JPS63132503A - 静磁気波アイソレーター - Google Patents
静磁気波アイソレーターInfo
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- JPS63132503A JPS63132503A JP28721387A JP28721387A JPS63132503A JP S63132503 A JPS63132503 A JP S63132503A JP 28721387 A JP28721387 A JP 28721387A JP 28721387 A JP28721387 A JP 28721387A JP S63132503 A JPS63132503 A JP S63132503A
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- yig
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Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は一般に非可逆伝送器に関し、特に広帯域静磁気
液アイソレーク−に関する。
液アイソレーク−に関する。
(従来の技術とその問題点)
理想的なアイソレーターでは、一方向に進行する電波は
完全に吸収され、そして反対方向に進行する電波は損失
なく伝送する。このようなアイソレーターは、代表的に
一つの回路部品を他の回路部品からの反射信号から遮断
するために使用される。
完全に吸収され、そして反対方向に進行する電波は損失
なく伝送する。このようなアイソレーターは、代表的に
一つの回路部品を他の回路部品からの反射信号から遮断
するために使用される。
例えば、アイソレーターは、負荷からの反射波で信号周
波数が影響を、1r46高周波(RP)信号およびマイ
クロ波信号発生器の周波数安定度を向上させるためにし
ばしば使用される。
波数が影響を、1r46高周波(RP)信号およびマイ
クロ波信号発生器の周波数安定度を向上させるためにし
ばしば使用される。
現在各種のアイソレーターが存在する。たとえば、フγ
ラディ回転形アイソレーターと呼ばれるpp類のアイソ
レーターは、フェライト棒の非可逆特性を利用したもの
である。このアイソレーターはラックス、ブットン(1
,ax and Button)共著の“マイク(l波
フェライトおよび強磁性体”(11icrov−ave
Farritasand Ferro*agneti
cs)の題名でマグロヒル社(McGraw−旧II
1look Co@pany)から!962年出版3れ
たもので、その第547ページに詳述されている。この
アイソレーターのそれぞれの端部には、細長い方形の人
力/出力(110)導波管から円筒形の導波管ヘテーパ
ー状になっている部位がある。そして」ユ記二つの部位
の間には、その軸に沿って心出しされた円筒状のフェラ
イト棒を含む円筒形導波管がある。このフェライト棒は
、方形の入力/出力導波管の一方の端部から入る直線偏
光の信号を45度回転せしめる。それぞれのI / O
+’J(位には、その部位の方形導波管と平行に配向さ
れ、そして他の羽根に対して45度だけこのアイソレー
ターの円筒軸にMLで回転した薄い抵抗性羽根がある。
ラディ回転形アイソレーターと呼ばれるpp類のアイソ
レーターは、フェライト棒の非可逆特性を利用したもの
である。このアイソレーターはラックス、ブットン(1
,ax and Button)共著の“マイク(l波
フェライトおよび強磁性体”(11icrov−ave
Farritasand Ferro*agneti
cs)の題名でマグロヒル社(McGraw−旧II
1look Co@pany)から!962年出版3れ
たもので、その第547ページに詳述されている。この
アイソレーターのそれぞれの端部には、細長い方形の人
力/出力(110)導波管から円筒形の導波管ヘテーパ
ー状になっている部位がある。そして」ユ記二つの部位
の間には、その軸に沿って心出しされた円筒状のフェラ
イト棒を含む円筒形導波管がある。このフェライト棒は
、方形の入力/出力導波管の一方の端部から入る直線偏
光の信号を45度回転せしめる。それぞれのI / O
+’J(位には、その部位の方形導波管と平行に配向さ
れ、そして他の羽根に対して45度だけこのアイソレー
ターの円筒軸にMLで回転した薄い抵抗性羽根がある。
このような構造の結果、いずれかの端部から入る入力波
の電界は、その端部円にある羽根の表面に垂直であるか
ら、前記羽根による吸収は無視し得るほどわずかである
。しかし、第1の伝送方向では、電波の電界ベクトルが
、アイソレーターの他端における羽根の表面に対して垂
直になるように回転されるが、他の伝送方向では電界ベ
クトルが、羽根の表面内になるように回転される。この
ように、電波は第1の伝送方向に関してはほぼ減衰せず
に伝送されるが、第2の伝送方向では吸収される。残念
ながら、これらの装置は、狭帯域であり、そして20〜
30dBのアイソレージコンL力ゝない。
の電界は、その端部円にある羽根の表面に垂直であるか
ら、前記羽根による吸収は無視し得るほどわずかである
。しかし、第1の伝送方向では、電波の電界ベクトルが
、アイソレーターの他端における羽根の表面に対して垂
直になるように回転されるが、他の伝送方向では電界ベ
クトルが、羽根の表面内になるように回転される。この
ように、電波は第1の伝送方向に関してはほぼ減衰せず
に伝送されるが、第2の伝送方向では吸収される。残念
ながら、これらの装置は、狭帯域であり、そして20〜
30dBのアイソレージコンL力ゝない。
共振形アイソレーター(resonance 1sol
ator)と呼ばれる第2の種類のアイソレーターにお
いては、一方の方向に正の円偏波(+CP)が現われ、
そして反対方向には負の円偏波(−cp)が現われるよ
うな配置にて、導波管構造内でフェライトのスラブが使
用されている。フェライトは−CP波(円偏波)を減衰
しないまま、4CP波(円偏波)と関連したパワーを吸
収する。これらの装置も同様に帯域幅が狭い(前記ラッ
クス、ブットン共著の第565ページ参照)。
ator)と呼ばれる第2の種類のアイソレーターにお
いては、一方の方向に正の円偏波(+CP)が現われ、
そして反対方向には負の円偏波(−cp)が現われるよ
うな配置にて、導波管構造内でフェライトのスラブが使
用されている。フェライトは−CP波(円偏波)を減衰
しないまま、4CP波(円偏波)と関連したパワーを吸
収する。これらの装置も同様に帯域幅が狭い(前記ラッ
クス、ブットン共著の第565ページ参照)。
広帯域、低電力の用途では、電界変位形のアイソレータ
ー(field−displacco+enL 1so
laLor)が使用可能である。このようなアイソレー
ターは、抵抗薄板と接触するフェライトの方形スラブが
、反対方向に伝搬する電波に対して異なる電界プロフィ
ルを生成するように、方形導波管の内側に非対称に配置
される。フェライト・スラブの配置は装置の動作にとっ
て極めて重要であり、そして装置によっては1測置」−
のフェライト・スラブを必要とするらのもあって、装置
の構造が更に複雑になる。
ー(field−displacco+enL 1so
laLor)が使用可能である。このようなアイソレー
ターは、抵抗薄板と接触するフェライトの方形スラブが
、反対方向に伝搬する電波に対して異なる電界プロフィ
ルを生成するように、方形導波管の内側に非対称に配置
される。フェライト・スラブの配置は装置の動作にとっ
て極めて重要であり、そして装置によっては1測置」−
のフェライト・スラブを必要とするらのもあって、装置
の構造が更に複雑になる。
(1)り記ラックス、ブットン著の第630ページ参照
。)上述のアイソレーターは全て狭帯域であり、バ段階
を必要とする。そして他のモノリシック回路との集積化
を容易にするために、集積回路的な技術を用いてアイソ
レーターを製造すれば有利である。更に、一方向から他
の方向に切換えができるアイソレーター、すなわち通常
は一方向で信号を減衰し、そして指令に応じて反対方向
で信号を減衰゛4゛るアイソレーターが得られれば便利
である。
。)上述のアイソレーターは全て狭帯域であり、バ段階
を必要とする。そして他のモノリシック回路との集積化
を容易にするために、集積回路的な技術を用いてアイソ
レーターを製造すれば有利である。更に、一方向から他
の方向に切換えができるアイソレーター、すなわち通常
は一方向で信号を減衰し、そして指令に応じて反対方向
で信号を減衰゛4゛るアイソレーターが得られれば便利
である。
(発明の目的)
本発明は上述の要望を満足せしめるとともに、広帯域の
アイソレーターを簡単な構成で実現せんとするものであ
る。
アイソレーターを簡単な構成で実現せんとするものであ
る。
(発明の概要)
本発明の一実施例によれば、ガドリニューム・ガリュー
ム・ガーネット(GGG)のような誘電体基板」;に生
成されたYIG薄膜が、ウェーハ鋸または化学的エツチ
ングを用いて平行四辺形に切断される。
ム・ガーネット(GGG)のような誘電体基板」;に生
成されたYIG薄膜が、ウェーハ鋸または化学的エツチ
ングを用いて平行四辺形に切断される。
1i−行四辺形のYIGは、次にアルミナまたはサファ
イヤのような誘電体基板−ヒに金薄膜のエツチングで形
成された2個のマイクロストリップ変換器と接触される
。変換器の一つは、YIG薄膜に静磁気波jlP溪道オ
ス人−1+ e’漁XとLτ檀能り一また、他の変換器
はYIG薄膜内で生成された静磁気波を検出する出力変
換器として機能する。そしてYIG薄膜には前記変換器
と平行な方向にバイアス磁界が印加される。このバイア
ス磁界がYIG薄膜の平面にある場合は、表面の静磁気
波が入力変換器から一方向に伝搬され、そして他方向に
は伝搬されない。このように、上記の装置は非可逆的で
ある。
イヤのような誘電体基板−ヒに金薄膜のエツチングで形
成された2個のマイクロストリップ変換器と接触される
。変換器の一つは、YIG薄膜に静磁気波jlP溪道オ
ス人−1+ e’漁XとLτ檀能り一また、他の変換器
はYIG薄膜内で生成された静磁気波を検出する出力変
換器として機能する。そしてYIG薄膜には前記変換器
と平行な方向にバイアス磁界が印加される。このバイア
ス磁界がYIG薄膜の平面にある場合は、表面の静磁気
波が入力変換器から一方向に伝搬され、そして他方向に
は伝搬されない。このように、上記の装置は非可逆的で
ある。
ソーダ、スリバスタバ(Sodha and 5riv
astava)共著の“強磁性体内のマイクロ波の伝搬
”(MicrowavePropagation in
Ferrimagnetics)の論文、プレナム出
版社(Plenum T’regs)、1981年刊の
145ページに記載されているように、伝搬方向は、 k=Hxn ・・・・・(1) である。ここで、k、Hおよび躬よそれぞれ、l追収ベ
クトル、印加された磁界およびYIG表面に対する法線
である。前記方程式(1)は、第1図において、もしも
バイアス磁界が+Yの方向に印加されたら、静磁気表面
波がYIG薄膜の上面で正のX方向に、そして、YIG
薄膜の下面では負のX方向に進行し、これにより時計回
りの環状パターンが形成されることを示している。ここ
で前記の印加された磁界が逆方向であり、そしてページ
の 外側を向いている場合には、環状に伝搬する電波は
逆時計回り、ずなわち、YIGの上面では負のX方向に
、そしてその下面では正のX方向に伝搬する。更に、印
加されたバイアス磁界の大きさを変えることによって、
装置の動作周波数が変わり、同調可能な装置を作成でき
る。これはアイシャク、チャン(Ishak andC
hang)共著、米国ヒユーレット・パラカード・ジャ
ーナル(Hevlett−Packard Journ
al)の1985年2月。
astava)共著の“強磁性体内のマイクロ波の伝搬
”(MicrowavePropagation in
Ferrimagnetics)の論文、プレナム出
版社(Plenum T’regs)、1981年刊の
145ページに記載されているように、伝搬方向は、 k=Hxn ・・・・・(1) である。ここで、k、Hおよび躬よそれぞれ、l追収ベ
クトル、印加された磁界およびYIG表面に対する法線
である。前記方程式(1)は、第1図において、もしも
バイアス磁界が+Yの方向に印加されたら、静磁気表面
波がYIG薄膜の上面で正のX方向に、そして、YIG
薄膜の下面では負のX方向に進行し、これにより時計回
りの環状パターンが形成されることを示している。ここ
で前記の印加された磁界が逆方向であり、そしてページ
の 外側を向いている場合には、環状に伝搬する電波は
逆時計回り、ずなわち、YIGの上面では負のX方向に
、そしてその下面では正のX方向に伝搬する。更に、印
加されたバイアス磁界の大きさを変えることによって、
装置の動作周波数が変わり、同調可能な装置を作成でき
る。これはアイシャク、チャン(Ishak andC
hang)共著、米国ヒユーレット・パラカード・ジャ
ーナル(Hevlett−Packard Journ
al)の1985年2月。
第1O〜20ページ参照されたい。
第1図においては、入力変換器におけるマイクロ波信号
は、YIG薄膜の下表面を伝搬し、そして極めてわずか
な減衰を受けた後に、出力変換器に到達する静磁気表面
波(以下これをMSSlという)を生成する。一方、出
力変換器におけるマイクロ波信号は、Y I GVi膜
の上表面を負のX方向に伝搬するMSSfを生成する。
は、YIG薄膜の下表面を伝搬し、そして極めてわずか
な減衰を受けた後に、出力変換器に到達する静磁気表面
波(以下これをMSSlという)を生成する。一方、出
力変換器におけるマイクロ波信号は、Y I GVi膜
の上表面を負のX方向に伝搬するMSSfを生成する。
この場合、マイクロ波信号と磁気媒体との間の結合は弱
いので、入力変換器は高度に減衰された静磁気波を認め
ることができる。
いので、入力変換器は高度に減衰された静磁気波を認め
ることができる。
したがって、印加された磁界が正のY方向であれば、装
置は一方向における信号色極めて低く減衰し、 逆方向
のは極めて高く減衰する。 このように、遮断の方向は
印加されるバイアス磁界の方向を逆にすることによって
逆転することが可能である。
置は一方向における信号色極めて低く減衰し、 逆方向
のは極めて高く減衰する。 このように、遮断の方向は
印加されるバイアス磁界の方向を逆にすることによって
逆転することが可能である。
また、装置の動作周波数は主として本アイソレーターに
用いられているYIG薄膜の選択によって定められる。
用いられているYIG薄膜の選択によって定められる。
市販されている純粋なおよびガリューム・ドープのYI
Gfi膜は、0.5〜26.5GHzの周波数純YIG
薄膜を用いて構成されてきた。ここでガリュ7dBより
良好である。
Gfi膜は、0.5〜26.5GHzの周波数純YIG
薄膜を用いて構成されてきた。ここでガリュ7dBより
良好である。
(発明の実施例)
以下、図面を用いて本発明を説明する。第1図はその一
実施例による静磁気表面波アイソレーターの斜視図で、
第2図はその2−2線による側面図である。なお、これ
ら両図面にはMSSIアイソレーターの動作に必要な全
ての部品が図示されている。すなわら、ガドリニウム・
ガリウム・ガーネット(GGG)のような誘電体基板1
2上にイツトワウ12鉄ガーネット(YIG)のような
強磁性体層11が化学的なエツチング、または多数の平
行四辺形のYIGブロックを製造するために、ウェーハ
鋸で切断される。強磁性体層のYIG薄膜11は、通常
5〜200ミクロンの範囲の厚さを有している。そして
誘電体基板12の厚さは、通常125〜1,000ミク
ロンの範囲である。ここで、低マイクロ波周波数の動作
には、ガリューム・ドープのYIG薄膜Ifが、そして
、高いマイクロ波周波数の動作には純粋なYIG薄膜が
それぞれ適している。
実施例による静磁気表面波アイソレーターの斜視図で、
第2図はその2−2線による側面図である。なお、これ
ら両図面にはMSSIアイソレーターの動作に必要な全
ての部品が図示されている。すなわら、ガドリニウム・
ガリウム・ガーネット(GGG)のような誘電体基板1
2上にイツトワウ12鉄ガーネット(YIG)のような
強磁性体層11が化学的なエツチング、または多数の平
行四辺形のYIGブロックを製造するために、ウェーハ
鋸で切断される。強磁性体層のYIG薄膜11は、通常
5〜200ミクロンの範囲の厚さを有している。そして
誘電体基板12の厚さは、通常125〜1,000ミク
ロンの範囲である。ここで、低マイクロ波周波数の動作
には、ガリューム・ドープのYIG薄膜Ifが、そして
、高いマイクロ波周波数の動作には純粋なYIG薄膜が
それぞれ適している。
また、アルミナまたはサファイア等の誘電体基板+ 3
−1=には、斡−4一対のマイクロストリップ変体基板
13]−に沈積された金層を、エツチングすることによ
って形成される。前記誘電体基板13の他の側(変換器
14.15とは反対側)には、スパッタまたはめっきに
よって金[16が形成される。この金層16は、マイク
ロストリップおよび静磁気波に対して接地平面を形成す
る。
−1=には、斡−4一対のマイクロストリップ変体基板
13]−に沈積された金層を、エツチングすることによ
って形成される。前記誘電体基板13の他の側(変換器
14.15とは反対側)には、スパッタまたはめっきに
よって金[16が形成される。この金層16は、マイク
ロストリップおよび静磁気波に対して接地平面を形成す
る。
ここで、前記変換器の幅Wが約50〜100ミクロンで
あり、またこの変換器の長さしは約4〜5 mts %
そしてその厚さは約3〜lOミクロンである。なお、幅
Wはバイアス磁界が印加されたとき、変換器が50オー
ムのインピーダンスを呈するような寸法に選択される。
あり、またこの変換器の長さしは約4〜5 mts %
そしてその厚さは約3〜lOミクロンである。なお、幅
Wはバイアス磁界が印加されたとき、変換器が50オー
ムのインピーダンスを呈するような寸法に選択される。
第1図では、変換器14と15はそれぞれ一端が開放さ
れている。なお、他の実施例では、これら変換器の一端
が接地面に短絡されている。
れている。なお、他の実施例では、これら変換器の一端
が接地面に短絡されている。
一般に、変換器の長さしは、変換器内で、零電流のノー
ドが生じない寸法にすべきである。ここで変換器がそれ
ぞれ接地面に短絡されると、この接地面と接触するそれ
ぞれのポイントに最大電流が生ずる。従って、変換器内
で電流ノードが生ずることを避けるためには、Lが電磁
波長の1/4以下でなければならない。また、変換器の
一端がそれぞれ開放端にされる場合には、その各開放端
が最小電流となる。変換器内で電流ノード゛が生じるこ
とを避けるためには、Lが電磁波長の172以下でなけ
ればならない。このように、高周波(すなわち波長が短
い場合)では、開放端変換器を使用することが好適であ
る。
ドが生じない寸法にすべきである。ここで変換器がそれ
ぞれ接地面に短絡されると、この接地面と接触するそれ
ぞれのポイントに最大電流が生ずる。従って、変換器内
で電流ノードが生ずることを避けるためには、Lが電磁
波長の1/4以下でなければならない。また、変換器の
一端がそれぞれ開放端にされる場合には、その各開放端
が最小電流となる。変換器内で電流ノード゛が生じるこ
とを避けるためには、Lが電磁波長の172以下でなけ
ればならない。このように、高周波(すなわち波長が短
い場合)では、開放端変換器を使用することが好適であ
る。
前記のマイクロストリップ変換器14と15は、第1図
に示すようにYIG薄膜11に接近して密着され、これ
により変換器がY方向と実質的に平行になるように、そ
して、YIG薄膜の長+方向がX方向と実質的に平行に
なるようにそれぞれ配向されている。
に示すようにYIG薄膜11に接近して密着され、これ
により変換器がY方向と実質的に平行になるように、そ
して、YIG薄膜の長+方向がX方向と実質的に平行に
なるようにそれぞれ配向されている。
上記の組み合わせ構造は、電磁石の磁極片17と!8と
の間に配置される。そして電磁石により生成された磁界
旦は、マイクロストリップ変換器14.15と平行であ
り、かつYIGil膜11の膜面1にある。
の間に配置される。そして電磁石により生成された磁界
旦は、マイクロストリップ変換器14.15と平行であ
り、かつYIGil膜11の膜面1にある。
−Y方向のバイアス磁界H(7)場合、波秋ベクトルに
は、YIG薄膜11の底面19に関しては十X方向にあ
り、モしてYIG薄膜の上面20に関しては−X方向に
ある。かくして変換器14のポートlに信号が印加され
ると、進行波はYIG薄膜11の基面19で変換器15
の方向に放射される。キ畔肯鴫噛−この表面波は、い電
波がと面で−X方向に放射されるが、二面で発射された
電波と比較して、係数e−ATだけ指数的に減衰される
。ここで、上記のAは減衰率であり、TはYIG′R膜
の厚さである。この上面波は、変換器15にほとんど作
用を及ぼさない。
は、YIG薄膜11の底面19に関しては十X方向にあ
り、モしてYIG薄膜の上面20に関しては−X方向に
ある。かくして変換器14のポートlに信号が印加され
ると、進行波はYIG薄膜11の基面19で変換器15
の方向に放射される。キ畔肯鴫噛−この表面波は、い電
波がと面で−X方向に放射されるが、二面で発射された
電波と比較して、係数e−ATだけ指数的に減衰される
。ここで、上記のAは減衰率であり、TはYIG′R膜
の厚さである。この上面波は、変換器15にほとんど作
用を及ぼさない。
出力変換器に、YIG薄膜導波管の特性インピーダンス
と整合する標準の50オームインピーダンスを装荷する
と、進行波のほぼ全てが変換器15によって吸収される
。しかし、広帯域の進行波周波数にわたって完全には整
合しないので、ある程度の電波は変換器15を逼り越し
てYIG薄膜の端部21へと進行し、そこで表面波は1
面20上を−X方向へと進行する。この電波が変換器1
5をQLJ越して進行すると、少量の電流が変換器15
内で生成されるが、変換器15を最初に通過する進行波
によって生成される電流の量に対して、係数e−fiT
だけ減衰される。
と整合する標準の50オームインピーダンスを装荷する
と、進行波のほぼ全てが変換器15によって吸収される
。しかし、広帯域の進行波周波数にわたって完全には整
合しないので、ある程度の電波は変換器15を逼り越し
てYIG薄膜の端部21へと進行し、そこで表面波は1
面20上を−X方向へと進行する。この電波が変換器1
5をQLJ越して進行すると、少量の電流が変換器15
内で生成されるが、変換器15を最初に通過する進行波
によって生成される電流の量に対して、係数e−fiT
だけ減衰される。
YIG薄膜の二面20上で生成される電波の69を更に
減少するために、YIG薄膜11の端部21、端部22
または両端部にそれぞれ減衰器を設けて、一つの表面か
ら他の表面へ前記端部のそれぞれでない平行四辺形に切
断されるので、両端部は進行波の伝搬方向とは直角でな
い。さらに、±X方向の表面波だけがYIG薄膜内を伝
搬できるので、端り電波が減衰される。他の形の減衰器
をYIG薄膜の両端部またはYIGH模の端部とその端
部に最も近い変換器との間に配置して、これら領域の進
行波を吸収することが可能である。ここで適当な減衰器
は、“減衰装置を含む静磁気波装置とその製造法”(M
agnetostaLic wave device
containingaLtanuation me
ans and the way or m
aking it)と題して1982年2月160.
ポルエト(Yol 1ueL)他に()えられた米1間
特許第4,316,162号に開示されている。
減少するために、YIG薄膜11の端部21、端部22
または両端部にそれぞれ減衰器を設けて、一つの表面か
ら他の表面へ前記端部のそれぞれでない平行四辺形に切
断されるので、両端部は進行波の伝搬方向とは直角でな
い。さらに、±X方向の表面波だけがYIG薄膜内を伝
搬できるので、端り電波が減衰される。他の形の減衰器
をYIG薄膜の両端部またはYIGH模の端部とその端
部に最も近い変換器との間に配置して、これら領域の進
行波を吸収することが可能である。ここで適当な減衰器
は、“減衰装置を含む静磁気波装置とその製造法”(M
agnetostaLic wave device
containingaLtanuation me
ans and the way or m
aking it)と題して1982年2月160.
ポルエト(Yol 1ueL)他に()えられた米1間
特許第4,316,162号に開示されている。
(発明の効果)
以」−詳述するように本発明によれば、簡単な構成で広
帯域のアイソレーターが得られるので、実用」−の効果
大である。
帯域のアイソレーターが得られるので、実用」−の効果
大である。
第1図は本発明の一実施例によるアイソレーターを示す
説明図、第2図はその2−2線による側面図である。 図において、11:YIG薄膜、12.13:誘電体基
板、14.15:変換器、16:接地面、17.18:
磁極片、19:底面、20:上面、21,22:端部で
ある。
説明図、第2図はその2−2線による側面図である。 図において、11:YIG薄膜、12.13:誘電体基
板、14.15:変換器、16:接地面、17.18:
磁極片、19:底面、20:上面、21,22:端部で
ある。
Claims (1)
- 強磁性体フィルムと、前記フィルムの異なる部分にそれ
ぞれ接触する信号入力端および出力端と、前記フィルム
に平行な磁界成分を供給する磁極片とを設けて成る静磁
気波アイソレーター。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US93084786A | 1986-11-14 | 1986-11-14 | |
US930847 | 1986-11-14 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63132503A true JPS63132503A (ja) | 1988-06-04 |
Family
ID=25459867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28721387A Pending JPS63132503A (ja) | 1986-11-14 | 1987-11-13 | 静磁気波アイソレーター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63132503A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5663698A (en) * | 1993-12-14 | 1997-09-02 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Magnetostatic wave device having slanted end portions |
US5808525A (en) * | 1995-08-02 | 1998-09-15 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Thin film chip of magnetic oxide garnet and magnetostatic surface wave device therewith |
-
1987
- 1987-11-13 JP JP28721387A patent/JPS63132503A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5663698A (en) * | 1993-12-14 | 1997-09-02 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Magnetostatic wave device having slanted end portions |
US5808525A (en) * | 1995-08-02 | 1998-09-15 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Thin film chip of magnetic oxide garnet and magnetostatic surface wave device therewith |
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