JPS63248669A

JPS63248669A - 包装体

Info

Publication number: JPS63248669A
Application number: JP63049449A
Authority: JP
Inventors: ジャン、ショサダ
Original assignee: Mead Corp
Current assignee: Mead Corp
Priority date: 1987-03-27
Filing date: 1988-03-02
Publication date: 1988-10-14
Anticipated expiration: 2014-07-05
Also published as: JP2914977B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は多数の被包装物を収容する包装材に係り、より
詳細には瓶等の被包装物を収容し、その被包装物を直立
した姿勢に正しく保持し得る包装材およびこの包装材を
形成するための材料に関する。

（従来技術）被包装物を包み込むタイプの公知のスリーブ型包装材の
場合、被包装物を保持するための端部パネルが設けられ
ており、この端部パネルは被包装物がカートンの中でス
リーブから端部の方向に移動するのを防止している。特
に、被包装物が背の高い瓶である場合には被包装物が倒
れ易いので、このような瓶をカートンの開いている端部
で倒れないようにする支持方法として、カートンの端部
のパネルが便利であり経済的である。また、このような
カートンの表面は印刷して賞伝広告用に利用することも
できる。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、上記従来のタイプのカートンは、被包装
物がカートンの中で端部から内側に、すなわち、カート
ンの中央部に向かって倒れ込み易く、特に被包装物が背
の高い瓶である場合には非常に倒れ易いという欠点があ
る。

（課題を解決するための手段）本発明は上記のような瓶などの被包装物の移動を防止す
るために、被包装物を安定させる装置を使用し、しかも
、この瓶の安定装置を用いてその被包装物を収容する包
装材の一部分を形成する構造とするものである。

（発明の目的）本発明の目的は、倒れ昌い瓶を倒れないように支持する
安定装置を備え、この安置装置が瓶の包装材の一部分を
形成する構造であり、現用の包装材製造装置で経済的に
製造することができる包装材を提供することにある。

（発明の概要）上記目的は、背が高い瓶等倒れやすい複数の被包装物を
収容するために使用され、頂部壁体と、底部壁体と、端
部パネルと、安定装置とを有し、上記頂部壁体と底部壁
体が側壁により離間している状態で接続されて筒形の構
造部分を形成し、上記端部パネルが筒形の構造部分の１
つ以上の特定された端部を閉じて被包装物が端部の方向
に倒れるのを防止し、上記安定装置が上記被包装物を所
要の直立した姿勢に維持する構造の包装材において、本
発明に基き、上記端部パネルをその端部の支持位置まで
折り曲げた時に、上記安定装置が自動的に被包装物を支
持する姿勢になる構造の包装材によって達成される。

この構造では、上記安定装置がパネル部分を有し、この
パネル部分が包装材にヒンジ結合されている。また、上
記安定装置にフラップを設け、このフラップを部分的に
上記頂部パネルおよび上記端部パネル支持装置で形成し
、このフラップを上記安定装置を上記頂部パネルおよび
上記端部パネル支持装置にヒンジ結合させて、端部パネ
ル支持装置を端部支持位置まで折り曲げた時に、上記頂
部パネルの面を外に移動させる構造にすることは好まし
いことである。

この構造では、上記フラップの折り目の中央部分に破断
容易な線を設け、この線の位置で、上記フラップを上記
頂部パネルおよび上記端部パネル支持装置にヒンジ結合
させ、上記端部パネル支持装置をその端部支持位置まで
折り曲げた時に、上記が上記折り目および上記破断容品
な線に沿って折れ曲がる。

また、端部パネル支持装置に主端部パネル部分を設け、
この主端部パネル部分を上記頂部パネルにヒンジ結合さ
せ、ひだ折り形のパネルを上記主端部パネル部分および
上記各側壁にヒンジ結合させることは好ましいことであ
る。

さらに本発明は、上記包装材を形成するための包装材形
成用材料を提供する。この包装材形成用材料は頂部パネ
ル、側部パネル、基板パネル、および、端部パネル装置
を有し、上記側部パネルが頂部パネルの対向している２
つの側縁にそれぞれヒンジ結合され、上記基板パネルが
上記頂部パネルから離れている各側壁パネルにヒンジ結
合され、上記端部パネル装置が頂部パネルの対向してい
る各端縁と、側壁パネルの各端縁とにヒンジ結合されて
いる形状の包装材形成用材料であり、この包装材形成用
材料において、本発明に基き、スペーサとして作用する
移動可能のフラップを部分的にそれぞれ上記頂部パネル
を用いて、この頂部パネルにヒンジ結合するように形成
し、さらに、このフラップを隣接している端部パネル装
置を用いて部分的に、この端部パネル装置にヒンジ結合
するように形成し、上記スペーサ用の移動可能のフラッ
プのヒンジ結合部分の中央部を頂部パネルおよび隣接し
た端部パネル装置まで折り曲げることができ、上記端部
パネル装置を上記頂部パネルおよび側部パネルに対して
折り曲げた時に上記スペーサ用の移動ｏＪ能のフラップ
が自動的に折り曲がって上記包装材形成用材料の面の外
に移動する構造とするものである。

（実施例）以下、本発明の実施例を例示的に図を参照して詳細に説
明する。

第１図において、包装材形成用材料１０は細長い形状で
あり、折り曲げ得る厚紙またはこれと同様の材料で作ら
れている。この包装材形成用材料１０は頂部パネル１２
を有し、この頂部パネル１２が対向している横断方向の
縁で上側の側部パネル１４．１６にヒンジ結合されてい
る。この上側の側部パネル１４．１６はそれぞれ横断方
向の折り目１８．２０を中心として回転することができ
る。上側の側部パネルの縁は頂部パネルから離れており
、この縁で、上側の側部パネルが主側部パネル２２．２
４にヒンジ結合されており、この主側部パネル２２．２
４がそれぞれ、折り目２６゜２８を中心として回転する
ことができる。この主側部パネル２２．２４を第１図に
部分図の形で示す。この包装材形成用材料はさらに下側
の側部パネルを含んでいる。この下側の側部パネルは主
側部パネル２２．２４を第２図および第３図に示す形状
のカートンにするために使用するものである。

この下側の側部パネルに孔が設けられ、この孔に瓶の下
部が挿入され、上記下側の側部パネルが基板パネルに被
せられる。この下側の側部パネルを基板パネルに被せる
要領は、周知のカートンの場合と同様である。

上側の側部パネル１４に孔１４Ａ、１４Ｂが設けられ、
この孔１４Ａ、１４Ｂに瓶の頭部が挿入され、この孔が
瓶を離間した状態で保持する。これと同様に、上側の側
部パネル１６に孔１６Ａ。

１６Ｂが設けられ、この孔１６Ａ、１６Ｂに瓶の頂部が
挿入される。この孔は、瓶の頂部を離間した状態で保持
できるように、孔１４Ａ、１４Ｂに対して位置決めされ
ている。

頂部パネルの端部は端部保持パネルに接続されている。

この端部保持パネルは通常「アトパネル」と呼ばれてい
るものであり、それぞれ、包装材形成用材料１０の縦の
合縁に沿って延びている。頂部パネルには瓶の首部を離
間させるためのフラップが形成されており、このフラッ
プは包装材形成用材料の縦の合縁に隣接している。頂部
パネルの各端部の構造は全て同一であるから、頂部パネ
ルの一方の端部の符号の数字と、これに対向する端部の
符号の数字と同一とし、この他方の端部の符号に添字ｒ
ａＪを付して、この両者を識別することとする。

端部保持パネル３２の主要部３０は頂部パネル１２に沿
って延びてこの頂部パネル１２の一方の端部を形成し、
折り目３４に沿って、頂部パネル１２の隣接部分にヒン
ジ結合される。また、端部保持パネル３２はひだ折り形
のパネル３６．　３８を含み、このびだ折り形のパネル
３６．３８はそれぞれ上側の側部パネル１４．１６の一
部分て形成されている。また、ひだ折り形のパネル３６
はさらに折り目４０と折り目１８によって形成される。

この折り口４０は、孔１４Ａから、これに隣接している
包装材形成用材料の縁まで斜めに延びている折り目であ
り、これに対して、折り目１８は横断方向の折り目であ
る。ひた折り形のパネル３６は横断方向の折り目１８て
端部保持パネル３２の主要部分３０にヒンジ結合されて
いる。また、ひた折り形のパネル３８も、ひだ折り形の
パネル３６と同様に、折り目４２と折りｔｊ１８との間
に形成されている。

フラップ４３は頂部パネル１２および端部保持パネルの
主要部分３０に部分的に打刻形成されて、瓶の肖゛部を
離間した状態で保持する作用をする。

このフラップ４３のヒンジ結合線４４．４６を介して頂
部パネル１２および端部保持パネルの主要部分３０に接
続されている部分は、このヒンジ結合線４４．４６を中
心として回転することができるが、このフラップ４３の
ヒンジ結合線４４゜４６のない部分は包装材形成用材料
から切り離されている。

包装材形成用材料は一群の被包装物に当てられて第２図
に示した状態に組み立てられる。この組み立での要領は
公知の包装方法および保持技法と同様である。上記一群
の被包装物は、図に示した例の場合、平行な２列の瓶で
ある。この包装材形成用材料は上記のように組み立てら
れた後に、端部保持パネル３２．　３２ａが下側に折り
曲げられる。この下側に折り曲げられる位置は瓶を取り
囲んでいるスリーブ形カートンの各端部である。瓶の首
部を離間した状態に維持するための各フラ・ツブは切離
し線４８．４８ａによって形成され、その形成される位
置は折り目４４．４６の間であり、その形状はこの折り
口４４．４６に平行な形状である。このフラップは、端
部保持パネルが折り曲げられた時に、折り目４４．４６
を中心として自動的に折り曲げられて回転し、頂部パネ
ルの折り目４４．４６と切り離された線４８とに取り囲
まれた部分をカートンの内側に移動させる。このように
回転移動した各フラップは、これに隣接している包装）
４の中の最外端部の瓶の首部の間に入り、この瓶を正し
く直立した姿勢に保持する。このフラップは主として瓶
が内側に倒れ込むのを防１１〕する。これに対して、端
部保持パネルは瓶が包装材の端部から外側に倒れ出るの
を防止する作用をする。

【図面の簡単な説明】

第１図は被包装物を取り囲むタイプの包装材を形成する
ための材料の展開平面図、第２図は端部支持パネルと瓶
を離間状態で保持するためのフラップとをそれぞれその
作用位置まで折り曲げる前の、この端部支持パネルおよ
びフラップの状態を示す包装材の斜視図、第３図および
第３ａ図は作用位置まで折り曲げられた状態の端部パネ
ル装置および瓶離間保持用フラップを示す包装材側部お
よび一方の端部の方向から見た包装材の斜視図である。１０・・・包装材形成用材料、１２・・・頂部側部パネ
ル、１４．１６・・・上側の側部パネル、１４Ａ。１４Ｂ・・・孔、１６Ａ、１６Ｂ・・・孔、１８’、２
０・・・横断方向の折り目、２２．２４・・・主側部パ
ネル、２６．２８・・・折り目、３０・・・端部保持パ
ネルの主要部、３２，３２ａ・・・端部保持パネル、３
６゜３８・・・ひだ折り形のパネル、４０・・・折り目
、４３・・・フラップ、４４．４６・・・ヒンジ結合線
、４８゜４８ａ・・・切り離された線。

Claims

【特許請求の範囲】１、背の高い瓶等の倒れやすい被包装物を複数収容し、
頂部壁体と、底部壁体と、端部パネルと、安定装置とを
有し、上記頂部壁体と底部壁体が離間した側壁で接続さ
れて筒形の構造部分を形成し、上記端部パネルが筒形の
構造部分の１つ以上の特定された端部を閉じて被包装物
が端部の方向に倒れるのを防止し、上記安定装置が上記
被包装物を所要の直立した姿勢に維持する構造の包装材
において、上記端部パネルをその端部の支持位置まで折
り曲げた時に上記安定装置が自動的に被包装物を支持す
る姿勢になることを特徴とする包装材。２、包装材のヒンジ結合されたパネル部分が上記安定装
置に設けられていることを特徴とする請求項１に記載の
包装材。３、上記安定装置にフラップが設けられ、このフラップ
が上記頂部パネルおよび上記端部パネル支持装置に部分
的に形成され、上記安定装置が上記頂部パネルおよび上
記端部パネル支持装置にヒンジ結合されており、端部パ
ネル支持装置がその端部支持位置まで折り曲げられた時
に、この端部パネル支持装置が上記頂部パネルの面の外
に移動することを特徴とする請求項２に記載の包装材。４、上記フラップの折り目の中央部分に破り易い線が設
けられ、この破り易い線によって、上記フラップが上記
頂部パネルおよび上記端部パネル支持装置にヒンジ結合
され、上記端部パネル支持装置がその端部支持位置まで
折り曲げられた時に、上記端部パネル支持装置が上記折
り目および上記破り易い線に沿って折り曲げられること
を特徴とする請求項３に記載の包装材。５、端部パネル支持装置に主端部パネル部分が設けられ
、この主端部パネル部分が上記頂部パネルにヒンジ結合
され、ひだ折り形のパネルが上記主端部パネル部分およ
び上記各側壁にヒンジ結合されることを特徴とする請求
項３に記載の包装材。６、頂部パネル、側部パネル、基板パネル、および、端
部パネル装置を有し、上記側部パネルが頂部パネルの対
向している２つの側縁にそれぞれヒンジ結合され、上記
基板パネルが上記頂部パネルから離れている各側壁パネ
ルにヒンジ結合され、上記端部パネル装置が頂部パネル
の対向している各端縁にヒンジ結合されると共に側壁パ
ネルの各端縁にヒンジ結合されている形状であり、多数
の被包装物を収容する包装材を形成するための包装材形
成用材料において、移動可能のスペーサとして作用する
フラップがそれぞれ上記頂部パネルにヒンジ結合される
形で部分的にこの頂部パネルに形成されていると共に、
隣接している端部パネル装置にヒンジ結合される形で部
分的にこの端部パネル装置に形成されて、上記移動可能
のスペーサとして作用するフラップのヒンジ結合されて
いる部分の中央部分が頂部パネルおよび隣接した端部パ
ネル装置まで折り曲げられ、上記端部パネル装置が上記
頂部パネルおよび側部パネルに対して折り曲げられた時
に上記移動可能のスペーサとして作用するフラップが自
動的に折り曲げられて上記包装材形成用材料の面の外に
移動することを特徴とする包装材形成用材料。