JPS63145860A

JPS63145860A - プ−リ−外径可変式無段変速機

Info

Publication number: JPS63145860A
Application number: JP29214386A
Authority: JP
Inventors: Mitsuo Okamoto; 岡本　光雄
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-12-08
Filing date: 1986-12-08
Publication date: 1988-06-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は複数本のベルトを使って回転動力を伝達する
場合に無段階に変速出来るようにした無段変速機に関す
る。

（ロ）従来の技術従来のベルトを使う無段変速機は一本の■ベルトを使用
し、プーリーの溝幅を加減することによってベルトの接
触半径を変え、主動側と従動側の回転比を変えるという
方法を取っている。

（ハ）発明が解決しようとする問題点一本のベルトでは伝達出来る動力の大きさが限られるの
で、複数本のベルトを同時に使って大きい回転動力を伝
達する場合にも、回転速度を変えられるようにすること
を目的とする。

（ニ）問題点を解決する為の手段この発明の実施例を図面にもとずいて説明すると次の通
りである。

第１図は装置の組立て断面図を示す。フレーム１の中に
入力軸２と出力軸３が平行に配置され、入力軸２及び出
力軸３にはガイドホイール４がそれぞれ取付けられてい
る。そのガイドホイール４には案内溝４ａが放射状に掘
られていて、これに多数のプーリーメンバー６がはまっ
ている。このプーリーメンバー６にはベルト溝６８が掘
られていて、ベルト７がはまっている。プーリーメンバ
ー６はリンク棒８によってガイドブロック９及び１０に
連結されている。リンク棒８とプーリーメンバー６はピ
ン１１で連結され、リンク棒８の他端は球形になってい
てガイドブロック９またわ１０の溝９ａおよび１０ａに
はまり、溝付の蓋１２で押えられている。

ガイドブロック９には溝９ｂがあって、シフター１３が
はまっている。このシフター１３は移動ロッド１４の逆
方向のネジ１４ａと、１４ｂにはまっていて、ハンドル
１５で移動ロッド１４を回転させると、互いに反対方向
へ移動する。一方ガイドブロック１０はバネ１６によっ
て両側から中心に向かって押付ける力を受けている。

（ホ）作用バネ１６によってカイトブロック１０が受ける中心方向
の力は、リンク棒８の作用によってプーリーメンバー６
を外方向に拡大させる力となる。

従ってこの力はベルト７を常に緊張させている力として
作用する。

ハンドル１５によって、シフター１３がはまっているガ
イドブロック９を中心方向に移動させると、リンク棒８
の作用でプーリーメンバー６は外方向に拡大し、逆方向
にハンドル１５を回転させると、ガイドブロック９は外
方向移動して、プーリーメンバー６は外径が縮小する動
きとなる。

ベルト７の長さは決っているので、ハンドル１５の操作
によって、プーリーメンバー６の外形を大きくすれば、
出力軸３の方のプーリーメンバー６の外形は、バネ１６
の力に逆らって縮小され、ハンドル１５の操作を反対に
すれば逆に拡大する。

この機能は入力軸２に回転動力が加えられている状態で
操作すると、入力側と出力側のプーリーメンバー６の外
径がその操作によって互いに反対方向に拡大又は縮小す
るので、それに対応して回転速度も変化する。

（へ）実施例第４図はリンク装置が片方のみの解放型の場合を示す。

プーリーメンバー２１はガイドホイール２２．２３の案
内溝に第５図のようにはまり、ガイドブロック２４．２
５とリンク棒２６で連結されている。バネ２９はガイド
ブロック２５を押してベルト２８が常に緊張しているよ
うに作用し、シフター２７によってガイドブロック２４
を前後に動かすと、プーリーメンバー２１の外形が拡大
、または縮小して、入力軸３０と出力軸３１との回転比
が変えられる。

また第４図の出力軸３１に取付けられている外径可変型
プーリー装置はバネ２９で常に外径が拡大するようにな
っているので、相手のプーリーが外径可変型のプーリー
でなくても、軸間距離を調節出来る機構になっていれば
、その距離を伸縮することによってプーリーメンバー２
１の外径が拡大またね縮小するので、相手のプーリーと
の回転比を変えることも出来る。

（ト）発明の効果この発明は以上に説明した通り、プーリーの外径を小片
に分割することによって、その外径を拡大または縮小出
来るようにし、複数本のベルトによる回転動力の伝達を
する場合でも、回転速度の調節が出来るようになった。

その結果ベルトによる無段階変速が伝達馬力の大きい場
合でも可能になった。

【図面の簡単な説明】

第１図は組立断面図。第２図は第１図のＡ−Ａ而の断面
。第３図は第１図のＢ−８面の断面図。第４図は解放型の組立て断面図。第５図は第４図のＣ−
０面の断面図。１、フレーム。２、入力軸。３、出力軸。４、ガイドホ
イール。４ａ、案内溝。５、キー。６、プーリーメンバ
ー。７、ベルト。８、リンク棒。９、ガイドブロック。９ａ、溝。９ｂ、溝。１０、ガイドブロック。１０ａ１溝。１１、ピン。１２
、溝付蓋。１３、シフターｏ１４、移動ロッド。１４ａ
、ネジ。１４ｂ、ネジ。１５、ハンドル。１６、バネ。２１、プーリーメンバー。２２．２３、案内溝。２４．
２５、ガイドブロック。２６、リンク棒。２７、溝付蓋
。２８、ベルト。２９、バネ。３０、入力軸。３１、出
力軸。

Claims

【特許請求の範囲】１）放射状にガイド溝を掘ったガイドホィールにベルト
車を小分割したプーリーメンバーをはめ、これと回転軸
上を滑るガイドブロックとをリンク棒で連結して、外径
が変化するプーリー車を形成し、従動側はバネでガイド
ブロックを挟んで、プーリーメンバーの外径が常に拡大
するようにして、ベルトに緊張を与え、主動側はネジに
よって移動するシフターでガイドブロックを外部から動
かし、プーリーメンバーの外径を拡大または縮小して、
主動側と従動側の回転比を変化させるようにしたプーリ
ー外径可変式無段変速機。２）プーリーメンバーを片方のガイドホィールだけで保
持し、一つのガイドブロックの移動だけで回転比を変え
るようにした特許請求の範囲第一項記載のプーリー外径
可変式無段変速機。