JPS63167955A - 診断支援システム - Google Patents

診断支援システム

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Publication number
JPS63167955A
JPS63167955A JP61312381A JP31238186A JPS63167955A JP S63167955 A JPS63167955 A JP S63167955A JP 61312381 A JP61312381 A JP 61312381A JP 31238186 A JP31238186 A JP 31238186A JP S63167955 A JPS63167955 A JP S63167955A
Authority
JP
Japan
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value
class
logical
inference
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP61312381A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Hattori
芳明 服部
Yoji Takizawa
滝沢 洋二
Kazuma Tanaka
田中 数馬
Masumi Mizukami
水上 真澄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Nippon Atomic Industry Group Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS63167955A publication Critical patent/JPS63167955A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は例えば原子力発電プラントの運転支援装置等に
適用される診断支援システムに係り、特にプロダクショ
ン・ルールをオブジェクトとするオブジェクト指向推論
方式を採用した診断支援システムに関する。
(従来の技術) 原子力発電プラントの診断支援システムには、プロダク
ション・システム等の推論方式、特に規則に基づく前向
きの推論方式の導入、検討が行なわれている。
プロダクション・システムは、知識ベースとしてデータ
ベースおよびルールベースを有し、そのデータベースの
特定のひとつの領域(以下、ワーキングメモリという)
に登録された事実によって、ルールベースから適用する
規則、即ちプロダクシヨン・ルール(以下、ルールとい
う)を選択し、帰結部の推論およびワーキングメモリへ
の事実の追加を行なうシステムである。
このプロダクション・システムの内容は種々の文献で明
らかにされている。その文献としては、例えばPatr
ick Henry Winston著”Artifi
cialInte l I igence”、 pp、
143〜151 、 AddisonJlesleyP
ublishina Company、 InC,、1
977またはAU ronBarr and Edwa
rd A 、Feigenbaus19.  ”The
 1land−book of Artificial
 Intelligence″volume I。
pp、   190〜199  、  Willia−
にaufaann、  Inc、、  1981などが
ある。
ところで、プロダクション・システムはIf。
Then方式等により各事実毎にルールが独立形式で明
確に表現されるとともに、そのルールの変更や追加に対
して柔軟性があるなどの利点をもつ。しかしながら、そ
の一方で、ルール間のつながりは必ずしも明確に表現さ
れず、またルール適用のための探索に時間を要する等の
不都合の指摘がある。
これに対し、コンピュータのソフトウェアの分野では種
々の処理方式が開発されており、その1つとしてオブジ
ェクト指向方式がある。
オブジェクト指向方式は、対象物(オブジェクト)にメ
ツセージを送り付け、一定の応答を得るという手順でデ
ータ処理を行なう方式である。オブジェクトは抽象度の
高いものが上に位置する本構造をなし、その上位のもの
をクラス、下位の具体的なものをインスタンスと呼ぶ。
そして、あるクラスに属するインスタンスとしてのオブ
ジェクトに対してメツセージが送られると、そのオブジ
ェクトの属するクラスに登録されたメソッドに基づいて
反応が行なわれる。
このようなオブジェクト指向方式ではオブジェクト間に
関係が明確に示され、ソフトウェア生産性、管理機能の
向上が期待される。そして、この方式を容易に実現する
ための言語も多数提案されている。
オブジェクト指向方式に関する文献としては、例えばD
avid Robson ; 0bject 0rie
nted SoftwareSystems 、 BY
TE、 August 1981またはP、H,Win
s−ton、、   ”LISP″ 5econd  
edition、  pp、239〜251゜Addi
son−14esley Publishing Co
mpany 、 1984などがある。
(発明が解決しようとする問題点) プロダクション・システムによる推論方式を用いた従来
の診断支援システムでは、ルールの前提部に記述される
条件式の評価を、ワーキングメモリ中の事実に基づいて
行なうことから、適用すべきルールの探索に多くの計算
時間を要し、また、1つひとつのルールが独立性をもつ
ため、その間の関係が把握しにくくなるという難点をも
つ。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、プロ
ダクション・システムによるルール表現の柔軟性、独立
性といった利点を保持しつつ、推論の処理速度を向上で
きるとともに、知識データの管理を容易にすることがで
きる診断支援システムを提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は診断部から与えられる入力信号値を前提条件と
してプロダクション・ルールにより帰結部を推論する診
断支援システムにおいて、前記ルールをオブジェクトと
するオブジェクト指向方式を採用し、前記オブジェクト
は入力信号値を論理値または確信値に変換するメソッド
をもつ信号入力クラスおよびこれに属するインスタンス
としてのオブジェクトと、論理値または確信値の真偽を
評価して帰結側の真偽を求めるメソッドをもつ論理演算
クラスおよびこれに属するインスタンスとしてのオブジ
ェクトとにより構成し、信号入力クラスのインスタンス
から論理演算クラスのインスタンスへのメツセージ伝達
および論理演算クラスのインスタンス間のメツセージ伝
達により前向きの推論を行なわせることを特徴とする。
(作用) 診断部から与えられる入力信号値は、信号入力クラスの
インスタンスとなっているオブジェクトに入力され、そ
の信号入力クラスのもつメソッドによって入力信号値が
論理値または確信値に変換される。
変換された論理値または確信値は評価を行なうためのメ
ツセージとして帰結側オブジェクト、つまり論理演算ク
ラスのインスタンスとなっているオブジェクトに伝達さ
れる。このオブジェクトでは、論理演算クラスのもつメ
ソッドに従って論理値または確信値が評価され、帰結側
の推論が行なわれる。
本発明では推論のためのルールをプロダクション・ルー
ルとし、これによりルールの独立性および変更、追加の
柔軟性が保持される。
また、ルールをオブジェクトとするオブジェクト指向推
論方式を採用したことにより、ルール間のつながりが明
確になるとともに、ルール適用のための探索が不要とな
り、処理速度が向上する。
なお、オブジェクト指向方式に基づく階層的知識表現に
より、共通なルールは上位のものが使用でき能率化が図
られる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は任意の診断対象部に適用できるシステムの例を
示している。
診断部から信号入力装置1を介してデジタルまたはアナ
ログの入力信号値が与えられる。推論はプロダクション
・ルールによって行なわれるものとし、そのルールをオ
ブジェクトとするオブジェクト指向推論方式を用いる。
オブジェクトは信号入力クラス2およびこれに属するイ
ンスタンス3゜4と、論理演算クラス5およびこれに属
するインスタンス6.7とに大別される。
信号入力クラス2には、上位クラスがある場合にはその
上位クラス名、および評価メソッド等が記述される。ま
た、信号入力クラス2のインスタンスとなるオブジェク
ト3.4にはそれが属するクラス名、帰結側オブジェク
トとなるオブジェクト名(ここではオブジェクト6)、
前提条件となる信号値およびこれに対応する論理値また
は確信値等が含まれる。ここで論理値とは前提条件が真
偽いずれかであるを示す値をいい、確信値とは前提条件
がどれだけ確信できるかを示す値をいう。
論理演算クラス5には、上位クラスがある場合にはその
上位クラス名、および評価メソッド等が記述される。ま
た、論理演算クラス5のインスタンスとなるオブジェク
ト6にはそれが属するクラス名、前提側オブジェクトと
なるオブジェクト名(ここではオブジェクト3.4)、
帰結側オブジェクトがある場合にはそのオブジェクト名
(ここではオブジェクト7)、および評価すべき論理値
または確信値等が記述される。なお、オブジェクト7に
対しても同様である。
信号入力クラス2の評価メソッドには、そのインスタン
スとなるオブジェクト3.4の論理値または確信値の変
化が起ったときに帰結側オブジェクト6.7の論理値ま
たは確信値を評価しなおすように、帰結側オブジェクト
6.7にメツセージを送る手続が含まれている。
また、論理演算クラス5の評価メソッドには、そのイン
スタンスとなるオブジェクト6の前提側オブジェクト3
.4の論理値または確信値に従って、そのオブジェクト
6の論理値または確信値の評価を行ない、変化が起った
ときに帰結側オブジェクト7にメツセージを送る手続が
含まれている。
このように各オブジェクト3.4,6.7が論理値また
は確信値をもち、その値の変化が起った場合に、そのオ
ブジェクト3,4.6.7の帰結側オブジェクトに値の
評価を行なうメツセージが送られる。
第1図においては、例えばオブジェクト3の論理値の変
化により、その帰結側オブジェクトであるオブジェクト
6に評価のメツセージが送られる。
オブジェクト6がメツセージを受けると、そのオブジェ
クト6が属する論理演算クラス5のもつ評価メソッドの
適用が行なわれる。論理演算クラス5の評価メソッドに
は、前提側オブジェクト3゜4の値からその論理演算ク
ラス5に属するインスタンスとしてのオブジェクト6の
論理値を確定する手続が含まれており、この手続の適用
により、オブジェクト6の論理値が決められ、その値が
以前の値と異なるときには、オブジェクト6の帰結側オ
ブジェクト7に評価のメツセージが送られる。
このようにして、オブジェクト指向推論方式が作用し、
次々とオブジェクトの論理値が確定される。
次に第2図〜第5図により、本発明を沸騰水型原子力発
電プラントの診断支援システム、特に逃し安全弁(以下
、SR弁という)の漏洩診断支援システムとして適用し
た実施例について詳細に説明する。
第2図はこの実施例の全体構成を示している。
沸騰水型原子力発電プラント11からプロセス信号入力
装置12にプロセス信号が送られ、そのプロセス信号入
力装置12から処理袋!!13に入力信号値が与えられ
る。処理装置13には信号入力クラス、論理演算クラス
、出力信号クラス等を含む推論機構が設けられる。そし
て、処理装置!13から推論の帰結としての出力信号が
出力処理装置14に出力され、CRT等の表示装M15
に表示される。
第3図はSR弁漏洩発生検出ロジック図である。
図示の如く、SR弁の手動開操作の要求がなく、かつ原
子炉圧力が例えば71.4kg/−以下である場合には
、SR弁のm条件が成立する。このSR弁の閉条件下で
ありながらも、漏洩流量検出器でυ1限値以上の蒸気漏
洩が検出された場合にSR弁の漏洩発生と診断される。
第4図は推論部の階層構造を示す。
信号入力クラスは最上位のクラス゛信号人力″21と、
その下位の3つのサブクラス“デジタル信号”22、°
′アナログ信号”23および゛°比較″24とからなる
。クラス“′デジタル信号″22にはインスタンスとし
てオブジェクト’SR弁手動間操作”25が属している
。クラス“アナログ信号″23にはインスタンスとして
オブジェクト“原子炉圧力”26および“漏洩検出器”
27が属している。クラス“比較″24にはインスタン
スとしてオブジェクト“原子炉圧カフ1.4Ny/d以
下′28および“漏洩検出器制限値以上′29が属して
いる。
一方、論理演算クラスは最上位のクラス“論理演算″3
0とその下位の2つのサブクラス“否定”31および“
及び”32とからなる。クラス゛否定″31にはインス
タンスとしてオブジェクト” S R弁子〇開要求なし
”33が属し、クラス“及び”32にはインスタンスと
して“SR弁閉条件成立″34および゛”SR弁漏洩発
生゛°35が属している。
次に、各クラスおよびそれに属するインスタンスとして
のオブジェクトの内容を下位、前提側のものから順に説
明する。
第5図(A)〜(H)はそれぞれオブジェクトのもつ値
を示している。
オブジェクトSR弁手動間操作″25は、それが属する
クラス名“デジタル信号”と、その帰結側オブジェクト
名゛SR弁手動lF1要求なし”とをもつ(第5図(A
))。
オブジェクト“原子炉圧力″26は、それが属するクラ
ス名“アナログ信号”と、その帰結側オブジェクト名゛
原子炉圧カフ1.4Kff/Ci以下″とをもつ(同図
(B))。
オブジェクト“漏洩検出器″27は、それが属するクラ
ス名゛アナログ信号”と、その帰結側オブジェクト名“
漏洩流量検出器制限値以上”とをもつく同図(C))。
オブジェクト“原子炉圧カフ1.4都/ ci以下”2
8は、それが属するクラス名°“比較″と、その前提側
オブジェクト名“原子炉圧力′°と、その帰結側オブジ
ェクト名”SR弁閉条件成立”と、比較値“71.4″
と、比較方向゛≦″と、単位“”K9/ci”とをもつ
(同図(D))。
オブジェクト“漏洩検出器制限値以上”29は、それが
属するクラス名“比較″と、その前提側オブジェクト名
“漏洩検出器”と、その帰結側オブジェクト名“SR弁
漏洩発生”と、比較値゛5°′と、比較方向“≧”と、
単位“%”とをもつ。
オブジェクト“SR弁手動開要求なし33は、それが屈
するクラス名“否定”と、その前提側オブジェクト名”
 S R弁子fj+ 開操作″と、その帰結側オブジェ
クト名“SR弁閏条件成立”とをもつ(同図(F))。
オブジェクト“SR弁閏条件成立”34は、それが属す
るクラス名“及び”と、2つの前提側オブジェクト名“
SR弁手動開要求なし”“原子炉圧カフ1.4Kg/m
以下”と、その帰結側オブジェクト名“SR弁閉条件成
立”とをもつく同図(G))。
オブジェクト“SR#漏洩発生”35は、それが属する
クラス名“及び”と、2つの前提側オブジェクト名“S
R弁閏条件成立“漏洩検出器制限値以上”とをもつく同
図(H))。
次に、各クラスはそれぞれ名称に対応する評価メソッド
をもつ。
クラス“デジタル信号”22はプラントのデジタル信号
を真理値として入力するメソッドをもつ。
クラス“アナログ信号”23はプラントのアナログ信号
値を数値として入力する評価メソッドをもつ。
これら2つのクラス“デジタル信号”22と“アナログ
信号”23とは、両者ともにプロセス信号入力装置12
から信号値を入力するメソッドと、信号値の変化により
帰結側オブジェクトにメツセージを送る手続とを含む。
クラス“比較”24の評価メソッドは、前提側オブジェ
クトのアナログ信号値と設定値との比較を行ない、論理
値を定める手続を含む。
クラス゛否定″31、′及び°°32の各評価メソッド
は、それぞれ前提側オブジェクトの論理値の否定、及び
の演算を行ない、インスタンスの論理値を定める手続を
含む。
そして、最上位のクラス“信号入力″21と“論理演算
”とは、信号値または論理値の変化があったとき、帰結
側オブジェクトに評価のメツセージを送る評価メソッド
を含み、それぞれ下位クラスの評価メソッドにつなげて
実行される。
次に、作用を説明する。
プロセス信号入力装置12により、デジタル信号として
のSR弁手動同操作信号と、アナログ信号としての原子
炉圧力信号および漏洩検出器信号とが、信号入力クラス
のインスタンスとなっているオブジェクト25,26.
27の信号値としてそれぞれ入力される。この各信号は
クラス“デジタル信号”22および“アナログ信号″2
3のメソッドにより真理値および数値として入力され、
メツセージとして帰結側オブジェクトである“SR弁手
動間要求なし”33、′原子炉圧カフ1゜4に!j/−
以下”28および“漏洩検出器制限値以上”29に送ら
れる。
オブジェクト“原子炉圧カフ1.4都/d以下”28で
は、それが属するクラス“比較”24のメソッドにより
、原子炉圧力信号値が設定値“71゜4Ky/cd”と
比較され、設定値以下であるか否かの論理値が定められ
、それがメツセージとして送り出される。
オブジェクト″漏洩検出器1IIJ限値以上″29では
、それが属するクラス“比較”24のメソッドにより、
漏洩検出器信号値が制限値と比較され、制限値以下であ
るか否かの論理値が定められる。
オブジェクト“SR弁手eii求なし”33では、それ
が属する論理演算クラスのクラス“否定”31のメソッ
ドにより、SR弁手動要求なしか否かの論理値が定めら
れる。
そして、オブジェクト“原子炉圧カフ1.47(j/d
以下”28および“SR弁手動開要求なし”33から、
のメツセージはオブジェクト“SR#m条件成立″34
に送られる。このオブジェクト34では、それが属する
クラス“及び32のメソッドにより、及びの演算が行な
われ、SR弁閉条件成立となった場合には、さらに帰結
側オブジェクトである“SR弁漏洩発生″35にメツセ
ージが送られる。
また、漏洩検出が制限値以上である場合には、その旨の
メツセージが、オブジェクト“漏洩検出器制限値以上″
29からもオブジェクト“SR弁漏洩発生”35に送ら
れる。
オブジェクト“SR弁漏洩発生”35では、それが属す
るクラス“及び”のメソッドにより、及びの演算が行な
われ、SR弁閏条件成立と漏洩検出器制限値以上の両条
件が成立した場合には、出力信号クラスへその旨のメツ
セージが送られ、前記の如く表示装置6にメツセージに
暴づく表示が行なわれる。
以上の実施例によれば、各論理ノードをオブジェクトと
して作ったため、各オブジェクトの独立性を保つことが
でき、それにより、推論知識の編集、追加を容易にする
という柔軟性が得られ、かつ論理のつながりの明快さも
保たれる。
また、プロダクション・システムによる適用ルールの検
索は行なわないため、処理速度の向上が図られる。
しかも、原子力発電プラントからの入力信号をもオブジ
ェクトとして構成したため、診断支援システムとしての
構成の一貫性が保持され、推論知識の柔軟性が高められ
る。
なお、前記実施例では、1個の逃し安全弁の診断につい
て説明したが、これは説明を簡略化するためであり、実
際のプラントに対しては多数の逃し安全弁の診断に適用
すること勿論である。
また、前記実施例では、最上位のクラス“信号入力″2
1の下位にサブクラスとして“アナログ信号″23と“
比較″24とを別個に定めたが、これはひとつの入力信
号に対して、いくつかの別の設定値の大小によって論理
値への変換を行なうことを可能とし、信号入力手続の効
率化を図ったもので、階層構造はこれに限らず種々変形
可能なこと勿論である。
さらに、前記実施例では原子力発電プラントの逃し安全
弁の診断支援システムについて説明したが、本発明はこ
れに限らず、原子力発電プラントの他の機器、または他
の各種プラント、その他種々の静間対象に適用できるも
のである。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、プロダクション・ルー
ルをオブジェクトとするオブジェクト指向推論方式によ
り診断支援システムを構成したことから、ルール間のつ
ながりが明確に表現され概念的に分り易く、またルール
適用のための探索が不要で処理速度の上昇が図れ、しか
もオブジェクト指向方式の長所である階層的知識表現、
即ち共通なルールは上位クラスで示し、特殊なもののみ
インスタンスとして使用できるという能率的な構成が実
現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る診断支援システムの一実施例を示
す概念図、第2図は第1図の概念を用いた原子力発電プ
ラントの診断支援システムの全体構成図、第3図は第2
図のシステムにおけるSR弁漏洩発生検出ロジック図、
第4図は第2図のシステムにおける推論部のtea構造
を示す図、第5図(A)〜(H)は第4図の各インスタ
ンスの内容を示す図である。 1(12)・・・信号入力装置、2 (21,22゜2
3.24)・・・信号入力クラス、3.4 (25゜2
6.27,28.29)・・・信号入力クラスのインス
タンスとなるオブジェクト、5.(30,31,32)
・・・論理演算クラス、6.7 (33,34,35>
・・・論理演惇クラスのインスタンスとなるオブジェク
ト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 診断部から与えられる入力信号値を前提条件としてプロ
    ダクション・ルールにより帰結部を推論する診断支援シ
    ステムにおいて、前記ルールをオブジェクトとするオブ
    ジェクト指向方式を採用し、前記オブジェクトは入力信
    号値を論理値または確信値に変換するメソッドをもつ信
    号入力クラスおよびこれに属するインスタンスとしての
    オブジェクトと、論理値または確信値の真偽を評価して
    帰結側の真偽を求めるメソッドをもつ論理演算クラスお
    よびこれに属するインスタンスとしてのオブジェクトと
    により構成し、信号入力クラスのインスタンスから論理
    演算クラスのインスタンスへのメッセージ伝達および論
    理演算クラスのインスタンス間のメッセージ伝達により
    前向きの推論を行なわせることを特徴とする診断支援シ
    ステム。
JP61312381A 1986-12-29 1986-12-29 診断支援システム Pending JPS63167955A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61312381A JPS63167955A (ja) 1986-12-29 1986-12-29 診断支援システム

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JP61312381A JPS63167955A (ja) 1986-12-29 1986-12-29 診断支援システム

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JPS63167955A true JPS63167955A (ja) 1988-07-12

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ID=18028571

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JP (1) JPS63167955A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02245696A (ja) * 1989-01-11 1990-10-01 Westinghouse Electric Corp <We> プラントの運転状態を分析する方法及び装置
JP2015515663A (ja) * 2012-02-29 2015-05-28 フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー 過程制御デバイスのための時刻印放射データ収集

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