JPS63235770A - 高粘性流体による低粘性流体封入装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本説明は油水圧機器や空気圧機器のプランジャーロッド
等のシール方法に関するものである。

従来より、水や空気等の低粘性流体のシールには種々の
形式のパッキンが用いられているが、使用パッキン材の
■動性能から、水圧や空気圧シリンダー等の■動速度は
パッキン材による■動速度限界を超える事が出来ず、駆
動速度の上限は低かった。

しかるに、油圧機器の場合は油の粘性抵抗を利用して、
圧力保存できるので、パッキン性能に■■されず、高速
駆動を可能にしている。

本発明はこの油圧の特性を生かして、通常のパッキン類
を用いないで空圧機器や水圧機器のプランジャーロッド
等のシールに応用したもでである。

第１図に於いて、シリンダー（３）は作動流体である空
気か水または低粘性作動油等が封入されている。

シリンダー（３）内の作動流体の圧力は導管（５）を通
って、コンバーター（６）に導かれていてコンバーター
（６）内のピストン（７）を隔て、２次側の高粘性流体
（１０）をグランド（２）内に送り込んで、グランド（
２）にシリンダ（３）と同圧の高粘性流体圧を発生させ
る。

グランド（２）内の高粘性流体（１０）がシリンダー（
３）内の作動流体（９）と同等圧になる事により、シリ
ンダー（３）の作動流体（９）はグランド（２）内に浸
透できないので、シリンダー（３）内に封じ込められる
事になる。

またグランド（２）の高粘性流体は粘性抵抗により、プ
ランジャーロッド（１）との間隙からの漏洩をおさえる
事が出来るので、パッキンを用いないで水や空気及び低
粘性作動油に対し、プランジャーロッドやピストン等の
シールが行なえるものであり、また、■動部の潤滑も行
なえるものである。

第２図は本発明方式によるシリンダーの構成を示したも
のである。

グランド（２）とプランジャーロッド（１）とのシール
ばかりでなく。プランジャーロッド（１）内に設けた導
通孔（１５）により、ピストン（４）部の油溝（１４）
へ高粘性流体を送り込んで、シリンダー（３）とピスト
ン（４）の■動部のシールを行なうものである。

この方式でエヤーシリンダーとして駆動すれば、パッキ
ン等の■動限界に抱束されずに作動できるので、超高速
駆動が可能になり、またパッキン交換がないから、メン
テナンス・フリーにできる。

水圧シリンダーとして駆動すれば、■動部の潤滑と坊■
が行なわれる。

第１図に示すグランド（２）を水圧プランジャーポンプ
のプランジャーロッドのシールに用いれば油圧プランジ
ャーポンプ並みの高速でプランジャーの駆動できるので
、減速装置不要の小型・高速の水圧プランジャーポンプ
が可能になる。

また、油圧機器の作動油とシール用油うぃ切離して別々
に用いる事により。低粘性作動油の使用で油圧系の動粘
性抵抗を小さくし、応答性等を良くする事が出来、高粘
性油のシールにより、密封性が高められ、より高圧での
駆動が可能になるものである。

油圧スプールタイプの操作弁をスプール部分のシールに
本発明公式を用いる事により、水圧操作弁として用いる
事が可能になり、油圧バルブ的な水圧バルブが出来る事
になる なお、油圧系に用いれば、より高圧用バルブとして使用
する事ができる。

なお、高粘性流体のシール部への送り込みは、コンバー
ター方式以外にポンプ及びブースター等の別の圧力発生
装置で行なえる事は言うまでもないが、但し、高粘性流
体の送入圧は作動流体圧力と同等か、それ以上に発生さ
せる事が必要ではあるが、作動流体圧より高過ぎると、
逆に内部へ高粘性流体が浸み出す事になるので、内部の
作動流体圧力とバランスをとる必要がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を示した縦断面図である。 第２図は本発明方式をピストン式シリンダーに応用した
縦断面図である。 （１）：プランジャーロッド

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. イ、シリンダー（３）等の内部の作動流体圧力と同等以
   上の圧力の高粘性流体をプランジャーロッド（１）とグ
   ランド（２）の間、また、シリンダー（３）とピストン
   （４）の間等の褶動部分の間隙へ送り込んで、高粘性流
   体の流体抵抗により、間隙をシールする事によって、シ
   リンダー（３）内の低粘性流体を封じ込む方式の高粘性
   流体による低粘性流体封入装置。