JPS63245775A - 取引媒体のイメ−ジ読取り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はキャッシュカードあるいはＩＣカード等の取引
媒体のエンボス部をイメージとして読取るイメージ読取
り装置に関し、特に、取引記録媒体に用いられる取引媒
体のエンボス部をイメージ】Ｏ として読取るのに好適なイメージ読取り装置に関するも
のである。

〔従来の技術〕

従来のこの種の装置は、例えば特公昭６２−５４８号公
報に記載のように、磁気カードの一部または全部を光学
的に走査し、そのイメージ情報を１５電気信号として取
り出し、イメージ情報を格納す。

るとともに、ジャーナル用紙に印刷するようにな。

っていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は磁気カード表面の色調によるイ。

メージ情報の読取り技術については配慮されてお。

らず、例えばカード上のエンボス文字で記録され。

た氏名、口座番号等がベースの部分と同じ色調で。

ある場合にはイメージ読取りが困難になったり、−明確
に読取りが出来ない等の問題があった。また。

新しいカードではエンボス文字の各頂部にベース。

とは異なる色調の色付けをしたものもあるが、カードを
長期間使用していると、頂部であるため色付けがとれて
しまい、ベースの色調と同じになってしまい読取りが出
来なくなる問題もある。

本発明の目的は、取引媒体のエンボス文字が異なる色調
の場合はもちろん、同じ色調である場合でも、確実にエ
ンボス文字を読み取ることができるようにすることにあ
る。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、イメージを読取るべき取引媒体の囲りから
平行光線を照射する手段と、取引媒体に“照射はれる照
明光のうち、エンボス部に照射され゛反射した反射光だ
けをイメージ読取り手段に到達“（３）　　　　　　　
　　　　” させることにより達成される。

〔作　用〕

取引媒体のエンボス文字部に照射された照明光。

は、取引媒体の平らな部分で反射された場合はイ。

メージ読取り手段に到達せず、一方、取引媒体の−。

エンボス文字を形成している突出部分においては、。

この面の傾きが連続的に変化しているので、光源からの
光はいずれかの部分で反射してイメージ読取り手段に直
接反射光として到達することになる。

前述の照明光は、取引媒体の囲りから照射されているの
でエンボス文字を形成する突出部分からの反射光は、こ
のエンボス文字に応じた反射光であり、これをイメージ
読取り手段で読取ることにより、取引媒体のベース（平
らな部分）とエンボス文字の色調が同じであっても確実
にエンボス文字を読取ることができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図によ。

り説明する。

取引媒体であるキャッシュカード等エンボス文。

字２を有するカード１に対向する位置にはイメー・ジ読
取り手段３を配置し、このイメージ読取り手段３を取崩
むようなリング状の光線５、このリン。

グ状の光線５を反射し、カード１の表面を照射す。

るリング状のミラー４を設ける。

光源７は照明のための光源であり、レンズ系８、は光源
７からの光線を平行な光線に変更するもの。

である。ミラー６は、この平行な光線を反射し、中空円
錐台形状のミラー４に送るとともに、ミラー６の中心部
分は例えば円形状に欠落しており、ミラー４へは円筒状
の光線５が到達するようになっている。このミラー４と
ミラー６は、この例では、円筒状の平行な光線５が得ら
れるような形状になっているが、例えば角状の平行な光
線が得られるような形状にしてもよい。搬送手段９はカ
ード１のイメージを読取るための位置即ち、カード１が
ミラー４により光線５の反射を受け、イメー。

ジ読取り手段３の読取り可能視野内に位置するよ。

うに搬送するためのものである。この搬送手段９゜は、
プーリ９１，９２及びこれらのプーリ９１．。

９２に掛合するベルト９３からなる。

次に、ミラー４により反射され、カード１に到、達する
光線のカード１に対する入射角の関係を第。

３図により説明する。第３図は第２図における力。

−ド１、イメージ読取り手段３、さらに光線５の一関係
のみを示したものである。カード１に設けら。

れたエンボス文字２は、それぞれエンボス文字突。

山部２１，２２．２３で形成されており、一般にはカー
ド１の背面から表面に押出し成形されている。このため
、エンボス文字突出部２１，２２゜２３は面の傾きが連
続的に変化している。光線５１．５３，５５．５７はミ
ラー４で反射され、カード１に到達する照明光であり、
光線５２，５４゜５６．５８はカード１により反射する
それぞれの照明光に対する反射光である。照明光である
光線５１．５３，５５．５７はカード１のエンボス文字
突出部２１，２２．２３以外の平らな面におい。

て、その反射光が直接イメージ読取り手段３に達。

しないような入射角となるようにミラー４の反射。

而４１の傾きおよび設置位置を設定する。光線５゛２．
５４．は、照明光である光線５１．５３が力。

−ド１の平らな面で反射される反射光であり、光。

線５６．５８は、照明光である光線５５．５７が。

カード１のエンボス文字突出部２２においてイメ。

−ジ読取り手段３に達する反射光である。

以外に動作を説明する。第２図において光源７゜より発
せられた光線は、レンズ系８により平行光線となり、ミ
ラー６により円筒状の光線５となりミラー４に達する。

ミラー４に達した光線は、ミ、　　ラー４の反射面４１
で反射されたカード１の囲りから環状に照射する照明光
となってカード１を照明する。ここでカード１が搬送手
段９によりイメージを読取るための位置に搬送されてく
ると、第３図に示したように、照明光はカード１の表面
の状態に応じて各方向に反射され、エンボス文字突出部
２１，２２．２３により反射された反射光のみが、イメ
ージ読取り手段３に達する。すなわち。

本実施例によればこの部分は直接反射光が到達し。

明状態となり、他の部分は反射光が到達しないの。

で暗状態となるので、エンボス文字２をカード１゛（７
）　　　　　　　　　　　” およびエンボス文字２の色調とは無関係にイメー・ジ読
取り手段３で読取ることができる。

本実施例では、イメージ読取り手段３をカード。

１に対向して設けたが、ミラー、イメージガイド。

等を用いてイメージ読取り手段３に導くことも可。

能であり、本発明の本質を変更するものではない。。

また光源７からの光線をレンズ系８およ゛びミラ。

−６により円筒状の光線５を得る手段の１例を示。

したが、直接円筒状の平行光線５を得る光源を用いても
よい。

またイメージ読取り手段３には、カード１のエンボス文
字突出部からの反射光以外の光線を遮へいするための遮
へい手段を設けても良い。

次に本発明の他の実施例を第４図、第５図により説明す
る。

取引媒体であるキャッシュカード等のエンボス文字２を
有するカード１に対向する位置にはイメ。

−ジ読取り手段３を配置し、カード１の照明のた。

めに複数個の光ファイバ１１群をカード１の囲り。

に配置している。光ファイバ１１群は他端を照明。

光源７に接続され、照明光源７がらの光線を導き、・カ
ード１を照明する。照明光源手段１２は光源７゜と光学
系であるレンズ系８よりなる。光源７がら。

の光線はレンズ系８により平行光な光線５群に変。

換され、光ファイバ１１群に送られるので、光フ。

フィバ１１群に導かれ、カード１を照明する光線。

５１．５５は平行な光線となっている。さらに光。

ファイバ１１群のそれぞれの照明光線５はカード、１の
平らな部分に照射された場合（光線５１）は、その反射
光（光線５２）が直接イメージ読取り手段３に到達せず
、カード１のエンボス文字２の突出部に照射された場合
（光線５５）は、突出部を形成する連続的な面の傾きに
より、その反射光（光線５６）が直接イメージ読取り手
段３に到達するように、光ファイバ１１群ｍｌ設置する
。

搬送手段９は、カード１をイメージ読取り可能”゛な位
置に搬送するための搬送手段である。　　　。

以下に動作について説明する。第５図において。

光源７から発せられた光線はレンズ系８により平。

行な光線５に変換される。この光線５群はそこに。

設けられた光ファイバ１１群によりそれぞれ光線・を誘
導して、他端よりカード１を照明する。カー４ド１が搬
送手段９によりイメージ読取り可能な位。

置に搬送されてくると、光ファイバ１１群による。

照明光を受け、それぞれ反射光を発生する。例え８ば光
線５１のようにカード１の平らな部分に照射。

された光線はその反射光として光線５２のように。

イメージ読取り手段３に到達しない反射光となる。

また光線５５のようにカード１のエンボス文字２の突出
部に照射された光線は、突出部で反射され、光線５６の
ようにイメージ読取り手段３に到達する。カード１の囲
りから同様の照明光を受けているのでエンボス文字部分
からの反射光として文字のイメージを読み取ることがで
きる。すなわち、直接反射光を受けた部分が明状態とな
り、他の部分は暗状態になるのでカード１とエンボス文
字２との色調には無関係にエンボス文字のイメージ読”
取りが可能である。

本実施例では照明光源として光源７およびレン。

ズ系８を利用して平行な光線を作る例を示したが、。

他の手段で平行な光線を得ても同様の効果が得ら・れる
ことは明らかで、本発明の本質を変えるもの・ではない
。

また平行な光線による照明を実現する手段とし。

１は、光ファイバの照明光を放出する端部に適宜。

フードを設け、その内側に反射を防止する部材を。

設けても、平行な光線に近い照明光を得ることが。

できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、取引媒体のエンボス文字の突山部を形
成する面の傾きの連続的な変化を利用して１．照明光の
反射光を直接読取ることができるので、取引媒体各部の
色調には無関係に取引媒体のエンボス文字を確実に読取
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の要部を示す斜視図、第２図
は第１図のＵ−１１’線矢視断面を含む全体。 構成を説明する図、第３図は第２図における取引。 媒体、イメージ読取り手段および各照明光線、反。 射光線の関係を説明する図、第４図は本発明の他。 の実施例の要部を示す斜視図、第５図は第４図の・ｖ−
ｖ’線矢視断面を含む全体構成を説明する図。 である。 １・・・カード、２・・・エンボス文字、３・・−イメ
ージ読取り手段、４，６・・・ミラー、７・！・光源、
８・・・レンズ系、９・・・搬送手段、。 ２１．２２．２３・・・エンボス文字突出部、　　。 （１２）　　　　　　　　　　” さへｎミツ −Ａへ７− へ　　　−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、取引媒体をイメージとして読取るイメージ読取り装
   置において、取引媒体を搬送する取引媒体搬送手段と、
   取引媒体のエンボス文字をイメージとして読取るイメー
   ジ読取り手段と、前記取引媒体の照明用光線を作る光源
   手段と、この光源手段からの照明用光線を取引媒体の囲
   りから取引媒体に照射するように導くための光学系を備
   え、前記光学系は、前記取引媒体に照射される照明光の
   うち、エンボス文字からの反射光だけを前記イメージ読
   取り手段に到達させるように配設したことを特徴とする
   イメージ読取り装置。 ２、光源手段は光学系に平行光線を射出するものであり
   、光学系は、この平行光線を受け取引媒体の囲りから取
   引媒体を照射する板状反射部材と中空錐台状反射部材か
   らなることを特徴とする特許３、光源手段は光学系に平
   行光線を射出するものであり、光学系は、この平行光線
   を受け、取引媒体の囲りから取引媒体を照射するように
   光線を導く光ファイバ群であることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載のイメージ用取り装置。