JPS63214364A - 車室内薬液噴霧装置 - Google Patents

車室内薬液噴霧装置

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JPS63214364A
JPS63214364A JP4723487A JP4723487A JPS63214364A JP S63214364 A JPS63214364 A JP S63214364A JP 4723487 A JP4723487 A JP 4723487A JP 4723487 A JP4723487 A JP 4723487A JP S63214364 A JPS63214364 A JP S63214364A
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air
chemical liquid
chemical
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vehicle
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Shigeo Takeuchi
竹内 茂夫
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Takeuchi Tekko KK
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Takeuchi Tekko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (11産業上の利用分野 本発明は、自動車の車室内の消毒または脱臭を行う際に
使用される薬液(消毒液、脱臭液等)噴霧装置に関する
ものである。
(2)従来の技術 従来、自動車の車室内の消毒または脱臭を行うには、建
物、農園芸、畜産施設等の消毒、脱臭用の噴霧器を使用
していた。この従来の噴霧器としては、たとえば実開昭
60−42374号公報、実開昭58−132561号
公報、実開昭57−43850号公報、または実開昭5
6−64774号公報等が知られている。
前記従来の噴霧器を使用して車室内の消毒、脱臭を行う
方法としては、次の■または■の方法が知られている。
■ 車両のドアを解放し、噴霧器を手に持って消毒液ま
たは脱臭液等の噴霧薬液を車室内の消毒または脱臭する
個所へ吹きつける方法。
0 噴霧器を車室内に設置し、ドア、ウィンドガラス等
を閉じて消毒液、脱臭液等を噴霧する方法。
(3)発明が解決しようとする問題点 ところが、前記■の方法では、薬液が短時間で車室外へ
出てしまうため、薬液の無駄な消費が多く、脱臭、消毒
効率が悪いという問題点があり、また、前記Φおよび0
のいずれの方法においても、噴霧薬液を車室への外気導
入通路および車室内の空気排出通路に送り込むことが出
来ないという問題点があった。
本発明は、前述の問題点に鑑みてなされたもので、車室
内の消毒、脱臭を行うと同時に、車室内への外気導入通
路と車室内の空気排出通路の消毒、脱臭をも行なえるよ
うにすることを目的とする。
B0発明の構成 ill  問題点を解決するための手段前記目的を達成
するために、本発明の車室内薬液噴霧装置は、薬液タン
ク内の薬液を霧化する薬液霧化手段を有して車室内に配
置される噴霧器本体と、前記薬液が霧化される個所に車
室外のエアを供給するエア供給装置とを備えたことを特
徴とする。
なお、前記車室外のエアを供給するエア供給装置は、車
室内の気圧を上昇させるようにエアを供給する装置を意
味するもので、必ずしも車室外に配置されている必要は
ない、たとえば、車室内に配置された小型の圧縮エアタ
ンクから、前記薬液が霧化される個所にエアを供給する
ようなエア供給装置をも含むものである。また、前記薬
液霧化手段としては、従来周知の種々の噴霧器を使用す
ることも可能である。
また、本発明による車室内薬液噴霧装置の好適な実施態
様は、薬液タンク内の薬液を霧化する薬液霧化手段を有
する噴霧器本体と、前記薬液が霧化される個所に車室外
のエアを供給するエア供給装置とを備えた車室内薬液噴
霧装置において、前記薬液タンクが噴霧器本体内に配設
され、前記薬液霧化手段は、薬液噴出口およびその外周
に形成されたエア噴出口から形成された噴出口を有する
複数の薬液噴霧ノズルユニットと、前記薬液噴出口と薬
液タンクとを接続する薬液連通路と、前記エア噴出口と
エア供給装置とを接続するエア連通路とを備えているこ
とを特徴とする。
(2)作 用 前述の構成を備えた本発明は、薬液霧化手段を有する噴
霧器本体が車室内に配置される。そして、自動車のドア
、ウィンドガラス等を閉じてから薬液霧化手段を作動さ
せると、脱臭液または消毒液等の薬液が車室内で霧化さ
れる。このとき、薬液が霧化される個所に車室外からエ
アを供給する。
そうすると、供給されたエアと混合されて霧化状態にな
った薬液が車室内に充満する。そして、このとき、前記
車室外から供給されるエアのため、6  車室内の気圧
が上昇する。すなわち、霧化状態の薬液を含んだ車室内
の空気は大気圧以上になる。
そうすると、霧化状態の薬液を含んだ空気は、ドアの隙
間や、クーラ用熱交換器およびファンを内蔵する外気導
入通路や、空気排出通路等を通って排出される。このと
き、外気導入通路や空気排出通路等にも霧化状態の薬液
が供給される。したがって、前記薬液として、消毒薬ま
たは脱臭薬等の薬液を使用すれば、車室内の消毒、脱臭
を行うと同時に、車室内への外気導入通路および車室内
の空気排出通路の消毒、脱臭をも同時に行なえる。
また、前述の本発明の実施Li様は、エア供給装置から
車室外のエアをエア連通路に供給すると、そのエアは前
記エア噴出口から噴出される。このとき・前記エア噴出
口の中心部に形成された薬液噴出口からは、エジェクタ
効果によって薬液タンクの薬液(消毒薬または脱臭薬等
の液)が吸い出される。そして、噴霧ノズルの噴出口か
らは薬液が噴霧される。したがって、車室を略締め切っ
た状態で車室内において、薬液を噴霧すると、車室内に
は、霧化状態の薬液が充満する。このとき、薬液を噴霧
するのに使用されるエアは、車室外から供給されるため
、車室内の気圧が上昇する。すなわち、霧化状態の薬液
を含んだ車室内の空気は大気圧以上になる。そうすると
、霧化状態の薬液を含んだ空気は、ドアの隙間や、クー
ラ用熱交換器およびファンを内蔵する外気導入通路や、
空気排出通路等を通って排出される。このとき、外気導
入通路や空気排出通路等にも霧化状態の薬液が供給され
る。したがって、前記薬液として、消毒薬または脱臭薬
等の薬液を使用すれば、車室内の消毒、脱臭を行うと同
時に、車室内への外気導入通路および車室内の空気排出
通路の消毒、脱臭をも同時に行なえる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、第1図に示した実施例の車室内薬液噴霧装置は、噴霧
器本体Aと、この噴霧器本体Aにエアを供給するための
エア供給装置Bとから構成されている。エア供給装置B
は、制御盤B、および接続ラインB2を備えている。そ
して、噴霧器本体Aは自動車Vの車室内に、また制御盤
B1は車室外に配置されるとともに、接続ラインB8は
自動車のドアの隙間に挟まるように配置される。
接続ラインB、は、エアおよび電気等を制W盤B、から
噴霧器本体Aに供給するためのラインで、第2図および
第3図に示すように、エアチューブT、第1給電コード
I!Iおよび第2給電コード!2等から構成されている
。そして、エアチューブTの噴霧器本体A側端部には、
ワンタンチヵプラlが連結されており、第1給電コード
11および第2給電コードl、の噴霧器本体A(PI端
部にはコネクタ2が連結されている。
第2図および第3図において、噴霧器本体Aは、中空の
直方体として形成された中空上部3と左右の中空脚部4
.5とを有する門形に形成されている。このように門形
にすることにより、車室床面に噴霧器本体Aを設置する
際、床面に隆起部があっても、これを跨いで安定して設
置することができる。そして、中空脚部4,5の上部外
側面には、持ち運び易いように取手4a、5aが形成さ
れている。また、中空脚部5の下部外側面には前記ワン
タッチカプラ1と接続されるエアチューブ接続端子6お
よび前記コネクタ2と接続される給電コード接続端子7
が設けられている。
前記中空脚部4および5内には、それぞれ消毒液タンク
8および脱臭液タンク9が収容されている。前記中空上
部3には、その左右に脱臭液噴霧ノズルユニットN+ 
、Nzが配設され、また、その中央部に消毒液噴霧ノズ
ルユニットN3が配設されている。
これらの脱臭液噴霧ノズルユニフ)I’J+、Nzおよ
び消毒液噴霧ノズルユニットNsはいずれも同一の構成
を有している。そして、その構成は第4図に示されてい
る。脱臭液噴霧ノズルユニットN+ 、Ntおよび消毒
液噴霧ノズルユニットN3は、一対の噴霧ノズル10.
11を備えている。
噴霧ノズル10.11はいずれも中心部に配置された薬
液噴霧ノズル10a、llaとその外周部に配置された
エア噴霧ノズル10bllbとを有する二重ノズルとし
て構成されている。そして、噴霧ノズル10.11の噴
出口は、その先端中央部に薬液噴出口ioc、IICを
有し、その薬液噴出口IQc、LICの外周にリング状
のエア噴出口IQd、lidを有している。そして、噴
霧ノズル10.11は、それらの中心線L+、Lxが噴
霧ノズル10.11の先の方のノズル交叉点Pで交差す
るように配置されている。これにより、噴霧ノズル10
.11から薬液が噴霧された際、噴霧薬液はノズル交叉
点Pで互いに衝突して、噴霧薬液の粒子が微粒化される
。このように、噴霧薬液の粒子が微粒化されると薬液粒
子の空気中での滞在時間が長くなって、車室内の隅々ま
で薬液が行きわたるので都合がよい。また、脱臭液噴霧
ノズルユニッ) N +およびN、は、それらの噴霧方
向CIおよびC工が、第5図および第6図に示すように
垂直線Vに対して互いに反対方向に30度傾斜して配置
されている。すなわち、第3図から容易に推測されるよ
うに、脱臭液噴霧ノズルユニッ)NtおよびN2は、そ
れらの噴霧方向C8およびC2によって、平面図で反時
計方向の旋回流が生じるように配置されている。したが
って、噴霧器本体Aを車室床面に設置して脱臭液噴霧ノ
ズルユニッ) N +及びN2から噴霧を行うと、噴霧
流体は車室内で反時計方向の旋回流C(第1図および第
8図参照)を生じるようになっている。
このように車室内で旋回流が生じるように噴霧を行うこ
とにより、噴霧された薬液粒子の空気中での滞在時間が
長くなって、車室内の隅々まで薬液が行きわたるので都
合がよい。
そして、第2図、第4図および第7図から明らかなよう
に、前記脱臭液噴霧ノズルユニットNlおよびN8の前
記薬液噴出口10c、llcは、脱臭液連通路(薬液連
通路)12を介して、前記脱臭液タンク9に接続され、
前記消毒液噴霧ノズルユニットN3の薬液噴出口10c
、llcは、消毒液連通路(薬液連通路)13を介して
前記消毒液タンク8に接続されている。そして、脱臭液
噴霧ノズルユニフ)N、、N、および消毒液噴霧ノズル
ユニットN、の前記エア噴出口10d、11dは、エア
連通路14に接続されている。このエア連通路14は、
第7図に明らかなように、前記エアチューブ接続端子6
に接続されるとともに、脱臭用切換弁14aと消毒用切
換弁14bとを有している。前記脱臭用切換弁14aは
、脱臭液噴霧ノズルユニットNIおよびN2と前記エア
チューブ接続端子6との間を遮断する遮断位置または連
通させる連通位置のいずれかの位置に位置制御される2
位置電磁切換弁で、前記第1給電コードl、に給電され
たときのみ連通位置となるように構成されている。また
、前記消毒用切換弁14bは、消毒液噴霧ノズルユニッ
トN3と前記エアチェープ接続端子6との間を遮断する
遮断位置または連通させる連通位置のいずれかの位置に
位置制御される2位置電磁切換弁で、前記第2給電コー
ド2□に給電されたときのみ連通位置となるように構成
されている。
なお、第2図および第3図に示された点滅ランプ15は
、前記第1給電コード11または第2給電コード12に
給電中のみ点滅されるランプである。
第1図に示した前記制御盤B、は、第1図に示されてい
るように、エア供給源Uと前記エアチューブTとを遮断
または接続させるコック16と、電源Sからの電力を前
記第1給電コード11および第2給電コード12に選択
的に接続するための制御ボックス17とを備えている。
制御ボックス17はタイマ回路(図示せず)を有してお
り、スタートボタン18によって始動されるようになっ
ている。また、制御盤B1は脱臭表示ランプ19、浸透
ランプ20および消毒ランプ21を備えている。そして
、前記スタートボタン18を押すと、タイマによって設
定された最初の所定時間(脱臭液噴霧時間)だけ、前記
第1給電コード!、に給電されるとともに脱臭表示ラン
プ19が点灯される。このとき、第7図から明らかなよ
うに、脱臭用切換弁14aが連通位置に保持され、脱臭
液噴霧ノズルユニットN +およびN!にエアが供給さ
れるようになっている。そして、前記所定時間(脱臭液
噴霧時間)が経過すると、第1給電コード!、への給電
は停止され、この給電停止状態がタイマに設定された第
2の所定時間(脱臭液浸透 ゛時間)だけ持続される。
この第2の所定時間中は、前記浸透ランプ20が点灯さ
れている。前記第2の所定時間が経過した後、第2給電
コード13に給電されるとともに消毒ランプ21が点灯
される。
この状態は第3の所定時間(消毒液噴霧時間)だけ持続
される。このとき、第7図から明らかなように、消毒用
切換弁14bが連通位置に保持され、消毒液噴霧ノズル
ユニットNxにエアが供給されるようになっている。そ
して、前記第3の所定時間(消毒液噴霧時間)が経過す
ると、第2給電コード12への給電は停止され、この給
電停止状態がタイマに設定された第4の所定時間(消毒
液浸透時間)だけ持続される。この第4の所定時間中は
、前記浸透ランプ20が点灯されるように構成されてい
る。
なお、前記車室内は、第8図に示されているように、ク
ーラ用熱交換器22、ファン23、ダンパ24等を有す
る外気導入通路25および空気排出通路26を介して車
室外の大気と連通している。
次に、前述の構成を備えた本発明の実施例の作用を説明
する。
まず、自動車Vの車室内に配置した噴霧器本体Aと制御
盤B1とを接続ラインB2によって接続する。そして、
車室のドア、ウィンドガラス等を閉めるとともに制御盤
B、を11源Sおよびエア供給源Uに接続する。
次に、制御盤B、のコック16を開く。このとき、エア
供給源Uのエアは、エアチューブT、ワンタッチカプラ
1およびエアチューブ接続端子6等を通って、噴霧器本
体A内のエア達通路14に供給される。このとき、エア
達通路14の脱臭用切換弁14aおよび消毒用切換弁1
4bは、まだ第7図に示す遮断位置にある。
次に、スタートボタン18を押すと、タイマによって設
定された最初の所定時間(脱臭液噴霧時間)だけ、前記
第1給電コード11に給電されるとともに脱臭表示ラン
プ19が点灯される。このとき、第7図から明らかなよ
うに、脱臭用切換弁14aが連通位置に保持され、脱臭
液噴霧ノズルユニットN、およびN2にエアが供給され
る。そして、脱臭液噴霧ノズルユニットN1およびN8
に供給されたエアはリング状のエア噴出口10d。
lidから噴出される。このとき、前記リング状のエア
噴出口10d、lidの中心部に形成された薬液噴出口
10c、11cからは、エジェクタ効果によって脱臭液
タンク9内の脱臭液が吸い出される。そして、噴霧ノズ
ル10.11の噴出口からは脱臭液が噴霧される。した
がって、締め切った状態で車室内において、霧化状態の
脱臭液が充満する。そして、前述のように、噴霧器本体
A左右に配置された脱臭液噴霧ノズルユニツ)Nlおよ
びN、の向きが垂直線Vに対して反対方向に30度傾斜
しているため、脱臭液噴霧ノズルユニフ)NlおよびN
2の噴霧流体は車室内で旋回流Cを形成する。このため
、霧化状態の脱臭液は車室内に均等に分散される。また
、脱臭液を噴霧するのに使用されるエアは、車室外から
供給されるため、車室内の気圧が上昇する。すなわち、
霧化状態の脱臭液を含んだ車室内の空気は大気圧以上に
なる。そうすると、第8図に示すように、霧化状態の脱
臭液を含んだ空気は、ドアの隙間や、ターラ用熱交換機
22.ファン23およびダンパ24等を内蔵する外気導
入通路25や、空気排出通路26等を通って排出される
。このとき、外気導入通路25や空気排出通路26等に
も霧化状態の脱臭液が供給される。このような状態にな
った頃、前記タイマによって設定された最初の所定時間
(脱臭液噴霧時間)が経過する。このとき、前記第1給
電コード11への給電は停止される。そして、脱臭用切
換弁14aは遮断位置となる。この給電停止状態がタイ
マに設定された第29所定時間(脱臭液浸透時間)だけ
持続される。この第2の所定時間中は、前記浸透ランプ
20が点灯されている。そして、この間に、脱臭液が車
室内、外気導入通路および空気排出通路にある各部材に
浸透する。したがって、車室内の脱臭を行うと同時に、
車室内への外気導入通路および車室内の空気排出通路の
脱臭をも同時に行なえる。
次に、前記第2の所定時間が経過した後、第2給電コー
ド!、に給電されるとともに消毒ランプ21が点灯され
る。このとき、第7図から明らかなように、消毒用切換
弁14bが連通位置に保持され、消毒液噴霧ノズルユニ
7)N3にエアが供給される。この状態は第3の所定時
間(消毒液噴霧時間)だけ持続される。このとき、前述
の脱臭液の噴霧の場合と同様にして、消毒液の噴霧が行
われる。そして、前記第3の所定時間(脱臭液噴霧時間
)が経過すると、第2給電コード12への給電は停止さ
れ、この給電停止状態がタイマに設定された第4の所定
時間(消毒液浸透時間)だけ持続される。この第4の所
定時間中は、前記浸透ランプ20が点灯される。そして
、前述の脱臭液の場合と同様に消毒液が車室内、外気導
入通路25および空気排出通路26に配設された各部材
に浸透する。したがって、車室内の消毒を行うと同時に
、車室内への外気導入通路および車室内の空気排出通路
の消毒をも同時に行える。
なお、前記最初の所定時間(脱臭噴霧時間)および第3
の所定時間(消毒噴霧時間)中は、前記噴霧器本体Aの
点滅ランプ8が車室内の噴霧薬液中で点滅することによ
り、噴霧器本体Aが作動していることを派手に外部に知
らせて、顧客にアピールすることができ、宣伝効果が高
められる。
以上本発明による実施例を詳説したが、本発明は、前記
実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記
載された本発明を逸脱することなく、種々の設計変更を
行うことが可能である。たとえば、噴霧器本体Aには、
脱臭液タンク9に接続された脱臭液噴霧ノズルユニッ)
r’L、Ngと、消毒液タンク8に接続された消毒液噴
霧ノズルユニットNiとの両方の噴霧ノズルユニットを
設けることなく、どちらか一方の噴霧ノズルユニットの
みを設けることも可能であり、また、噴霧ノズルユニッ
トN+ 、Nt 、Nyは、必ずしも一対の噴霧ノズル
10.11を備えている必要はなく、1個または3個以
上の噴霧ノズルを備えることも可能である。さらに、噴
霧器本体へには、脱臭および消毒兼用の薬液噴霧ノズル
ユニットを設け、この兼用の薬液噴霧ノズルユニットに
切換弁を介して、消毒液タンク8および脱臭液タンク9
を接続することも可能である。さらにまた、噴霧器本体
Aとしては、市販されている従来の種々の噴霧器を使用
することも可能であり、そのような噴霧器を使用した場
合には、その噴霧器の薬液が霧化される個所に車室外の
エアを供給するようにすればよい、そして、エア供給装
置Bのエア源に小型の圧縮エアタンクを使用することも
可能であり、小型の圧縮エアタンクを使用すると、エア
供給装置Bを車室外に配置する代わりに、車室内に配置
することも可能である。このようにしても車室内の気圧
を上昇させることが可能である。また、噴霧器本体Aに
薬液タンク8,9を設ける代わりに、薬液タンク8.9
をエア供給源Uと同様に車室外部に配設するとともに、
車室外部の薬液タンクと車室内の噴霧器本体Aとの間を
接続する薬液供給チューブを設けることも可能である。
C0発明の効果 以上のように、本発明の車室内薬液噴霧装置によれば、
脱臭液または消毒液等の薬液が霧化される個所に車室外
のエアを供給するようにしたので、霧化された薬液を含
む車室内の空気の気圧が上昇する。そして、車室内で気
圧が上昇した空気はドアの隙間、車室内への外気導入通
路及び車室からの空気排出通路を通って車外へ排出され
、車室内と同時に外気導入通路および空気排出通路へ霧
化された薬液を供給することができる。したがって、車
室内とともに、外気導入通路および空気排出通路の消毒
または脱臭を同時に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による車室内薬液噴霧装置の全体斜視図
、第2図は該装置の噴霧器本体の縦断正面図、第3図は
、第2図m−m線に沿う噴霧器本体の天板を除いた平面
図、第4図は噴霧器本体で使用される薬液噴霧ノズルユ
ニットの縦断面図、第5図は、第2図のV−V線に沿う
噴霧器本体の縦断側面図、第6図は、第2図のVI−V
I線に沿う噴霧器本体の縦断面図、第7図はエア回路図
、第8図は本発明装置の作用の説明図である。 9・・・薬液タンク、10.11・・・薬液噴霧ノズル
、10c、11c−・・薬液噴出口、10d、lld・
・・エア噴出口、12.13・・・薬液連通路、14・
・・エア達通路 A・・・噴霧器本体、B・・・エア供給装置、CI、C
オ・・・噴霧方向、C・・・旋回流、Nr 、Ng 、
Ns・・・薬液噴霧ノズルユニット、P・・・ノズル交
叉点特許 出願人竹内鉄工株式会社 代理人   弁理士 落  合     健第4図 Ll 第6図 第5図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)薬液タンク(9、8)内の薬液を霧化する薬液霧
    化手段を有して車室内に配置される噴霧器本体(A)と
    、前記薬液が霧化される個所に車室外のエアを供給する
    エア供給装置(B)とを備えた車室内薬液噴霧装置。
  2. (2)前記薬液タンク(9、8)が噴霧器本体(A)内
    に配設されるとともに、前記薬液霧化手段は、薬液噴出
    口(10c、11c)およびその外周に形成されたエア
    噴出口(10d、11d)から形成された噴出口を有す
    る薬液噴霧ノズルユニット(N_1、N_2、N_3)
    と、前記薬液噴出口(10c、11c)と薬液タンク(
    9、8)とを接続する薬液連通路(12、13)と、前
    記エア噴出口(10d、11d)とエア供給装置(B)
    とを接続するエア連通路(14)とを備えていることを
    特徴とする車室内薬液噴霧装置。
  3. (3)前記薬液噴霧ノズルユニット(N_1、N_2、
    N_3)は、それぞれ複数の薬液噴霧ノズル(10、1
    1)から構成されるとともにその複数の薬液噴霧ノズル
    (10、11)から噴霧された流体がノズル交叉点(P
    )で衝突するように配置されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項に記載の車室内薬液噴霧装置。
JP4723487A 1987-03-02 1987-03-02 車室内薬液噴霧装置 Pending JPS63214364A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5320378B2 (ja) * 1975-10-21 1978-06-26

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5320378B2 (ja) * 1975-10-21 1978-06-26

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