JPS63253407A - ロボツトの振動制御方法 - Google Patents
ロボツトの振動制御方法Info
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- JPS63253407A JPS63253407A JP8749387A JP8749387A JPS63253407A JP S63253407 A JPS63253407 A JP S63253407A JP 8749387 A JP8749387 A JP 8749387A JP 8749387 A JP8749387 A JP 8749387A JP S63253407 A JPS63253407 A JP S63253407A
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- Japan
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- speed command
- section
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 22
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 13
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 12
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 3
- 230000009466 transformation Effects 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 description 7
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Numerical Control (AREA)
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はロボットの動特性を考慮してロボットアーム
先端の不要な振動を防止するロボットの振動制御方法に
関する。
先端の不要な振動を防止するロボットの振動制御方法に
関する。
〔従来の技術]
近年種々の産業分野において産業用ロボットが用いられ
るようになっているが、この産業用ロボットに求められ
ているのは生産性向上のための高速化である。
るようになっているが、この産業用ロボットに求められ
ているのは生産性向上のための高速化である。
ところで、一般ロボットの制御方法としてはロボットア
ームの軸の回転や振動量を目標値の変化に追従するよう
にフィードバック制御するサーボ機構が用いられている
。しかし、この方法では、ロボット動作時の加減速がゆ
るやかであれば、重力、薇械系の精度誤差を考慮した静
的な補正と併用することにより、振動を一定の許容値内
に納めることが出来るものの、加減速時間が短いと、駆
動系は大きい加速度変化を発生しながら目標値に追従し
ようとするため、ロボットアーム先端が振動してしまう
。つまり、高周波成分を含む目標信号には追従できず、
駆動系、礪械系を含む部分の動特性に起因する振動が発
生し、かつ振動振幅が許容値内に収束するまでの時間が
増大してしまい、これがロボットの高速化にとっては大
きな障害となっていた。
ームの軸の回転や振動量を目標値の変化に追従するよう
にフィードバック制御するサーボ機構が用いられている
。しかし、この方法では、ロボット動作時の加減速がゆ
るやかであれば、重力、薇械系の精度誤差を考慮した静
的な補正と併用することにより、振動を一定の許容値内
に納めることが出来るものの、加減速時間が短いと、駆
動系は大きい加速度変化を発生しながら目標値に追従し
ようとするため、ロボットアーム先端が振動してしまう
。つまり、高周波成分を含む目標信号には追従できず、
駆動系、礪械系を含む部分の動特性に起因する振動が発
生し、かつ振動振幅が許容値内に収束するまでの時間が
増大してしまい、これがロボットの高速化にとっては大
きな障害となっていた。
このようなロボットアーム先端の振動を防止する制御方
法としては従来、特開昭58−223806号、特開昭
58−223807号および特開昭59−3506号に
記載されたものがある。これらの方法は基本的にはそれ
ぞれ、ロボットの起動時、停止時および減速時に発生す
る振動を別に作成した振動によって相殺しようとするも
のであり、これらの方法では、加速および減速によって
発生した個々の振動を抑えるために適宜パラメータを求
めて実際の運転で確認し、振動が許容値に収まるまで同
様の操作を繰り返さなければならず、また、ロボットの
作業によっては動作の軌跡や速度配分が優先してしまい
、加速と減速の時間間隔を変更できない場合があったり
また、発生した振動を抑えられるに充分な大きさの加速
度を設定できない場合がある等の欠点があった。
法としては従来、特開昭58−223806号、特開昭
58−223807号および特開昭59−3506号に
記載されたものがある。これらの方法は基本的にはそれ
ぞれ、ロボットの起動時、停止時および減速時に発生す
る振動を別に作成した振動によって相殺しようとするも
のであり、これらの方法では、加速および減速によって
発生した個々の振動を抑えるために適宜パラメータを求
めて実際の運転で確認し、振動が許容値に収まるまで同
様の操作を繰り返さなければならず、また、ロボットの
作業によっては動作の軌跡や速度配分が優先してしまい
、加速と減速の時間間隔を変更できない場合があったり
また、発生した振動を抑えられるに充分な大きさの加速
度を設定できない場合がある等の欠点があった。
このように従来のロボットの振動制御方法においてはロ
ボットアーム先端の振動防止に関して満足すべき効果が
期待できず、また制御手段も複雑であり、更にロボット
の作業によっては適用できない場合もあった。
ボットアーム先端の振動防止に関して満足すべき効果が
期待できず、また制御手段も複雑であり、更にロボット
の作業によっては適用できない場合もあった。
そこで、この発明は上述した従来装置の欠点を排除し、
制御方法が簡素で種々のロボットに適用可能なロボット
の振動制御方法を提供することを目的とする。
制御方法が簡素で種々のロボットに適用可能なロボット
の振動制御方法を提供することを目的とする。
この発明のロボットの制御方法はロボットに対して所定
の単位速度指令を与えることにより該ロボットアーム先
端の速度応答波形を予め測定し、該測定した速度応答波
形および前記単位速度指令にもとづき前記ロボットアー
ム先端に関する伝達関数を求め、他方、前記ロボットア
ーム先端の目標速度波形をフーリエ変換するとともに、
これを前記伝達関数で除し、更に、これを逆フーリエ変
換することにより前記ロボットの速度指令波形を求める
。
の単位速度指令を与えることにより該ロボットアーム先
端の速度応答波形を予め測定し、該測定した速度応答波
形および前記単位速度指令にもとづき前記ロボットアー
ム先端に関する伝達関数を求め、他方、前記ロボットア
ーム先端の目標速度波形をフーリエ変換するとともに、
これを前記伝達関数で除し、更に、これを逆フーリエ変
換することにより前記ロボットの速度指令波形を求める
。
また、ロボットの動特性が所望の動作区間内で著しく変
化する場合などにおいて、該区間を動特性がほぼ一定と
なる複数の小区間に分割し、各区間において上述したと
同様の方法により速度指令波形をそれぞれ求め、この速
度指令波形を接続して前記ロボットの速度指令波形とす
る。
化する場合などにおいて、該区間を動特性がほぼ一定と
なる複数の小区間に分割し、各区間において上述したと
同様の方法により速度指令波形をそれぞれ求め、この速
度指令波形を接続して前記ロボットの速度指令波形とす
る。
制御しようとするロボットの動特性が所望の動作区間に
おいて一定ではない場合は、この動作区間を動特性がほ
ぼ一定とみなせるn区間に分i!7Jする。
おいて一定ではない場合は、この動作区間を動特性がほ
ぼ一定とみなせるn区間に分i!7Jする。
各区間において単位速度指令δ(1)をロボットに与え
、このときのロボットアーム先端の速度応答h (t)
を測定する。δ(1)とh [t)から伝達量数日(ω
) =F (h(t) )/F (δ(t))を算定す
る。ここでFはフーリエ変換を示す。次にロボットアー
ム先端の目標速度波形V (t)をフーリエ変換して
Va (ω) =F (Va(t) )を求め、このV
a (ω)を上記伝達間数H(ω)で除し、Vp (ω
)を求め、このVp (ω)を逆フーリエ変換すること
によりVp(t)を前記各区間毎に求める。このVpf
t)を順次接続し、これをロボットの速度指令波形とす
る。
、このときのロボットアーム先端の速度応答h (t)
を測定する。δ(1)とh [t)から伝達量数日(ω
) =F (h(t) )/F (δ(t))を算定す
る。ここでFはフーリエ変換を示す。次にロボットアー
ム先端の目標速度波形V (t)をフーリエ変換して
Va (ω) =F (Va(t) )を求め、このV
a (ω)を上記伝達間数H(ω)で除し、Vp (ω
)を求め、このVp (ω)を逆フーリエ変換すること
によりVp(t)を前記各区間毎に求める。このVpf
t)を順次接続し、これをロボットの速度指令波形とす
る。
〔実施例)
以下、この発明の一実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
第1図は、この発明のロボットの振動制御方法の一実施
例をフローチャートで示したものである。
例をフローチャートで示したものである。
この実施例では第2図に示すような下腕1、上腕2、手
首3からなるロボットを制御対象としており、このロボ
ットはφ1方向の旋回(第1軸)、φ2方向の下腕1の
回動(第2軸)、φ3方向の上腕2の回動(第3軸)、
φ4方向の手首3の回転(第4軸)、φ5方向の手首3
の振り(第5軸)、φ6方向の手首3の回転(第6軸)
の6軸構成をとっている。
首3からなるロボットを制御対象としており、このロボ
ットはφ1方向の旋回(第1軸)、φ2方向の下腕1の
回動(第2軸)、φ3方向の上腕2の回動(第3軸)、
φ4方向の手首3の回転(第4軸)、φ5方向の手首3
の振り(第5軸)、φ6方向の手首3の回転(第6軸)
の6軸構成をとっている。
第1図のフローチャートにおいて、まず、ステップ10
で手首3の先端(ロボットアーム先端)3aの動作区間
をティーチングにより設定する。
で手首3の先端(ロボットアーム先端)3aの動作区間
をティーチングにより設定する。
続いて、ステップ11において上記動作区間をそれぞれ
動特性がほぼ一定とみなせる第1区間から第n区間まで
のn個の区間に分割する。更にステップ12において各
区間における伝達関数H,(ω)(k=1.2・・・n
)の算出を行なう。
動特性がほぼ一定とみなせる第1区間から第n区間まで
のn個の区間に分割する。更にステップ12において各
区間における伝達関数H,(ω)(k=1.2・・・n
)の算出を行なう。
このステップ12における伝達関数Hk (ω)の算出
は以下のようにして行なわれる。
は以下のようにして行なわれる。
すなわち、まず、各区間において、第3図(a)に示す
ようなパルス状の単位速度指令δ(1)をロボットに与
え、このときのロボットアーム先端3aの速度応答波形
hk(t) 、(k=1.2・ n)をそれぞれ測定す
る。なお、第3図(b)はこの速度応答波形の1例を示
したものである。なお、第3図において縦軸は速度(V
(m/s) ) 、横軸は時間(1)を示す。
ようなパルス状の単位速度指令δ(1)をロボットに与
え、このときのロボットアーム先端3aの速度応答波形
hk(t) 、(k=1.2・ n)をそれぞれ測定す
る。なお、第3図(b)はこの速度応答波形の1例を示
したものである。なお、第3図において縦軸は速度(V
(m/s) ) 、横軸は時間(1)を示す。
次いで、速度指令δ(1)および測定した速度応答波形
hk(t)をそれぞれフーリエ変換し、それぞれ δ′ (ω)=F (δ(t)) ・・・(1)
h′k (ω)=F (h、 (t))・・・(2)(
Fはフリエ変換を示す) を求め、次式にもとづき各区間における伝達関数Hk
(ω)を求める。
hk(t)をそれぞれフーリエ変換し、それぞれ δ′ (ω)=F (δ(t)) ・・・(1)
h′k (ω)=F (h、 (t))・・・(2)(
Fはフリエ変換を示す) を求め、次式にもとづき各区間における伝達関数Hk
(ω)を求める。
この伝達関数の1例が第4図に示される。なお、第4図
において縦軸は振幅(A)横軸は時間(1)を示す。
において縦軸は振幅(A)横軸は時間(1)を示す。
他方、ステップ13において、ロボットアーム先端3a
の目標速度波形V、 (t)の設定がなされ、ステップ
14において、この目標速度波形V、 (t)をフーリ
エ変換してV′、(ω)を求める演算がなされる。
の目標速度波形V、 (t)の設定がなされ、ステップ
14において、この目標速度波形V、 (t)をフーリ
エ変換してV′、(ω)を求める演算がなされる。
V’ (ω)=F(V (t)) ・・・(
4)ここで、上記ロボットアーム先端3aの目標速度波
形■a(t)および、このフーリエ変換したV’ (
ω)の波形の1例を第5図および第6図に示す。なお、
第5図において縦軸は速度(■(1/S) ) 、横軸
は時間(1)を示し、また第6図において縦軸は振幅(
A)、横軸は周波数(ω)を示す。
4)ここで、上記ロボットアーム先端3aの目標速度波
形■a(t)および、このフーリエ変換したV’ (
ω)の波形の1例を第5図および第6図に示す。なお、
第5図において縦軸は速度(■(1/S) ) 、横軸
は時間(1)を示し、また第6図において縦軸は振幅(
A)、横軸は周波数(ω)を示す。
次いで、ステップ15において、ステップ12においで
求められた各区間毎の伝達間数Hk (ω)およびステ
ップ14で求められたV’ (ω)にもとづき各区
間における速度指令波形Vp、(t)(k=1.2・・
・n)を算出する。
求められた各区間毎の伝達間数Hk (ω)およびステ
ップ14で求められたV’ (ω)にもとづき各区
間における速度指令波形Vp、(t)(k=1.2・・
・n)を算出する。
この速度指令波形Vpk(t)は次のようにして算出さ
れる。
れる。
まず、ステップ14で求めたV’ (ω)をステッ
プ12で求めた伝達関数H,(ω)で除することにより
速度指令波形Vpk(t)に対応する周波数領域間数V
′ (ω)を算出する。
プ12で求めた伝達関数H,(ω)で除することにより
速度指令波形Vpk(t)に対応する周波数領域間数V
′ (ω)を算出する。
ρに
次いで、この周波数領域関数V′ (ω)をk
逆フーリエ変換することにより速度指令波形vpk(1
)を求める。
)を求める。
こ、こでF−1は逆フーリエ変換を示す。
ステップ15において、第1区間から第n区間における
速度指令波形Vp、(t)が算出されると、ステップ1
6において、これら速度指令波形Vpk+1)を接続し
て第7図に示すような全体の速度指令波形V (t)
を求める処理がなされる。なお、第7図において縦軸は
速度(V(n/u) ) 、横軸は時間(1)を示す。
速度指令波形Vp、(t)が算出されると、ステップ1
6において、これら速度指令波形Vpk+1)を接続し
て第7図に示すような全体の速度指令波形V (t)
を求める処理がなされる。なお、第7図において縦軸は
速度(V(n/u) ) 、横軸は時間(1)を示す。
また実線は上述した方法により 。
算出された速度指令波形Vp(t) 、破線は目標速度
波形V、(t)を示す。
波形V、(t)を示す。
第8図は、直流モータを用いた速度、位置フィードバッ
ク制御のロボットのロボットアーム先端にペンを持たせ
、この発明による制御方法を適用してロボットアーム先
端の振動を制御した場合の動作軌跡の作画結果(第8図
(a))と従来の速度、位置フィードバック制御のみに
よる場合の動作軌跡の作画結果(第8図(b))とを対
比して示したものである。第8図から明らかのように、
この発明の制御方法によれば従来の制御方法に比較して
ロボットアーム先端の振動が充分におさえられているの
が明らかになる。
ク制御のロボットのロボットアーム先端にペンを持たせ
、この発明による制御方法を適用してロボットアーム先
端の振動を制御した場合の動作軌跡の作画結果(第8図
(a))と従来の速度、位置フィードバック制御のみに
よる場合の動作軌跡の作画結果(第8図(b))とを対
比して示したものである。第8図から明らかのように、
この発明の制御方法によれば従来の制御方法に比較して
ロボットアーム先端の振動が充分におさえられているの
が明らかになる。
なお、上記実施例では、電圧による速度制御を行うロボ
ットの場合について述べたが、周波数による速度制御を
行うロボットに対しても本発明を同様に適用することが
できる。
ットの場合について述べたが、周波数による速度制御を
行うロボットに対しても本発明を同様に適用することが
できる。
また、上記実施例では単位速度指令に対するロボットア
ーム先端速度応答波形を検出したが、これに限らず変位
や加速度を検出するようにしてもよい。この場合これら
検出または積分することにより速度に変換すればよい。
ーム先端速度応答波形を検出したが、これに限らず変位
や加速度を検出するようにしてもよい。この場合これら
検出または積分することにより速度に変換すればよい。
以上説明したようにこの発明によれば、ロボット動作テ
ィーチング時にロボットの動特性を伝達関数として測定
しておくことにより、所望の目標速度波形を実現するた
めの速度指令波形を得るこ ゛とができ、また伝達関
数側定時以外はセンサ等の新たな付加装置を必要とせず
、実際のロボット動作時には、単に演算機能をロボット
に付加するだけで、ロボットの動作中及び停止後の振動
を制御し、ロボットの高精度化、位置決め時間の短縮等
が図れる。また、伝達関数の測定は、ロボットアーム先
端の手首形状あるいは重量が変化するときだけでよく、
同一形状のロボットであれば一台のロボットで測定し、
他のロボットはそのデータを使用することもできる。こ
のためロボット自体の構造を変化させる必要がないため
非常に経済的である。更に、制御方法が簡素であるため
、計算時間も短縮でき、かつ既存のロボットにも適用で
きる。
ィーチング時にロボットの動特性を伝達関数として測定
しておくことにより、所望の目標速度波形を実現するた
めの速度指令波形を得るこ ゛とができ、また伝達関
数側定時以外はセンサ等の新たな付加装置を必要とせず
、実際のロボット動作時には、単に演算機能をロボット
に付加するだけで、ロボットの動作中及び停止後の振動
を制御し、ロボットの高精度化、位置決め時間の短縮等
が図れる。また、伝達関数の測定は、ロボットアーム先
端の手首形状あるいは重量が変化するときだけでよく、
同一形状のロボットであれば一台のロボットで測定し、
他のロボットはそのデータを使用することもできる。こ
のためロボット自体の構造を変化させる必要がないため
非常に経済的である。更に、制御方法が簡素であるため
、計算時間も短縮でき、かつ既存のロボットにも適用で
きる。
第1図はこの発明の一実施例を示すフローチャート、第
2図はこの実施例が適用されるロボットの概要を示す図
、第3図は分割された区間における単位速度指令とこれ
に対応するロボットアーム先端の速度応答波形を示す波
形図、第4図は分割された区間における伝達関数を例示
する波形図、第5図はロボットアーム先端の目標速度波
形を例示する波形図、第6図は目標速度波形をフーリエ
変換した波形を例示する波形図、第7図は目標速度波形
と計算された速度指令波形の関数を示す波形図、第8図
はこの発明の制御方法によるロボットアーム先端の動作
軌跡と従来の制御方法によるロボットアーム先端の動作
軌跡との比較図である。 1・・・下腕、2・・・上記腕、3・・・手首第3図 ω 第4図 ω 第6図
2図はこの実施例が適用されるロボットの概要を示す図
、第3図は分割された区間における単位速度指令とこれ
に対応するロボットアーム先端の速度応答波形を示す波
形図、第4図は分割された区間における伝達関数を例示
する波形図、第5図はロボットアーム先端の目標速度波
形を例示する波形図、第6図は目標速度波形をフーリエ
変換した波形を例示する波形図、第7図は目標速度波形
と計算された速度指令波形の関数を示す波形図、第8図
はこの発明の制御方法によるロボットアーム先端の動作
軌跡と従来の制御方法によるロボットアーム先端の動作
軌跡との比較図である。 1・・・下腕、2・・・上記腕、3・・・手首第3図 ω 第4図 ω 第6図
Claims (2)
- (1)ロボットに対して所定の単位速度指令を与えるこ
とにより該ロボットアーム先端の速度応答波形を予め測
定し、 該測定した速度応答波形および前記単位速度指令にもと
づき前記ロボットアーム先端に関する伝達関数を求め、 他方、前記ロボットアーム先端の目標測定波形をフーリ
エ変換するとともに、これを前記伝達関数で除し、 更に、これを逆フーリエ変換することにより前記ロボッ
トの速度指令波形を求めることを特徴とするロボットの
振動制御方法。 - (2)ロボットの動作区間を動特性がほぼ一定の複数の
小区間に分割し、 各小区間において前記ロボットに対し所定の単位速度指
令を与えることにより該ロボットアーム先端の速度応答
波形を各小区間毎に予め測定し、該各小区間毎に測定し
た速度応答波形および前記単位速度指令にもとづき前記
ロボットアーム先端に関する伝達関数を各小区間毎に求
め、 他方、前記ロボットアーム先端の目標波形を前記各小区
間毎にフーリエ変換するとともに、これをそれぞれ対応
する前記伝達関数で除し、 更に、これらをそれぞれ逆フーリエ変換することにより
前記各小区間毎の複数の速度指令波形を求め、 これら複数の速度指令波形を接続して前記ロボットの速
度指令波形とすることを特徴とするロボットの振動制御
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8749387A JPS63253407A (ja) | 1987-04-09 | 1987-04-09 | ロボツトの振動制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8749387A JPS63253407A (ja) | 1987-04-09 | 1987-04-09 | ロボツトの振動制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63253407A true JPS63253407A (ja) | 1988-10-20 |
Family
ID=13916484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8749387A Pending JPS63253407A (ja) | 1987-04-09 | 1987-04-09 | ロボツトの振動制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63253407A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02165203A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-26 | Komatsu Ltd | 制御装置 |
WO1994019732A1 (en) * | 1993-02-25 | 1994-09-01 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Device for reducing oscillations of a robot |
-
1987
- 1987-04-09 JP JP8749387A patent/JPS63253407A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02165203A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-26 | Komatsu Ltd | 制御装置 |
WO1994019732A1 (en) * | 1993-02-25 | 1994-09-01 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Device for reducing oscillations of a robot |
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