JPS63201467A - 保冷輸送方法 - Google Patents

保冷輸送方法

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JPS63201467A
JPS63201467A JP3379287A JP3379287A JPS63201467A JP S63201467 A JPS63201467 A JP S63201467A JP 3379287 A JP3379287 A JP 3379287A JP 3379287 A JP3379287 A JP 3379287A JP S63201467 A JPS63201467 A JP S63201467A
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JP
Japan
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cold
container
cold air
refrigerated
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP3379287A
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English (en)
Inventor
保 河合
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は保冷物の輸送方法に関し、更に詳しくは保冷物
に応じて容易且つ効率的に最適の保冷状態を維持し、従
って、保冷物の高度の品質保証の可能な輸送方法に関す
るものである。
「従来技術と問題点」 近年、交通機関の発達と食生活の多様化から、魚介類、
野菜類、果実類等の地方の特産品を新鮮さを保持したま
まで消費者のところまで配送したり、また夕食等の材料
を取り揃え、消費者側で調理すれば良い状態としたもの
や、更にはこれらに加工調味し、消費者は唯これらを電
子レンジで加熱するだけといつたフレッシュさを売りも
のとする宅配便が急増している。
魚介類や料理用材料等の場合には、冷凍もしくは冷却し
た状態で容器内に収容した後、目的地に配送するに必要
なドライアイス、蓄冷剤や氷を詰めるという方式が採用
されている。しかして、例えば配送に予定した時間より
も長時間を要する場合にはドライアイス等が不足し、そ
の結果、収納物の品質低下や場合によっては腐敗を来し
、全く商品性を損なう結果となる。他方、これを防止せ
んとして、過剰のドライアイス等を詰めると、それだけ
収納効率が低下し、コストアップを惹き起こす。
これらの欠点を補うため、魚介類、野菜類、果実類、料
理用材料等は輸送先や用途、距離等に応じ保冷車や冷凍
車を用い保冷、冷凍状態を維持し輸送する方法がしばし
ば用いられる。しかしこの場合でも密閉された保冷容器
の外周からの冷却を行うこととなり、もともと断熱材で
作られている保冷容器であるため、冷却効果は非常に悪
く、輸送距離や時間によっては容器外周のみ冷却され、
内容物迄冷却されない場合がしばしば発生し、冷凍車の
本来のネライが生かされてない場合が多く、さりとて保
冷容器壁を通して容易に冷却可能な構造とすると、今度
は冷却後に容器を外気雰囲気中に置いた場合に内容物の
温度上昇が急激となる等の欠点を生じる。
かくして、複雑な輸送ルートや、例えば多数の個人の冷
凍食品等を集荷し、安全且つ確実に冷凍状態を維持させ
乍ら多数の送り先へ宅配すること等は、コスト的、設備
的、輸送システム的に不可能である。
一方、野菜等にあっては、出荷に当り予冷処理を行い、
保冷輸送することは一般的となってきている。予冷の利
点については品質の安定、遠隔地出荷、出荷の産地調整
等が挙げられており、予冷方法の一つに真空予冷がある
。真空予冷は野菜からの水分蒸発に伴う蒸発熱を奪って
冷却する方法であり、冷却速度が早く、冷却ムラがない
という利点を有する。しかし、この反面、在庫中や輸送
中に真空冷却のための開口部から温度の高い外気が容器
内部に流入し、保冷効果が低下せしめられるという問題
を内包する。
以上、従来の保冷輸送システムにあっては、荷送側が輸
送に先立って冷却するか、更に必要に応じ蓄冷剤を詰め
ると、荷受側に渡るまで何らの冷却、保冷手段を加えず
にそのまま配送するシステムか、又は輸送中に保冷容器
の外側から冷却し乍ら配送するシステムであり、微妙且
つデリケートな保冷輸送は到底期待できず、従って、品
質保証に自ら限界がある。
[問題点を解決するための手段」 本発明者らはかかる実情に霞み鋭意研究の結果、開閉扉
付きの冷気導入口を有する保冷容器を用い、適宜該扉を
開き冷気導入口より冷気を導入し乍ら被保冷物の最適温
度に維持して輸送するシステム、即ち、内容物を収納し
たり、内容物を収納した容器を輸送車に積み込んだり、
ターミナルで仕分けされる場合等を除いて、一般に所定
の冷雰囲気温度下にあるか又は容易に該温度下とし得る
例えば集荷店で積荷されるまでの待機中や輸送車での運
搬中は、備付けの冷蔵庫又は冷凍庫内で容器に設けた開
閉扉を開は冷気を容器内に導入して内容物を冷却し、そ
れ以外の上記集荷中や仕分は中の如く、一般に所定の冷
雰囲気温度下にないか又は容易に該温度下とし難い場合
には該扉を閉じ冷気を容器内に封入する方式を採用する
ことにより、上記問題点を一挙に解消し得、最大の収納
効率で新鮮な状態で生鮮物を配送することができること
を見出し、本発明を完成するに至ったものである。
即ち、本発明は発泡合成樹脂製の蓋体と容器本体とから
なり、該蓋体及び/又は容器本体に開閉扉付きの冷気導
入口を有する保冷容器内に被保冷物を収納し、所定の冷
雰囲気温度以下では前記開閉扉を開状態として冷気導入
口より冷気を保冷容器内に導入して被保冷物を所定の温
度にまで冷却せしめ、所定の冷雰囲気温度以上では該開
閉扉を閉状態として冷気導入口を閉鎖し、冷気を保冷容
器内に封入した状態で輸送することを特徴とする保冷輸
送方法を内容とするものである。
本発明に云う被保冷物とは鮮度保持や風味、効能等の品
質保証面から保冷を必要とするもの全てを包含し、例え
ば産地直送の魚介類、野菜類、果実類、食料品、食品材
料、未調理又は半調理食品材料、調理済で加熱するだけ
の食品、医薬品、化学薬品等が挙げられる。
本発明の保冷容器を構成する蓋体、容器本体はいずれも
発泡合成樹脂からなり、開閉扉も好ましくは発泡合成樹
脂から作られる。かかる合成樹脂としてはポリスチレン
系、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン
系、ポリウレタン系樹脂等が好適である。保冷容器の大
きさ、形状は上記被保冷物の収納に好ましい大きさ、形
状が選ばれ、その厚さも被保冷物の種類、輸送距離、外
気温等を勘案して、好適な保冷状態が確保されるように
決定される。
開閉扉付きの冷気導入口は蓋体及び/又は容器本体に設
けられる。開閉扉はスライド式、押開式、回転式、観音
開式等特に制限はなく、冷気を導入する際には冷気導入
口を開放し、冷却後冷気を保冷容器内に封じ込める際に
は該導入口を閉鎖できれば良い。誹扉は必要に応じ、ゴ
ム、スプリング等の伸縮性素材の伸縮力を利用して、扉
の開閉を半自動化することもでき、また、形状記憶合金
、バイメタル、膨張センサー等を用いて自動化すること
もできる。更には上記伸縮性素材と形状記憶合金等と併
用することもできる。開閉扉は少なくとも1個、より好
ましくは2個設けられ、更に好ましくは容器本体の相対
する側壁に設けられる。
該扉の大きさは被保冷物の種類、容器の大きさ等により
、効率的に所望の保冷状態まで冷却でき且つ維持される
ように決定される。
本発明の保冷容器は開閉扉と冷気導入口とを保冷容器と
は別に作製しておき、これを保冷容器の蓋体、容器本体
に設けた取付部に装着するカセット方式とすることも好
ましい態様である。特に、形状記憶合金等を使用する等
コストが高くなる部分がある場合は、繰り返し使用を可
能とするこの方式が望ましい。また、本発明の保冷容器
内部に蓄冷剤収容部を設け、蓄冷剤を収容させて保冷輸
送するのも好ましいBmである。この場合、冷気導入口
は同時に蓄冷剤補給口としても機能する。
更にまた、冷気導入口は被保冷物を確認、チェックする
ための覗き窓として利用することもできる。
本発明の輸送方法の一例を、電子レンジで加熱するだけ
の調理済み料理をドアー・ツー・ドアーで保冷輸送する
場合について説明する。
この場合の典型的な作業工程例を記すれば、調理−冷凍
一包装一集荷店一積荷→冷凍輸送車−ターミナル仕分け
→冷凍輸送車−ターミナル仕分は一冷凍輸送車一宅配と
なる。
上記工程において、従来システムでは調理後の冷凍包装
時に料理を冷却すれば、後はそのままか、又は冷凍輸送
車の中で容器の外側から冷却されるだけで消費者の手元
まで配送されるのであるが、本発明の方式では、上記工
程中、所定の冷雰囲気温度以下の状態にある集荷店及び
3つの冷凍輸送車の各段階において、開閉扉を開は冷気
導入口より冷気を容器内に導入し、直接料理を冷却し、
より好適な保冷状態を維持し、品質保証を高めることが
出来る。所定の冷雰囲気温度以下にあり、冷気を容器内
に導入し得る集荷店及び冷凍輸送車の工程以外の工程、
即ち、所定の冷雰囲気温度以上にある積荷、2つのター
ミナル仕分けの各工程においては、開閉扉を閉じ冷気を
容器内に封入した状態に保つことは云うまでもない。
「作用・効果」 叙上の通り、本発明によれば適宜開閉扉を開は冷気を容
器内に導入し乍ら保冷輸送することにより、被保冷物に
応じた最適の保冷条件にコントロールすることが可能と
なり、従ってより高度の品質保証が可能であるとともに
、より遠隔地輸送も可能となり、遠隔地同士で自慢の料
理を交換し合ったり、単身赴任者宅や下宿先に手作りの
料理を届けたりすることができ、従前の宅配の枠を超越
した画期的な配送システムを実現することができる。ま
た、本発明は宅配用保冷輸送のみならず、野菜類、果実
類、魚介類等の産地直送保冷輸送、食品や医薬品保冷輸
送等にも広く適用できることは云うまでもない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、発泡合成樹脂製の蓋体と容器本体とからなり、該蓋
    体及び/又は容器本体に開閉扉付きの冷気導入口を有す
    る保冷容器内に被保冷物を収納し、所定の冷雰囲気温度
    以下では前記開閉扉を開状態として冷気導入口より冷気
    を保冷容器内に導入して被保冷物を所定の温度にまで冷
    却せしめ、所定の冷雰囲気温度以上では該開閉扉を閉状
    態として冷気導入口を閉鎖し、冷気を保冷容器内に封入
    した状態で輸送することを特徴とする保冷輸送方法。 2、保冷容器の内部に蓄冷剤収容部を設け、蓄冷剤を収
    容させて輸送する特許請求の範囲第1項記載の保冷輸送
    方法。
JP3379287A 1987-02-16 1987-02-16 保冷輸送方法 Pending JPS63201467A (ja)

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JP3379287A JPS63201467A (ja) 1987-02-16 1987-02-16 保冷輸送方法

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JP3379287A JPS63201467A (ja) 1987-02-16 1987-02-16 保冷輸送方法

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JPS63201467A true JPS63201467A (ja) 1988-08-19

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ID=12396321

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JP3379287A Pending JPS63201467A (ja) 1987-02-16 1987-02-16 保冷輸送方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000037866A1 (fr) * 1998-12-21 2000-06-29 Daikin Industries, Ltd. Armoire refrigeree isolee
JP2003070389A (ja) * 2001-08-31 2003-03-11 Shimano Inc 竿体の連結構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000037866A1 (fr) * 1998-12-21 2000-06-29 Daikin Industries, Ltd. Armoire refrigeree isolee
US6427473B1 (en) 1998-12-21 2002-08-06 Daikin Industries, Ltd. Cold insulated cabinet
JP2003070389A (ja) * 2001-08-31 2003-03-11 Shimano Inc 竿体の連結構造

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