JPS63152656A - 樹脂組成物 - Google Patents
樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS63152656A JPS63152656A JP30031386A JP30031386A JPS63152656A JP S63152656 A JPS63152656 A JP S63152656A JP 30031386 A JP30031386 A JP 30031386A JP 30031386 A JP30031386 A JP 30031386A JP S63152656 A JPS63152656 A JP S63152656A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- melting temperature
- vinylidene fluoride
- heat
- crystalline resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 238000002844 melting Methods 0.000 claims abstract description 21
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- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 13
- BQCIDUSAKPWEOX-UHFFFAOYSA-N 1,1-Difluoroethene Chemical compound FC(F)=C BQCIDUSAKPWEOX-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 12
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、耐薬品性とヒートサイクルとが組合さった厳
しい環境でも防水性の低下を来たさない熱融解性の樹脂
組成物に関するものである。
しい環境でも防水性の低下を来たさない熱融解性の樹脂
組成物に関するものである。
(従来の技術)
水蜜電線の様に導体を埋め込むための水蜜コンパウンド
、熱収縮チー−ブの内面に設けられる内腔用のコンパウ
ンド防水性の優れた熱融解の樹脂組成物が用いられる。
、熱収縮チー−ブの内面に設けられる内腔用のコンパウ
ンド防水性の優れた熱融解の樹脂組成物が用いられる。
特に耐薬品性とヒートサイクルとが組合さった厳しい試
験が適用されるものとして、例えば半田入り熱収縮チー
−ブがある。
験が適用されるものとして、例えば半田入り熱収縮チー
−ブがある。
この様なチューブ内に設けられ、融解した半田のチーー
ブ端から流出を防止するとともに防水の役目をする。い
わゆるインサートは、上記の特性ヲ備えた樹脂組成物が
使用される。
ブ端から流出を防止するとともに防水の役目をする。い
わゆるインサートは、上記の特性ヲ備えた樹脂組成物が
使用される。
半田入り熱収縮チューブは、M I L−5−8351
9Aに規定されているものが、よく使用される糸、熱収
縮チー−ブの内部中央にリング状の半田を設け、熱収縮
チューブの両端内部にインサートを挿入した第1図のよ
うな構造(l・・・熱収縮チー−ブ、2・・・リング状
半田、3・・・インサート)になっており、用途として
は第2図に示すように編組電線6の金属編組7とリード
線4の導体5を揃え、そのうえに第1図の半田入り熱収
縮チューブを被せ、ホットガンで熱収縮チー−ブを収縮
させ、同時に半田が溶け、リード線と編組が半田付けさ
れる。
9Aに規定されているものが、よく使用される糸、熱収
縮チー−ブの内部中央にリング状の半田を設け、熱収縮
チューブの両端内部にインサートを挿入した第1図のよ
うな構造(l・・・熱収縮チー−ブ、2・・・リング状
半田、3・・・インサート)になっており、用途として
は第2図に示すように編組電線6の金属編組7とリード
線4の導体5を揃え、そのうえに第1図の半田入り熱収
縮チューブを被せ、ホットガンで熱収縮チー−ブを収縮
させ、同時に半田が溶け、リード線と編組が半田付けさ
れる。
また、インサートは未架橋の熱可塑性樹脂がよく用いら
れ、ホットガンの熱によって溶け、収縮チー−ブと電線
の隙間を埋め防水等の役目を果たすものである。
れ、ホットガンの熱によって溶け、収縮チー−ブと電線
の隙間を埋め防水等の役目を果たすものである。
従って、インサートの材料は、上述の様に、熱融解性で
あって防水性に優れていることが必要であることから、
従来ポリエチレン(以下PEと略す)が多く用いらCて
いる。PEは室温以下では耐薬品性に優れるが、高温に
なると膨潤したり溶けたりし、本来の防水性等が低下す
る。
あって防水性に優れていることが必要であることから、
従来ポリエチレン(以下PEと略す)が多く用いらCて
いる。PEは室温以下では耐薬品性に優れるが、高温に
なると膨潤したり溶けたりし、本来の防水性等が低下す
る。
同様の特性が要求される用途としては、他に高温容器の
シールやエンジン付近の部品の防水シールなどがあるが
、この様な用途に適用できる材料として適当なものがな
かった。
シールやエンジン付近の部品の防水シールなどがあるが
、この様な用途に適用できる材料として適当なものがな
かった。
ジェットエンジンの高速ギャアのシールに用いられるO
リングとして、ポリフッ化ビニリデンと7ノ化ビニリデ
ンを含有する共重合体エラストマーとのブレンドも用い
ることが提案されている(米国特許第3,769,37
1)。
リングとして、ポリフッ化ビニリデンと7ノ化ビニリデ
ンを含有する共重合体エラストマーとのブレンドも用い
ることが提案されている(米国特許第3,769,37
1)。
このブレンドは、架橋して用いられるので、上記用途に
は適用できない。
は適用できない。
(発明が解決しようとする問題点)
PEは室温以下では耐薬品性に優れるが、温度が高くな
ると膨潤したり、溶けたりする。このため本来の防水性
等が低下する。
ると膨潤したり、溶けたりする。このため本来の防水性
等が低下する。
例えば、半田入り収縮チューブには、MIL−5−83
519A規格において、防水性の試験として各種薬品と
耐熱性とが組合わさった試験(Fluidimmers
ion)が課せられている。実際にPEでこの試験を行
ったところMIL−T−5624による試験だけ合格し
、それ以外は全て不合格であった。
519A規格において、防水性の試験として各種薬品と
耐熱性とが組合わさった試験(Fluidimmers
ion)が課せられている。実際にPEでこの試験を行
ったところMIL−T−5624による試験だけ合格し
、それ以外は全て不合格であった。
また、前記米国特許に記載されている様に、エラストマ
ーを用いると流動性が悪く、例えば半田入り熱収縮性チ
ューブのインサートとしては不適である。
ーを用いると流動性が悪く、例えば半田入り熱収縮性チ
ューブのインサートとしては不適である。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上記の厳しいtlL規格試験にも合格し得る
樹脂組成物を提供するものであって、その要旨とすると
ころは、融解温度が120℃以上でフッ化ビニリデンを
70%以上含有する結晶性樹脂と融解温度が100℃以
下の樹脂とが配合されてなることを特徴とする樹脂組成
物にある。
樹脂組成物を提供するものであって、その要旨とすると
ころは、融解温度が120℃以上でフッ化ビニリデンを
70%以上含有する結晶性樹脂と融解温度が100℃以
下の樹脂とが配合されてなることを特徴とする樹脂組成
物にある。
本発明において、7ノ化ビニリデンを70%以上含有す
る結晶性樹脂として、ポリフッ化ビニリデン、フン化ビ
ニリデン共重合体(例えば、六フッ化プロピレンーフッ
化ビニリデン共重合体)、又はこれらの結晶性樹脂の混
和物が使用される。
る結晶性樹脂として、ポリフッ化ビニリデン、フン化ビ
ニリデン共重合体(例えば、六フッ化プロピレンーフッ
化ビニリデン共重合体)、又はこれらの結晶性樹脂の混
和物が使用される。
フッ化ビニリデンの含有量が70%以上の結晶性樹脂を
用いたのは70%未満ではゴムになり、前記米国特許に
記載されている様に、ゴムは未加硫では保持力がないた
めに加硫する必要かあもしかし加硫するとまったく流動
しないものになる。
用いたのは70%未満ではゴムになり、前記米国特許に
記載されている様に、ゴムは未加硫では保持力がないた
めに加硫する必要かあもしかし加硫するとまったく流動
しないものになる。
従って、本発明の目的には供し得ない。
融解温度が100’C以下の樹脂としては、フッ化ビニ
リデンを70%以上含有する結晶性樹脂、エチレン−酢
酸ビニル共重合体などを用いることができるが、融解温
度が100’Cを超える樹脂を用いるとヒートサイクル
によって隙間が生じ、防水性が低下するため不適である
。
リデンを70%以上含有する結晶性樹脂、エチレン−酢
酸ビニル共重合体などを用いることができるが、融解温
度が100’Cを超える樹脂を用いるとヒートサイクル
によって隙間が生じ、防水性が低下するため不適である
。
(作 用)
融解温度が120’C以上で、フッ化ビニリデンを70
%以上含有した結晶性樹脂に融解温度が、100℃以下
の樹脂を配合することによって、種々の条件のヒートサ
イクルを受けても隙間を生じない。
%以上含有した結晶性樹脂に融解温度が、100℃以下
の樹脂を配合することによって、種々の条件のヒートサ
イクルを受けても隙間を生じない。
これは融解温度が異なるため、ヒートサイクルと耐薬品
性とが組合さったような厳しい条件に会っても生じた隙
間を、融解温度が異なるため、うまく埋め合うためと考
えられる。
性とが組合さったような厳しい条件に会っても生じた隙
間を、融解温度が異なるため、うまく埋め合うためと考
えられる。
(実施例)
内径7mm、厚さ0.2 mm 、 長さ17mmの
ポリフッ化ビニリデン熱収縮チューブの内部に半田リン
グとインサートを挿入し半田入り収縮チューブを作った
。tyt、インサートは、第1表に示す組成物を160
’Cで混練し、その後160℃でプレス成型し0.4
印厚さのシートを作成した。このシートをうに外径4.
5aunと1.5 mmの47ツ化エチレン被覆電線の
上に被せ200℃3分で収縮させ試料としく比較例) 第1表に示す組成物を実施例と同様の条件で半田入り熱
収縮チューブにし、同様の試験を行った。
ポリフッ化ビニリデン熱収縮チューブの内部に半田リン
グとインサートを挿入し半田入り収縮チューブを作った
。tyt、インサートは、第1表に示す組成物を160
’Cで混練し、その後160℃でプレス成型し0.4
印厚さのシートを作成した。このシートをうに外径4.
5aunと1.5 mmの47ツ化エチレン被覆電線の
上に被せ200℃3分で収縮させ試料としく比較例) 第1表に示す組成物を実施例と同様の条件で半田入り熱
収縮チューブにし、同様の試験を行った。
試験結果は第1表に併記する通りである。
(発明の効果)
フッ化ビニリデンを含有する重合体から成る熱可塑性樹
脂が従来のPHに比べ耐薬品性に優れているため膨潤や
溶解が少なく、且つ、異なる融解温度を持つ2種類以上
の樹脂を用いた本発明の組成物は、耐薬品とヒートサイ
クルとが組合わさった厳しい環境でも防水性の低下を来
たさないなめチューブや電線等のシール材に使用する事
ができる。
脂が従来のPHに比べ耐薬品性に優れているため膨潤や
溶解が少なく、且つ、異なる融解温度を持つ2種類以上
の樹脂を用いた本発明の組成物は、耐薬品とヒートサイ
クルとが組合わさった厳しい環境でも防水性の低下を来
たさないなめチューブや電線等のシール材に使用する事
ができる。
試料を上表の条件に晒した後、水中耐圧2500V
第1図は本考案と従来例兼用の半田入り熱収縮チー−ブ
の説明図、第2図は半田入り熱収縮チューブの使用例説
明図である。 1・・・熱収縮チー−ブ、2・・・リング状半田、3・
・インサート。 才 1 図
の説明図、第2図は半田入り熱収縮チューブの使用例説
明図である。 1・・・熱収縮チー−ブ、2・・・リング状半田、3・
・インサート。 才 1 図
Claims (3)
- (1)融解温度が120℃以上でフッ化ビニリデンを7
0%以上含有した結晶性樹脂と融解温度が100℃以下
の樹脂とが配合されてなることを特徴とする樹脂組成物
。 - (2)融解温度が120℃以上でフッ化ビニリデンを7
0%以上含有した結晶性樹脂が50〜20重量%、融解
温度が100℃以下の樹脂がフッ化ビニリデンを70%
以上含有した結晶性樹脂が50〜80重量%配合されて
なる特許請求の範囲第(1)項記載の樹脂組成物。 - (3)融解温度が120℃以上でフッ化ビニリデンを7
0%以上含有した結晶性樹脂が50〜70重量%、融解
温度が100℃以下の樹脂がエチレン−酢酸ビニル共重
合体で50〜30重量%配合されてなる特許請求の範囲
第(1)項記載の樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30031386A JPS63152656A (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30031386A JPS63152656A (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63152656A true JPS63152656A (ja) | 1988-06-25 |
Family
ID=17883274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30031386A Pending JPS63152656A (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63152656A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06299029A (ja) * | 1993-01-25 | 1994-10-25 | Solvay & Cie | ケーブル及び可撓性パイプ製造用ポリマー組成物及びそれらの組成物を基剤とする製品 |
JP2003119335A (ja) * | 2001-10-15 | 2003-04-23 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 電線被覆用高分子組成物 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5017457A (ja) * | 1973-06-15 | 1975-02-24 | ||
JPS5092340A (ja) * | 1973-12-20 | 1975-07-23 | ||
JPS5744646A (en) * | 1980-07-23 | 1982-03-13 | Minnesota Mining & Mfg | Pyroelectric and isotropic piezoelectric polymer blend |
-
1986
- 1986-12-16 JP JP30031386A patent/JPS63152656A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5017457A (ja) * | 1973-06-15 | 1975-02-24 | ||
JPS5092340A (ja) * | 1973-12-20 | 1975-07-23 | ||
JPS5744646A (en) * | 1980-07-23 | 1982-03-13 | Minnesota Mining & Mfg | Pyroelectric and isotropic piezoelectric polymer blend |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06299029A (ja) * | 1993-01-25 | 1994-10-25 | Solvay & Cie | ケーブル及び可撓性パイプ製造用ポリマー組成物及びそれらの組成物を基剤とする製品 |
JP2003119335A (ja) * | 2001-10-15 | 2003-04-23 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 電線被覆用高分子組成物 |
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