JPS6323062Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6323062Y2 JPS6323062Y2 JP2064284U JP2064284U JPS6323062Y2 JP S6323062 Y2 JPS6323062 Y2 JP S6323062Y2 JP 2064284 U JP2064284 U JP 2064284U JP 2064284 U JP2064284 U JP 2064284U JP S6323062 Y2 JPS6323062 Y2 JP S6323062Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- pipe
- physiological saline
- irrigation pipe
- present
- Prior art date
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- Expired
Links
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、超音波メスのチツプに遊嵌されると
ともに該チツプに生理食塩水を導くイリゲーシヨ
ンパイプを該チツプの下側部に固定するととも
に、導かれた生理食塩水をチツプ先端全周に供給
するようにした超音波メス用の先端固定具に関す
る。
ともに該チツプに生理食塩水を導くイリゲーシヨ
ンパイプを該チツプの下側部に固定するととも
に、導かれた生理食塩水をチツプ先端全周に供給
するようにした超音波メス用の先端固定具に関す
る。
超音波エネルギーを集中させることにより組織
を破砕又は乳化させる手段は、腫瘍部の除去、結
石部の破壊等多くの分野に適用されて顕著な効果
を挙げているが、術中にチツプ先端を介して生理
食塩水を術野へ供給し、また該食塩水にチツプを
冷却する効果を奏せしめている。
を破砕又は乳化させる手段は、腫瘍部の除去、結
石部の破壊等多くの分野に適用されて顕著な効果
を挙げているが、術中にチツプ先端を介して生理
食塩水を術野へ供給し、また該食塩水にチツプを
冷却する効果を奏せしめている。
従来、注液の機構として実用化されているもの
には、第１図に示す如く、チツプ１の外側に外筒
２を装着して該外筒とチツプとの間隙を利用して
チツプ先端に向つて生理食塩水を流す導管３に形
成するものか、又は、第２図に示す如く、チツプ
１１の外部上方に生理食塩水を流すイリゲーシヨ
ンパイプ１２を配設し該パイプの先端から食塩水
をチツプ上頂部に流下せしめてその目的を達しよ
うとするものがあつた。
には、第１図に示す如く、チツプ１の外側に外筒
２を装着して該外筒とチツプとの間隙を利用して
チツプ先端に向つて生理食塩水を流す導管３に形
成するものか、又は、第２図に示す如く、チツプ
１１の外部上方に生理食塩水を流すイリゲーシヨ
ンパイプ１２を配設し該パイプの先端から食塩水
をチツプ上頂部に流下せしめてその目的を達しよ
うとするものがあつた。
しかしながら、これらの外筒やチユーブはチツ
プの前端部分を膨大化し、特に、チツプの上頂部
に位置する図中のＡ，A′の部分の膨大化は、術
野に対する視界を著しく妨げて大きな障害となつ
ており、脳外科その他の外科等において、深奥部
や狭視野部分にチツプを挿入する場合甚だ適当で
なく、これが改善を強く要望されていた。
プの前端部分を膨大化し、特に、チツプの上頂部
に位置する図中のＡ，A′の部分の膨大化は、術
野に対する視界を著しく妨げて大きな障害となつ
ており、脳外科その他の外科等において、深奥部
や狭視野部分にチツプを挿入する場合甚だ適当で
なく、これが改善を強く要望されていた。
本考案にあつてはチツプの前端部分が膨大化す
ることを避けるために生理食塩水を供給するイリ
ゲーシヨンパイプをチツプの下側部に配設するよ
うにしたが、かかる構造を採用した場合でも、チ
ツプを介して術野に対する該食塩水の供給が円滑
に実施されなければならないことを考慮して、本
考案ではチツプの上部に食塩水を導く構造を有せ
しめる如く工夫し、この結果、本考案に係る先端
固定具を提供しうるに至つたものである。
ることを避けるために生理食塩水を供給するイリ
ゲーシヨンパイプをチツプの下側部に配設するよ
うにしたが、かかる構造を採用した場合でも、チ
ツプを介して術野に対する該食塩水の供給が円滑
に実施されなければならないことを考慮して、本
考案ではチツプの上部に食塩水を導く構造を有せ
しめる如く工夫し、この結果、本考案に係る先端
固定具を提供しうるに至つたものである。
以下図面を参照し実施例に基づいて本考案を説
明する。
明する。
第３図は本考案に係る先端固定具が適用された
超音波メスの要部を示す側面図、第４図Ａ，Ｂは
先端固定具の縦断面図及び横断面図である。
超音波メスの要部を示す側面図、第４図Ａ，Ｂは
先端固定具の縦断面図及び横断面図である。
チツプ２１の先端には、後方から生理食塩水を
供給するイリゲーシヨンパイプ２２が導かれてい
る。本考案の特徴は、チツプ２１の下側部に沿わ
せて配設したイリゲーシヨンパイプの先端を収容
固定する先端固定具２３を存するものである。
供給するイリゲーシヨンパイプ２２が導かれてい
る。本考案の特徴は、チツプ２１の下側部に沿わ
せて配設したイリゲーシヨンパイプの先端を収容
固定する先端固定具２３を存するものである。
先端固定具２３は、第４図に示される如く、イ
リゲーシヨンパイプの先端を固定するパイプ固定
孔２４が設けられている。固定孔に直角に連通し
て生理食塩水の通路２５が穿設されまた、該導路
を通過した食塩水は、遊嵌されるチツプ２１との
間隙に形成される導路２６を通つてチツプ先端の
全周に供給されるようになつている。
リゲーシヨンパイプの先端を固定するパイプ固定
孔２４が設けられている。固定孔に直角に連通し
て生理食塩水の通路２５が穿設されまた、該導路
を通過した食塩水は、遊嵌されるチツプ２１との
間隙に形成される導路２６を通つてチツプ先端の
全周に供給されるようになつている。
先端固定具２３は、また、パイプとチツプとの
間のスペーサーの役目もし、術中イリゲーシヨン
パイプの先端がチツプに接触しないようになつて
いる。
間のスペーサーの役目もし、術中イリゲーシヨン
パイプの先端がチツプに接触しないようになつて
いる。
本考案に係る先端固定具は以上の如き構成に基
づくもので、その先端部分がチツプの下側部に沿
つて配設される生理食塩水供給用のイリゲーシヨ
ンパイプの先端部を嵌着するパイプ固定孔を有す
るとともにチツプに遊嵌されるされるものである
から、術者の視野特にチツプ先端上頂部方向から
の術野に対する見通しがよくなり、また、パイプ
とチツプとはスペースを確実に保持しうるもので
術中にパイプがチツプに接触して故障の原因とな
る等の不具合も発生することがなく、さらに、固
定孔に連通するチツプとの間隙は生理食塩水が供
給される導路に形成され、生理食塩水が該導路か
らチツプを介して術野に円滑に供給される等多く
の利点を有するもので、超音波メスに適用して極
めて有用なる考案である。
づくもので、その先端部分がチツプの下側部に沿
つて配設される生理食塩水供給用のイリゲーシヨ
ンパイプの先端部を嵌着するパイプ固定孔を有す
るとともにチツプに遊嵌されるされるものである
から、術者の視野特にチツプ先端上頂部方向から
の術野に対する見通しがよくなり、また、パイプ
とチツプとはスペースを確実に保持しうるもので
術中にパイプがチツプに接触して故障の原因とな
る等の不具合も発生することがなく、さらに、固
定孔に連通するチツプとの間隙は生理食塩水が供
給される導路に形成され、生理食塩水が該導路か
らチツプを介して術野に円滑に供給される等多く
の利点を有するもので、超音波メスに適用して極
めて有用なる考案である。
第１図及び第２図は従来技術を示す説明図、第
３図は本考案品が適用される超音波メスの要部を
示す説明図、第４図Ａ，Ｂは本考案品の縦断面図
及び横断面図である。 ２１……チツプ、２２……イリゲーシヨンパイ
プ、２３……本考案に係る先端固定具、２４……
パイプ固定孔、２６……導路。
３図は本考案品が適用される超音波メスの要部を
示す説明図、第４図Ａ，Ｂは本考案品の縦断面図
及び横断面図である。 ２１……チツプ、２２……イリゲーシヨンパイ
プ、２３……本考案に係る先端固定具、２４……
パイプ固定孔、２６……導路。
Claims (1)
- 組織を破砕又は乳化するチツプを有してなる超
音波メスにおいて、該チツプの下側部に沿つて配
設される生理食塩水導入用のイリゲーシヨンパイ
プの先端を収容固定するパイプ固定孔と、該固定
孔から連通しチツプとの間隙に形成されてチツプ
先端に生理食塩水を供給する導路とを設けて構成
されることを特徴とする超音波メス用先端固定
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2064284U JPS60132708U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 超音波メス用先端固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2064284U JPS60132708U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 超音波メス用先端固定具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60132708U JPS60132708U (ja) | 1985-09-04 |
| JPS6323062Y2 true JPS6323062Y2 (ja) | 1988-06-24 |
Family
ID=30511321
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2064284U Granted JPS60132708U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 超音波メス用先端固定具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60132708U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03126452A (ja) * | 1989-10-11 | 1991-05-29 | Kimiya Shimizu | 眼科用超音波手術器 |
-
1984
- 1984-02-17 JP JP2064284U patent/JPS60132708U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60132708U (ja) | 1985-09-04 |
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