JPS63196944A - ル−ル検証方式 - Google Patents

ル−ル検証方式

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JPS63196944A
JPS63196944A JP2821387A JP2821387A JPS63196944A JP S63196944 A JPS63196944 A JP S63196944A JP 2821387 A JP2821387 A JP 2821387A JP 2821387 A JP2821387 A JP 2821387A JP S63196944 A JPS63196944 A JP S63196944A
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JP2821387A
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Michiko Ooba
みち子 大場
Tomohiro Murata
智洋 村田
Norihisa Komoda
薦田 憲久
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プロダクションシステムを利用したエキスパ
ートシステムあるいは制御応用システムのルールの誤り
の検証に係り、特に、作成したルールを用いた推論結果
があらかじめ定められた制約条件を満たすかどうかを抜
けなく効率的に検証するのに好適な検証方式に関する。
〔従来の技術〕
プロダクションシステムは、ルールが互いに独立なため
、ルールの更新、追加時にルールの誤りが生じ易く、こ
の誤りを人手で発見することは非常な労力がかかるため
、ルールの誤りを効率的に検証する方法が必要である。
本発明の先願発明として特願昭60−189159があ
る。これは、設備群を制御するルールが、対象システム
のダイナミックスや制御仕様を満足しているかという論
理レベルでルールの誤りを抜けなく検出する方式である
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、システムの可能な全状態を生成し、各
システム状態に対して制御ルールと動作モデルを適用し
、システムの状態をシミュレートした際に、1つでも制
御仕様を満足しないシステム状態が生成されたかどうか
を判定し、制御仕様と制御ルールの矛盾の有無により制
御ルールの論理レベルの誤りを検証するものである。し
かし。
上記従来方式は、状態遷移で生成したシステム状態に対
し、毎回、制御仕様を満足するか否かを判定し、満足し
た場合、次の状11m移を起動するために、すべての動
作モデルに対し、適用可能か否かの判定を行うため、実
行効率が悪いという問題があった。
本発明の目的は、制御ルールの論理レベルの誤りを抜け
なく、かつ効率的に検証できるルール検証方式を提供す
ることにある。
【問題点を解決するための手段〕
上記目的は、動作モデルデータと制御仕様データより、
各制御仕様に違反するシステム状[(以下、違反状態と
呼ぶ)に到達可能なシステム状態の集合を可達木として
生成する違反状態可達木生成手段と、該可達木の終端の
システム状態からルート方向にルールを適用し、違°反
状態に到達するルートがあるか否かを判定する違反状態
回連判定手段を設け、全システム状態に対し、上記手段
を用いて制御ルールがすべての制御仕様を満足するか否
かを判定することにより達成される。
〔作用〕
違反状態可達木生成手段は、制御仕様データ中の各制約
条件に違反するシステム状態、すなわち、違反状態から
出発し、動作モデルデータに基づいて、システム状態を
逆方向に遷移させることにより、違反状態から到達可能
なシステム状態の可達木を生成する。この時、状態遷移
の条件として特定の制御指令が必要な場合は、指令条件
付きシステム状態として記憶する。違反状態回連判定手
段は、上記可達木の終端のシステム状態から出発し。
各システム状態にルールを適用しながら木をルート方向
にたどる。この時、指令条件付きシステム状態に至れば
、その制御指令がすでに求まっているかどうかを判定し
、求まっていれば、さらに木をたどり、求まっていなけ
れば、そのパスは違反状態に到達することはないとして
パスをたどるのをやめ、別のパスをたどれる状態まで戻
り再びパスをたどる。上記の処理で違反状態(ルート)
まで到達したパスが1つでもあれば、制御ルールは制御
仕様を満足しないと判定する。一方、違反状態に到達す
るパスが1つもなければ、制御ルールは制御仕様を満足
すると判定する。
上記手段により、違反状態に到達する可能性のないシス
テム状態の判定を排除できるので実行効率を向上できる
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面により詳細に説明する。
第1図は1本発明の一実施例を示すルール検証方式の機
能ブロック図である。
本ルール検証方式は、記憶部101とルール検証部10
2から構成される。記憶部101は、さらに複数のデー
タ記憶部、すなわちルールデータ記憶部103.制御仕
様データ記憶部104.違反経路判定データ記憶部10
5.内部情報データ記法部106から構成される。
ルール検証部102によりルールの検証を行なうには、
まず、記憶部101内のルールデータ記憶部103に検
証すべきルールを設定し、制御仕様データ記憶部104
に、ルールが満たすべき制約条件とルールによって制御
する対象のモデルを設定する。
以下ルールデータ記憶部103と制御仕様、データ記憶
部104の構成について説明する。
第2図は、第1図のルールデータ記憶部103の詳細説
明図である。この記憶部103は、制御論理を記述した
イフーゼン(IF−THEN)ルール(第2図(b)参
照)を格納する部分であり、具体的には、ルールテーブ
ル201の形式である。
ルールの格納形式は、例えば、先願の特願昭58−79
341号明a書で説明した方式と同一形式で、各IF−
THENルールをルールタイプ、およびIF部、THE
N部の文字列に分けて格納する。
第3図は、第1図の制御仕様データ記憶部104の詳細
説明図である。制御仕様データ記憶部104は第3図(
a)に示すシステム定義テーブル301゜第3図(b)
に示す動作モデルグラフテーブル302と303.第3
図(c)に示す制約条件テーブル304から成るテーブ
ル群であり、対象システムの制御仕様の定義データを記
憶する。
以下各テーブルの構成及び内容を説明する。システム定
義テーブル301には、対象システムにおける設備やワ
ークの取り得る状態を表わす文字列を第3図(a)のよ
うに格納する。動作モデルテーブル302は、ルールで
制御すべき対象システムの動作モデルを格納するテーブ
ルで動作Nα格納部、動作タイプ格納部、i¥l移前状
態格納部、遷移後状態格納部から成る。動作モデルは、
システムの状態がルールの出す制御指令でどう変化する
かを状態遷移の形で遷移前状態と遷移後状態の組合せと
して定義し、状態遷移のトリガとなる制御指令の有無を
動作タイプ区別として指定する。
即ち、動作タイプ格納部には、各動作モデルの動作タイ
プの区別(“制御指令起動″又は“起動条件なし″)を
格納し、遷移前状態格納部、遷移後状態格納部には、各
動作モデルの遷移前状態と遷移後状態の名前(文字列)
をそれぞれ格納する。
動作テーブル303は、文字列格納部、入力動作淘格納
部、出力動作淘格納部の各エリアから成る。文字列格納
部は動作テーブル302中に現われるすべての遷移前状
態および遷移後状態名(文字列)を格納する。文字列格
納部の文字列に対し、入力動作嵐格納部は、その状態へ
遷移してくる動作モデルの動作Nαを格納し、−力出力
動作Na格納部は、その状態から他の状態への遷移を引
起す動作モデルの動作島を格納する。
制約条件テーブル304は、対象システムを制御する際
の制御制約を格納するテーブルであり、制御上M1ヒす
べき条件をrnotAJという形で定義する。ただし、
Aは満足すべき状態を複数の文字列のand条件により
表す(第3図C参照)。
第4図は、第1図の違反経路判定データ記憶部105の
詳細説明図である。この記憶部105は、制約条件テー
ブル304中の各制約条件で禁止された違反状態へ到達
し得る対象システムの内部状態遷移過程を木構造データ
(可達木と呼ぶ)として格納する部分であり、違反状態
可達木テーブル401、動作候補スタック402から成
る。
違反状態可達木テーブル401は、ノードID格納部、
システム状態格納部、起動条件制御指令格納部、ノード
区分格納部、入カノードID格納部、指令判定フラグ格
納部、複製元ノードID格納部の各エリアから成る。ノ
ードID格納部は、システムの内部状態に対応する可達
木の各ノードを区別するためのID(コード)を格納す
る。システム状態格納部は、各ノードのIDに対応する
システム状態を表す文字列を格納する。起動条件制御指
令格納部は、各ノードのシステム状態に対し、制御指令
が次の状態遷移の起動条件となる場合に制御指令の文字
列を格納する。ノード区分格糖部は、可達木の各ノード
の性質を区別するために、次に説明するノード区分Nα
を格納する部分である。制約違反状態のノードを開始ノ
ード(ノード区分&=1)、既に同じシステム状態を持
つノードが存在するノードを複製ノード(ノード区分&
=2) 、入力動作翫を持たないシステム状態(対象シ
ステムの初期状態に対応)のノードを終端ノード(ノー
ド区分Na=5)、上記以外のノードを内部ノードとし
、内部ノードは複製ノードを持つ内部ノード(ノード区
分気=3)と複製ノードを持たない内部ノード(ノード
区分&−4)とに区別する。ここで複製ノードは状態遷
移過程における分岐を表現するために便宜上設けたノー
ドである1次に指令判定フラグ格納部には遷移の起動条
件となる制御指令がすでに出力されているノードIDに
対し“1”を格納し、そうでないノードには0”を格納
する。入力ノードID格納部は、制約違反状態から動作
モデルの状態遷移を逆方向に起動して生成された新ノー
ド(その状態への遷移前のノード)のIDを格納する部
分である。
複製元ノードID格納部は、上記ノード区分が複製ノド
である場合、既に存在する同じシステム状態を持つノー
ドIDを格納する。
次に、動作候補スタック402は、制約違反状態から動
作モデルの状態遷移を逆方向にたどる際、次に遷移すべ
き動作翫を格納する。
次に第5図は、第1図の内部情報データ記憶部106の
詳細説明図であり、第5図(a)の終端ノードスタック
、第5図(b)の違反経路スタック、第5図(C)の複
製ノードスタック、第5図(d)の指令フラグテーブル
、第5図(e)の経路判定フラグからなっている。
この記憶部106は、違反状態可達木テーブル401の
内容に基づいて、終端ノードのシステム初期状態から開
始ノードの違反状態に到達する状態遷移ルートがあるか
どうかを検証すべきルールを動かしながら判定する際の
内部データを格納する部分である。終端ノードスタック
501には、違反状態可達木テーブル401において、
ノード区分が5の未判定の終端ノードIDをすべて格納
する。違反経路スタック502は、終端ノードから始ま
り、開始ノードに到達する状態遷移ルートがあるかどう
かを判定する際のルート上のノードIDを逐次記憶する
スタックである。複製ノードスタック503は、複製ノ
ードID格納部と指令フラグ記憶部から成る。違反経路
スタック502にノードIDを格納する際に、該ノード
IDのノード区分が3の時、複製ノードID格納部は、
該ノードIDの持ち複製ノードIDをすべて格納する部
分であり、指令フラグ記憶部は、該複製ノードIDに対
し、以下に説明する指令フラグテーブル504の内容を
記憶する部分である。指令フラグテーブル504は、指
令文字列格納部と指令決定フラグ格納部から成る。指令
文字列格納部には、制御指令を表す文字列が格納される
。指令決定フラグは、状態遷移ルート判定の際に、各ノ
ードのシステム状態をシステム現況として検証すべきル
ールを適用し、求まった制御指令の文字列に対応する位
置に“l jIが格納される。経路判定フラグ505は
、終端ノードから開始ルートの違反状態に到達する状態
遷移ルートが存在するか否かのフラグを格納し、存在す
れば“1”を存在しなければ“0”を格納する。
第6図は、第1図のルール検証部102内部の機能ブロ
ックとテーブルの関係を示す図である。
第6図において、実線は制御の流れ、二重線は情報の流
れを示す。ルート検証部102は、違反状態可達木生成
部601.違反状態可達判定部602から成る。
第7図は、第6図のルール検証部102の動作フローチ
ャートである。
以下、第7図のブローにしたがって、第2図から第6図
までの構成を参照しながら、ルール検証部102の動作
を説明する。
ルール検証部102はまず、制約条件テーブル304に
格納されているすべての制約条件について判定処理が終
ったか否かを判定し、未判定の制約条件があれば違反状
態可達木生成部602を起動する。また、すべての制約
条件について判定処理が終了し、経路判定フラグが“0
″の場合は、制御ルールは、制御仕様をすべて満たして
いると判定し、処理を終了する(ボックス701)。
違反状態可達木生成部602は、後述する手順で未判定
の制約条件に違反する違反状態を開始ノードとして、動
作モデルグラフテーブル(1)302と動作モデルグラ
フテーブル(2)の内容に基づき違反状態に到るシステ
ム状態遷移を表わす可達木を生成し、違反状態可達木テ
ーブル401に格納し、違反状態可達判定部602を起
動する(ボックス702)。
違反状態可達判定部602は、後述する手段で、違反状
態可達木テーブルに格納された可達木の終端ノードから
出発し、可達木をたどりながら各ノードのシステム状態
に対し、それをシステム現況としてルールテーブル20
1の制御ルールを適用し、その結果得られた制御指令が
引起す状態遷移を可達木をたどりながら調べて開始ノー
ドまでのルートが存在するか否かを判定する。この結果
ルートが1つでも存在する場合は、経路判定フラグ50
5に“1”を格納し、存在しなければ“0”を格納する
(ボックス703)。
ボックス703の判定で、経路判定フラグ505が“1
”ならば、制御ルールはシステム状態を制御違反の状態
にみちびく制御指令を出すことになるため該ルール制御
仕様を満たさないと判定し、処理を終了し、経路判定フ
ラグ505が“′O′″ならば、ボックス701の判定
(すべての制約違反をチェックしたかの判定)を繰り返
す(ボックス704)。
第8図は、第6図の違反状態可達木生成部602の動作
フローチャートである。
違反状態可達木生成部602は、まず、カウンタiをO
クリアする(ボックス801)、次に。
制約条件テーブル304中の未判定の制約条件を1つ取
り出し、該制約条件式に含まれる文字列から成る違反状
態M1 を違反状態可達木テーブル401の文字列ID
格納部に格納し、さらに、システム状態格納部に違反状
jitMi を表す文字列を、ノード区分に“1”を格
納する(ボックス802)。
ノードI D M t をNとする(ボックス803)
動作モデルグラフテーブル(2)303において、ノー
ドIDNのシステム状態に含まれる各文字列に対する入
力動作翫をすべて動作候補スタック402に積む(ボッ
クス804)。
次に、動作候補スタック402が空か否かを判定する(
ボックス805)、ボックス805の判定において、動
作候補スタック402が空でない場合の動作をまず説明
する。
動作候補スタック402から動作島を1つとり出し、j
に代入する(ボックス806)、カウンタiをカウント
アツプ後(ボックス808)、動作モデルグラフテーブ
ル(1)302の内容に基づき、動作hjに対する遷移
前状態Ml を生成し、ボックス802と同様の方法で
違反状態可達木テーブル401に格納し、入力ノードI
D格納部にノードIDNを格納する(ボックス809)
、そして、遷移前状態Miがシステム定義テーブル30
1にすべて含まれるか否かを判定する(ボックス810
1)、含まれなければボックス805の判定を繰り返す
1次に、ノードI D M i と他ノードIDのシス
テム状態の一致判定を行う(ボックス810)、ノード
IDNと一致するシステム状態があれば、ノードI D
 M 1 ノード区分を“2″とし、一致したノードI
DをMlの複製元ノードIDとして格納し、一致したノ
ードIDのノード区分を“4”とした後、ボックス80
5の判定を繰り返す(ボックス815)。
次に、一致するシステム状態がなければ、ノードIDN
のノード区分格納部の値を“0” (先端ノード)とし
くボックス812)動作NQjの動作タイプを判定する
(ボックス813)、動作Najが制御指令起動タイプ
なら、違反状態可達木テーブル401のノードIDNの
指令判定フラグ格納部の値を“1”とし、ボックス80
5の判定を繰り返す。
一方、ボックス805の判定において、動作候補スタッ
ク402が空の場合、先端ノードが存在するかどうかを
判定しくボックス807)なければ、処理を終了する。
先端ノードが存在すれば、先端ノードIDを1つ選びN
とする(ボックス8711)、ノードIDNのシステム
状態の各文字列に対する入力動作Nαがあるかどうかを
判定する(ボックス8712)、全文字列に対し入力動
作Haが1つもない場合、ノードIDNのノード区分を
“5″とし、ボックス807の判定を繰り返す(ボック
ス8713)、以上が違反状態可達木生成部602の動
作である。
第9図は、第6図の違反状態可達判定部603の動作フ
ローチャートである。これに従い違反状態可達判定部6
03の動作を説明する。
違反状態可達判定部603は、まず、違反状態可達木テ
ーブル401よりノード区分が“5”の終端ノードのノ
ードIDをすべて終端ノードスタック501に積む(ボ
ックス901)、次に、この終端ノードスタック501
からノードID(便宜上11 X l#とする)を1つ
取り出す、(ボックス902)、一方、違反経路スタッ
ク502と複製ノードスタック503をクリアする(ボ
ックス903)。
次に、違反経路スタック502にノードID“X”を積
む(ボックス904)、そして、ノードID’“X”の
システム状態に対し、ルールテーブル201内の制御ル
ールをもとに制御指令を求める(ボックス905)、(
この処理方式は、先願の「設備群制御方式」 (特願昭
58−37392号明細書参照)に説明されている。)
ここで制御指令が求まれば、指令フラグテーブル504
の求めた制御指令文字列に対する決定フラグを“1”に
する。
次に、ノードID”X”の違反状態可達木テーブル40
1中のノード区分を判定する(ボックス906)、ノー
ド区分が“2”ならば、複製ノードスタック503中に
複製元IDがノードID“X′”の複製ノードIDが格
納されていれば、その複製ノードIDに対する指令フラ
グ記憶部に指令フラグテーブル504の内容をコピーす
る(ボックス907)、一方ノード区分が“4”ならば
、違反状態可達木テーブル401中の複製元ノードID
が“X”のノードIDをすべて複製ノードスタック50
3の複製ノードIDとして積み、同時に指令フラグテー
ブル504の内容を指令フラグ記憶部に格納する(ボッ
クス908)。
次に、ノード″x”の違反状態可達木テーブル401中
の指令判定フラグを“1nかどうか判定する(ボックス
909)、ここで、ノードIDXの指令判定フラグが“
1”ならばボックス913の処理を行い、′l”でなけ
ればボックス910の処理を行う。
ボックス910では、違反状態可達木テーブル401に
おいて、ノードID″X″の入力ノードIDを“X”と
する1次にノードID″X”に対するノード区分が“1
″で開始ノードか否かを判定する(ボックス911)。
開始ノードならば、経路判定フラグ505を“1”にし
て処理を終了する(ボックス912)、開始ノードでな
ければ、ボックス904の処理を繰り返す。
これに対しボックス913では、ノードID1(X I
tに対する起動条件の制御指令が求まっているか否かを
、指令フラグテーブルより判定する。
ここで、すでに求まっていれな、ボックス910の処理
を行う。求まっていなれば、ノードID“X”のノード
区分を判定する(ボックス914)。
ノード区分が“4”ならボックス921の処理を行う、
ノード区分が“4”以外ならば、ノードID″゛X″の
システム状態より求めた制御指令があれば指令フラグテ
ーブル504の指令決定フラグの値を0にする(ボック
ス915)。
さらに、ノード区分が“2”かどうかを判定しくボック
ス916)、ノード区分が“2”ならば。
ノードID″X”の複製元ノードIDを“Y”とし、ボ
ックス921の処理を行う。一方、ボックス916の判
定で、ノードIDが“2”でなければ、違反経路スタッ
ク502からノードID”X”を削除する(ボックス9
17)。
ここで、違反経路スタック502が空かどうかを判定し
くボックス918)、空でなければ、違反経路スタック
502からノードIDを1つ取り出し“X”とするとと
もに、′Y″にも代入する(ボックス919)、一方、
違反経路スタック502が空ならば、終端ノードスタッ
ク501が空かどうかを判定する(ボックス925)、
終端ノードスタック501が空ならば、経路判定フラグ
505を“0″にして処理を終了する。一方、空でなけ
れば、ボックス902の処理を繰り返す。
ボックス921では、複製ノードスタック503からノ
ードIDを1つ取り出し“X”とする0次に、ノードI
Dの複製元ノードIDは“Y”かどうか判定する(ボッ
クス922)、  “Y”ならば、複製スタック503
中の複製ノードID″X”に対する指令フラグ記憶部の
内容を指令フラグテーブル504にコピー後、ボックス
906の判定を繰り返す、一方、′Y”でなければ、複
製ノードスタック503は空かどうか判定する(ボック
ス923)、空ならば、ボックス925の判定を行う、
空でなければ、複製ノードスタック503から複製ノー
ドID″X”を削除しくボックス924)、ボックス9
21の処理を繰り返す。
以上が違反状態可達判定部603の動作である。
ルール検証部102は、以上の方法により、制御ルール
が制御仕様(制約条件)を満足しているか否かを判定す
ることにより、制御ルールの論理レベルの誤りを検証で
きる。
本実施例では、違反状態可達判定部603において、終
端ノードから可達木をたどる際に、すべてのシステム状
態に対しルールを適用し、指令判定フラグが“1”のノ
ードIDに至れば、起動条件制御指令がすでに求まって
いるか否かを判定し、求まっていれば木をたどり、求ま
っていなければ木をたどるのを止めたが、指令フラグが
“1”のシステム状態だけにルールを適用し、起動制御
指令で求まれば木をたどり、求まらなければ木をたどる
のを止める方法もある。
本実施例によれば、制御対象や制御方式が変化した場合
、それぞれのデータを一定のフォーマットで入力して検
証用のテーブルの内容を更新するだけで制御ルールの検
証を行なえるため、簡単に制御ルールのチェックを行う
ことができる。また、制御仕様の定義を制御ルールと同
じ形式の文字列を用いて行うため、これらの定義データ
を容易に作成できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、制御仕様中の各制約条件で禁止された
違反状態に到達可能なシステム状態の組み合せを可達木
として生成し、この可達木のシステム状態に対してのみ
ルールを適用して、違反状態に到達可能か否かを判定す
ることにより、違反状態に至る可能性のない無駄なシス
テム状態の生成および判定を排除できるので、対象シス
テムの存在し得る状態の組合せをすべて生成して、制約
条件を判定していた従来方式に比べ、実行効率を大幅に
向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の機能ブロック図、第2図は
第1図のルールデータ記憶部の詳細説明図、第3図は第
1図の制御仕様データ記憶部の詳細説明図、第4図は第
1図の違反経路判定データ記憶部の詳細説明図、第5図
は第1図の内部情報データ記憶部の詳細説明図、第6図
は第1図のルール検証部の機能ブロック図とテーブルの
関係を示す図、第7図は第6図のルール検証部の動作フ
ローチャート、第8図は第6図の違反状態可達木生成部
の動作フローチャート、第9図は第6図の違反状態可達
判定部の動作フローチャートである。 101・・・記憶部、102・・・ルール検証部、10
3・・・ルールデータ記憶部、104・・・制御仕様デ
ータ記憶部、105・・・違反経路判定データ記憶部、
106・・・内部情報データ記憶部、201・・・ルー
ルテーブル、301・・・システム定義テーブル、30
2・・・動作モデルグラフテーブル(、L)、303・
・・動作モデルグラフテーブル(2)、304・・・制
約条件テーブル、401・・・違反状態可達木テーブル
、402・・・動作候補スタック。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、条件と結論から成る制御ルールを格納するルール記
    憶部、対象システムの取り得る状態を定義するシステム
    定義データと遷移前条件と遷移後条件から成る対象シス
    テムの状態の遷移モデルを定義する動作モデルデータと
    対象システムを制御する際の禁止条件を定義する制約条
    件データから成る制御仕様記憶部、上記制約条件データ
    の各制約条件で禁止された違反状態に到達可能なシステ
    ム状態を可達木として格納する違反経路記憶部、上記制
    約条件データの各制約条件で禁止された違反状態を開始
    ノードとし、上記動作モデルデータの遷移後条件と上記
    違反経路記憶部のシステム状態とを比較照合し、遷結後
    条件が満足された動作モデルの遷移前条件を上記違反経
    路記憶部に可達木として格納する違反状態可達木生成部
    、および上記違反経路記憶部に格納されている可達木の
    終端ノードのシステム状態から、上記ルール記憶部の制
    御ルールを適用しながらルート方向に木をたどりながら
    、開始ノードの違反状態に到達する経路があるかどうか
    を判定する違反状態到達判定部を有し、上記手段を用い
    て制御ルールと制御仕様との矛盾を検証することを特徴
    とするルール検証方式。 2、上記の違反状態可達木生成部において、状態遷移の
    条件として特定の制御指令が必要な場合は指令付きシス
    テム状態として該制御指令を記憶し、上記違反状態可達
    判定部において、開始ノードの違反状態に到達する経路
    の判定で、各システム状態に対しルールを適用して出た
    制御指令をすべて記憶し、指令付きシステム状態に至れ
    ばその制御指令がすでに求まつていれば、さらに木をた
    どり、求まつていなければ木をたどるのを止めることを
    特徴とする第1項記載のルール検証方式。 3、上記の違反状態可達判定部において、指令付きシス
    テム状態だけにルールを適用し、必要な制御指令が求ま
    れば木をたどり、求まらなければ木をたどるのを止める
    ことを特徴とする第1項記載のルール検証方式。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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