JPS63209843A - 画像再生装置及び画像デ−タの処理方法 - Google Patents

画像再生装置及び画像デ−タの処理方法

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JPS63209843A
JPS63209843A JP62126852A JP12685287A JPS63209843A JP S63209843 A JPS63209843 A JP S63209843A JP 62126852 A JP62126852 A JP 62126852A JP 12685287 A JP12685287 A JP 12685287A JP S63209843 A JPS63209843 A JP S63209843A
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シャーマン シューメン ツァオ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の背景) テレビジョン、ディスプレイパネルの上に再生される画
像又はプリンティングシステムによって再生される像の
品質は、トーンスケール、画像の鮮鋭度(sharpn
ess)及び粒状性(grainineqs)の3つの
特性から判断される。ディスプレイパネル、テレビジョ
ンモニター及びドツトマトリックスプリンター等のデジ
タル式の画像再生装置の場合、これらの特性は再生装置
システムのパラメータによって直接左右される。トーン
スケールの画像品質は、原図から再生画像へのグレース
ケールの変換を規定するそのシステムのトーン再生曲線
と、そのシステムが再生することのできるグレーレベル
の数との両者に依存する。鮮鋭度のファクターは、再生
装置のX及び7分解能による影響を直接受ける。分解能
が高い装置では、−a的にM細なデテールをよりよく再
生することができ、これによってより鮮鋭な画像を作る
ことができる1粒状性はこれら画像のノイズに関するも
ので、通常は処理と関連するもので、元の画像の部分と
は関係hイフ5・Ll イメージ処理、すなわち画像処理の目的は、各ピクセル
の位置において、幾つかあるサイズドツトの一つをディ
スプレイ又はプリントすべきか否かを決めることにあり
、このようにして再構成された画像が原図に近づく様に
する。シュン オキャとユキエ l・クナガはジャーナ
ル サブ イメージングテクノロジー、】984年4月
発行、第10巻、NO12、「サーマルインク転写の画
像形成方法を用いたブレーンペーパへのグレースケール
プリンティング」の中で、画像再生のために3つのレベ
ルの画像処理アルゴリズムを行なうことを記載している
その他2値が固定されたサイズプリントドツト又はディ
スプレイスポットにデジタル画像処理アルゴリズムを用
いることは知られている。これらは、幾つかの画像の種
類、例えばテキスト描画、ライン描図、連続したトーン
画像、及びハーフトーン絵等のタイプの像については、
うまく再生することができる。17かし、これらは全て
のタイプの画像について、うまく再生するということば
できない、現在のプリンターやディスプレイでは、ドブ
l−分解能が不十分であるため、印刷産業のハーフトー
ン技術については模写精度に劣る。従って、プリンター
やディスプレイのこれら欠点を克服し、あらゆる種類の
画像を高品質に再生できれば非常に有利なものとなるで
あろう。
(発明の要約) 本発明においては、入力画像データはスキャニングされ
た画像データでもよいし、或は又数学的に規定された物
体から計算した画像データのいずれでもよく、該画像デ
ータは後の演算処理のなめに、先ず更に適当な数単位に
変換される。変換はルックアップテーブルを通じて行な
われる。このテーブルは所定のどんなトーンレベルのエ
ンハンスメントをも包含するように作られている0次に
、画像データの1頁が先ずピクセルの連結ブロックに分
割(partition)され、各ブロックは更にもっ
と小さなザブブロックに分割され、これは】、ピクセル
の最も小さ−なサブブロックになるまで続けられる。
各ブロックに対して、スクリー・・ン機能が変換された
画像データに加えられて処理が行なわれる。
スクリーン機能は一定のグレーレベルの領域(area
3)に対して所定のハーフト・−・ンスクリーン模様を
形成できるように構成したものであるが、鮮鋭なグレー
レベルのコントラストをもった、高い空間周波数の領域
には影響を与えない。画像処理の計算はエラー最小化(
error minimizaLion)の概念に基づ
いて繰り返し行なわれ、続いて行なわれるステップにお
いては各ステップを追加させて先のステップの画像デー
タの近似精度を向」−させていくのである。
第1のステップにおいて、各ピクセルの画像データにつ
いて、出力デバイスの中で幾つかの利用しうるプリント
可能なレベルの最も近い二つと関連させて計算が行なわ
れる。一般的には一方はオーバープリンティングを表わ
し、他方はγンダープリンティングを表わす。画像デー
タに近い方のプリント可能なレベルが第1近似として選
択される0次のステップにおいて、小さなサブブロック
を構成する幾つかの連結ピクセルを一緒に検索して、そ
のサブブロックの画像データ近似のエラー和を最小化さ
せるやこれは、あるピクセル位置における第1のプリン
ト可能な選択を、別のものと交換することによって行な
われ、それら位置における画像データ近似のエラーは大
きくなるが、サブブロック全体の画像データエラーの合
計は集められて小さくなる。
次のステップにおいて、幾つかの小さなサブブロックを
隣り合せで連結し更に大きなサブブロックを形成し、こ
の大きなザブブロックが一緒に検索されその画像データ
近似のエラー和の最小化が行なわれる。この処理では、
まず小さなサブブロックのどれか一つが決められ、次に
サブブロックの中のどのピクセル位置において、プリン
ト可能な選択を別のものと交換するべきかが決められる
この処理はより大きなサブブロックのトータルエラー和
が最小になるまで繰り返される。ピクセルから構成され
る前記のより大きなサブブロックに対するエラー最小化
の手続きが続けられてゆき、最大のブロックのエラー最
小化が実行され、ブロック全体のトータル画像データプ
リントエラー和が得られるや 本発明の新規な特徴は特許請求の範囲に規定される。し
かしながら、本発明は、添付の図面を参照しながら記載
する以下の実施例の詳細な説明によって最もよく理解す
ることができる。
(実施例の詳細な説明) 第1図に於て、再生装置は画像ディスプレイ、即ち画像
支持装置(10)の上に画像を含んでいる。
ディスプレイ(10)は光〈12)によって照明されて
いる。像はCCDスキャナー(14)によって走査され
、グレースケール値(16)の画像データが作られる。
CCDスキャナーは、一般的には分解能の高い電子デジ
タル式カメラを用いることができ、例えばデータコピー
モデル610、或はエイコニクススキャン77/99M
のデジタル画像処理ビジコンカメラ等が挙げられる。
予め描かれであるトーン再生曲線(18)に基づいて、
画像はプロセッサー(20)の中で濃度値(densi
ty values)  (19)のデータセットに変
換される。
プロセッサーは、以下に記載する指令に基づいて、コー
ドで表された像をデコーダ(21)に出力する。
この像の1・−タルアレイレベルに於ける濃度エラーは
最小である。デコーダ(21)によってドロップオン式
のインク ジエツ1−(22)がコントロールされ、媒
体(24)の上に再生画像(23)が形成される。
本発明は上記装置との関連において説明するが、当該分
野の専門家であれば、マイクローストラクヂャー制御技
術に於て用いられる一般的な処理アルゴリズムは、グラ
フィックアート、コンピュータグラフィックス及び画像
のファクシミリ転送においても多く適用できることは理
解されるであろう。テキストグラフィックスやラインゲ
ラフィックスの場合、適当な入力ピクセル(pixel
)データは、テキスト又はラインゲラフィックスの像が
占めるパーセントピクセル領域である。本発明をテキス
ト及びラインゲラフィックス画像データ処理に適用する
と、別名が付けられることな((anti−alias
ing)、補正されたプリントデータが自動的に作られ
る。これは、中間のグレープリンl−濃度又は色強度(
intensity) I/ベベル計算手続きが行なわ
れ、最適なプリントデータを作ることができるからであ
る。
より具体的には、本発明は電子広告システムに於ける非
衝撃式のプリンターに適用することができる。更に又、
コンピュータディスプレイ及びファクシミリ装置にも応
用するごとができる。カラー印刷は、3つの単色画像7
を1、シアン、マゼンタ、イエローの3原色に重ね合わ
せたものとして見られることができる。本発明は、ハー
フトーンが異なりドツトがランダムに配置された模様を
用いて、これらの単色画像を作ることができるから、単
一色の像を重ね合わせてもモアレ模様を呈することはな
い。本発明は又、コンピュータの操作システムの中にグ
ラフィックスオペレータとして内蔵させ、スキャニング
された画像やテキスト及びラインゲラフィックスを自動
的に演算処理することができる。
再生装置は、入力画像データを、計算処理に適当な単位
への変換を行なうルックアップテーブル機能(18)を
含み、さらにその上に、画像処理アルゴリズムを実行す
る画像処理指令手段と、マイクロースドラクチャ−制御
を行なう技術を含んでいる。
胆ツクアL工孟:ゴθLl)韮−戊〜 入力画像データはスキャナーによって作られた色強度の
データでもよいし、テキスト又はラインゲラフィックス
の場合のように数学的に計算して得られた幾何学形状か
らのデータでもよい。前者の場合、色強度単位の測定値
から得られる入力データを、所定のトーンレベルのエン
ハンスメント(enhance…ents)を内蔵した
画像処理計算装置の中で使われる単位の入力データに変
換する必要がある。このような変換を実行する手続きに
ついては、第2図をもとに以下に説明する。後者のデー
タの処理については自明であるからここでの記載は省略
する。
第2図の(a)乃至(d)は色強度の入力データを実際
の画像処理計算に使用されるドツト濃度単位のデータに
変換する主なステップを示している。第2図(a)は強
度から濃度へ変換される入力画像データ(input 
image data)を示している。第2図(e)は
、実際のプリンタデータについて、ドツト濃度と測定さ
れたトーン濃度との関係を示している。
これは、一定のドツト濃度値を入力として用い、画像処
理の出力に基づいてプリントされた領域のトーン濃度測
定値から得られる。第2図(b)は入力トーン濃度から
出力トーン濃度へのトーン濃度変換曲線であり、使用者
はこの曲線から所望の画像エンハンスメント効果を得る
ことができる。これら3つの曲線を組み合わせて得られ
た複合的な関数を第2図(d)に示しており、これによ
って、入力された所定の色強度をドツト濃度に変換する
ことができる。それはプロセッサー(20)のメモリー
の中に内蔵させるため、−a的にはルックアップテーブ
ルの形で与えられる。
コンピュータディスプレイの場合、同じようにして、濃
度単位よりはむしろ色強度についてルックアップテーブ
ルを作ることが出来る。最後に、テキストフォント(f
onts)やラインゲラフィックスの場合、自然の入力
単位はグラフィックストロークが占めるパーセントピク
セル領域(per centpixel area)の
範囲である。ルックアップテーブルは同じようにして、
パーセントピクセル領域範囲とドツト濃度値のそれとの
関係をセットアツプすることができる。
環アルゴリズム 入力画像データの画像処理計算を行なう前に、先ずドツ
ト濃度単位に変換される。このドツト濃度単位は計算の
ために選ばれた単位である。例えば、ドツト濃度は0と
1の範囲内にある標準化された理論濃度値として通訳さ
れる。なお、0はプリントされたドツトがない場合、1
は黒くプリントされたドツトの場合に相当する。プリン
ターは多数のプリント濃度レベル(又は不連続なドツト
サイズ)が可能であると仮定し、これらはドツト濃度単
位の中にd。、dl、・・・dnの値が割り当てられる
。n+1はプリントレベルの番号であり、その最小値は
2進数の場合は2である。現在の規約(convent
ion)によれば、プリントレベルd0とdnは、標準
化されたドツト濃度値0と1に夫々相当する。
中間値d1・・・dn−1の割当ては白と黒の間におけ
るそれらプリント濃度のグレイレベルに従って決められ
る。
ドツト濃度単位に於ける画像データのページは、連結さ
れた画像データのブロック(第5図(a)乃至(e))
に分割される。このように選択できるブロックはたくさ
んある。最も単純な形は正方形(第5図(d)及び第5
図(e))、即ち矩形のマトリックス画像データブロッ
クである0画像データブロックの他の形態としてダイヤ
モンド型(第5図(a))にすることもできる、その基
準は、画像ページの各画像データ及び全ての画像データ
が、選択された分割画像データブロックの一つ及びただ
一つの中に含まれていなければならないこととする0次
に、適当に選択された小さな数値(第5図(C)及び第
5図(e))からなるスクリーン機能が画像データブロ
ック(第3図(、)及び第6図(a))に加えられる。
小さな数値は画像のトーンレベルを実質的に変えるもの
でないが、それらは配置されるドツトの配列に影響を与
え、その結果、ハーフトーンの模様は一定した濃度の画
像領域上に自動的に形成される。
画像の処理計算において、画像データの各ブロックは個
々に処理される。画像データの各ブロックはサブブロッ
クに分割され、各サブブロックは更に小さなサブブロッ
クに分割されていき、一つ一つがピクセルとなる最も小
さなサブブロックに分割される。計算の目的は、各ピク
セル位置におけるプリント濃度レベルの一つを、そこで
の画像データに対する近似値として選択することにある
どの近似値を選択するかは、エラーの最小化原理を、最
初は1個のピクセルに、次に更に大きなサブブロックレ
ベルへと繰り返し適用していくものであって、このよう
にしてブロック全体に対する個々のプリントエラーの和
が最小化されるのである。
計算の手順は次のとおりである。
第1に、全ての画像データは白と黒の間にあらねばなら
ず、従って対応するドツト濃度値は全てdoとdnの間
にあらねばならない。ブロックの各画像データには、一
般的には二つの連続したプリント濃度レベルがあり、与
えられた画像データをグループ分けされる。これら二つ
のプリント濃度レベル値だけが、その画像データ値に対
する近似値として選択が許容される。即ち、次の計算の
全てにおいて、これら二つの値のどちらか1つがその画
像データに近いものとして選択される、別のプリント濃
度レベルのものはその目的のためには全く使用されない
。画像データがプリント濃度レベルの一つとピッタリ一
致する特別の場合、プリント濃度レベル+1の、別の適
当な選択が許容される近似候補(approxi請at
ion candidate)となる。
別の選択を行なっても計算結果にはどんな影響も与えな
いから、同じプリント濃度レベルのものを再び選択して
もよいし、或は又その次のものを選択してもよい。
第2番目として、上記にて行なった二つの選択の間では
、どちらか一方の値が、与えられた画像データにより近
いのが一般的である。この近さは、画像データと近似候
補との間での違いの大きさとして測定される。最初の計
算イタレーションを通じて、画像データにより近い方の
値が第1選択として選ばれ、他方は第2選択として選ば
れる。この画像データに対する近さが2つの選択値の間
で全く等しい場合、いずれか一方が第1選択として選ば
れる。この第1選択は、−個のピクセルプリントエラー
の大きさを最小のものにする選択値を表すという点にお
いて重要であり、選ばれた第1選択のプリント濃度レベ
ル値を画像データ値から引いたものとして規定される。
第1選択は画像データのドツト濃度値より大きいもので
もよいし、小さいものでもよい。従って、−個のピクセ
ルプリントエラーは正のものでもよいし、負のものでも
よい。画像データ値と第2選択の値との差は、二つの許
容し得る選択によって画像データがグループ分けされる
ため、符号を反対にする必要がある。もう一つの考え方
として、第1選択が画像データのオーバプリントを表わ
す場合、第2i1!択がアンダープリントを表わすこと
もできるし、第1選択と第2J1!択を入れ替えること
もできる。近似値の第1選択と第2選択を選ぶ計算は、
個々のピクセルプリントエラーの計算と同じように、検
索中のブロックの全ての画像データに対して実行される
3番目として、前述の計算は個々のピクセルプリントエ
ラーを最小にするプリント濃度レベルを選ぶのに対し、
このステップでは個々のピクセルプリントエラーが近い
ものを相殺していくことにより、各サブブロックに対す
る平均プリントエラーを最小にすることを目的とする。
そうすることにおいて、最も小さなサブブロックのプリ
ントエラー和を得ることと引き換えに、最も良いピクセ
ルプリント近似値をある程度犠牲にせねばならない。各
サブブロックに対するプリントエラーの和を最小にする
手順は次のとおりである。先ず、サブブロックの中の個
々のプリントエラーの和を計算しその符号を決める。次
に、サブブロックの中で、同一符号の最も大きなプリン
トエラーを有する1個のピクセルの位置が求められる。
第1選択のピクセル位置と第2!!択のピクセル位置が
切り換えられ、次に1個のプリントエラーとサブブロッ
クプリントエラーが再び計算される。この切換えによっ
てサブブロックのプリントエラー和の大きさが小さくな
ると、次にこれがアクセプトされ、同じ手順が何度も繰
り返されてサブブロックのプリントエラーの和は更に小
さくなっていく。このイタレーションは、ピクセル位置
の切換えによってサブブロックのプリントエラー和が小
さくならなくなると終了し、リジェクトされる。サブブ
ロックのプリントエラー和を小さくするための計算は、
与えられた画像データブロックの全てのサブブロックに
対して検索が実行されるべきである。
4番目として、その次に大きなサブブロックの各々に対
するプリントエラーの和が最小にされる。
このサブブロックの各々は、先のセクションの中で構成
される幾つかの小さなサイズのサブブロックを隣り合せ
て連結して構成される。再び、目下検索中のサブブロッ
クのプリントエラーの和が計算されその符号が決められ
る。その後、次に小さなサイズのサブブロックは、符号
が同一で最も大きなプリントエラー和のものの位置が求
められ、その中で符号が同一の最も大きなプリントエラ
ーをもった1個のピクセルについても、その位置が求め
られる。近似値の第1選択のピクセルと第2選択のピク
セルは、位置の切換えが行なわれ、全てのプリントエラ
ーの値は再び計算される。前記の切換えによっても、目
下検索中のサブブロックのプリントエラーの相が小さく
ならなくなると、アクセプトされてエラー値が更新され
る。この計算は、同じサブブロックに対して何度も繰り
返し行なわれ、プリントエラーの和がもうそれ以上小さ
くならなくなるまで行なわれる。終了条件は、再び、プ
リント近似値の第1選択と第2!!択との切換えのりジ
ェツトによって決められ、この時プリントエラーの和は
最小のものが得られている。
最後に、画像データブロック内でサイズが更に大きなサ
ブブロックについても、同じようにエラーの最小化が繰
り返し実行され、検索中のサブブロックが、与えられた
画像データブロックそのものとなるまで行なわれる。計
算終了時において、そのブロックのプリントエラー和の
絶対値は、プリント濃度レベルの増加量の最大の値より
も小さくあるべきである。もし小さくなければ、繰り返
し行なわれたエラー最小化の計算は終了すべきでなかっ
たからである。平均化されたパーセントプリント濃度レ
ベルのエラーの予測は、プリント濃度レベルの最大増加
量を、ブロック内のピクセルのトータル数で割り、それ
に全てのプリントドツト濃度範囲を掛けることによって
得られる。この誤差の予測は画像の処理計算を行なうた
めの分割ブロックの適切なサイズを選択するのに有用で
ある。
プロセッサー(20)の作用の一例を第4図(a)及び
第4図(b)のフローチャートに示している。プロセッ
サーの入力パラメータによってブロックのサイズが設定
される。この実施例では、6×6ピクセルマトリツクス
がデータブロック(30)(第3図(a))を形成して
いる。プロセッサーのパラメータによって、ブロックを
サブブロックに分割し、各サブブロックを単一のピクセ
ルからなるサブブロックに分割する、分割サイズが決め
られる。このようにして、選択によって、6×6ブロツ
クは4つの3×3サブブロツク(32) (34) (
36) (38)に分割され、各サブブロックは9個の
ピクセルサブブロック(40)に分割される。尚、画像
データのブロックサイズをこのように選択し、サブブロ
ックに分割することは、発明の理解を容易にするための
例示であることは理解されるべきである。
スタート(100) (第4図(a))によって、指令
(102)が発せられ、画像データブロック(30)(
第3図(a))を形成しメモリーの中に記憶する。画像
データブロック(30)は、第2図で得られ且つメモリ
ーの中に記憶されたルックアップテーブルに基づいてス
キャニングしたデータの対応する入力から得られる0本
発明のドツト位置の特徴を以下に明らかにするための実
施例において、画像データブロックは一定の濃度ブロッ
クの代表サンプルとして同一のピクセル値0.7から構
成している。
次に、指令(104)が発せられ、ブロック(30)(
第3図(a))のピクセルの値を、メモリーの中に記憶
されたプリント濃度レベルのテーブル(42) (第3
(b)図)と比較し、ブロック(30)に対応させ、ピ
クセル(40)の近似値として第1ブロツク(44) 
(第3図(C))と第2ブロツク(46)(第3図(f
))を作る。
これらの値も又、メモリーの中に記憶される。プロセッ
サーは、プリント濃度レベルを決めてピクセル(40)
の値をグループ分けし、第1近似値として0.5を選択
する。これは、0.7のピクセル値に対して、0.5の
方が第2近似値として選択される1、0よりも近いから
である。
次に、指令(108)が発せられ、第1近似ブロツク(
44)(第3図(C〉)のピクセル値を、画像データブ
ロック(30)(第3図(a))のピクセル値から代数
学的演算によって減じ、対応するブロック(48)のピ
クセルプリントエラー(第3図〈d))を決めてメモリ
ーの中に記憶させる。3×3サブブロツクのピクセルプ
リントエラー和の各位(第3図〈d))が加えられて、
ブロック(50)(第3図(e))の3×3サブブロツ
クのエラー和を作り、メモリーに記憶する。各3×3プ
リントエラー和のブロックは、+1.8(9X0.2)
の値となる。
第2のイタレーション(108) (第4図(a))で
は、3×3プリントエラー和(第3図(e))は第1の
1X4区画部であるブロック(32)が先ず最小化され
る。この最小化手続きは一度に一つのピクセルずつ、繰
り返し行なわれる。次に指令(110)が発せられ、検
索中の1X4区画部の3×3プリントエラー和の符号が
決められ、正(+)(第3図(e))であることが分か
る0次に、指令(112)が発せられ、同じ1X4区画
部(32)の中で、同一符号(+)の中の最大のプリン
トエラーをもったピクセルが探し出される。ここで、ピ
クセルのプリントエラー値は全て等しいため、選択は処
理順序によって行なわれる。通常の処理順序は行(ro
ws)毎に行なわれ、各行の中では左から右に向かって
処理される。従って、最初に処理される要素は第1行、
第1列(C01umn)のものである0次に、指令(1
14)が発せられ、当該ピクセル位置における第1近似
値と第2近似値(第3図(e)及び第3図(f))とが
入れ替えられ、1個のピクセルプリントエラーを先ず再
計算し、次にその1/4区画部の新たな3×3エラー和
を計算し、全ての結果をメモリーに記憶させる。このと
き、第1行第1列の位置にあるピクセルは第1近似値が
1、第2近似値が0.5、ピクセルプリントエラーが−
0,3、そして第1の1/4区画部のプリントエラー和
は1.3である。1/4区画部の3×3プリントエラー
和の新たな値は明らかに小さくなっている0次に指令(
116)が発せられ、計算完了後の値が先の3×3プリ
ントエラー和を小さくしたかどうか判断される。先の3
×3プリントエラー和を小さくしたものであるとき、指
令(110)に戻り、指令(110)乃至(116)が
繰り返されて第1の1/4区画部の3×3プリントエラ
ー和が最小値になるまで小さくしていく。
本発明の実施例では、2回目の指令(110)乃至(1
16)が実行されると、第1行第2列のピクセル位置で
別の切換えが行なわれ、3×3プリントエラー和は更に
小さくなって0.8となる。再び、(116)の指令に
よって、更に指令(110)乃至(116)が繰り返し
実行されて3×3プリントエラー和は更に小さくなる。
この繰返しを4回実行した後、第1の1/4区画部の中
の最初の4つのピクセルは全て第3図<g)および第3
図(k)に示すように切り替えられ、それらのプリント
エラーは−0,3(第3図(h))に変わり、3×3プ
リントエラー和は一〇、2(第3図(i))に変わる。
4回目の実行によってもまだ3×3プリントエラー和が
先の値から小さくなっているときは、(118)の指令
を受けて、指令(110)以下が再び実行される。しか
しながら、このときに得られる新たな3×3プリントエ
ラー和は大きくなる。従って、(116)からの指令は
ノーとなり、指令(118)が発せられて最後の切換え
をリジェクトし、全ての近似値は先の切換え値に戻され
る。これによってその1/4区画部の3×3プリントエ
ラー和の最小化は終了する。
次に、判断(119)によって3×3プリントエラー和
の最小化は全て終了したかどうか決められる。
ノーの場合、指令(tOS)に戻り、(10B)乃至(
11B)のステップが繰り返される。これは、1/4区
画部の中に残っている3×3プリントエラー和が同じよ
うに最小化されるまで行なわれる。全ての3×3プリン
トエラー和が最小化されると、第1近似ブロツク(52
)(第3図(g))、第2近似ブロツク(54)(第3
図(k))、ピクセルプリントエラーブロック(56)
(第3図(h))は全てブロック(58)(第3図(i
))の4つの3×3プリントエラー和を最小化した値で
あると判断される0判断(119)によって、全ての3
×3プリントサブブロツクが最小化されたものと判断さ
れると、指令(120)が発せられ、画像データブロッ
ク(30)の6×6プリントエラー和(第3図(j))
を、最も新しい3×3プリントエラー和の値として作成
し、第3のイタレーションによって6×6プリントエラ
ー和の最小化が始められる。
第3のイタレーション(122)にて、指令(124)
が発せられ現在の6×6プリントエラー和のブロック(
60)(第3図(j))の符号が最小化されているかど
うかを決める。次に、指令(126)が発せられ、間1
′、#暑の中て・どの1/4区画部が最大の3×3プリ
ントエラー和を有するかを決める6本発明の実施例では
、それらは全て等しいため、第1番目の1/4区画部が
選択される0次に指令(128)が発せられ、ブロック
(58)(第3図(h))の第1番目の1/4区画部の
中で同じ符号(−)の内最大のプリントエラーをもった
ピクセルが探し出される。
ここで、第1行、第1列の位置にある第1のピクセルが
選択される。指令(130)が発せられ、その位置にお
ける第1の近似値と第2の近似値とをスイッチし、その
位置における新たなピクセルプリントエラーを計算しく
第3図(1)、第3図(p)および第3図(m))と、
第1の1/4区画部(第3図(n))の新たな3×3プ
リントエラー和が計算される。
得られた新たな6×6プリントエラー和は−0,3とな
る。次に、判断(132)が発せられ、新たな6×6プ
リントエラー和が先の値よりも小さいかどうか決められ
る。イエスの場合、指令(124)に戻され、6×6エ
ラー和が最小になるまで指令<124)乃至(132)
が繰り返し実行される。実施例において、2回目の繰り
返しによって、第2の1/4区両部の中の第1のピクセ
ル位置で切換えが行なわれる。このようにして、第1近
似ブロツク(62)(第3図〈1))、第2近似ブロツ
ク(64)(第3図(p))およびピクセルプリントエ
ラーブロック(66N第3図(m))が新たな3×3プ
リントエラー相ブロツク(68)(第3図(n))と新
たな6×6プリントエラー和(第3図(0))を生ずる
。しかしながら、第2の繰り返しによって先の6×6プ
リントエラー和は更に小さくなるため、再び指令(12
2)に戻され、指令(124)乃至(132)がもう一
度繰り返される。しかしながら、今度は切換えによって
新たな6×6プリントエラー和は大きくなるから、リジ
ェクトされ、その判ItIr(132)はノーとなる。
判断(132)がノーの場合、指令(134)が発せら
れ、全ての値は先の切換え時の値に戻され、出口(13
8)に指令される。
指令(136)から出ていくと、画像データブロックの
最小の6×6プリントエラー和が決められる。
最終の第1近似ブロツク(62)(第3図(1))がデ
ータとして記憶され、それに基づきプリント指令が発せ
られ、デコーダ(22)の中をデコードし、元の画像デ
ータブロックを再生する。
上記の処理アルゴリズムによって、全体の画像データブ
ロック(30)に対し、平均化されたプリントエラーは
実質的に小さくなる。しかしながら、この技術から得ら
れるドツト配置模様は、それでも、例えばTVデジタル
ディスプレイに必要とされる精細なプリント品質を得る
ことができない。
その理由は、第3図(a)乃至第3図(o)の実施例で
用いられるような比較的一定した画像濃度の中では、画
像の内容よりはむしろ実行順序によってドツトの配置が
決まるからである。従って、以下に記載するマイクロス
トラクチャーのコントロール機構が用いられる。
マイ ロストラフ ヤーコントロール 濃度が一定の画像領域の中では、ドツトの配置は各ピク
セルの濃度値よりはむしろ、その位置による影響の方が
大きい。即ち、最初にプロセッサーによって探索された
これらのピクセル位置がドツトをゲットする。より優れ
た画像品質を得るために、ドツトの配置が重要であり、
これは特に選択されたハーフトーン又はなめらかなラン
ダム模様のどちらかをフォローしていかなければならな
いことが分かった。−従って、濃度が比較的一定した画
像領域に対しては、ある程度なめらかに見えるPA様に
ドツトを割り当てることが望ましい。一方濃度変化が急
な画像領域に対しては、ドツトは画像内容の変化を反映
できるように割り当てるべきである。この目的を達成す
るため、二つの新規な技術を以下に記載する。先ず第1
は、ドツトの配置に作用するスクリーン機能を追加して
画像データブロックを予め処理し、濃度が比較的一定し
た画像領域だけに特定の模様を形成するのである。
これは、平均化された局部濃度を変えないで行なわれる
。第2は、なめらかなランダムドツト模様を得るために
計算ステップに変更(modify)を加えることであ
る。
第5図(b)は、画像データが一定濃度の領域を表わす
とき、ハーフトーンの中にドツトを配置す計算は、先ず
1の位置、次に2の位置というようにしてプリントされ
たドツトを与えていくことが望ましい。ハーフトーンに
与えられるドツトのトータル数がそこでのセルの数より
も小さい場合、大きな番号でマークされたこれらのセル
はブランクのままで残される。
スクリーン機能によって、画像データブロックのエント
リーはすべてが略同じであるかどうかが@開される。こ
のシナリオの中では、プロセッサーによって特定のピク
セル位置にドツトが与えられるチャンスは、その値を別
のものよりも人為的に大きくすることによって高められ
る。同じようにして、画像データ値が小さくなると、そ
のピクセル位置におけるドツトをゲットするチャンスが
少なくなる。従って、第5図(c)のようなスクリーン
機能が画像データに加えられると、第5図(b)に示す
様にハーフトーンセルの中心からスター1〜する優先順
序に基づいてプリントドツトが割り当てられていく。
:ゴ ■I  h l ) \ tx  、1+ Je
  +−τ h〜 th f、−令 h     w 
 h  l↓々MA図(a)及び第4図(b)の処理ア
ルゴリズムによるドツト配置のオーダに影響を与えるこ
とのみを目的として選択されるもので、各ピクセル位置
における画像濃度を実質的に変えるのに十分な大きさの
値であっては決してならない。デルタとして選択される
望ましい値はスキャナーのノイズレベルと略同じである
。従って、本発明のスクリーン機能と、従来のスクリー
ン機能との間には、本発明のスクリーン機能の数値が比
較的小さな数値であり、開示された処理アルゴリズムと
共に用いられたときにだけ有効なものとなって一定濃度
のエントリーをもった画像データブロックのドツト配置
に影響を及ぼす点において、本質的な相異がある。濃度
エントリーの変動が大きな画像データブロックの場合、
ドツトは画像データ濃度値に基づいて配置されるが、こ
れはスクリーン機能の数値が十分に小さくどんな変化も
生じさせる大きさではないからである。従って、スクリ
ーン機能と演算アルゴリズムを組み合わせることによっ
て、一定濃度の画像領域の上にハーフトーンセルの模様
を作ることができるし、又濃度値を大きく変えることに
よって鮮鋭なエッチを表わし細かな画像デテールを作る
こともできる。
計算の便宜を図るためには、ダイヤモンド型のデータブ
ロック(第5図(C))よりはむしろ、第6図(a)乃
至第6図(p)の6×6画像データブロックを用いるこ
とがより容易である。ここでは、各6×6ブロツクは1
つのハーフトーンのセル(72)と、該セルに隣接した
4つのハーフトーンのセルの要素を含んでいる。6×6
ブロツク(74)(第5図(e))のスクリーン機能は
第5図(c)と第5図(d)を組み合わせて得られたも
のである。第5図(c)及び第5図(e)は両方共すべ
てのエントリーの和はOであることは認識されねばなら
ない、即ち、スクリーンa!能を画像データに加えても
画像データブロック内のプリントされたドツトの数を変
えることにはならない、従って、スクリーン81能は画
像データブロックの平均化されたプリント濃度を変えな
い。
この実施例において、プロセッサーへのパラメータ入力
は、第5図(e)の1個のピクセル値を有するスクリー
ン機能ブロックを含んでおり、ここでデルタ値は+0.
01である。指令(102) (第4図(a))は、ス
キャニングして得られたデータを対応する入力信号とし
、該入力信号から画像データブロック(30) (第3
図(a))を作成し、これをメモリーの中に記憶させる
ものであるが、この指令(102)にはスクリーン機能
ブロック(第5図(e))を代数学的に加算し、変更さ
れた画像データブロック(30’ )(第6図(a))
を作ることを含んでいる。
フローチャートの残りの指令は同じである。これは第6
図(a)乃至(p>に関する説明によっても明らかなも
のとなるであろう、第1近似ブロツク(44’ >(第
6図(C))と第2近似ブロツク(4B’ )(第6図
(b))の値は対応するブロック(44)(46)(第
3図(c)及び第3図(f))の近似値と同じであるが
、ピクセルプリントエラーブロック(48’ )はスク
リーン機能ブロックの影響を受けて異なることは理解さ
れるであろう、さらに、ブロック(50’ )、6図(
0))の3×3プリントエラー和と、6×6プリントエ
ラーブロツク(60’ )及び(70’)(第6図(k
)及び第6図(p))の値は、対応するブロック(50
)、(58)、及び(68”I及び(60)及び(70
) (第2(e>図、第2図(i)、第2図(n)、及
び第2図(j)及び第2図(o))の値と同じである。
しかしながら、最終的なドツト配置模様(第6図(1)
)は第2図(I゛)のものと異なっている。にもかかわ
らず、ブロックのドツト数とブロックのプリントエラー
和は、同じままである。 第5図(e)の実施例は同じ
画像ページからなる画像ブロックの全てに用いられるも
のであるが、スクリーン機能の概念は変化しうるちので
あって可変性のスクリーン機能を含むものである。従っ
て、スクリーン機能によって一つの画像データブロック
から別の画像データブロックに変えることもできる。こ
れは、角度が任意なハーフトーンのスクリーン模様が望
ましいときに必要となることがある0画像ページ内にあ
ける各画像データブロックに対しては、異なったスクリ
られ、画像処理を行なう前に指令(102)によって画
像データに加えられる。このように構成したことによっ
て、画像データブロック内におけるドツト配置の順序が
決められ、この設定されたドツト配置順序に基づいて、
順番に小さくなる数値がブロックに割り当てられていく
マイクロストラクチャーの制御に関する第2の技術の一
実施例を第7図(a)乃至第7図(V)に示している。
これは、なめらかでランダムに一定の間隔を空けて設け
たドツト模様を形成するための技術であり、例えば、画
像データの4本のライン(200)を含み、その処理は
4X1ピクセルのブロック(202)の中で実行され、
第7図(a)に示すように、画像ページの左端から右の
方に向かって行なわれる。後の計算において、4×1ブ
ロツクは、先ず、二つの2×1サブブロツクに分割され
、各2×1サブブロツクは更に二つのピクセルブロック
に分割される。このピクセルブロックは最小のサブブロ
ックである。
この実施例の計算に於て、主な変更点は、行の累積エラ
ーを本発明のプリントエラーに加えてプリントエラーを
変更させ、その後エラーの最小化計算を行なうことにあ
る。従って、最初は左端位置における累積エラー和は全
て0である。
次に前述のフローチャートと同じように、指令が発せら
れて画像データブロック(204)(第7図(b))が
形成され、画像データ(第7図(b))の値に累積され
た行エラー和(206)(第7図(d)〉を加え、変更
された画像データブロック(208)(第7図(e))
を作るのである0次の指令によって画像データブロック
(204)(第7図(b))のデータと、プリント濃度
レベル(210)(第7図(C))のテーブルと比較が
行なわれ、第1及び第2近似プリント濃度レベルの候補
を選択し、各画像データ値のグループ分けを行なう、変
更された画像データに近い方の候補が、ブロック(21
2)(第7図(f))に示すように、第1プリント近似
値として選択される。もう一つの選択は、ブロック(2
14)(第7図(g))に示す第2近似値となる。
次の指令が発せられて、変更画像データ(第7図(e)
)から第1近似データ(第7図(f))が代数学的に減
じられ、ピクセルプリントエラーブロック(216)(
第7図(h))を形成する。第1のイタレーションを終
了させるため、指令が発せられて2×1ブロツク(21
8) (220)を形成し、その値を加えて2×1エラ
ー和(第7図(i))のブロックを形成する。
2×1プリントエラー和(218)及び(220)(第
7図(i))を最小化するための第2のイタレーション
が実行され矢印で示すごとく進んでいく。ブロック(2
08) (第7図(e))の変更画像データを形成する
ために、累積された行のエラーを画像データに加えると
、値がプリントできる範囲から外れることもあるため、
切換えを行なうピクセルの候補は更に追加の条件に従わ
なければならないことが必要になる。即ち、そのピクセ
ル位置において、第1近似値から第2近似値を差し引い
て得られる数値の符号はサブブロックのエラー和の符号
と反対であらねばならない、もしそうでなければ、ピク
セルは候補としてリジェクトされ、別のピクセルが−和
がこのようにして最小化されると、次に4×1エラー和
のブロック(222)が決められる。第3のイタレーシ
ョンが実行されて、4×1エラー和(第7図(0))が
最小化される。実施例では、最小化された値そのままが
ブロック(224) (第7図(U))の中に記載され
ている。そうでなければ、イタレーションは、最小の4
×1エラー和が決められるまで、第2近似値を選択的に
取り替えながら続けられる。
最後に、ブロック(226) (第7図(S))の最新
のピクセルプリントエラーがブロック(228)(第7
図(p>)の変更画像データとブロック(230)(第
7図(q))の最新の第1近似データの差として得られ
る。ブロック(228)(第7図〈S))のピクセル値
は新たに累積された行エラー和のブロック(232) 
(第7図(V))を形成し、次の画像データブロックの
計算に用いられる。
本発明の実施例では、4×1画像データブロックを用い
たが、各ブロックが更にネスティングされたサブプロ・
ツクに分割されるのて′訊h jf  羊搏きはイメデ
ィエイトゼネラリゼーション(immediaLe g
eneralization)によってMXNピクセル
ブロックにすることもできる。ピクセルは行が多く列の
少ないもの、例えば8行×1列又は9行×2列のものを
用いるのが望ましい。
当該分野の専門家であれば次の点は理解されるであろう
。即ち、カラー印刷は三つの単色像(シアン、マゼンタ
、イエロー)を重ね合わせることにより見られるもので
あるが、本発明は異なるハーフトーン及びランダムドツ
ト配置模様を用いてこれら単色像を作るために用いるこ
とができるから、重ね合わされた単色像はモアレ模様を
呈しない。
本発明の幾つかの実施例について説明したが、当該分野
の専門家であれば、本発明の範囲から逸脱することなく
、図示した構造及び説明の詳細について種々の変形を加
えることはできるであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は画像再生装置を示すブロック図、第2図は初期
のスキャナーによる色強度データから計算のために運択
した単位に変換を行なう画像データの説明図、第3図は
本発明の計算手順を示す図、第4図はプロセッサーの作
用を示すフローチャート図、第5図はスクリーン機能の
構成を示す図、第6図は第2図と同じ画像データのドツ
ト配置にスクリーン機能が及ぼす影響を示す図、第7図
はランダムドツト模様の計算手順を示す図である。 (10)・・・ディスプレイ   (12)・2.光(
14)・・・CCDスキャナー (20)・・・プロセ
ッサー(22)・・・インクジェット  (23〉・・
・再生画像(24)・・・媒体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1](a)1シーンの画像データの各ピクセルに対す
    るグレースケールのピクセル値を作る ための画像データ手段と、 (b)ドット位置を決めるためのマイクロストラクチャ
    ー制御手段及び、グレースケー ルのピクセル値に応答して不連続なハーフ トーン像の各ピクセルのプリンティングドット信号を選
    択的に作り画像のグレースケー ル再生を向上させるためのプリンティング ドット信号発生手段を含んだデータ画像処 理手段、 とを備えていることを特徴とする画像再生装置。 [2]1シーンのスキャニングを行ない、そのシーンを
    表わす色強度データを作る手段と、 色強度データを、白と黒の間のプリント濃度グレーレベ
    ルを表わすドット濃度単位に変換させる手段と、 スクリーン機能を画像データに加える手段及び、該スク
    リーン機能によつて変更されたグレースケールピクセル
    値に応答して不連続のハーフトーン像の各ピクセルのド
    ット信号を選択的に作り画像のグレースケール再生を向
    上させるための手段を含む処理手段と、 処理されたドット濃度値をシーンを表わす色強度データ
    に変換させるためのデコーディング手段と、 シーンを表わす色強度データに応答して画像を再生する
    手段、 を備えていることを特徴とする画像再生装置。 [3]画像データブロックの各ピクセルの第1プリント
    濃度レベルと第2プリント濃度レベルを決め、前記第1
    及び第2プリント濃度レベルはピクセルの濃度レベルの
    上下範囲内にあり、ピクセルの値に最も近いものを第1
    プリント濃度レベルとしており、 データ画像のピクセルと、ブロックの対応する第1近似
    ピクセルプリント濃度値との間のエラー値を用いてデー
    タ画像ピクセルプリントエラーブロックを形成し個々の
    ピクセルプリントエラーを最少化し、 最も小さなグループのサブブロックの各々に対し、サブ
    ブロックの中の個々のプリントエラーの和と符号を決め
    、そのサブブロックの中で符号が同じでプリントエラー
    が最大である1個のピクセルの位置を決め、対応する第
    2近似値と入れ換え、そのプリントエラーとサブブロッ
    クのプリントエラー和を再び計算し、サブブロックのプ
    リントエラー和が最小になるまで繰り返すことにより、
    平均のプリントエラーを最小化し、及び 画像データブロックと任意の中間サブブロックからなる
    グループの平均プリントエラーを同じように最小化し、
    画像データブロックのピクセルエラー和を最小化させる
    、 ステップから構成されることを特徴とする改良された画
    像データブロックを作る方法。 [4]各ピクセルデータはドットとしてプリント又はデ
    ィスプレイされ、各ドットが複数の不連続なプリント濃
    度(又は強度)値の一つにプログラミングすることがで
    きる画像データを処理する方法において、該方法は、 (a)隣り合わせに並べたアレイの中に画像データを分
    割し、各ピクセルの画像データは アレイの一つ及び唯一の中に含まれており、(b)トー
    ンレベルを高めプリントドット模様のマイクロストラク
    チャーをコントロール するために画像データの各アレイを前処理 し、 (c)各画像データを複数の不連続なプリント濃度値と
    比較し、画像データをグループ分 けするプリント近似値の二つの候補をその 中から選択し、 (d)各画像データの選択を行ない、二つの候補の内近
    い方を第1プリント近似値として選択し、第2候補を第
    2プリント近似値として選択し、 (e)プリントエラーのアレイを、画像データアレイか
    ら第1プリント値の近似アレイを 引いた差として計算し、 (f)第1プリント値の近似アレイを調節し、プリント
    エラーの和を減じ、独自なエラー サブアレイの各和をエラーアレイの中に形 成する、 ステップから構成されることを特徴とする画像データの
    処理方法。 [5]ステップ(f)は、 (1)画像データアレイ、一次プリント値近似アレイ、
    二次プリント値近似アレイ及びプリントエラーアレイを
    、複数の互いにエクスクルーシブなサブアレイに分割し
    、 (2)各サブアレイのプリントエラー和を計算し、その
    符号(+又は−)を決め、 (3)各サブアレイのプリントエラー和の大きさを最小
    化させ、これはプリントエラー和が更に小さくならなく
    なるまで繰り返し続けられ、該最小化方法は、 (i)検索中のサブアレイ内のより小さな複数のサブア
    レイの中で前記の(2)のステップで決められた符号が
    同じで最大のプリ ントエラー和をもったものを選択し、こ の手続きは新たに選択されたサブアレイ に対し、ネスチングされたオペレーショ ンが単一のピクセルである最小のサブア レイを決定するまで繰り返し続けられ、 (ii)前記ステップ(i)で見付けられたピクセル位
    置の第1プリント近似値と第2プ リント近似値とを互いに交換し、その交 換によって得られた全てのプリントエラ ー値を再計算することにより、プリント エラー和の大きさを最小化し、 (iii)前記ステップ(i)と(ii)を、繰り返し
    、この繰返しはステップ(iii)での交換によってプ
    リントエラー和が小さくなるという よりはむしろ大きくなるときまで続けら れ、このとき交換によって得られた全て の値は交換前の先の値に戻され、イタレ ーションは終了し、 (4)画像データ、第1プリント値近似アレイ、第2プ
    リント値近似アレイ及びプリントエ ラーアレイを、次に大きな複数のサブアレ イに再び分割し、各々が先のサイズのサブ アレイを幾つか含んでおり、 (5)ステップ(2)と(3)を繰り返し実行し、(6
    )ステップ(4)と(5)を、前記次に大きなサブアレ
    イが画像データアレイとなるまで繰 り返し実行し、次にステップ(3)を画像データアレイ
    そのものになるまで繰り返し実行 し、 (7)最終の第1プリント値近似アレイをデータとして
    記憶させ、該データに基づいて対 応する位置にある画像データアレイに対し 出力デバイスへのプリント指令が発せられ る、 ステップを含んでいる特許請求の範囲第4項に記載の方
    法。 [6]ステップ(b)は、 (1)スキャナーによって得られた画像データを前処理
    し該データを計算に適したドット 濃度単位に変換し、この変換には色強度か ら濃度への変換、使用者が指定したトーン 再生曲線及び出力プリント濃度とドット濃 度単位との間における計算用の相関関数を 含んでおり、 (2)使用者が設計したスクリーン機能を各画像データ
    アレイに加えることにより画像デ ータをドット濃度単位に変更し、スクリー ン機能は、ドット配置に影響を与え一定濃 度の画像領域に対して所定のハーフトーン 模様を形成するが画像領域のドット配置を 変更させない程度に十分に小さな数値のア レイから構成され、精細な局部画像デテー ルはコントラストの大きい画像データアレ イ値によって表わされている、 特許請求の範囲第4項に記載の方法。
JP62126852A 1987-02-25 1987-05-22 画像再生装置及び画像デ−タの処理方法 Pending JPS63209843A (ja)

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