JPS63132503A - 静磁気波アイソレーター - Google Patents

静磁気波アイソレーター

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Publication number
JPS63132503A
JPS63132503A JP28721387A JP28721387A JPS63132503A JP S63132503 A JPS63132503 A JP S63132503A JP 28721387 A JP28721387 A JP 28721387A JP 28721387 A JP28721387 A JP 28721387A JP S63132503 A JPS63132503 A JP S63132503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transducer
thin film
yig thin
isolator
yig
Prior art date
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Pending
Application number
JP28721387A
Other languages
English (en)
Inventor
Esu Aishiyaku Waguii
ワグイー・エス・アイシャク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hewlett Packard Japan Inc
Original Assignee
Yokogawa Hewlett Packard Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Hewlett Packard Ltd filed Critical Yokogawa Hewlett Packard Ltd
Publication of JPS63132503A publication Critical patent/JPS63132503A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は一般に非可逆伝送器に関し、特に広帯域静磁気
液アイソレーク−に関する。
(従来の技術とその問題点) 理想的なアイソレーターでは、一方向に進行する電波は
完全に吸収され、そして反対方向に進行する電波は損失
なく伝送する。このようなアイソレーターは、代表的に
一つの回路部品を他の回路部品からの反射信号から遮断
するために使用される。
例えば、アイソレーターは、負荷からの反射波で信号周
波数が影響を、1r46高周波(RP)信号およびマイ
クロ波信号発生器の周波数安定度を向上させるためにし
ばしば使用される。
現在各種のアイソレーターが存在する。たとえば、フγ
ラディ回転形アイソレーターと呼ばれるpp類のアイソ
レーターは、フェライト棒の非可逆特性を利用したもの
である。このアイソレーターはラックス、ブットン(1
,ax and Button)共著の“マイク(l波
フェライトおよび強磁性体”(11icrov−ave
 Farritasand Ferro*agneti
cs)の題名でマグロヒル社(McGraw−旧II 
1look Co@pany)から!962年出版3れ
たもので、その第547ページに詳述されている。この
アイソレーターのそれぞれの端部には、細長い方形の人
力/出力(110)導波管から円筒形の導波管ヘテーパ
ー状になっている部位がある。そして」ユ記二つの部位
の間には、その軸に沿って心出しされた円筒状のフェラ
イト棒を含む円筒形導波管がある。このフェライト棒は
、方形の入力/出力導波管の一方の端部から入る直線偏
光の信号を45度回転せしめる。それぞれのI / O
+’J(位には、その部位の方形導波管と平行に配向さ
れ、そして他の羽根に対して45度だけこのアイソレー
ターの円筒軸にMLで回転した薄い抵抗性羽根がある。
このような構造の結果、いずれかの端部から入る入力波
の電界は、その端部円にある羽根の表面に垂直であるか
ら、前記羽根による吸収は無視し得るほどわずかである
。しかし、第1の伝送方向では、電波の電界ベクトルが
、アイソレーターの他端における羽根の表面に対して垂
直になるように回転されるが、他の伝送方向では電界ベ
クトルが、羽根の表面内になるように回転される。この
ように、電波は第1の伝送方向に関してはほぼ減衰せず
に伝送されるが、第2の伝送方向では吸収される。残念
ながら、これらの装置は、狭帯域であり、そして20〜
30dBのアイソレージコンL力ゝない。
共振形アイソレーター(resonance 1sol
ator)と呼ばれる第2の種類のアイソレーターにお
いては、一方の方向に正の円偏波(+CP)が現われ、
そして反対方向には負の円偏波(−cp)が現われるよ
うな配置にて、導波管構造内でフェライトのスラブが使
用されている。フェライトは−CP波(円偏波)を減衰
しないまま、4CP波(円偏波)と関連したパワーを吸
収する。これらの装置も同様に帯域幅が狭い(前記ラッ
クス、ブットン共著の第565ページ参照)。
広帯域、低電力の用途では、電界変位形のアイソレータ
ー(field−displacco+enL 1so
laLor)が使用可能である。このようなアイソレー
ターは、抵抗薄板と接触するフェライトの方形スラブが
、反対方向に伝搬する電波に対して異なる電界プロフィ
ルを生成するように、方形導波管の内側に非対称に配置
される。フェライト・スラブの配置は装置の動作にとっ
て極めて重要であり、そして装置によっては1測置」−
のフェライト・スラブを必要とするらのもあって、装置
の構造が更に複雑になる。
(1)り記ラックス、ブットン著の第630ページ参照
。)上述のアイソレーターは全て狭帯域であり、バ段階
を必要とする。そして他のモノリシック回路との集積化
を容易にするために、集積回路的な技術を用いてアイソ
レーターを製造すれば有利である。更に、一方向から他
の方向に切換えができるアイソレーター、すなわち通常
は一方向で信号を減衰し、そして指令に応じて反対方向
で信号を減衰゛4゛るアイソレーターが得られれば便利
である。
(発明の目的) 本発明は上述の要望を満足せしめるとともに、広帯域の
アイソレーターを簡単な構成で実現せんとするものであ
る。
(発明の概要) 本発明の一実施例によれば、ガドリニューム・ガリュー
ム・ガーネット(GGG)のような誘電体基板」;に生
成されたYIG薄膜が、ウェーハ鋸または化学的エツチ
ングを用いて平行四辺形に切断される。
1i−行四辺形のYIGは、次にアルミナまたはサファ
イヤのような誘電体基板−ヒに金薄膜のエツチングで形
成された2個のマイクロストリップ変換器と接触される
。変換器の一つは、YIG薄膜に静磁気波jlP溪道オ
ス人−1+ e’漁XとLτ檀能り一また、他の変換器
はYIG薄膜内で生成された静磁気波を検出する出力変
換器として機能する。そしてYIG薄膜には前記変換器
と平行な方向にバイアス磁界が印加される。このバイア
ス磁界がYIG薄膜の平面にある場合は、表面の静磁気
波が入力変換器から一方向に伝搬され、そして他方向に
は伝搬されない。このように、上記の装置は非可逆的で
ある。
ソーダ、スリバスタバ(Sodha and 5riv
astava)共著の“強磁性体内のマイクロ波の伝搬
”(MicrowavePropagation in
 Ferrimagnetics)の論文、プレナム出
版社(Plenum T’regs)、1981年刊の
145ページに記載されているように、伝搬方向は、 k=Hxn    ・・・・・(1) である。ここで、k、Hおよび躬よそれぞれ、l追収ベ
クトル、印加された磁界およびYIG表面に対する法線
である。前記方程式(1)は、第1図において、もしも
バイアス磁界が+Yの方向に印加されたら、静磁気表面
波がYIG薄膜の上面で正のX方向に、そして、YIG
薄膜の下面では負のX方向に進行し、これにより時計回
りの環状パターンが形成されることを示している。ここ
で前記の印加された磁界が逆方向であり、そしてページ
の 外側を向いている場合には、環状に伝搬する電波は
逆時計回り、ずなわち、YIGの上面では負のX方向に
、そしてその下面では正のX方向に伝搬する。更に、印
加されたバイアス磁界の大きさを変えることによって、
装置の動作周波数が変わり、同調可能な装置を作成でき
る。これはアイシャク、チャン(Ishak andC
hang)共著、米国ヒユーレット・パラカード・ジャ
ーナル(Hevlett−Packard Journ
al)の1985年2月。
第1O〜20ページ参照されたい。
第1図においては、入力変換器におけるマイクロ波信号
は、YIG薄膜の下表面を伝搬し、そして極めてわずか
な減衰を受けた後に、出力変換器に到達する静磁気表面
波(以下これをMSSlという)を生成する。一方、出
力変換器におけるマイクロ波信号は、Y I GVi膜
の上表面を負のX方向に伝搬するMSSfを生成する。
この場合、マイクロ波信号と磁気媒体との間の結合は弱
いので、入力変換器は高度に減衰された静磁気波を認め
ることができる。
したがって、印加された磁界が正のY方向であれば、装
置は一方向における信号色極めて低く減衰し、 逆方向
のは極めて高く減衰する。 このように、遮断の方向は
印加されるバイアス磁界の方向を逆にすることによって
逆転することが可能である。
また、装置の動作周波数は主として本アイソレーターに
用いられているYIG薄膜の選択によって定められる。
市販されている純粋なおよびガリューム・ドープのYI
Gfi膜は、0.5〜26.5GHzの周波数純YIG
薄膜を用いて構成されてきた。ここでガリュ7dBより
良好である。
(発明の実施例) 以下、図面を用いて本発明を説明する。第1図はその一
実施例による静磁気表面波アイソレーターの斜視図で、
第2図はその2−2線による側面図である。なお、これ
ら両図面にはMSSIアイソレーターの動作に必要な全
ての部品が図示されている。すなわら、ガドリニウム・
ガリウム・ガーネット(GGG)のような誘電体基板1
2上にイツトワウ12鉄ガーネット(YIG)のような
強磁性体層11が化学的なエツチング、または多数の平
行四辺形のYIGブロックを製造するために、ウェーハ
鋸で切断される。強磁性体層のYIG薄膜11は、通常
5〜200ミクロンの範囲の厚さを有している。そして
誘電体基板12の厚さは、通常125〜1,000ミク
ロンの範囲である。ここで、低マイクロ波周波数の動作
には、ガリューム・ドープのYIG薄膜Ifが、そして
、高いマイクロ波周波数の動作には純粋なYIG薄膜が
それぞれ適している。
また、アルミナまたはサファイア等の誘電体基板+ 3
−1=には、斡−4一対のマイクロストリップ変体基板
13]−に沈積された金層を、エツチングすることによ
って形成される。前記誘電体基板13の他の側(変換器
14.15とは反対側)には、スパッタまたはめっきに
よって金[16が形成される。この金層16は、マイク
ロストリップおよび静磁気波に対して接地平面を形成す
る。
ここで、前記変換器の幅Wが約50〜100ミクロンで
あり、またこの変換器の長さしは約4〜5 mts %
そしてその厚さは約3〜lOミクロンである。なお、幅
Wはバイアス磁界が印加されたとき、変換器が50オー
ムのインピーダンスを呈するような寸法に選択される。
第1図では、変換器14と15はそれぞれ一端が開放さ
れている。なお、他の実施例では、これら変換器の一端
が接地面に短絡されている。
一般に、変換器の長さしは、変換器内で、零電流のノー
ドが生じない寸法にすべきである。ここで変換器がそれ
ぞれ接地面に短絡されると、この接地面と接触するそれ
ぞれのポイントに最大電流が生ずる。従って、変換器内
で電流ノードが生ずることを避けるためには、Lが電磁
波長の1/4以下でなければならない。また、変換器の
一端がそれぞれ開放端にされる場合には、その各開放端
が最小電流となる。変換器内で電流ノード゛が生じるこ
とを避けるためには、Lが電磁波長の172以下でなけ
ればならない。このように、高周波(すなわち波長が短
い場合)では、開放端変換器を使用することが好適であ
る。
前記のマイクロストリップ変換器14と15は、第1図
に示すようにYIG薄膜11に接近して密着され、これ
により変換器がY方向と実質的に平行になるように、そ
して、YIG薄膜の長+方向がX方向と実質的に平行に
なるようにそれぞれ配向されている。
上記の組み合わせ構造は、電磁石の磁極片17と!8と
の間に配置される。そして電磁石により生成された磁界
旦は、マイクロストリップ変換器14.15と平行であ
り、かつYIGil膜11の膜面1にある。
−Y方向のバイアス磁界H(7)場合、波秋ベクトルに
は、YIG薄膜11の底面19に関しては十X方向にあ
り、モしてYIG薄膜の上面20に関しては−X方向に
ある。かくして変換器14のポートlに信号が印加され
ると、進行波はYIG薄膜11の基面19で変換器15
の方向に放射される。キ畔肯鴫噛−この表面波は、い電
波がと面で−X方向に放射されるが、二面で発射された
電波と比較して、係数e−ATだけ指数的に減衰される
。ここで、上記のAは減衰率であり、TはYIG′R膜
の厚さである。この上面波は、変換器15にほとんど作
用を及ぼさない。
出力変換器に、YIG薄膜導波管の特性インピーダンス
と整合する標準の50オームインピーダンスを装荷する
と、進行波のほぼ全てが変換器15によって吸収される
。しかし、広帯域の進行波周波数にわたって完全には整
合しないので、ある程度の電波は変換器15を逼り越し
てYIG薄膜の端部21へと進行し、そこで表面波は1
面20上を−X方向へと進行する。この電波が変換器1
5をQLJ越して進行すると、少量の電流が変換器15
内で生成されるが、変換器15を最初に通過する進行波
によって生成される電流の量に対して、係数e−fiT
だけ減衰される。
YIG薄膜の二面20上で生成される電波の69を更に
減少するために、YIG薄膜11の端部21、端部22
または両端部にそれぞれ減衰器を設けて、一つの表面か
ら他の表面へ前記端部のそれぞれでない平行四辺形に切
断されるので、両端部は進行波の伝搬方向とは直角でな
い。さらに、±X方向の表面波だけがYIG薄膜内を伝
搬できるので、端り電波が減衰される。他の形の減衰器
をYIG薄膜の両端部またはYIGH模の端部とその端
部に最も近い変換器との間に配置して、これら領域の進
行波を吸収することが可能である。ここで適当な減衰器
は、“減衰装置を含む静磁気波装置とその製造法”(M
agnetostaLic wave device 
containingaLtanuation  me
ans  and  the  way  or  m
aking  it)と題して1982年2月160.
ポルエト(Yol 1ueL)他に()えられた米1間
特許第4,316,162号に開示されている。
(発明の効果) 以」−詳述するように本発明によれば、簡単な構成で広
帯域のアイソレーターが得られるので、実用」−の効果
大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるアイソレーターを示す
説明図、第2図はその2−2線による側面図である。 図において、11:YIG薄膜、12.13:誘電体基
板、14.15:変換器、16:接地面、17.18:
磁極片、19:底面、20:上面、21,22:端部で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 強磁性体フィルムと、前記フィルムの異なる部分にそれ
    ぞれ接触する信号入力端および出力端と、前記フィルム
    に平行な磁界成分を供給する磁極片とを設けて成る静磁
    気波アイソレーター。
JP28721387A 1986-11-14 1987-11-13 静磁気波アイソレーター Pending JPS63132503A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US93084786A 1986-11-14 1986-11-14
US930847 1986-11-14

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63132503A true JPS63132503A (ja) 1988-06-04

Family

ID=25459867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28721387A Pending JPS63132503A (ja) 1986-11-14 1987-11-13 静磁気波アイソレーター

Country Status (1)

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JP (1) JPS63132503A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5663698A (en) * 1993-12-14 1997-09-02 Murata Manufacturing Co., Ltd. Magnetostatic wave device having slanted end portions
US5808525A (en) * 1995-08-02 1998-09-15 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Thin film chip of magnetic oxide garnet and magnetostatic surface wave device therewith

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5663698A (en) * 1993-12-14 1997-09-02 Murata Manufacturing Co., Ltd. Magnetostatic wave device having slanted end portions
US5808525A (en) * 1995-08-02 1998-09-15 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Thin film chip of magnetic oxide garnet and magnetostatic surface wave device therewith

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