JPS63126861A - 新規なビスープロピオネート化合物及びその製造法 - Google Patents

新規なビスープロピオネート化合物及びその製造法

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JPS63126861A
JPS63126861A JP62259425A JP25942587A JPS63126861A JP S63126861 A JPS63126861 A JP S63126861A JP 62259425 A JP62259425 A JP 62259425A JP 25942587 A JP25942587 A JP 25942587A JP S63126861 A JPS63126861 A JP S63126861A
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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  • Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規などスープロビオネート及びその製造法に
関する。この化合物は有機材料に対する酸化防止剤系特
に酸化防止相乗剤として有用な化合物である。 プラスチック、ゴム、潤滑油などのような有機材料は酸
素の存在で酸化され、劣化する傾向があることはよく知
られている。有機材料の酸化は、有機材料に特徴的な固
有の性質を失なわせる。劣化を防止する観点から、種々
の酸化防止剤が開発されてケているが、これらの酸化防
止剤はそれらを加えた材料の所望の性質の劣化を完全に
防止することができるというわけではない。こうし
【、
重合体および他の有機材料の保護に有用である新規な一
層効果的な酸化防止剤系が絶えず探求されている。 酸化防止剤の相乗剤はこの分野で知られている。 たとえば、米国特許第3,492.336号は、ポリオ
レフィンの安定化においてフェノール系酸化防止剤と一
緒に使用する、新規なテトラ−アルキルチオエチルチオ
ジスクシネート化合物を開示している。 フェノール、アミンおよびスルホンの相別混合物からな
る酸化防止剤組成物は、米国特許第3.839,210
号に記載されている。詳しくは、米国特許第3.859
,210号は、酸化性有機材料、と(に石油中の油漬性
フェノール、油溶性アミンおよび長鎖アルキルチオエチ
ルスルホン化合物の混合物からなる酸化防止剤組成物を
開示している。 米国特許第3.398.1)6号において、チオカルボ
ン酸チオエーテルエステルは制限された群のフェノール
系酸化防止剤と組み合わせて、ポIJ −アルファーオ
レフィンを酸化的劣化に対して安定化するために使用さ
れている。この米国特許第3.398,1)6号におい
て、フェノール系酸化防止剤のポリ−アルファーオレフ
ィン系における酸化防止活性は、チオジカルボン酸エス
テルと一緒に使用するとき、予期せざるほどに高いレベ
ルに上昇することが教示されている。 テルペンに基づく相別酸化防止剤系が米国特許第3.4
91.044号に開示されており、この特許においてチ
オジプロピノン酸のロジンアルコールエステルカドリス
−イソボルニルフェノール酸化防止剤と組み合わされて
、天然および合成の重合体、ゴム、潤滑油および油など
を安定化するために使用されている。 さらに、米国特許第3.75&549号は相別剤として
アルキルチオ−アルカン酸のポリアルカノールエステル
とフェノール系酸化防止剤との組み合わせを開示し、そ
して米国特許第3.666,716号および同第3.5
05,225号は相別剤としてジフェニルアミンおよび
フェニルナフチルアミンの誘導体とジアルキル6.3′
−チオジプロピオネートとの組み合わせを開示している
。 酸化防止剤の組み合わせを用いる技術はすでに工業的に
実施されており、そしてこのような酸化防止剤の組み合
わせはしばしば高度に有効である。 一層安定な有機組成物を得るという観点で種々の酸化防
止剤が製造され、検査された。その結果、本発明の新規
な化合物石フェノール系酸化防止剤と組み合わせて使用
すると、予期せざるはどに強力な酸化防止効果が生ずる
ことがわかった。この分野において前述の特許および他
の文献のいずれにも、本発明の実施において使用する化
合物を開示していす、また示唆さえしていない。 本発明は、一般式 (式中Rは(])炭素原子を6個〜20個有するアルキ
ル基、(2)炭素原子を1個〜8個有するアルキル基1
個または2個で置換されていてもよいフェニル基、(3
)炭素原子を7個〜12個有するアラルキル基からなる
群より選ばれ;そしてR′ は(])炭素原子を2個〜
6個有するアルキレン基、(2)炭素原子を5個〜12
個有するシクロアルキレンfi、 (3)式−Rs−R
z−(R,)n(式中鳥は炭素原子を5個〜12個有す
るシクロアルキレン基であり;R1およびR1は炭素原
子を1個〜6個有するアルキレン基であり;そしてnは
1または0である)のアルキルシクロアルキレン基、 
(4)式RsYR。 (式中馬および鳥は炭素原子を2個〜6個有するアルキ
レン基であり;そしてYは酸素、イオウまたは1.4−
7エニレン基である)の基からなる群より選ばれる。) の化合物に関する。 本発明はまた前記一般式Iで表わされる化合物、の合成
法に関する、 本発明の化合物は、多くが商業的に入手でき、そしてそ
のあるものは特許の主題となっているフェノール類とし
て知られている種々の安定剤と組み合わせると、新規な
性質を示す、 本発明の化合物の添加により改良される安定化性質をも
つフェノール系酸化防止剤の典型的なものは、一般式 (式中Rは炭素原子を4個〜8個有するtert−アル
キル基、炭素原子を5個〜12個有するシクロアルキル
基、または炭素原子を7個〜12個有するアラルキル基
であり;そし【R+およびR1は炭素原子を1個〜12
個有するアルキル基、炭素原子を5個〜12個有するシ
クロアルキル基、または炭素原子を7個〜12個有する
アラルキル基である。)あるいは式 (式中Rは炭素原子を1個〜4個有するアルキリジン基
、基−0−1または基−8−であり:そしてR1および
R2は炭素原子を1個〜12個有するアルキル基、炭素
原子を5個〜12個有するシクロアルキル基、または炭
素原子を7個〜12個有するアラルキル基であり、好ま
しくはR1およびR2の少なくとも一方は炭素原子を4
個〜8個有するtert−アルキルであり、そしてヒド
ロキシル基に対してオルト位置にある。) あるいは式 (式中lはtert−ブチル基であり;nは1〜4の整
数であり;そしてRは炭素原子を8個〜20個有するア
ルキル基、炭素原子を2個〜6個有するアルキレン基、
各アルキレン基が炭素原子を2個〜6個有するチオジア
ルキレン基、炭素原子を3個〜8個有する直鎖または分
枝鎖の炭化水素から誘導された3価の基、または炭素原
子を4個〜8個有する直鎖または分枝鎖の炭化水素から
誘導された4価の基である、) を有するフェノール系化合物である。 本発明において使用できる典型的なフェノール系酸化防
止剤は、次の通りである: 2.6−シーtert−ブチル−4−メチルフェノール
、 2.4.6− )リーtert−ブチルフェノール、2
.2′−メチレン−ビス−(4−メチル−6−−ter
t−ブチルフェノール)、 2.2′−チオ−ビス−(4−メチル−6−tert−
ブチルフェノール)、 4.4′−チオ−ビス−(3−メチル−6−tert−
ブチルフェノール)、 4.4′−ブチリデン−ビス−(6−tert−ブチル
−6−メチルフェノール)、 スチレン化フェノール、 ブチル化オクチル化フェノール、 フチル化α−メチルスチレン化フェノール、スチレン化
フチル化m、p−/レゾール、4.4/−メチレンビス
(2,6−シーtert−ブチルフェノール)、 2.27−メチレンビス〔4−メチル−6−(1−メチ
ルシクロヘキシル)フェノール〕、p−クレゾールおよ
びジシクロペンタジェンのブチル化反応生成物、 テトラキス〔メチレン3−(3,5−ジーtert −
7’チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネートコ
メタン、 1.3.5− )リメチル−2,4,6−)リス(3,
5−ジーtert−ブチルー4−ヒドロキシベンジル)
ベンゼン、 チオジエチレンビス(3−(3,5−ジーtert −
7”チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕
、 オクタデシル3−(!1.5−ジーtert−ブチルー
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート。 本発明の化合物は、特徴ある性質の1つとして、現在有
機材料の酸化防止剤として使用されている多数の化合物
の効果を大きく改良する能力を有する。こうして、本発
明の化合物はそれら自体の資質によって安定剤とも考え
うるが、それらの性質は「相別剤」として一層好都合に
分類されうるようなものであり、それらは既知のフェノ
ール系安定剤と組み合わせると、個々の成分の加えた性
質から予測される安定性をはるかに超える程度に安定性
を増加する能力を示す。    ゛一般式■で表わさね
る化合物は、酸化防止剤系の10〜90%を構成できる
が、酸化防止剤系の最大の効果は、式Iで表わされる化
合物を7工ノール系化合物と1:4〜4:1の間で変化
する比において組み合わすとき、達成される。所定の組
み合わせの最適な比は、それを加える有機材料に依存し
て変化する。 本発明による酸化防止剤系は、該有機材料へ種々な方法
で加えることができる。たとえば、それは溶媒で希釈し
た後、あるいはそのまま直接加えることができる。本発
明の酸化防止剤系の有機材料への添加は、前もって調製
した混合物(該フェノール系酸化防止剤と本発明におい
て特定した化合物)を施こすことにより、あるいはこれ
らの成分を個々に施こすことにより実施できる。本発明
の酸化防止剤系と、室温において固体である、樹脂、プ
ラスチックおよびゴムのような物質との混合は、普通の
装置、たとえば、混合機、混練機および練りロール機に
より容易に実施できる。 本発明の酸化防止剤系の有機材料への添加を、有機材料
100重量部当り0.1〜5.0重量部の範囲において
行うと、有機材料を劣化から効果的に保護することが見
い出された。 前述のように、本発明による酸化防止剤系は、一般式I
で表わされる新規な化合物と、既知のフェノール系酸化
防止剤との組み合わせからなる。 本発明の酸化防止剤系は、2M以上の商業的酸化防止剤
を組み合わせることによって製造されるほとんどの普通
の酸化防止剤系の酸化防止活性よりもすぐれた酸化防止
活性を示す、 一般構造式Iを有する本発明の新規な化合物は、弐R−
8−H,ffD、(式中Rは式■において定義した通り
である)の化合物を2.3−エポキシプロビルアクリレ
ート(またはメタクリレート)&C加えることによって
製造される。次いで、生ずる2、3−エポキシプロピル
!+−(R−チオ)プロピオネートを、式H8R’SH
1(m)、(式中R凰 は式Iにおいて定義した通りで
ある)の化合物と反応させる、両方の反応は塩基で触媒
し、そして中間生成物を単離しないで連続的に実施でき
る。反応に適当な溶媒はアルコール、たとえば、エタノ
ールまたは2−プロパツールであり、そして両方の反応
は10℃以下の温度と溶媒の沸点との間の温度で実施で
きる。 次の実施例kRI−参考七により、本発明をさらに説明
する、 一ルを入れ、そして12.8g(0,1モル)の2゜3
−エポキシプロビルアクリレートおよび10滴のトリト
ン(Triton) B■(メタノール中のベンジルト
リメチルアンモニウムヒドロキシドの40俤溶液の商標
)と5Qdの2−プロパツールとの溶液を5分間かけて
加え、その間反応混合物の温度は43℃に上昇した。次
いで混合物を周囲温度で3時間かきまぜた。度広生成物
は2.3−エポキシプロピル3(ドデシルチオ)プロピ
オネートであった。 上の参考例1に記載するようにして製造した2、5−エ
ポキシプロピル3(ドデシルチオ)プロピオネートに、
Q、510.0075モル)の水酸化カリウムを加えた
、この水酸化カリウムを溶解させ、次いで4.7g(0
,05モル)の1.2−エタンジチオールをこの反応混
合物に加えた。このジチオールの添加後、混合物から白
色固体が沈殿した。次いでこの混合物を3時間かきまぜ
、沈殿した固体を一過した。26.9 、!i’の2.
9−ジヒドロキシ−4,7−ジチアデカメチレンビス〔
3−(ドデシルチオ)プロピオネート〕が得られた。 融点65−68℃。収車:理論値の71%。 実施例2゜ 1.2−エタンジチオールの代わりに6.9gの2−メ
ルカプトエチルエーテルを用いて実施例10手順を反復
し、26.3i0.033モル)の2.12−ジヒドロ
キシ−4,10−ジチア−7−オキサトリデカメチレン
ビス(3−(ドデシルチオ)プロピオネート〕が得られ
た。融点62−64℃。 実施例6゜ 1.2−エタンジチオールの代わりVC5,49(0,
05モル)の1.2−プロパンジチオールを用いて実施
例10手順を反復した。3時間かきまぜた後、反応混合
物を5−の濃HCI  を含有する200+1)1の水
に注入した。有機油をヘキサンで抽出し、そしてヘキサ
ンを抽出液から回転蒸発器により除去した。残留物の薄
色の粘稠な液体は37.5gであった。生成物のNMR
スペクトルは、それが2.9−ジヒドロキシ−4,7−
シチアー5−メチルデカメチレンビス(3−(ドデシル
チオ)プロピオネート〕であることを示した。 実施例4゜ 実施例6の1.2−プロパンジチオールの代わりに8.
89(0,05モル)の1.5−シクロオクタンジチオ
ールを使用すると、36.59 (0,0435モル〕
の薄色の粘稠な液体が生じ、NMRスペクトルにより、
それは3.3’−(1,5−シクロオクタンジチオ)ビ
ス(2−ヒドロキシプロピル)ビス〔3−(ドデシルチ
オ)プロピオネート〕であることが示された。 実施例5゜ 50mの2− プロパ/−/I/中の12.8#の2゜
3−エボキシグロビルアクリレートおよび10滴のトリ
トン(Tri ton) B■の溶液に、1t1(0,
1モル)のベンゼンチオールを加えることによって、2
.3−エポキシプロピル3−(フェニルチオ)プロピオ
ネートを製造した。添加は5分間かけて行い、その間反
応混合物の温度は54℃に上昇した。次いで、この混合
物を周囲温度で3.5時間かきまぜた。この反応混合物
に、a5.9の水酸化カリウムを加えた。水酸化カリウ
ムが溶解した後、5.49のプロパンジチオールを加え
、この反応混合物を6.5時間かきまぜた。次いで、こ
の混合物を1001)Llの水中の5dの濃塩酸の溶液
に注入した。有機油をトルエンで抽出し、次いでトルエ
ンを抽出液から回転蒸発器により除去した。26.69
(0,091モル)の粘稠液体が得られ、これはNMR
スペクトルにより2.9−ジヒドロキシ−4,7−シチ
アー5−メチルデカメチレンビス〔3−(フェニルチオ
)プロピオネート〕であることが示された。 実施例& 実施例5に記載する手順において、ベンゼンチオールお
よび1.2−プロパンジチオールの代わりK、12.4
.9 (0,1モル)のベンジルメルカプタンおよび4
.7.lO,05モN)の1.2−エタンジチオールを
使用すると、319の粘稠油が生じ、NMRスペクトル
により、それは2.9−ジヒドロキシ−4,7−ジチア
デカメチレンビス〔5−(ベンジルチオ)プロピオネー
ト〕であることが示された。 構造式α)の化合物の試験 本発明の化合物および混合物の酸化防止活性を、酸素吸
収試験により測定した。試験手順は、Induatri
al and Engineering Chemis
try。 Vol、43.456ページ(1951)、およびIn
dustrial and Engineering 
Chemistry。 Vol、45.392ベージ(1953)に詳述されて
いる種類のものである。実施例1〜6からの各化合物の
0.5部およびブチル化オクチル化フェノールの0.5
部の混合物を5BR1006の100部に加え、そして
酸素吸収の測定を試料について100℃で行った。さら
に、本発明の実施例1〜乙の各化合物およびブチル化オ
クチル化フェノールを、100部当り0.5部の濃度で
5BR1006に個々に加え、そしてこれらの試料を同
じ方法で試験した。これらの試験から得られたデータを
用いて相別効果(SE)を計算した。この量はG、5c
ottによりAtmospheric 0xidati
on and Antioxi−dants、Else
vier Publishing Company。 (1965)の205ページにおいて、次のように定義
されている: ここでMは混合物の活性に等しく、′a′は成分−一の
活性に等しく、セして%bIは成分′b′の活性に等し
い。 1重Jiii−1の酸素を各試料が吸収するのに要する
時間(時)および計算したSE値を、下表HC記載する
、 表1 5  A5 616  144 B、O,P、” 207  −   −1)LTDP 
 48 498  90−B、 O,P、 =ブチル化
オクチル化フェノール”DLTDP=ジラウリル6.3
′−チオジプロピオネート−最も広く使用されている 市販の相別剤 酸化防止剤が存在しないと、5BR1006は1tsの
酸素を5〜10時間で吸収してしまう。 明らかなよう忙、本発明の化合物は、現在工業的に選ば
れている相別化合物であるよく知られた相別剤DLTD
Pよりも、きわめて効果がある。 さらに、実施例3の化合物を6種類の商業的に入手でき
る酸化防止剤(各0.5重量部)と組み合わせ、この混
合物を5BR−1006に100部当り1部の濃度で加
えた。試料を前述の酸素吸収試験に付し、次の結果が得
られた。 表■ 酸化防止剤 酸化防止剤 表■において使用した酸化防止剤は、次の通りである。 1   スチレシ化フェノール 一ル ー tert−ブチルフェノール】 表■から明らかなよ5Vc、実施例6からの化合物は多
数の商業的に入手できる酸化防止剤と共に用いて相開活
性を示す。 本発明の化合物の追加の相開活性を、循環熱空気炉試験
により測定した。この試験手順は工業的に普通に用いら
れているものであり、そして実施例1.3および4から
の生成物を用いて行りた。 実施例1.3および4からの生成物は単独で、および商
業的に入手できるフェノール系酸化防止剤のテトラキス
〔メチレン3−(3,5−ジーtert−ブチルー4−
ヒドロキシフェニル)プロピオネートコメタン(以後T
MPMと呼ぶ)と組み合わせて、ポリプロピレン中で評
価した。 試験の手順は、化合物を適当な溶媒、たとえば、トルエ
ン中に溶解することからなる、この溶液をProfox
” 6501として知られている商業的に入手できる未
安定化ポリプロピレン上に、単独で評価するときQ、1
0重量pphの濃度で、そしてTMPMと組み合わせて
評価するとき0.0510.05重量pphの濃度で付
着させた。この材料なヘンシェル配合機(Hensch
el blender)  ですべての溶媒が蒸発して
しまうまで配合した。次いで、この安定化した樹脂を適
当な射出成形条件下で射出成形してダンベル形試験片を
形成した。 次いで、得られた試験片を循環熱空気炉内で140℃に
おいて三重反復試験において炉老化し、毎日観察した。 認められた劣化の最初の徴候は、クレージングである。 破損点は1曲げ、すなわち、手による900より小さい
角度の曲げに対する脆化である。破損時間は、3つの試
料の平均である。 表■は実施例1.3および4の生成物についての、ポリ
プロピレンの0.1重量pphの濃度における単独、お
よびボ1)プロピレン中の0.05 pPhの実施例の
生成物およびo、 o s pphのTMPMの濃度に
おけるTMPMとの組み合わせにおける試験データであ
る。さらに、ジステアリルチオジプロピオネートを試験
し、前述の濃度において、単独で、モしてTMPMと組
み合せて、評価した。ジステアリルチオジプロピオネー
トは、 PlastanoxSTDP■の名前で市販さ
れている商業的に入手できる相別剤である。 表■ STDP”  2 60  2 60 傘 テトラキス〔メチレン3−(3,5−ジーtert
−/チルー4−ヒドロキシフェニル)プロピオネートコ
メタン 斡 ジステアリルチオジプロピオネート表■から明らか
なように、本発明の実施例1.3および4の生成物は、
既知の商業的に受は入れられている相別剤よりも大きい
相別活性を示す。 得られた試験データから明らかなように、ここに開示し
た化合物は、既知のフェノール系酸化防止剤(すなわち
、ブチル化オクチル化フェノール)と組み合わせたとき
、5BR1006およびポリプロピレンの安定性を有意
に高める。工業的用途は、既知のフェノール系酸化防止
剤と一緒に使用するときの、これらの新規な化合物の高
い相別活性に照して、容易に明らかとなる。本発明の化
合物を使用すると、有機材料の所望の安定性を得るのに
要する高価なフェノール系酸化防止剤の量が、かなり減
少する。その上、これらの新規な酸化防止剤系を使用す
ると、望ましくない発色および変色の影響が軽減される
であろう。 本発明を明らかにする目的である代表的な態様および細
部を示してきたが、本発明の精神および範囲を逸脱しな
い範囲で種々の変更および修正を本発明に加えることが
できることは、当業者には明らかであろう。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) {式中Rは(1)炭素原子を6個〜20個有するアルキ
    ル基、(2)炭素原子を1個〜8個有するアルキル基1
    個または2個で置換されていてもよいフェニル基、(3
    )炭素原子を7個〜12個有するアラルキル基からなる
    群より選ばれそしてR^1は(1)炭素原子を2個〜6
    個有するアルキレン基、(2)炭素原子を5個〜12個
    有するシクロアルキレン基、(3)式−R_3−R_2
    −(R_4)n(式中R_2は炭素原子を5個〜12個
    有するシクロアルキレン基であり;R_3およびR_4
    は炭素原子を1個〜6個有するアルキレン基であり;そ
    してnは1または0である)のアルキルシクロアルキレ
    ン基、(4)式R_5YR_6(式中R_5およびR_
    6は炭素原子を2個〜6個有するアルキレン基であり;
    そしてYは酸素、イオウまたは1,4−フェニレン基で
    ある)の基からなる群より選ばれる。} の化合物。
  2. (2)R^1は式−CH_2−CH_2−のエチレン基
    であり、そしてRはドデシル基である特許請求の範囲第
    1項記載の化合物。
  3. (3)R^1は式▲数式、化学式、表等があります▼の
    プロピレン基であり、そしてRはドデシル基である特許
    請求の範囲第1項記載の化合物。
  4. (4)2,9−ジヒドロキシ−4,7−ジチアデカメチ
    レンビス〔3−(ドデシルチオ)プロピオネート〕であ
    る特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  5. (5)2,9−ジヒドロキシ−4,7−ジチア−5−メ
    チルデカメチレンビス〔3−(ドデシルチオ)プロピオ
    ネート〕である特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  6. (6)構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中Rは(1)炭素原子を6個〜20個有するアルキ
    ル基、(2)炭素原子を1個〜8個有するアルキル基1
    個または2個で置換されていてもよいフェニル基、(3
    )炭素原子を7個〜12個有するアラルキル基からなる
    群より選ばれ;そしてR^1は(1)炭素原子を2個〜
    6個有するアルキレン基、(2)炭素原子を5個〜12
    個有するシクロアルキレン基、(2)式−R_3−R_
    2−(R_4)_n(式中R_2は炭素原子を5個〜1
    2個有するシクロアルキレン基であり;R_3およびR
    _4は炭素原子を1個〜6個有するアルキレン基であり
    ;そしてnは1または0である)のアルキルシクロアル
    キレン基、(4)式R_5YR_6(式中R_5および
    R_6は炭素原子を2個〜6個有するアルキレン基であ
    り;Yは酸素、イオウまたは1,4−フェニレン基であ
    る)の基からなる群より選ばれる。) の化合物を製造するにあたり、一般式 R−S−H (式中Rは(1)炭素原子を6個〜20個有するアルキ
    ル基、(2)炭素原子を1個〜8個有するアルキル基1
    個または2個で置換されていてもよいフェニル基、(3
    )炭素原子を7個〜12個有するアラルキル基からなる
    群より選ばれる。) の化合物を、2,3−エポキシプロピルアクリレートと
    反応させて中間体の2,3−エポキシプロピル3−(R
    −チオ)プロピオネートを生成し、この中間体を式 HSR^1SH {式中R^1は(1)炭素原子を2個〜6個有するアル
    キレン基、(2)炭素原子を5個〜12個有するシクロ
    アルキレン基、(3)式−R_3−R_2−(R_4)
    _n(式中R_2は炭素原子を5個〜12個有するシク
    ロアルキレン基であり;R_3およびR_4は炭素原子
    を1個〜6個有するアルキレン基であり;そしてnは1
    または0である)のアルキルシクロアルキレン基、(4
    )式R_5YR_6(式中R_5およびR_6は炭素原
    子を2個〜6個有するアルキレン基であり、そしてYは
    酸素、イオウまたは1,4−フェニレン基である)の基
    からなる群より選ばれる。} の化合物と反応させて、本発明の化合物を生成し、そし
    て両方の反応を塩基で触媒することを特徴とする方法。
  7. (7)ドデカンチオールを2,3−エポキシプロピルア
    クリレートと周囲温度においてエタノールまたは2−プ
    ロパノール中において反応させ、1,2−エタンジチオ
    ールをこの反応混合物に室温において加え、そして生成
    物の2,9−ジヒドロキシ−4,7−ジチアデカメチレ
    ンビス〔3−(ドデシルチオ)プロピオネート〕を単離
    する特許請求の範囲第6項記載の方法。
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