JPS63251555A - 天井内ｏａ機器収納システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パソコン等のＯＡＱ器を天井に収納する天井
内ＯＡ機器収納システムに関する。

〔従来の技術〕

急速に進展する高度情報化時代のなかで、良質な環境の
オフィススペースの不足が目立っている。

昨今、オフィスでは、ＯＡ化、インテリジェント化が進
み、狭い室内に雑然としたオフィス家具やＯＡ１！ｌ器
が並びスペースを圧迫しているため、作業能率が低下し
、ＯＡ機器が機能を充分に発渾していないといった問題
を引き起こしている。

ＯＡ機器は、３人に１台から近い将来は１人に１台と急
激な速度で増加すると予測され、また、パソコンの出荷
台数も急激に増加することが見込まれている。

また、作成したＭ類は、その２／３がファイルの形でオ
フィス内に残るといわれ、一般的にオフィス’７−、ｌ
’Ｊ−１人当たりの待つ書類の量は、５〜ＬＯｆｍにも
なり、その量も年々増加して３年でその絶対量が２倍に
なるともいわれている。このような書類は、保存文書と
して書庫等に収容され、保管文書としてオフィススペー
ス内の引き出しに収容される。さらに近年、業種よって
は、書類を光ディスク等に記録して保存、保管し、必要
に応じてプリント出力する管理方式を採用するところも
ある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の如くオフィスでは、保存、保管書類の量の増大や
ＯＡ機器の大幅な導入に伴ってオフィススペースが圧迫
され、狭隘化している。そのため、オフィス環境が悪化
し、事務の処理能率の低下や様々な問題を生んでいる。

本発明は、上記の問題点を解決するものであって、従来
、設備ダクトスペースや排気スペーストして使用されて
いた天井の空間をＯＡ機器の保管スペースとして使用す
ることによりスペースの有効利用を図った天井内ＯＡ機
器収納システムの提供を目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

そのために本発明の天井内ＯＡ機器収納システムは、操
作しないＯＡ機器を天井に収納することを特徴とするも
のであり、或いは、ＯＡ機器を昇降機に載置して天井に
収納し、ＯＡ機器を操作する際には天井から昇降機を降
下させることを特徴とし、また、天井に収納する具体的
な部分としては、プログラムの共同利用、データの共有
化されたパソコンＬＡＮを構成するパソコン本体部分及
びその他操作しない構成部分を天井に収納することを特
徴とするものである。

〔作用〕

本発明の天井内ＯＡ機器収納システムでは、ＯＡ機器を
天井に収納するので、全く操作しない部分についてはフ
ロアにスペースが不要となる。また、天井に収納してお
き使用する際に天井から昇降機を使って降下させる部分
についても専用のスペ、−スが不要となり、スペースを
ＯＡ機器を使用するかしないかに応じて多目的に利用で
き、スペースの有効活用を図ることができる。

〔実施例〕

以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。

第１図は本発明に係る天井内ＯＡ機器収納システムの１
実施例構成を示す図であり、１はスラブ、２は支持ボー
ル、３は支持枠、４は天井板、５は昇降機、６は机、７
は無線機、８はパソコンを示す。

第１図において、支持枠３は、支持ポール２によりスラ
ブ１に支持され、この支持枠３に昇降機５が取り付けら
れている。そして、昇降機５にはパソコン８が載置され
、通常は天井内に収容されている。昇降機５は、例えば
無線機７により制御されるものであり、パソコン８を使
用するときに無線８７を操作することにより昇降機５を
動作させると、その動作と連動して下部の天井板４が開
いて開口部を形成し、フロアや机６の上まで降下する。

使用後、パソコン８を天井内に収容するときには、無線
機７を操作することにより昇降機５を゛上昇させる。昇
降機５が上昇して天井内に収容されると、これと連動し
て天井板４の開口部が閉鎖される。この方式によると、
スラブ毎の間隔の約１〜１．５ｍをインテリジェントス
ペースとして活用すればよい、なお、電源の接続は天井
裏で完結させればよい。

従来の場合にはオフィスの中にパソコン専用のスペース
が必要であったが、このようにパソコンを天井内に収納
すると、フロアでの専用スペースが不要となるので、省
スペース化を図ることができ、パソコンを使用しないと
きは机の上を多目的に使用することができる。また、電
源等の配線が天井内で完結するので、床や机廻りの配線
コードがなくなる。

第２図は本発明に係る天井内ＯＡ機器収納システムの他
の実施例構成を示す図であり、１１は天井部、１２はフ
ロア部、１３はパソコン本体部分、１４はＣＲＴ部分、
１５はキーボード部分、１６はサーバー局、１７はファ
イルサーバー、１８はプリントサーバー、１９は天井板
、２０は天井部ボールを示す。

パソコンＬＡＮは、オフィス内各所に設置されたパソコ
ン同士でプログラムの共同利用、データの共有化を目的
として考えられたものであり、ファイルサーバー、プリ
ントサーバーと呼ばれるパソコンが１台存在し、その中
にパソコンＬＡＮに接続されたパソコンで利用するプロ
グラムやデータが登録される。従って、利用者は、各自
のパソコンを利用して必要なプログラムやデータの呼出
業務を遂行することになる。

ところで、このようなパソコンＬＡＮシステムでは、実
際に利用者が使う部分は、キーボード部分とＣＲＴ部分
であり、パソコン本体部分は常時利用するものではない
。また、プリンターも常時使用する必要はなく、適宜使
用できる状態にあればよい。

そこで、かかる使用状況に着目し、パソコン本体部分の
ように全く操作しないものやプリンターのように常時は
使用しないものを天井内に収納し、天井裏をインテリジ
ェントスペースとして活用する。すなわち、第２図に示
すようにパソコン本体部分１３を天井部１１内に収納し
、ＣＲ７部分１４、キーボード部分１５、及びファイル
サーバー１７やプリントサーバー１８からなるサーバー
局１６をフロア部１２に設置するものである。このよう
にすることによってプリンターも共用して利用できるよ
うにシステムを構成する。なａ、パソコンＬＡＮの配線
は、天井部１１及び天井吊ポール２０を使って行うこと
ができる。また、ＣＲ７部分１４、キーボード部分１５
、サーバー局１６も例えば昇降機に載置して天井内に収
容し、使用するときに昇降機を使って降下させるように
してもよい。

上記のようにＯＡ＠器を分離して設置することにより騒
音や空調の面からオフィス環境を改善することができる
。すなわち、プリンターを分離しパソコンＬＡＮにより
共有することにより執務スペースから騒音をな（すこと
ができ、また、パソコン本体部分を天井内に設置するこ
とによりフロアでの発熱量が低減され空調の機能を有効
に発揮させることができる。また、各パソコンの本体を
天井裏に収納し、プリンターを共有するので、専用スペ
ースの省スペース化を図ることができる。

なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではな
く、種々の変形が可能である０例えば上記の実施例では
、パソコンシステムを天井に収容したが、他のＯＡ機器
を収納するようにしてもよい。また、天井内からの昇降
制御を無線により行うようにしたが、有線により行うよ
うにしてもよい。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように、本発明によれば、使用
しない（操作しない）ＯＡＩａ器を天井内に収容し、ま
た、昇降機に載置して天井に収納し必要に応じて昇降機
を動作させてフロアに降下させるので、フロアのＯＡ専
用スペースを少なくすることができ、スペースを多目的
に有効に利用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る天井内ＯＡ機器収納システムの１
実施例構成を示す図、第２図は本発明にぷス王此由（”
ＩＡ海興ｎ袖・ツア斗りの柿の宙祢例壜成を示す図であ
る。 １１・・・天井部、１２・・・フロア部、１３・・・パ
ソコン本体部分、１４・・・ＣＲＴ部分、１５・・・キ
ーボード部分、１６・・・サーバー局、１７・・・ファ
イルサーバー、８・・・プリントサーバー、１９・・・
天井板、２０・・・天井吊ポール、■・・・スラブ、２
・・・支持ボール、３・・・支持枠、４・・・天井板、
５・・・昇降機、６・・・机、７・・・ｆｉ＆９１機、
８・・・パソコン。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）操作しないＯＡ機器を天井に収納することを特徴
   とする天井内ＯＡ機器収納システム。
2. （２）ＯＡ機器を昇降機に載置して天井に収納し、ＯＡ
   機器を操作する際には天井から昇降機を降下させること
   を特徴とする天井内ＯＡ機器収納システム。
3. （３）操作しないＯＡ機器を天井に収納する天井内ＯＡ
   機器収納システムであって、プログラムの共同利用、デ
   ータの共有化されたパソコンＬＡＮを構成するパソコン
   本体部分及びその他操作しない構成部分を天井に収納す
   ることを特徴とする天井内ＯＡ機器収納システム。
4. （４）ファイルサーバーやプリントサーバーを有するサ
   ーバー局を昇降機に載置して天井に収納し使用時に天井
   から昇降機を降下させることを特徴とする特許請求の範
   囲第３項記載の天井内ＯＡ機器収納システム。