JPS6319712B2 - - Google Patents

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JPS6319712B2
JPS6319712B2 JP53054878A JP5487878A JPS6319712B2 JP S6319712 B2 JPS6319712 B2 JP S6319712B2 JP 53054878 A JP53054878 A JP 53054878A JP 5487878 A JP5487878 A JP 5487878A JP S6319712 B2 JPS6319712 B2 JP S6319712B2
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JP
Japan
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crankshaft
piston machine
machine according
hydraulic
piston
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Application number
JP53054878A
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English (en)
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JPS54147502A (en
Inventor
Kurii Yuurugen
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G Duesterloh GmbH
Original Assignee
G Duesterloh GmbH
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Publication date
Application filed by G Duesterloh GmbH filed Critical G Duesterloh GmbH
Priority to JP5487878A priority Critical patent/JPS54147502A/ja
Publication of JPS54147502A publication Critical patent/JPS54147502A/ja
Publication of JPS6319712B2 publication Critical patent/JPS6319712B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、液圧式ラジアルピストン機械であつ
て、この場合作業ピストンのピストンシユーはク
ランク軸内に設けられている調整ピストンによつ
て内側から押されて半径方向に移動可能な偏心リ
ングの外周面に接触しており、この場合クランク
軸はジヤーナルによつて機械ケーシングに係合し
ておりかつまた調整ピストンはクランク軸ジヤー
ナル内の接続通路と、機械ケーシング内の供給通
路とクランク軸ジヤーナルとの間の回転連通部と
を介して液圧式調整媒体によつて負荷される形式
のものに関する。
公知の構成形式の場合、互いに無関係な2つの
調整ピストンが、クランク軸内で半径方向運動可
能に配置されておりかつ液圧調整媒体によつて互
いに反対方向に変位可能である。この場合固有の
シリンダ室内で案内される各調整ピストンはその
外側端面側で偏心リングの内側に接触している。
この場合調整ピストンの1つはその内方端面側で
持続的に調整媒体によつて負荷されている。調整
媒体はクランク軸ジヤーナルに設けられている接
続通路を介してシリンダ室に達し、この接続通路
はクランク軸ジヤーナルと機械ケーシングとの間
のシールリングを有する回転連通部を介して調整
媒体用の吐出導管およびもどし導管に接続されて
いる。
公知の構成形式の欠点は次の点にある。すなわ
ち調整ピストンは、両終端位置にしか運動しない
点である。シリンダ室の1つが調整媒体で持続的
に負荷されていることに基づいて安定的な中間位
置をとることは不可能である。それに従つて公知
の形式の適用は特定の使用例に制限されかつ任意
に変えることはできない。さらに調整ピストンの
1つは常に調整媒体の全圧力下に在るという欠点
がある。このことによつて機械ケーシングとクラ
ンク軸ジヤーナルとの間の回転連通部も常に圧力
に負荷されていることになる。従つて回転連通部
の範囲内での漏洩損失は高い。回転連通部の範囲
内でのシールリングも常に調整媒体の荷重圧力に
よつて負荷され、このことが持続的な摩擦力を生
ぜしめ、この摩擦力によつて回転連通部のそれぞ
れの対応面並びにシールリング自体の摩耗が高い
ことが明らかである。従つて一方では摩擦によつ
て他方では漏洩によつて公知の液圧式ラジアルピ
ストン機械構成形式の機械的効率並びに容量的効
率も減少する。
本発明の課題は、冒頭に述べた形式の液圧式ラ
ジアルピストン機械において、わずかな漏洩損失
にとどめたままで、偏心リングを、常時調整媒体
を作用させることなしに、両終端位置の間で任意
に多くの、申し分なく規定し得る位置に移動調整
することができるようにすることである。
この課題を本発明により次のようにして解決し
た。すなわち、たんに1つの調整ピストンがその
両端面で偏心リングの内側に接触し、調整ピスト
ン自体の中央範囲に設けられている環状カラーに
よつてクランク軸の半径方向の切欠内でシールさ
れて案内されており、回転連通部と、環状カラー
の両側に形成されてシールされた2つのシリンダ
室との間の接続通路に、偏心リングの移動時間に
のみ調整媒体を供給可能にするために交互に閉鎖
を解除可能な2つの逆止弁が組み付けられてい
て、かつ偏心リングの移動の緩衝のための絞り個
所が設けられているのである。
このような処置を講じたことによつて、たんに
偏心リングの両終端位置を正確に規定するばかり
でなく、この最大偏心位置と最小偏心位置との間
の任意の安定した中間位置へ運転中に動かすこと
もできる。この場合重要なことは、シリンダ室内
の環状カラーの一方の側または他方の側への調整
媒体の供給を偏心リングが一方の位置から他方の
位置に移動する期間にしか行なわないという点で
ある。従つて、調整されない場合に漏洩はもはや
生じない。この場合、相応に配置された制御導管
を介して調整媒体によつて交互に開放される2つ
の逆止弁が調整媒体の逆流を確実に阻止し、従つ
てそのつど占めた偏心リングの中間位置は正確に
規定されたまま保たれる。
唯一の調整ピストンは円筒形状ピンから成つて
おり、このピンには環状カラーが嵌合されており
かつ液密に固定されている。しかし調整ピストン
および環状カラーを一体に構成することもでき
る。環状カラーはクランク軸内の有利には円筒状
の切欠に対してシールされており、従つて調整媒
体が一方のシリンダ室から他方のシリンダ室内に
流れ込むことは不可能である。環状カラーの両側
で位置しているシリンダ室も、調整ピストンの外
側端面の方向でシールされている。このために有
利な方法で円筒状リングシール部材が使用され
る。調整ピストンはわずかな軸方向の嵌合遊びを
以つて偏心リングの内部で配置されているが、ク
ランク軸の回転方向並びに軸方向で比較的自由な
運動遊びを有している。環状カラー用のシリンダ
室はクランク軸内の半径方向孔から成つており、
この孔内で環状カラーの摺動運動の制限のため
に、終端側で環状装入部材が締め付けリングによ
つて固定されている。環状装入部材並びに半径方
向の孔の底部は、両ピストン縦区分のための貫通
部および円筒状リングシール部材を有している。
接続通路に設けた絞り個所は偏心リングの衝撃
的な移動を緩和すると共に他の装置部品の保護の
ために役立つ。この絞り個所は偏心リングの緩速
で正確な移動調整を可能にする。
さらに本発明によれば逆止弁がクランク軸ジヤ
ーナル内で半径方向に配置されていると有利であ
る。このことは例えば簡単で容易に製作できる孔
を逆止弁配置用に使うことを可能にする。この場
合逆止弁はジヤーナル側のクランク軸軸受とほぼ
同じ平面内で配置されている。このことによつ
て、クランク軸おびクランク軸ジヤーナルの申し
分なく構成された形状が得られるばかりでなく、
機械ケーシングの適当な形状および互いに向かい
合つた配属が得られる。特に、製作技術上寸法精
度を守るのが容易でない二重嵌合、例えば、二段
にわたつて外径を異にする軸とこの軸の外径に合
わせて段付けされた穴との嵌合の場合のように
個々の段部の厳密な公差を守るのが容易でない二
重嵌合を回避することができる。
本発明によれば逆止弁は制御ピンによつて開放
され、この逆止弁は、調整媒体によつて両側で作
用を受けることができてかつクランク軸ジヤーナ
ル内で中央に配置されている制御ピストンに配属
されている。この場合制御ピンは制御ピストンに
固定的にまたはルーズに配属可能である。制御ピ
ストンは調整媒体によつて両側が作用を受ける。
逆止弁は、それぞれ球形状の弁部材とコイル押し
ばねとを有する弁座式弁として構成されると有利
でありかつこのことによつて構成が簡単になると
共に不漏洩性が保証される。制御ピストンは特に
ピストン室に対する周面側のシールを必要としな
い。しかし制御ピストンの構成とその位置は、必
要とあれば、周面側の不漏洩性シリンダリングシ
ール部材を有することができる。
逆止弁をクランク軸ジヤーナルの相応に段付け
された半径方向孔に直接設けてもよい。しかし本
発明の有利な実施例は次の点にある。すなわち逆
止弁は装入部材内で設けられており、この装入部
材はクランク軸ジヤーナルを横に貫通している孔
内で液密に固定されている。孔は一作業工程で無
段貫通孔として製作上有利に製作することができ
かつまた装入部材は逆止弁とともに完全に予め製
作された構成部分として前記孔内で締め付けリン
グによつて固定されている。このことによつて逆
止弁の手入れはきわめて簡単である。何故ならば
逆止弁は比較的簡単に取り付けおよび取り外しが
可能だからである。さらに逆止弁は完全に対称的
に形成することができ、このことはその製作を簡
単化し支承保持を容易にする。漏洩に対するシー
ル性は装入部材の周面に配置されたシリンダリン
グシール部材によつて保証されている。
絞り個所は接続通路のどこに配置してもよい
が、有利な実施態様としては次の点にある。すな
わち絞り個所を逆止弁の構成要素によつて形成す
るのである。絞り個所が逆止弁用の前述の制御ピ
ンと該制御ピンを収容する孔とによつて形成され
ていると効果的である。制御ピンとその収容孔と
の嵌合寸法を相応に選定するならば、両者間に形
成される環状間隙は、わずかな貫流並びに小さな
遊びにもかかわらず汚れおよび詰まりを生ずるこ
とはない。
偏心リングの最大および最小の終端位置は、本
発明の場合シリンダ室内に調整ピストンの行程量
を変えるストツパ部材を設けることによつて規定
することができる。このストツパ部材が取りはず
し可能に設けられていると有利であり、一実施例
によればシリンダ室内へ挿入可能で厚さを異にす
る円板から成つている。
さらに本発明の実施態様によれば、偏心リング
は、クランク軸の半径方向のフランジと、軸線方
向で調整可能な当て付け板と、クランク軸の互い
に平行な2つの扁平面とによつて半径方向に案内
され、この場合扁平面は同時にクランク軸と偏心
リングとの間に不都合な相対回動を阻止する。こ
のことによつて偏心リングは調整方向では自由に
移動可能であるが、クランク軸の軸方向および回
転方向では必要な嵌合遊びの枠内で可動であるに
過ぎない。起こりうる摩耗現象は当て付け板の後
調整もしくは交換によつて対処できる。
本発明の一実施態様によれば、環状カラーの負
荷される両面は等しい大きさに設定されている。
しかし、環状カラーの負荷される両面が異なる大
きさに設定されていてもよい。この場合は、大き
い方の面が、偏心リングの偏心距離を小さくしよ
うとするする場合に調整媒体の作用を受けるよう
にすると有利である。
回転連通部の範囲においてクランク軸ジヤーナ
ルが機械ケーシング内部の孔壁と接触して摩擦、
さらにはロツクを生ずる可能性は本発明の枠内で
次のことによつて阻止される。すなわち、クラン
ク軸ジヤーナルが著しい遊びを以つて機械ケーシ
ング内で支承されていることによる。この場合ク
ランク軸ジヤーナル内での接続通路と機械ケーシ
ング内での供給導管とは気密な金属シールリング
によつて分離されていると有利である。回転連通
部は偏心リングの移動時間にのみ液圧調整媒体の
影響下に達するので、大きな遊びが可能である。
この時間はたいていきわめて短いので、この場合
まつたく短期間の比較的大きい漏洩を甘受するこ
とができる。しかし調整過程の終了後回転連通部
はすぐに再び圧力がなくなり、従つて漏洩はもは
や生じない。さらに、クランク軸ジヤーナル内で
オイルを導く環状みぞを加工することはもはや必
要でない。さらに二重嵌合も回避される。
液圧式の媒体を調整ピストンに供給すること
は、調整媒体用の供給導管に組み付けられた1つ
の遮断機構を介して行なうことができる。この遮
断機構は機械ケーシングの内部又は外側に設けて
もよく、例えば4ポート3位置切換弁によつて構
成される。この遮断機構によつて、調整過程の終
了後に回転連通部は無圧になり、従つて漏洩およ
び摩擦もなくなる。調整ピストンのそのつどの位
置は、遮断機構の操作により新しい位置に移動さ
れるまでの間逆止弁によつて保持される。
次に図示の実施例に基づき本発明の構成を詳し
く説明する。
第1図では液圧式ラジアルピストン機械、例え
ばラジアルピストンモータのケーシング区分が符
号1で示されている。モータケーシング1内では
星形配置で作業ピストン2が相応して構成されて
いるシリンダ3に半径方向で移動可能に案内され
る。作業ピストンはピストンシユー4で偏心リン
グの外周で支持されており、この偏心リングは調
整ピストン6によつてクランク軸7の長手方向軸
線に対して半径方向に移動可能であり、このこと
によつて作業ピストンの行程を定める。
調整ピストン6は長手方向の中央範囲内で環状
カラー8を有している。環状カラーの両側に接続
されているシリンダ室9,10は、接続通路1
1,12によつて例えば圧力オイルから生じる液
圧調整媒体用の排出導管13およびもどし導管1
4に接続されている。接続通路は、クランク軸7
を貫通しておりかつ絞り個所15,16並びに逆
止弁17,18を有し、この逆止弁はそれぞれ別
の接続通路によつて交互に閉鎖解除される。相応
する制御導管は符号19,20で示されている。
クランク軸7内の接続通路11,12から機械
ケーシング1内での供給通路21,22への圧力
オイルの移送またはその逆方向での移送は回転連
通部23によつて生じる。液圧作業媒体の交換は
接続導管26,27を有する接続部材24,25
によつてのみ行なわれる。吐出導管13およびも
どし導管14と回転連通部23との間の供給通路
21もしくは22内では4ポート3位置切換弁2
8が組み込まれており、この切換弁28は手によ
つてまたは遠隔操作可能である。
4ポート3位置切換弁28が左の終端部位置に
変位する場合、この弁28の変位が保たれている
限り圧力オイルは通路21、回転機構23、逆止
弁17、絞り15を介してシリンダ室9に達す
る。このことによつて調整ピストン6は、クラン
ク軸7に対して相対的に移動されかつまた調整ピ
ストンの両端面側29,30が偏心リング5の内
部に接触することによつて該偏心リングも相応し
てクランク軸軸線に対して偏心的に移動される。
この場合圧力オイルがシリンダ室10から接続通
路12、制御導管20を介して開放される逆止弁
18、回転機構23、供給通路22、4ポート3
位置切換弁を通つてもどり導管14に流出する。
4ポート3位置切換弁28が調整過程の後で再
び図示の係止位置に変位されると、通路21,2
2もしくは11,12が4ポート3位置切換弁と
シリンダ室9,10との間で無圧力になりかつま
たシリンダ室内でかつそこに接続されている通路
区分内で存在している圧力オイルが逆止弁17,
18によつて流出することを阻止する。調整ピス
トン6は調整されて決定された位置を保つ。
4ポート3位置切換弁28が右の最終位置に変
位する場合、圧力オイルは吐出導管13から通路
22、回転機構23、逆止弁18、絞り16を介
してシリンダ室10に達しかつ4ポート3位置切
換弁が開放されたままである限り調整ピストン6
を別の方向に移動する。この場合圧力オイルはシ
リンダ室9から通路11、制御導管19を介して
開放された逆止弁17、回転機構23、通路2
1、4ポート3位置切換弁を介してもどし導管1
4に流出する。
4ポート3位置切換弁28が右の終端位置から
再び図示の係止位置に変位すると、通路は4ポー
ト3位置切換弁と逆止弁17,18との間で再び
無圧力になりかつまた調整ピストン6は今占めて
いる位置で保持される。何故ならば逆止弁は圧力
オイルがシリンダ室9と10、シリンダ室と逆止
弁との間の通路区分から流出することを阻止する
からである。
詳細に示されている第2図および第3図の実施
例によれば、ころがり軸受31によつて機械ケー
シング1で支承されているクランク軸7内では、
比較的直径の大きい円筒形状のラジアル孔32と
それに対して比較的小さい孔33とが設けられて
いる。この半径方向の孔を円筒形の調整ピストン
6が縦方向で貫通している。調整ピストンはその
端面29,30で、わずかな嵌合遊びをもつて偏
心リング5の内側34,35に接触している。調
整ピストンの直径は、直径が小さい方の半径方向
孔33に相応している。比較的小さい孔を貫通し
ている調整ピストン区分36とクランク軸7との
間のシールは円筒状リングシール部材37を介し
てクランク軸内で行なわれる。
調整ピストン6の長手方向中央範囲内では環状
カラー8が設けられており、この環状カラーは周
面側で円筒状リングシール部材38を介して直径
の大きい方の半径方向孔32に対してシールされ
ている。調整ピストンの長手方向区分39は環状
装入部材40で液密に案内される。シールは環状
装入部材内の円筒状リングシール部材41を介し
て行なわれる。環状装入部材は締め付けリング4
2によつて孔32内で固定されかつ円筒状リング
シール部材43によつて孔に対してシールされ
る。
第3図で示されているように、調整ピストンの
終端位置は、種々異なる厚さで構成されていて交
換可能なストツパ円板44,45によつて変化可
能である。
偏心リング5の半径方向の案内は、一方ではク
ランク軸7の半径方向フランジ46並びに当て付
け板47,48によつて、他方ではクランク軸7
の互いに平行な扁平面49,50並びに偏心リン
グ自体の互いに平行な扁平面51,52によつて
定められている。当て付け円板47,48はジヤ
ーナル側のクランク軸軸受53に支持されてお
り、このクランク軸軸受を介してクランク軸ジヤ
ーナル54が機械ケーシング内に支承される。
調整ピストン6の環状カラー8の両側で位置し
ているシリンダ室9,10内に開口している接続
通路11,12には逆止弁17,18が設けられ
ている。接続通路の使用されない終端区分は栓5
5によつて液密に閉鎖されている。球状の弁本体
56とねじ閉鎖部材58に支持されているコイル
押しばね57とから成つていてクランク軸ジヤー
ナル54の段状の半径方向孔内に装入されている
逆止弁はクランク軸ジヤーナル54の中央に配置
されている制御ピストン62に接続されている制
御ピン60,61によつて開放され、前記逆止弁
のうちの逆止弁18は装入部材59で配置されて
おり、他方では別の逆止弁17がクランク軸の段
状孔内で直接設けられている。実施例では制御ピ
ン60が制御ピストンに固定的に配属されてお
り、他方では別の制御ピン61が制御ピストンに
ルーズに接触しているにすぎない。制御ピンはク
ランク軸ジヤーナル54もしくは装入部材59
の、前記制御ピンを収容する孔内に比較的大きな
間隔を以つて装入されており、従つて制御ピンの
外周と孔の壁との間で圧力オイル用の絞り個所1
5,16が構成されている。
制御ピストン62の両側に位置するシリンダ室
63,64内にはクランク軸ジヤーナル54を貫
通している接続通路11′もしくは12′が開口し
ており、これらのうちの接続通路11′は回転連
通部23の範囲内で供給通路21にかつまた接続
通路12′は供給通路22に接続されている。通
路連通部11′−21もしくは12′−22は気密
な金属シールリング65によつて互いにシールさ
れている。さらにクランク軸ジヤーナル54は大
きな遊びをもつて機械ケーシング1に係合してい
ることが明らかである。
拡大して示された第4図の実施例の場合両逆止
弁17,18は装入部材59に設けられており、
この装入部材はクランク軸ジヤーナル54内の貫
通していて無段状の横孔66に固定されている。
この場合各装入部材はシリンダリングシール部材
67によつて孔に対して漏れることなしにシール
されている。両装入部材は装入リング68を介し
て互いに支持されており、この装入リングは内側
で制御ピストン62を案内する。外側では装入部
材は締め付けリング69によつて孔内で固定され
ている。クランク軸ジヤーナルおよび偏心リング
−調整ピストン−横断面範囲のその他の構成は第
2図および第3図の構成に相応している。
【図面の簡単な説明】
第1図はラジアルピストン機械の駆動装置−偏
心リングの調整範囲と調整媒体の供給および排出
との略示図、第2図は第1実施例の偏心リング用
の調整装置の垂直方向の縦断面図、第3図は第2
図の調整装置を断面した横断面図、第4図は第2
実施例の調整装置を垂直方向で縦断して示した部
分図である。 1……ケーシング区分、2……作業ピストン、
3……シリンダ、4……ピストンシユー、5……
偏心リング、6……調整ピストン、7……クラン
ク軸、8……環状カラー、9,10……シリンダ
室、11,12……接続通路、13……吐出導
管、14……もどし導管、15,16……絞り個
所、17,18……逆止弁、19,20……制御
導管、21,22……供給通路、23……回転連
通部、24,25……接続部材、26,27……
接続導管、28……4ポート3位置切換弁、2
9,30……端面側、31……ころがり軸受、3
2……半径方向の孔、33……孔、34,35…
…内側、36……調整ピストン区分、37,38
……シリンダリングシール部材、39……長手方
向区分、40……環状装入部材、41……シリン
ダリングシール部材、42……締め付けリング、
43……シリンダリングシール部材、44,45
……ストツパ円板、46……半径方向フランジ、
47,48……当て付け板、49,50……扁平
面、51,52……扁平面、53……クランク軸
軸受け、54……クランク軸ジヤーナル、55…
…栓、56……弁本体、57……コイル押しば
ね、58……ねじ閉鎖部材、59……装入部材、
60,61……制御ピン、62……制御ピスト
ン、63,64……円筒状室、65……金属シー
ルリング、66……横孔、67……シリンダリン
グシール部材、68……装入リング、69……締
め付けリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 液圧式ラジアルピストン機械であつて、多く
    の作業ピストンのピストンシユーが、クランク軸
    内に設けられている1つの調整ピストンによつて
    内側から押されて半径方向に移動可能な1つの偏
    心リングの外周面に接触しており、クランク軸は
    そのジヤーナルによつて機械ケーシングに係合し
    ており、調整ピストンは、クランク軸ジヤーナル
    内の接続通路および機械ケーシング内の供給通路
    とクランク軸ジヤーナルとの間の回転連通部を介
    して液圧式調整媒体によつて負荷される形式のも
    のにおいて、前記調整ピストン6はその両端面2
    9,30で偏心リング5の内側に接触し、調整ピ
    ストン自体の中央範囲に設けられている環状カラ
    ー8によつてクランク軸7の半径方向の切欠32
    内でシールされて案内されており、回転連通部2
    3と、環状カラー8の両側に形成されてシールさ
    れて2つのシリンダ室9,10との間の接続通路
    11,12には、偏心リング5の移動時間にのみ
    調整媒体を供給可能にするために交互に閉鎖を解
    除可能な2つの逆止弁17,18が組み付けられ
    ていて、かつ偏心リング5の移動の緩衝のために
    絞り個所15,16が設けられていることを特徴
    とする液圧式ラジアルピストン機械。 2 逆止弁17,18はクランク軸ジヤーナル5
    4内で半径方向に配置されている特許請求の範囲
    第1項記載の液圧式ラジアルピストン機械。 3 逆止弁17,18はジヤーナル側のクランク
    軸軸受53とほぼ同じ平面内に配置されている特
    許請求の範囲第1項又は第2項記載の液圧式ラジ
    アルピストン機械。 4 逆止弁17,18は制御ピン60,61によ
    つて閉鎖を解除可能であり、この制御ピンは、ク
    ランク軸ジヤーナル54内の中央に配置されて両
    側にわたつて調整媒体で負荷される1つの制御ピ
    ストン62に配属される特許請求の範囲第1項か
    ら第3項までのいずれか1項記載の液圧式ラジア
    ルピストン機械。 5 逆止弁17,18は装入部材59内に設けら
    れており、この装入部材はクランク軸ジヤーナル
    54を直角に貫通している孔66内でシールされ
    て固定されている特許請求の範囲第1項から第4
    項までのいずれか1項記載の液圧式ラジアルピス
    トン機械。 6 絞り個所15,16は逆止弁17,18の構
    成部材から形成されている特許請求の範囲第1項
    記載の液圧式ラジアルピストン機械。 7 制御ピン60,61と該制御ピンを収容して
    いる孔とによつて絞り個所15,16が形成され
    ている特許請求の範囲第6項記載の液圧式ラジア
    ルピストン機械。 8 シリンダ室9,10内には調整ピストン6の
    行程量を変えるためのストツパ部材44,45が
    設けられている特許請求の範囲第1項記載の液圧
    式ラジアルピストン機械。 9 ストツパ部材は、シリンダ室9,10の端壁
    と調整ピストン6の環状カラー8との間へ装着可
    能な厚さの異なる円板から成つている特許請求の
    範囲第8項記載の液圧式ラジアルピストン機械。 10 偏心リング5は、クランク軸7の半径方向
    のフランジ46と軸線方向で調整可能な当て付け
    板47,48とクランク軸7の互いに平行な2つ
    の扁平面49,50とによつて半径方向に案内さ
    れる特許請求の範囲第1項記載の液圧式ラジアル
    ピストン機械。 11 環状カラー8の負荷される面は等しい大き
    さに設定されている特許請求の範囲第1項記載の
    液圧式ラジアルピストン機械。 12 環状カラー8の負荷される面は異なる大き
    さに設定されている特許請求の範囲第1項記載の
    液圧式ラジアルピストン機械。 13 クランク軸ジヤーナル54は著しい遊びを
    以つて機械ケーシング1内で支承されている特許
    請求の範囲第1項から第5項までのいずれか1項
    記載の液圧式ラジアルピストン機械。 14 調整媒体用の供給通路21,22には遮断
    機構28が取り付けられている特許請求の範囲第
    1項記載の液圧式ラジアルピストン機械。 15 遮断機構28は4ポート3位置切換弁によ
    つて構成されている特許請求の範囲第14項記載
    の液圧式ラジアルピストン機械。
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