構成が簡単であるため製作コストが安い。
さらに詳しく説明すると、本発明により、トリプレート
型ストリップ線路とマイクロストリップ線路の間の電気
的接続装置であって、トリプレート型ス) IJツブ線
路は、グラウンド面と呼ばれる2枚の導電プレートと、
誘電体を介して各導電プレートからほぼ等距離の位置に
配置された中央導体と呼ばれる1つのストリップ導体と
を備え、マイクロス) IJツブ線路は、導体と呼ばれ
る1つのス) IJツブ導体と、誘電体を介してこのス
トリップ導体とほぼ平行になるように配置されたグラウ
ンド面と呼ばれる1枚の導電プレートとを備え、上記ト
リプレート型ストリップ線路の中央導体は、このトリプ
レート型ス) IJツブ線路の外側に突起部を備え、こ
の突起部は、上記マイクロストリップ線路のグラウンド
面と誘電体とを貫通してこのマイクロストリップ線路の
導体に電気的に接続され、上記電気的接続装置は、上記
トリプレート型ス) IJツブ線路の中央導体と上記マ
イクロストリップ線路のグラウンド面の間に電気的絶縁
手段をさらに(it&えることを特徴とする電気的接続
装置が提供される。
本発明の詳細、特徴ならびに様々な応用は、添付の図面
を参照した実施例についての以下の説明により明らかに
なろう。
なお、図面は実際通りの縮尺で描かれてはいない。さら
に、同じ要素に対しては同一の参照番号を用いである。
実施例 第1図はトリプレート型ス) IJツブ線路の実施例の
断面図である。このトリプレート型ストリップ線路は、
短絡回路として機能する2枚の導電プレート2.3と、
両者からほぼ等距離に位置するストリップ導体1とを備
えている。トリプレート型ス) IJツブ線路の中央導
体とも呼ばれるス) IJツブ導体1は、誘電体4によ
りトリプレート型ストリップ線路のグラウンド面と呼ば
れる2枚の導電プレート2.3のおのおのから隔離され
ている。
以後、トリプレート型ス) IJツブ線路の方向tは、
その縦軸線の方向tL、厚さ方向の横軸線の方向tTE
、それに幅方向の横軸線の方向tTLで表す。
第2図はマイクロストリップ線路の実施例の断面図であ
る。このマイクロストリップ線路は、マイクロストリッ
プ線路の導体とも呼ばれるストリップ導体5と、マイク
ロストリップ線路のグラウンド面6とも呼ばれて短絡回
路として機能する導電プレート6とを備えている。この
マイクロストリップ線路の導体5とグラウンド面6は互
いにほぼ平行であり、誘電体7により隔離されている。
マイクロス) IJツブ線路の方向mは、その縦軸線の
方向mL、厚さ方向の横軸線の方向mTE、それに幅方
向の横軸線の方向mTLで表す。
第3図は、トリプレート型ス) IJツブ線路とマイク
ロストリップ線路の間の本発明の電気的接続装置の第1
の実施例の斜視図であり、両方のマイクロ波伝送要素が
接続される前の状態が示されている。接続は、トリプレ
ート型ストリップ線路の軸線tLとマイクロストリップ
線路の軸線mTEに平行な軸線りに沿って行う。なお、
トリプレート型ストリップ線路の誘電体4は図示されて
いない。トリプレート型ストリップ線路の中央導体1は
、このトリプレート型ストリップ線路の外側に向いた突
起部8を備えている。この突起部8の幅aは、同じ中央
導体1のこのトリプレート型ストリップ線路の内側に位
置する部分の幅Aよりも狭い。特に好ましい実施例によ
ると、この幅の変化は、中央導体1の幅を徐々に狭くす
るようなカッティング、例えば斜めのカット9を行うこ
とにより実現することができる。中央導体1の突起部8
は、マイクロストリップ線路のグラウンド面6と誘電体
7を貫通し、次いでこのマイクロストリップ線路の導体
5に機械的に固定され、かつ、電気的に接続される。こ
の機械的固定と電気的接続は、例えばハンダ付けにより
行う。このハンダ付けは、例えば超音波ハンダ付けであ
る。マイクロストリップ線路のグラウンド面6とトリプ
レート型ストリップ線路の中央導体1の突起部8の間の
電気的絶縁は例えば以下のようにして行う。
−マイクロストリップ線路のグラウンド面6に例えば円
形の開口部10を設ける。
−例えば斜めカット9によりトリプレート型ストリップ
線路の中央導体1の幅を変化させる。
マイクロストリップ線路の導体5の一端はこの電気回路
の残りの部分と接続する。この導体5の他端は、符号す
で表したゼロでない有限の長さを有する。
第4図は第3図と同じ要素を示す図であるが、斜視図の
代わりに平面図となっている。この第4図は、特に、ト
リプレート型ス) IJツブ線路の中央導体1の幅の変
化を示している。
第5図は第3図ならびに第4図と同じ要素を示す図であ
るが、斜視図や平面図ではなく側面図となっている。こ
の第5図は、特に、マイクロストリップ線路の導体5の
端部のこの電気回路の残りの部分と接続されていない側
の長さbを示している。
第6図は、本発明に従ってトリプレート型ストリップ線
路に接続されるマイクロストリップ線路の実施例を示す
図である。このマイクロストリップ線路は、グラウンド
面6の側から見たものである。この第6図は、特に、こ
のグラウンド面6に設けられた開口部10を示している
第7図と第8図は、マイクロ波伝送線要素であるトリプ
レート型ストリップ線路とマイクロストリップ線路とが
接続された後の本発明の電気的接続装置の第1の実施例
のそれぞれ平面図と側面図である。先に説明したハンダ
は第7図と第8図では参照番号11で表されている。
第3図〜第8図に図示した本発明の電気的接続装置は、
トリプレート型ス) IJツブ線路の中央導体lの突起
部8がマイクロストリップ線路のグラウンド面6と誘電
体7を貫通しているためにトリプレート型ストリップ線
路の内側でまったく作業を行うことなく形成することが
できるので「本来的に」機械的強度が大きい。このため
、軽くてコンパクトになる。さらに、原理が極めて簡単
であることから製造コストが安くなる。
この電気的接続装置は、l GHz帯に対応するしバン
ドと、4〜5 GHz帯に対応するいわゆるSバンドの
周波数で使用することができる。
さらに、この電気的接続装置には放射ロスや定在波比(
SWR)が大きいことに起因するインピーダンス整合の
悪さによるエネルギロスがほとんどない。
このタイプの電気的接続装置は以下の3つのパラメータ
を調整することにより最適なものにすることができる。
−先に定義したマイクロストリップ線路の導体5の長さ
bo −マイクロストリップ線路のグラウンド面6に設けた開
口部10の形状とサイズ。
−トリプレート型ストリップ線路の中央導体lの幅の変
化。例えば斜めカット9の形状とトリプレート型ストリ
ップ線路の端部に対するその位置。
第9a図と第9b図は本発明に従ってマイクロストリッ
プ線路に接続されるトリプレート型ストリップ線路の別
の実施例の平面図である。この2つの図には、特に、ト
リプレート型ストリップ線路の端部に対する斜めカット
9の位置の異なった2つの状態が示されている。第9a
図では斜めカット9の端部がトリプレート型ストリップ
線路の内側に位置しており、第9b図では斜めカット9
の端部がトリプレート型ストリップ線路の丁度端部に位
置している。
上記の3つのパラメータは、例えば定在波比を実験的に
測定することにより決定する。
さらに、従来技術を用いると、電気的接続装置の3つの
グラウンド面、すなわちトリプレート型ストリップ線路
の2つのグラウンド面2.3とマイクロストリップ線路
のグラウンド面6は、この電気的接続装置の位置で電気
的に接触させておく必要がある。このタイプの電気的接
続装置は上記の3つのパラメータを注意深く選択するこ
とにより最適化して電波放射を十分に少なくすることが
できる。従って、シールドは必要とされない。
第10図は本発明の第2の実施例に対応し、マイクロ波
伝送線要素の一方を他方に対して90度回転させた後の
第3図と同様の図である。マイクロストリップ線路のグ
ラウンド面6は、第10図の場合に第3図の場合よりも
広いことが好ましい。これは、マイクロストリップ線路
のグラウンド面6とトリプレート型ストリップ線路の2
つのグラウンド面2.3を電気的に接続するためである
。この電気的接続により上記の電気的接続装置の性能が
最適になる。
第11図は本発明の電気的接続装置の1つの応用例を示
す図であり、この図には、互いに同じ方向を向けて重ね
られた2つのトリプレート型ストリップ線路30.31
がマイクロストリップ線路32により接続された状態が
図示されている。トリプレート型ストリップ線路30は
、第3図に示したのと同じ本発明の電気的接続装置12
によりマイクロストリップ線路32に電気的に接続され
ている。このマイクロストリップ線路32は、本発明の
同じ電気的接続装置13によりトリプレート型ス) I
Jツブ線路31に電気的に接続されている。
第12図は本発明の電気的接続装置の1つの応用例を示
す図であり、この図には、(幅方向の横軸線の方向を向
いている)軸線tTLが互いに平行となるように相互に
垂直に2つのトリプレート型ストリップ線路33.34
を電気的に接続した状態が示されている。トリプレート
型ストリップ線路34は、第10図に図示したのと同じ
本発明の電気的接続装置15によりマイクロストリップ
線路35に電気的に接続されている。このマイクロスト
リップ線路35は、第3図に図示したのと同じ本発明の
電気的接続装置14によりトリプレート型ストリップ線
路33に電気的に接続されている。
第11図と第12図にはマイクロス) IJツブ線路と
トリプレート型ストリップ線路の他の様々な要素は図示
されていない。
第13図は本発明の電気的接続装置を複数個用いた1つ
の応用例を示す図であり、この図には、主構成要素とし
て複数のトリプレート型ス) IJツブ線路を備える多
分岐形パワー分配装置が示されている。この複数分岐構
造の第1の分岐は1つのトリプレート型ストリップ線路
16で構成されている。
この第1の分岐は、例えば第12図の構造に対応するl
Oの電気的接続装置17−11.、、17−il、、、
17−10により10箇所に分かれている。これら10
箇所の電気的接続装置17−1により、トリプレート型
ストリップ線路16が、互いにほぼ平行でこのトリプレ
ート型ス) IJツブ線路16にほぼ垂直な10個のト
リプレート型ストリップ線路18−11.、、 18−
ilo、。
18−10に接続されている。各トリプレート型ストリ
ップ線路18−1は、互いに重ねられた2つのトリプレ
ート型ストリップ線路18−1と20−1で構成された
対i  (i=1〜10)の一部である。第11図に示
した構造に対応する複数の(例えば8つの)電気的接続
装置19−i−11,、,19−i−jl、、、19−
i−8により、トリプレート型ス) IJツブ線路18
−1の中央導体の端部とトリプレート型ストリップ線路
20−1の中央導体の端部が接続されている。
第14図は本発明の電気的接続装置を複数個用いた1つ
の応用例を示す図であり、この図には、本発明の電気的
接続装置の一部を構成するマイクロス) IJツブ線路
の他に、複数のトリプレート型ストリップ線路と1つの
マイクロストリップ線路を備える多分岐形パワー分配装
置が示されている。
この多分岐構造の第1の分岐はマイクロストリップ線路
21で構成されており、このマイクロストリップ線路2
1が複数の(例えば10個の)トリプレート型ストリッ
プ線路18−1と複数のく例えば10個の)トリプレー
ト型ストリップ線路20−1の一部分に接続されている
。この第1の分岐は、例えば第3図の構造に対応する1
0の電気的接続装置22−113.。
22−11.、.22−10により10箇所に分かれて
いる。これらIO箇所の電気的接続装置22−1により
、マイクロス) IJツブ線路21が第13図に示した
のと同じ10個のトリプレート型ストリップ線路 18
−111.。
18−11.、.18(0に接続されている。各トリプ
レート型ストリップ線路18−1は、第13図に示した
のと同様に互いに重ねられた2つのトリプレート型ス)
 IJツブ線路18−1と20−1からなる対iの一部
である。第14図に関する残りの説明は第13図の場合
と同じである。
機械的に水平面内で回転させる一方、鉛直面内で電子的
に走査させる電子走査アンテナを実現することが可能で
ある。このアンテナは、第13図に示したのと同様な多
分岐形パワー分配装置を備えることになる。このアンテ
ナを実現する目的で、10箇所の電気的接続装置17−
11.、.17−i 、 、、。
17−10に、すなわち鉛直方向のパワー分配位置と水
平方向のパワー分配位置の間にフェイズシフタを設置す
る。
機械的に水平面内で回転させて鉛直面内で電子走査させ
る電子走査アンテナは、第14図に示したのと同様な多
分岐形パワー分配装置を用いて実現することもできる。
この場合、フェイズシフタは10個の電気的接続装置2
2−1の位置に設置される。
第16図は本発明の電気的接続装置の1つの応用例を示
す図であり、この図には、電波放射用マイクロストリッ
プ要素(構成は第15図に示されている)が第13図ま
たは第14図に示したのと同様のパワー分配装置の一部
を構成するトリプレート型ストリップ線路26に接続さ
れている様子が示されている。
第15図に示した電波放射用マイクロストリップ要素は
、電波放射用マイクロストリップ要素の「パッチ」と呼
ばれる金属面(放射面)23と、このパッチ23にほぼ
平行で短絡回路として機能する金属プレート24とで構
成されている。この金属プ −レート24は、電波放射
用マイクロストリップ要素のグラウンド面と呼ばれる。
パッチ23と金属プレート24は誘電体25により隔離
されている。原則として、パッチ23は任意の形状にす
ることができる。
しかし、実際上は単純な幾何学的形状にする。例えば、
二等辺三角形、六角形、正方形などにする。
このタイプの放射性マイクロストリップ要素は従来から
知られており、例えばアイ、ニス、バール(1,S、 
Bahl) とピー、バーティア(P、 Bharti
a)著「マイクロストリップ・アンテナズ(Micro
stripAntennas) Jという題名の本に記
載されている。
第16図の電波放射用マイクロストリップ要素は、例え
ば三角形のパッチ23を備えている。これらパッチ23
は、共通する誘電体25上に配置することによって共通
グラウンド面24からは隔離されている。
各パッチ23は、本発明の電気的接続装置によりトリプ
レート型ストリップ線路26の中央導体の端部に電気的
に接続されている。この第16図では、トリプレート型
ストリップ線路26の他の様々な要素は図示されていな
い。
【図面の簡単な説明】
第1°図は、トリプレート型ス) IJツブ線路の断面
図である。 第2図は、マイクロストリップ線路の断面図である。 第3図はトリプレート型ストリップ線路とマイクロスト
リップ線路の間の本発明の電気的接続装置の第1の実施
例を示す図であり、この図には、これら2つのマイクロ
波伝送線要素が接続される前の状態が示されている。 第4図は、第3図の平面図である。 第5図は、第3図の側面図である。 第6図は本発明に従ってトリプレート型ストリップ線路
に接続されるマイクロストリップ線路の実施例を示す図
であり、とのマイクロストリップ線路を円形の開口部が
設けられたグラウンド面の側から見た場合が示されてい
る。 第7図はトリプレート型ストリップ線路とマイクロスト
リップ線路の間の本発明の電気的接続装置の第1の実施
例を示す図であり、この図には、これら2つのマイクロ
波伝送線要素が接続された状態が示されている。 第8図は、第7図の側面図°である。 第9a図と第9b図は、本発明に従ってマイクロストリ
ップ線路に接続されるトリプレート型ストリップ線路の
異なる実施例を示す図である。 第10図は、トリプレート型ストリップ線路とマイクロ
ストリップ線路の間の本発明の電気的接続装置の第2の
実施例を示す図であり、この図には、これら2つのマイ
クロ波伝送線要素が接続される前の状態が示されている
。 第11図は、本発明の電気的接続装置を互いに重ねられ
た2つのトリプレート型ストリップ線路の接続に応用し
た実施例を示す図である。 第12図は、本発明の電気的接続装置を互いに垂直な2
つのトリプレート型ストリップ線路の接続に応用した実
施例を示す図である。 第13図は、本発明の電気的接続装置を複数のトリプレ
ート型ストリップ線路を備えるパワー分配装置に応用し
た実施例を示す図である。 第14図は、本発明の電気的接続装置をトリプレート型
ストリップ線路とマイクロストリップ線路を備えるパワ
ー分配装置に応用した実施例を示す図である。 第15図は、電波放射用マイクロストリップ要素の概略
図である。 第16図は、本発明の電気的接続装置を放射性マイクロ
ストリップ要素とトリプレート型ストリップ線路の電気
的接続に応用した実施例を示す図である。 (主な参照番号) ■・・ストリップ導体(中央導体)、 2.3.6・・導電プレート(グラウンド面)、4.7
・・誘電体、 5・・ストリップ導体(導体)、 8・・突起部、    10・・開口部、11・・ハン
ダ、 12.13.14.15.17−i、19−i−、i、
22−1・・電気的接続装置、

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トリプレート型ストリップ線路とマイクロストリ
    ップ線路の間の電気的接続装置であって、トリプレート
    型ストリップ線路は、グラウンド面と呼ばれる2枚の導
    電プレートと、誘電体を介して各導電プレートからほぼ
    等距離の位置に配置された中央導体と呼ばれる1つのス
    トリップ導体とを備え、マイクロストリップ線路は、導
    体と呼ばれる1つのストリップ導体と、誘電体を介して
    このストリップ導体とほぼ平行になるように配置された
    グラウンド面と呼ばれる1枚の導電プレートとを備え、
    上記トリプレート型ストリップ線路の中央導体は、この
    トリプレート型ストリップ線路の外側に突起部を備え、
    この突起部は、上記マイクロストリップ線路のグラウン
    ド面と誘電体とを貫通してこのマイクロストリップ線路
    の導体に電気的に接続され、上記電気的接続装置は、上
    記トリプレート型ストリップ線路の中央導体と上記マイ
    クロストリップ線路のグラウンド面の間に電気的絶縁手
    段をさらに備えることを特徴とする電気的接続装置。
  2. (2)上記トリプレート型ストリップ線路の中央導体の
    突起部が、この同じ中央導体のこのトリプレート型スト
    リップ線路の内部に配置された部分の幅よりも狭く、上
    記突起部が、この幅の変化を緩やかなものにする斜めカ
    ット部を備えることを特徴とする請求項1に記載の電気
    的接続装置。
  3. (3)上記トリプレート型ストリップ線路の中央導体と
    上記マイクロストリップ線路のグラウンド面の間の電気
    的絶縁手段が、 該グラウンド面に設けられた開口部と、 該中央導体の斜めカット部と を備えることを特徴とする請求項1に記載の電気的接続
    装置。
  4. (4)上記マイクロストリップ線路の導体と上記トリプ
    レート型ストリップ線路の中央導体の突起部の間を電気
    的に接続するハンダをさらに備えることを特徴とする請
    求項1に記載の電気的接続装置。
  5. (5)重なった2つのトリプレート型ストリップ線路の
    電気的接続装置であって、請求項1に記載の電気的接続
    装置2つを介して上記の2つのトリプレート型ストリッ
    プ線路のそれぞれに別々に電気的に接続されたマイクロ
    ストリップ線路を備えることを特徴とする電気的接続装
    置。
  6. (6)互いに垂直な2つのトリプレート型ストリップ線
    路の電気的接続装置であって、請求項1に記載の電気的
    接続装置2つを介して上記の2つのトリプレート型スト
    リップ線路のそれぞれに別々に電気的に接続されたマイ
    クロストリップ線路を備えることを特徴とする電気的接
    続装置。
  7. (7)多分岐形パワー分配装置であって、 多分岐構造の第1の分岐路を構成する第1のトリプレー
    ト型ストリップ線路と、 この第1のトリプレート型ストリップ線路にほぼ垂直で
    ある互いに重ねられた2つのトリプレート型ストリップ
    線路からなるトリプレート型ストリップ線路対を複数組
    と、 上記第1のトリプレート型ストリップ線路と上記各トリ
    プレート型ストリップ線路対を接続する請求項6に記載
    の電気的接続装置を複数個と、上記のトリプレート型ス
    トリップ線路のうちの1つの中央導体の端部を同一のト
    リプレート型ストリップ線路対に属するトリプレート型
    ストリップ線路の中央導体の端部と接続する請求項5に
    記載の電気的接続装置を複数個と を備えることを特徴とするパワー分配装置。
  8. (8)多分岐形パワー分配装置であって、 多分岐構造の第1の分岐路を構成するマイクロストリッ
    プ線路と、 このマイクロストリップ線路にほぼ垂直である互いに重
    ねられた2つのトリプレート型ストリップ線路からなる
    トリプレート型ストリップ線路対と、 上記各トリプレート型ストリップ線路と上記マイクロス
    トリップ線路を接続する請求項1に記載の電気的接続装
    置を複数個と、 上記のトリプレート型ストリップ線路のうちの1つの中
    央導体の端部を同一のトリプレート型ストリップ線路対
    に属するトリプレート型ストリップ線路の中央導体の端
    部と接続する請求項5に記載の電気的接続装置を複数個
    と を備えることを特徴とするパワー分配装置。
  9. (9)請求項7に記載の多分岐形パワー分配装置と、 請求項6に記載の電気的接続装置の位置に設置されたフ
    ェイズシフト装置と を備える所定の平面内を走査する電子走査アンテナ。
  10. (10)請求項8に記載の多分岐形パワー分配装置と、 請求項1に記載の電気的電気的接続装置の位置に設置さ
    れたフェイズシフト装置と を備える所定の平面内を走査する電子走査アンテナ。
  11. (11)請求項1に記載の電気的接続装置により1つの
    トリプレート型ストリップ線路に電気的に接続された電
    波放射用マイクロストリップ要素。
JP6706488A 1987-03-20 1988-03-19 トリプレート型ストリップ線路とマイクロストリップ線路の間の電気的接続装置およびその応用 Pending JPS63254802A (ja)

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